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2006年5月31日 (水)

週刊少年サンデー26号感想

■GOLDEN★AGE
朝の5時から元気な小波ちゃんは元気ですな。試合が始まってもリアクション要員として頑張って活躍していただきたい。

トニオコーチに校舎裏(?)に連れて行かれて、何故か正座で話てる唯にちょっと受けました。
近江率いる不良チームは細目の蓮葉もただ者では無い様子。
この先本格的にサッカー部が活動開始出来た場合、チームに唯達3人+近江・蓮葉でいい選手が5人もいれば、案外強いチームになるかも知れず。

■金色のガッシュ!!
ティオ渾身のチャージル・サイフォドンでもロデュウを倒せず。
ウマゴンは頑張ってますが、かなり絶望的な状況です。
出来れば彼等だけでロデュウかジェデュンのどちらかだけでも倒して欲しいですが。
(つーか、モモンは何故オラ・ノロジオを使わないのやら。相当有効に使えそうな術なのに)

前回ラストでそろそろ目覚めそうかと思った清麿はまだ登場せず。今回出なかったのであれば、まだ引っ張るんでしょうか。

■MAJOR
病院で目覚めた寿也の前に現れる家族の幻覚、こわっ;;
どこのホラー漫画かと思いましたよ(^^;

このままブラック寿也のままでしばらくドロドロ展開が続いてしまう可能性も高いと思ってましたが、どうやら前向きに妹を受け入れようと思い直してくれた様子。
やー、よかったよかった本当に。
次回は普通に感動の兄妹対面か?

■ハヤテのごとく!
ハヤテ・ヒナギク・西沢さんの3人の夜で話が進展するかと思ったら、
何故か小猫登場。唐突だなあ(^^;
猫を出したのはラブ話だけで進め難いがゆえの畑先生の照れ隠しなのかと思いました。
『親が子を見捨てること』にトラウマがあるらしいヒナギクのキャラ表現の意味もあるでしょうが。

と言いつつ、ハヤテの境遇を知ったヒナギクの共鳴やら、ヒナギクと西沢さんの交友やらと、結構話も進んで満足でした。
“格好悪い考え”を暴露する西沢さんが、実に青春です。
コメディ作品でも、こうした真面目な部分を踏み込んで少しずつでも話を進めてくれるのは自分は歓迎です。
(畑氏はBACKSTAGEで気にされてるようですが)

■史上最強の弟子ケンイチ
「“闇”から(の招待状)じゃ」と朗らかに叫ぶ長老が素敵だ(笑)
新白連合の連中や修行に散っていた仲間達も集まって、次からは天下一武闘会でしょうか。
ただのトーナメントでは面白くないのでヒネリのある展開を期待したいです。

今回は久しぶりの脇役の皆さんも色々登場して楽しかったですが、学校の人達はまた当分出番が無くなるんでしょうねえ(^^;

■最強!都立あおい坂高校野球部
コテツに対しての敬遠策。そりゃあ、こう来るのも確かに当然でしょうね。
しかしそれをハネ除けてくれるコテツは流石四番、信之助と合わせて実に格好良かったです。
最後までホームベースを恋人視してる信之助が素敵だ(笑)

■妖逆門
主人公の前向きさがなかなか気持ちよかったです。
撃符の秘密はショッキングでしたが、前回・今回のフエ等の言葉からするとフエ達の側にも何か理由があるんでしょうか。

ところで、動く大仏がインパクトがありました。

■ハルノクニ
コーさんはポケモンで言えばタケシかと思いました(ぉぃ)。
つーか、モンスターを鍛えて育てて戦わせる、マジでポケモンじみてきた気が。

『「ハルノクニ」のタイトルを「ネコなび」に変更することを提案します』とのC-WWWさんの案に激しく同意する今日この頃(笑)

■クロスゲーム
5点以内で抑えることで終わりもあり得るかと思いましたが、なんだか勝つ展開もありそうですね。
ところで、ナポリタンは一人分だけ材料を残しとけばそれで済むんじゃないでしょうか(笑)

■武心BUSHIN
正式にライバル認定ですな。大会への因縁も出来て面白くなりそうです。
チンピラさんは今後もお人好しキャラへの道を辿ってくれそうで楽しみです。

■焼きたて!ジャぱん
「この審査員、いくらなんでもおかしくねぇ?」
な、何を言っているのですか、この観客達は??
そんなことは前回、前々回、いや、もっと遥か昔の時点でツッこんでおいてください。遅すぎます。

霧崎の正体がやっと明かされた様子。本来ならモナコの時に明かす予定だったんでしょうけど、忘れてるのかと思ってました(^^;(そんなわけはないか)

■ブリザードアクセル
久々に氷山FSCの名前が出ましたが、
そういえば花音や雷造はどうしたんでしょうねえ。この2人でペアを組んでたりは(無い)

全身キズとアザだらけな2人は練習っぷりが伝わっていいんですが、
本人がキズを気にしないとは言っても「見せる」スポーツなんだから見た目も少しは気にするべきではないかなあ(^^;
普通に長袖・長ズボン(orタイツ)にすればいいと思うんですけど。

■絶対可憐チルドレン
雷を防ぐにはやっぱりフランクリンバッジが必要なのですねっ(違)

チルドレン達では望めない非常な戦いっぷりの兵部少佐のダークヒーローっぷりは格好いいですが、やっぱり困った人だなあ(^^;

ところで、ECMのあまり効かない兵部はともかく、コレミツのテレパシー(送信)は普通に使えてるのですね。兵部の側で受信してるのか??

■見上げてごらん
すっかり覚悟の無くなった了の空気の読めなさが痛いです…;
侮辱されるのも当たり前かと。

■聖結晶アルバトロス
シャー芯ミサイルは目に入ると危ないから人に向けちゃダメだぞっ、約束だ!
それはさておき言語センスが不思議なリカさんはやっぱり素敵ですターボ。

ところで、自分もしょうこおねえさんは天才的画伯だと思いまスプー。>BACKSTAGE

■からくりサーカス
遂に最終回に辿り着いてくれました。本当に、藤田先生御苦労様でした。

最終回はやっぱり描くべき事が多すぎてすごい詰め込み方でしたが、
かつての鳴海がしてくれたことを、自分が出来るようになったマサルのラストカットは素直に感動です。
色んな人から色んな物を引き継いだマサルに相応しいコマだったかと。
鳴海やフェイスレスにとって“弟”だったマサルが“兄”の立場に成長したのだとも見えました。

フェイスレスの改心は、ディアマンティーナに“自分の姿”を見せつけられたり、マサルの姿に“兄の心境”を理解することで成されました。
実に「簡単に改心してしまった」とも言え、もっと早くにフェイスレスが普通に人々に差し向かってつき合っていればここまでの悲劇にはならなかったのに、とも言えますが、
しかし、そんな簡単な事を理解するのにここまで長くかかってしまった事がフェイスレスの悲劇なのだろうし、普遍的な多くの人々にも通じる人の愚かさなのでしょう。
ちょっとしたきっかけで人はやり直せるとのメッセージだったのかとも思いました。

最終回はやるべき事が多すぎて、多くのキャラのエピローグも満足には描かれないのではと思っていましたが、サーカスの面々や、すっかり穏やかになって自然体で楽しそうな鳴海やエレの姿は嬉しい物でした。
あんな大荷物を背負って宙返りしているエレのイキイキとしていること。
「鳴海の左腕が冷凍保存されていて、しかもちゃんとくっついた」と言うのは流石に「え〜」と驚きましたが(笑)、まあ、鳴海の中の生命の水の効果もあって上手く接合出来たんでしょう。

しかしまあ、やっぱり、『マサル・鳴海・エレオノールが一堂に会するシーン』だけはどうにか本編中で見せて欲しかったなあ(^^;;
構成上カットせざるを得なかったのかも知れませんが、やはりその「絵」だけはどうしても見せて欲しかったですよ。
マサルとフゥの通信の場面でも、鳴海にも「マサル」と叫んで欲しかったよ(^^;

他にもリョーコがアルレッキーノお手製の木彫りの鳥を受け取るシーンとかも見たかったけど、そんなことを言い出したキリがないですけどね(^^;

エレが教会で着せられていたドレス姿だったのが、今回の「歌」のシーンに相応しくて良かったです。
あと、グリュポンくんには合掌です。

正直ちょっと気が抜けてしまいましたが、藤田先生も近日中に復帰とのこと。
これだけの長期連載の後なのだから、しばらく休んでも良さそうな気もしますけど、やっぱり漫画がお好きなんでしょうねえ(笑)
どのくらい空くかは分かりませんが楽しみにしております。

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2006年5月30日 (火)

ぼくを葬る(映画)

(フランソワ・オゾン監督)

余命3ヶ月を宣告されたゲイの31歳カメラマンの最後の日々を描くフランス映画。
随分“モロ”にやってるなあと思ったらR-15でしたか。見る前に気付いてなかったです。

映画は、言葉少なく静かに淡々とした印象。
こういう映画だから、やはり「自分ならどうするか」と考えてしまいますが、
ちょっと死の受け入れ方が綺麗すぎる気もしました。
家族との関係が話の主軸かと思ったらそのあたりは意外とあっさり気味です。
主人公は「自分と他者との関係」(描かれない訳じゃないけど)よりも、むしろ「自分で自分を受け入れられるかどうか」がキモなのかと思いました。
自分の納得こそを優先したのかなと。
ラストシーンはとても印象的です。

死に瀕した人が自分の存在の証を残そうとする行為は理解し易いです。
ただ、不妊症の旦那を持つドライブインの女の依頼は、はっきり言えば「こんな内容のエロスパムメールってよく来るなあ」と思ってしまいました。
このあたり、ちょっと非現実的というか、御都合臭さは少し鼻につきます。
(ところで(字幕をきっちり覚えてなくて勘違いしてるかも知れないけど)遺産は家族には回してないんですかね?)

公式サイト

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2006年5月29日 (月)

週刊少年ジャンプ26号感想

■銀魂
巻頭カラーでほぼ全編便所話。空知氏すげえ。
デスノート並の心理戦が見応え十分でした。スバラシイ(笑)
そして最後には魂の戦い。己の身体(尻)か愛かの二者択一で、愛を選んだ男が勝つのは当然の流れと言えましょう。名勝負です。(便所だけど)

尻を拭いた2人に比べて中の2人のヒドイことよ(笑)
まー、壁をゾリゾリ削れば、心理戦で優位に立てるし、紙ヤスリもなめらかになるだろうし一石二鳥でしょうけどね。

タイトルの「六人揃えばいろんな知恵」は、今回は「四人」の方が合ってたかも知れず。

■ONE OIECE
ナミ完全勝利。
天候棒作ったウソップは凄いですが、やっぱり天候棒はナミでないと使いこなせないんでしょうねえ。
ビリビリカリファを剥くナミの容赦なさが素敵(笑)

暴走チョッパーはフランキーが鎮めてくれました。えらい。
確かに、海に落とすくらいしか対処法はなさそうですね。(ドクトリーヌはどうしたんだろ)

さて、やっとこさゾロとそげキングが自由の身になってキリン&オオカミと本格戦闘開始。ナミもこの場にいるけど、そげキングにもきっちりした見せ場を付くって欲しいところです。

敵よりも味方の数が上回ってきましたが、
果たしてサンジに活躍の余地は残ってるのか?

■BLEACH
今回はさくさく話が進みましたな。
ハッチがいい味出しまくり。
織姫の能力が似ているということは、ハッチも戦闘よりはサポート向きの人なんですかね。これまでも結界ばかり張ってましたし。
意味深にひよ里がアップになってましたが、ひよ里の能力も近いというのか?(ちょっとピンとこないけど)

仮面の軍勢の目的はやっぱり謎のままですが、とりあえず織姫にとっても敵では無いようで、死神にとっても敵ではない…のか?
ルキアも「何も言うな」と言わずに説明くらい聞けばと思うんだけど(^^;

■アイシールド21
徐々に神龍寺の手刀を攻略するセナや栗田。
しかし、ここで点差は21点差に。
えーと3回タッチダウン+キック成功してやっと同点ということですか。
残り時間がどれだけあるか分かりませんが、いよいよ絶望的な状況です。
本当に勝てるのやら;

モン太が何か手を考えたようですが、さて?

■NARUTO-ナルト-
九尾、ナルトにフられる。
そりゃあ、都合のいい女扱いされたらせせら笑いたくもなるか。

■To LOVEる−とらぶる−
すっかり出オチキャラなザスティン隊長がちょっと素敵。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
20年後ランボ登場。ツナ達を見て“泣きそうに懐かしい”との言葉はちょっと気になります。
20年後には仲間として一緒に行動してはいないという意味か?

電撃バトルは楽しかったですが、
レヴィは傘で雷を集める技で幹部になったと言いますが、雷なんてそうそう落ちてくるものでも無いのに、晴れてる時はどうするんですか?(^^;

ランボはほぼ負けのようでツナが乱入ですが、さてどうなるのか。
本当にツナが失格に、ってことはさすがに無いと思うんだけど(?)

■謎の村雨くん
ホントに隕石とは、凄い派手な展開だ(^^;;;
そーいや25日に地球に彗星の破片がぶつかるって話はどーなったんでしょ。

で、とうとう2人に本性がバレました。
いつまでもバレないままだと話も膨らまないし、いずれは正体バレをやるだろうと思いましたが、案外早かったですね。(ここから壬生先輩と青葉さんを殴って記憶消去…は無いと思うし、多分)
正体バレはヒーローの花道ですが、熱い展開で満足でした。
さて、この後はどうなるか。壬生先輩は味方的なキャラにはなってくれそうな気もしますが、さて?

マフラーにはちゃんと意味があったんですね。

■太臓もて王サーガ
外部の人間を投入してレギュラーキャラの変態っぷりを再認識する、ある意味基本的な話ですな。
温子でネウロネタとはちょっと新鮮だった気も。
今回はかなり掲載位置が前ですな。ちょっと安心。

■エム×ゼロ
先生かわいそー(笑)
ところで、大断円で壁ごとドアを壊さなくても、鍵だけ壊せばよかろうに(^^;

■魔人探偵脳噛ネウロ
石垣のあまりな悪意の無いあっけらかんっぷりは、もしかしたらある意味長所かも知れないと思いました。

仕事に対して案外有能な吾代が、意外なようで納得もいく気分。案外、面倒見が良くて真面目ですよね、彼。
望月の会社に出向して美味しい目を見れるはずだったと吾代が考えていたなら当てが外れたかも知れませんが、これはこれでイキイキしてる気もします。
望月社長とも馴染んじゃって(笑)
(ゲームを助けてもらって顔を輝かせてる社長がまた(笑))

そんな吾代さんも学校の勉強は駄目なようですが、
実際学校の成績と仕事の有能さは直結するとは限らないですわな(しみじみ)

で、学校の先生登場。先生も変態だー!
ある意味で本当にカキフライが弾丸で学食の平野さんが殺し屋に(笑)
平野さん…かわいそう(^^;

弥子の試験編で春川教授が絡むのかと思ったら違った様子。教授はまだ顔見せだったんでしょうか?
次の犯人も教授とは関係なさそうだし?

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
読みにくっ(^^;
家で読んだからいいけど、電車や立読みの人は大変だろうなー(無責任な発言)
読み終わって、確かに普段より何となく頭を使ったような気はしました。

「ワインについて長く語ってみろ」と言われて結局「ワインのこと」を全然語ってない中川に笑いました。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
ロージーを「草野様」呼ばわりする新キャラ登場。えーと、これまでに出たキャラでは無い…ですよね?(ちょっと自信ない)(「はじめまして」とは言ってるけど)
誰なんだろ。2〜4ページでは凄い顔をしてるけど、ホテルで荷物を運んだ時の顔が素顔なのか??

移動するのに人の目を引くなと言いますが、ギャグシーンにツッこむのも野暮な気がしますが、人の目を引きまくってますな。
やっぱり、ムヒョにしてもロージーにしても、魔法律協会の関係者はやっぱり無能ということなのか?

今井さんはやっぱりスーツで格好いいなあ。
新キャラの梅吉はうざいですが(^^;
梅吉の「自分に合った道具」発言は、ロージーパワーアップの伏線にでもなるのでしょうか?
(ロージーが“骨”や“傘”を振り回すようになったらイヤだのお)

■みえるひと
刀をブッ刺して治療。…さ、サイフォジオ?(違)
というのは冗談ですが、素晴らしくヤンキー色が漂う治療風景でした。
ガクは澪に浮気か?、やっぱり触れる方がいいのか(笑)

物語の方は母親の事も敵の正体も大分説明してくれて、かなり話が進みました。
ひめのん母の決断とそれに賛同する先代明神達の前向きさが心地よかったです。
まあ、母はこの後結局連れ去られちゃうのですけども。

一時はかなりやばい掲載位置でしたが大分持ち直したようなので、話も加速させて盛り上げていって欲しいところ。

■べしゃり暮らし
「か… 勘違いしないするなよ
 デ… デジきんの悪口言う奴は許せねーんだろ
 しょーがねーから… 協力してやるよ」

ツ… ツンデレだとオオオオオ!!
これまでのツンから一転してのデレ!!
ロッテンマイヤーズのエゲツなさに打ちのめされた所にこの優しい言葉をかけられたのでは
金本にかわいがられた百戦錬磨の辻本でもおちる!!
これも計算のうちかJOJO!!(違)

銀魂、ペンギンと来て、何ですか今週のジャンプのツンデレ祭りは(笑)

親父の振り見て我が振りを直した上妻の姿に気持ちよさを感じました。
親父にもいずれ、トラウマを乗りこえて欲しいところです。

■タカヤ−夜明けの炎刃王−
うーむ、元の世界に帰らないで終わりましたか。
典型的な「俺達の戦いはこれからだ」エンドでしたが、とりあえず夢オチに逃げなかった事だけは評価してもいい…のだろうか?

全部で何話だったのか数えてませんが、1年もやってたのですね。
もっと早く終わっても不思議はなかったと思いますが、やはりハンターやグレイマンの不在が効いたのでしょうか。(来週からグレイマン復活ですし)(ハンターはいつ戻るんだろ)

最初の読切版はそれなりに楽しく読んだのですが、連載が始まってからは正直、一度たりとも面白いと思えたことはありませんでした。
『我欲する』は確かに物凄いインパクトでしたけど;
色んな面において『テコ入れの方向間違ってねえか』(C宏海)という言葉がとても似合う作品だったかと。
お疲れ様でした。
(次はツギハギかな)

■ピューと吹く!ジャガー
この展開の期待する方向からのスカし方は、うすた先生のお家芸ですな。
持ちやすさ最高(笑)

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2006年5月26日 (金)

貴方の色に染めパンダ

■ヴィクトリア朝メイド純愛漫画「エマ」最終巻にて、作者の森薫先生は書かれてました。

『パンダは、黒の分量がもう少し多ければと思う
 非常に惜しい』

と、

私としてはパンダは基本の配色がベストだと思いますが、
ここは黒を増量した場合のベターな配色を検討してみるべきかと思ったのであります。

■つーわけでテストしてみました。


ゼロ.ベースパンダ
A.腰まで上げてモモヒキ調に
B.胴を黒くしたら白パンツっぽく
C.モンゴル相撲風??、つーか、エロス?


D.はじめ人間、いや、はじめパンダか
E.ひのまる劇場
F.ひのまる劇場2
G.どっこい生きてる


H.ほとんど黒クマ
I.ぼくはウルトラセブンなんだ
J.さすがに耳を丸めるのは止めました
K.いっそ減らしてニーソに(主旨が変わっとる)

★以後は後から追加した物です


L.ゼブラ、つーかミツバチ?(藤沢孝さん提案)
M.ニーソに絶対領域装備(P2さん提案)
N.虎ジマぱんつ(藤沢孝さん提案)
O.虎ジマ別バージョンだっちゃ追加


P.ハイレグ(?)(かみむらさん提案)
Q.SKMZ(スク水)(ヒデトさん提案)
R.網タイツ(全身とのことだったけど今一上手くいかなくてこのよーに)(ヒデトさん提案)
S.網タイツ派生バニー(?)(パンダなのに)


T.アメリカおばけ
U.ぶち
V.謎の覆面野郎
W.ゴスロリニーソ(鹿苑さん提案)(「もやしもん3巻」を参考にしたあたりが間違ってる気がします)


X.めいど!!(っつか、全然メイドに見えません;)(uniさん提案)

■てな感じですが、果たしていかがなものか?
どれがもっとも良いか、ご意見をいただければ幸いです。(ここでも一行板でも掲示板でもメールでも)
ベースパンダを元に新しい案を提示してもらうも良し。
…その結果が何に生かされるわけでもないですが(笑)

■なんだか森薫先生の希望した物とはまるっきり外れた結果になった気もします(^^;

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2006年5月25日 (木)

ピンクパンサー(映画)

(ショーン・レビ監督)

古くからあるシリーズのリメイクですが、昔の実写映画シリーズについては、
子供の頃に映画館に見に行った覚えはありますが、オープニングのアニメとクルーゾー警部の駄目っぷりの印象をわずかに覚えている程度でした。(何作目を見たかは失念)
たしか昔見た話も『ピンクの巨大ダイヤ“ピンクパンサー”を巡る事件を駄目警部クルーゾーが追うドタバタ劇』だったと思いますが、
今作はその基本プロットを元に時代を現代に移して、1から「クルーゾー警部誕生」を描いた現代版アレンジ作でした。

フランスを舞台に、現代的な車やパソコンや国際サッカーなどの現代的状況やガジェットがばんばん出てきっちり活用されます。
やっていることは昔と(多分)そう変わらないドタバタですが、このあたりの現代への置き換えがストーリーや謎解き(笑)にも絡んでいてなかなか面白かったです。

クルーゾー警部は、実際に側にいられたら極めて迷惑なダメ人間ですが、映画として外から見ている分には親近感の持てる人物像として描かれていて、ちょっとしんみり感情移入してしまう場面もあり、面白い人物として見れました。
ストーリーもギャグも事件の謎(笑)も大した物ではありませんが、上映中はきっちり無責任に笑って楽しめました。
事件解決の「推理全然関係ねー!」な所が素晴らしい(笑)

「地球儀」はもっと最後までしつこく生かして欲しかった気もします。

公式サイト

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2006年5月24日 (水)

週刊少年サンデー25号感想

■金色のガッシュ!!
キャンチョメダウン。遂に魔界送還かと思いきや、ゼオンの意地悪でそうはなりませんでした。
今の展開では送還も有り得るかと思ってましたが、ここで返さなかったと言うことは、まだ生き残りのチャンスもありそうです。(この相手を甘く見る油断がゼオンの足下を掬うのではないかと)
で、キャンチョメの次に狙われたのはティオ。
ボロボロになってますが、ティオにはまだ「読めない呪文」の伏線もあるし、まだ送還は無いかと。
ティオのピンチ→ガッシュが反応→ガッシュの心が伝わって清麿復活という流れになりそうですね。
ロデュウとジェデュンは、出来ればガッシュ抜きの4組で勝って欲しかったですが、
どうも彼らはガッシュ&清麿復活の際の派手なやられ役になりそうに思えます。

■MAJOR
兄妹感動の再会…、とはならないあたりが寿くんらしい。
濁った目つきでの「ハハ…僕には親も妹もいないんだけど」発言には、
「うわっ、大人げない発言。また黒寿也復活か?」と思いましたが、自己暗示で本当に家族の記憶を封印していた様子。
ここ最近妹からの視点で読んでいて、妹側に感情移入してましたが、
寿也側に立ってリアルに考えれば、大人になっても“子供の頃に親に捨てられた”トラウマは確かに大きいでしょうねえ。妹に責任は無いと言っても理屈では済まなそうです。
寿くん自身が乗り越えないと解決は難しそうですが、さて?

■武心BUSHIN
極端な主張のぶつかりあいが実に万乗先生らしい(笑)

■結界師
久々の日常。
元の生活に帰ってきながらも、良守は自分の変化を感じているようですが、
これが、火黒が暗示した良守ダークサイド化への伏線なんかじゃなければいいのですが。(大丈夫とは思うけど)
学校にも久々に黒芒桜とは関係ない妖怪が現れたようですが、今のところは愉快犯的な行動で、あまり悪質な物ではなさそうに見えますが、さて?
でもこの気になるタイミングで次回は休み。気を揉むでゴワス。

■GOLDEN★AGE
近江もやはりサッカー経験があるわけですか。
主人公の天然っぷりはなかなか得な性格かも知れません。
ところで小波ちゃんの出番がないのが物足りません。

■史上最強の弟子ケンイチ
ファイトクラブ展開はひとまず終了のようで、
YOMIの2人(姉弟だったのか)とは別の形で闘うことになるんですかね。

■妖逆門
そろそろげえむの謎にも踏み込んでくれそうです。
妖怪が無理矢理に撃符に封じ込められてたってのはなかなかショッキングでした。
オマモリ様に“さやか”の登場は結構嬉しかったりして。(髪は黒いけど)

■ハヤテのごとく!
誤解が誤解を生んでモヤモヤする展開は、ラブコメの王道ではありますが、あまり好きな展開じゃないなーと思ってましたが、
さすがに男前なヒナギクの人。誤解を生みそうな展開も力業で解消してくれそうです。
これで(増刊での読切のように)ヒナギクと西沢さんの間で友情が生まれるんでしょうか。
ところで「納得行かないアニメやまんがのラストで一晩話せる」ハヤテは実にお嬢様にお似合いかと思いました(笑)

ところで2、大神いいよね。

■クロスゲーム
ここまで善戦してるんだから、ナポリタンくらい気持ちよくおごってやれよと思うのは、
学生時代の貧乏ライフを忘れた社会人の感想でしょうか(笑)
やっと三年生がチームのためにやる気になって良かった…と一瞬思いましたが、作り話ですかい。
このあたり、老監督やコウ達サイドに誠実さが欠けていて、あまりいい気分がしないのね。

■焼きたて!!ジャぱん
相手を勝たせないために審査員がパンを食べない作戦って、
観客やTVの前でそういう勝ち方をしたらサンピエールの評判は落ちないんですかねえ。
この漫画でそんなツッコミをしても野暮なんですが(^^;

■絶対可憐チルドレン
今回は兵部少佐サイドの話。
エスパーでなければどうでもいいと言いつつも相手が幼女だと助けてしまう、兵部少佐のゴーイングマイウェイな変態っぷりが光ります。
自分が爆弾を売った相手もあっさり攻撃。気分で生きている人だなあ、まったく;

パンドラのメンバーが揃い踏む姿が見えましたが、「あと5年寝かせて」と言ってた黒巻さんもちゃんと少佐に助けてもらったんですね。眠そうだけど(笑)

■最強!都立あおい坂高校野球部
童貞パワー炸裂。
鈴ねえのサインすら間に合わない若さの炸裂っぷりがかなり楽しい。

■ハルノクニ
なんだか主人公達よりネコにばかり注目してしまいますよ。ニャー

■ブリザードアクセル
前回は、「吹雪は恋というものを理解してるんだろーか?」とも思いましたが、
とりあえずちゃんと六花を女の子として意識してるじゃないですかキシシ
お泊まりでの暗闇トークは青春ですね。

獅門コーチはやはり、パートナーとの恋愛関連でのトラウマがあった様子。
恋人であるパートナーが死んでしまったのか?とも思ったけど、現在恋愛を禁止する方針にあるということは、恋愛感情のために大きな舞台で失敗したという話なのか?(その場合最後の独白がピンと来ないけど)

五反田くんの明日が心配です(笑)

■聖結晶アルバトロス
うーむ、結局肝心な事はさっぱり分からないままですか。
とりあえず今回分かったのは、アルバトロスの中にへっぽこ姫とは別の一面があるらしいということでした(別人格とまで言えるものかは不明)
ところで、『へっぽこ』には一応は褒め言葉的なニュアンスもあるとは思うのですよ。
『駄目な子ほど可愛い』という感じの意味合いで。(褒め言葉か?)

ミュウが入院してる間は護衛に誰か残った方がいいんじゃないかなあ。(ユウキが残る訳にもいかんだろうけど)

■からくりサーカス
マサルの姿を見て“兄の心境”を理解するフェイスレス。フェイスレスにもようやく少し人間らしい心情が戻ってきたのでしょうか。
これが、鳴海ではなくマサルが宇宙に来た意味だったのかと思いました。
鳴海では、フェイスレスを倒すことは出来ても、フェイスレスの心を解かすことが出来たかどうかは分かりませんから。(今回を見ても分かるように、恋に破れて自棄になり死をも達観しているフェイスレスには、力で勝っても心を屈服させるのは至難の業でしょう)
マサルとフェイスレスが協力して人形を繰る様は、長いことこの作品を見てきたけど、まさかこんな日が来ようとは、と感慨深い物がありました。
ジャコの最後も、いい切なさでした。
次回はいよいよ最終回。どんな大団円を見せてくれるのか、素直に大期待です。

ゾナハ病の件は解決されるでしょうが、マサルの生存はどうなるか。
ありそうな展開としては、“フェイスレスが何とかしてマサルだけを生き延びさせる”かと思うんですが、さて?

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2006年5月23日 (火)

僕の大事なコレクション(映画)

(リーブ・シュライバー監督)

家族に関する『もの』を収集してジップロックで部屋の壁に貼り付ける趣味をもつ、ユダヤ系アメリカ人の青年ジョナサン(イライジャ・ウッド)
亡き祖父から古い写真を託された彼は、写真に写った「祖父の恩人」の謎の女性を探す旅に出る。
間違ったアメリカ文化観とインチキ英語を駆使する通訳の青年アレックスと、
アレックスの祖父の自称「目が見えない」老人運転手と、
他称「盲導犬」サミーデイビス Jr.Jr.たちと共に、
ジョナサンは祖父の故郷のウクライナの地で旅を始めるのだった…


という話。2人の青年と1人の老人(と犬)のルーツを巡るロードムービーです。
ひたすら広い空と緑の野原という美しい風景の下で古い車で旅をする。それだけでも素晴らしく“絵になる”情景で引き込まれますが、
言葉もまともに通じず噛み合わない彼等の道中が、時にユーモラスで時に切ない、いい映画でした。

緑の野原や、どこまでも延々と広がるヒマワリ畑、そして未だに残る第二次世界大戦の傷跡というウクライナの田舎の風景が、残酷なほどに美しくも切ない情景を見せてくれました。
(と言っても撮影は撮影協力体制の都合でチェコ共和国のプラハらしいんですが、風景はそっくりらしいです)
ウクライナという国は普段馴染みがなく、あまり知らなかったので色々と勉強になりました。

自分探しという言葉自体はあまり好きではないですが、『自分が何と繋がっているか、何と繋がって今の場所にいるのかを認識する』のは、人の人生の土台作りにおいては確かに大事な物であるかなと思いました。

爺さんの最後の行動は納得もいかなかったのですが、うーむ
こちらが日本人だからピンと来なかったのかとも思いましたが、どーなんでしょう。

ボンネットに座る犬をのっけながら走る車が良いです。「バカ犬」という設定だったけど、いい犬でした。

公式サイト

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2006年5月22日 (月)

週刊少年ジャンプ25号感想と今月のスティール・ボール・ラン

■アイシールド21
遂に32対14まで追い上げましたが、逆転するにはあと3回はタッチダウンしないといけないのですな。残り時間も多くはないはずですし、ハードです;
そんな状況なのに、遂にセナの足が潰れてきた様子。この試合で勝てたとしても残りの試合にも後を引きそうです。

この場面で「勝って」とセナを後押ししたまもり姉。
以前の彼女なら間違いなくセナを止めていたでしょうが、セナがアイシールドの正体を明かした時から、彼女もセナを一人前の男として認めていたのですな。
一方で神竜寺・雲水の阿含を最強にするとの思いも描かれ、エースを支える者としてまもりと好対照に見えました。

今回はサンゾーさんの命が危ないかと思いましたが、阿含の眼中に無かったようで良かったです(笑)
後から阿含の気まぐれで命を落とす可能性もありますが(^^;

今更ですが、阿含はもっと「試合中どんな危険なことをしてくるか分からないキャラ」かと思っていましたが、プレイ自体は乱暴ではあってもルールに沿って真っ当にやってるのですな。
やはり実力で相手を叩きのめすのでなければ意味がないと言うことか。

雲水に奨学金を出したあしなが集英会ひでー

どぶろく先生がトレーナーらしいことをしてくれたのが実に久しぶりだったような(笑)

■NARUTO-ナルト-
久々登場のサスケ。
外見は「普通」なままだと思ったけど、中身も案外普通なままですな。
もっとトチ狂ってるかと思ってました。
腰の刀、よく後ろ手で抜けるなあと、妙なところで感心してしまった;

■BLEACH
浅野姉って高校生だったのですかっ
これまでに描写されてたかも知れないけど認識してなかったです。てっきりOLかと(おぃ)

織姫を地下に呼んだ浦原さんは、やっとこさ織姫やチャドの能力の説明をしてくれるのかと思ったら華麗にスルー。織姫への戦力外通知でした。
織姫は破面との戦いでは確かに無力でしょうから、浦原の言葉も真意を語っているのかも知れませんし、冷たい言い方も浦原さんの気遣いかも知れません。
裏に何か思惑がある可能性も高いですけど。

「回復」の能力については四番隊のトップクラスにも劣らないはずなのだから、バックアップ要員としては有用なはずなんですけどね。

どっちみち物語的に、織姫が本当にお役ご免になるはずもないですが、
(藍染に目を付けられちゃって)『囚われのお姫様ポジション』になるのはつまらないので勘弁してほしいなあ。

織姫の髪飾り、数週前分を読み返したら確かに欠けてたのですな。

■ONE OIECE
チョッパーの乱入で、カリファはチョッパーに倒されてしまってナミの活躍が無くなってしまうのかと危惧しましたが、チョッパーはそのまま上に行ってしまった様子。

と言うわけで、期待した通りにカリファはきっちりナミが絞めてくれました。
つやつやじゃないナミさんも素敵だー!
天気を生かした戦い方も醍醐味たっぷりで実に面白く爽快でした。
ゴールデン泡を水で流せるってのはシンプルかつ納得力があって上手いですね。

ナミを“無礼者っ”呼ばわりのカリファさん。チョッパーを侮辱するあんたも無礼だよw
正直こんなボケボケの秘書が欲しい(笑)

今回はサンジピンチ!と思いましたが、よく見るとチョッパーが1階に投げ落としたのは「カリファの浴槽」の様です。となれば、サンジも水をかぶって復活したかも知れません。
サンジにもまだ活躍の可能性があるか?

■エム×ゼロ
やはり連載版でも主人公は「魔法が使えない」ようで、当面は先生に協力させて魔法が使えるように装う展開のようです。
当の先生と主人公の相性が最悪なのが、話を膨らませそうでいいかも知れません。
愛花とのこじれっぷりも、この手の「誤解ラブコメ」にありがちな理不尽な誤解や聞く耳を持たない態度ではなくて、
展開に納得がいく形で、かつ、ほどよいラブっぷりで良いですな。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
ツナパパも褒めてたランボの「たいした力」ってのは体質の事ですか。
体質だけで守護者に選ばれるってのも本人に迷惑な話だなあ(ツナのことを思えば今更だけど)
しかし文字通り「ファミリーの避雷針」になる機会なんて一生のうちにどの程度あるのやら(^^;

で、結局10年後ランボ登場。ところで10年後ランボもそんなに「やる時はやる」活躍をしてましたっけ(^^;
10年後もやっぱりヘタレだし(笑)
ここで20年後まで登場とは予想してなかったですが、年数を重ねたからって強くなるとは限らないのですが(自分も10年前より絶対衰えてますし)(車田先生も17歳が絶頂の肉体とか言ってましたし(笑))、さて?
無いとは思うけど、20年後ランボが30年後ランボを呼び、30年後が40年後を…という展開になっちゃって、ある境で「次の10年後」が出てこなくなったら、へこむなあ(^^;;;

■銀魂
花火が!(笑)

近藤さんはつくづく下ネタな運命なのですな。
四つの個室のトイレットペーパーが全てきれている確率ってどう計算したらいいんでしょ。
どっかで確率計算してるサイトはないかなあ。

敏木斎様、やっぱりお妙さんの料理でただでは済まなかったんですねえ(^^;

■To LOVEる−とらぶる−
結局春菜からも好かれてるのですか。
なんというか、正しい中学生の願望漫画だなあ。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
前回事務所に帰ってきたロージーが、エビスの見舞から1日経ったとのセリフがあって、
五嶺からの資料を受け取ったヨイチ達が30時間データを解析してと、
時系列が今一分かり難いですが、まあいーか。
箱船達のが禁書の力を使うために10万人の命が必要、と言うことで、BLEACHとネタが被ってしまった感じでタイミング的に運が悪かったかな、と思いました。

リオ先生が前回行っていた作業は、禁書の封印を解こうとしていたのですな。なるほど。

協会が禁書を盗られたこと、まだムヒョ達には伝わってなかったんですね。
ペイジさんは言い難いことを先延ばしにしたようにも見えて、また株を落とした気がしますよこの人;
協会は禁書のことを秘密にしたあげくペイジの足も引っ張るようで、相も変わらず素晴らしい腐れっぷりです。
協会が立て直されるような展開って、この先あるんですかねえ。

協会だけでなくムヒョ達も、冒頭から「大事な話をするなら鍵くらい閉めとけ。相変わらず危機意識がない」と思ってしまった訳ですが(^^;
「ケンジが勝手にエンチューの居場所についてきて足手まといになる」展開にはならないようで良かったです。

■謎の村雨くん
守りつつ守られているという2人の関係がいい感じ。
しかし、今回壬生先輩に実力がバレかけた事って、あの父親にはバレそうな気もします。

最後はいきなり隕石ですか?
凄い展開だ;;

■魔人探偵脳噛ネウロ
む、嘗めないのか。残念。
魚の目玉入り紅茶は平気なのに(笑)

ネウロは元より、弥子を見下すあかねちゃんと言い、
超不良患者のプラモバスター笹塚さんと言い(「ピシ グシャ」がツボでした)、
サインをねだる「だけ」のファンと言い、
各人のひどい人っぷり描写が実に素敵でした。
特に、超久々に登場しながら我が子を見下しまくる弥子パパの非道さったら(笑)

あかねちゃんと使ってカンニングとかは考えない弥子は良い子だ。(今のところ)

さて、前回表紙にいた春川教授が本格的に登場。
彼も結局「犯罪者」になるのか、どう話に関わるのかさっぱり読めませんが楽しみです。

最後のコマ、
救世主を求める弥子の顔の下に、うまい具合にタイトルのネウロの顔があるのが笑えました。

■みえるひと
滅びきっていなかったバオを出してどうするのかと思いきや、
いい話でまとめてくれました。うう…、さよならゾウさん…。

澪アネゴが予想以上におもしろ純情な人で楽しかったです。「☆」や「♪」ってどう発音するんだ(笑)
戦いが続いている間は正直話の密度が薄かったですが、今回は読み応えがありました。
話も大きく動きそうなので期待。

■太臓もて王サーガ
伊舞の前で次々とドツボにはまっていく流れの勢いが素晴らしい。

■べしゃり暮らし
ねずみ花火たちのやった事は確かにサイテーなのですが、やっぱり「芸人全てを敵視する」理由にはならないわけで、「意地」としか言えないなあ。
しかしそれを圭右に己の姿を親父の姿とダブらせる材料として見せてくれるのは流石に上手いです。

■ピューと吹く!ジャガー
ハミィバリエーションたちの適当なデザインっぷりが素敵。

■おまけ・今月のスティール・ボール・ラン
ルーシーがこのままスタンド使いになる展開も考えましたが、それは無さそうか?
いきなり死亡が確定してしまったブラックモア。凄い展開です。
この状態だとブラックモアは「大統領に電話をすること」に全身全霊をつくした方がいいような気もしますけど(^^;
ところで、「遺体」はやっぱりあの人のものなのですね。
最後まで名前は出さないかも知れませんが(^^;

Dio対ジャイロ達は燃えました。
Dioにすれば、恐竜の能力を使えばジャイロ達を殺す道もあるでしょうに、能力は使いつつもあくまで「レースで相手に敗北を刻みつけようと」してくるあたり、燃えます。
流石にDioはただのテロリストとは訳が違いますね。
ジャイロも「男の世界」に入って一皮剥けたようで、どんな決着を見せてくれるか楽しみです。
(ルーシーと出会う前に、彼等には彼等の決着を付けて欲しいところ)

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2006年5月17日 (水)

週刊少年サンデー24号感想

■最強!都立あおい坂高校野球部
ようやく自分らしさを取り戻したマサハルと合わせてチームも調子が出てきた様子。
敵エースの兵藤との対決も魔球で決めて、なかなか爽快でした。

■金色のガッシュ!!
「壁ハウス」の壁さんの記事のおかげでジェデュンの中の人の名前が「ヤンコ」としか思えなくなった今日この頃です。

能力の特性を生かしまくったキャンチョメの戦いがなかなかの見応え。
チータに肉薄したキャンチョメですが、ゼオンの余裕を見ると、ここでチータの本を燃やして終わり、とはならないんでしょうね

ウマゴンを除けば戦闘面では非力なメンバーでの戦いですが、出来れば余計な助けが入ることなく、彼らだけでロデュウ・ジェデュンを倒して欲しいところ。
まあ、手助けもチェリッシュが来るくらいなら、それほど強力すぎる助けでもないので(失礼)いいですが、
ここで清麿がいきなり目覚めて見せ場をかっさらうなんてのは萎えそうで嫌なのね(^^;

■武心BUSHIN
今回は、今後ライバルキャラになるのであろう五条橋の実力を見せる話だったとして、
「銃」への対処では主人公が何か活躍して五条橋に存在感をアピールする展開になるのではないかと。

■GOLDEN★AGE
今回は、サッカー部が「王道的な荒れ具合だなあ」という以上にはあまり感想がありませんでした。
もっと小波ちゃんを暴れさせてください(おい)

サッカー部に入るのは確定なんでしょうけど、やっぱり「他のチームを探した方がいいんでないの」とは普通に思っちゃいますな。

■MAJOR
周囲が兄妹2人を合わせないようにしようとすればするほど、不測の事態で対面してしまう事になるのは当然のお約束だったわけで、ここで出会わないはずが無いというくらいのタイミングでした。
ありがとうございました(笑)

兄妹2人には
「もしかしたらあなたは僕が生まれる以前の妹ではないですか?」
「これには深—いわけがあるのです。…シクッシクシクシク」
「なるほどそれでは聞きますまい」
というふうに乗り切っていただきたい。

もしくは妹は
「あれ…君は…」
「;…禁則事項です」
で乗り切ってくれても可

■結界師
タイトルの「ビンタ」
誰がするかと言うなら、やっぱり時音しかいないだろうと思いました。
良守がスッ飛ぶくらいに張り飛ばしてくれて気持ち良かったです。やっぱり良守はあのくらいは叱られて(泣かれて)おくべきでしょう。
当の良守も、言われるまでもなく自分の無謀は反省していたようで好感でした。

閃と時音の折り合いが悪そうなのが微笑ましいです。
まあ、閃=女の子説は怪しいと思いますが(笑)(墨村家に泊まっていた時点で男だろうし)
夜行の面々との別れは少々あっさりすぎな気もしましたが、閃との「じゃーな」「おう」との短いやりとりも気心が通じた様子で良かったかと。
ところで、兄貴は良守と閃に詳しい事の成り行きをちゃんと聞いたんでしょうか?、描写が省略されただけか、閃から聞けばいいと言うことなのか。

良守はもちろん「1人で黒芒桜を潰しおった」わけではないのですが、
爺さんが良守に話を聞けば、『松戸さんが生きていること』を知ることになるのではないかと、期待しています。

激しい戦いを経た後でもすんなり“日常”に帰ってこれる良守の描写は、火黒の誘いにも全く動じなかった良守らしいと思いました。
いい少年漫画主人公だなあ。

今回、時音に泣かれる良守をニヤリと見たり、寝てしまった良守をぞんざいに支える兄貴が、なんとも兄弟らしくて微笑ましかったですな。

■史上最強の弟子ケンイチ
ケンイチはやっぱり匿名希望(18歳)と戦う事になるんでしょうかね。
また女性を攻撃できなくて苦労しそうだけど。

■ブリザードアクセル
吹雪の『恋愛という概念に全く目覚めてない』っぷりが笑えるというか困った気持ちになるというか(^^;
本気で恋愛感情と言うものを理解してないようにも思えます。
六花の方は一度告白したら勢いがついてしまったようで、ガンガン燃え上がっていて、
実に対照的な2人で楽しいです。

今回は吹雪はああいう結論を出しましたが、この先吹雪が恋愛に目覚めた時がどうなるか気になるわけです。(そこまで描かれるか分かりませんが)

■クロスゲーム
都合の悪い事実には一切耳を貸さない認めない、一軍監督の大人げなさっぷりが段々面白くなってきました。
がんがんダメ大人っぷりを発揮していただきたい。

■ハルノクニ
ネコが1体しかいないのなら、多方面から攻めればいいと言うのは定石ですが、主人公は何か対策を考えてるんでしょうか。
ネコの他に2体ほどバビルの塔を守るしもべがいたりするのか?(まさか)

■ハヤテのごとく!
WEBサンデーのBACKSTAGEで畑氏がいつか語った通りに、どんどん桂母が若返ってますな(笑)

恥ずかしいシーンを描く時に、ツッコミで照れ隠ししてしまうか否かが“ギャグ系ラブコメ漫画”と“ラブコメ系ギャグ漫画”の分かれ道かと思いました。
や、ドバトさんやソテツさんのツッコミは素晴らしかったです(笑)

■絶対可憐チルドレン
皆本が主婦的な甲斐甲斐しさで敵少女をも籠絡する手腕の持ち主だとすれば、
薫は俺に付いてこい的な男っぷりで相手少女を虜にするのでした(笑)
まあ、今回は恋敵(笑)なのでそのまま決着にはなりませんでしたが。
オチをパンツで綺麗に締めてくれる椎名氏のテクニックが素晴らしい(笑)

■聖結晶アルバトロス
やっぱりモノバイルは『炉』を壊されると死んじゃうんですかね。
なんで最大の弱点をあんなに目立たせてるんだろ(^^;
鉄のモノバイルとの戦いは能力も展開も工夫があって面白かったです。
さて、次回はようやく「大発火」の真相が聞けるのでしょうか?

■からくりサーカス
犬にアルメンドラにディアマンティーナと、一気に歳末大処分な回。ここまで一気に消えるとは思いませんでした。

アルメンドラはともかく、犬の行動には驚きました。中身はフェイスレスと同じはずなのに。
やはり、いくら「ザ・厚顔無恥」なフェイスレスでも、外から客観的な立場で自分(人間フェイスレス)の行動を見ていると、さすがに見苦しいと思ったんでしょうか。
まさに「一人“人の振り見て我が振り直せ”」と言いますか。

犬の行動は、フェイスレスの人格であっても改心することが可能であると示しているのでしょうか。
だとすると、今回のディアマンティーナを見たフェイスレスもまた「人の振り見て我が振り直せ」な体験を得た訳で、改心の余地があったりするのか?(どーだろ)

律儀に「クマちゃん」とちゃん付けしてるグリュポンくんがナイスでした。

■おまけ・今週の週刊少年マガジン
クロ高にビックリ。
まあ、すごく「らしい」けど。

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2006年5月16日 (火)

Vフォー・ヴェンデッタ(映画)

(ジェームズ・マクティーグ監督)

名前を確認しながらでないと書き間違えそうなタイトルなのである。
日本語で言うと「復讐のV」というところ?(劇中でもっと上手い訳が出てた気もするけど失念)

マトリックスのウォシャウスキー兄弟が脚本だったり、マトリックスの助監督が監督だったり、
これまたマトリックスのエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングが実質主演だったり、
アンチ・ユートピアな暗い未来設定だったり、
宣伝だと仮面の集団がエージェントスミスばりに大量出現していたりと、
やっぱりマトリックス的な作品なのだろうかと見る前は思ったりしましたが、
全然違ってましたね。見事なまでに。
自分は面白かったですが、評価や好みが分かれそうな作品に思えました。

撮影もアクションも特撮もかなりアナログ的で、そもそもアクションメインの作品ではありませんでした。
独裁社会に反抗する復讐者の話で、
やばい位に政治的問題定義バリバリな作品です。
テロニズム容認と言うか、立場が変わればテロも革命も紙一重と言うか、物事には二面性があると言うか、“国民”の責任論と言うか、立てよ国民と言うか(←コレ本質的な意味で全然違う)。
どうも元々の原作は1980年代のサッチャー政権への批判を込めて書かれたらしいですが(未読)、
映画は未来の話なのですが、バリバリに今のアメリカやら日本への皮肉がこもっていると感じました。
まあ、アメリカはともかく、制作者が「日本」のことなんて意識してるかどうかは知りませんが、
どこの国の人が見ても、そこなりに耳が痛くなる部分がある映画なのではないかと。
(今の日本の状況に物凄くタイムリーに見えましたけどね)

イギリスで有名な、1605年に上院爆破を計画して処刑された「ガイ・フォークス」の事が下敷きになってるらしいですが、このあたりの元知識は全くありませんでした。
その為、「11月5日」へのこだわりなど、ちょっと分かり難い所もありましたが、一応その辺を知らなくても話の大筋は理解出来るのではないかと。(多分)

そんな話ですが、復讐譚の娯楽作品としても楽しめたとは思います。
ちょっと流れが分かり難い所もありましたけど、
お堅い話ではないですし、大げさで分かり易い漫画的な話ではありますし。
終盤の誰もいない部屋で流されるテレビ中継など大胆な演出が印象深く、
ビッグベン爆破は単純に絵的に見応えがありました。

Vの素顔を最後まで見せないのが“国民一人一人が、誰もがVである”との主張に合致していていいですね。
ヒューゴ・ウィーヴィングの顔を一切出さない思い切りの良さが作品のテーマを如実に語っていると思えました。

中盤のヒロイン絡みの展開はなかなか「凄かった」です。
色んな意味で、ここまでやるかと思いました。
ナタリー・ポートマンの役者魂が凄い。

再度見直せば色々発見のありそうな映画だと思えました。

公式サイト

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2006年5月15日 (月)

週刊少年ジャンプ24号感想

■ONE OIECE
こんな状況下でちょっといい名前を考えてしまうゾロの思考回路は素敵だ。
チョッパーの名前を叫ぶウソップに対して、チョッパーが吠えているので、もう怪物チョッパーがゾロ達の所に来たのかと思ったら違うようで。
単にウソップは「早く鍵を持ってこいチョッパー」との意味で叫んだだけだったのね。ちょっと分かり難いよ、このコマ(^^;

ルフィとルッチの戦いが始まったけど、互いにまだ本領は発揮してない様子。
本格的なバトルはもうちょっと先ですかね。他のメンバーの戦いが終わってからなんでしょう。

ナミは美人秘書に全身をまさぐられてつるつる美肌に。なんてえろい戦いだ!
マトリューシカみたいなつるつるナミ、後で元に戻るんでしょーかねえ;(サンジも)
戻らなかったら画期的だけど(笑)
蜃気楼を駆使したナミはいよいよ自分のペースでカリファに反撃か?
と、思ったところで怪物チョッパー乱入。
うーむ、ナミには独力で勝って欲しかったんだけどなあ。どーなるのやら。
しかし天然なカリファさんは素敵だ。最後のアオリはいい仕事をしてると思いました。

■BLEACH
仮面の軍勢の皆さんは織姫と何の話もせずに帰したんですかい。
織姫の能力を疑問に思うなら話くらい聞けよおまえら。
織姫も、クラスメート(平子)がこんな所にいるんだからリアクションが欲しい所です(単に気付かなかったのか?)
この漫画って、ツッコンで欲しいと思うところは悉くスルーしてくれるなあ;
今まで関連の薄かったキャラ同士の出会いなんてのは、漫画として美味しい化学反応を起こし放題なシチュエーションだと言うのに。
ところで、ツンエロ委員長リサさんは可愛いとは思います。

織姫の能力に対してハッチの「人間のままでそんな能力を持っているなんて信じ難い」ってのは、実は「おまえはもう死んでいる」なんてことはないですか?(どーだろ)
ともあれ、織姫が夜一さんに浦原さんの所に連れて行かれて、ようやく能力の正体明かしをやってくれそうではあります。

■銀魂
古い目(´3д3`)、これなら超難関高校にも合格出来そうだ!
しかし何故にこんなネタで雑誌内ネタかぶりが起きるのやら(笑)
とりあえずディフォルメは古いのかも知れません。「のび太の恐竜2006」だとのび太がメガネを取ってもちゃんと普通の人間の目だったし。

ちっちゃい子供の頃からでっかい丸太を振り回す総悟を見て、一瞬「スゴクね?」と思っちゃったじゃないですか。騙されました;;

■NARUTO-ナルト-
せっかく味方になったのに疑われるサイがかわいそー。
しかし、ナルトやサクラにとってはサイの狙いどころじゃない展開になったようで。
今の段階ではまだサスケを連れ戻せるとか倒せるとかも無さそうな気もしますが、さて?

■DEATH NOTE
遂にデスノートも最終回。月の姿も死神の姿もなく、キラのいない1年後の世界のみが語られました。
松田の推理(願望)も有り得ないとは言い切れない話だったりで、謎もいろいろ残った終わり方でしたが、想像の余地を残して読者に色々と作品の意味を考えさせる、余韻のあるいい締め方だったんじゃないでしょうか。
ある意味ベストな終わり方かも知れません。(無難とも言えますが)

世界は概ねキラが現れる前の状態に戻り、その一方でキラを崇拝する人々も残りました。
最後のキラ信者達の姿は、彼等には彼等なりのキラを信じる理由がある人々のようにも思えて(犯罪被害者であるとか)、
月の行ってきた事自体は、月の敗北によって作品としてはキラを否定したと言える描き方をしつつも、
「キラの理想」自体は果たして100%間違いか否か?との問題定義を残したようにも思えました。(自分は否定ですがー)
後は読者に委ねたって事なんでしょうね。(作者サイドとしてはこれ以上の事は語らないのではないかと)

松田は、最後まで『一般人の代表』としての役割を立派に果たしてくれたキャラだったなあ。しょーもない部分も含めていいキャラでした(笑)
読者の代弁者として、ある意味一番この漫画で必要なキャラだったのかも知れない、と言うのは言いすぎか(^^;

魅上が死んだってのは、ニアが絡んでいるのかどうかは半信半疑ですねえ。
違うとは思いますが断言も出来ません。
ニアはL以上に人間として捕らえにくいキャラでしたし。
魅上の扱いは哀れだったなあ。

夜神家のその後は結局描かれませんでした。
残された家族には月の死の事はどう伝えられたのやら。
「キラだった」事は明かさないでしょうし、殉職として伝えたと考えるのが妥当かなあ。

ニアは完全に「L」として後を継いだ様子。「ワタリ」もワイミーズハウスのロジャーさんが継いだのですね。

ミサはどうなったんでしょうか。
最後に出てきたのはミサなのか?、違うのか?
顔…は、この漫画のキャラは結構コロコロ顔が変わるので、顔では判断しきれません(^^;(おぃ)
髪の色が違う(トーン)けど、ミサは元々金髪に染めてたようだし、目がトーン目なのも、ミサの目もコマによって黒目だったりトーン目だったり描写がバラバラだったしで、これがミサでも納得は出来るか。(月を失ったらあんな感じになっても納得だし)
これがミサなら、ニアはミサについては放置した事になるんでしょうか。
記憶が無ければ裁く必要は無いと判断したのか?(記憶が無くなってる件はリュークに事情を確認出来ただろうし)

これがミサじゃなかったとしても話的には問題無いかと。
(むしろミサじゃない方が綺麗に収まるか)
(本当に月は「新世界の神」になっちゃったということで)
ミサじゃない場合、本物のミサはどうなったかという話になりますが、ニアに監禁されたのなら前半で松田が何か触れてそうな気もしますし、どーなんでしょう。

最後で幽霊の形とかでも月が全く出なかったのは、死の絶対性と重みを示してくれて良かったかと。

冒頭の「うちのジジィー迎えに来てねーじゃん」の人は、もしかしたら1話に出てた学生の成長した姿でしょうか。ってか、成長してねー(笑)

ともあれ、大場先生も小畑先生も2年半お疲れ様でした。
2年半で108話(他サイト様(どこだったか失念)で煩悩の数に合わせたのではとの説を見ましたが、計算の内だったら凄い)。長いようで短かかったです。
これから映画やアニメがあるのに、物語として終わるべき所でビシッと終われたのはジャンプでは快挙ですね。
ジャンプ漫画の最終回って、中途半端な打切か、人気があるために終われなくて延々ダラダラ続いてのグダグダエンドかの『イヤな二択出たーーー!!!』な場合が大多数と思えるので。
ちゃんとした完結を見せてくれたのは本当に良かったかと。

今回はこの日記も(やっぱり)かなりの文章量になってしまいましたが、
次回からはジャンプ感想の文章量も減るかも知れ無いなあ。

TVアニメ化決定とのこと。
アニメ化自体は不思議じゃないですが、流石にゴールデンタイムで出来るとは思いにくいです。

家族で食卓を囲みながら
「ほーらケンちゃん(仮)デスノートが始まるわよ〜」
「わーい、ライトがんばれー!、リューくんドリルアタックだ!、えるをやっつけろー!」
「ふふふ、ケンちゃんは(仮)ライトくんが好きねえ」
「うん。ぼくおとなになったらぜったい“しんせかいのかみ”になるんだ!」

…イヤだよそんな食卓。
やっぱり深夜枠かなあ

画集は見かけないと思ったら発売延期でしたか。

■To LOVEる−とらぶる−
会話には主語が大事ですな。
今回は脱がなかったと思ったけど、よく見ると表紙で脱いでるのか。

■アイシールド21
栗ハンマーに恐怖!
みんな死んじゃうよ;;;!!!、死人出るよコレは;;;

二転三転する状況が燃えました。
モン太、栗田と見せ場を作り、最後はまさか十文字とは!
阿含を引きずってのタッチダウンが燃える燃える。
ところで十文字の愛称は「モンジー」なのか(笑)
ラインの人は本来ボールに触らないポジションですが、触っちゃダメって訳じゃ無いんですかね。(詳しくないのですがー)

最後のセナの「ガクゥ」は、故障の伏線なのか一皮剥ける伏線なのか。普通に考えれば限界が来てるんでしょうけど。
モン太は、今回は一休には勝てなかったですが、「モン太VS一休」の決着は試合の最後まで引っ張るんでしょうね。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
戦いは一晩につき一試合ずつなんですか。
まだツナにも特訓期間の猶予があるわけだ。
で、次はランボですかい。早い段階でビックリ要素を出してしまおうって訳ですね。(そしてもう一つのビックリ要素(霧のリング所持者)はこのエピソードの最後付近まで引っ張るのかなと)

京子は、相撲大会で騙されるなよ、おい(^^;
どう見てもボクシング大会じゃないか!(突っ込むのはそこか)

10年後ランボ登場。10年後ランボがこのリング争奪戦の事を知ってるかどうかは、やはり押さえておいてもらわねば。
この戦いの事を10年後ランボが知らないって事は、違う平行世界の未来だったりするんですかね。(ノエイン面白かったなあ)
本番の戦いでは10年後ランボには入れ替わらないという展開もあるかも知れません。

次の戦闘フィールドは「雷」だけに避雷針付きのようでかなり危険そう。
「雨」や「嵐」なら水流でも流したり、
「雲」や「霧」ならドライアイスでもたくんでしょうか。

■エム×ゼロ
学校の敷地内や特定の場所でしか魔法は使えないようで。
その特定の場所で働くのでもなければ意味が無い技能だなあ。
この学校は、まさに特定の場所で働く人材を育てる養成機関なんでしょうか。

魔法の資質のある人には入試案内に書かれている答えが見えるってことですが、学校内に入って入試案内を見返すかなあと思ったりして。見る人は見るだろうけど、(素質があるのに)見ない人も多そうな気が。

とまあ、細かな疑問点は感じましたし、ほとんど読切版の焼き直し的な状況整理の回だったのですが、それでも面白かったです。
最後のイスネタとか、強引さもなかなか楽しい。

読切版では主人公は完全に魔法を使えなかったけど、連載ではゆくゆくは使えるという展開にもなるんでしょうか。
最初は魔法を使えない状態でのドタバタ路線で、途中からは魔法の実力が開花して状況を変化させる構想だとか。

■謎の村雨くん
下駄箱にラブレターって、学生時代に見たことも他人から聞いたことも無いけど実際にある状況なんでしょうか?
バレンタインとかで下駄箱にチョコを入れるってのも凄く不衛生で臭そうな気がするわけですが。

壬生先輩は結構変なキャラで面白そうです。そんなバナナ!!
ただの悪役でもない味のある人ですが、村雨の正体をずっと隠し続けたままだと長期の展開も難しそうだけど、どうするのか。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
五嶺がどんどんデレキャラに。
五嶺とエビスは本当にいいカップルですね(で、結局五嶺は男なのか女なのか)
五嶺グループの事が新聞(一般人向けの?)に出てますが、魔法律協会って一般にどれだけ認知されてるんですかね。

ムヒョの「書」はかなり痛んでいる様子。で、ビコが作ってるのはムヒョの新しい書なのですな。
魔具作りを通してのビコとリオの対比が切ないなあ。

ロージー達は事務所は取り返したものの、それで状況が治まるわけもなく、次の戦いが始まるようです。
次がロージーが徹底的に狙われる事になりそうですね。

■魔人探偵脳噛ネウロ
弥子の時間潰し兼アフターケア、
さりげなく自然な「じゃあまたね」がとても弥子らしくていいですな。

表紙からすると、次は遂に温泉の時に登場した「春川教授」メインの話か?
弥子のテスト絡みの話に教授も何か絡んでくるんでしょうか。

「カキフライの弾丸」のセリフが微妙に印象的で、後々で何か絡むのではと思ってしまったり。ネウロが弾丸代わりにカキフライを使ったりとか、この漫画だとホントにありそうじゃないですか。
学食調理師の平野ソラさんが本当に「殺し屋」だったりとかもありそうだ(笑)

弥子には最大のピンチがおとずれた様子。
『あの』弥子が残りのカキフライをも忘れて走り去るあたりに、彼女の衝撃の深さが伝わります(笑)
学友達も助けてくれませんが、「見守る…」の彼とか助けてくれればいいのに。(タッ!)

で、ピンチの弥子さんはネウロの靴を前に更なるピンチに!(大笑)
嘗めるのか?嘗めてしまうのか?
なんてヒキだ!(笑)

革靴は煮込めば食べることも出来ると言うし、弥子なら案外靴からも味わいを得られるかも知れないぞ!

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
「探偵」のゲームは知らないなあ
毒入りケーキのニュースは不自然かと思ったらやっぱりフェイクですか。

■太臓もて王サーガ
表紙はぼっこりじゃなくて本家サザエさんなのね。
最近TVでは見てなかったですが、あなごさんがどうなっているのかは気になります。
オタマジャクシの翠に対するツッコミが実に適格だなあ。
最後は男女合体とは。
そういえばウルトラマンAの再放送がケーブルで始まったなあ。

■みえるひと
敵を倒すとすぐにその上が出てきますな。さりげにインフレ分が強い漫画だ。
ひざまくらも“アベックに間違われ”も明神に取られたガクが可哀想でした。

次回はようやく謎の女案内屋と対面ですか。揉めそうだなあ。

■べしゃり暮らし
1回の放送くらいで店の経営に影響が出るだろうかと思ったら、延々ネタにしてるのですか。なんともなあ;
しかし、あんな形ででもテレビでネタにされれば来る客は増えそうな気もするけどなあ。

■ピューと吹く!ジャガー
うすた氏の五月病っぷりを感じました(笑)

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2006年5月10日 (水)

週刊少年サンデー23号感想

■クロスゲーム
コウの球を振れない3番バッターをザコ呼ばわりの一軍監督。
この調子で一軍選手をどんどん見放して二軍送りにして、最後に残ったのは東だけでした。
「ひとりでなんて…、野球できないよ…」(Cどくさいスイッチ)
…という展開になったら面白いと思いました。(さすがにありません)
真っ向勝負でコウの選手としての度量を示しながら、東にはなかなか及ばないさじ加減が面白いです。
東とは作品を通してのライバルになりそうな感じもしますが、もしも二軍が勝ったとしたら、東が他の学校に移る展開もありかも知れません。

多くを語らずに青葉の複雑な心境を見せる描写の上手さがさすがだなあ。

■金色のガッシュ!!
表紙や登場シーンでのゼオンのずるずるマントが格好いいですが、アレってマントが伸びたのか、イスにシーツか何かがかかってるだけなのか、どっちなんでしょう。
マントだとしたら動きにくそうだ(笑)

ゼオン陣営で生き残ってるのはお腹コクピットのジェデュンだけ、ってな気分になってましたが、
ロデュウのことを完璧に忘れてましたよ。長期休載があったりアニメ版とゴッチャになってしまったりで、とっくに消えた気分になってました(^^;)(ひでえ)
久々に登場したと思ったら妙にムキムキになっちゃって。

というわけで、術の使えないガッシュを除いて、普段はサポート役にまわることが多い4組が表に立って戦う展開に。
キャンチョメが目を付けられましたが、残っている魔物の数も減ってきて大詰めのはずなので、そろそろレギュラーのチビッ子仲良し組から脱落者が出てもおかしくは無いんですが、さてどうなるか?
ところで、今残ってると確認出来るの魔物は最低で13体くらいでしょうか?(ガッシュ・ティオ・キャンチョメ・ウマゴン・モモン・サウザー・チェリッシュ・ブラゴ・ゼオン・ロデュウ・ジェデュン・アシュロン・パピプリオ…ってところか?
ゼオンとの決戦が始まる前に『魔物の数が残り10体になりました』とか、本からアナウンスが入るのではないかと、密かに予想してます

■MAJOR
ううむ、連載当初から読んでいたのに「寿くんの妹」の話が思い出せません;
家族が夜逃げしたって事までは今回を読んで思い出せましたが〜(^^;
そんなわけで当時の寿くんが親はともかく妹まで恨んでいたかは覚えてませんが、
恨んでいてもいなくても、会えば動揺はするでしょうねえ。
少なくともW杯が終わるまでは会えないというのが普通の判断でしょうけど、果たして(漫画で)そのままで済むかどうか。

■史上最強の弟子ケンイチ
秋雨を引っ張って走るケンイチを見ても(疑問は感じても)驚きもしない、異常が日常と化してしまってるランニング女子達にちょっとウケました。
後半は、ついにファイトクラブ展開に。来るべき物が来た気がしました(笑)

■最強!都立あおい坂高校野球部
キャッチャーの果たすべき役割が分かり易くて面白かったです。
マサハルもようやく頭が冷えて、いよいよ反撃でしょうか。

■武心BUSHIN
流星に劣らず、親父も世間知らず…というより、ひたすらに求道的な人なのですな。
真っ直ぐで格好いいですが、周りの人は苦労してそうだとか思ってしまう自分は汚れてると思います。
ところで五条橋くんの兄は殺し屋にターゲットの写真くらい渡しておくべきだと思います。
しかし、墓石をパンチ一発で砕くって、この漫画のバトルはそこまで非現実寄りなんでしょうか?(^^;

■GOLDEN★AGE
順風満帆かと思いきや、いきなり現実的な逆境だ。
今後は、荒れがちな学校の部活に入って、運命のパートナー(ライバル?)と出会って、部活を立て直していくという展開になるのでしょうが、
主人公の自然体とボケのおかげで、この手の展開にありがちな『嫌がる奴を無理矢理巻き込んでの熱血無理強い展開(本田吾郎式)』にはならないのではないかと期待。
現時点では好感度が高いです。

■ハヤテのごとく!
「不審な行動のハヤテを探しに来た」マリアさんの行動が不審だと思いました(・e・)
ハヤテにも「あんな変な恰好」とか言われてるし(笑)
ところでお嬢様は学校に行くべきだと思います。

■結界師
黒芒桜終焉。姫様と白の最後のやり取りが何とも切ないなあ。

そして良守サイドでは、
最後の最後でじーさまとばーさまが持って行きました。
姫様も(恐れ多くも)老人に入れてしまえば、本当に年寄りがラストの美味しい所をさらっていったことに。
松戸さんといい、なんて老人が光輝く少年漫画だ(笑)
じーさまは、ここに至るまでは若い者(正守)にまかせておいて、ここぞと言うところで正守の足りない部分を補う渋さがたまりません。
あの正守をも「破壊するすべばかりに魅入られすぎ」とたしなめる先達者としての貫禄。
それでいて、時子ばーさまにはかなわないと洩らす可愛さ。完璧だよじじい!(何がだ)

次回からはエピローグ的な幕間話でしょうか。

■ハルノクニ
“ハルノクニ”を占領し続けるだけではボスキャラ(総理)が出てくるとは思いにくいけどなあ。
それこそ猫に命じて物理的に首根っこをくわえて引きずってくる方が早いんじゃなかろーか。(絵で想像すると可愛いかも知れず)

■ブリザードアクセル
ペアのパートナー間の恋愛禁止。その理屈は(一部極論臭くも思うけど)分からないでもないですが、
恋愛禁止を打ち出した原因が、このコーチが昔失恋したから、とかいう理由だったら萎えそうだなあ(笑)(ありそう)
ここに来て六花が感極まって告白という流れはゾクゾクしました。ラブコメいいっすね。
このまま恋愛がストップしてペアも解消という流れには、なるわけ無いと思いますが、さてどうなるか。

■絶対可憐チルドレン
葵、耳だけじゃなくて足も弱いのか。とことん弄られキャラな葵が素敵だー(笑)
せっかくのテレポーター対決なのに負けっぱなしなのが残念ですが(^^;

紫穂のD-LIVE!ネタは楽しかったですが、連載終了に間に合えば良かったなあと。
しかし紫穂も薫も結局は澪には押されているようで、澪が強すぎとも言えますが、せめて薫には自力で勝って欲しかったなあ。

賢木は完全にヘタレキャラとしての地位が確定してしまった模様。もうダメだこの人(大笑)

澪の能力の秘密はまだ分かりませんが、密度ごと3分割しちゃってるんですかねえ。

■聖結晶アルバトロス
大発火の謎はやっぱりまだ先送りなのですな。
新しい鉄の人はマグネロボって感じ。

■からくりサーカス
「しろがねを最初に好きになったのはナルミだから」って理由はピンと来ないなあ。
エレのことも鳴海のことも大好きだったから2人の幸せを願ったんじゃなかったんですかい?
白金のかつての言葉や行動に関連づけてるのは分かりますが、それもどうもしっくり来てなくて無理のあるセリフに思えました。
勝がエレのことを(恋愛感情で)好きだったというのは分からないでもないですが。

フェイスレスはこれまでの勝の行動をずっとツッコミながら見守ってきたのですな。随分楽しそうじゃないですか(笑)

ディアマンティーナはシャトルのどこに隠れているのかと思っていたら、フゥの人形の中とはっ、
フゥ人形のどこにそんな隙間があるのか謎ですが、インパクト勝ちということで、まあいいか。
(それともフゥ人形が座ってるイスの中にいた訳でもあるまいな)

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2006年5月 8日 (月)

週刊少年ジャンプ23号感想

■エム×ゼロ
新連載。以前載った読み切りがベースのようですが、
「魔法の素質がゼロの主人公を、魔法が使えるかのように先生がフォローする」話だった読み切り版に対して基本設定が同じなのか変わっているのかは今回ではまだ分からず。
話の方向性が見えるのは2話からでしょうね。
頭がボルトになったり腕がひっついたりという気持ち悪さを綺麗に表現できる画力は魅力的かと思います。

■ONE OIECE
スパンダムの“押し間違い”で「バスターコール」発動!
ゴールデン電伝虫には押し間違い対策のカバーも無く、間違い取り消しの伝達も出来ないとはなんと恐ろしい欠陥だらけのシステムだか;;;
その事をバッチリ全島に放送してしまうあたりがお約束と言うか、流石スパンダム(笑)

ぶっちゃけ、(アラバスタや空島の終盤を思い返すと)この漫画で「バスターコールが発動されないままで終わる可能性」なんて最初から無かったとも言えるので、当然の流れとも言えます。(身も蓋もないですが)
エニエス・ロビー篇もいよいよクライマックスに入った印として、最後の怒濤のクライシスと盛り上げを期待します。

あっさり捕まってるお縄になってるパウリー達が情けないですが、結局パウリー達ガレーラ職長はルフィ一味とは違って常識人レベルの強さという事なのね。
一時は次の仲間候補かとも思われたのになあ(^^;

・後日追記
各人の現在位置表記でのサンジの扱いのあまりの哀れっぷりに触れようと思いつつ書き忘れてましたよ。
ごめんサンジ (ひでえ)

■NARUTO-ナルト-
えーと、先週以前のジャンプを全部捨ててしまって確認出来ないし覚えてないですが、「カブトがサイを閉じこめた部屋に忘れたビンゴブック」はサイの部屋に置きっぱなしでしたっけ?
今回ヤマトがサイのバッグから見つけた物とは違います…よね???(自信無し)
まあ、「カブトのビンゴブック」だったらサスケの顔は載ってないだろうし、
最後2ページのサイの独白からしても、ダンゾウの目的はヤマトの推測で正しいのでしょうね。

サイへの疑惑を深めるヤマトやサクラに対して、サイは本気で変心…というか、ナルトに感化されて味方になっちゃってるようですが、
まあ、もう、どう見ても死亡フラグです。数週後にサイが無事に生きていると思えませんよ(^^;

■DEATH NOTE
月死亡。
合掌…とは言いません。同情の必要一片たりとも無し。

身勝手な正義の名の下に、犯罪者・非犯罪者を問わず全ての人々の命をゲームのように軽々しく扱ってきた月の、
最後の「うわーーーっ死にたくない!! 逝きたくないーーー」の言葉は、
月と言う人間が、「自分自身は何の覚悟も持たずに、ただ他人の命を軽々しく玩具のように弄ぶだけの男だった」事を露呈した物でした。
自分自身も“ただの人間”にすぎない事を忘れた傲慢さは、まさに「キラはただの大量殺人犯」だとというニアの言葉を証明した物だったと思えます。

月の死亡と言う最後はこの漫画の結末として納得の行く物でしたし、回想シーンでの「天国も地獄もない」も良い締めだったと思いますが、
夜神総一郎死亡時の、
リュークの「息子がキラじゃないと信じて天国に行けただけでも幸せか…」とのジャンプ掲載時のセリフが、単行本では「息子がキラじゃないと信じて逝けただけでも幸せか…」と変わっていた事を思うと、
「天国も地獄もない」は後付設定なのかなーとか思ったり(笑)
や、素直じゃない読者ですみません(^^;
(ちなみにジャンプ掲載時のセリフは明確には記憶出来てませんでしたが、「有無」さんの以前の記事にて確認出来ました。
ありがとうございました)

ところで次号タイトルは「完」なのでしょうか?
最後のページの印刷がベタでつぶれてよく読めないのですよ(^^;

■To LOVEる−とらぶる−
春菜は毎回主人公の妄想で脱がされるんですかね。(最後に実際にも脱いでるけど)
正しい中学生向きお色気マンガなんじゃないでしょーか(笑)
王女はともかく、春菜が主人公を意識しているらしいのが不思議ですが、
“お約束”以上の物を求めるマンガでも無さそうなので、別にいーのか。

■BLEACH
結局織姫(とチャド)の力は仮面の軍勢の力に近いんですかね。
仮面の軍勢の“ハッチの結界”に侵入した織姫に対して、もうちょっとちゃんと追究して欲しいんですけどスルーなのか?
ちゃんと次回、最後に登場した謎の人がツッコンでくれるのか?

■銀魂
マヨラーVSケチャラーの戦いは注目していましたが、ちゃんと食卓まで出して語ってくれたのは良かったです。
マヨラー側の語りが物足りなくも感じましたが、最後にちゃんとマヨラーとしいての言葉で決めてくれたのは満足でした。
まあ、自分にとってはこの過度のマヨラーケチャラー共の両方とも十分常識外ですが(笑)

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
怒濤の表紙シリーズ。
手抜きと言うべきなのか、異様に(スタッフの)力の入った力作と言うべきなのか迷いますが(笑)、
なんだか変に面白かった気もしました。
葛飾区には1年間住んだことがあるので、その風景は感慨深かったです。

■謎の村雨くん
トラブルメーカ体質の青葉さん、
女の子でヒロイン(?)なのに鼻を折られていたという思い切りのある設定がなかなか凄い。
彼女の体質からは主人公と絡めて話を作りやすそうで良いのではないでしょうか。
早速壬生先輩も絡めて話が膨らんできましたし。

クッションになった男子と青葉さんとの間に恋が芽生えたら嫌だなあと思いました(笑)

村雨くんはメガネを落とさない為にはスポーツ選手が使う「メガネバンド」でも使えば良さそうなものですが、目立つ事になるから駄目なんでしょうな。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
さすがにこの人達は割れたガラスが降ってくるくらいじゃ怪我しないんだなあ(笑)

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
服というか、流砂のなかにあれだけの量のトーマスのコレクションが隠されていたとは。素晴らしい四次元ポケットぶりだー(^^;

冥王召還は迫力でした。
あれだけの大きな力だとトーマスのすぐ側にいたロージーとナナも巻き込まれそうなものですが、さすがに冥王は力の加減も上手だった様で良かったです。

この戦いではロージー以下ヨイチもキリコも霊撃手も、皆が活躍を見せてくれて気持ちよかったです。ナナの活躍は「力仕事」の印象が強かった気がしますけど(笑)

■Mr.FULLSWING
最終回。
親父の体の自由が利かないことは、親父が駄目大人であることの理由にはならないと思いました。

プロで一軍をはっているのはこれまで出たキャラの中で2人くらいとのこと。
このトンデモ野球選手達もプロに比べればまだまだとは、この世界のプロはどれだけ凄いんだろうなあ(笑)

■テニスの王子様
毒手まで出るとは思わなかった。
それが「ウソ」だなんてのはガッカリですが、「ウソ発言」こそウソで、本当に毒手使いであって欲しい所

■アイシールド21
ここでサンゾーにスポットが当たったのが何だか凄く満足です。たとえやられ役でも(笑)
いよいよここから反撃に入れるのか?

■みえるひと
ガクが死にはしないかと心配でしたが(元から死んでます)、とりあえずは大丈夫そう…か?

■魔人探偵脳噛ネウロ
やはり「サイの中身」はどうしようもなく人間的でしか有り得ないと、ネウロも(ヤコも)指摘してくれました。
「誰だって…他人を見て自分と比べて(略)自分の正体を確認するのだ」の下りは自分を振り返っても納得のいく言葉でした。
やはり何気に深いなあこの漫画。

自分が人間でも魔人でもどうでもいいけど死ぬわけにはいかないと言うネウロは、拘りが無いのなら時々魔界に里帰りして魔人の力を取り戻したらいいんじゃないかとも思いました。
なんか台無しな事を言ってる気もしますけど(笑)

ところで、ヤコさんは翌朝相当な筋肉痛に襲われると思います。一晩どころか一時間でもつらいですよ(^^;

サイの助手(?)のアイさんもなかなか奥行きのある人の様子。今後の活躍が楽しみです。

■太臓もて王サーガ
いつにも増して怒濤のパロディっぷりが凄いですな。
スピンの組み合わせに、まさかの照明が素晴らしかったです。
「照明」はいつかやってくれるとは期待してましたけど(笑)
「いやらしの風」はレイアースかと思ったけど、検索してみるとFFなんですかね?(9以後やってません)

■ピューと吹く!ジャガー
もう、ほんとにダメだー(^^;

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2006年5月 7日 (日)

ゆずてんとサンシャイン水族館

4〜6日にかけて東京に行ってました。
東京行きの主な目的は以下の3つ。
1. 須藤真澄さんの個展「ゆずてん」に行く。
2. サンシャイン水族館でミナミコアリクイの赤ちゃんを見る。
3. コミティアに行く。(一般)

とりあえず、1と2について書きます。

■1.『ゆずてん』のこと
4日に妻と行きました。
漫画家の須藤真澄さん(おさんぽ王国)の「ゆず」関連のイラストや漫画原画を展示した個展で、GWの5月3日から本日7日まで、東京の浅草橋で開かれました。
須藤先生の愛猫「ゆず」※が亡くなって、それを『悼んでくださった方に、心からの感謝を込めて、ちっとばかし楽しいことをやることにしました』との主旨です。
(※コミックスの「天国島より(河出書房新社)」「ゆず(秋田書店)」「ゆずとまま(竹書房)」「長い長いさんぽ(enterbrain)」等々参照、超お勧め。猫好きな方は必読)

当日12時半頃、浅草橋駅に到着
…したところで、「地図」をプリントアウトしてくるのを忘れていたことに気付く。おいおいおい^^;;;(会場名はメモしていましたが)
しかしそこで、携帯で「ゆずてん」の案内ページをアクセスすればいいことに気付いて解決。
いやー、昨年末に携帯を新型に変更しておいて本当に良かった(^^;
ビバ文明開化!(遅い)

そうして無事に開場の1時より前に到着しましたら、会場のビルの外に長い行列が。行列は街区の角を折れて真っ直ぐ続き、更に次の角を折れて続いておりました。
しかし「混んでいるらしい」との情報は得ていたのでこの程度は想定済みです。
何しろゴールデンウィークですし、混んでいるのはファンが多い印と思えば嬉しい気分にもなります。いやホント。
1時20分頃、会場内に入れました。


玄関ゆず


入口ゆず

さて、会場内ですが、正直狭い会場で、そこに凄い人数のファンが詰めかけている為、なかなか恐ろしい事態になっておりました。
先生もスタッフの方々も、これほど人が来るとは思われなかったんでしょうねえ(^^;

会場内の写真撮影やサイトでのレポートなどはOKとのことですので、以下に幾つか写真など。


ゆず弁当(立体)


ゆずプラモ(組みたいなあ)

展示のイラストは(当たり前ながら)ゆず関連の物が多く、涙腺がどうしてもゆるくなりました。
そしてやはりプロの原稿は美しく感動でした。「線」が違うのですねえ。
単行本用に「反転」の指示の書込があったりと興味深い所もあったりして、本誌とは閉じの向きが違ってたんでしょうか。
なお、「原稿」の写真はピンぼけてしまっていたので載せられません(笑)

並ぶ際に「サインを貰いたい人の列」と「グッズを買いたい人の列」に分けられまして、
自分はダメ元でもいいかと思ってサイン側に並びましたが、どうも手違いがあったようでサインの整理券をもらい損ねてしまいました。
グッズ購入もすぐに売り切れてしまって間に合いませんでしたが、まあ、その辺は最初からダメ元と思っていましたので当日の会場を楽しめれば良いかと。
と言いつつ、サインは無理でもせめてと思って、持っていっていた「天国島より」にゆずてんの記念スタンプをベタベタ押して帰ってきました。満足〜
先生は遠目で拝見致しましたが、自画像を見ていると確かに御本人とよく分かりました。あんなシンプルな自画像なのに。

須藤先生&スタッフの皆様は御苦労様でした〜〜!!

■2.サンシャイン水族館のこと
で、ゆずてんを見た後は「サンシャイン水族館」です。ビルのてっぺんにあるナイスな水族館です。
今までにも何度か来たことがありますが、今回のお目当ては先にも書きましたが「ミナミコアリクイ」の赤ちゃんです。
入口からすぐのところにいましたが、最初に行ったときは睡眠中で、写真のような謎の丸い物体でした。なんだか分かりません(笑)


アリクイだんご

そんなわけで先に中に。

イワシです。
何故に水族館でイワシを見ると「うまそう」との感想が出ますか?(笑)
以前マグロの回遊を他の水族館で見たときよりも、イワシのほうがダイレクトに「うまそう」の感想が出るのですね。
やっぱりマグロは姿焼きで食卓に上がりませんからねえ(笑)

他にも、「泳ぐカニコロッケ」バイカルアザラシやラッコや、「しぎゃー」クリオネなどなどを楽しみましたが、早い奴らや小さい奴らはうちのカメラでは上手く写らないのです。

で、スタート地点のアリクイの所に戻るも、まだダンゴ中。
仕方ないので屋外施設を見学。
ペンギンやマンボウ(斜めになって元気が無さそうで心配)の他は、
もっぱら馬とか豚とかアルマジロとかキツネ(?)とかが目立つんですが、
アリクイといい、本当にここは「水族館」ですか?(笑)

で、その後にアリクイのところに戻ると、ようやくダンゴがほぐれてました。
うむうむ。


あにあに野菜を食う姿が可愛いよアリクイ。
(アリばっかり食うわけじゃないんですねえ)

で、このアリクイ、水族館にいる為なのか、見事に体毛がスク水模様です。
いやーセクシー(笑)
満足しました。

ところで、自分たちが山手線で池袋に付いた後で事故で山手線が止まったようで、運が良かったと言うべきか。

今年のGWは幸い(最終日の今日以外は)雨にも降られず、旅(と言うほどの物でもないけど)を満喫することが出来ました。
あー、明日からは仕事だ。頑張らねば。

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2006年5月 4日 (木)

天王寺動物園

天王寺動物園 に行って来ました。
歩いて行ける距離に10年以上住んでますが、まさに10年ぶりでした(^^;
近すぎるとかえって行かないですな。

昔の記憶はかなりウロ覚えですが、昔に比べて、動物にとっての自然環境を再現しようとしているように見えました。複数の動物が同じ区画内で共存してたり、動物から人間が見えにくくなっていたり。
調べてみると、動物の本来の生息環境に合わせた『生態的展示』に切り替えつつあるとか。なるほどー
正直、動物が何処にいるのか見難い面もありましたが、動物のストレスを考えればそちらが良いんでしょうね。

その一環なのか、キジ関係のオリの中で必ずスズメがおりました。
キジが留守中のところでもスズメだけがいたりして。
なんだかキジよりもスズメを思う存分見て堪能してしまいましたよ(笑)


アシカの区画内に鳥もいたりして、普通に飛べる鳥なのに囲いも何も無いのですな。
すぐ側に高速道路も通っているのですが、外に鳥が飛んでいったりしないんですかねえ。
動物園が安全な住みかだと認識していれば出ていったりはしないのでしょうか?


1歳になるシロクマのゴーゴくん。1歳とは言ってももう大分大きいですな。


「鳥の楽園」というでっかい屋内展示施設の天井ですが、この天井に「野生のアオサギ」が来て巣を作ってました。
あんなでっかい鳥が野生で大阪市内にいるとはビックリざます。

キリンが見たかったですが、キリンのサキコが3月末に27歳(人間で言えば90歳)で亡くなったばかりだそうで、合掌です。
今は若いキリンを訓練中とか。

久々にすごく健全(笑)な休日でした。足が疲れましたが(^^;

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2006年5月 3日 (水)

小さな勇者たち ガメラ(映画)

(田崎竜太監督)

ネットで聞こえてくる評判はやたら悪かったですが、子供向きジュブナイルとして見ればそんなに悪くは無かったかと。
それなりに十分楽しめました。(まあうちの評価はいつも基本的に甘めなんですけどね)

・とりあえず平成ガメラは忘れて見るべきです。まっさらの気持ちで見ましょう。
・とは言え、冒頭のVSギャオスはどうしても「ガメラ3」のラストを連想してしまって燃えるわけですが。
・怪獣ガチンコバトルを期待して行くのは止めた方がいいと思います。
・心に傷を負った子供が異形の生物と出会って分かれて成長する。超べったべたのジュブナイルですが、そういう作品だと思って見れば悪くはありません。ちょっとステレオタイプ過ぎで踏み込みが足りないとも思いますが、描写自体は悪くないかと。
・それでも「子供リレー」はさすがにどうかと思いましたけどね。

・子供を無理矢理活躍させようとする「子供リレー」のせいで、終盤の戦闘シーンが無駄に長いです。
・真の力が発揮できないガメラに対して敵怪獣“ジーダス”も技の種類が少ないので戦闘がとても単調。あと5分切りましょうよ。
・とは言え覚醒後のバトルは素直に燃えます。シンプルな決着も新たな1作目としては良いかと(続編があるかは知りませんが)(ここで綺麗に完結でいいと思う)
・「子供リレー」については、同じ事をやるにしても、もうちょっと説得力を持たせられないものかと。
・せめて“アレ”がガメラにとって大事な物だと伝わるエピソードを加えるなり(映画の描写だと子供達の思い込みにしか見えませんでした。結果オーライだったけど)、子供達が集まってくる理由付け位は見せて欲しかったです。
・自己犠牲の否定は分かるけど、やたらと説教臭いのはちょっといただけません。全てを懇切丁寧に分かり易いセリフにしてやらないと観客の子供に伝わらないってことも無いと思うんですけどねえ。
・主人公の少年が悩んだりトトにこだわる下りがやたらと描写が長くてクドイです。映画に限らず創作作品には「引き算」の加減が極めて大事だと思うのですが。

・大人をもうちょっと普通に大人らしく描いて欲しかった。子供向け作品だからって大人の登場人物までガキっぽく描写しなくてもよかろうに(役人の描写が漫画チック過ぎてちょっと;)
・博士はもうちょっと何か博士らしい事をしゃべって欲しかった。妙に存在感はあるけど何も言わないもんなあ。
・「親父」の扱いは悪くなかったです。子供の頃にガメラを見ている事が生かされてるのは良かったかと。

・各シーンの「絵」はなかなか燃える構図も多かったです。ビル(JRセントラルタワーズ)に突き刺さるガメラはいいですね。「橋」の上での決闘もいい絵でした。(ちょっとアメリカゴジラを思い出したり)
・戦闘シーンに限らず、画面の「絵作り」は全体的に良かったと思います。ちょっとしたシーンも印象的に感じました。
・今回は名古屋とか伊勢志摩方面が舞台なんですね(だから真珠なのか)。あの辺りはちょっと馴染みがあるので楽しかったです。
・ガメラ搬送のシーンはつい心の中で「ドナドナドーナードーナー♪」と歌ってしまったりして(^^;

・今回のガメラの顔は、やっぱりちょっと可愛すぎです(^^;。成長途中の段階はともかく、最後の形態はもうちょっと精悍な顔にしてくれても良かったのになあ。
・平成ガメラが「おっさん」なイメージなのに対して、今回は子供っぽさを全面に出すアプローチなのでしょうけど、それでもちょっと不自然に可愛すぎかと。番組が違うと思いました(^^;

・ところで今回のガメラって弱いですね。まあ流血はガメラの持ち味ですし、弱いのに頑張るのがミソですが。
・前半の「ただのカメ(ケヅメリクガメ)」なトトのシーンもあれはあれで面白かったです。空中浮遊やフライパンは素直に楽しかったですし。
・“VS出刃包丁”は「ギロン」へのオマージュですか?(笑)
・少年が指を差し出すシーンでは、ガメラも指を差し出したりしないかとちょっと焦りました。(ETじゃないって(笑))
・小学生の頃、学校帰りに怪しげなおっちゃんから買ったミドリガメを育てたけど一冬保たなかったなあとか;;、
台風の翌朝家のバルコニーにいきなり見知らぬミドリガメが出現したことがあったなあとか、
色々思い出してちょっとノスタルジーでした。

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2006年5月 2日 (火)

タイフーン(映画)

(クァク・キョンテク監督)

あの「シュリ」同様に南北問題を下敷きにして、脱北した核テロリスト(チャン・ドラゴン)と、彼を追うエリート海軍大尉(イ・ジョンジェ)の2人の男の戦いを描いた韓国の軍事アクション映画です。
ハードで骨太なエンターテインメントで映画全体に力強さがあって楽しめました。
人物配置などは少々お約束すぎる気もしましたが、お約束をきっちり作っていて映画に重厚感が出ていたかと思います。

いきなり難民を皆殺しにするアメリカ船やら核配備を容認する日本やらと、かなりトンデモな部分も目立ちますが、
まあ、この程度のトンデモはハリウッド映画もしょっちゅうやってるから特には言うまい(苦笑)(ステルスとかダイ・アナザー・デイとかと比べれば全然マトモだし)(つーかあの辺と比べちゃあいけませんがな(笑))
面白かったですが、終盤の愛国心炸裂な展開と、お涙頂戴モロ狙いなラストはちょっとクドくてきつかった気もします。
愛国シーンに至る場面も、「上の命令に背いて独断で出撃する」あたりで止めておけばもうちょっと普通の燃えるシーンだったのかとも。

ところで、タイトルにさほど深い意味があるとは考えていなかったので、ちゃんとストーリーに「タイフーン」が絡んできたのは「おおっ」と思いました。

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2006年5月 1日 (月)

ブロークバック・マウンテン(映画)

(アン・リー監督)

かなり出遅れましたがようやく見ました。
巷で聞こえる評判のように、確かに「ゲイ」部分を除けばかなり真っ当なラブロマンスかと思いました。
まあしかし、「ゲイ」部分はこの映画の取り除き得ない要素ですけどね。

ゲイ恋愛の根本部分への感情移入は出来ませんでしたが(発端があまりに唐突すぎるし、そもそも互いがどこに惹かれたのかが分からないし)(主人公達よりイニスの奥さんに感情移入したりして)(そうは言っても「山から下りた後の嗚咽」シーンやラストシーンは胸に迫るのですけどね)、
“過ぎ去った大事な時間への拘り”が強く示された切ない映画でありました。
“決して戻らない輝かしい若い頃の時間への郷愁”を痛いほどに感じましたが、
それに拘るあまりに“「現在」大事であるはずのもの達”が全て手から滑り落ちていくあたりはやるせないです。

嫌なことがあるとすぐに暴力に走って家庭を顧みることの出来ないイニスも、仕事もいい加減で先を考えない調子者のジャックも、ゲイ云々は別としてもかなりの「ロクデナシのダメ人間」だなあと、見ていて単純に思いもしましたが、
既に時代遅れの「カウボーイ」以外の存在になれない、“大人に成りきれない子供”の典型のような男達の悲哀は、今の時代でも普遍的に感じられるものだと思えました。
このあたり、我が身にも思い当たるものを感じてなかなか「痛かった」です。

劇中イニスがジャックに「お前に出会ったせいだ」と言うような事を言っていましたが、
仮に2人が出会っていなかったとしても(ゲイに目覚めてなかったとしても)、果たして彼等の人生は大きく違っていただろうか?、とも思ってみたりして。

作中でビュンビュン時間が経過していく感覚も、強く郷愁を誘うものでした。
過ぎた輝かしい過去の象徴である、序盤に描かれる「ブロークバックマウンテン」の風景は実に美しかったです。
大自然の中での羊の放牧シーンの壮大なこと。

ついでに、羊かわいいよ。

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