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2006年7月27日 (木)

初恋(映画)

(塙幸成監督)

『三億円事件(1968年)の実行犯は女子高生だった!』との宣伝が面白そうに思えて行きましたが、私的にはイマイチだったかと。
“事件の謎”を追った映画と言うよりは、孤独な女子高生がワルとつるむようになって仲間の安らぎと悪さと恋を覚えていく過程を淡々と淡々と描いた映画でした。
“タイトルに偽り無し”ではあります。

それならそれでもいいのですが、
女子高生(宮崎あおい)を撮ることに比重が寄りすぎで、それ以外の要素の印象がとても薄いです。
ワル仲間の描写も浅く、(私が人の顔を覚えるのが苦手なせいもありますが)メンバー全員の顔とキャラを把握仕切る事が最後まで出来ませんでした。
“兄”や、“事件の首謀者の男”でさえ、あまり印象に残っていません。
ヒロインのプロモーションビデオのように思えましたが、そのヒロインにもあまり感情移入は出来なかったりして。(どう言ったところで犯罪者ですし)
うーむ。

展開も“事件”の描写が始まるまでは、とにかく起伏に乏しく、正直言って中盤はとても眠かったです。前の席の人も完全に寝オチしておられました(苦笑)
展開が緩やかでも退屈しない映画は沢山あるのですが、コレは少なくとも自分的には駄目でした。
まあ、前日に無茶苦茶テンポのいい『時をかける少女』を見てしまったが為に、よけいこちらのテンポを悪く感じてしまったのかも知れませんが(^^;
“事件”が始まって以後はさすがに面白くなってきますが、それまでがあまりに冗長で長く、“事件後”の展開もまた長いため、114分の上映時間が大変長く感じられた映画でした。

1960年代の時代描写の再現もテーマのようですので、当時の状況・空気をよく知る人は楽しめるかも知れません。
(私は事件当時生まれていなかったので、三億円事件自体も大して詳しいわけではありません)

三億円事件の『状況の再現』や『盗まれた三億円が現在まで使われていない謎』や『証拠品が多く残されていたのに実行犯が特定されていない謎』に対しては、それなりに“なるほど”と思えるようには描かれていたと思います。
が、それでも『“白バイの男”は実は女の子だった!』というのは、流石に無理がありまくりと思いますけどね(^^;(いくらなんでも声で分かるだろ)

公式サイト

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