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2007年1月31日 (水)

週刊少年サンデー9号感想

■ダレン・シャン
ダレンとクレプスリーは前回なにか作戦を立てたはずですが、今回の後半を見ると上手くいってない様子?(今回の後半が演技でなければですが)
デビー一家に飲ませたワインが作戦なのでしょうけどね。
あのワインに自分の血なり蛇の血なりを混ぜておいて、それがマーロックに毒になるとか?
本当にそうなるかも分からないし、果たしてそこまでデビーを危険に晒すだろうかとも思いますが。

エブラは死んでないと思うんですけどねえ。

■結界師
謎は一部解けた!
どうやら龍の人を烏森に連れてきたのは良守の母親のようです。それで息子の良守も龍に嫌われてるわけか。可愛そう(^^;
母親って、旅に出ていてまともに登場した事って無かったんでしたっけ。
かなりかっ飛んだキャラのようなので次回が注目です。

■金色のガッシュ!!
アシュロンの目的はガッシュの力と人格を見抜くことだったらしく、戦いは手合わせで終了。
「魔界を滅ぼそうとしている奴」の存在も示されてと、どうやら先週・今週の話は「(多分)最後の戦い」のプロローグだったようです。
アシュロンとはどうも共闘することになりそうで、「魔界を滅ぼそうとしている奴」こそがラスボスになるのでしょうか?

アシュロンは強さを求める求道者的なキャラのようですが、魔界を守ろうとする正義感のあるキャラでもある様子。
ファウード編には出なかったのは、人間界の平和には興味が無いのか、たまたま駆けつけるのが間に合わなかったのか、どっちなんでしょう。語られることは無さそうですが。
ところで、アシュロンも魔物の「子供」とは思えないキャラだなあ(笑)

アシュロンのパートナーの人も案外いいキャラっぽい様子。ごめん、雑魚っぽいチンピラかと思ってました。本当ごめん;

清麿のアンサートーカーの力は完全に消えたわけでは無いようです。まあ、「えっちらオットセイ」で完全に消えちゃったらゼオンとデュフォーが泣くわなあ(^^;
とりあえず“主人公的”には「ギリギリまで追い詰められた時だけ力を発揮出来る」くらいが描きやすいのではないかと。

遂に魔物が残り10体になりました。生き残っているのが確定しているのは、
ガッシュ、ティオ、ウマゴン、キャンチョメ、ブラゴ、アース、パピプリオ、アシュロン、そして、“最悪の敵”の9体ですかね。えーと忘れてるキャラはいないか?
キャンチョメやパピプリオやティオやウマゴンがここまで生き残るとは魔界の誰も思ってなかったのではないかと。ガッシュにしても生き残るとは思われてなかったろうなあ。
ガッシュ達にとって完全な「敵」と呼べるキャラも少ないわけで、これからどのように戦いを組み立てるのか注目です。次回明かされる“地獄”が今後の展開の鍵になるのでしょうが。

■MAJOR
アメリカの手強さも眉村の頑張りも見せるいい展開だったかと。

■イフリート ~断罪の炎人~
この漫画の被害者は本当にとことんドン底にまで落とされるのだなあ…;
恨みを晴らしてもらったとしても、それで幸せになれる訳でもなかろうし、
最も出演したくない漫画です。

ところで、「Nシステムや監視カメラで運転していたのは梅木であると確認」出来るのに警察は気付かなかったんですか?

■GOLDEN★AGE
唯くんの腹黒さ、もとい戦略が大当たり。
「チームメイトを手足のように使ってる」のは案外、蘭より唯の方なのではなかろうか。
それもチームメイトには自覚させないままで。こわー(^^;

■史上最強の弟子ケンイチ
すごい自作自演だ(笑)
あれもプロレスのショー要素と言っていいのだろうか?

■MARΩ
着々とヒロイン路線を歩んでいたゲルダですが、本当に“悲劇の”ヒロインポジションだった様子。Zガンダムのフォウ的ポジションですな。
本当に死んだ、かどうかは分かりませんが、万一助けられていたとかで生きていても、当分出ることはないでしょうねえ。合掌。

■うえきの法則プラス
あ、こいつらって、人間界のみなの記憶を奪った連中でしたか。
思いついて良さそうなものなのに思いつかなかった。
個人的にルチャ区長のキャラはちょっと好きなので、区長がハピネスに対してどういう態度を取るかが注目です。

ダルマ落としにされたハイジのバックのトーテムポールがなんだか暗示的。
いわゆる「相手を生かしたままバラバラにする系」の能力に思えるので死んではないと思いますが。

■クロスゲーム
「勇おじちゃんの息子」登場。
意外にハイテンションなキャラがこの漫画では新鮮な気がします。

■妖逆門
ロンドンが「下手でも一生懸命歌えばいいんだ」との真理に到達。まったくだ。
それは良しとして、ロンドンも、オマモリ様と会えた清も、この先戦う理由が無くなった気がしますが、どーするんでしょ。
まあ、清もオマモリ様を「開放」出来たわけじゃないから、まだ終わらんか。

■あいこら
先輩の人は意外なことに変態属性は無い様子。今後、変態だらけのこの世界の中で生きていくのは辛いだろうなあ。
この先もどんどん変態達に巻き込まれる展開になるでしょうけど、変態には染まりきらないポジションで頑張って頂きたいパイキング。
変態漫画には「常識人の視点」は重要ですし。たとえパイキングでも。

■ハヤテのごとく!
とりあえず初めての場所で迷ったら、マップを作るといいと思います。
「世界樹の迷宮」面白いですね。手描きでマップを作る懐かしい楽しさが実に良い。

ナギはこのまま当分誰とも会えないままでも面白いかも知れないと思いました。ひとりでできるもん。

■最強!都立あおい坂高校野球部
伸之助の母の適当さがステキ。

あの階段転びは痛そうだ。

■RANGEMAN
「で、グリーンがピアス、ときて」
普通はピンクにピアスをまわしそうなものだが。
まあ、博士に普通を求めても仕方ないか。

■ブリザードアクセル
湖すら引き裂く破壊力!!

そんなの危なくてスケート場じゃ使えねーーー!!!

「靴のかかと破裂」以降、どうもインフレの方向が「破壊力」に向かってるようで心配です。そのうち回転しながら客席に突っ込むのではないかと。
スポーツ物で破壊力対決はテニスだけで十分だと思うの。(間違ってます)

まあ、リアクション方面にパワーアップし続けるよりはマシ…なのか?

■武心BUSHIN
この数週目立たないと思ったら、
犬がーーー!
この漫画の生死の境は極めて薄いと改めて思い知らされました。
君は生き延びることが出来るか!?

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2007年1月29日 (月)

週刊少年ジャンプ9号感想

■銀魂
よりによって巻頭カラーで真っ黒なのがこの漫画らしい。
今回は背景が楽そうなように見えるけど、案外ベタがめんどくさいかも知れません。

3周年ということで必殺技マスター編。修行と家族愛で満たされた熱い話でした嘘。
ところで洞爺湖って折れたり買い直してたりしてたはずだけどなあ(笑)

銀さんと神楽が新必殺技「ももパーンッ」を覚えて、これで格闘ゲーム化も安泰ですが、
実は新八は何もやってないな(笑)

■ONE PIECE
新しい船を満喫するルフィ一行ですが、みんな遊んでて“グランドラインでの航海”は大丈夫なんですかね。
…と思ったら、ナミならすぐに気圧の変化に気づけるって事か。

サウザンドサニー号の目玉機能「ソルジャードッグシステム」ってのは、状況に合わせて船の形態を変えたり出来るシステムのようで。
チャンネルは複数あるようですから、他にも色々あるんでしょうね。陸を走ったりくらいしそうです。

さて、船は“魔の三角地帯”に突入したらしく、
海洋物にはつきものの「幽霊船」が遂にこの漫画に登場しました。
しかし、まさかいきなりガイコツとフレンドリーに対話出来るとは、読めなかった(^^;
そして最後の見開きは、完全にまるっきり読めずに意表をつかれました。
フランキーの仲間入りにあれだけ時間がかかった直後ですので更にインパクト。さすがルフィだ。単に「面白そう」とか思ったんだろうなあ。
ガイコツのブルックは悪魔の実でこんな事になってしまったとかですかねえ?(ホネホネの実とか)
果たして本当に仲間になるのか?
なるとしたらどんな職種なのやら(^^;

ナミのキックで倒れても紅茶は(??)はこぼさないブルックさんは波紋の達人でしょうか。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
だんだんXANXUSに脅威感が無くなってきた感じ。
XANXUSが妙に「初代」に拘ってるようですが、何かあるんですかね。

■NARUTO-ナルト-
今の御時世でバラバラ死体遺棄は危険な香りが。
ナルトの「風の性質変化」を加えた新技は「手裏剣」とのことで中距離での攻撃も出来るようになった様子。
ただ攻撃力が上がるだけなら面白みが無いと思ってましたが、これなら色んな見せ方が出来そうですね。

■エム×ゼロ
随分掲載位置が上位に来たなあ。

クラスマッチのルールは結構複雑ですが、漫画を読んでいて自然に理解できるように描いてもらえると有り難いです。期待。

■アイシールド21
1話まるまる進の過去話をした上でアイシールドに勝利したところで締める。進の圧倒感を見せつけてくれる演出でした。
進の過去描写にきっちりショーグンとどぶろくの挫折や、進に対する桜庭の劣等感や、高見の桜庭への期待や、あとやっぱり昔から陳列な大田原などを説明臭さを出さずに描く描写力も上手いです。
ただ、ヒル魔と進の初戦から既に「アイシールド21との因縁」があったとする描写はさすがに後付っぽさが漂いましたが(^^;

■魔人探偵脳噛ネウロ
あれだけ大きく盛り上がったHAL編の後でも、
今回のようにあからさまに「大塚が怪しい」と犯人が分かるように描かれていても(それで100%間違いないとは限りませんが)、
やっぱり面白い。この描写力は凄いですな。
池谷はあれだけ変態で外道なキャラとして描かれていても、最後まで読むと家具職人としての心意気が魅力的に見えてくるのが良い。

ところで池谷さんは、女をイスにするのは好きでも自分が蹴られるのは好きじゃないのね。M属性は無いのか(笑)

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
嘘はつかなくても策で相手をひっかけるのはアリなのね。またまたやらせていただきましたァン!
つーか、アイアを仲間に入れたとき、人間を食べたカゲを「殺さない」とか嘘つかなかったっけ?
古いジャンプは捨ててしまったので確認出来ませんが。
ラル自身が火を吐くという決着は展開的にも絵的にも面白かったです。

■D.Gray-man
「吸血鬼って言われた怒りをパワーに変えたとか?
そんなマンガみたいなことでこんな元気になんねェだろ」

仲間の励ましで回復した眞白の立場が!(^^;

■メゾン・ド・ペンギン
Rixiで検索したら本当にあるじゃないですか。入ってませんが。

■BLEACH
もう何年越しかを数える気も無いですが、やっとチャドの能力の秘密が解説…されたような、されてないような…。
シェルブリッドは左手にも付いた様子。そのうち全身を覆うんですかね。

■重機人間ユンボル
「ゲンバーの首を刎ねるためのあるもの」なんて言うから、てっきり馬鹿でかいノコギリかチェーンソーかと思いました。なにせあのド太いゲンバー大王の首を落とすとなると獲物も相当でかくなければ。
と思ったら、。その正体はロボットだったのでした。チェーンソーはついてますけどね。
そういえばこの漫画ってロボット(も出る)漫画だったんですね。既に忘れかけてました(^^;
ところでロボットとユンボルの力量差ってどれくらいあるんでしょうねえ。
普通なら漫画的には「ユンボルの方が遙かに強い」のでしょうが、今回新登場のグラップルのバイスにはロボの力も通用してる様子?
これならニッパにも活躍の場がありそうです。

ズボンをおろしたニッパの働きたくねえ
の一コマのインパクトがもの凄い(笑)
なんですかこれは、ニート推奨ポスターに使えそうな凄いカットです(どんなだ)
あちこちでネタに使われそうな一コマだなあ(笑)

■太臓もて王サーガ
ラスト前2コマでどさくさにエロガードにまたがってるブラ孔雀が恐ろしい。

■To LOVEる−とらぶる−
八つ裂きにされるくるくるロープくんの末路が恐ろしい。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
建機でレース。ユンボルの影響でしょうか。
サーキットでは無理でしょうが、実際にやっても面白そうな気はしました。
…てーか、あるんでしょうか? かるく検索しただけじゃ分からなかったけど。

確かに建機は格好いいですよね。もちろんウォーカーマシンも。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
ロージーの「周り見えてないっぷり」「独断で失敗をやらかしそうっぷり」を見てると、作中の時間が何ヶ月か巻き戻ってるのではないか、という気分になります。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
眞白、意外とあっさり敗北なれど、退部はせずにすみそう…でしょうか?
彼の本格的な(人間的にも卓球でも)成長はこれからなんでしょうね。
最近影の薄い主人公の活躍も、この練習試合後からが本番なんでしょうけど、
しかしもう掲載位置が、掲載位置が…(^^;
2巻コースだとしたらそろそろかなあ…;
昔ジョジョで数週連続で巻末でも持ち直した例はありますが、荒木先生と初連載の江尻先生では立場も違うだろうしなあ;;;

で、
遊部さんが予想以上に強かったり、川末さんが苦戦してたりですが、それよりも。
アキラって川末の妹ですかっ!?
えーと、これまで名字出てなかったんだっけ。なるほどー。兄と何か確執があるんですかね。
今はすっかり素直クールなアキラが、小さい頃は普通に素直そうだったのが良し。昔からああいう帽子が好きだったのね。

■ピューと吹く!ジャガー
腕のツノ、100本越えてそうなコマもあれば、60本くらいしかないコマもあって7:3で68本だ。
ちょいワルだーーー!!

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2007年1月24日 (水)

週刊少年サンデー8号感想

■ハヤテのごとく!
もう春休みに入ってるんですか。
クリスマスから始まった漫画もとうとう3月に。(112話かけて)
思えば遠くに来た物です。

昔は地下鉄にも乗れなかったのに。お嬢も成長した… のか… なあ?
とりあえず、取り残されたナギは他の誰かと合流する流れになるのでしょうか。
可愛い子には旅をさせよと言いますし、社会勉強になればいいですねえ。

伊澄はまだ力が回復してないんですかね。
大おばあさんはあれだけ(ハヤテの血を)吸ってたのに、分けてくれなかったんかい(^^;

■ダレン・シャン
マーロックが意外に知能派(?)でビックリ。見かけに騙されてました。
サムがちゃんとダレンの中で生きていてくれたのは嬉しかったですねえ。

■金色のガッシュ!!
このまま忘れられるんじゃないかと心配してた(^^;)ゼオンの手紙が開封。
あの変幻自在のゼオンのマントの秘密がここで語られるとは思いませんでした。
しかし、よくあれだけの長文をあの場で書けたなあ。

ゼオンのように攻防でマントを使えるようになれば、確かに強力そうです。
が、使う当人が分かってなければ殆ど役に立ってなかった訳で、父王も説明書くらい付けてあげてれば良かったろうに(^^;
でろ~んとだらしなく伸びるガッシュのマントの格好悪さが、ゼオンマントの格好良さと対照的でナイスでした。頑張れガッシュ(笑)

ところで、そういえばガッシュって、マントの下はすっぽんぽんだったのですね。
ゼオンもマントの下はすっぽんぽんだったのかなあ… (や、ゼオンの場合は流石に「王族のパンツ」とか履いてたかも知れませんが)

ファウード編以後ギャグ展開が続いていたところで、遂に「竜族の神童」アシュロン登場。
エルザドルとは違って人間型に近いのですな。
場合によってはラスボス候補かとも思っていましたが、まさかこんなに早く出てこようとは。
緩い展開が続いていた所にいきなりで、更に清麿が「答えを出す者」の能力を失ったばかりと言うこともあり、緊張感が高まります。
そう簡単には勝てないと思いますが、この戦いに勝ったところで「残り10人」宣言が出れば流れが綺麗かなとか。

「残り10人になった時に分かる地獄」ってなんでしょう。
仲良くなった仲間とも戦わなければならなくなる事 …だと、ゼオンの「お前の周りには強き仲間がいるからだ」のセリフと噛み合わないしなあ。
さて?

ゼオンのフルネームって「ゼオン・ベル」だったのね。ガッシュも城を出されても名字は変えられてなかったわけか。

■イフリート ~断罪の炎人~
この漫画って、ちょっといい感じのキャラが新登場したなと思っても、すぐに不幸になるのが前提なのね;
作品の構造上仕方ないかも知れませんが。

■史上最強の弟子ケンイチ
ルチャリブレの2人よりも長ろ… もとい、我流Xとケンイチの試合が気になりすぎます(^^;

■結界師
やはり空から降ってきたのは美少女ではありませんでした(笑)
この龍、なんだか縛られたような後がありますが、無理矢理引きずられて烏森まで来たような状態なんでしょうか。

■MAJOR
いいこと言うなあギブソン。

■MARΩ
すっかりゲルダがヒロインになってますな。

■うえきの法則プラス
ウールの足って、足だけで持たれてると「こたつの足」のようですな。

■妖逆門
久々登場の一鬼も嬉しかったりするけど、たかはしさんのステキさがその上を行ってます(笑)
ねちょねちょには触れない方向で。

■クナイ伝
読切。
忍者物かと思えば吸血鬼物とのハイブリッドとは、さすがに意表を突かれました。
絵も達者で読みやすく、連載にも向きそうな話かと。
ちょっと前にジャ▼プで同名の主人公の忍者(スパイ)漫画が打ち切られているのが不吉ですが(^^;
ところで、ヒロインより主人公の方が可愛い気がしました。もしも連載になれば、ハヤテのような女装主人公になる可能性も?(笑)

■クロスゲーム
話の転機ごとに、折りにおいて「若葉の夢」は繰り返されますな。
次は案外一気に時間が過ぎるかもと思いました。

■あいこら
そういえばパンスト職人なんて仕事がこの世界にはあったっけ。
人には天職というものがあるのだなあ(笑)

なんだかいい話っぽかったですが、踏切に駆けつけてオッサンの自殺を止めた家族は、その後のシルク正宗美脚に酔う父親を見てどう思ったのでしょう(^^;

■ブリザードアクセル
アウェイでの勝負は吹雪にやはりかなりの精神的ダメージを与えている様子。
これを乗り越えるには、やはり誰かの応援が必要になるのでしょうか。
やっぱりキーラの応援ですかねえ。

「かかと爆発」はかなりのインパクトでした。

■最強!都立あおい坂高校野球部
「すべて謎は解けた!!」
ついに出たぜ コーちんの頭脳派宣言!
良守より遙かに頭が良さそうなだけに恐さが増します。
キタローもようやく開き直ったようですが、復調なるか。

■RANGEMAN
ブルーさん絶好調。また落ちなければ良いのですが。
恋愛関係が交錯してややこしくなるのは基本ですね。

超久々登場のヒーロー好き娘さんはいいキャラなので再登場は嬉しいです。

■絶対可憐チルドレン
紫穂が最初から最後まで負けっぱなしなのも珍しい。
懺悔の内容も物騒なのは紫穂らしいですな(笑)

兵部が「撃たれた」のがこの屋敷だったとは。不二子ちゃんもその場に居合わせたんですかね。
いずれその辺りの真相も読みたいものです。皆本の元カノジョの話同様に。

末摘さんの先週からの登場人物紹介が「能力は…」とボカされていたのは、今回の展開の為だったんですかね? それでも隠す意味はあまり無いような気もしますが。
しかし、「謎のもうひとり」の正体は流石に予想も出来ませんでした。出来るわけねー(笑)
なんで顔だけでなく、体付きまで変わるかなあ(^^;

先週は意味不明に見えた特殊雪上車のドリルでしたが、まさか屋敷の壁をぶち破るのに役立つとは思いませんでした(笑)

■武心BUSHIN
こんな場面で登場出来るとは、なんてヒーローらしいんだ流星。
それでこそ万乗主人公。

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2007年1月23日 (火)

マリー・アントワネット(映画)

(ソフィア・コッポラ監督)


マリー・あ~るトワネット…
まりい・アントワネットも考えたわけですが。


14歳でオーストリアからフランスに嫁いだマリア・アントーニが18歳でフランス王妃になり、やがてフランス革命で逃げ出すまでの話。
ギロチンまではいきません。
正直中途半端な所で唐突に終わってしまった、と思えましたが、
幽閉以降の部分は制作者の描きたい所では無かったのかも知れません。
現代人から見れば「アホか」と思えるような宮廷内での生活の中に、外国から放り込まれた“一個人”としての彼女を描こうとした映画なのだとしたら、あそこで切るのも有りなのかも知れません。そもそも結末は多くの人が知ってる話ですし。

一般的に伝えられるような誇張された悪女ではない、等身大の女性としてのマリー・アントワネットを描こうとした作品なのだと思います。
普通なら目玉になりそうな『スウェーデン軍人のフェルゼン伯爵との恋』部分もあっさり流されたり、宮殿以外の市民の様子が全然描写されないのも、「制作者の描きたい部分」が「ヴェルサイユにおけるマリー個人」にあると考えれば分からないではありません。彼女個人を十分に描写出来ているかどうかは意見が分かれる気もしますけど。

彼女の生活や心情(直接的ではないですが)を中心に描写された映画ですが、
“ストーリー”という面では、正直物足りませんでした。
ストーリーよりもマリーのキャラクター描写や、華やかなドレスやお菓子や靴や髪型やらが延々と描写される映画で、ストーリーよりも映像自体を楽しむべき映画かと思います。
従って、ドレスや靴や髪型やお菓子に興味が持てないと辛いかも知れません。
…すみません。正直その辺りは自分には退屈でした。
映画は123分ですがストーリーの単調さもあってかとても長く感じました。
妻は楽しんでいましたし、女性向きの映画なのでしょう。

音楽はポップミュージックでマリーの心情を盛り上げ、服装なども(自分にはよく分かりませんでしたが)比較的現代的なものらしく、
「当時のフランスの様子を忠実に再現した映画」では無いようです。
過去を舞台に現代的エッセンスを融合して新しい物を描こうとしたのかも知れませんが、
かといって「ロック・ユー!」ほどにハジケてもいないので、やや中途半端な出来に感じました。
ノリは良かったと思いますが。

実際のヴェルサイユ宮殿を使った撮影は美しく、興味深く思えました。

宮廷内での生活は現代人から見ると実に馬鹿馬鹿しくも映るもので(まあ、誇張して描かれてるわけですが)、
「文句があるならヴェルサイユにいらっしゃい」と言われても行きたくないなあと思ってしまいました(笑)
いえ、観光でなら一度行ってみたいんですけどね。

キルスティン・ダンストのマリーは悪くなかったですが、14歳には見えないですねえ(苦笑)

登場人物が全員英語をしゃべってるのはご愛敬でしょうか。英語が苦手な自分ですら違和感がありましたが(^^;

公式サイト

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2007年1月22日 (月)

週刊少年ジャンプ8号と今月のスティール・ボール・ラン感想

■アイシールド21
やはり村田氏のカラーはいいなあ。“アイシールド”正面画の塗りが好き。

遂にセナVS進の直接対決。
一度は抜いたと見せて、やはり進はタダでは終わってくれませんでしたが、
唯一勝っていたスピードでも並ばれては本当に打つ手が無さそうです。
と言うか、一度抜いたところを反転して追いついてくるなら、進って「セナを越えるスピード」を出してるんじゃないでしょうか(^^;
それこそセナも「最高速4秒2」を越えるスピードに踏み込まないといけないのでしょうか。

トレーニングをしつつ女の子といちゃつきながらも試合の中継は見ているっぽい阿含に少し可愛さを感じないでもありません。

「俺くらいのプレイヤーから見りゃバレバレだぜ」との発言の直後で「バカでも分かるような」と扱き下ろされる鬼兵が泣かせます。
どこまで落とされるんだろう、この人(^^;

■ONE PIECE
エースVSティーチ
「闇の能力」はブラックホール的な能力ですか。
能力者以外に対しては圧倒的な引力の破壊力で対し、
能力者に対しては能力を無効化してしまう。確かに強力な能力です。
ティーチ自身は相手の攻撃を無効化出来ないのが救いでしょうか。

今後ルフィが戦うことになったら、ガチンコの基礎戦闘力勝負になりそうですね。
その場合、ルフィや一味の仲間よりも、船が戦いの舞台になってサウザンドサニー号が潰されないかの方が心配だったりして。

エースは「メラメラの能力者になる前でもルフィが敵わなかった」だけあって、ティーチに対しても負けてはいなさそうですが、果たしてどうなったのやら。
エース・ティーチ共にまだこんな所で消えはしないでしょうが、
この決闘がきっかけで起こる大事件というのがどんな内容なのかは予想が出来ません。
それが「シャンクスが心配していたこと」なんでしょうけど。

■BLEACH
チャドVS十刃落ちのボーボボの戦いもまた、隠してたり掴み切れてなかったりした「奥の手」を発揮しての戦いになりそうですが、
同じ事を3度繰り返されても辛いので、そろそろ違った展開が見たいところ。

■重機人間ユンボル
カラー表紙裏の1ページをまるまる「Dr.ドカルトのSUPER工法」の表紙にしてくれるセンスがさすが武井先生(笑)
全100巻を極めれば天下無敵のマスターにと言いますが、そもそも「全100巻」は揃ってるんでしょうか。
あるいは、今後の戦いやら冒険の中で残り99巻を集めつつレベルアップしていったりするのかも知れません。
連載が無事に続いたとしても、先は長そうです(^^;

地獄の特訓の第一歩は「テツグンテに慣れること」、なるほどごもっともですが、
スプーンを扱うとかだけでなく、「尻を拭く」事にまで言及してくれるところがこの漫画らしい(笑)
がんばって尻を拭けバル隊長!

現場主義なゲンバー社長…もとい、大王は早速バル達の元に来てしまう様子。展開早っ!
大王なのに「大王に今現場を離れられては!!」と頼られてしまう、頼もしすぎる背中が素敵だゲンバー大王。

ゲンバーのバーゲンも素敵。

■NARUTO-ナルト-
このままシカマルの勝利で終われば綺麗に収まるのでしょうが、
サイとサクラが援護に来るという事は、まだ戦いが続いちゃうんですかね。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
イメージ的には明鏡止水とかに近い…かなあ?

■魔人探偵脳噛ネウロ
今回も奇妙ながらも面白い展開ですが、本当になんのジャンルだか分からない漫画だなあ(笑)
話の構成自体は笹塚さんが「久々」と言うように、探偵が奇妙な現象に出会ったところで刑事に出会うと言う、割とベーシックなものだったんですが、笹塚さんに言われるまで気付かなかったですよ。

呪われたトロイの机は、確かに馬っぽい、格好いいデザインに思えます。
池谷が「犯人」なのか、口が笑ってる大塚が犯人なのか、どう話が転ぶかはまだ全然予想出来ませんが。わくわく

■太臓もて王サーガ
そういえばもうセンター試験なのね。
矢射子は果たして卒業するんですかね。消えてしまうと寂しいけど、留年とかだとそれもまた哀れなような。
真白木は、普通に留年するんじゃないでしょうか。(意表をついて卒業する展開もあり得るけど)

■テニスの王子様
最後は絶対宇宙まで飛ばされると信じていたのに。
そこまでやらなくても最低場外まで吹っ飛ばされるくらいはやってくれると疑っていなかったのに。
とても残念です。ちゃんと百八式まで描いて欲しかった…

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
バトルシーンになるほど解説の多さが目立つ漫画だなあ。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
なんて悲しいオチだ…

■エム×ゼロ
某先生(笑)のようにやりすぎた訳でもないのにモザイク大発生。
これも見せない美学というのだろうか(違うと思います)

■銀魂
ちょ、長老―――!!!

お、王様―――!!!

ま、魔王―――!!!

…笑った笑った。どれだけ自由度の高いゲームですか。
これはコントローラーを振り回すのに夢中になって人を殴ってはいけないという警告漫画ですか?(笑)

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
「協会に何の恨みが?」って(笑)
「協会だからこその恨み」の説得力の高さに頷きました。
別に箱舟のメンバーでなくても、魔法律協会に迷惑をかけられた人は数多いのではないかと思います。

■D.Gray-man
随分長いこと団体戦をやっていたので、この部屋では「俺に任せて先に行け展開」はやらないのかと思ったら、結局やるのね。
ノアも残り2人だから、次はラビでしょうね。

■To LOVEる−とらぶる−
どんな場面でも結局キメられないままのザスティン隊長が素敵。
「滝沢国電パンチ」には上りと下りがあるんだから気をつけないと。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
乙女ちゃんひさしぶり。
コンスタンスに女子キャラを登場させるには、やはりマネージャーなら女子卓球部なりに入れる設定にすれば良かったろうに、とも思います。
水泳部の活躍はもう描かれそうも無いし(^^;

眞白はみんなの力で頑張りすぎてヴィクター化しないように注意せねば。

■ピューと吹く!ジャガー
全編ツッコミ所すぎて何も言えません(笑)
次週は普通に本編に戻っちゃうんじゃないかと思ったけど、巻末コメントからすると、ちゃんと番外編が続くんですかね?

■今月のスティール・ボール・ラン
「大木のルール」に「11人いる!の追っ手」にと、ピンチっぷりがもの凄い。
追っ手は、一つの体の中に11人分入ってたりするんですかね。
バーサーカーの「十二の試練」というよりは、むしろトライガンの「ナインライヴス」的なものでしょうか。分割も合体も出来るってわけで。

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2007年1月17日 (水)

週刊少年サンデー7号感想

■MAJOR
作者的には眉村も活躍させたいけど、アメリカも強敵にしなければいけないし、吾郎の十分な活躍シーンも当然準備しなければいけないわけで、
事故的な眉村の怪我というのは上手く無難な落とし所かと思いました。

■金色のガッシュ!!
2週続けてアホだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(爆笑)
素晴らしい。

「答えを出す者」の能力は確かに強力すぎるので、最終決戦でもなければ漫画的に扱いにくいだろうとは思いましたが、まさかこんなアホ展開で消去してくれるとは。
さすがです。本当に雷句先生は侮れません。
清麿自身の為にも、あの能力があると勉強をしても自分自身の“身”にならないと思うので、無くなって良かったんじゃないでしょうか。

ビクトリーム様にキッドに、そしてレイラにと、懐かしい面々の登場は実に嬉しかったです。
「えっちらオットセイ」も妙に可愛い。見過ごしかけたけどキャンチョメもちゃんといるのね。

■史上最強の弟子ケンイチ
新白連合半ば壊滅状態。そろそろ谷本やジークフリートの出番でしょうか。
その前に宇喜田の根性を見せてくれる展開になると思うのですが。
つーか、なって欲しい。

■ダレン・シャン
なるほど、「はぐれバンパイア」というより敵性勢力だったわけですね。
今回の説明からすると、このマーロックを殺してしまってもクレプスリー&ダレンともどもにマズイことになりそうですが、さてどうなるのか。

ところでクレプスリーが「ダレンが役に立つかも」と思って連れてきた理由ってなんだったんでしょ。

■イフリート ~断罪の炎人~
殺しのターゲットの人もプロの用心棒を雇ったということで、殺し屋同士の対決になるかと思いきや、戦力差がありすぎて勝負になりませんでした(^^;
プロの殺し屋と言ってもユウとニナミに対抗出来る相手はやっぱりそうそういないのね。
ユウ達に対抗しうる敵が出てきたとしたら、その時こそユウ達を改造した敵との直接対決の時なんですかね。

咎人会の主人公チーム以外の人々も少し印象的に描写され始めましたが、彼らの本格的な出番はあるんでしょうか。

■うえきの法則プラス
乱入者達の介入でややこしい展開になるのかと思いましたが、
あっさりと2つのチームが潰されて、むしろ状況が整理されてる様子。
1年の休載の後ですし、一度状況を仕切り直した方がいいかとは思ってましたが、さて。

■ハヤテのごとく!
伊澄の吸血大おばあさん登場。伊澄も将来はあのように生き血をすするようになるのだろうか、と思うとちょっと恐ろしい(^^;

■GOLDEN★AGE
蓮葉の性格の黒さが楽しい。心理戦とか好きそうだなあ。

■クロスゲーム
やはりこの作品は事ある毎に若葉の影を引き出してきます。コウと青葉が恋人になるビジョンがなかなか想像出来ません;
「勇おじちゃんの息子」はそのうち出てくるんでしょうね。野球のライバルか恋のライバルとして。(ありがちなパターンなら両方)

東兄貴と月島姉とは、案外いい組み合わせなんじゃないでしょうか。

■妖逆門
清は普通の服の方が可愛いと思います。つーか、アニメ版のコスチュームなのですか。
どうせなら「巫女が見込んだ」と言って欲しかった。

■RANGEMAN
大きく話が動くかと思ったら、ちょっとスカされた感じ。筆者らしい気もしますのでこれはこれでいいのか。
レミはこんな感じでちょこちょこ出てきて風香とピントのズレた対決をしてくれるのだろうと期待。

■最強!都立あおい坂高校野球部
やはり対決するしかない流れでしょうね。
どこに投げてもカットされるなら勝負しても打たれそうな気がしますが。

■ブリザードアクセル
すっかり吹雪が悪役扱いに。
前回のデビルの暴言はやはり音声がマイクに拾われてなかったようで、表面的に見ればそりゃあ吹雪が悪役にしか見えないか。何にせよ暴力はマズイですわな。
演技で観客を見返していく流れになるんでしょうね。

■絶対可憐チルドレン
バベルの主要メンバー(+α)が勢揃い。15人中の男女比が綺麗に1:2ですな。
男性5人を見ていると、皆本が一番女性陣に粉をかけられてるのも分かる気がしました(笑)皆本以外の、局長や明や賢木も魅力はあると思うんですけどね。おっさんすぎたり、若すぎたり、ナンパすぎたりするのが難点ですが(^^; >谷崎は無視かい >無視です

プルコギとか特攻野郎Aチームの皆さんも呼んであげて欲しいと思いました。

■武心BUSHIN
真弓の母も刺客との戦いで散ったのですな。ホント恐ろしい国だ。
真弓は思いっきり横に倒れ込めば銃弾を避けられはしないだろうか?、スピード的に無理ですかね。
いくらなんでもメインヒロインと思われる真弓が、流星父のように簡単には死なないと思いますが;

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2007年1月16日 (火)

リトル・ミス・サンシャイン(映画)

(ジョナサン・デイトン,ヴァレリー・ファリス監督)

「勝ち組」を夢見る「負け犬」家族が小さなバスで旅をする、ブラックな笑いの効いたロードムービーです。

父親は「9段階の成功プログラム」なる怪しげな““成功論”の出版を夢見て「人生勝ち組ゾナー!」と吹聴するも、彼のセミナーにはロクに客も来ない。
祖父はコカインの常習で老人ホームを追い出され、口を開けば下品なエロトークばかり。15歳の孫にも事あるごとに「複数の女をこませ」とハッパをかける。
叔父は「アメリカ最高のプルースト研究者」を自称しながらもライバルに出し抜かれて(同性の)恋人に振られ、職も失い自殺未遂。そのためこの一家に引き取られる。
息子はそんな家族に嫌気がさしてもいるのか、空軍パイロットを目指す願掛けとして、ニーチェに倣って口をきかない「沈黙の誓い」を実行中。(用事があるときは筆談で)

そんな、それぞれが自分勝手なしょーのない家族達だったが、
7歳の娘が出場することになったミスコンテスト「ミス・リトル・サンシャイン」に参加するために、遠いカリフォルニアまで一家総出で黄色いミニバスで旅に出ることになる。
自分勝手な人達が小さなバスに押し込められることで車内の雰囲気が険悪になる中で、次々トラブルが発生し、
家族もミニバスもどんどん壊れていくのだったが…


という話。
「勝ち組」に憧れる家族が「アメリカ的勝ち組の象徴」とも言えるミスコンに挑む中で家族の絆を再構築していくという、割と先が読める話ではありますが、
面白かったです。
お話は読めたとしても、家族の描写の痛さとおかしさが効いていて、本当にしょーのない人たちなのに、妙に思い入れしてしまえるのでした。(マイメロのバクに思い入れしちゃうようなものでしょうか)
あまりの「夢もチボーもない」痛さが逆に笑えてしまいつつも気持ちよく見られました。

あと、話が読みやすいとはいえ、“爺さんの運命”と“ミスコンでのダンス”は読めなかったです。爺さんの存在が効いてますわ。

バスがオンボロすぎて、家族で車を押さないと走り出せないのも、家族の状態をよく象徴していて面白いですな。何度も繰り返される乗車シーンが、間抜けさの中にも妙な緊張感があってナイスでした。

割といい気分で見終わることが出来ますが、実際には何の問題も解決していない投げっぱなしっぷりも良し(笑)

公式サイト

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2007年1月11日 (木)

敬愛なるベートーヴェン(映画)

(アニエスカ・ホランド監督)

ほぼ耳が聞こえなくなった晩年のベートーヴェンを支えたコピスト(写譜師)の女性アンナ・ホルツの話。

“第九”の初演を4日後に控えた状態でベートーヴェンの元に「音楽学校で一番優秀な生徒」として、コピストとして送られてきたアンナ・ホルツだったが、アンナが女性であるという理由で最初はベートーヴェンに敬遠されてしまう。
しかし、彼女の才能を認め、やがて2人は師弟の絆で結ばれていくのだった…
という話。

以下ややネタバレで(ベートーヴェンの逸話を知っていれば問題ないレベルとは思いますが)

音楽にさほど詳しくない自分が見ても楽しむことが出来ました。
“第九”が大きく扱われていて、年末年始時期に見るのにも相応しい映画かと(笑)

ベートーヴェンに協力して曲を譜面に清書し、“耳の聞こえない状態で指揮をする”ベートーヴェンを彼女が支えて第九の初演を成功させる下りなど実に感動的で、10数分に及ぶ“第九”の演奏シーンは音楽に詳しくない自分でも退屈することもなく圧倒されました。
ベートーヴェンの独特な人物像もアンナ・ホルツの人間性も面白かったですし。
ただ、このアンナ・ホルツは架空の人物らしいと、映画を見た後で知りましたけど(苦笑)

ベートーヴェンは生涯で3人のコピストを使ったけど、そのうちの3人目が誰なのかが現在でも謎のままらしいのですね。そこのところを補完した作品なわけです。
架空の人物とはいえ、複数の人物をモデルとして『第九初演で観客の拍手が聞こえないベートーヴェンを客席に振り向かせた』逸話なども取り入れて、アンナ・ホルツがとても実在感のある人物として描かれているのが興味深かったです。

当時のウィーンを再現した町の様子や、ベートーヴェンの偏屈ぶり、その奇人ベートーヴェンと彼の甥や近所の住人とのやり取りなど、全体を通して臨場感があって見所がある映画でした。
しかし映画としては、一番盛り上がる“第九”のシーンが中盤で来てしまうため、その後がちょっと物足りない思いも無いではなかったです。
いい映画だったと思います。

ところで、劇場の案内係の兄ちゃんは「親愛なるベートーヴェン」と言ってました。まあ、間違えやすいタイトルだと思いますが(^^;

公式サイト

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2007年1月10日 (水)

週刊少年サンデー6号感想

年明け早々劇的に忙しいっすよ。
そんなわけで今回は少なめ。

■金色のガッシュ!!
ファウードのような存在や魔物の事が世間に明らかになって、清麿達の立ち位置にも何らかの変化が出るかと思ったら、
見事なまでに清麿の日常には何の影響も無い様子。
すげえや、モチノキ町の住人達の順応力は!(笑)
ガッシュの記憶が戻っても全く影響がないあたりも笑ってしまいました。ウマゴン哀れ…(笑)

ただ、これまでと何も変わらない日常、という訳ではなくて、なんと清麿達が進級してしまいました。
将来のことを清麿が具体的に考えていないのはちょっと意外でしたが、考えてみればまだ中学生だったんですね。

急にクローズアップされた野口くんやTM・リー先生が素敵すぎです。特にTM・リー先生は、誰がこんな事になるなんて予想出来たことでしょう(笑)
言うことにも妙に含蓄があるのもステキでいい先生だ、TM・リー先生。
会社員や公務員へのススメは、漫画家の作者が描いてることを思うと妙に深い。
マリ子の『ああ… この人はもう、「TM・リー」なんだ…』のセリフも喪失の切なさを感じさせてくれて泣かせます(笑)
今後マダムと一緒に登場するときもTM・リーの姿のままなんですかねえ。

ところで、「よーうかーい じ・ん・る・い なのよ!」でもJASRACに申請するんですね。
あひるんるん(間違い)

■結界師
どうなることかと思われたジュリアラブコメ編も、時音の乱入であっさり解決。
時音の乱入、というよりむしろ良守最強の式神の功績か(笑)
「時音が2人」という事態を「あんな術まで使って」の一言で受け入れるジュリアの精神的非日常っぷりが素敵でした。それで済んじゃうんだ。さすが烏森の影響を受けた女(未確定です)

この漫画にしては珍しいラブコメ編が終わったと思ったら、ハシラからすると次回は空から美少女がふってくる『落ち物美少女路線』でしょうか?
ってまあ、普通に妖怪かなにかだと思うけど(^^;

■ダレン・シャン
悪い意味で予想通りの展開。
だーかーらー、ダレンはもっと色んな可能性を考えてみるべきだと言うのに。こうも信用してもらえないクレプスリーは泣いていいと思いました。
まあ、何も説明してないクレプスリーも普通に落ち度があるけどな。

今回「イカレた殺人鬼」を止められなかったことで、デビーが次に襲われるような展開になっちゃうんでしょうか。

■史上最強の弟子ケンイチ
アレで正気に戻ってくれて良かったですよ。この漫画が(比較的)ギャグ寄りな漫画で良かった(笑)

■GOLDEN★AGE
ミーティング中も髪をセットすることに予断がない蘭は、やはりあの髪型に拘りがあるのだなあと思いました。やっぱり“鷹”を意識してるんですかね。

唯と蘭の差というのは、1プレイヤーの力量としては蘭が優れているし、フィールド全体を見渡す“鷹の目”を持っているのだとしても、試合の展開自体を見渡せる唯の方が器は大きいって事なんですかね。

近江は悪球打ち、もとい曲球蹴りが得意と認定。どこかの野球選手みたいですな(笑)

■MAJOR
あー、アメリカチームの面々はギブソンが心臓の病という事までは知らなかったのでしたか。
だからと言ってソレを知らなければ奮起できないというのも情け無いと思いますが、
今度こそはアメリカの底力をちゃんと出して欲しいところ。

■うえきの法則プラス
ソラの身長がいつのまにか随分伸びた気もしたけど、前からこんなだっけ?

店長達のハズシっぷりが素敵でした(笑)
そういえばナガラの能力の秘密もまだ明かされてないままでしたっけ。長い伏線だなあ(^^;

■ハヤテのごとく!
綾崎ハーマイオニーはメイド服バージョンの方が好みだなあ。

で、人気投票は、
なんとマリアが2位。実質は3位ではあるけど、ホントに意外でした。5~6位くらいなモノかと。すまんマリア。
ハヤテ、もとい女装ハヤテ、もとい綾崎ハーマイオニーは、順当な結果ではないでしょうか(笑)
ちなみに自分はハムスター西沢さんに入れましたが、コメントでの『最終回で適当に“普通の会社員と~普通に幸せに暮らした”とか説明されそう』は、もの凄―く普通に有り得そうだと思いました(^^;

久米田先生応援してます。

つーかファー様(笑)

■クロスゲーム
元一軍マネージャー、野球部を去る。
体のいいリストラのようにも思えてしまった(^^;

■イフリート ~断罪の炎人~
ニナミは骨格がしっかりしてるのでそれなりに重いかもと思いました。や、いいことですよ(笑)

咎人会にもIT社会の波が押し寄せていた模様。『地獄咎人会』とでも言うべきか?(笑)

■RANGEMAN
変身しても記憶を無くさなくなったり、レンジマンが弱体化したり、コスプレ率が上がったり、新たな敵キャラが登場したりと、新年を期に新展開に入った様子。
新敵キャラのレミファンがいきなり「風香」の名前を出しちゃったりして、レンジマンの面々にも風香が狙われてることが明らかに … … …なるかどうかはまだ分からないか。
そう言うところに気付きそうなのはブルーくらいだろうけど。

■妖逆門
かっぱや長ばかりか、フエまで撃符にされたのはなかなかショックでした。
これまでも実のところ出番はそんなに多くなかったけど、存在感は大きかったからなあ。

■最強!都立あおい坂高校野球部
それらしい伏線はありましたが、本当にコーチンとの勝負は避けるようで。
間違いではないけど、漫画の流れ的には最後まで敬遠では済まないでしょうねえ。
この試合ばかりは漫画的にも『負け』が有り得る試合ですし、一進一退で状況が変化しまくる試合になるのではないかと。

■絶対可憐チルドレン
超能力を嫌う親父との親子対決がどうなるか、とシリーズ開始当初から見物だと注目してきたわけですが、

… … … あっさり親父が寝返ったーーー!(笑)

シリーズの根幹を重く突く展開になるかと思いきや、思いの外ポジティブな展開でした。
ちょっと拍子抜けした感もあるけど、これはこれで前向きでいいですかね。

■ブリザードアクセル
すっかりやさぐれたガブリエルとの再会で、やっぱりキーラが泣くハメに。
個人的には、己のために怒る吹雪にキーラが惚れる展開よりも、ガブリエルと仲直りする展開が希望ですがどーでしょう。

■焼きたて!!ジャぱん
最終回。
これほどなげやりな最終回も珍しいよーな。(いや、案外あるか?)
登場人物への愛情の無い漫画になってしまったなあと思いました。
初めはこんなでは無かったはずなんですけどねえ。

■武心BUSHIN
列車から地下からと、刺客の人たちも色々工夫を凝らしてくるなあ。
次は空からだと思いました。

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2007年1月 6日 (土)

週刊少年ジャンプ6・7号感想

■NARUTO-ナルト-
またまた飛段相手にじっくり自分の作戦を解説してあげるシカマル。
なんでそんなに親切なんだ。
ナルト達が援軍に登場しましたが、安心感よりもむしろ、結局シカマル達の行動は無謀だったのだなあという思いの方が強いです。
カカシ先生が一緒に来てくれていなかったら、とっくに全滅してましたな。

■アイシールド21
高見はヒル魔よりは甘いとのこと。そうは言っても以前王城は絶好調で攻略はなかなか厳しそうです。
桜庭と進の信頼感が良いですな。
栗田が桜庭をマークする、と言うのは普通はあり得なそうだし、ヒル魔も否定しているようですが、あり得なそうな事をやってくるのもこの漫画なのですが、さて? やっぱりさすがに無いか。

■ONE PIECE
前回のアラバスタメンバーの登場だけでも嬉しかったですが、今回ちゃんと残りの面々の地元の人々も描写してくれました。みんな懐かしすぎる。
そして哀れなサンジ(笑)
ダダンってのは、もしかしてルフィの母親とかばーさまとかだったり?

黒ひげは自然系の能力者だったそうで。「闇」にどんな攻撃力があるのか謎ですが、イメージ的には凄くボスキャラっぽい能力です。
黒ひげの前にエースが危機一髪になってしまうのか?

黒ひげは、以前ルフィと出会った時にはかなり人間的に大物っぽい印象を受けたのですが、「仲間を殺した」経緯などを聞くに、どうも小物っぽくも見えた今回でした。
「人の倍の人生を歩んでる」だのと謎の多そうだったり、シャンクスも黒ひげにこだわっていたりで、重要なキャラなのは間違いないんですけどねえ。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
レヴィの技、自分も悪天候時しか使えないと思ってましたよ。すまん。

■D.Gray-man
絵柄もろとも急にシリアスになりましたな。
ギャグキャラっぽかったジャスデビもシリアス風味になってしまって、
より『死んでもおかしくない』キャラに変貌したと言えましょう。

■BLEACH
やけに拘わっていた「瞬歩と飛廉脚」の違いとかには何の意味もなかったようです。
結局は隠しておいた奥の手で勝利ですかー。物足りない…

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
相変わらず乳乳と言いまくりではありますが、ラルの好感度が少しだけ上がった気もする今回。
やはりエロ系の主人公の読者への好感を上げようと思ったら、異性だけでなく同性への接し方でいい所を読者に見せるのが秘訣なのかなと。
ガラやカル=スや侍に友情やら親分愛(?)やらを見せたダーク・シュナイダーのように。

「変な意味じゃないんです」と言いつつ乳出して寝てるミオ先生に笑いました。

■重機人間ユンボル
ボリング死亡。あれはあれで味のあるキャラだったのに。合掌。
第3話、もとい第3工程にしてテツグンテ破壊とは、やっぱりペース早いですな。
しかしメシ食えば治るとは。素晴らしい設定だ形状気力合金(笑)
高飛車だわ地獄の特訓でウズウズするわで、本当に姫はいいキャラだなあ。

11人いる!ユンボルのうち、バル以外の10人全てが敵側にいるようですが、その中から味方になる奴も出てきそうなものですが、さて。

■魔人探偵脳噛ネウロ
1月7日の前日発売にふさわしい弥子の好物が素敵だ。

で、弥子は、やっぱりまだ多重債務者のままなのかー(笑)
有名になって総理とテレビに出たからって借金が無くなる訳じゃないですからねえ。
次の話は家具探しだそうで、そこでも謎を拾うようですな(^^;
しかし、家具より先に壁を直すべきだと思うけどな(笑)
「アメが無限に作られる机」を望む弥子は、なんのかんの言ってもネウロとお似合いだと思いました。

しばらくぶり登場の由香さんは、すっかり弥子のいい友人という感じですな。これからもたまに出て欲しいところ。
で、新登場の家具屋の人は、ネウロと友達になれそうな感じ。奇特なキャラだ(笑)

■銀魂
任天堂は「弁天道」なのに、マリオはそのまんまの名前でいいのかよ?(笑)
ツインファミコンは今やDSやWii並に手に入りにくい気がします。
カジキマグロギャルゲーといいゲボェといいゲーム内容が凄かった(笑)です。

ヴァーチャル恋愛でも敗北者な近藤さんに涙しましたが、
桂の方はヒロインの殺人計画を完遂したのか気になります。そっちの方が逮捕されそうだけど(^^;

ミントンとカバディしか無いという山崎にも「アフロ」があるじゃないかと思いました。決して地味じゃないよ山崎。

■To LOVEる−とらぶる−
イヴ描きたかったんですね。
まあ、なんでもありなこの漫画には合ってる気もしました。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
2006年時点のコンピューター将棋の実力はアマチュア5段レベルだとか。へえ。

■エム×ゼロ
順当に面白いっす。
九澄の手伝い役は何のかんのいって愛花と観月になりそうな気がします(他のクラスメートはならなそうか)が、
案外小石川なんかも将来仲間になるかも知れず?

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
マリル達兄弟は結局ただの調査役だったのですか。もっと謎めいた役回りがありそうに思ってたんだけど、ちょっと残念。

■太臓もて王サーガ
「UREY」いい!
「Owee」よりこっちが欲しいですわ。
料理に駄目出しされるあいすが良し。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
4回連続最下位。もう本気で駄目だorz
ダークサイドに墜ちた眞白が立ち直るまで、は描けそうだけど、
主人公の活躍は無いままで終わるのではないかと心配です。

■ピューと吹く!ジャガー
無我野先生――――――――!!!
残念です。

それはおいといて、
今回は「ハマー宛の不動君の年賀状」が一番笑いました。人の良さそうな彼でさえあの始末とは(笑)
不動くんの各人への年賀状の描き方で、彼の内部でのヒエラルキーが分かりまくりなのが楽しいですな。実のところ人をランキング付けするハミィとやってること変わらねえ(笑)

ところで、笛科の仲間内でくらい年賀状を出せば良かろうに。自分から出してないのに人から来るわけないよ君ら。

今回の表紙はさすがに素敵でした。

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