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2006年9月29日 (金)

今期アニメ最終回(5本分)

■コヨーテ ラグタイムショー
深夜放送の録画を朝に再生したら、いきなり始まる通販番組。
このラジカセは何とDVDプレイヤーがついているラジカセなんです。すげー(すごくない)

… … …
「野球放送が伸びましたので、この番組は50分くり下げて放送しています。」
だそうです。

それまでの放送では時間帯の変更を行わずに油断させておいて、
最終回「だけ」いきなり時間帯変更。
「また」やってくれたなサンテレビ・・・_| ̄|○
(同じ失敗で「吉永さんちのガーゴイル」の最終回も見てないままです)
30分延長ならともかく50分て、ずっとテレビに張り付いてろとでも言うのか

とりあえず最終回以外の総括としては、
踏み込みが足りなくて物足りない作品だったかと。
おっさんが主役なのはいいし、素材は悪くないと思ったんですけどね。

■ハチミツとクローバーII
原作単行本最終巻が出てからすぐにアニメ最終回で間もなかったため、原作の印象が強く残っていることもあって、
アニメ最終回は「すっ飛ばし方」が凄いと感じてしまいました。
エピソードの省略だけでなく、各シーンの繋ぎも“間”が足りなくて、
圧倒的に“尺”が足りなかったのだと、見ていて分かってしまうのはやはり残念でした。

しかし、それでもやはりラストは泣けました。「オレは− この作品を好きになってよかった…」
がんばれ竹本くん。
自分もがんばらねばと思わせられます。

竹本くんの声の人、
声優さんの事故で最終回のみ代役の人だったとかで、全ての関係者の人が大変だったと思うけど、心配したほどには違和感が無くて良かったです。

1期と合わせて、原作を再現する事に非常に気を使ってくれたアニメだったと思います。
(ただ原作そのまんまという訳ではなく、“原作のイメージ”を再現することに心を砕いてくれた作品だったかと)
原作から独自に再構築するアニメも、大きくアレンジして作家性を出すアニメもそれはそれで(成功している作品なら)いいですが、
このように原作を愛して大事にしてくれるアニメは、原作にとってやはり幸せなものではないかなあ。

■BLOOD+
最終回放送当日の朝まで、当日でこの番組が最終回であることを忘れてました;
正直、この作品は存在感が薄かったです。一応1年間通して全話見たんですが。殆どストーリーの印象が残っていません。
後半はほぼ流し見状態だったので自分のせいでもありますけどね。

印象的だったのは、やたら不必要な残虐描写が多くて「ホントに夕方6時番組か」と愕然としたこととか、主人公が1年間延々悩みっぱなしだったことくらいでしょうか;
2クールくらいで内容を凝縮してくれてたら、もう少し楽しめた… んですかねえ???

■ひぐらしのなく頃に
録画を再生してもなかなか本編が始まらないと思ったら、これまた時間がずれていたようでラスト5分が撮れてませんでした。オチは? 肝心のオチはどうなったんだYOーーー!!!???

…またかよorz よりによって【最終回だけ見逃し】今年で3回目。
前日に録画予約時間も再チェックして、夕方から夜までの間に野球も特別番組も無いなと確認して安心していたのに…
で、後からよくよくテレビ欄を再確認してみたら、深夜の1時過ぎから野球中継やってたんじゃないですか。
なんでこんな時間に、気付くかよこんなの…orz
仕方ないので手紙を残します↓

 『私、でんでんは録画を狙われています。
  なぜ、誰に、録画を狙われているのかはわかりません。
  ただひとつ判る事は、野球さまの中継と関係があるということです。
  関西テレビとサンテレビは犯人の一味。
  他にも特別番組が4〜5本以上。白いカンテーレを所有。
  バラバラ録画の被害者をもう一度よく調べてください。25分だけ録れています。
  コヨーテ・ラグタイムショーの録画は50分の延長によるもの。
  証拠のテレビガイドはこれです。
  どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
  これをあなたが読んだなら、その時、録画は死んでいるでしょう。
  …部分的に録れているか、ないかの違いはあるでしょうが。
  これを読んだあなた。どうか録画予約に気をつけて下さい。それだけが私の望みです。

  でんでん』

…で、本編について。
原作ゲームは未プレイ。
漫画版は単行本で読んでるけど、とりあえずアニメに関してだけ。

原作ファンにはアニメは端折りすぎらしく、いまいち評判が悪いようですが、
原作を知らない身としては、展開のトンデモ無さに感覚がだんだん麻痺してきて妙に引き込まれる作品で、なんのかんの言っても面白かったです。狂っていて。
先の展開の読めなさっぷりも良し。
かわいいキャラが惨殺しまくる(されまくる)不謹慎なキチガイさも深夜アニメなら有り。
アニメの不完全さ(そもそも原作ラストまでやってなくて、謎も解き明かされない)も、原作への興味を引っぱる入口アニメとしては成功しているんじゃないでしょうか?(笑)

つーわけで、アニメのラストがどうなったかが分からないので激しくスッキリしません。
最後まで見れていたとしても、謎が解け切らなくてスッキリは出来なかったのかも知れませんが、それ以上の中途半端さ。
ゲームか? ゲームをやるしかないんか;?
これもオヤシロ様の計画のうちなのか???

■ゼーガペイン
始まった頃はいまいち印象が薄くてあまり気になっていなかったのですが、
世界観の秘密が明かされたあたりから一気に盛り上がりが加速して、中盤頃にはすっかり『一週間が待ち遠しくも見るのが恐い番組』になっていて、
オリジナル作では今期終了作中で一押しでした。(つーてもオリジナル作は少ないんだけど)

単なるマトリックス的世界かと思いきや、それを越える絶望的な状況が一週毎に積み重ねられていくテンションの引っ張り方の上手かったこと。
そして、これでもかと手を替えてエスカレートするカミナギいじりの凄かったこと(笑)
中盤あたりは卑怯なまでの視聴者のつかみ方が素晴らしかったと思います。

で、最終回。

絶望的な状況が延々と続いてきたので、正直拍子抜けするぐらいにハッピーエンドでちょっと戸惑ったりして。
予想では、ハッピーエンドになるにしても、キョウとリョーコの歳の差が40〜50年くらい開いてしまうとか、
(いや、実際どれくらい開いたか分からないんだけど)
もっとドラマチックに障害を配して盛り上げてくるのかと思ってたのでした。
しかし、余韻を味わいつつ考えていると、綺麗な、希望を感じさせてくれるいい終わり方だったと思います。
ちょっと駆け足で詰め込みすぎだとは思いますけどね(^^; (オケアノスの最後くらいは描いて欲しかった)

以下つらつらと
・リョーコ完全勝利!? エンディング後には吹きました。まさかちゃんと決着が付くとは(笑)
・シズノ先輩の記憶が戻ってない間のドサクサにとかじゃなくて、ちゃんとした決着であることを願います(^^;
・【追記】キョウとリョーコの子供としてシズノが人間として生まれてくると考えれば綺麗に収まるのか。いわゆるルシオラエンドですな。メイウーの「人間になったら三角関係に」のセリフと噛み合わない気もするけど。
・【追記】リョーコの子供=シンという説もネット上で見かけるけど、それよりはシズノ説の方が筋は通りそうな気も。正解は解りようも無いですが(^^;
・【さらに追記】mixiのコミュで知りましたが、ZEGAPAIN WIKIの「イェル」の項目を見ると、ラストシーンの「グラスの葉」の意味も分かる気がします。神話がオマージュになっているという話は聞いた覚えがありましたが、かなり象徴的に描かれていたのですね。
・キョウの「夢」に出た妹にビックリ。もしかすると、あの妹の名前が「シズノ」なんでしょーか。
・と思ったらエンディングに妹の名前が出ていたようで。「ソゴル未沙季」らしいので「ミサキ シズノ」の苗字の方か。
・リョーコの「感情」がサーバー内でも戻ったのは、ゼーガに乗ったままでサーバー内に入ったのが良かったって事なんでしょーか。
・水泳仲間にモテモテのミナト副会長が、なんだか初めていい目を見られた気が(笑)
・ハヤセが話してるのは、えーと恋人? 消滅したんじゃなかったんですか? あの辺りはキョウの「夢」では無いだろうし、ちょっと謎
・ロケットパンチが!!(笑)
・キョウの前向きなバカさが良かったです。冗談じゃなくて本当に。

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2006年9月27日 (水)

週刊少年サンデー43号感想

■MARオメガΩ
“人間だった頃の”バッボの血縁者なんですかね。
今のバッボが子孫を残s(以下自主規制)

■金色のガッシュ!!
ほぼ全編スナイパーチェリッシュVSゼオンの対決。
ガッシュがどうなるかは分からないままですが、これはこれで緊張感があって燃えました。
チェリッシュの銃は、単なる長距離射程のライフルだけでなくて、鏡を利用した跳弾 …もとい、多角攻撃が可能と。ジョンガリ・Aの「マンハッタン・トランスファー」みたいなものですか。
それでいて最後は正面対決への覚悟を固めているチェリッシュが格好いいですな。
正面対決になってチェリッシュが勝てるとは全く思いませんし、次週あたりボロボロになりそうな気もしますが、彼女なりの意地を見せてくれることを期待します。

それにしても、相手を肉眼ですぐに確認できないほどの距離って、どれだけ広いんだ。ファウードの中は。

■MAJOR
ただただギブソン親父の格好良さを見せつけてくれる回。確かに格好いいですが、
マウンドで大往生だけは勘弁して欲しいなあ。(この試合ではまだ大丈夫でしょうけど)

■ハヤテのごとく!
女装対決が無くなったのはやはりガッカリ。普通にまっとうにラブコメな展開ですな。
女装のままだったら、今回の天使様の「胸の大きさが戦力の決定的な差であることを教えてやるのじゃ」のセリフも深い意味が出たんでしょうか …って、
それってあるのと無いのとどっちが有利なんだ?(笑)

ところで、自分もDVDは時系列順よりも放送順の方が良かった気がしてます。あの放送順には意味がありましたからー
時系列順に見れるのはそれはそれで新たな発見がありますが、
DVDが初見という人はやはり印象がまた変わるだろうなあと。要注意ですな。
全14話が全て1枚のDVDに入ってたら両方の順番で流す設定も出来るでしょうがー(無理な事を言ってみる)

■結界師
回想シーンで、子供達“で”遊ぶ翡葉さんが楽しそう。
ってーか、翡葉が遊んでるのって閃達ですか。

操と明の子供っぽさをのぞかせながらの頑張りが見ていて楽しいです。がんばれ。
あまり強くはない者たちの、互いの能力を生かしながらの共闘。
X-MENの年少組の活躍を見ているような感じの楽しさでした。

■史上最強の弟子ケンイチ
おおー、ジェニファーは味方でしたか。正直本気で敵かと思ってたので嬉しいサプライズでした。
しかし、DオブDの大会自体はまだ始まったばかりなのに、逆鬼師匠やFBI側は随分早い展開ですが、まだまだ事態は二転三転するんでしょうか。予想を超えてくれる展開を期待。

■クロスゲーム
東の兄貴は有名な選手だったんですかね。この兄貴がどう話に絡んでくるのか、イマイチ読めないなあ。
東に野球を楽しむことを教える…役目は、既に必要なさそうにも思いますし。

■ダレン・シャン
「後で耳をピンではさんでやる」だの「尻も一発けってやる」だのと、子供の扱いに不器用なクレプスリーさんの可愛さがますます増量中。

■ハルノクニ
ねこまっぷたつ!
内蔵は詰まってないのですな。これもカーボンナノチューブだからなのか、単にグロを避けたのか?

■最強!都立あおい坂高校野球部
選手達に応援する者達、それぞれの描写が臨場感がたっぷりで自然と世界に入り込めます。いい緊張感だなあ。
ここでの相手高の必殺兵器としてキタローと同じ左アンダー投手というのもピンチの演出としてナイス。

■焼きたて!!ジャぱん
かつての対戦相手やヤクザ(笑)が大集合ですが、ピエロとかは来ないんですかね。
ところでモニカは妊婦のフリは止めたんですな。諏訪原の誤解はどう解いたんだろう。

髪型が変わった月乃は一見して冠と区別が付けにくいです。

■絶対可憐チルドレン
飛行機直立救助。スーパーマン・リターンズ面白かったです。
いよいよチルドレンの正体がバレてしまうのか? と思わせてのハズし方がステキでした(笑)
でも、事件が解決したと思ったところでバレてしまうってのもよくあるパターンなので油断は出来ません。

ところで、椎名先生も完成原稿速報で書かれてましたが、言われてみれば絵柄は変わってきてるようですね。目の描き方がかなり変わったような。

■GOLDEN★AGE
もう試合終了。早いペースですね。この調子でどんどん話を進めるのもいいかも知れず。
唯くんは将来プロ選手になって引退したとしても、いい指導者になれそうです。

今回小波ちゃんの出番が全然無かったのが不満だのお。

■ブリザードアクセル
この作品はジャぱんの世界とは違って落ち着けばリアクションも元に戻るのが、何というか「一線」を守ってる点だと思いますが、今回の白鳥さん達は戻れたんでしょうか。
鳥のままでグッドラックだったのでちょっと気になります。

■武心BUSHIN
真弓の親父が本をくれた人だった。それを知って一皮むけた流星。熱い展開ですが、なんだか終わりが近そうに思えます(^^;

■聖結晶アルバトロス
ユヒナ登場…って、もしかして残りの中ボスも倒されちゃったんでしょうか。こちらもそこはかとなく展開が押している気配が。頑張れー(^^;

■RANGEMAN
変装風香に気付く錬児。
意外と錬児は女の子の本質的な部分を見抜いたりしてるんでしょうか。
錬児の方は風香に興味を持たないままというのが案外面白いかも知れず。

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2006年9月26日 (火)

もしも昨日が選べたら(映画)

(フランク・コラチ監督)

家電等のリモコンが多すぎてテレビのリモコンがどれかも分からないと切れた主人公(二児の父親)が、
複数の機器をまとめて操作出来る「万能リモコン」を買いに行ったところ、
本当の意味での『万能リモコン』を手に入れてしまう。

そのリモコンは「現実の人間」に対しても「早送り」「一時停止」「消音」等の操作が自由自在に可能で、その他にも「過去の人生の再生(愉快な解説付き)」や「チャプター」などの便利機能が満載で、
仕事に、家族関係にと便利にリモコンを使いまくる主人公は、やがてリモコンに人生を翻弄されていくのだった…


という話。
非常に面白かったです。笑った笑った。
「リモコン」らしいアイデアのギミックが満載でとても楽しかったです。
アメリカのファミリードラマに「藤子SFテイスト」を組み込んだような作品だとも感じました。
話が進むに連れてだんだん恐くなってくるあたり、「どくさいスイッチ」的な匂いを感じたりして。(オチも含めてですね)

ストーリーや先の展開などは結構読めるのですが、先が読めて問題になるような作品では無いので無問題。
こうなるだろう、こうあるべきだとの観客の思いを実に面白く形にして見せてくれて、
そして家族愛を高らかに歌い上げてくれる。まさにファミリードラマの鏡のような安心感と満足感を与えてくれる作品です。
そして最後やお祖父さん絡みのシーンには泣かされてしまいましたよ。基本的にはバカな映画なのに(笑)
人物描写が上手くて結構感情移入させられるんですねえ。
御都合主義な)オチも主人公の最後の行動ゆえと考えればちゃんと納得出来て、幸せな気持ちで劇場を出ることが出来ました。

アメリカファミリードラマらしく、「下品なネタ」や「ひどいギャグ」が満載なあたりは、少々好みが割れるかも知れませんが、
割と可愛いレベルでの下ネタなので、それほど問題では無いのではないかと。
実際劇場では男女問わずに非常に受けていました。
気楽に楽しい作品でお勧めです。

それにしても、
アヒルひでえ(笑)

サブテーマはファーストフード偏食への警告でしょうか。スーパーサイズミー?(笑)
“皮”が嫌だー(^^;;

ちなみに原題は「CLICK」
邦題は内容に合っていないと思えるし(主人公の心情を考えれば合ってると言えるのか?)、
印象が弱くてイマイチな気がします。

公式サイト

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2006年9月25日 (月)

週刊少年ジャンプ43号感想

■P2! - let's Play Pingpong! -
新連載。
江尻氏の作品はこれまでホラー路線(World 4u_)しか見ていなかったので、卓球漫画で来るとは意外でした。
学園漫画としてはもともとWorld 4u_でもほのぼの学園物的な描写は魅力的だったので、違和感なく楽しいです。
明るく可愛いキャラは素直に好感。先輩も(性格は厳しそうですが)理不尽な嫌なキャラでは無さそうですし。

スポーツ物としてどうなのかは今回だけではまだ分かりませんが、卓球にさほど詳しくない身としては素直に楽しめたかと思います。

足が遅いってのは卓球でもハンデになりそうな気がしますけど、どーなんでしょう。
バッティング等を見ると、球を捕らえる能力はあるようですね。

■ONE PIECE
新しい表紙連載はまさかの「限りない大地へ」編
空島編でエネルが“月”に旅立ったラストは、空気もなく人が生きることも出来ない世界に向かうという、そして恐らくは月まで無事に辿り着くことは無いであろうという、(エネル自身は抱いていないであろう)絶望感がミソだったと思っていたのですが、
もしかして本当に“月”に無事に付いちゃうんですか?
月世界人とかもいちゃったりするんだろうか。この世界なら有り得ない事ではないけど。ドキドキ

で、本編
… やっぱり生きてたーーー!!> ガレーラ&フランキー一家
素直に嬉しいことは嬉しいんだけど、これでまたこの漫画は「過去編以外では人は絶対に死なない」事が確定的になってしまったなあ;
ところで、ロープで逆さ吊りになりながら、沢山の人に股間に乗られている巨人の図がなんかツボに来ました(笑)

動けないルフィに「後はおれが担いでやるから!!」というのがウソップであるのが良いなあ。
自分はウォーターセブン編から随分ウソップが好きになってしまいましたよ。

いなくなっていたサンジは脱出船からココロ婆さんやチョッパーを担いで登場。
ヤボ用ってのはチョッパー達を助けにいってたって事なのか、他に何かあるのか?
「ガレーラ&フランキー一家を助けに行ってる説」もネット上でありましたが、それは違ったような感じですね。

海軍中佐・大佐達は、初めはかなり驚異的だったのに、既にあまり怖さを感じなくなってしまいました。ここらへんはちょっと勿体ない。
ナミが強くなりすぎな気が(^^;

最後はなんとメリー登場。
いや、ウォーターセブンで海にメリーが落とされた時も、あまりにあっけなさ過ぎて、この後に何か最後のメリーの出番があるだろうとは確信してましたけど、
それでもここまで変わらない姿で再登場するとは思ってなかったですよ;
てっきりもっとボロボロの残骸のような姿で登場するかと思ってました。
おそらくは、これが最後のメリーの活躍になるのでしょうか。正直普通なら、例えここでメリーに乗り込んだとしても無事に逃げ切れるとも思いにくいですが、どうクライマックスを締めてくれるかに期待です。

■BLEACH
月の砂漠。らくだにも歩いてもらいたい。

十刃の面々が登場。また愉快そうな人達です。
十刃の見開きの前のページの下三コマで「ズン」「ドカッ」「ザッ」と擬音だけ出してるのが登場済みのお三方ですね。
ヤミーの左に座ってる「ズルッ…ズルッ…ゴポッ…」の人はマユリ様と相性が良さそうだと思いました。

■メゾン・ド・ペンギン
最後までちゃんとやれよ!! と同じツッコミをしてしまったのが微妙な敗北感;

■NARUTO-ナルト-
魔法陣の上からどかせばいいんですかね?

■アイシールド21
太陽ライン全滅。アメフトの試合に見えません;
峨王と泥門ラインが当たったらと思うとかなり恐ろしい。
栗田も番場と同レベル以上とは言えないでしょうし、三兄弟や小結では太刀打ち出来ると思えません。
番場を笑った室(ひさびさの出番がこんなのという辺りが室らしい)に怒る峨王。
峨王もただの破壊凶という訳では無さそうだと見せてくれますが、このまんま暴れていれば次試合で間違いなく出場停止でしたでしょうし、あまり「クール」でも無い気もするなあ。
(柵を破壊した時点で問題にはならないのかと思いますが、それを言ったら栗田もトラックとか壊してるしなあ(笑))

とっさにまもりと鈴音をかばうヒル魔が格好いいではないですか。
勿論、陸も格好良かったですが、準決勝の西部VS白秋戦で大怪我をしないか心配です。
西部の試合スタイルは泥門と近いですし、言うまでもなく陸のスタイルもセナと同様。
決勝が泥門VS白秋となるとすれば、準決勝の西部VS白秋は「プレ泥門VS白秋戦(プレセナVS峨王戦)」とも言える内容になりそうです。
西部にとっては実に不穏;

太陽が負けて、どぶろく先生(経済的に)死亡。
えーと、先週買っちゃってた車とか宝石とかを売ればそれなりの金はにはなるんじゃないですかね。
それともその部分も賭けてたのか?

岬ウルブスの負け犬、もとい負け狼っぷりがお約束通りすぎてナイス(笑)

よく「キッドくん率いる西部ワイルドガンマンズ」という言い方をされてますが、主将のバッファロー牛島さんが可哀想だと思います。

ところで、今さらながらに『白秋 = 白亜紀』だと気付きました。遅っ!!

■D.Gray-man
あれ、ビン底眼鏡=ティキだってのはアレンは分かってないままでしたっけ?
よく覚えてませんが、まあどちらでも話に変わりは無いか。

話は塔を勝ち進む、伝統的な車田式「お前達先に行け」展開に。
この作品でこんな分かり易い展開になるとは、ちょっとビックリ。

■銀魂
凄い! 見事なまでにこち亀祭りを貫いた! 素晴らしかったです(笑)
ところで「超こち亀」が全然本屋で見つからないんですけど!
屋上でヘリが待っているあたりも、ゾンビパロとしての押さえ方が今回もお見事でした。
さすがに朝からゾンビ映画を見ていただけのことはあります(笑)

次回の新八の頭が楽しみです。きっとネタとして料理してくれる事と思う。

■OVER TIME
鷹見(幽霊)、これまで夜は眠っていたのか!?

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
超こち亀紹介。
「連載一度も休んでないんですよね(江口)」「いや昔は普通ですよね!?(秋本)」
このやりとりの相手が白いワニ、もとい江口寿史氏であるあたりが深い(笑)
長期入院も描き溜めで乗り切ったというのは本当に凄いなあ。
冨樫氏やら某萩原とかに爪の垢を煎じて飲ませてやって下さい。
ところで「超こち亀」が全然本屋で見つからないんですけど!

本編は、今回に関しては女子連中に同情の余地はないと思いました。
後半関係ないですけど。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
「赤ん坊VS女子」と書くと字面が凄いな。

いきなり挨拶でキス攻撃をかけたり、
武器を握りしめて「ほ…」と息をはいたり、
カエルを興奮させたり(おぃ)
緊縛されて頬を赤らめたり(幻覚)
… なんですかこの男子向け萌え対策キャラは?
これで中身が骸だったら面白すぎるんですが。
やっぱり憑依か幻覚かで中身は骸か女装説かのどちらかを希望(・ω・)∩

■To LOVEる−とらぶる−
む、ちゃんと春菜も絡めてきましたな。良し!

宇宙人はみんな犬に弱いのか?(笑)

■魔人探偵脳噛ネウロ
吾代さんの30回ローンの車の運命は、どぶろく先生の財産並に儚いだろうと、4ページ目の時点で確信していました。
まて次号(笑)
ネウロの前に大事な物を持ち出しちゃあ駄目ですわな(^^;

ヒグチさんとネウロの追い駆けっこ開始。ヒグチさんはさすがに今までの2人のように簡単にはやられないだろうと期待します。来週であっさり負けはしないだろうと思いますが、さて。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
梅吉を吼千峡に送って何の役に立つのだろうと思ってましたが、今井さんに触るだけで連れ帰れるというのは便利ですな。なるほど。

ペイジさんの戦いは、いいかげんちょっと長すぎる気がしてきました。

■エム×ゼロ
試験無事にクリア。
柊に対する誘惑はやっぱり母親なんですかねえ。

■太臓もて王サーガ
あいすにおばあちゃんフラグが!

■斬
こっちでも「お前は先に行け」展開ですか。仲間の人数が足りないのが惜しい所。

校門の外にいた貫木が校内にワープする描写が取り上げられていましたが、
貫木の忍者らしさをアピールしていると同時に、
「この漫画で人物の位置関係がコロコロ変わるのは、みんな忍者だからなのである」との主張だとも受け取りました。

■謎の村雨くん
終了。
ヒロインであることを主張するように最後にだけ登場する青葉さんが印象的でした。

■ピューと吹く!ジャガー
銀魂と並んでこちらでもこち亀祭り継続中。全然祝ってるように見えませんが(笑)

ハマーさんがひさびさに忍者らしい、びっくりした!
その縄抜け能力の中途半端さがハマーらしい。

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2006年9月21日 (木)

スティール・ボール・ランとCOMICリュウと七姫物語

■今月のスティール・ボール・ラン
★★★ネタバレ注意★★★

ジョナサン・ジョースター登場!(というより既に登場していた!)
しかもダニーも!!
なんだってーーーー!!!

というわけで、ジョニィの過去が語られました。
父親との関係とか1巻で描かれてた話と違うような気もするんですけど、
(我が息子は乗馬の天才だ)
まあ、言うのも野暮か。

今回のジョニィは泣き言モードでいいところがありません。
てっきり「遺体の脊髄」でパワーアップを果たすのかと思いましたが、ジャイロが「回転」でどうにかしてしまうのか?

新たな刺客の能力は「擬音」を具現化するエコーズACT2みたいな能力でしょうか。

■「月刊COMICリュウ」創刊号
小説の漫画化が多いですな。

・ドリームバスター(中平正彦画・宮部みゆき原作)
漫画は破壊魔定光の人ですか。 原作は未読ですが、今回を読んだ限りでは漫画家の作風と内容が上手く合っていそうに思えました。

・ルー=ガル(樋口彰彦画・京極夏彦原作)
こちらも原作未読なのでそもそも先行イメージは持ちようがないのですが、可愛い感じの絵柄が少し意外に思ってしまいました。

・HangII(遠藤浩輝)
「日本ふるさと沈没」で描かれていた短編の続き。“ワイヤーでつり下げられた”独特の世界観が目を引かれました。
この人の作品はこれまで読んでいませんでしたが、短編集を探してみようかと。

・ひなぎく純真女学生(ふくやまけいこ)
乙女同士のラブ物…になるのか? 確かに新境地かも

・おもいでエマノン(鶴田謙二画・梶尾真治原作)
原作は昔から好きな作品でしたが、鶴田氏は今の文庫版の挿し絵も描かれてるので違和感はありませんでした。
鶴田氏も昔から好きなので、嬉しいコラボです。

内容はやはり小説でも最初のエピソードの「おもいでエマノン」
冒頭のイメージシーンが漫画ならではの表現で素敵。
ストーリー自体は、やはりというか、今回だけでは終わってませんでした(^^;
原作のこのエピソードは文庫で34ページの短い話ですが、
漫画のペースだと5〜6回くらいかかるでしょうか。ゆっくり期待。

・陽だまり少女紀行(松本規之)
水着のシワが凄い。

・麗島夢譚(安彦良和)
オリジンの他にこちらも連載なのか!? と思ったら数カ月おきのペースなのですな。
残虐な虐殺描写がこれも安彦氏らしい。
ふんどしふとももが印象的(おぃ)

・MMリトルモーニング(安永航一郎)
最近の安永漫画の女の子は昔より可愛くなってきた気がしますが、
内容はやっぱり安永氏なので、素直に喜んでいいのか迷います(笑)
今回はまだそんなに壊れてないですが

・その未来は今(石坂ケンタ)
未来人の掛け合いがいい感じ

・ネムルバカ(石黒正数)
それでも町が廻っているの2巻が楽しみです。
今作は青春群像物。青春物だけどやっぱり漂うギャグ風味が素敵。
ナビ子はいらねーーーと思った(笑)
中学生の頃の「後輩」がそれ町の歩鳥を同じ顔で、まさか大きくなった歩鳥かと思いましたが、
髪のちょんまげが逆だ。別人ですな。

・XENON-199X・R-(神崎将臣)
うわあ、ほんとに1987年の少年ビッグコミック休刊で終わったゼノンの続編だ。
しかもタンカーが突っ込んだ直後から始まっていてびっくり。
ぶっとい版の単行本に「連載終了後の話のダイジェスト」が載ってましたが、
それに沿った話になるのでしょうか?(「鋼」との兼ね合いとかもあるだろうし)
それとも新しい話として仕切直しなのか?

■「七姫物語 第四章 夏物語」(高野和氏)
作品の落ち着いた空気感が好き。
これまでにも増してゆっくりと時間が流れているように思えた(作品内時間を比較してはいませんが)今巻でしたが、
話の分岐点になりそうな大事な話だったとも思えました。や、私的な印象ですが。
この先話が大きな動乱を迎えるのか、先が読めそうで読めない話で、今の空気が壊れるのではとの「怖さ」も正直感じますが、どんな世界を見せてくれるか楽しみです。

尾谷さんの絵も素敵です。表紙が美しい。
1巻の頃から結構変わられましたね。

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2006年9月20日 (水)

週刊少年サンデー42号感想

■金色のガッシュ!!
バオウの真の危険性とガッシュの過去を垣間見たゼオンですが、やはりあっさり改心したりはしませんでした。
「わかるか!? オレは勝ったんだ!!〜」のセリフは本人も無理にそう思いこもうとしてるようにも思えますし、
今回の事は確実にゼオンの“恨みの理由”に楔は打ち込めたでしょうが、やはりまだ積みが足りないのだろうなあ。

ガッシュ側は、いつのまにかガッシュとお揃いで清麿までまっくろくろすけに。
ファウード汁を飲んでもすぐに回復出来る状態にも見えませんし、どうもゼオンとの戦いは一時お預けになりそうです。

日本を破壊しようとするファウードの驚異がまだ残っていますが、ファウードについては、
そろそろアースによるファウード送還装置の修理が終わって解決するのではないかと。

ここで遂にパピプリオとチェリッシュが登場。パピプリオの能力は撤退には最適ですな。
チェリッシュによる狙撃は、単にコファルをぶつけていただけでなく、結晶を弾丸のように狙撃する新呪文が出ていた様子。
スナイパースタイルのチェリッシュはなかなか格好いいですが、弾丸をぶつけてもゼオンの腕を貫通したりはしないのですな。
チェリッシュの術の威力が弱いのか、ゼオンの皮膚は銃弾を通さない程に硬いのか、
魔物の頑丈っぷりを考えると後者の気がします。
魔物すげー(今さらですが、巨大な術を食らってノーダメージなのと、人間と同じ外観で銃弾を「皮膚で」通さないのだと、後者の方が人間離れして見える気がするのね)

■史上最強の弟子ケンイチ
やっぱり我流X、もとい長老は、ただ大人げない「だけ」という気がしてきた(笑)
ケンイチが50年修行しても長老には勝てないと思いますよ(^^;
(そして50年後でも長老はまだ生きてそうな気が)

逆鬼師匠は全く心配いらないと思います。
(つーか心配してる人は全国に殆どいないのではないかと)

■結界師
操が実に読者の応援心をくすぐってくれるいいキャラです。がんばれ、がんばれ!
箱の操り主のおっさんの不気味さと「いっぱいいっぱいな感じ」も、子供にとっての驚異としてなかなかいい具合の配役かと。

とりあえず箱は24個あるようですが、全部見つけられるのも困る様子。
誘拐おっさんとしては、とりあえず「朝までもてば」いいんでしょうか。
脅迫をしてる様子でもないし、何が狙いなんですかねえ。

今回の話では良守と時音は活躍が無いまま終わりそうな気も(^^;

■MARオメガΩ
カイには冷淡にあたり、バッボを封印すれば良いという長老たち。
言い方は冷たいですが、方法の一つとしては間違いではないか?
インガの「たかが町一つ」はさすがに言いすぎですが、しかし、こうしたカイとの対立っぷりを見ていると、
このインガも主人公パーティーに入るのかなと予想出来ます(笑)

経験値の高い無印のキャラはあまり出しゃばらないで、若い新キャラメインで頑張って欲しいところ。
(今はまだ導入部なのでいいのですが)

■ダレン・シャン
クレプスリーさんがだんだんごく普通の親父に見えてきた。中身は本当にそこらのおっさんと変わらない感じだなあ。

次からはシルク・ド・サーカス編でしょうか。
異能者でも裏会なら友達が出来るって話ですな。

■ハヤテのごとく!
お嬢によって全てが解決してしまった。早っ!
塔の一番高い目立つところでハヤテの恥ずかしい女装姿が衆目にさらされる展開はこれで無しですかー。残念
(先週さらしましたが)
まあ、ナギが珍しくヒーローらしく格好良かったので良いか。(ヒロインらしいとは言わないあたり(笑))

■クロスゲーム
三木は転校してしまうのか、プレハブ組に来てくれたらいいのに。
二軍の人数は何人いるんでしょう。試合開始前にフルメンバーを紹介してほしいところ。

■GOLDEN★AGE
だんだん唯にのせられていく不良FW達。まずは彼等のやる気を目覚めさせようという寸法か。
近江も唯を「性格悪い」と言いつつ、唯に逆らうつもりは無くしているようで、
唯は本当に中学1年なんでしょうか?(笑) 先行きが恐ろしいですよ(^^;

むすーーとスネる近江が可愛い。これで目に涙を溜めていたら、ハヤテのナギのスネ方ですな(笑)

■最強!都立あおい坂高校野球部
ラスト3ページ、ひきょーー(^^;

■ハルノクニ
いつのまにかえらく仲良くなってますな>ハルと志乃
猫合戦もこんなんならいいんですけどねえ。

猫てんこもりの本編後の「ニャア子よ。」の破壊力がっ!!;

■絶対可憐チルドレン
パンドラのコマーシャル戦略開始。
最初は「入るか、入るか!? 入ったあああ〜〜〜っ!」の部分までコマーシャルの一部かと思ったので、シャレが効いていて「やるな兵部」と思ったのですが、
どうやらアレは本当の野球中継だったらしいです。駄目じゃん兵部。(そんなことで)

「結婚式はいつですかああーーーっ!!」って、小学生かおまえは。(小学生です)

今回の展開はチルドレン達の日常にも影響が大きそうですねえ。果たして状況の変化が起きるのか?

■ブリザードアクセル
いつのまにかすっかりラブラブだなあ、こいつら。

白鳥ペアの変身よりも、小雪の変身の方が凄いと思います。

■武心BUSHIN
さすが万乗先生だ。(言うまでもないので主語は省略)
しかし、話自体はどうもクライマックス中に思えて仕方ないです。

■RANGEMAN
マネージャーさんが格好いいですが、錬児もこの人の眼鏡にかなうとは思えないなあ(^^;
変な方向に目覚めてきた風香は、まあいいんじゃないでしょうか(笑)

■聖結晶アルバトロス
バトルオンリーの展開になるとどうしても物足りなさが残る。
少年バトル漫画としては問題だなあ。

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2006年9月19日 (火)

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(映画)

(円谷一夫監督)

最初にひとこと
『昭和ウルトラマンシリーズ直撃世代なら是非とも見るべし。たとえTV版ウルトラマンメビウスを知らないとしても。
 子供がいるなら是非一緒に見るべし』

■「ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品」と銘打たれた現在放送中のTVシリーズの劇場版作品です。
朝一の回目当てで上映40分前に行きましたが、既に満席で二回目上映で見ることになりました。
おそらく当日に『ウルトラマンメビウスとウルトラセブンが初回上映前に来館』イベントがあった為にこれほど混んでいたのではないかとも思いますが、こういう映画で子供が満杯なのはいいことです。

■うちのサイトに来られる方の場合、ウルトラに詳しくない人が過半な気がしますので
「ウルトラマンメビウス」がどういう作品かを(自分も語れるほど詳しいわけでは無いですが)ざっくり説明しますと、
一言で言うと 『【お父さん世代】に直球どストライクなウルトラ物』 です。
『お父さんが子供と一緒に楽しめる』親子のコミュニケーション育成に優れた作品であり、そして『子供のための真っ直ぐなヒーロー物』であることを目指した作品なのです。

「平成ウルトラシリーズ」と呼ばれる昨今の新しいウルトラ物は、昔のシリーズとは世界観を共有しない新しいシリーズとして作られてきていましたが(言うなればGガンダムやWやXや種。或いは平成仮面ライダー)、
今回のメビウスは『初代ウルトラマンからレオ、80までの昭和ウルトラマンの世界観の完全な延長線上にあるウルトラマン』(TVではウルトラQでの出来事にまでリンク)で、1980〜81のウルトラマン80以来25年ぶりに地球に現れたウルトラマンの“ルーキー”メビウスの戦いと成長を描いた番組です。
まさに40年分の歴史が作中で積み重ねられているため、TVでは毎回のように旧作を意識させる濃い隠し味が練り込まれて盛り込まれ(第1話からして「ウルトラ5つの誓い」が登場)、
お父さん世代感涙の作品になっているのです。

そしてその一方で、単なる懐古趣味にならないようにバランスに配慮した作品になっていて、
あくまで現代の子供達を主眼におき、ルーキーとしての未熟な新世代のウルトラマンのヒーローとしての成長と、『地球人とウルトラマンとの交流・共闘』をテーマに仲間との協調を強く描いた、極めて前向きで真っ直ぐな熱いヒーロー番組 なのであります。
(昨今は割と「斜に構えた」ヒーロー物が多かったりするのですが、本作は実にストレートに仲間の絆と成長を描いてくれてちびっこ番組としてとても心地よいです)
回帰と新生を掲げた意欲作で、『ウルトラ誕生40周年記念作品』との触れ込みは伊達ではありません。

■で、今回はそんな作品の劇場版。
映画の目玉はずばり『ウルトラ兄弟と新世代のメビウスとの共闘』です。
初代ウルトラマン・セブン・帰りマン・エース、そしてタロウ、ゾフィーが登場しますが、
それも、この手のイベント映画でよくあるような「単なるスペシャル版での脈絡無い表層的なゲストキャラとの共演」ではなく、
あくまでも40年前からの歴史を重ねて作品世界で人生を重ねてきた、確固たるキャラクターとしてのハヤタ(黒部進氏(ウルトラマン))、モロボシ・ダン(森次晃 嗣氏(ウルトラセブン))、郷秀樹(団時朗氏(帰りマン))、北斗星司(高峰圭二氏(ウルトラマンエース))という大先輩達が新世代の後輩であるメビウス を導き助けるという、
既に50〜60年代となったかつてのヒーロー達との共闘で(この顔ぶれが揃ったのは33年ぶりだとか)、
これで熱くならないはずが無いという「卑怯」なまでの熱さを持った、かつての子供と今の子供の夢のプロジェクトなのです。
初老となられたヒーロー達の格好いいこと。マジで泣けます。
(ちなみにレオと80は未登場でちょっと残念)
(タロウも変身体は登場しますが人間・東光太郎としては未登場。篠田三郎氏が舞台の仕事の都合で参加出来なかったとのことですので、今後のTVシリーズに期待)

まあヒーロー映画ですから、ぶっちゃけツッコミ所はあれこれとありますが、
この熱さと勢いの前にはどうでもよくなります。
『今の』ハヤタやダンが変身してくれるだけでもう満足。要所要所に熱さとネタとサービス精神が盛りに盛り込まれた濃い映画でありました。おなかいっぱいです。

こう聞くとおっさん御用達映画のように聞こえますが、冒頭からテンションの高いウルトラ兄弟の“20年前の”戦いで子供心をガッチリつかみ、その後も濃度の濃いドラマとバトルで最後まで盛り上げて、場内の子供達も反応良く、ちゃんと釘付けになっているのが伝わりました。
やはり正しいヒーロー物は子供に応援されねば!

作中には「ウルトラマンと交流するゲスト少年」も登場しますが、こういう子役は割と視聴者として「鬱陶しい」場合がありがちなのですが、本作では見せ方が上手く、ウルトラマンにVサインをもらうゲスト少年に素直な羨ましさと、(子供であれば)一体感を感じられるものになっていたと思います。
むしろ少年の姉が別にいらなかった(笑)

少々残念だったのは、TVシリーズで強調されている『地球人(本作品での地球防衛組織である「GAYS」)との共闘』が本映画ではほぼ除外されていることですが、(今回GAYSはかなり蚊帳の外です。要所は締めてくれるんですけどね)
今作のメインはあくまで「ウルトラ兄弟」ですので、これで正しかった気もします。
両方を取り上げようとしても中途半端になる可能性が高いですから。
(撮影期間がTVシリーズより先行だったらしく、GAYSの各キャラが固まりきっていない事情もあったようです。)

■以下雑感列挙で。(ややネタバレあり)
・人間としてのウルトラ兄弟達のそれぞれの個性や過去がちゃんと生かれれた脚本がとても良い
・変身後の四兄弟もそれぞれの役割が強調されて隙がない。素晴らしいこだわりっぷり
・この変身後の兄弟の描写には“内山まもるテイスト”も感じられるのがまた嬉しいところ
・初代マンがちゃんとシワシワのAマスクなあたりのこだわりがアホなほど凄い
・郷秀樹が日本人離れしたおじさんになったなあ(笑)
・ダンの変身シーンは、ちょっと太、いや割腹がよくなられたなあと(笑)
・エメリウム光線も見たかったかなあ(出て…なかったと思うので)
・板野サーカスがウルトラマンで見られるとは。CGで描かれた空中戦は圧巻(CGであることに賛否もあるようですが)
・中盤から最後までのバトルのつるべ打ちのテンションが圧巻。バトルの中にも工夫とネタを盛り込んで飽きさせないサービス精神が立派
・しかし、カラータイマーが点滅してからいったい何分戦ってるんですか(笑)
・デザインが微妙かと思った「インフィニティー」が劇中で見ると案外納得、登場の経緯も良し
・これを言ったらおしまいだけど、やはり言いたい。20年も経つ前に充電に来てやれよ、ゾフィー(苦笑)(^^;
・GAYSのテッペイくんが生ウルトラ兄弟を見れなくて可哀想。映像記録が残っていればいいですねえ
・決戦地(神戸空港)の片隅にあったはずなのに無傷だとは、頑丈だなあガンウィンガー(笑)

・宇宙人達(テンペラー・ザラブ・ガッツ・ナックル、あとヤプールも)もそれぞれの個性が明確に生かされていていいですねー
・「つまさき」が最高(笑)
・Uキラーザウルスはエースキラーというよりデビルガンダムという気も(笑)
・ テンペラー星人のマントが素敵

・今回は私の地元の「神戸」が舞台だったのが個人的にかなり見所
・神戸空港も先日北海道旅行で行ったばかりなのでなんか嬉しい
・須磨海浜水族園とポートアイランドが随分近い気が(笑)
・ポートピアランドに観覧車が残ってるあたりが撮影時期がよく分かります(春に閉園してしまったので)

・ゲスト少年の“コスチューム”はお約束ですが、… もかよっ!(笑)
・ゲスト少年がウルトラ兄弟達の人形で遊ぶ写真が出てきますが、今回登場の6兄弟+メビウスの分の人形しか写ってないのが絶望した!(笑) きっとレオや80も砂場に埋もれていたのだと妄想補完しておきます(^^; でも、アストラとかは忘れられてるかもなあ…(^^;

・とにかく、かつてウルトラ世代だった人は必見の映画です。最近のTVシリーズを全然知らない人が見ても一本の作品として概ね問題なく見られると思うので、ウルトラ世代なら見れ!
・そしてエンディングが超おいしいので最後まで席を立つべからず!
・あー楽しかった

映画版公式サイト
TV版公式サイト
Wiki

メビウスTV版ネタ
その1
その2

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2006年9月16日 (土)

週刊少年ジャンプ42号感想

表紙折り返しの「全員両さん」企画。
駄目だよ、ちゃんとララもマユゾンしないと。
お妙さんを見習って欲しい。(見習ったら終わりな気もするが(笑))

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
1本目、復活希望キャラベスト1
戸塚さんというと、えーと、顔は覚えてるけど明確な出番がイマイチ思い出せない;
ジャンプは一応25年間読んでるのだけどなあ;
神とかは普通に懐かしかったです。

2本目、両津が100人の村だったら
ダークだったり壊れてる中川は1/3くらいはいるはずだと思う。漫才中川とか幹事中川とかねえ。

■ONE PIECE
遂に(未だにそげキングの正体を分かってなかった)ルフィの前で素顔を晒したツンデレ(笑)ウソップの檄によってルフィの勝利。長かった!
しかし、せっかくの感動的な展開のはずなのだけど、ちょっと個人的には物足りなかった気もする。
ウソップの正体バラしは、ルフィの前でそげ→ウソップのプロセスを見せてどどんとハッタリを効かせて欲しかったかなあ。
そうでなくても1ページ目でもっとウソップの顔に大ゴマを使ったりして印象づけて欲しかったのだけど、ちょっと詰め込みすぎだったのかと。

ところでどーして、「か…勘違いしないでよね」のセリフは文頭でどもるのがお約束なんだろう(笑)

しかし、ハトは今までどこにいたんだ?(笑)
ルフィは何度ぶっ倒されてもリベンジ出来るのに、敵は一度「ドン!!!」と負けちゃったら終わりなのだなあ(^^;

スモーキー大佐並のはずの中佐・大佐に「ウソップノイズ(黒板に爪)」が効いているのは、それでいいのか海軍!?(笑)
それとも、あのウソップノイズも貝(ダイヤル)でパワーアップしてたりするのか?

・両さんを探せ!!
以下全作品で探してみたのでネタバレが嫌な人は御注意ください。
ページを数え間違ってたらすんません。(反転)

P36 中佐・大佐達と麦わら一味の戦いを見守る海兵達の中で大佐達を応援。
服にトーンが(笑)
階級は海軍巡査長か?(そんな階級ありません)

■BLEACH
石田とチャド快勝。
2人とも強くなったようですが、隊長格と比べたらどのくらいの強さなんでしょう。

チャドのシェルブリッド(違)はそのうち全身を覆ったりするんですかねえ。(無いと思う)

・両さんを探せ!!
見つけられませんでした。
描いてないのか単に自分が見つけられなかっただけか?
今の密室的舞台での少人数展開ではどのみち出しにくいと思う。つーか出されても困る。
学校編の時期ならともかく。

【追記】
コメントで教えていただきました。扉絵の石田のズボンの柄に混じっているとのこと。
なるほど、今の展開の中ではこんな形でしか無理でしょうねえ。
御指摘ありがとうございました〜

■アイシールド21
億万長者になったどぶろく先生。つまらないことでまた金を失うだろうとは思ってましたが、どーも来週にも文無しになりそうな様子。
あぶく銭っていうのはこういうのを言うんだなあ。
鈴音の服が可愛かったです。

原尾は泥門戦以来自分の無力を痛感していた様子。こういう描写を見せられると彼にも感情移入してしまいますが、
しかし … … … 正直死亡フラグにしか見えないのもまたやるせない;
逃げて! 原尾さん逃げてーー!! >最後

白秋が太陽どころか西部にも勝って決勝の相手になる可能性は高そうに見えますが、峨王の破壊力だけのチームではつまらないので、他にも引き出しを期待したいところ。

ところで、先週の感想で「春大会でリベンジ」という阿含に対して「泥門の部活は2年までのはず」と書いたところ、「泥門も3年生の春大会までは出られる」との意見をいただきました。
記憶を元にコミックスで確認したところ、9巻76th downのどぶろく先生とヒル魔の会話で「泥門の部活は2年の秋大会で終わりだ」と書かれているのが確認出来たのですが、
うちだけでなく余所様の感想へのコメントでも「泥門部活3年の春までOK説」が上がっていて、何かその根拠があっただろうか?、と疑問に思っていたのですが、
鬱な男の○○○(仮)さんのところの9/13のコメントで疑問が解消されました。

自分は忘れてましたが、4巻34th downでの栗田のセリフで「泥門は3年の夏で部活引退だもんね」というセリフがあったわけで、作中の表現でも食い違いがあったのですね。なるほど〜
この食い違いを「設定が途中で変わった」か「単なる作者サイドのミス」と取るべきか、9巻でのヒル魔のセリフはあくまで「クリスマスボウルのチャンスは2年限り」と取るべきか、迷うところです。

個人的には「今回が本当に最後」であるほうが漫画的には盛り上がると思いますが、どうなんでしょうねえ。(部活が2年で終わりってのは珍しい気もしますけど)

この疑問に回答が得られる時は来るのでしょうか?
この作品のゴールはクリスマスボウルまでと言う気がするので、以後が詳細に書かれる可能性は低いだろうと踏んでるんですけどね(^^;

・両さんを探せ!!
P81 客席で峨王の「ウボォーギン・ノイズ」(違)によりビリビリ中

■NARUTO-ナルト-
アスマさん死亡フラグカウントダウン中;
しかし、ここで簡単にアスマさんがやられたりすると、ナルトが修行中の「風」の能力まで軽く見えちゃいそうな気もするのだけど。うーむ

ところでこの世界って電線があるんですね。(今更かもしれないが)

・両さんを探せ!!
見つけられませんでした。
つーかこの展開でおおっぴらに入れるのも難しいかと。
いつぞやのラーメン屋の芸能人コラボみたいな事をされても白けるし。(ギャグ漫画なら別だけど)
見落としてたらすみません。

【追記】
他所(ぶっちゃけmixiのジャンプコミュですが)で書かれていました。
P100の2コマ目、屋根の上にいたようです。
… 何度か読み返したのに、気付かなかったーーorz

■魔人探偵脳噛ネウロ
ヒグチさん完全にHALの手に落ちる。
しかし、笛吹さんはその危険性を最初から考えていた様子。さすが。
とりあえず次のHAL側の攻撃は、ヤコの為に「火」は勘弁してあげてください(笑)

この国を守るためにやってくるという「彼」
そもそもコンピューター犯罪相手に空母を持ってきても仕方ない気もするけどなあ。
ともあれ、これで「彼によってこの国の安全が脅かされる事」が100%決まったようです。
HALの言う「安住の地、ピラミッド」はこれのことなのか?
海上で姿を隠せない空母は「安全」とは言い難い気もするけどなあ。(むしろ潜水艦で「沈黙の艦隊」をやる方が安全か?)

・両さんを探せ!!
P164で楽しそうに暴動中。
P166で嬉しそうに刃物を構えてるのはもしかして部長たちか?

■家庭教師ヒットマンREBORN!
鼻紙粘写ですか。
「これがなんに見えるかなっ?」「ハナミズ!」
懐かしいなあ県立地球防衛軍

ところでマーモンの「趣味の悪いカエル」を認識してなかったですよ。帽子のてっぺんに乗ってるのね。同化していて気付きませんでした(^^;

霧の守護者は女の子に憑依した六道骸 … ではないのか? 「否」とか否定してるけど。

1. 骸に憑依された女の子か
2. はたまた骸の血縁なのか
それとも、
3.「人形師のぜぺっど」の呪いを受けて一生女装しないといけなくなった骸なのかっ!?

3番希望 (・ω・)∩ハイ
賛同する人は挙手

・両さんを探せ!!
P182 普通にカレンダーに

■メゾン・ド・ペンギン
普通にいい話に思えてしまったじゃないか >フォークダンスDE

・両さんを探せ!!
簡単に見つかって世の中甘いので略

■D.Gray-man
リナリー誘拐か、と思ったら、エクソシスト5人プラス船員さんまで。
単なる誘拐展開ではないのは良かったかと。
しかし、こういう場に来てしまう普通人の船員さんは、リナリー以上に心配です。がんばれ。

・両さんを探せ!!
表紙に
さすがにこの漫画で本編中では難しいだろう、と思ったら本編中にもいた →P239
まさか、この両さんが元帥の放った助っ人なのか?(バカな)

■銀魂
「マユゲ・オブ・ザ・デッド」、もしくは「リョウツーの逆襲」
前回の「しんみり」を多少なりとも引っ張るかと思ったら、
 … しんみりのかけらもねーーーーー!!!
流石だ(笑)
両さんだらけになったら確かに地球は滅びそうだ。
のび太だらけになるのとどっちがマシだろう。(どっちも駄目です)

次回は魔王の大活躍に超期待。

こち亀パロだけでなく、ショッピングモールならぬパチンコ屋で立てこもってガラス戸でマユゾンを妨げる辺りもゾンビネタとして押さえ方が上手いです。

・両さんを探せ!!
でまくり(笑)
一コマ程度のこち亀ネタが多い中でここまで徹底的にやられると確かに本格的に楽しい。
正式な両さんはP261にいますな。

■真説ボーボボボ・ボーボボ
シリアスっぽくなってきたなあ。

・両さんを探せ!!
P265でパトロール中

■OVER TIME
眼鏡っ子に何をするだー!、な展開。眼鏡が割れてたらマジで危ないですよ。
この先輩が将来仲間になったりしたらさすがに嫌だのお。

しかしそれでようやく主人公が発憤したらしいのは第一歩か。
大事なもの(DS)を壊されても「いい集中線」が出ていないのは残念ですが。(C燃えろペン・吠えろペン)

先行きの見えない鷹見の思いが語られたのは良かったかと。

・両さんを探せ!!
P292 ジャンプの表紙に

■テニスの王子様
復活。
本気になった不二先輩の眉毛がつながるくらいの展開を期待したけど、今回は割と普通?

・両さんを探せ!!
P301 1ページ目で1年生の中につながりマユゾンが
… じゃなくて、P307で普通に座ってますな。

■To LOVEる−とらぶる−
リトがララを意識しだしたり、ララが視野を広く持てと諭されたり、それぞれ揺れ動き中。
どうせならこういう展開の中にちゃんと春菜も組み込んでやって欲しいところですが。

・両さんを探せ!!
P338 廊下のポスターに。
婚約候補宇宙人として登場でも良かったのに(おぃ)

■太臓もて王サーガ
定番的な「彼女のフリをしてくれイベント」発生。
こういう時に相手役として指名してもらえないあたりが矢射子の悲しさか。
個人的には三角関係希望。(無理っぽい)

・両さんを探せ!!
P352〜355 言い切れば勝ち(笑)
コレ、ちゃんと「両さん」として認めてもらえるんでしょうか(^^;

■斬
ラストページの「ごっ」「どぉ〜」「うわぁっ」のコマの、起きてる事の分かり難さ加減がある意味で味があるよーな気もしました。

・両さんを探せ!!
P357 無双高 校門前

■エム×ゼロ
罠と分かり切っていて引っかかるのかなー。
引っかかる人は引っかかるのだろうか? うーむ

・両さんを探せ!!
P379 重苦しい空気を読まずに登校中(?)

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
シャランラシャランラ ヘイヘヘイ イェイイェイ シャランラ♪
こう歌ってると思うと悪魔長さんも可愛い気もします。

肉体を捧げられてもおっさんの肉体なんて嬉しくな…
もとい、肉体を捧げると言っても、捧げた部分が無くなるとか、真っ黒になるとか(それは今週のガッシュです)では無いのね。
勿論、自分にリボンをかけて「私を食べて」とか言うわけでもないのですね。(まだ言うか)

煉より肉体を捧げる方が使者の力を引き出せるってのは、煉が多いのが取り柄のロージーの立場が微妙に無くなりそうな気もします。

・両さんを探せ!!
見つけられず。この展開の中で出られても困るわけだが。

【追記】
コメントで教えていただきました。
P396の右下のコマで山の精に食われてたのですな。しかも3人も。
これは結構楽しいです。

ムヒョの出番が多い回だったら普通にムヒョの読む「ジャビン」に出てたりしてたのかも知れませんね。

■謎の村雨くん
「光速」マーキングのヘルメットはいいと思った。

・両さんを探せ!!
表紙に。
しかし、いとう先生画の両津は …恐っ!

■みえるひと
あー、終わってしまった。結構好きだったのに残念。
明るい雰囲気とは裏腹にかなり危険な状況には違いないのだけど、それでも希望を感じさせてくれるいい終わり方ではありました。
パラノイドサーカスの面々もどんどん魅力的になってきたし、
ひめのんの夢が正夢になってくれればいいのだけどなあ。

ところで、ひめのんはともかくアズミまで連れていくのは危険度が増さないですかね。一人残しておくのも危険と考えたのか?

「夢」の中でアズミに触覚を「結ばれる」ゴウメイが素敵。
案外アズミがパラノイドサーカスを癒してくれたりしないだろうか。象さんを癒したように。

ラストページのアズミ画の「絵」でのガクの扱いの小ささが(笑)

・両さんを探せ!!
P449 あくび中
せっかくの最終回なのに、こんな企画に乗ってくれる岩代先生が、いい人だなあ…

■ピューと吹く!ジャガー
いや…、分かってたよ。こうなるって(^^;

・両さんを探せ!!
P465 ピヨ彦とサヤカちゃん(偽)の恋を応援中。どうせならハアハアよだれをたらして欲しかった。

■来週の新連載
江尻立真さんというと、「World 4u_」の人ですか。
ホラーとかじゃなくてスポーツ物なのですな。どういうものになるのか期待。

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2006年9月14日 (木)

ハチクロ最終巻とコダマの谷・群青学舎

■「ハチミツとクローバー10巻(最終巻)」(羽海野チカさん著・漫画・集英社)を読む。
今更説明する必要もないと思いますが、簡単に言うと美大生が一方通行の恋をする話です。(簡単すぎ)

滅茶苦茶泣いたーーーーーーーーーーーーーーーー!!
でもって、
滅茶苦茶笑ったーーーーーーーーーーーーーーーー!!

めっさ満足です。
ネタバレなのであまり内容には触れませんが(アニメもまだ終わってないし)(うちの方では来週予定)、
繊細なタッチに騙されそうだけど、実はかなり骨太な話でした。
単に恋愛感だけで収まる話ではなく、彼らの生き方は実際に人生の指標になるものかと。
ちくしょう大好きだお前ら!

“ああ”なるとは思ってなかったけど、“ああ”なるべくしてなった話だったのかと。
最後の竹本くんには本当に泣けまくりで胸にしみました。
竹本がんばれ
あと、山崎さんもがんばれ(笑)

ハチクロ本編は単行本の2/3くらいで終了で、あとは短編や番外編でした。

最後に掲載されている『もしもドラえもんの“ひみつ道具”があったら』の特集テーマで描かれたという短編が実に良い。
まさか「あの道具」であんな話が創れるとは思いも寄りませんでした。まいった。
ツッコもうとすればトイレにいったら●●ちゃうんじゃないかとも言えるんだけど、そんな無粋な事は言う物ではないのだ。

入江亜季さん「コダマの谷 王立大学騒乱劇」「群青学舎」(漫画・エンターブレイン)を読む。お勧め。

王立大学を舞台にした「コダマの谷」はもともと同人誌で描かれた作品で、自分もコミティアで追いかけていましたが、こうして単行本化されるとなんとも感慨深いです。
この方の線と空気感が好きだ。文では説明し難いけど。まさに「絵」で魅せる魅力。表現力が素晴らしい。

「群青学舎」は様々な時代や舞台に渡る短編連作。
群青学舎の中の「森へ」がいい。ただ婆さんが森に入るだけの話なのだけど、
細やかな絵の中に秘められたお話を探る感覚がとても心地いい。
森の音や匂いが確かに絵の中から感じられます。

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2006年9月13日 (水)

週刊少年サンデー41号感想

■金色のガッシュ!!
真のバオウの力はやはりガッシュ&清麿側にも危険だったようで、あっという間にガッシュは真っ黒に燃え尽きてしまいました。(コレ、後で直るんでしょうか;)
ガッシュ側は既にゼオンとの勝負どころじゃない状態です。
負ける訳にいかない状況の中で、果たしてどう展開するのか?

今回(何故か)ガッシュにも悲しい事情があったことを知ったゼオンがここで改心…ってことは無いでしょうねえ(^^;
(最終的には和解も可能性はあるかも知れませんが、そのためにはまだまだ「積み上げ」が足りないでしょう)

■結界師
謎は全て解けた!!
奥久尼さんは世の全ての謎を食らうために魔神になってしまわれた方でした。
大食らいの女子高生探偵を下僕にしてたりとか、不老不死の為に薬で子供に戻った過去とかがあるのかも知れません。(無い)

で、この奥久尼さんは、少なくとも扇一郎の陣営では無さそうで、自分の知的好奇心の赴くままに行動している様子。
夜行の本拠だけにならともかく、奥久尼さんの前で「箱」を出せば奥久尼さんがノリノリで謎解きに乗り出すことは扇にも予想出来そうなものですが、果たしてそれも扇の計画のうちなのでしょうか?
(ところで、扇一郎については、「C-WWWさん」言うところの『悪のゴン太くん』の呼称が最高です。ぐもぐも)

箱に吸われる操の足が艶めかしかったです(おぃ)
や、刃鳥さんも格好いいですが。

■史上最強の弟子ケンイチ
凄いぜ謎の青年、我流X!!! 並の武術家では足元にも及ばないぜ!(文字通りに)
頼りになる大人なのか、大人げないヒドイ人なのか、さっぱり分かりません(笑)
老人じゃなくて20歳だから大人げなくてもいいと言うのか!?(20歳も十分大人です)(成人式では良識をもって行動しましょう)

トーナメントは、すでに梁山泊VS中国戦よりも、その次が気になって仕方ありません。
ケンイチ達はどう謎の青年に立ち向かうのか?(立つことも出来なさそうです)
楽しみ〜

■MARオメガΩ
普通に主人公達の行動理由に共感出来て良いですな。
しかし、Ωを褒める=無印の問題点の指摘するのと同義なので、書いていてちょっとしょっぱい気持ちになります;

「むにー」と頬を引っ張り合う2人は微笑ましかったです。

■MAJOR
遂にギブソン登板。
気分的には分かるけど、本当にそれでいいんでしょうか;>Jr.
今回出場を認めてしまったら、決勝で親父を止める歯止めは無くなっちゃいますよ?(^^;
(負けると踏んじゃってますけど)
身体に負担をかけないように、決勝では「吾郎とは(互いに)1回きりの勝負」とすれば、それはそれは盛り上がるかも知れませんが。

しかし、何のかんの言っても確かに熱かったです。皆が奮起する展開はやはりいいですね。

■ハヤテのごとく!
ハヤテの服は先週までの方が好みかなあ。
ともあれ、ハヤテの晴れ姿(笑)が衆目に晒されたのはめでたい。(そうなのか?)(お祭り中だから大丈夫でしょう)(そうか?)
ヒナギクとの決戦会場でも人が集まりまくってるので注目の的かと思われます。
がんばれハヤテ(笑)

>時をかける少女
歌のタイトルとして上げてるなら大林監督版の原田知世さんの歌でしょうね。
今年の細田監督版は奥華子さんの「ガーネット」だし。
うちのサイトは時かけ絶賛応援中ですが(右サイドバー参照)、大林版もまた見たいなあ。
(既にハヤテとなんの関係もない)

■ワイルドライフ
内輪ネタに関してはノーコメント。
不凍液の件は「へえー」でした。
ところで、「きゃっ」「きゃっ」とはしゃぐ女性というのは現実に存在するのでしょうか?
子供ならきゃーきゃー駆け回ったりするけどさ。

■妖逆門
女将さんなのかーー!?>ねいど

■GOLDEN★AGE
すっかり素直になってしまった近江がかわいい奴です。

スポーツ店の親父さんがナイスポジション。
ルールにまだ詳しくないであろう小波ちゃんの試合中での解説役・会話役として活躍してくれることでしょう。小波ちゃんとキャラを生かし合うような独自の個性を上手く立ち上げて欲しいものです。
ところで小波ちゃんの太眉の友達もレギュラーになってほしいところ。

システムについては、サッカーに詳しくない私でも普通じゃないっぽいのは分かりました。
この漫画ならサッカーに詳しくない者にでも楽しめるように書いてくれそうだと期待してます。

■最強!都立あおい坂高校野球部
「正直な」アドバイスを求める飛田と、ちゃんとそれに応じるキタローが良いですな。

■クロスゲーム
えーと、抜けた三年生ってのは不良の皆さんの事でしょうか?(学年をはっきり覚えてません)
人数足りてるんですかねえ。

一軍の三木ってのはグラサンに干されてた東と仲がいい人でしたっけ。(名前で覚えてません)
現時点での一軍からのプレハブ組参入も有り得るのかも?(東はもっと後だと思うけど)

■ハルノクニ
余所様でも書かれていますが、よりにもよって9月のこの時期にこの展開をぶつけてくるのは、意図的なものなんですかねえ?

量産型ネコ4匹は「ニャンタスティック・フォー」と名付けるといいと思いました。

■武心BUSHIN
審判さんの危険度が「リングにかけろ」並に!

■絶対可憐チルドレン
紫穂の方は賢木に嫌われてると思ってたようですね。
実際は同族ゆえのもどかしさや苛立ちのようなものなのでしょうが、やはり子供なのだなあ。
この2人はいいコンビだと思いました。
手術シーンは少々中途半端にフェイドアウトしてしまった気もしましたが、医療漫画でもないからいいか。

肌の焼けた薫は、兵部少佐の爆弾売買話での少女にクリソツだと思いました。(そりゃ同じ顔だし)

■焼きたて!!ジャぱん
歴代の仲間やライバルが集まって協力したりするとラストバトルっぽいですね。

「みんなのパンをオラにちょっとだけ分けてくれ!」(それただの貧乏人)

■あいこら
音楽に疎い私ですが、「ロック」というものがどんなものかよく分かりました。
これがロックなのかっ!?
そおいっ!!(多分間違ってます)

■ブリザードアクセル
技の一号、力の二号!!(違)

小雪ちゃんのまともな演技が本格的に描かれるのは初めてなので楽しみです。

白鳥ペアは間違いなく村雲&三条院ペアに負けるでしょうから、あまり出番は無いだろうと思いました。
今のうちに白鳥の美しい姿を目に焼き付けねば!!(あまり価値はないと思います)

■RANGEMAN
アイドルは明太子でも引かれるのかー?
実際そこまで世の人がアイドルに幻想を求めているものなのかどーかは知りませんが、
ぶりぶりバタバタ疲れる素顔の風香は可愛いと思いました。
人間少々ダメっぽい所がある方が可愛いと思う。

錬児はメガネ子さんのことは忘れてもブルーとの会話は覚えていた様子。
やはりブルーにはときめいてなかったのか!?(まだ言うか)

風香と錬児は、
好きと嫌いは表裏一体ってなことになるんですかね。

■ネコなび
「投げっぱなしジャーマン」がとても相応しい技名だと思いました。

■聖結晶アルバトロス
医者はやはり戦うには不向きですか。
やはりコートの下にメスでも隠してないと駄目なのでしょうか。>BJ

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2006年9月12日 (火)

X-MEN:ファイナル ディシジョン(映画)

(ブレット・ラトナー監督)

「X-MEN」シリーズの三作目。
タイトルは「Xさん」ではないので注意が必要です(そんなの間違える人はいません)

シリーズ1・2作目の監督のブライアン・シンガーはスーパーマンリターンズに行ってしまったので、今回は監督が変わっています。
作風が1・2作目とは少々変わった気もしますが、話の展開からすればその変化も納得出来る気もするので、作風の変化が監督の変更によるものなのかどうかは分かりません。

異端のマイノリティであるミュータントの、マジョリティである人類への協調と闘争を描いてきた作品ですが、
今作では遂に「ミュータントを普通の人間に『治療する』薬“キュア”」が登場します。
ミュータントの力に苦しんでいた為に薬に頼ろうとする者あり、自分の力は『治療』されるようなものでは無いと怒る者ありで、考えの異なる者達のぶつかりあいがキモの群像劇となっています。

『世界は選択で作られ、選択で滅びるかもしれない』との宣伝文句のように、「薬」や「愛情」や「人の扱い」を前にして『どう運命を選択するか』がテーマと言うことでしょうか。
監督が変わっても作品の『重さ』は変わらずに楽しめました。
ただ、キャラクターがあまりに増えすぎた事もあってか、各キャラクターやテーマへの踏み込みは少々妥協的で浅くなってしまった気もします。
(結末はある意味現実的と言えたかも知れませんが)

娯楽作品としても面白かったですが、しかし、これまでのシリーズの延長線上として見ると、(文字通り)破滅的な展開の連続でショッキングでした。
特に「X-MEN2」のラストから考えれば、かなり想像を裏切る展開だったかと。
いやー、まさかあの人がああなったりあの人があんな形でああなったりするとは…、ショックだ。
それぞれの主要キャラクターがかなりとんでもない事になるので、各キャラに思い入れのある人は覚悟が必要かも知れません。

ただ、私はアメコミ原作は未読なんですが、原作では更にぶっ飛んだ展開が目白押しらしいので、映画は大分現実寄りな展開なのかとも思います。
現実的と言っても、ミュータントの能力は超トンデモでハッタリが効いて、今回の映像も凄いのですけどね。
(特に、橋は凄いです)

1・2作を通して活躍したあのヒロインやらあのヒロインが、なんというか、…正直「老けたなあ」と思わせるのに対して、ストームを演じるハル・ベリーの歳の取らなさっぷりが素敵でした。
そしてこのシリーズでの「かっこよく働く女性ナンバー1」のミスティークに関しては、
自分は気づきませんでしたが、妻曰く「アゴが少し丸くなった」とのこと。女の人のチェックは厳しいなあ(・e・;)
それはさておき、今回のミスティークは切ないですよ…。(素顔が見れたのは嬉しいのですが;)

まあ、本作でぶっちぎりナンバー1で切なくて悲しいキャラはサイクロップス(スコット)なんですけどね。
あの扱いはひでえ、ムゴすぎます;;
映画を見て帰った夜にTVで「X-MEN2」をやっていましたが、そこでの犬のようにジーンにまとわりつくサイクロップスを見ると、また可愛そうで可愛そうで泣けてきます;
この役者の方、スーパーマンリターンズでの役回りといい、なんでこんなに可愛そうな役が多いんだろ。

彼等の扱いに関しては、先にも書きましたが『キャラクター増えすぎ』の煽りを受けてしまったのかとも思いました。分かりませんけどね(^^;

マグニートーは、上に立つ者として人の扱い方をもう少し考えるべきかと思いました。好きなんですけどね、この人。

ところで、どーでもいい話ですが、サイクロップスのことを「クロちゃん」と呼称するのはなんか違うと思う>うちの妻

最後に、エンディングの後に超重要なシーンがあるので、これから見る人は御注意を。
最初に見たときは一瞬意味が分かりませんでしたが、
なるほど、倫理観の問題なのですね。
この灰色っぷりが食えないのだなあ。この善悪で計れないあたりがこの作品にとって象徴的。
この人の名字こそ「グレイ」にすべきですよ(スペルが違います)

公式サイト

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2006年9月11日 (月)

週刊少年ジャンプ41号感想

カラーページで普通に映画デスノートの宣伝をしてますけど、大丈夫ですかねえ。
(詳しくは先日の記事で

■ONE PIECE
海軍の目も節穴では無かったようで、護送船を確保していたルフィ以外の面々も目を付けられました。
精鋭200名といっても「中佐」「大佐」を合わせてなので、「スモーカー大佐クラス」の強者が200人いる訳ではないでしょうが、それでも船にそびえ立つ精鋭達の姿は下手に「軍艦十隻」の絵よりも圧倒感があります。
大砲より人間の方が手強そうに思えてしまうあたりがとても少年漫画(笑)

実際相当に強敵なようで、フランキーのパンチが効かないだけならまだしも、
「ゾロが刀を壊される」というのはかなりのインパクトがありました。
しかも、「ローグタウンで武器屋のいっぽんマツさんが託してくれた“店の家宝”の良業物“雪走”」という印象の強かった刀があれほどアッサリと壊されるとは、
個人的にはセリフだけで説明された(今一信憑性も疑わしい)「パウリー達やフランキー一家の全滅」よりも、何気ない一コマで壊されたゾロの刀の方が、状況の絶望性を強く感じさせてくれました。グッジョブ。

ルフィもルッチの大技を食らってピンチですが、
そんな中でついに素顔をさらしたウソップが!!!
次回はウソップとルフィの熱い再会劇を見せてくれるのではとかなり期待。
これが勝負の鍵だ!(ったらいいなあ)

■NARUTO-ナルト-
アスマとシカマル以外の2人がまずヤバそうです。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
「なりそこない」とやらが存在したり、マーモンが怪しかったり。
最初は単なるギャグ設定だった「赤ん坊なのにプロフェッショナル」な「アルコバレーノ」の設定も、そろそろ詳しい説明がされるんでしょうか。(納得のいく説明がされるかは疑問ですが;)

山本の右目が大丈夫かは気になります。
ところでスクアーロって本当に死んだんですか?
冒頭のマフィアの人達といい、「人が死ぬ」漫画になったんですかね。

■銀魂
うう、ギャグで落とす可能性もあるかと思っていたけど、最後までシリアスで押し切られた。普段がギャグだけに効きます。くう;
(これで次回助かってたりってのは無いですよね? 多分)

しかし、刀で車真っ二つは凄いな。

■BLEACH
「地下だから窓がない」
本当にそうなのか、虚園に人間界での常識が通じるのか分かりませんが、
確かに先週言っていたように、案外普通の世界っぽいですな。

「相性ってのは重要だね」と格好良く語る石田ですが、よく見ると、敵をぶっ飛ばしたチャドと違って石田はまだ何もしていないあたり、
ちょっぴりマヌケで石田らしいと思いました。

■こち亀コラボ漫画・両津VS首領パッチ!! 〜Jギャグオールスターズ葛飾大騒動〜
ほぼ裏メインをはってる首領パッチや、美味しいところをかっさらうジャガー勢に対して、今一おとなしい太臓が物足りないなあ。
ペンギンは更に印象が薄くて可哀想なんだけど(^^;

「ギャグオールスターズ」に出てない「リボーン」は、すっかりバトル漫画になったんだなと実感。
そして、「斬」が出てないのに違和感。ギャグ漫画じゃないの?アレ

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
あと4年なら修理もありだと思うが。>デジタルテレビ
4年のうちにもっと値段も下がるだろうし。(と思ってまだ買ってません)

■エム×ゼロ
久々にヒロインが出たのに今一影が薄いのが勿体ない;

■太臓もて王サーガ
ナランチャーーーー!!!

この場合誰が一番嫌な位置かと悩んでしまいました>数珠つなぎタワー

もうひとりの太臓が木嶋とした召還契約は、本物の太臓にも引き継がれないんですかね。わくわく

■To LOVEる−とらぶる−
エロ感想は余所に任せます。
>宇宙で一番頼りになる人
他にロクな男キャラが出てないだけという気もしますけど(笑)

■アイシールド21
今度こそ、本当に試合終了。
良かった、「時計係、時間戻して」とか言われなくて(無いって)
長く熱い戦いでした。

栗田の胴上げは嬉しいイベントでした。
あの巨体も9人いればなんとか持ち上がるんだなあ、と思ったけど、公式データブックによると栗田は体重145キロらしいので、それならどうにかなりそうです。

大富豪になったどぶろく先生は、つまらないことでまた金を失うと思います(^^;

落ち込む阿含は印象的。「春大会でぶっ潰してやる」なのは良かったです。
恨んでプライベートで狙ったりしないだろうなと、ちょっと心配でしたよ(^^;
このあたりはちゃんとスポーツマンなんですな。

ところで、阿含は「春大会でぶっ潰す」と言ってますが、
実際の所、ヒル魔・栗田・ムサシ(と雪光)が引退した春大会では、泥門は神龍寺と当たる関東大会に進出出来る可能性は極めて低いのではないかと(^^;
特にヒル魔の抜ける穴はデカすぎます。今の1年生でチームの司令塔になれる人材っていないからなあ。(とりあえず一番頭が良さそうなのは十文字か?)

「サボってた天才の阿含とは違う」「努力する天才が」
という訳で次はいよいよ作品を通してのライバルとも言える進&王城が相手。(まさか王城が1回戦で負けなんてサプライズは無いでしょう)
大会のトーナメントが決まる前は、決勝が王城か神龍寺のどちらかかと思っていましたが、神龍寺の次に王城戦ということで、作品的には「努力する天才」を真のライバルとして扱ったということでしょうか。

しかし、決勝は神龍寺でも王城でもないのですな。
準決勝で王城に敗れるという展開もありえますが、もし勝ち抜いたなら、最後の相手は西武… ではなく、ダークホースの白秋になるのでしょうか。(西武は強さの格が、王城、神龍寺に勝ると思い難い気がします。一度負けた相手にリベンジという展開もありとは思いますけど)

もしも白秋が関東大会最後の相手になるなら、それだけの強敵感を見せつけて欲しいところなので、次回も注目です。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
トロイのベルとは、全執行人が肉体を使者に捧げて巨大な力を得られるようになるけど、命の危険も増すということですか。
元気玉ではなかったんですね。
「戦いが激しくなる」というのも納得ですが、しかし、今名前が出ているキャラ以外の執行人も戦いに参加したりするんですかね?

久々登場の双子は印象的でしt。
しかし、「最強の魔法律家」ってのは、ペイジのことなのですか?
最強だったのか!?

■OVER TIME
鷹見は波音の事を覚えてるんですね。
制服を丸めたグラブでは手が痛そうだなあ;

■魔人探偵脳噛ネウロ
ネウロの緊縛プレイがヤバイ!
えろいなあ(笑)

で、ヒグチさんはまさかの中ボス化。確かに危うい雰囲気は漂わせていましたが、こう来ましたかー。

シャツをズボンに入れるというか、ズボンがシャツと化している着こなしが超オシャレだ!

■D.Gray-man
結局さらわれるのかーーー!?
その手の展開はちょっと飽きてるんですが;

■斬
強者だったんですか?>月島さん

■謎の村雨くん
イチロー・バルトの扱いが泣けます;
ちょっとは活躍させてあげてもいいのに、余裕がないのか?

■みえるひと
ヒーローの分身は殴ると消えてしまうのか!?
次回は偽物の「女の子にモテるヒーロー」が登場しますね?(しません)

飛べると思えば空は飛べる、マトリックスなガクが今回は格好良かったです。
ガクはいいキャラになったなあ。最初はウザい変態としか思ってなかったんだけど(おぃ)

■ピューと吹く!ジャガー
1ページだけジャガーさんの髪トーンが無いのが、なんというか製作状況をリアルに感じました。
今週はコラボもありましたしね。

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2006年9月 8日 (金)

小畑健氏逮捕

「デスノート」の漫画家・小畑健さんが逮捕されました
いやあビックリ。

自分は刃物に詳しくないので、最初は「ケースに入ってない」「アーミーナイフ」というものがどういうものか分かっていませんでしたので、
チンピラがベーロベロ嘗めてそうなごつい戦闘用ナイフが剥き身で車の中に転がっているようなイメージを浮かべてしまいましたが、
(ちなみに、妻も同じような危なげなナイフをイメージしていましたが)
調べてみると これ なんですねえ。
 …って、十徳ナイフかよ;
(まあ、小畑氏が持っていた物はもっと大きいものなのかも知れませんが)

うーむ、こんな大工道具みたいなもので逮捕までされてしまうのですか。
最初に聞いたときは、なんのかんの言っても法律違反なら持ち歩く方も悪いわな、と思いましたが、

しかし、 これ で銃刀法違反に引っかかってしまうとは、今回の件が無ければ知りませんでした。
勉強になったと言うか、無用な疑いをかけられないように、情報を入れて気を付けないといけないですねえ。
自分の身は自分で守らねば(警察から)

もちろん、無灯火も危ないことなので、ヘッドライト切れに気付いていたにしてもいなかったとしても、車の点検もきっちりやっとかないといけないですよね。いやはや注意一秒逮捕一生;

神聖マルチ王国さんの記事がとても参考になりました。
記事内でのリンク先(秋葉原で警察に捕まりました)による、「仕事で必要な道具として使っているにも関わらず『正当な所持理由』と認められなかった」という話は恐すぎます。
「知らなかった」では警察には通じないし、「所持理由の正当性」なんて、現場の警官個人の胸先一つなんですねえ。
(このリンク、アクセスが多すぎるのか現状でなかなか繋がらないようですが)

映画の後編に影響がなければいいですが。

■追記1
別件逮捕説も見かけますけど、どーなんでしょうね。
無灯火のところを職質してナイフ発見、と言う流れが本当なら、本人を付け狙っての逮捕とも思いにくいんですが、
… これがもし計画的な逮捕なら「あらかじめ警察がライトを壊した」みたいな陰謀話になっちゃいますよ(^^;;
いくらなんでも、うーむ;;

■追記2
「ライトのせいでツキに見放された」という表現はあちこちで使われまくってる感じなので自粛しました(・e・)

■追記3
デスノート映画の撮影監督・高瀬比呂志氏が脳こうそくで亡くなられたとのこと。こちら
「笑の大学」の撮影もこの方だったのですね。
ご冥福をお祈りします。

■追記4
椎名高志先生完成原稿速報に書かれている『モヒカン説』が真実であれば、
まあ、疑われても仕方ないのかなあ(^^;) モヒカンの方には悪いんですけど。
真実かどうかは椎名先生も知らないようですけどね(^^;

他所でスキンヘッド小畑先生の写真は見たのでリアリティは感じますがー

■追記5
デスノートのコミックスが本屋で撤去されるのではという噂もチラホラネット上で見かけましたが、
9/10時点で近所の本屋を何件か見た限りでは、特に撤去はされていませんでした。

また、別の話で、事件以前に「単行本の品薄状態が続いていて、全巻揃っていない本屋が多い」という話も見かけてましたが、それも自分の近所では全巻揃ってました。

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2006年9月 7日 (木)

グエムル 漢江の怪物(映画)

(ポン・ジュノ監督)

監督・脚本は「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」のポン・ジュノによる韓国怪獣映画で、
コメディとシリアスの混じった独特の持ち味は健在です。


観光地である漢江(ハンガン)の河辺にいきなり怪獣が現れて人々を襲いまくり、ダメ親父の主人公の中学生の娘を丸飲みしてしまう。
怪物がウイルスを保有しているとして隔離されるダメ親父な主人公や家族達だったが、やがてダメ親父な主人公の携帯に娘から助けを求める電話が入る。
頼りにならない軍や警察を尻目に一家の奮闘が始まるのだった…
という話。


まあB級です。紛れもなく。そしてなかなか楽しいB級です。
怪獣や家族愛やアメリカ批判や社会問題やらがアレコレと入り混じりまくっていて、映画としては迷走しているとも感じられたり、中盤がやや冗長で繋ぎが悪くダラダラしたりもしましたが、
エンターテインメントとしては頑張っていてまずまず十分面白い映画かと思いました。

怪獣はホルムアルデヒドで突然変異した両生類だか爬虫類だかよく分からないバケモノです。、
乗用車程度の「怪獣」と呼ぶには小さめの大きさですが、人間と組み合わせて画面に収めるには手頃なサイズで、「臨場感のある恐さ」を演出するには大きすぎない適切な大きさだと思いました。
あのくらいのバケモノがごく普通の町中で暴れる様子は、いい意味での“日常性を残した違和感”があって絵的に楽しかったです。
品が無く、かつ気持ち悪すぎないデザインは良いものかと思います。
あまり強い怪獣では無いですが、なにせ怪獣に立ち向かうのが「単なる家族」ですから、この位の相手がちょうど良いのではないかと。

全体的になんと言いますか独特な味のある作品で、
主人公のダメ人間っぷり(親父が死んだ理由は酷い)や家族たちのヘタレっぷりや不死身っぷり(例外あり)などは、いきすぎた演出がいっそ清々しい程です。
活動家が火炎瓶で怪獣に対抗するあたり(そして対抗しきれないあたり)がまた。
警察やアメリカの無能っぷりや肝心なところでの登場しないっぷりは笑えるほどでした。露骨だなあ(^^;

■心底どうでもいい話ですが、このタイトルを聞いてると活用形とか考えたくなりますね。
ぐえむらない・ぐえむります・ぐえむる・ぐえむるとき・ぐえむれば・ぐえむれ!

■「夜中に女子中学生を与えてはいけない…」
凶悪なぐえむりんになってしまうっ(;゚д゚)

■映画を観た後で知りましたが、WX3パクリ疑惑なんてのが出てますね。真偽は知りませんが。
WX3は観ていて、パトレイバーもサンデー連載時から読んでいましたが、観ている間は全然思いつきませんでした。
話の方向性は真逆くらい違うしモンスター設定も定番のものだし、
デザインは言われてみれば確かに似てますが、がなかったし(そこかよ(・e・))

公式サイト

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2006年9月 6日 (水)

週刊少年サンデー40号感想

■金色のガッシュ!!
表紙でチェリッシュ登場。む、正直忘れかけてました。スマン。
しかし、今のゼオン戦の中で出番はあるんでしょうか?
ゼオンとの因縁は一応あるけど、今出てきてもやることが無さそうな気がするなあ。
本格的な活躍は今後だとか?
そういえばパピプリオはどうなったんでしたっけ。

ゼオンがグレたのは極端に意思の疎通の下手な親父の教育方針の賜だった様子。
今回だけを見るとなんだかゼオンもちょっと可愛そうに見えてきました。ガキっぽい逆恨みには違いないんだけど。
ゼオンの今後は、真のバオウに歯が立たずにボロボロにされる哀れな未来図も想像出来ちゃうんですけど、さて。
その場合、真のラスボスはやっぱり父王か?

顔が誰かに似てると思ったジガディラス・ウル・ザケルガさん。
そうか、華麗なるビクトリーム様だ。

■MARΩ
おお、ガーディアンを出してる間は動けないという設定がちゃんとピンチに繋がってる。
こんな当たり前の事がちょっと新鮮。

■MAJOR
WBCは見てなかったので詳しくないんですけど、
今回の話は現実の大会でのアメリカへの皮肉なんでしょうか(^^;
しかし、ギブソンの叱咤は素直にめっさ格好良かったです。

ギブソンは結局出場しちゃいそうですね。このままだと吾郎との対決までやってしまうのかも?

■ハヤテのごとく!
実際咲夜はよく出来た可愛い娘だと思いますよ。カラー表紙に出れなかったり扱いは不幸でも。(その辺も解消されつつあるか?)

綾崎ハーマイオニーの正体あっさり露見。もうちょっと引っ張るかと思ったけど、バラすの早いよ瀬川さん(笑)
勘違い執事さんは瀬川さんのところの人だった様子。確かに面白そうな組み合わせかも知れません。瀬川さんがマイペースで主導権を握ってそうだ。

ところで、今回の柱の登場人物紹介は、ちゃんと「綾崎ハーマイオニー」にしといてほしかった。

■ダレン・シャン
ダレン(世間的に)死亡。ああ、せつねー;
スティーブの人の話を聞かない思い込みの激しさは困ったものです。キレるとヤクザだし。勘違いが元でお嬢様をさらったりしそうだ。
クレプスリーの人を見る目は正しかった様子(^^;

「さみしいなんてもんじゃない」と言うクレスプリー。本当に、中身は善良そうな人だなあ。
ダレンを巻き込んだのも、寂しかったからなんでしょうか。

■クロスゲーム
(途中泳いだりもしてたけど)準備期間を経て、いよいよプレハブ組と一軍の直接対決。
最初の試合と違って先輩達もやる気になっているので盛り上がりを期待したいところ。
(出来れば準備期間中に先輩達のキャラをもう少し掘り下げて欲しかった気もするが)

あからさまに怪しかった謎の爺さんは理事長の人だったんですね。校長ではないんだ。
練習試合の結果やら「色んな意味でナイスピッチング」の言葉やら、なにやら意味深な伏線を張りまくってますな。
「全敗」自体は本当みたいだけど、素直に信じられるわけもなし。

■史上最強の弟子ケンイチ
この漫画での最強生物乱入!?(爆笑)
いやまいった。何らかの形で暴れるかとは思ったけど、まさか試合に参加するとまでは予想してませんでした(^^;
しかも梁山泊の3人目とかじゃなくて独自出場ですか。ヒデー(笑)
ケンイチと美羽の交際を認めないため、なんて理由のはずは無いですが、どうするつもりなのやら。
「ケンイチと当たっても戦い抜くぜ」と頼もしさを見せてくれた新白連合でしたが、コレと当たっちゃったら流石にどうかなあ(^^;

宇喜田とフレイヤの間に割り込むキサラが着実にデレ度が上がってます。うむ。良し。

■GOLDEN★AGE
近江がサッカーをしていなかったのは普通に父への反抗だったんですね。(名字が違うのは、別のドラマが書かれるのでしょう)
父としては単に「才能や選手の息子という立場に甘えるな」と厳しい姿勢を見せただけのつもりだったのかも知れませんが、
ガッシュ&ゼオンの父といい、人間関係ってのはそれなりに言葉を尽くさないと伝わらないですよ。たとえ家族でも。(増して相手が子供なら尚更)、
最近思った私なのでした (笑)
きっと不器用な人なんでしょうねえ>父

ゴールデンエイジ問題については、まだ1年あるのでガンバレという結論(身も蓋もない要約)
そうかあ、やはりゴールデンエイジを完全に過ぎてから、30歳を過ぎてから始めるのは無理ですね(当たり前)

それにしても、唯くんの人の扱い方の上手さは一流です。
この人使いのテクニックも9〜12歳のゴールデンエイジに磨かれたのでしょうか(笑)(天然かも知れませんが)

■あいこら
まさかこのネタで次回に続くとは(笑)

■最強!都立あおい坂高校野球部
順当に追い上げてきました。
最後はやっぱり気合いで勝負がついてしまうのか、とも思いましたが、
ちゃんと「読みあい」の要素を入れて、更に鈴ねえの考えとも重ねて、
鈴ねえの監督としての思考が選手にも受け継がれている、と言うように見せてくれたのは良かったのではないかと。

■焼きたて!!ジャぱん
これほど文字通りな意味の「喰らえ!!」という攻撃ゼリフも珍しい。
「真のジャぱん」と言うことで、作品的にもクライマックスの様子。
しかし、「負けて人類全部がパンになりました。めでたしめでたし」というラストもあり得る気も。
そして、そんなラストでも全然構わない気がします。

■ブリザードアクセル
ナイス湯気!
これなら天使としてもやっていけますね(意味不明)
今回はあいこらのエロ歌詞作戦と絶妙なハーモニーを奏でていた気がします(笑)

■RANGEMAN
禁断の愛路線はフェイクか。ちっ
じゃなくて、
錬児の心の成長を気持ちよく描いてくれて実に清々しかったです。
しかし、彼女のことはまた忘れちゃってるんですね。せつねー
心の成長の部分まで忘れてなければいいですが。(つーか、どこまで忘れるんだろ。)

■ハルノクニ
やっとマスコミと接触出来たと思った矢先に、最悪の形で先手を打たれてしまいました。
ここまでの惨事を実際に起こしてしまうとは、読者としてもビックリ。一気に展開が加速しそうです。
果たしてギリは総理がここまでやると想定出来ていたんでしょうか。
………出来て無かったような気がするなあ。ギリが勝てる相手に見えません;

■絶対可憐チルドレン
サイコメトラーの先輩として紫穂に大人の態度を見せながらも、やっぱり大人げない賢木さんが素敵だ(笑)
2人の対決話で進むのかと思いきや、なんと久々に「普通の人々」関連らしい人たちが出てきました。本気で超久しぶり。
紫穂と賢木が協力して病人を助けるという展開になるんでしょうかね。

■武心BUSHIN
スポーツ大会の中で実戦武術を行うことの善し悪しについては、その手の事に詳しくもないので触れませんが、
主催だからとルールを勝手に変えさせる父は、本当にヒデー
ガッシュ・GOLDEN★AGEに続いて、今週のサンデーはゴーイングマイウェイ親父三連発ですよ。(そんな中でブリアクの六花親父の可愛いことよ(笑))

ここで五条橋が父に、
「僕がそんなただのわがまま金持ちお坊ちゃんみたいなマネが一番嫌いだって知ってるくせに!」
とか言って涙を浮かべて抵抗したら、新しい世界が広がるかも知れないと思いました。
(台詞ウロ覚えだけど(Cいいんちょ))

■聖結晶アルバトロス
人ん家に勝手に上がり込んで、引き出しを勝手に開けてお宝探し。
あんたらは勇者様御一行ですか?(あながち間違いではない)

「ここにおる奴の素石しかないのか!?」
普通は仲間の分しか用意しないと思うけどな。ヨウ素があったのは非常に運が良かったかと。(あるいは敵にもヨウ素のモノバイルがいる?)
ダイアモンドは、ここで簡単に補充出来てもつまらないので「見つからない」と思います。

ユウキは普通に2人を待てばいいと思うけどなあ。そこまで分単位で急ぐ理由もないはずだし。

ナトリウムは高速増殖炉の冷却に使われるそうで。なるほど。

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2006年9月 5日 (火)

北海道旅行

いわゆる会社の夏休みには全然遊ばなかったのですが、今頃になって北海道旅行に行ってきました。
私のことはどうぞ、みうらちゃんとお呼び下さい。(Cよつばと)

土日に一泊二日で、両親と妻とで家族旅行です。
神戸空港から新千歳まで2時間弱。一泊二日でそれなりの北海道旅行が出来るとは素晴らしい。
これまでにも一度、冬にスキーで行ったことはありましたが、
まだまだそう簡単には行けない遠い場所というイメージがありました。

しかしまあ、「ユナイテッド93」や「スーパーマンリターンズ」を見たすぐ後で飛行機に乗るのは少々ドキドキ感が高かったです(^^;

ちなみにその飛行機↓

勿論嘘ですが(・e・)

旅行の大まかな日程は以下の通り。
一日目 新千歳空港 → 旭山動物園(旭川) → パッチワークの路(美瑛) → 札幌宿泊
二日目 大倉山ジャンプ競技場(札幌) → 支笏湖 → 千歳サケのふるさと館 → 帰宅
てな感じ。
余分に休みが取れなかったのと、割と急に決まったこともあってかなりキツキツのスケジュールでした。
特に一日目は余裕が無かったので各所に1〜2時間ずつしかいれなかったのは残念。

■というわけで、行ってきました旭山動物園。
話題の動物園ですので今更特別解説もしませんが、動物の生き生きした姿を見せることに拘ったとても興味深い動物園であります。
公式サイト
広さはそれほどあるわけでは無いので3時間もあれば一回りは出来るらしいんですが、
2時間弱しか入れなかったのと、割と見たいところをゆっくり見ていたので行けたのは数カ所だけです;
うーむ、いつかリベンジせねば。


ペンギンの案内板がラブリー




水中トンネルから見るペンギンの姿はやはり「早いっ!」
やはりペンギンが「水中を飛ぶ鳥」というのは本当なのだなあ。


円柱水槽をくぐり抜けるアザラシ様。
人様の顔がはっきり写ってる写真は載せ難いので1枚きりです。と言うか、動きが早くて写真にはなかなか収まってくれません(^^;
生で目に焼き付けるべきですね。
丸くて可愛かった。




くまーーー!
水中を泳ぐホッキョクグマは毛並みがたゆたゆ揺らめいて実に良い。


くましりーーー!


くま案内。
くまはラブリーだなあ。直接対面するのはゴメンだが。

結局この他に行けたのは「もうじゅう館」まででした。
「頭上の檻で寝るヒョウ」は見れませんでしたが、ネコ的習性を感じるヒョウの動きは可愛かったです。直接対面するのはゴメンだが。

■動物園の後は美瑛の「パッチワークの路」へ。
北海道ならではの広大な野原が楽しめる場所であります。
道に迷って30分ほど彷徨ってしまいました(^^;
(美瑛駅の反対側で迷ってました)


ウィンドウズの初期デスクトップというか、mixiの初期画面というかな風景


ケンとメリーの木。超デカイ。
昔スカイラインのCMで使われたというポプラの木ですが、自分が2歳のころの話なので知りません。

■夜は札幌で。時計塔を見たりしてぶらつき、↓はテレビ塔


そして、あまりにナイスな『人気No.1!テレビ塔“非”公式キャラクター』らしい『テレビ父さん(49歳)』
うわっ、何コレ。
超素敵。もうメロメロ。
上記のページ上部でこちらに歩いてくる姿も超イカス。

ちなみに“公式”キャラクターは『タワッキー(←このページの土産の中にいます)』というキャラが先にいたらしいですが、 さっぽろテレビ塔公式ホームページでも活躍してるのはテレビ父さんばかり。
現地や空港で売られているテレビ塔キャラ土産もほぼテレビ父さんオンリーでした。
…かわいそうなタワッキー…(つA`)

■二日目
まずは大倉山のジャンプ競技場へ




角度急すぎ



ジャンプ台部分


こんなところから飛ぶなんて、自分には絶対無理です。
凄いなあ。…甥っ子って(おぃ)

ジャンプ台の麓にある、ジャンプを疑似体験も出来る「札幌ウィンタースポーツミュージアム」にも行ってきました。
ジャンプのシミュレーターにも挑戦してみましたが、見事ジャンプ失敗。
踏切のタイミングがごっつ難しいであります。

■次は支笏湖
水深が日本じゃあ二番目だで、水の透明度も高いという美しい湖です。
琵琶湖と比べて、面積では1/9ながら、貯水量では3/4もあるとか。




とりあえず思ったことは、
…この湖では「レイクサイドマーダーケース」が成立しねえ!(おぃ)

■最後にまた新千歳空港に向かいましたが、時間に余裕があったので「千歳サケのふるさと館」に寄ってみました。
地下から千歳川に面してガラス窓を設けていて、なんと本物の川の水底の様子が分かるという水中観察室が実に面白かったです。
自然の川であれほど魚がいるとは。


■以上です。
大変に駆け足な旅でしたが、その分濃度が濃くて面白かったかと。
向こうの夏は湿気がなく過ごしやすかったです。(夏というか9月だけど)
以前は冬の札幌にも行きましたが、夏と冬ではかなり印象が違いましたね。

夏の札幌の真中の様子などは、大阪と比べてもあまり変わらないと思いました。
しかし、細かい部分はやはり違っていて、車用の信号機が縦長だったり(雪対策?)、住宅の屋根に瓦が使われてなかったり、
玄関が引き戸の家が多かったり、でなければ玄関がサンルームで二重構造になっていたり、
集合住宅の窓などは二重サッシっぽかったり、道幅が広いように思えたりと、やはり雪国なのだと印象的でした。

また日数をかけて落ち着いて行きたいと思います。

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2006年9月 4日 (月)

週刊少年ジャンプ40号感想

■アイシールド21
遂に決着。ここまで来たら勝つに違いないと思ってはいましたがドキドキ出来ました。
最後には神龍寺に因縁のある栗田の活躍も見せてくれて満足です。

ところでカラー表紙。水面から足だけが出ている兄が(笑)

■ONE PIECE
いよいよ決着に近づいているようで、ルフィとルッチのガチンコ勝負の緊張感が素晴らしい。

ガレーラやフランキー一家が全滅ということですが、これまでのアラバスタや空島での人の死ななさっぷりを思うとちょっと信じられません。
「こんなに簡単に人って死んでいいの?」
「地図の上からは人は見えない」
のセリフは若い読者に大事なことを伝えるセリフだと思うんですが、
これでまた「皆生きてました」となるとこのセリフも軽くなっちゃうよなあ…

■NARUTO-ナルト-
ヤマト…つくづく不憫な人…

■BLEACH
一護親父と石田親父は知り合いでしたか。2人のやり取りを見ていると、かつての親父達も今の一護と石田に近い関係だったのではと思えてきます。
今の一護は死神とは関係ないとの石田の屁理屈は予想してましたが、石田親父も何のかんのと言って甘いようで。似たもの親子なんですかね。

■D.Gray-man
リナリーのイノセンスがハートくさいと千年公にバレてピンチっぽい。
ここでリナリーがさらわれてしまったら、お姫様誘拐展開がブリーチと重なって萎える所でしたが、どうやら主人公が間に合ったようです。

神田達の上司の元帥の人がイノセンス発動。
「この世の美しさを知りなさい」とか言ってるけど、あまり美しく見えないなあ(^^;
どでかい巨人ってのは、こういう(あまり軽々しく力を使えない)偉い立場の人の決め技として有効な設定なのだろうなと、
大戦士長・坂口照星さんのバスターバロンを脳裏に浮かべて思ったのでした。

■メゾン・ド・ペンギン
いつのまにかバカップルをちょっと応援している自分に気付いてしまう;

■家庭教師ヒットマンREBORN!
自分の姿を水に映して敵を騙す山本オリジナルの技「うつし雨」
水がなければ意味がないんですかね。

ザンザスとスクアーロの意味深げな過去描写ですが、今回の時点では単にザンザスの最低さを示しただけに見えますが、どーなんでしょ。
一部のお姉さんが喜びそうな描写かと思いました(・e・)

■斬
なんかラッキーマンみたいなバトルですな。

しかし
「か…かか、勘違いしないでよね!
勝ったあなたが友達が欲しいっていうからプライドを曲げてでも仕方なく
と…ととと
友達になったげるって言ってるんだからね!」

なんですかこのツンデレ忍者;

■太臓もて王サーガ
はみだしてるパンツの試着がいやーん(笑)

■銀魂
いい話です。
ところで、
「もし俺が 道 踏み外した時は 今度はお前が俺を殴ってくれ」
脱糞ストーカー近藤さんはすでにいろいろ踏み外してる気もするけどな(笑)

ジャスタウェイ型手榴弾がイカス

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
鉄男さん再登場。
前の登場話の時はいい話だったのに、
両さんに深く関わるとロクでもない目に合う見本ですな。

■魔人探偵脳噛ネウロ
HALの第二の刺客の江崎さん。ネウロの指先ひとつでダウンさ♪
刺殺願望の人なのに、レーザーが出てきた時はちょっとだけガッカリしましたが、ちゃんとナイフをくわえてくれたのは良かったです。何の役にも立たなかったけど(笑)
しかし、前回の銃殺部隊の人達は腹部に一発撃ち返されただけで死んではいないと思うけど(多分)、
今回の江崎さんの「外の仲間」の人たちは、死んでますよね絶対。ひえー;

警察のヒグチさんは実は犯罪者引き抜きな人だったらしいと判明。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンというか、ザ・コアな人だったのですな。
これが春川教授の考えが分かるかのような発言の根拠なのですな。

■To LOVEる−とらぶる−
物事ってのは隠すから拗れるのだなあ。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
梅吉の正体はでかいネズミ(?)だった。へえー
しかしこいつ(と七面犬)を送ってどう役に立つのだろうと不安も感じさせてくれます(^^;

追い詰められたペイジさんはなんだか50年封印してたっぽい力を発動。
どういう力かはよく分かりませんが、「トロイ」と言う名称や、ムヒョや毒島さんの書にまで影響が出ていることからすれば、
他の魔法律家の書に秘密裏に仕込んでいた仕掛けで、他の魔法律家の力を元気玉のように無理矢理集める力とかでしょうか。
もしそうなら、戦ってる最中の魔法律家がいたら迷惑を被りそうな(^^;(今のムヒョや毒島さん達も)

■みえるひと
ヒーローの分身くすぐり攻撃。なんて凄いヒーロー像だ。もっとやれ(おぃ)
仲間頼りなのは、ヒーロースタイルとして正しいかどうかはともかく、そういう人は多いと思います(笑)
ここに来て新しい仲間キャラがどんどん増えるのは頼もしくて良いかと。

悪魔の角つきメーテル・キヨイ登場。
英語混じりでしゃべる意外と変なキャラですが、
羊さんや家畜に恨みを晴らすと言われたら、そりゃあ人間の理屈では対抗出来ないですわな。

■エム×ゼロ
割と綺麗にオチも付きましたが、そういえばヒロインが随分出てないな。
腹黒ではなかった支部長ですが、見通しの甘さは十分困った人だなあ。

■謎の村雨くん
もうちょっと続きそうな様子。

■ピューと吹く!ジャガー
言われてみればちょっと色が濃い気もします。

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