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2006年6月27日 (火)

ポセイドン(映画)

(ウォルフガング・ペーターゼン監督)

「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクですが、オリジナルの記憶はかなりおぼろげなので比較しての話はあまり出来ません。
と言うわけでほぼ今作だけの話で。

180度転覆した豪華客船からの脱出を描いたパニック映画です。
オリジナルは極限状況下での人間ドラマの妙がキモだったはずですが、
今作は、人間ドラマ的要素はほとんど無く(皆無ではないけど『定型』以上の物はない)、
とにかく、浸水によって追いすがってくる水から逃げるスピード勝負がメインの、純粋な災害脱出映画になっています。
緊迫感も高く見ている間はなかなかドキドキ出来ますが、正直後に残る印象は薄いです。今でも映画史に残っているオリジナルと違って、1年後には忘れられていそうな映画だろうと思えます。
しかし、無責任に見て分には面白かったですので、オリジナルの事はすっぱり忘れて楽しめば良いとも思います。

人間ドラマや人物描写が浅めで感情移入出来る人物もいないので、逆にいつ誰が死んでもおかしくないドキドキ感はありました(^^;
この映画に「主役」と言える存在がいたのかどうかも分かりません(おぃ)
一応「元市長」が主役なのだろうと思うんですけど、エンディング時点で自分も彼の存在自体を忘れかけてたくらいだしなあ(^^;)
「設計士」のじーさまは死ぬだろうと思ったので意外でした。
観客の期待通りに絶妙のタイミングで退場する「ギャンブラー」は素敵です(笑)

「180度逆転した船内」が見せ場とのことで、ビジュアル的な面白さを期待したのですが、
その辺はあまり有効には描かれていませんでした。残念です。
せっかく面白そうな画面を作れそうな設定なのに、縦移動や斜め移動があまり印象的には描かれず、メインはもっぱら水平方向の移動しかないし、
水平移動だと「人の足下に電灯が並んでる」くらいにしか見えないのですね。
天地逆転の設定が絵的に機能していると感じたのは「ピアノ」くらいかなあ。
あと、やたら死体が浮いていて子供にはトラウマになりそうだと思いました。(そんなに生々しい訳ではないけど)

船の構造の描き方は興味深く面白かったです。(どこまでリアルなのか分かりませんが)
自分が同じ状況に立たされた時の脱出法の参考にはなるかも… って、そんな状況はまず99%無いでしょうけど(^^;(船に乗ることったら、せいぜい明石や大阪から淡路島に行くくらいかなあ)
自分があの場にいたら、ホールに残って溺れるだけだろうなあ。

公式サイト

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