ナチョ・リブレ 覆面の神様(映画)
(ジャレッド・ヘス監督)
修道院で料理係として働くダメ男のナチョが、
子供達にうまいものを食べさせてやろうと、ルチャ・リブレ(メキシコでのプロレスのこと)で覆面レスラーとして戦うという「タイガーマスク」みたいな話。
といいますか、そもそも実際に孤児の為に戦ったメキシコのレスラー(フライ・トルメンタ)がいたのだそうで、その伝説をヒントに作られているそうです。
ストーリー自体は、プロットを聞いて予告を見た時点でほぼ予想が出来る通りの内容で、意外性は皆無ですが、
主人公のナチョ(ジャック・ブラック)のキャラクターが、「頑張るダメ男」としていい味があって楽しめました。
主役のナチョを演じるジャック・ブラックの存在感と体型は、あれだけで既に芸ですね。
全体的にはコメディタッチの作品ですが、爆笑出来るとは言いません。しかし、見ていて頬に笑みが浮かぶようなタイプの、微笑ましい楽しさのある映画でした。
深い感動が残る作品とは言いませんが、こういう作品も気軽に楽しむにはいいんじゃないでしょうか。
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