マッチポイント(映画)
(ウディ・アレン監督)
ネットに引っかかったテニスボールがコートのどちら側に落ちるのか、勝負の行方は時に“運”で決まる…
“運”によって別れる人々の運命を描いた作品で、
ドロップアウトしたテニスプレイヤーが上流社会の一家に婿入りして浮気する悲喜劇です(略しすぎ)
なかなか話が進展せずに序盤〜中盤までは焦れったいですが、終盤になって話が面白くなってきます。
因果応報なよくある話になるかと思いきや、話は意外な、苦笑いするしかないような方向に向かいます。
“運”の作用の仕方が実に皮肉で身も蓋もない映画だなあと(^^;
「ボール」の落ちる行方があのように働くとは。
主人公に対しては、人によって自嘲的に見たり、ムカついたりと抱く思いが分かれるかと思いました。
ちなみに自分はムカつきましたが(笑)(実際こういう輩はいるでしょうが、自分にはただの「考え無し馬鹿」にしか思えません)
見る人の性別によってもまた意見が分かれる作品かも知れないですね。
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