週刊少年サンデー39号感想と夏休みの友
■MARΩ
元々のMARは、正直面白いと思えませんでしたが、
作者が変わった今作は、1話の時点ではまだ何とも言えませんけど、案外「普通」に読めた気がします。
ストーリーが無いに等しかった無印MARとは違って、ちゃんとお話を楽しめそうです。
ギンタがやたら持ち上げられているのはちょっと微妙な気持ちになりますが;
無印MARのバトル描写の問題点をまとめられたへっぽこぴーすけさんのこの文章が明解な分析でとても納得でした。(耳が痛いところもあったり(笑))
バトルの三要素という「バトルの合理性」、「動機付け」、「作画的演出」
全ての要素を満たした漫画はそうそう無いと思いますが、どこか一カ所でも突出した部分があればそれなりの作品になるのでしょうけどね。
新シリーズの戦闘シーンが果たしてどうなるか、次回注目です。
■金色のガッシュ!!
自在に伸びてクッションにもなるゼオンのマントが素敵すぎ。
王族御用達マントなのか?
「答えを出す者」同士の戦い開始。先を読み合うニュータイプ合戦ですな。
恵の言うように少しずつジリジリと追い詰められる様子が緊張感とデュフォーの圧倒感を感じさせます。
「右、左、振りおろせ、右上、右、下、上ーーー!!!」との清麿の指示に的確に応えられるガッシュは凄いとあらためて思いました。(ゼオンもですが)
こいつらなら「赤上げて白上げて」の旗上げゲームも完璧ですよ。
最後はいよいよバオウの登場ですが、清麿の危惧通り、何だかヤバイ状態になっている様子。
これが以前アースが「驚異」と読んだバオウの真の姿なのでしょうか。
■MAJOR
清水がいいこと言った!
本当に、「ギブソンに本田Jr.の成長した姿を見せる」という結論で漫画が完結してもいいような気もしてきました。
が、アメリカの決勝進出自体ヤバそうな様子で、まだ展開は予断を許しません。さて?
今回の清水さんは久々にヒロインっぽかったです。
■ダレン・シャン
単なる脅しで終わらずに主人公本当にバンパイア化。(まだ半分だけど)
先が読めなくて順調に面白い。原作にも興味が出てきましたが、先を知らないままで漫画を楽しみたい気も。うーむ。
「…信じてもらえんだろうが… お前の気持ちはよく分かる」というホーストンさんは、
昔は人間だったりしたんでしょうね。
■結界師
兄貴&烏森に迫る、頭の大きい扇の罠。
今は先手を取られてる兄貴がそのうち逆襲に転じそうでドキワク。
裏会が絡んでくると展開に緊張感が出て面白さが上がる気がします。
裏回の調査役の奥久尼さんは確かに中立なのでしょうか。
扇とも兄貴とも関わりが無い方が話が混み入って面白くそうなので、中立独自路線希望。
■最強!都立あおい坂高校野球部
間近で見たナインの戦う姿に心底胸を打たれた教頭が遂に涙を見せる。
うむ、いいっすねえ。なりふり構わなくなった人の感情の発露はやはり心を打ちます。
ナインも気合いが入ったようで、
たとえドリル教頭でも、やはり女の涙は強いのか。(なんか台無しな発言)
教頭のドリルって、帽子をかぶってる時は下を向くのですね。気付いてなかったですよ。
■犬夜叉
あらら、生き返ってしまった;
「命とは〜軽々しいものではない」の言葉の後だけに、余計に軽々しく見えてしまった気もちょっとします。
悪い流れでは無いのだけどー。
邪見の涙は良かったですし。
■ハヤテのごとく!
全然信じてないマリアさんが(笑) 幽霊を目の前で見てもこの人なら信じ無さそうだ。
ヒナギクなら、幽霊も悪霊も体験済みなので(つーか神父とお話中だし)、話がちゃんと伝わればハヤテの状況も理解してくれるんでしょうけどね。
でも、話がちゃんと伝わらないあたりが漫画的強制力なのですな。
「ぐおおおお」なマリアさんの一コマでの長ゼリフ。
何ですか? 今の
斬ですか? 今の
どうせ斬なら台詞の分量は1.2倍(※)くらい欲しかった(笑)
※後日注釈
「斬」1話の載ったジャンプも捨ててましたので、最初は適当な記憶を元に「3倍」と書いてたんですが、
ヤマカムさんの記事を見て文字数を確認してみたところ、「斬=126文字」「ハヤテ=106文字」でありました。(、や…は除く)(数え間違ってたらすんません)
1.18:1ってところで、約1.2倍ですね。
さすがに3倍は無いか。いつのまにか私の脳内の斬のコマは実物以上に小さいフォントで多大な文字数のコマに変換されていたようです(^^;
それにしても1.2倍とは惜しい。これが「1.3倍」だったなら、
「3倍が誤認で3割増しが正解とは、シャアじゃねえってーの」と書けたのに;(書いてる)
■史上最強の弟子ケンイチ
ふむ。パンツはいてないジェニーさんは逆鬼師匠より大分年下なのか。
童顔なのではなくて本当に若いのね。良し。(何が?)
杖術の伝承者であるフレイヤは、実は元から「達人の弟子クラス」だった訳ですか。なるほど。
秋雨師匠でさえ知らない流派とは意味ありげに聞こえなくもないですが、これ以上ツッコミはしなさそうかな。
■ハルノクニ
意外に情に熱かったのですな>キリコさん
本当に仲間入りも有り得るのか???
■GOLDEN★AGE
典型的なイヤミライバルっぽく登場したスポーツ刈りの一色君ですが、嫌みなだけのキャラでは終わらなそうな様子。かもめ中のヤンキー達と言い、作者は心底の悪人は出せないタイプと見ました(笑) 結構好きだなあ、この作者のキャラクター描写。
“ゴールデンエイジ”の9〜12歳までに技術を身につけられなかった選手は大成しない。ブリアクでも同じような事は言われていましたね。(年齢を何歳と言ってたかは忘れましたが)
確かにそれは真理なのでしょうね。わざわざ今この考えを記したからには今後の展開にも関わってくる設定だと思いますが、近江はどう乗りこえていくのでしょう。説得力のある描写を期待したい所。
唯くんは、ゴールデンエイジ期に手品の技術を身につけられなかったんでしょうね(笑)
■焼きたて!!ジャぱん
>目がパンに
そのうち頭全部パンになるんですかねえ。
僕の顔をお食(略)
■RANGEMAN
読者の言いたかった事を代弁してくれるブルーの発言が心地よい。よく言ってくれた。
この会話は確かに鎌児をひとまわり成長させてくれるでしょう。
なんだけど、最後の鎌児はときめき値まで上がっちゃってますか?
多くの人が思うことでしょうけど、えと、目覚めちゃったんですか?(そっちに)(ポ)
「運命の出会い」なんですか? 大塚ハーマイオニー?
…単に恋愛に関係ない心の高揚もときめき値に含まれるだけかも知れませんが。
短い時間の間に別の女の子に恋をしちゃってたりしたら最低なんだけど(^^;
「風香お嬢様」と呼ぶということは、風香は博士の孫って訳ではないんですかね。
ところで、限界を超えたら爆発するスカウターはマジで目が危ないと思います博士(^^;
■ブリザードアクセル
相手がセリフを読んで照れているのを見て、自分が読む時の危険性を察知出来ないバカさ(若さ)が素晴らしい。
お約束もそれはそれでいいものですね。親父の涙も含めて(笑)
しかし、縄で縛るわ満足させちゃうわ、
中学生の試合でこんなカルメンを選んだ大会運営者は本当に一体何を考えているんでしょう(笑)
■絶対可憐チルドレン
>皆本を取られても薫を独り占め出来ればそれはそれでオッケー
未来で皆本と薫が引っ付いたらマジでヤバイよ(^^; 葵・紫穂パンドラ入りの危機か!?
今回は、バーチャル人生経験豊富でも紫穂も子供だなあと、よく分かる回でした。
まあ賢木も大人とは言えないけどな(笑)
花京院は強いなあ(笑)
■武心BUSHIN
根性で相手の裏をかいた戦いが見応えでした。
最後の姉さん乱入は、余計な横やり展開で嬉しくないなあ。
■聖結晶アルバトロス
こういう状況での別行動は失敗の元ですが、階段が壊れちゃあ仕方ないですな。
もう一人の侵入者は本当にユヒナの様子。
■ネコなび
突然ど新人が担当ですかー。
正直不穏な想像が;
■
「こわしや我聞」の藤木俊先生の同人誌「夏休みの友 闇に舞い降りた天才」を読みました。
「こわしや我聞」のメインキャラ達が真柴壊滅の祝いに温泉旅行を楽しむというスペシャルな企画です。
温泉物として守るべきお約束がきっちりとやり倒されていて楽しめます。コメディパートの楽しさは藤木先生の本領発揮です。
「親公認の仲(笑)」になった後なので、我聞を意識しまくる國生さんがまた素晴らしい。
そして今回の話は、朴念仁の我聞もちゃんと男の子だったんだなあとよく分かりました。
連載時にファンだった人は是非見るべきかと。
照れ屋の藤木先生がバッチリ脱衣に挑戦されていますが、その「隠し」の創意工夫が、なんだか凄いです(笑)
まだ通販で扱っているかも知れません。
「29日(昨日)の夜頃からとらのあな通販で扱われるかも」とあったので、もう売り切れてるかも知れませんが、「瞬殺された場合は増版」もあり得るようなので欲しくて入手出来なかった方は先生にエールを送れば応えて頂けるかも?
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