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2006年3月29日 (水)

週刊少年サンデー17号感想

■結界師
遂に火黒VS良守戦が開始。
良守はまずは基本的な結界技で攻撃を初めて、相手を眼前に誘い出した上で大技を出し、と、
頭に血が上っているかとも思いましたが、意外と冷静さは失っていないようです。
最後は、あらかじめ位置を想定し易い眼前に火黒を誘い込んで結界に閉じこめる策なのかと思いましたが、いきなり黒い結界ですか。
ここで新必殺技とは、なかなか少年漫画らしい展開です。
良守は狙って黒い結界を出したようですが、あれって自分の意志で出せるようになってたんですかね?
黒い結界が使えれば、確かに接近戦での正面対決にも対応出来そうですが、
この技にはなにか邪悪というか、危ういものでは、と思わせる伏線もあったはずですので、
そのあたりがそろそろ明かされるのか、注目です。

■金色のガッシュ!!
ファウードの力を得たキースがなんか妙な星っぽい形に!
やっぱビクトリーム様の血族だよ、こいつ。
一回り成長したバリーが実に格好いいですが、最後のキースがなにやら不穏な様子。
これでバリーも巻き込まれて魔界に送還ってことにならなきゃいいですが。

■MAJOR
眉村の新人らしからぬ落ち着きっぷりが凄い。本当に吾朗達と同年齢か?(^^;

■史上最強の弟子ケンイチ
ビバーク、「のび太の恐竜2006」の埋もれた砂から出てくるシーンを思い出したりしました。
ナイスデザイン。
王様は死んでしまったんでしょうか。そのうち再登場しそうな気もするのだけど。

■ハルノクニ
友達2人が動き出して、そろそろ話も転がりだしたのでしょうか。
進展が遅くてこれまでなかなかノレなかったので期待。

■ハヤテのごとく!
えーと、3ページ目を除く全ページ毎に1コマはいるという事でしょうか。
えーと、えーと、7ページ目が分からないよウォーリー;、あと表紙も?(他のも確かに「いる」のか印刷の汚れなのか微妙だったり)(7ページ目3コマ目の「手」は西沢くんの手だろうしなあ)

西沢弟くんは微笑ましいんじゃないでしょうか。
照れるお嬢は可愛かったです。

■クロスゲーム
やっぱり無謀でもあえて勝負に出るピッチャーの方が好きなんですかねえ。

■武心BUSHIN
一度勝負が付いたらやっぱりいい奴になりましたな。
基本は大事ですね。

■焼きたて!!ジャぱん
河内が無能なおかげで東が「人格を変えるパンのヒントになりそうな」能生みそパンをゲットするという筋書きでしょうか。

■最強!都立あおい坂高校野球部
右京の事情を知ったキタロー。
右京の件は奮起の材料になるかと思ったけど、先にショックの方が大きいか。そりゃそうだ

■聖結晶アルバトロス
死ぬれのリカが復活。いやめでたい(笑)
「炉」が割れたらモノバイルは死んじゃうんでしょうか?
そもそも何故シュライクらが人間界に来ているのか(全てのモノバイルが人間界に来ているわけでは無さそうなのに)も分からないままですが、
その辺りが語られるのはまだ先でしょうか。
聖結晶の力を引き出すには心を燃やせばいいってのは、熱血型主人公には向いている設定ですが、戦いが単調にならないかとちょっと懸念。
ピジョンちゃんには悪女として末永く頑張っていただきたい。

■ブリザードアクセル
集中して試合を見れない七瀬は、眉毛より先に自分の心に負けていると思うよ。
(まあ、前の時は心がけでどーにかなるレベルじゃなかったけど(笑))
「あえて英雄の背中を見せているのだ!」との説明は、なんというか“島本和彦的な説得力”だと思いました(笑)

■絶対可憐チルドレン
お国のためなら命令次第でなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、
俺たち局長直属Aチーム!
ブラヴォーチーム、通称ブラチー。ナンパの天才だ。小学生でも誘ってみせらあ。
でも、テレポートだけは勘弁な!

屈強な男達の死闘に熱い涙が流れて仕方ありませんでした。

今回の件で“彼氏”達にも本当の“レベル”や“仕事”の事とかがバレるかも知れませんが、
そうなった場合の彼氏達の反応が興味深いです。
葵はともかく、紫穂の相手にはかなりの度量が試されるだろうけど、さて?
「サイコメトラーのことは全然気にしない」と言えるとすれば、かなり器の大きい奴か、「横島」並のバカ(誉め言葉)かと思いますが、
火下くんが横島並の奴なら素直に応援したくもなる所ですが。
関係ないけど「べたっ」とつまづく紫穂は可愛かったです。

薫達の友情は、壊れはしないだろうけど揉めるでしょうねえ。

■からくりサーカス
ディアマンティーナはシャトルに忍び込んでフェイスレスの所に行くつもりでしょうねえ。
鳴海と勝の共闘はなかなか燃えるシチュエーションではあります。
この期に及んで2人をきっちり合わせないのはもういい加減(“お話の御都合”を強く感じることもあり)焦れったすぎますけど;

ところで、阿紫花とへーまが一緒に戦う場面は、この流れではもう無いでしょうか?、ちょっと残念。
ところで2、ヴィルマが死んだことも伝わってるのだろうから、何か反応してくれよ阿紫花。

■D-LIVE!!
かなり駆け足な印象でしたが、描くべきところをきっちり押さえて終わってくれました。
御苦労様でした。って、あと1回あるのか(^^;

しかし、百舌鳥さんの本心も、キマイラの(突然の)改心も押さえて、最期に全部ロコがもっていったー!!
さすがこの漫画の正ヒロインだ(笑)

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2006年3月28日 (火)

サウンド・オブ・サンダー(映画)

(ピーター・ハイアムズ監督)

レイ・ブラッドベリの短編「雷のような音」(ハヤカワ文庫「太陽の黄金の林檎」に収録)の映画化ですが、映画を見た時点では原作は未読でした。
後から原作を読みましたが、映画は原作の基本設定を使っただけで序盤以降は全然別物なのですね。
(原作は文庫で26ページの短編ですし)

のび太の恐竜」でも暴れた“恐竜ハンター”が好き勝手をするとどーなるかと言う話です(嘘)


2055年、タイムトラベルを実現した大手旅行代理店“タイム・サファリ社”は白亜紀への恐竜ハンティングツアーを企画して盛況を得ていた。
ツアーの内容は毎回過去の決まった場所の決まった時間に行き、決まった恐竜をお客にハンティングさせるというもの。
あと数分で死ぬ運命にある恐竜を殺すということで、歴史への影響は出ないと言う訳だった。
お客には「過去に未来の物を置いていかない・過去の物を未来に持ち帰らない」ように注意していたが、ある客が「わずか1.3グラムの何か」を過去から持ち帰ってしまったことから、現代に異変が起き始める。


予告を見たときから“匂い立つようなB級臭”を感じてワクワクしていましたが、
やー、期待通りで楽しかったですよ。
勢いに任せたベタベタな御都合主義!
時間SFかと思えば突然アクション映画にシフトする意外性!
随所に漂う映像やセットのチープさと、多彩なツッコミ所を持ちながら、
それでいて伏線は(比較的)きっちり回収して話の風呂敷は綺麗に畳み、
観客を楽しませる工夫とサービス精神を忘れないバランス感覚!
いやあ楽しいなあ。
正しいB級映画は心のオアシスです。

なんだか誉めてるのか貶してるのか分からないような書き方をしてますが、ホント楽しかったですよ。
『本格的SF大作』を期待して見ると失望しそうな気もしますけど、お気楽に楽しむには十分な娯楽映画でした。

突っ込みたい所は山盛りありましたけどそれも愛嬌です(笑)
例えば、(以下ネタバレ反転)
毎回同じ時点の過去に行くのに、毎回恐竜を殺した事実がリセットされて過去のツアーと鉢合わせをしないという設定なのに、最後は過去のツアーに干渉して解決となって、作品内でのタイムパラドックス設定が統一が微妙なあたり」とか、
序盤の主人公が女性客をくっちゃうエピソードには何の意味が?」とか、
目覚めさせちゃいけない怪物を延々ライトで照らすなや(笑)」とか
地下鉄で主人公と因縁がありそうなおかっぱ髪の女性が喰われたのに完全スルーかよ(^^;)」とか、
基本設定だから仕方ないけど、「過去が変わった」のになんで「最後の時間の波」が過ぎた後でも「現代の建物・施設」が残ってるんですか?」とか、
最後までタイムトラベルに必要な施設は無事に残ってる御都合っぷりが素晴らしい(笑)」とかですな。
あー、書いたらスッキリした(笑)
(ちなみに、上記のツッコミどころは全て原作には存在しませんので念のため)

根本的な事を言うと「過去を変えたら、未来にツアー一行が戻った時点で未来が変わってるべきでは?」とも思いましたが、しかし「“時間の波”による変化」はこの映画のキモですし、映像的にもとても面白いアイデアだったのでオッケーです(笑)

最後まで見ると「なるほど、確かに“バタフライ効果”だ!」と納得させてくれるサービス精神も素敵でした。
座布団一枚です。
(つーか、この辺は実は原作通りなのですね)

超映画批評さんによるとこの作品、制作費「100億円の大作」ではあるのだけど、
実際は製作途中でプロダクションが倒産、チェコでの撮影隊は水害で大被害と、何度も完成が延期された曰くつきの作品で、額面通りの制作費とは見れないとのこと。
そのあたりを考えると、随所にチープな映像を織り交ぜながらでも、ちゃんと楽しめる映画を完成させてくれたことに涙ぐましさと感動を感じたりもするのでした。

ところで、原作のタイトルの元になった「雷のような音」は映画では登場してないですよね(見落としてなければ)
映画はタイトル変えるべきなんじゃないかなあ(^^;(映画の原題も「A Sound of Thunder」のようだけど)

公式サイト

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2006年3月27日 (月)

週刊少年ジャンプ17号感想

■ONE PIECE
先週で決まったか?、とも思ったけどまだ続くフランキーVSフクロウ戦。
また戦いが長くなるとも思いましたが、まあ、先週のパンチ一発で終わりだとフクロウが四式使いのネロより弱い印象になりそうだから仕方ないか?
とは言え、何のかんの言ってもフランキーの戦いっぷりは楽しいです。

フクロウは「おれは『六式』『剃』の達人」と言ってますが、CP9のメンバーもそれぞれ六式の内での得手不得手があるんでしょうか。あった方が個性化出来て楽しそうです。
ところでフクロウの「紙絵」はもう、体術とかいうレベルじゃないですな。“軟泥”のグニャグニャっぷり、あんたゴムゴムの能力者ですか?(笑)

■NARUTO-ナルト-
前回の「サイの死体(偽)」はヤマトさんの分身でも使ったのかと思いましたが、カブトがストックを持ってたのですね。
四次元巻物というか、なんて便利な。

久々登場のサスケのバックの「蛇」が迫力。筆者の背景設定のセンスは好きです。

■BLEACH
“王と騎馬”だったら普通は王が理性で騎馬が本能だと思うけど、そう言う話ではないですか(^^;
要は自分の方が強いから主導権を渡せって話ですね。

リサがちゃんと“ハッチ”を抜いて計算してくれて良かったねハッチ

■アイシールド21
ううーむ、キックも「鳥の又骨」も通じず万策尽きたって感じですよ。
ヒル魔まで本当に勝ちを諦めてしまったのか???
まだ秘密兵器の雪光先輩の存在が残っているはずなのですが、どうなるのやら。

■銀魂
子供の時から姉上らしかった姉上が素敵。
このまま本当に恋愛話になってしまうのか?

■家庭教師ヒットマンREBORN!
剣を振るう山本がなんだか別の漫画のように格好いいですな。
ヴァリアーの最初の刺客は「雷」のリングの保持者ですか。
いきなりツナ側の保持者がまだ不明の「雷」で来るあたり、次回を期待させてくれます。(と言いつつまだ焦らされるかも知れませんが)

■DEATH NOTE
全編通して月と魅上の顔がスゴイことになってますな(^^;

遂にニアと月のそれぞれの策が明かされました。
ニアの策は「ノートの差し替え」
上手く「糊付け」が出来るのだろうかとか考えちゃいますけど、言われてみれば実に明解な策でありました。
しかし月はそれも読んでいた…ということで、
このままならニア達も捜査本部も全滅で終了なのですが、さて?

月の内心が読者に種明かしされたのに対して、ニアの内心の声が描かれていないこともあり、このままニアが負けるとは思えないのですが、
具体的にどうすればニアが助かるかはさっぱりです。
「実は魅上の家にでも忍び込んで、魅上が隠しておいた本物のノートにも細工をしていた」でもなければとても助かりそうには無いのですけど、うーむむむ。

ところで、今回の102話って全部で「約37秒」しか経ってないのですね。
試しに、「Nate River」の文字を書いた後から、他の名前を全部書いて、「皆が口に出している台詞」だけを話すのにどれだけかかるか試してみました。
…結果、全員の名前を書き終わるだけで約40秒。
それから台詞を早口で全部読んでみて約1分40秒。
合計2分20秒程度でした(^^;

月の内心の声などは、一瞬の間に考えているものとして省くとしても、
魅上、書くの早えーーーーー!!
みんな、喋るの早口ムムムム!!
これは、谷底に落ちる約5秒の間にカーズと攻防を経た後に“赤石”を晒して盾にするジョセフ並の素早さなのですね(笑)

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
トーマスの変態猿芝居っぷりがナイスです。

■魔人探偵脳噛ネウロ
殺人事件についてはどうやら解決しましたが、本番はまだまだこれからです。
Xの件や絵石家氏のメッセージの件がどう描かれるのか。

Xが化けているカボチャが誰なのか、やたらと笹塚さんっぽく描写がされてますが、ミスリードだとは思うんですが、かといって由香以外の家族2人というのもどうも「らしくない」気もします。
筆者がどんな手腕を見せてくれるのか楽しみです。

■太臓もて王サーガ
おばあちゃんの行動はあいすも「奇行」と思ってたのですな。
そりゃそうだ(笑)
あいすの内心というのはなかなか興味深かったです。
ちょっといい話っぽく終わりそうで終わらないのもナイス。

■みえるひと
謎の女案内屋はひめのんの母、というわけでは無さそうですね。
先代の明神の知り合いっぽいですね。

■べしゃり暮らし
圭右が芸人になりたいのでは、という話に「ありえない」と言う奈々。
彼女は圭右親父の芸人嫌いの理由を知ってるんでしょうか。

■ピューと吹く!ジャガー
ガイドスピリットは取材の成果をちゃんと生かすスピリチュアルだなあ(笑)

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2006年3月24日 (金)

ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女(映画:アンドリュー・アダムソン監督)

「空き部屋の長いタンスを抜けると雪国であった。」

「指輪物語」や「ゲド戦記」と並ぶ世界三大ファンタジーのひとつと言われる作品の映画化です。
が、私は原作は未読ですので映画に関してだけの感想で。

第二次世界大戦下のイギリスで、空襲を避けて田舎に疎開した4人の兄妹達が、疎開先の“教授”の家の空き部屋のタンスを通して異世界に行ってしまうという話。

タンスを超えたら異世界という感覚が、ドラえもんを見て育って、小学生の頃「学習机」に足をつっこんで引き出しを歪めた覚えのある身としては(笑)、なかなかに惹き付けられる掴みでした。
素直に楽しめましたが、一方でアクが無くてあっさりしすぎにも思えて少し残念でした。
ごくごく普通のファミリー映画だなあと。(ディズニーだから当然なんでしょうけど)
独特のオーラを感じない事や、制作者の匂い立つような「原作への思い入れ」を感じられないのを不満に思ってしまったのですが、
しかし、このように感じてしまうのはやっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」などとどうしても自分の中で比べちゃってるからなんでしょうねえ。
あちらよりも対象年齢も低い作品なのだし、比べるものではないとは思うのですが、いかんいかん(^^;;

話がかなり急展開に感じましたが、このあたりはかなり描写を端折ってるんでしょうか。
ストーリーや兄弟の描写の踏み込みなど少々物足りなく感じましたが、その辺りは今後回を重ねるうちに深まってくるのだろうかと期待。今回はプロローグ的な物なのかと思いました。

最期の戦いの描写は、正直今一に感じました。
もうちょっとミクロな描写でじっくり見せて欲しかった気もしますが、原作でもあのように大規模なぶつかり合いなんでしょうか。

ライオン・アスランのふさふさ感やニュージーランドの自然が素敵でした。

ところでライオンもビーバーも馬も言葉を話すあの世界、「肉料理」と言うものは存在するのでしょうか(^^;

公式サイト

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2006年3月22日 (水)

週刊少年サンデー16号感想

今回は多忙なので短めです。

■金色のガッシュ!!
元々は似たような所にいたはずなのに大きく差が付いてしまったバリーとキース。
同じように「心に力がある者」のガッシュと戦いながら、そこから何かを得たか得なかったかで大きく差が開いてしまったのですね。
キースには真剣味が足りなかったと言うことなのか。

■結界師
藍緋は人間が作る“つながり”に憧れたが故に人間を研究して、妖通しのつながりである黒芒楼に参加したのでしょうか(白に強要されたばかりでもなく?)
火黒が藍緋の言う“不安”を自らの中に認めるかどうか分かりませんが、もし認めるにしたら、それは火黒の最期の時のような気もします。

いよいよ正守達が黒芒楼に乗り込み、良守は火黒と対峙しと、佳境に入ってきました。
そんななかで、箱田くんには癒し系キャラとしてがんばっていただきたい(笑)

■ワイルドライフ
恋愛話、ずっと進展させるつもりが無いのかと思ってましたが、進展させる気なんですかね?

■武心BUSHIN
新入りで親の七光りでレギュラー。そりゃ恨まれもしますわな。
奥山くんともそのうち親友になっちゃったりするんでしょうか。

■史上最強の弟子ケンイチ
ひたすら“新島らしい”新島が素敵。
王様は、これだけなりふり構わずやってケンイチを倒せないのでは先生に見限られるもするか。

■ハヤテのごとく!
イスを使えよ。という問題では無いのね。
ここにきてナギの等身大の相手役を出してきたのは面白そうかと。
幸は薄そうですが。西沢一族らしく(^^;

■ハルノクニ
あああお父さんお母さんかわいそう。
「秘密」の内容は、「国民を殺そうとする」ようなことなんでしょうか。

■焼きたて!!ジャぱん
マイスターもパンで人格変貌済みとかでしょーか。
最期のパン、メロンパンっぽいと言うか、要は「脳味噌」パンなんでしょーね。
これで河内の人格を変えられても実害があるかどうかは微妙な気もしますが。

■ブリザードアクセル
七瀬、集中して試合を見たいならリアクション軍団から離れて見れば良かろうに(^^;
選手がフィギュアを好きかどうか、楽しんでいるかどうかは確かに観客には分かりますね。
観客の反応の差も納得。

■最強!都立あおい坂高校野球部
先輩は、なりふり構わない、と言うよりは打てる手を全て容赦なく打ってくる恐ろしい相手なのですな。女の子にも容赦ないのが恐るべし。
「人を使う能力」にも長けている様子。強敵そうです。

■あいこら
八ツ橋が最期ですか。ちょっと意外。

■聖結晶アルバトロス
リボン拘束は尋問に便利だなあ。
聖結晶の力を引き出したのは、やはりユウキの感情なのでしょうか。

■絶対可憐チルドレン
さわやかに輝く(笑)紫穂に、共感できる相手のワナに落ちる(笑)葵に、置いてかれる感でひたすら焦る薫、と三者それぞれを魅力的に見せる手腕がさすがです。
友達との関係の変化を恐れてグルグルする薫は子供らしくて実に可愛いですが、
そっくり薫とシンクロしてる局長は…、まったく困った大人だなあ(大笑)
局長直属特攻野郎Aチームの皆さんは、頑張って小学生のデートを妨害して見事返り討ちにあっていただきたい(笑)

■からくりサーカス
ええいお前なんかがロッケンフィールドさんとの戦いを騙るなカピなんとか!、な今回。
虚構の伝統ばかりを誇るカピタン、愛や恋を求めるディアマンティーナとハーレクイン、格闘技にこだわったブリゲッラ、と言うように、最期の四人はこれまで出た全ての自動人形のなかで特に「“形だけ”の人間の模倣者」としての姿を強調して描いていたのですな。
その存在の薄っぺらさ自体がこの作品の中ボスキャラとしては大事だったのかも知れません。

「ぼくはナルミ兄ちゃんになるんだ」と言う勝、今の鳴海の姿を思うと複雑です;
エレのいない状況で勝は鳴海に再会することになるんでしょうか?
もう鳴海はシャトルに乗り込んでしまっていて勝とは会えないとかいうオチじゃないだろうなあ;

ところで、シャトルが無事に発射台に付いてしまった訳ですが、
ハーレクインとエレの決着ってもしかしてエレが汽車を飛び出した時点で付いちゃってたりしますか?
パンタローネ様のハーレクインの角への攻撃が伏線かと思ってたんですけど。

■D-LIVE!!
百舌鳥さんの行動の理由判明。
我が子を千尋の谷に突き落とすにもほどがあると言うか、
もし「斑鳩のため」だけにASEを裏切って見せたのなら、なんて多数の人にとって迷惑な話だろうなあ(^^;
オウルと波戸の前に現れたのは、最期まで読んで考えるとキマイラの手先でしょうか?
ここで、最終章で今一パッとした活躍のないままのオウルに出番が、…というには重傷を負いすぎてて無理でしょうか?(^^;

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2006年3月21日 (火)

エミリー・ローズ(映画・スコット・デリクソン監督)

悪魔憑き少女のホラー物 …ではなくて、
少女・エミリーが悪魔祓い中に死んでしまった為に過失致死で訴えられた神父の「裁判」を描いた映画です。
一応実話ベースということですが、どこまでが実話かはよく分かりません。
(ネットで見ているとどうも判決結果などは現実と違ってそうですが)
実際の所はよく分からないので、映画としてだけの感想で書きます。

“超現実的な事象”を裁判という“現実的な舞台”で扱うところが見所で、なかなか目を離せない面白い映画でした。
エミリーは果たして本当に悪魔に憑かれていたのか、それとも病気であったのか、映画ではどちらとも取れる描き方をされていて巧妙だったかと思います。
と言いつつ、悪魔憑きの演出事態はかなり既存の「ホラー映画テイスト」満載で、「音」をやたらと多用したりと、ちょっとこけおどし感が強い気はしますけどね。(あれが本当に「悪魔」の仕業とすると、演出に凝り性な悪魔だなあと思いました(^^;)
しかし、それほど「怖い」ものではないので、ホラー映画的な怖さを期待して行くと肩すかしを食うと思われます。(あくまで悪魔祓いを扱う「法廷物」であるのがミソですね)
とは言え、エミリー役のジェニファー・カーペンターの演技は相当の迫力がありました。見事。

宗教的な問題の扱い方が、宗教に密着した国としてのアメリカらしさを感じて興味深かったです。
これ、日本が舞台だったら同じ展開にはならないでしょうねえ。

映画での“判決”は妥当にも感じましたが、(一方であんなアバウトな判決でいいのか?、とも思ったけど)
しかし妥当だと感じたのはあくまで映画全般を俯瞰して見た視点での自分の「感情」の部分であって「理性」ではないとも思えます。
正直、とても陪審員や裁判官の「感情」が作用した判決だったなあとも。
この制度による裁判は、とにかく陪審員の感情を味方に付けた方が勝つのだなあと思いました。

そして、“こんな判断の付けがたい問題の陪審員をまかされるのだけは御免だ”とも思ったりして、
自分だったら責任持ちきれません;
でも日本でも陪審員制度が遠からずスタートするはずなんですねえ、うーむむむ

公式サイト

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2006年3月20日 (月)

週刊少年ジャンプ16号感想

■BLEACH
美脚全開のツンエロ委員長リサの戦い方が素晴らしい。
10分経ったらチェンジで、こうやって仮面の軍勢を一人ずつ紹介していくのでしょうか。

>白一護の戦い方を模倣しているだけ
そういえば「斬月の布を使っての振り回し攻撃」も(たしか)白一護が最初に使ったのでしたっけ。納得。
なんだか一護が勝てそうな気がしないですよ(^^;

■ONE PIECE
チムニーとゴンベに気付いていながらスパンダムに知らせなかったルッチ。
実はいい奴だった! …などという訳はなく、
単に戦いたい、もとい血を見たくて仕方ないんでしょうね、ルッチは。

フランキーはチョッパーと接触。
まだウソップの件で怒ってるというチョッパー、これが「ルフィかチョッパー以外」の誰かならもう少し話も早いだろうに、フランキーも運が無い(笑)
飲み物次第で状態の変わるフランキーの身体のいいかげんさが素敵。
「ポーション」だったら回復するのでしょうか。

冷蔵庫に閉じこめられて出て来れないクマドリが哀れでちょっと可愛い。
クマドリが持っていた「鍵」は既にナミが奪ってしまっているのだから、クマドリはこのまんま冷蔵庫エンドでもいいです(笑)

■NARUTO-ナルト-
ナルトに暴走の事実を知らせ、九尾の力ではなく自分の力で戦えというヤマト。
実に正しい。ヤマトさん結構好きだなあ。

サイが残した絵本に注目するサクラですが、何が描かれているのか?
「名前のない怪物」の話でも描いてるのか?(違)

■テニスの王子様
ダブルノックダウンの締めは弁慶の立ち往生ですか。何の試合だ(笑)
それにしても越前はどこからバリカンなんか出したんだか。

■アイシールド21
阿含をフル出場させるのはスタミナ切れを期待してではなく、もう少し消極的な意味で「体力を温存させない」という事でした。
しかし、なるべく阿含をフル出場させないで出番を減らす場合と、どちらが泥門に有利なのか微妙な気もします。素人考えなので分かりませんが。

セナVS阿含は、まだセナは阿含に及ばず。
阿含が「脚の速さ」でセナを凌ぐのかどうかは分かりませんが、とにかく反応速度がずば抜けている訳ですね。
この試合中でどうにか出来るんでしょうか;

■銀魂
「客の入り」を競うと言ってたけど、皿の数で勝てばOKなのですか。
糖分王・銀さんの活躍が格好いい(笑)ですが、なんて身体に悪い戦いだ。

この勝ち方で店の評判が上がるのかどうかは甚だ疑問です(笑)

■太臓もて王サーガ
ジャケット可哀想ー!

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
キリコがこの状況の切り札になるとはビックリ。
そう言えば元々「送り返す」のが専門でしたっけ。
魔王相手では無理だったけど、かなり役に立ちそうな能力です。
五嶺も助かって、エビスもどうやら生き残りそう。
前回は相当なピンチかと思ったので、ちょっと拍子抜けな気もしますが(^^;

ついにハシラでも「腐りきった」と書かれてしまった魔法律協会幹部。
これまでの様々な協会の無能描写は、やっぱりあえて無能に描いてたのですね。
いやあ世界は大変だ。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
了平が二重の極みを!(違)

■魔人探偵脳噛ネウロ
カボチャの正体は一体誰なのやら。今の時点では全然分かりませんが、
しかし、「謎のまま」にしておくべき人物をこういう手法で表現するのは、なかなか上手い手法だなあ。
とりあえず、「芸術家」が像にメッセージを込めた相手というのは、どうやら「娘」っぽいですね。
次回辺りで解決編か?

「隠し財産」が本当にあるかどうかは謎ですが、「最期の自分像」の中にあるとか考えるのは安直でしょうか。

■DEATH NOTE
何が気になるって、この精巧な「Lお面」や人形を誰が作ったのかが気になります。
わざわざ注文して作ったのか…、
いやいやそれでは捜査の秘密が外部に漏れかねない(そうか?)
ニア達が手作りで作ったのでしょうか? うーむ。

ニアと月の策については全然読めません。
次号に注目。

■みえるひと
母親が生きている?
とすると、数週前に出た謎の女性キャラがそうなんでしょうか。

■べしゃり暮らし
そばの出前先でツッコミが出来なかった圭右。
いや、そこでツッコんだら駄目だから、出前として。
文化祭のチラシは、親父が嫌がるんでしょうね。
そろそろ親父の芸人嫌いの謎も描かれるんでしょうか。

■ピューと吹く!ジャガー
いい話だ!(騙されてます)

■おまけ・今月のスティール・ボール・ラン
パンツがパンティに!

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2006年3月19日 (日)

のび太の恐竜・追記

先週急な休日出勤でリタイアした妻につきあって「のび太の恐竜」をまた見てきました。
(先週は大人5人子供1人の集団で見に行ったので急な変更は出来なかったのです)

2度目ということで余裕があったので周りの反応がよく見えました。
・「あたたかい目」で泣き出す子供がいました。そうかー怖いのか(^^;
・ジャイアンがズボンを脱がされるシーンに場内の子供大受け。やっぱり尻とか好きなのね。しんちゃんが受けるわけだ。
・しょっちゅう「劇場で配ってる、歩くドラおもちゃ」の音が聞こえました。やっぱり子供は引っ張っちゃうのね(^^;
・のび太の部屋の本棚の「ツチノコ百科」が気になりました。(百科で合ってたか自信なし)
・タイムテレビを見た直後にタイムマシンに乗り込む訳ですが、皆の「靴」はどうしたんだろう。どーでもいいことですが(笑)
原作でもタイムマシンに乗った時点で靴をはいてるんだけど、タイムマシンかドラえもんのポケットに準備しているのか〜
・やっぱり最期は泣きますよ。ううう
・やっぱりピー助かわいいよかわいいよ
・エンディング途中で出る大人が多かったですよ。もったいない。

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2006年3月15日 (水)

週刊少年サンデー15号感想

■MAJOR
肝心な時に何も出来ないのは辛いわなあと、妙に吾郎に共感してしまった今回。

■金色のガッシュ!!
以前は力ばかり求めるガキ大将的なキャラだったバリーもかなり内面が変わったようで、随分格好良くなりました。
キースとは大分「格」の差がついてしまいましたが、このまま圧勝となるのか?
ところで、ファウードの肉体を突き破って侵入するバリーは勿論凄いのですが、バリーに縛り付けられてバリーと一緒に回転突入しながらピンピンしてるグスタフさんも凄いと思います。

ブラゴ組は心の力がカラですか。ファウード内にこないとすれば残念ですが、たしかに「ファウードを転ばせるほどの穴」は確かに相当な大きさでしょうね。

■妖逆門
角を折られちゃった鬼がちょっと可哀想。

■武心BUSHIN
万乗漫画の主人公には逆境がよく似合う。

先週の感想では「受け身で助かるのでは」と書いたけど、ホントにそうなるとはなあ(笑)
その後に続く展開も素晴らしく極端で、なんだか楽しくなってきました。
病院を出たばかりの人間が献血出来るのだろーかとも思いましたが(輸血歴のある人とか薬を飲んでる人は駄目とか言われそう)、
そんな細かいところを突っ込む漫画でも無いですな(笑)

■ハルノクニ
校長のチョロさを見ていると、案外「学校の秘密」も大した内容じゃ無いのでは、とも思えてしまいます。
そろそろコーさんや志乃達も活躍してくれそうなのは楽しみ。

■史上最強の弟子ケンイチ
夫婦手の説明・演出がハッタリが効いて面白かったです。
それにしても王様、ピンチになれば部下でもナイフでも使うとはヒキョー、
これもまたある意味「王様」らしいと言うべきなのか?

■ワイルドライフ
もしかして正ヒロインの可能性もあるのか?

■結界師
花の姿で微笑む藍緋さんがお茶目だ。
火黒への「他の奴に干渉していれば気もまぎれよう」は、的を付いてそうな気もしますがどうなんでしょう。
次回は色々目が離せなさそうです。

■ハヤテのごとく!
「伊澄の家の者」は影からでもこっそり見守るべきなんじゃないでしょーか(^^;
昨夜と伊澄は結構いいコンビですね。仲良さそうじゃないですか。

■クロスゲーム
青葉、結局東の弱点は見つけられなかったですか(^^;
展開は面白いのだけど、休み多いなあ。

■焼きたて!!ジャぱん
霧崎は実は善人だった!?
悪人になった下りについては、もはや何も言いません(苦笑)
つくづく「身も蓋もない」漫画ではありますな。
しかし、ここで霧崎が善人に戻ったら、作品としても終わってしまうのじゃなかろうか。
まだ「焼きたて25」のマスはたくさん残ってるのだけど。
ところで、霧崎が善人だったということは、東の「ジャぱん」の師匠=霧崎(?)、という伏線もそろそろ生かすんでしょうか。

■あいこら
ハチベエが恋に目覚めることが、この作品の最終的な落とし所になるのかも知れませんねえ。

■最強!都立あおい坂高校野球部
鈴ねえ、ちゃんと教頭に報告はしてたのですか。教頭の方がまともに聞いてなかったわけですね。
最低限の報告もしてないのかと誤解してましたよ。ごめん鈴ねえ。
次の相手は恩のある先輩とのことですが、ここで「譲ってくれ」と来ましたか。
よくあるパターンだと「互いに手加減は無用だぜ」展開が多い気もしましたので、この展開はやや意外で新鮮でした。
どうドラマを見せてくれるか楽しみです。

■聖結晶アルバトロス
ピジョンは壁さんが12号感想で予想されていたように銀のモノバイルでしたか。
なめてたスプーンも銀だったんですね。綺麗なイメージともあっていい感じです。
今回のリボンプレイも素敵だ(笑)
追い詰められている姫さま&ユウキの主人公コンビも、そろそろ逆転の糸口を見つけそうな感じですが、ここでシュライク&ピジョンを撃退出来たとしても、シュライク&ピジョンがここで退場という事にはならないでしょうね。
少なくともピジョンはここで消えはしなかろう(笑)

■ブリザードアクセル
黒塚さんの説明はありがたいなあ。
で、五反田はそろそろ水分が枯れてきてしまった様子。やっぱり「イメージ」とかじゃなくて物理的に水分を放出してるのね(笑)
とすると、フロストクイーンの「眉毛の君」もそのうち毛が尽きてしまう事もあるのでしょうか。心配です。

■絶対可憐チルドレン
志穂がさり気なく銃を常備してるのが怖いです(笑)
任務の後は久々の学校展開の様子。えーと、ラブコメ展開なのでしょうか???
葵や志穂は薫ほどには皆本にこだわってるわけでもないんでしょうか。
いきなりポッと出の男に娘はやれん、という心境にもなりますが(笑)
しかし、この漫画は日常的に始まってえらくハードな展開に繋がったりするから次回がどうなるのか、油断は出来ません。
薫が女子にもてるのは分かる気もします。

■からくりサーカス
ブリゲッラVS鳴海戦決着…って、たった一週ですかーーっ!?、早っ!!
ギィやヴィルマの最後も駆け足だったけど、一応は中ボス戦なのにあっけなすぎます;
戦いの流れは、鳴海が冷静さを取り戻して勝つという展開でしたが、
これって「手足が人形になる前」の鳴海だったら案外あっさり勝てたのでは?、と思えてしまってちょっと萎えます。
仮にも中ボスの最終バトルだというのに(ひょっとしたら鳴海にとっても最後のガチバトルかも知れないのに)、弱いよブリゲッラ。(まあ、前に勝に拳法で遅れを取っていた時点で分かってましたが)
アルレッキーノがブリゲッラの心に楔を打ち込んでいた、という展開自体は良かったんです。(それにしてもアルレッキーノは本当にアレで最後だったんですか)

手足が人形になってからの鳴海は、人形の手足の破壊力にまかせて戦っていて、本来の拳法の動きが疎かになっていたんですかねえ。

地中から登場した長足クラウン号、もしかしてずっと地中を併走してたんでしょうか。
地中に潜りながら地上を走る汽車に追いつくって、とんでもないスピードだのお(^^;

■D-LIVE!!
各局面で着々と付いていく決着。いよいよカウントダウンという雰囲気になってきました。
百舌鳥さんは何のかんのいっても斑鳩や波戸らの真価を引き出していってるようにも見えますが、果たしてその意図はなんなのか?
実は「人格が変わるパン」でも食べてしまったのか??(無い)
注目です。
斑鳩、波戸に対してオウル、アキラさんの扱いは悪いですね(^^;
オウルは助かるんでしょうか。死にはしない気もするんですけど;

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2006年3月14日 (火)

ドラえもん のび太の恐竜2006(映画・渡辺歩監督)

「ドラえもん」が声優陣を一新してリニューアルされてから約1年、
本作は新体制による26年ぶりの「のび太の恐竜」のリメイクです。

色々思うこともありましたが、まずは素直にとても楽しる映画でした。

まず映像面は「凄かった」ですね。
原作の雰囲気を意識したキャラクターは手描きテイストの線が温かく心地よく、
その動作には隅々まで日常性を意識させるきめ細かな配慮が行き渡り、
アクションは工夫満載でダイナミック(すぎ)で、
現代の町も白亜紀の世界も「場所の空気」を感じられるように臨場感たっぷりに描き込まれ、と
情報量豊富な映像の洪水をひたすら満喫出来ました。
やー、お腹いっぱいだ。

ピー助も可愛いこと可愛いこと可愛いこと。まいった。
あー、刺身やりてえ。

お話は、原作からかなりアレンジされていました。(特に後半)
それが正直腑に落ちない部分もありましたが、
トータルでは十分満足出来るものでした。
“子供が世界にのめり込んで楽しめるように”注意深く配慮された、力のこもったいい映画だったと思います。
劇場の子供達が反応良く楽しんでいたのが好印象でした。

★以下ネタバレあり、注意

結構説明や描写が省略されていたところが多かったですね。
原作であるような道具の説明などはほとんど無く、(全体的に)ハッタリ少なめで描写されていました。
原作・前作の知名度ゆえに、大人も子供も道具の事などはすでに「分かっている」ものとして、省略を良しとしてたのかも知れませんが、一本の作品としてはちょっと気になりました。
(一緒に行った某氏に言われて気付きましたが、結構重要な道具の存在も省略してしまってたりしますね。「成長促進剤」のことですけど)
ただ、説明省略によって、話の流れはスムーズになったと思いますし、
旅の行程の部分を流して見せたのも、作品のリズムにメリハリを与えていて良かったとは思うんですけどね。

原作ではのび太が行っていた行動・言動が他の皆に割り振られていたりして、各キャラの活躍が増えているのは悪くないと思いました。それでおいしかったのはスネオかなあ。
ジャイアンは原作通りにいい役どころがあるのですが(「歩く」ことに賛成するあたり)、この前段の「のび太がジャイアンの手を離さない」あたりはややあっさり目に描写されてしまったので、少し印象が弱くなった気もしました。

後半の展開はかなり変わっていてビックリでした。
特にラストを「ああした」のは、子供達の自主性を強調しようとしたのではないかと、意図は分かる気もしますが、
その変更の為に、ツッコミ所と言うか、無理が増えてしまったとは、どーしても思います(^^;
だってねえ、あの後、(道具もロクに無しで)歩いて日本に付いたというのはやっぱり無理があるんじゃないかなあと(^^;;;

まあ、元々原作にしてもツッコミ所は多い話なんですけどね(笑)
昔っから言われてますけど、
タイムベルトで現代に戻ればいいじゃないかとか、タイムマシンはタイムふろしきで直せるんじゃないかとか、未来に通信してSOSを出せないのかとか、他にも移動の道具は色々あるんじゃないかとか(笑)、
タイムパトロールはのび太のやったことはOKなのかとか(苦笑)(いや、それを言ったらそもそもドラが現代に来ていること自体がむにゃむにゃ)
まー、その辺は「あたたかい目」で見守るしかないか(^^;

しかし、ごちゃごちゃ言いましたけど、何のかんの言ってもやっぱり泣けます。いい話です。
特に、エンドロール最期の「アレ」は超反則ですよ。
あんなもの見せられたら原作ファンは泣くよ!号泣よ!涙ボロボロよ!

以下雑感箇条書きで
・タイムふろしきの描写が面白かったです。
・のび太の部屋、リアルに描かれるとかなり狭いのだなあ。
・パパの話が、いい!
・のび太の部屋にゲーム機があったりと、今の時代としての描写がされているのだけど、ゴミはやっぱり穴を掘って埋めるのね。
・恐竜の動きの魅力的なこと。あれはかなり最新の学説を考慮してるんでしょうか。
・襲ってくるのがクェツァルコアトルスだったりと、かなり変わってるのですね。プテラノドンが歯が無くて魚食だから変わったのか?と思いましたが、恐竜に詳しい人の話だとクェツァルコアトルスも同じようで。クェツァルコアトルスの方が大きいから変えたんでしょうか?
・クェツァルコアトルスのシーン、結構派手に「殺しちゃってる」ので驚きましたが、後で原作を読み返すと元々でもプテラノドンをきっちり焼き殺してますな。クライマックスのアクションや悪役の描写ではややギャグに振ったりマイルドな描写になっていて「残酷描写」を抑えてるので、ちょっと方針がチグハグな気も?
・だんごを食ったティラノの目はやっぱりドーピングくさくてヤバイ気が(笑)、子供向けに怖さ減の為の配慮なのか?(^^;
・しずかちゃんよりスネ夫のシャワーシーンの方が印象的に描かれているのはどういうことか(笑)
・しずかちゃんが可愛いかったです。恐竜の首を折るあたりが(誤解を生む表現)
・それにしても、やっぱりピー助可愛いよピー助可愛いよピー助可愛いよ
・新声優陣にはすっかり慣れました。
・このクオリティで「宇宙開拓史」が見たいなあ。来年はどーするんでしょう。

公式サイト

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2006年3月13日 (月)

週刊少年ジャンプ15号感想

■BLEACH
丸くてでかいおっさんの「エ〜〜〜」はそれなりに可愛い気もします。
一護が「内なる世界」で白一護と対決している間も、身体は勝手に虚化して暴走する様子。
仮面の軍勢の皆さんはそれを抑えないといけない訳ですね。大変だ。
ツンエロ委員長リサさんの活躍は嬉しいですが、一人で仮面一護を相手にしなくても戦える面子みんなでかかればと思うのですが、何か理由があるんでしょうか。

■アイシールド21
QB2人で変幻自在の攻撃を見せる神龍寺。
圧倒的強者としての描写が確かに凄いです、これは。
雪光がどう反撃のきっかけになるのかは、本当に読めないなあ(^^;
ところで、既にあちこちで言われてますが、「ドラゴンフライ」は本来トンボの意味なんですね。
まあ、阿含のバックにトンボを描かれるより竜の方が格好いいか(笑)

ところで、(いつものパターンだから今更だけど)ドラゴンフライの事を分かってるなら皆に説明しとこうよヒル魔(^^;
知っていれば皆が「罠」にはまる確率も減るだろうに。
ヒル魔がいなくなる来年以降がとても心配です>泥門

■ONE PIECE
毎週状況が変わり続ける戦闘描写が目が離せなくて面白いですが、
1週読み逃したら訳分からないでしょうね、コレ(笑)

やはりサンジには女は傷つけられないかー、まあしかし、バカも極めれば確かに格好いいです。サンジが嫌々女を殴る展開にはならなくて良かったかも。
カリファの能力、サンジをガラス人形っぽく変えてしまうとは、どういう能力なのやら。
どうも動物系では無さそうですね。CP9動物園計画は挫折ですか、残念(笑)
他者に影響を与えると言う意味では「ドルドル」や「ノロノロ」に近いと言えるのか?

クマドリに勝てはしなくても、しっかり鍵を奪ってるナミはさすが。

溺れかけてるルフィは、案外この地に乗り込んでから一番のピンチだったかも知れません(^^;
しかし「縮む」ギア3って、一体何が起きているのやら(^^;

■NARUTO-ナルト-
>ダンゾウは今の木の葉を潰す気かも知れない。
と、(まだタイミング的に早そうな)この時点で言われてしまうと、かえって違う事情があるのではと思えてきたりします。
漫画を文法で読んでしまっている自分がちょっと嫌(^^;

■テニスの王子様
さすがに照明は撤去しましたか。
そのままで続けることもこの漫画なら有るかもと思いましたが(^^;
それにしてもダブルノックダウンとは、
これはボクシング漫画だったのですか?
リンかけ最終回ですか?(笑)

■魔人探偵脳噛ネウロ
“戦いとなればお呼びでない”弥子。確かに彼女の本分はそこにはないでしょうね。
そして弥子の目は確かに、既に事件の重要な鍵を見抜いている様子。
それがどういう事なのかはまだ分からないですが(^^;

「肉親が死ぬって事がどれだけショックかわかんねーだろうな」と言われた弥子。
実は父を殺された弥子はすごくソレが分かる立場なんですけどね。
そういった意味での「不満気な顔」なのかと一瞬思いましたが、実際は「家族」達の反応を冷静に観察していたようで、名実共にただのお飾りではない「探偵」としての成長を感じます。

「最期の自分像」が家族達の誰かへのメッセージでは、とのことですが、誰なんでしょう。
今生き残っている4人の内だと、死んだ奥さんの兄弟達…よりは「娘」の方が死んだ芸術家がメッセージを送る相手候補として可能性が高そうな気もしますけど。この漫画は何が出て来るやら読めないから、何とも言えないなあ。

挙動が怪しい笹塚。まさかXが化けているのか?と思わせますが、こうあからさまだとミスリードな気もします。うーーむ。
少なくとも「前号のカボチャ」=笹塚では無いでしょうけど。(カボチャは前回の台詞からすると家族4人の内の誰かだろうしなあ)
単に笹塚さんの、Xへの恨みから来る不審な行動という可能性もあるか?

■銀魂
三歩歩く間もなく忘れる桂のトリ頭っぷりが凄すぎる(笑)

■家庭教師ヒットマンREBORN!
シャマルと極寺って昔からの知り合いだったのですか!?
(以前説明があったのかも知れませんが覚えていません。すみません)
髪型も実はお揃いだったとは。
ところで「唯一の中距離支援」って、マフィアだと銃を持った敵とかも普通にいそうなんですけど大丈夫なのやら(^^;

ネット上では、明らかになっていない仲間2人のうち1人は大人ランボではという説も見かけますがどーなんでしょう。夜に寝てる親父を見てるランボにはそんな片鱗は感じないのだけど、うーむ。

バジルも、自分の特訓をせずにツナのスパーリング相手をやってるってことは、仲間候補では無いのか?、うーむ。

バジルは死ぬ気弾で撃たれなくても“死ぬ気”になれるんですね。薬か?

■メゾン・ド・ペンギン
とりあえず、自分の携帯では読めなかったです>バーコード

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
え、エビスーーーーーーーー!!!
次号を見ないと多くは語りにくいですが、このまま死んでしまうのでしょうか。
結構好きなキャラなのだけど、ううう。
五嶺との邂逅は泣かせます。

■太臓もて王サーガ
オルテガが一番女の子の名前っぽくし難いと思いますが、上手いなあ。
イスを踏み台にするのはいいけど、靴のままで上がるなとは思います(笑)
ところで、女に夢中になる悠ってのが想像出来ません。

■DEATH NOTE
メロの件はニアに特に動揺を与えていない様子?
メロ哀れ。
「問題は解決しました」ってのはどういう意味なのか。メロの行動も月を追い詰める何らかの功績になったというのではれば、少しは救われるかも知れませんが、どーなんでしょう。

己の策にそれぞれ確信を強める月とニアですが、2人が何を考えているかはさっぱり分かりません。
驚くような展開を(出来れば分かり易く)見せて欲しいところ。

高田の死は、魅上に「神(月)への不信感」を芽生えさせても不思議はない気もするのですが、果たして魅上はどう動くのか。

そしていよいよ対決。
ここで「Lの面」を出してくるとは、にくい演出ではあります。
ところでニアは面を被りっぱなしのつもりなのか?
えーと、対面の条件に「顔を隠さない」ってのは無かったんでしたっけ?
古いジャンプを捨ててしまって確認しきれないですよ;

■蟲人間INSECTOR
読み切り。
絵は嫌いじゃないけど、話は予想通りの定型型の域は出ていないかと。
まだまだ荒削りのようなので今後に期待したいですが。
ところで「友達第一号」は回想シーンのショートの女の子じゃないのか?、と言うと、ラストシーンが台無しでしょうか;

クラスの連中、転校生が「不良」でなければ「パシリ」なんですか?
上か下かのニ択しか無いんかい。
(まあ「パシリでも何でもやる」と言っちゃう主人公も悪いんだけど)

■ツギハギ漂流作家
えーと、「かみさんの眠りを妨げない」ために20人の作家を殺してきたってことでいーんでしょうか?
(ところで先々週では遺体「20体」と言ってたけど今回のドクロマークは23ある不思議(苦笑))
じーさんが「今後は作家を殺さない」と約束したわけでもないのだから、後から来る人の安全の為には、主人公は事実を公表するべきなんじゃないですか?
いい話っぽくまとめられてもなー。

森の中で煙草をポイ捨てすんじゃねーとか、他にもツッコミ所が多すぎてどーしたものやら。

■みえるひと
象さんまっぷたつ。
これで「マンモーの肉」が取れますか?(おぃ)
しかし、倒されてただ消えていくアニマ達の姿は哀れではあります。

そろそろ姫乃の秘密が分かるのか?

■タカヤ−夜明けの炎刃王−
衝撃の展開も、明けてしまえばすっかり「ごく平凡なファンタジー漫画」になってしまったなあ。
そろそろ終わりも近そうか?

■ピューと吹く!ジャガー
今年は親父を経由せずにサヤカちゃんからもらえたんでしょーか?
どっちみち、この漫画では描写を描かれない方が普通に幸せに過ごせますよね(笑)

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2006年3月 9日 (木)

クラッシュ(映画:ポール・ハギス監督)

まずはアカデミー賞めでたやです。

クリスマス前のLAを舞台に、ある自動車事故を介して様々な人々の運命の交錯を描き出す群像劇です。
「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を担当したポール・ハギス氏の初監督作です。
複雑に絡む人間関係を描いた手腕が見事でありました。

多数の人々が絡み合う群像劇らしいという認識以外は前情報無しで見ました。
これまで何度か書いていますが、映画館で新鮮な感動を味わいたい為、事前には極力情報は入れないようにしています。その為、予習しておいた方がいいタイプの社会派映画だと困ることもあるのですが(^^;)、今作は大丈夫だったかと。普遍性のある問題と思えますし、映画自体分かりやすく描かれていると思いますので。

で、なるほどああいう話だったのですねえ。
様々な人種、階層の人々が住む街を舞台に、差別と偏見と銃の国の姿を描き出した社会派作品でした。
一つの悪い出来事が他の人に影響を与えながら連綿と負の連鎖が続き、人々がエゴイズムむき出しにヒステリックにぶつかり合う前半はやりきれない陰鬱な気分になりましたが、
それでもグイグイと引き込まれて目が離せない映画でありました。
終盤の展開はやや都合が良すぎる部分も感じましたが、それでも救いあり苦みありの各々の展開は面白く見られました。シビアさと甘さを備えたいい映画です。
1人の行動が他の人に次々影響を与えていく様は、社会の中にいる自分の姿を見直さねばとの警告を与えられたように感じました。

見ていて「おまえら簡単に発砲しすぎ」と思いましたが、現実もあんなものなんでしょうねえ。
と言うか、現実の方がはるかに救いが無いのでしょう。

公式サイト

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2006年3月 8日 (水)

週刊少年サンデー14号感想

■武心BUSHIN
万乗先生の新連載。病弱少年の柔道漫画。
昨今珍しい星一徹ながらのスパルタ親父キャラですねえ。
手術を前に生きる意志を与えようと言うのは分かりますが、実に極端である意味万乗先生らしいかも。
いきなりの衝撃のラストも凄い極端さだ(^^;;
受け身を取って大丈夫という展開になるのだろうと思うけど。

■金色のガッシュ!!
の、伸びてるーーーー!!!
す、すげえ違和感だ(笑)
「ファウードの力」でキースがどう影響を受けるかと思ってましたが、こう来るとは。
アニメのオリジナル展開では正直無難な展開になっちゃってますが、こんな思い切ったことが出来るのはやはり原作者ならではだなあ。
性格は変わってないようで良かったです。ゼオンには逆らえないけどな(笑)
で、キースが出たとなれば決着を付けるべき相手はやっぱりバリーなのですね。
たとえ一時的な共同戦線だとしても「味方」という扱いでバリーが出たのは意外でしたが、
バリー対キースとの戦いが始まれば「他の奴は手を出すな」という展開になるのでしょうね。
で、久々登場のバリー。傷が増えてるわ角も折れてるわ、バリーと戦ってきた魔物にはバリーが苦戦する程の強敵もいたと言うことでしょうか。
ゼオンの所につくまでに、もう一組の魔物がいると思いますが(名前は忘れましたがお腹にコクピットがある魔物)こちらの相手は誰がするのやら。ブラゴなのか?(もしそうなら、こちらはブラゴのかませ犬になりそうな気も)

ところで、ダイナミックに大回転しながらすっ転ぶファウードですが、中にいる人達は「な…何だ!!?」と驚くだけで済む程度。一体どんな内部構造になっているのだろう(^^;

■結界師
好きな子を構わずにいられない火黒とツンデレ藍緋の殺し合い。
既に完全に黒芒桜も姫も関係ない戦いになってますな。
兄貴達がいま城に乗り込んできてもあまり出番が無さそうな気が(^^;
藍緋が植物系妖怪だったのがちょっと意外、勝手に動物系かと思ってました。(猫とか)(なんでやねん)
人皮のモデルは昔知り合った人間だったようですが、穏やかそうな人で目付きも剣呑さが無いのであまり人皮に似てない印象も。

■ハルノクニ
主人公学校占拠。
校長の発言からして学校にはやっぱり何らかの秘密があるようですが、どういう秘密かがまるで分からないので、未だ今ひとつ主人公に感情移入出来なかったりします。
ちょっとずつでも「秘密」を明かし初めて欲しいのだけどなあ。

■妖逆門
実際に妖怪を呼び出して協力して戦うわけですか。
女の子が呼び出したのは、イズナ…っぽい気もするけど違うかなあ?
泥小僧はかわいいんじゃないでしょーか。

■ワイルドライフ
結局気付いてないのだろうか?

■史上最強の弟子ケンイチ
ロープーウェイ乗り場の高低差を生かした戦闘描写や画面構成が面白いです。
あんな場所で戦うのは結構怖そうだ。

■MAJOR
眉村久々だなあ。

■ハヤテのごとく!
いいんちょさんも十分問題児ではなかろうか(笑)

■クロスゲーム
赤石の目論見としてはやっぱりこの試合で勝つつもりなんですかね。
3年生のことは結局戦力にいれているのやら違うのやら。
1年生3人だけで勝つつもりなのかなあ;

■聖結晶アルバトロス
ユウキ、レバイオを仲間に勧誘。
少年漫画の主人公としては超オーソドックスなタイプなのだけど、この真っ直ぐさは心地良いですね。
いきなりピジョンに見つかってる姫さまは相変わらずへっぽこのようで(笑)

■ブリザードアクセル
体力も限界に来ているはずなのにひたすら格好いい吹雪。
ここまでされれば誰でも惚れるね。うむ。
フリーではマッケンジーを表現するという吹雪。
くれぐれも「鼻」とか「変な衣装」とかを強調して表現しないであげてください。(そんな心配はいらない気がします)

■最強!都立あおい坂高校野球部
セコイ戦略を相手にしても心配はしてませんでしたが、ここまで大差で勝つとは思っていませんでした。
相手チームにちゃんと良心役の選手を置いて、読後感を爽快にまとめてくれるのもさすが。
教頭も軟化してくれて、そろそろ学校側も応援が盛り上がりだしてくれるでしょうか。

■あいこら
ハチベエ好みのステキパーツを全て備えたボディというのは果たして美しいのだろうか?
バランスはあまり良くなさそうな気も??(分からんけど)

■からくりサーカス
鳴海を守る為、タケコ…もとい“コランコプター”で列車から離れるエレ。…ってことであってるんでしょうか(^^;?
あの虎乱はハーレクインの破壊の為と言うより「飛ぶ」為という風に見えたんですが。
つーか飛べるのか???
それはさておき、あれだけ冷たくされても冷たくされてもひたすら鳴海を想うエレはさすがに健気すぎて泣かせます。とっとと助けに入れよ鳴海。
まあ、熱血イノシシマン鳴海の復活ももう一押しだと思うのですが、…焦らすなあ;

エレVSハーレクインは地上に舞台を移すと思われますが(柱に「しろがねの生死は」とあるけど、全く心配してません・e・)、
何でも出てくるハーレクインの「四次元ポシェット」は手放させることに成功したようなのでハーレクインも「局地気象コントロール装置」を使ってくると思われます。
そこで、パンタローネ様が執拗にハーレクインの角を攻撃していた布石が生きてくるのではないかと。

鳴海はブリゲッラと対決開始。
「格闘」では鳴海が負けるとは思えませんが、ブリゲッラも追いつめられれば奥の手の「全身武器」を使ってくるでしょうねえ。
鳴海でも予備知識無しでアレを食らえばさすがにヤバイでしょうが、どうなりますか。
アルレッキーノが何らかの布石を残してくれていればと希望してるのですが、さて?

ギィの形見と言ってもいい、あるるかんの持つ「オリンピアの腕」が遂に壊されてしまった。悲しいなあ…。

■D-LIVE!!
百舌鳥さんは結局どこまでやるつもりなんだろうなあ。原子炉に爆弾とは、波戸が気付かなかったら大惨事ですよ;
本気で爆発させるつもりでは無かろうとは思うのですが。
しかし、“あの”アキラさんがガチンコ勝負で負けるとは、アキラさんが感情的になっていた面もあるかも知れませんが、それでも百舌鳥さん恐るべし。

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2006年3月 7日 (火)

機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛(映画:富野由悠季監督)

感想を一言で言えば「やっぱ富野だなあ」に尽きると言いますか、
ブレン、ターンエー、キンゲを経た今の富野氏らしい作品だなあと思いました。
昔のTV版は正直面白いとは思わなかったですが、今作はごく普通に面白かったです。
初見の人に楽しめるかどうかは微妙な気がしますし、やっぱりTV版を見ていた人御用達の映画だとは思いますけどね。
結局自分なんかはトミノフィルターがかかってると思いますけど、それはそれでいーや(笑)
以下の感想は、いつにも増して単なるガンオタの戯言たれながしモードになってますので生温かく見守ってやってください(^^;

あの、アニメ誌を見ていなければ何をやってるのか全然分からなかった“あのZ”が、実に分かり易くなったこと。
特に今作は映画版1、2作目以上に余分な部分をバッサリ切って、極めてシンプルな三つ巴(四つ巴)話になっていました。
と言うか、はっきり言ってずーーーっと戦ってるばっかりです(^^;

★以下ネタバレモード全開です。要注意★

キリマンジェロダカールお兄ちゃん毒ガスも、バッサリと切りまくったおかげで、ひたすら三大(四大)組織の勢力争いと戦闘だけで話が進みます。
・専ら各陣営の交渉・権謀による戦況変化だけで一本の映画にしてしまう試みはある意味面白かったです。(勿論それに絡む個人の思惑の描写も大事なところなんですが)
・交渉・権謀と言うか、「個人レベルの喧嘩」という気もしますけど(^^;
・TV版と違って気持ちよく見終わることが出来ましたが、各人の行動や起こっている事象自体は昔とあまり変わって無くて、セリフや見せ方が変わっているだけなのですが、それだけでも随分と受ける印象が変わる物で、何と言いますか「人の印象というのは都合良く騙されてくれるものだなあ」と思いました(笑)
・これも「人間気持ちの持ち方次第」と言う事か?(どーだろ)
・「誰も知らないラスト」は、正直安易な変更という気もしますし、ちょっと笑ってしまったんですけど。気持ちよく騙してくれるならそれも良しかと。
・不満を多く感じた2は、3のラストの為の下地作りだったのだなあとよく分かりました。
・これって2と3でワンセットで見るべき映画ですね。
・1、2、3と短いスパンで勢いに任せて一気に見るべき映画かと。1年以内で3作をまとめたのは正解だと思いました。
・2の時は「なんでこんなにサラがクローズアップされてるのだ?」と疑問に思いましたが、3を見ると確かに、サラを2で描写しとかないとダメだわと納得。
TV版ではサラは好きではなかった事もあって私的には印象が薄かったのですが、ストーリーを進めるには必要なキャラだったのね。
・むしろ2のフォウの方が全体を通すとイレギュラーな要素にも思えたり。というのは言い過ぎか(^^;

・ダカールやキリマンジェロを切ったのは正解と思えました。3であの辺を入れていたら、かなり煩雑になっていたでしょう。
・おかげでシャアが単にぼーっと戦ってるだけの男になってしまって、彼のしょーもなさがよく分かって可哀想(笑)
・本当に自分のことしか見えてないよ、シャアって男は(^^;
・ブレックスに「君が指揮をとれ」と言われたのに、何もやってないしなあ。
・シャア自身については、TV版より「逆シャア」への繋がる事が納得出来る気がしました。(まあ、あのラスト後のハマーンやカミーユの事を考えると、逆シャアに繋げる為には新たな疑問点も出てきちゃうんですが)
・あの後、結局シャアはハマーンに拾われちゃうと言うことなのか?
・はたまたシャアとハマーンの権力争いが始まってしまうのか?
・「ガンダムエース(雑誌)」あたりで補完されそうな気も(笑)

・ところで、どいつもこいつも個人の感情丸出しで戦ってるなあ(^^;)。その最たる者はカツやレコアのはずなのですが、責任ある立場のはずのシャアやシロッコの自分勝手ぷりがカツ等を上回って見えるので、結果的に“カツへの評価”が昔ほどには低くなかった気がします(笑)
・カツも可哀想な奴という気分になりました。やってることは昔通り無茶苦茶なんですけど。
・1、2同様にキャラクターに“余裕”があって人間らしく感じて、ちゃんと感情移入出来るようになっているのがいいですね。
・しかしまあ、アレですね。この戦いの教訓は「戦場で遊んではいけない」「戦場でよそ見をしてはいけない」という事でしょうか。
・自分が歳を取ったこともあってか、シロッコのダメ野郎っぷりが光ります。あんな男に騙されるなよ(笑)
・カミーユが無人のジオを壊さなかったからと言って無人の百式を壊さないシロッコ。意外に仁義を守る奴と言うべきか、甘っちょろいと言うべきか。
・ジェリドは…、ただひたすら印象薄い奴でした。哀れ。

・ロザミア、なんでフォウやサラ達と一緒に幽霊やってるんですか?(爆笑)
・「お兄ちゃん」が無いので、2でカミーユに撃墜された時に愛が芽生えたのか?としか(笑)
・殴られて愛が芽生えるようなものですか?練馬大根か(笑)
・ラストのファとの絡みがひたすらエロい。アングルがエロい。カミーユの手付きがエロい。宇宙服越しなのがまたエロい。いやあ若いっていいよね。肉体があるっていいよね(笑)
・現実感のある肉体賛歌、或いは精神と身体の両方が大事という結論か?
・「F91」を思い出したと言うか「さよならジュピター」を思い出したと言うか。無重力〜(笑)
・ハンブラビにやられるメタスもエロい。
・やっぱり富野氏はエロい(笑)
・ところで、どこにヘルメット隠してたんだよ(笑)、やっぱり座席の下か?
・サエグサさん、一瞬オカマになったのかと思ったわい。でもそこがいい(笑)

・レツにもキッカにもフラウにもアムロにも「死んだ」ことを気付いてもらえてないカツ哀れ。フラウ以外は一応ニュータイプなんじゃないですか?
・ケーキに手を出すヘンケン艦長素敵。エマとのやり取りは温かい目で見守っちゃいますな。
・一人セリフがたどたどしいミネバは、ある意味「無理をさせられてる8歳の子供」らしかったかと。
・エンディング曲。何を歌ってるのかさっぱり聞き取れませんでした。
・ブライトさんが作中で数少ない分別ある大人に見えました。御苦労様でした。

・MSはやたら多く登場するけど、機体の個性を生かした戦い方をしてる奴ってほとんどいないのね(昔と変わらず)、期待特性を見せてくれたのはハマーンのキュベレイとヤザンのハンブラビくらいか。
・大気圏突入が無いので、実はZが変形する意味があまり無かったり。
・一応ウェーブライダーだとバーニアを集約するのでスピードは上がるはずだけど、その割にハンブラビにもバウンドドックにも追いつかれてるわ、急ぐべき場面でMS形態のままだわ。
・Zのハイパーメガランチャー意味ねー(笑)、カツを脅す事にしか役に立ってないよ。
・戦闘シーンは多い(つーか大半)けど、特に中盤までは殆どが「決着が付かない戦闘」なのでカタルシスには欠けた気も。「Zガンダムが活躍している」感が今一(1・2のマーク2と比べても)低いのは昔のままだったり。不遇な機体だ。
・(たしか)グワジンでのシーンで、百式の後ろに一瞬見えたガザ系っぽいグレーの機体は何か?ガザBとかなのか?(一瞬でよく分からなかった)
・お腹に頭のある「Zのひらき」状態の絵はなかなか嬉しかったです。
・地上編を切ったのはいいのですが、新規作画で動くディジェが見れなかったのは少し残念。
・なんのかんの言っても楽しめました。満足です。
・昔のTV版を楽しめてなかった反動で映画の評価が上がってるって気もしますけど(笑)
・やっぱりTV版あっての映画版ではあると思います。

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映画版1「星を継ぐ者」感想
映画版2「恋人たち」感想

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2006年3月 6日 (月)

週刊少年ジャンプ14号感想

■家庭教師ヒットマンREBORN!
「僕たちは…ファミリー!」と表紙で言われても、
マフィアのファミリーという事の意味を理解してるのは極寺くらいなんじゃなかろうか?;(極寺にしてもどーだろ)
まかり間違っても善意の集団では無いということは消化しておくべきだと思うんですけどねー。
ギャグ展開ならともかく、シリアス展開になってくると気になります。
(JOJO第5部なんかは、あえてギャングの世界に入る動機付けを描いてくれてたので素直に読めたのですが)

それは置いといて本編は修行編。
ディーノはちゃんと部下の人が近くにいるんですな。描いてくれて良かったです。
久々にハルが出ると和むなあ。

■BLEACH
セーラーメガネ(リサ)さん。エロ本なんかい!?
冗談で「エロ本」と言っただけかとも思いきや、確かに本の中身もエロ本ぽい。
何をジャマするなと言うのか?(笑)
ツンエロ委員長ですか?

すぐに人をハゲ呼ばわりするひよ里ですが、髪の毛ではなくツラですか。納得(出来るか(笑))

仮面の軍勢が「破面」や「崩玉」のことを知っていることを驚く一護。
って、何を今更(^^;;;
同じタイミングで出てきた「仮面の軍勢」と「破面」に何の関係も無いと本気で思っていたのか!?(^^;;;
一護にはさっさと修行を終えて、早く「詳しい話」を進めて欲しいところ。

■NARUTO-ナルト-
きっちり裏切ったサイと、それを読んでいたヤマト。
果たしてどちらが相手の上を行っているのか、月とニアの決着が楽しみです(違)
ところでサクラへの「君はホントは…」の後は何なのですか?、気になります。
誉め言葉に繋がりそうな流れっぽくはありますが〜。

■ONE PIECE
「2対2の雰囲気でほぼあいつ(ゾロ)に倒して貰おう」って、
確かにそういう展開を予想したけど自分で言われるとは(笑)
しかしカクの人獣型。かっこわるいと言うかきしょいと言うか面白いと言うか!!
あのゾロが戦いのなかで動揺するとは珍しいですな(笑)

キリンは「ウシウシの実」なんですね。
確かにキリンは「ウシ目キリン科」なんですけど、感覚的にはウシと言われてもやっぱりしっくり来ないですねえ(^^;
だもので「キリキリの実」とかになるかとも思ったんですけど。

そして戦いは意外な方向へ。手錠プレイでぐだぐだだー!(^^;;;
なんだか全然予想できない展開になっております(笑)
とりあえず、手錠をハメちゃった2人は能力者じゃなくて良かったかと。

サンジはやっぱり女の色香にやられている様子。だよなあサンジだし。カリファって色香攻撃得意そうだし。あーあ(苦笑)

■アイシールド21
いよいよ謎につつまれた阿含のポジションとプレイスタイル判明。
普通にレシーバーですか。投手ポジションかと思ったのでちょっと拍子抜け。
と思ったら、どうやら更に奥がある様子。
ドラゴンフライってのは検索すると投手を複数置くフォーメーションらしいので、阿含が投手もやるのでしょうね。
結局阿含の天才性というのは、走りもキャッチも投げも防御も一人でこなせてしまうあたりにあるのでしょうか?
正直今回だけを見ていると天才と言うより「単なる暴力野郎」にしか見えなかったりしましたし、チョップの破壊力も相手を骨折させる進ほどでは無さそうに思えましたが、真価はこれからなんでしょうね。

ヒル魔の「血」って、最初頭からダラダラ流れてるのかトーンが血なのかと思いましたが、よく見るとあれはただの影ですね(^^;
血は口から流してる方か。

■魔人探偵脳噛ネウロ
焼きラーメンって焼きそばとは違うのか?
と思って検索したら、ちゃんとあるんですねえ。知らなかった。
どら焼きを食べちゃうの■太くんの邪悪さに痺れました。
今回ヤコが“引っかかった”最期の自分像が未完成か否かという件。
以外に大事なことなんでしょうね。
これもヤコの真実を見抜く才能なのでしょうか。

■ツギハギ漂流作家
アレですね。サザエさんのオープニングで果物とかを割って出てきて踊るやつ。
ナマモノでやられるとエグイですが。
第1話以降、この漫画ってどこかしらエグイ描写が多いですのー。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
トーマスの変態ぷりが炸裂。このエロ教師め。
ところでどうしても頭に「機関車」とつけて呼びたくなるので勘弁してください。
次回はエビスが愛の力(おぃ)で五嶺を戻すのか?

■DEATH NOTE
メロ、少年誌の壁に破れる!
これが青年誌なら毛布など無しで身体検査しただろうに、合掌。

…つーか、普通メロの状況なら高田の身体検査くらいするんじゃないですか?
少年誌云々は冗談としても、直接描写しなけりゃいーのだし。
高田がキラの代理をしていたりノートの一部を隠し持ってたりする可能性や、
自分の本名が2代目L(=月=キラ)から高田に流れてる可能性をメロが全く想定してないとは思い難いのですが、
それなのに堂々と高田に素顔を見せるわ、下着の検査もしないわ、目隠しも拘束もしないわ、
以前の粧裕誘拐時に細やかな段取りと非情さを見せたメロと同じ人物とは思えません。
今の状況で高田を誘拐したのも、深い考えがあったと言うよりニアへの対抗心に見えますし、
先週はかなり期待させてくれたのにこの体たらく。落ちたなあメロ…

第2部ラストは何のかんの言ってもニアとメロがLの後継者として(期せずしての形だとしても)協力して月を追い詰めてくれるのではないかと期待していたのですが、
単に状況を引っかき回しただけでメロ退場という形になってしまったようで、本気でがっかりです。
体よく(作品的に)人材整理されてしまったようにも思えて萎えるなあ。
次回以降に「メロの行動が何らかの意味があった」事が明らかになってくれたりすると嬉しいですが、可能性は薄いかなあ。

せっかく前回でワイミーズハウス出身と分かったマットも速攻死亡。哀れ。
(てーか考えが甘すぎると思いますが)
紅白で高田様にヤジを飛ばした人も殺られちゃったんですかねー。コワー

ところで、高田はノートはともかく携帯はどこに隠してたんでしょう?
どうやって火を起こしたかも不思議。外から施錠されたトラックからは出れなそうに思えますし(あの手の車の構造はあまり知りませんけど)。
バイクでどーにかして着火させたとか?
ラストから6ページ前でトラックの割れた窓の下に転がっているものは何でしょう? 銃なのか工具なのか?
何故窓が割れているかも不明。

高田が使っている携帯が以前にメロが使っていた携帯と同じ形ですので、
高田がメロを殺した後で窓を割って、「メロが隠し持っていた携帯」で、月に電話したということでしょうか?
セリフからは「高田が隠し持っていた」というように聞こえるけどセリフのミスということでしょうか。

月を車の後部座席で自由にさせてしまう相沢。あのなあ…;
メロといい相沢と言い、今回は株を落としすぎです。見張る決意をしたんじゃなかったのか?
せめてバックミラーくらい見ておいてください。有り得ない…;

高田もあっさり処分してしまった月。ニアとの対決に必要な手は既に打ってしまったという事なんでしょうね。
魅上への指示が出せなくなりますが、それももう月的には問題にならないのでしょう。
今回のことは月にはほとんどダメージが無かったのか、何らかの意味を持ってくるのか、
予想を超える展開を期待したいのだけど、正直今回の展開を見てしまうと心配になってきました。うーん

■テニスの王子様
いきなり落ちる照明(電気のブレーカーが、とかじゃなくて物理的に)
有り得ねーーー。今まででも十分有り得ない展開をしてましたけど(^^;
普通なら試合中断だと思うんですけど続行なんですか?
今のこの漫画なら、いきなり異世界に飛ばされて馬人間に襲われても驚きません。

■べしゃり暮らし
何を言うのかと注目していた圭右のセリフ。
甘くて青いセリフかも知れませんが、シンプルに真理をついたいいセリフでした。
こう真っ直ぐに言われると流石に揺さぶられてしまうでしょうね。
まあ、その後「前セツ」がどうのと言ってる圭右の相変わらずの空気の読めなさは、ご愛敬という気分にもなってきました。

■太臓もて王サーガ
杉音卒業ですか。次から玲夜の扱いがどうなるのか期待です。
連載開始当初から某100%を意識(つーかネタに)してきたこの漫画ですが、
モロにキャラを出してくるとは意表を突かれました。

■みえるひと
合体技炸裂。
単なる高エネルギー球かと思いきや気円斬とは、ナッパもびっくりです。
素直にバトルが見応えがありました。

■タカヤ−夜明けの炎刃王−
有り得ねーーーー。と、先週は思ったけど、
一週間過ぎるとインパクトも去って普通〜に馴染んでしまった気も。
次はタカヤが魔法だか念能力だかを修行し始めるんでしょうねえ。
「有無」さんこのパロがあまりに的確で超素敵でした(笑)

■ピューと吹く!ジャガー
今回のピヨ彦の表情にことごとく同調(^^;

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2006年3月 2日 (木)

男たちの大和 YAMATO(映画:佐藤純彌監督)

公開が始まってから結構経つのに満員でビックリ。
戦争そのものにはあまり踏み込まずに、大和に乗り込んだ少年兵や下士官達及びその家族の視点メインで、彼等の運命と思いを描いた人間ドラマでした。
そのため内容、密度はちょっと薄めではありますが、こういう視点の映画があるのはそれはそれでいいかと思いました。

ストーリーは、正直意外性は一切無く予想通りに進みますが、それでも目頭が熱くなるものでした。
見ていて自然に脳内で事情を補完してしまって泣けてくるという側面もありますが、見応えのある映画だったと思います。
少年兵の家族など脇の女性たちの演技が自然で良かったです。
映画全体はちょっと長かった気もしますけど。

ストーリーを少年兵・下士官視点に絞るのはいいのですが、大和自身の描写も主に甲板メインで遠景で大和を映したり海そのものを映すカットが少なく、敵艦も僚艦の姿もほとんど描かれない為、空間的な奥行きや世界の広がりを感じられないのは勿体なかったかと思います。既にあちこちで言われていることですが(^^;
どうも映画というより舞台劇を見ているような感覚にもなりました。

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2006年3月 1日 (水)

週刊少年サンデー13号感想

■妖逆門
新連載。藤田和日郎原案協力の妖怪ゲーム漫画。
ですが、1話としては「うしとら」や「からくり」の時に感じたような特別に惹かれる独自色の強い魅力はあまり感じず、無難な設定紹介に終わった気はします。
良くも悪くも年少者向けの玩具・アニメタイアップ企画らしいなあと。
とはいえ「逆日本」のビジュアルは面白そうでしたし、今後に期待かと。
うしとらで出た妖怪も登場とのことですが、「カードのキャラ」か何かで出るということになるんでしょうか?
世界感がうしとらと繋がってる、訳では無いと思うけど。

■金色のガッシュ!!
ギャロン&ゼオンの束縛からチェリッシュを解放してテッド帰還。
女の為に身体を張る男の姿。文句なしに格好良かったですね。
ガッシュ達の邪魔(もとい援護)が入らずに1対1で決めてくれた所も良かったです。
このあたりは流石に雷句先生は分かってるなあ。

ここでテッド帰還は残念ですが、王の道よりもチェリッシュをただ追い続けてきたテッドとしては相応しい花道だったかも知れません。
チェリッシュについては、正直彼女もここで帰還かと思っていたのでちょっと意外でしたが、ゼオンとの間で何らかの役目を果たしてくれるのでしょうか。
…ニコルが女の子とは、全然気付かなかった(^^;

■MAJOR
和香嬢の正体、引っ張りますねえ。
ここまで引っ張ると言うことは普通に「彼女」ではないでしょうし、おっかけでもストーカーでもないでしょうから、普通に生き別れの妹なんでしょーか。
ところで清水が空気の読めない女になってきてる気が;
試合の方は、えーと、皆さん無難に頑張っているなあと(おぃ)

■ハルノクニ
2話目。
「真実」を知って何かの行動を起こす決意を固める主人公、でしたが、
正直今回ではまだ謎の正体も、この漫画がどこに向かうのかも何も分かりませんね。
さてどうなるのか。

■聖結晶アルバトロス
ずっとユウキが首をつっこむ事を拒んできた姫さまも、ここにきて遂に共に戦うと表明。
だんだん陥落(笑)していっているのは目に見えてましたが、ようやく言葉にしてくれましたか。
少年と少女が互いに助け合う、少年漫画的に楽しい展開になってきました。

ところで「リュックに私の素石が」とのことですが、
てっきり姫さま=聖結晶のモノバイルなのかと思ってましたが、彼女は聖結晶を失っていて、かつ「何か」を炉で燃やしているのですから、姫さま=聖結晶という訳ではないんですかね。

今回姫さまが言いかけて止めた言葉の続きが気になります。「ユウキくんの身体は既に…」何だと言うのでしょう?
「お前はもう死んでいる」と言う訳じゃ無いと思いますが(笑)、既に身体がモノバイル化しているとかはありそうな。
もう〜戻れない〜♪

ところで壁ハウスの壁さんが掲示板教えてくれた浜島書店さんデジタル周期表がクリックで元素の姿や説明、用途が分かってなかなか便利です。
ストロンチウムは花火の材料なのだそうで、なるほど。

中高生に馴染みの深い元素周期表をネタにもってくるあたりは中高生へのアピールとして上手い設定かなあと。

■絶対可憐チルドレン
まさかのいい話オチだー!!
前回の「いい話(可哀想な話)」それ自体が伏線だったとは!(笑)
“それだったら普通に協力を頼めば良かったのでは”という疑問も、ラストでフォローバッチリだー!?(笑)
(でもあの後大佐の身柄は大丈夫かいなと思わないでもなく(^^;)
(ケンは事情を知ってたけどコメリカ上層部はどーなんでしょ)
(おばあさんを葵達が連れてきてくれたのも紫穂が上手く動いてくれたからこそなので、大佐の計画は結構行き当たりばったりだった気も?(^^;)
(でも、大佐は今後、味のあるバイプレイヤーになってくれそうです)

てっきり何らかの陰謀ネタかと思っていただけにすっかり騙されました。
今回も大佐は「可哀想な話」を語るかと思わせて「胸が可哀想な話」でスカしてくるとは。
手の内で踊らせてくれる感覚がさすがに椎名氏、上手いなあ。

薫達を上手く怒らせるお話を見事にひねり出せるあたりは、大佐のテレパシストとしての有能さなんでしょうね。
超能力が気合いでパワーアップのあたり、実に「イヤボーンの法則(Cサルまん)」を生かした展開だと思いました(笑)

関係ないですが、日記をブログ化したことでCCC-Wさん絶対可憐ブロギングの検索に引っかかるようになったのが嬉しかったりします。

■史上最強の弟子ケンイチ
王様の強さ自体よりも、雪山を裸足で追ってくる部分の方に驚異を感じます。
熱帯性気候のインドネシア方面出身のはずだというのに、
王様すげえ。

■ワイルドライフ
帽子をかぶってる位で幼なじみだと気付いてもらえない宝生さんの勝率は厳しそうな気がします(^^;

■結界師
影宮がツンデレヒロイン化してますな。(男ですが)(多分)(雪村家じゃなくて墨村家に泊まってるから男のはずだよな?)(多分)
良守と案外いいコンビになってきた気がしますが、爪が刺さる影宮のツッコミは厳しいなあ(笑)

火黒の方は藍緋にちょっかいを出してました。
元々一枚岩とは言えなかった黒芒桜の中でも、火黒は特に組織や姫に興味がなかった1人かも知れません。単に面白ければいいのかも。
そして、気に入った物を壊さずにはいられない性格なのでしょうね。

■焼きたて!!ジャぱん
ウザいキャラを描かせたら上手いなあ…;

■最強!都立あおい坂高校野球部
教頭のドリルが回ってるよ!ギュイーン!
格好いいなあ教頭(の頭)
それにしても「小学生か」と言いたくなるようなセコい作戦連発の相手校。
…本気でひたすらセコい…
これに注意出来ない審判もなさけないですが、ルール上大丈夫な隅を突いてるんでしょうね。私は野球のルールは全然詳しくないので分かりませんが。
…それでもアレは、注意くらい出来ない物なんでしょうか(^^;?

■ハヤテのごとく!
桂先生担任降格。
ちょっと学校としては非道い判断な気もしますが、
今までのことを考えれば、まあ仕方ないか(笑)
ただ牧村さんはある意味で桂先生以上に迷惑キャラかも知れないとも思いますが(笑)

■ブリザードアクセル
なるほど「階段」ですか。確かになんとなく美しそうな気がします。
トリノのおかげで今演技をイメージしやすくなってます(笑)
そろそろ眉毛・顔芸もマンネリになってきたなあ。

■あいこら
なんだかすっかり別の漫画に(笑)
ハチベエは各ヒロインの家族や知人に認められる展開になりそうだけど、
それでいいのだろうか(^^;

■からくりサーカス
エレVSハーレクイン戦闘開始。
エレは何の繰り人形を使うのかと思いましたが、予備の人形を幾つか持ち込んでいた様子。
フゥさんが用意したのでしょうが、ことごとく一撃で壊されてますね。
ちょっとは質のいい人形を用意しとこうよフゥ。
ヴィルマが使った機銃といい、フゥの準備したものって自動人形相手に全然役に立ってないよ(^^;(ヴィルマのナイフがあったから良かったもののアレが無かったら皆、無駄死にしてますよ(^^;)
なんでキャプテンネモを持ってきてなかったんだろ。(フェイスレス用で性能はいいはずだし)(もしかしてキャプテンはへーまが使うのか?)

「自動人形と人間が仲良く出来るか」と言うエレの台詞、最古の二人を送り出した後だと思うと、ちょっと切ないですね。(「人間の血を吸う」にかかっているから、エレと出会った以降の最古は外れると考えればいいのか?)

読者としては最強キャラのはずの鳴海を戦わせないのはやっぱり焦れったいです。宇宙に行く鳴海を守ると言うのは分かるんですけど、やっぱりどうしても「話の都合」臭の方を強く感じてしまって(^^;
ぶっちゃけ、どうせ鳴海はブリゲッラと戦うことになるんでしょうし(身も蓋もない)

三牛親子の最後の活躍。(最初で最後?)
弱い人間が命懸けで頑張る姿は感動を誘うのですが、正直どうも駆け足すぎた事もあってちょっと物足りない気も。
鳴海がすぐ近くにいるのに助けられないのもちょっと違和感を感じてしまいます。(ハーレクインを挟んで三牛達が汽車の反対側にいるのだとしても)
ところで、三牛がフラッシュジミーに使ったナイフって「しろがね血付きナイフ」なんでしょうか?
彼等もヴィルマからもらってたっけ?
単行本を見返しても三牛達がナイフを受け取ってる描写は無いようですが、「6本ある」と言ってたから全員1本ずつは配ってたんですかね。

■D-LIVE!!
先週の百舌鳥さんからは、「あえて斑鳩の踏み台になる覚悟」を感じたのですが、
ペガサスを駆る英雄に倒される云々と話す今回のキマイラ。彼ももしかして、倒されることを望んでたりするんでしょうか?
敵陣営でもロコなんかは死なないと思いますが、百舌鳥さん・キマイラは凄くヤバそうな気がします。(あとカザロフも)

それにしても、100m手榴弾を投擲出来る豪肩すげえ。

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