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2007年3月29日 (木)

デジャヴ(映画)

(トニー・スコット監督)
ジェリー・ブラッカイマー製作

とあるテロ事件の捜査を行う事になったATF(アルコール・タバコ・火器取締局)の捜査官のダグは、FBIが開発したという『人工衛星や監視カメラ等からの映像を駆使して4日と6時間前の映像を好きな位置・角度で見ることが出来る装置』(人の行動・言動まで見ることが出来る、進化したgoogleマップやgoogleearthみたいなもの)を使って捜査を開始する事になる、という話。

「初めてのはずなのに既に体験した事のように感じる」という“既視感”を示すタイトルや予告からはミステリー・サスペンス的な内容を想像しましたが、実際にはかなり予想とは違ったテイストの作品でした。
時間SFあり(←ネタバレ反転・注意)アクションありの「お堅くない」エンターテインメント作品でした。見ていて意表を突かれましたが、娯楽作品と割り切れば十分楽しめる映画だったかと思います。

細かい部分に拘ってしまうと納得のいかない部分も結構…かなり一杯浮かびますが(笑)(タイムパラドックスの処理などはかなり大雑把というか、大らかです(^^;))、深く考え過ぎずに楽しむには十分面白い作品かと。
「深く考えずに」と言いつつも、作中の出来事をよく見て程良く頭を使えば、観客も“デジャヴ”を感じながらより楽しめるという、馬鹿すぎず賢すぎないバランスがなかなか良かったかと思います。
タイトルの「デジャヴ」は、先に説明した「ちょっとSF的な装置」からだけでなく、こうした部分からも付けられているのではないかと。(もっとストレートに登場人物が“デジャヴ”を感じるシーンもあるのですけどね)

内容を語ろうとするとネタバレせざるを得ない作品なのであまり語れないのですが、先に説明した「装置」についてだけ。
この「装置」の扱いが映画に登場するアイテムとして実に面白いのですね。
「4日と6時間前」の映像を見られるけど、“コンピューターの処理能力の関係から”リアルタイムに「4日と6時間前」なので巻き戻しや早送りは出来ない。見られる地域も限定的。
建物の内部まで見ることが出来るけど、事件の捜査の為に「どこを」見ればいいかはベテランの捜査官の能力に頼らざるを得ない。
一見万能のツールに見えながらの、この不自由さが映画の小道具として上手いのですね。
出来ない事があるからこそ面白い。
装置の機能を生かしてのカーアクションシーンなど、新鮮な『映像の面白さ』を生み出せる優れたアイデアだったかと思います。
お見事。

ストーリー的にツッコミ所は多いですし、ラストもすっきり解決とは言い難いですが、(主人公の死があまりに制作者の御都合に引っ張られすぎですよねえ
「文句なし」とは言わないけど面白かったですよ。
大味ではありますが(ブラッカイマーだし)、妙に憎めない作品でした。

ところでよく知りませんでしたが、アメリカでは「アルコール・タバコ・火器取締局」が火器犯罪の捜査をやるのですね。名前の印象からだと「日本たばこ産業」が犯罪捜査をしてるような気分になりますが(^^;

公式サイト

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2007年3月28日 (水)

週刊少年サンデー17号感想

■ハヤテのごとく!
お嬢は、引きこもりオタで女装美少年は好きだとしても、腐女子では無いのだなあと思いました。今週のジャンプのナルトを見た後だったので。
大おばあさまの事態を混沌化させる能力が凄いですな。なまじ物理的な攻撃力が高い分、ナギの誤解や虎鉄のストーキングが可愛い物に思えてきます(^^;

次回からはハヤテとナギが『宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代』になっちゃいそうな様子。携帯メールで愛を育むといいですよ。
これ以上年齢差を広げてどーするという気もしますが。

■結界師
無道の目的は生まれる前まで戻る事?、それだけ聞くとよく分からない目的だなあ。
『生まれてきてすいません』というつもりでも無いでしょうが。
ともあれ、周囲に迷惑な人だと言うことだけはよく分かります;

絶界で消し飛んでも復活可能とは、生き返れる回数の上限があるとしても、恐ろしくやっかいな能力です。
一応2対1ですが全然有利に見えませんし、この場での決着はつかないかも知れませんねえ。

■金色のガッシュ!!
ブラゴとシェリーは普通に助かってました。良かった良かった。
シェリーは片方の縦ロールが消滅してしまいましたが、今後残った方も切って揃えちゃうんですかね。

ブラゴは戦闘不能そうでゴームも退場して、ガッシュ&アシュロンVSクリアの戦いになりましたが、
今のガッシュとアシュロン・クリアの間にはほとんど反則的なまでの力量差がある様子。インフレが凄いなあ(^^;
アシュロンと同じ竜族のエルザドルに勝ったバリーはブラゴと同等レベルと思ってましたけど、アシュロンがエルザドル以上に強くなったってことなんですかねえ。

アシュロンは鱗の強靱さでクリアの消滅の力を防御出来るようですが、もし今後ガッシュがタイマンでクリアと戦わねばならない展開になったら“消滅”にどう対抗したものやら。
「メドローア」に対抗するにはやはり「シャハルの鏡」かと思いますが、「ラシルド」が通じる相手なのやら;

■ダレン・シャン
男の人ばかりのバンパイアの世界。そういえば女バンパイアはいないんですかね。
説明されたことありましたっけ?
まあ、この漫画の魅力=「おっさんの魅力」という気にもなってきているので問題ありません(笑)
今回も師匠に説教されるクレプスリーがいい味ですわ。

「バンパニーズとの共存を目指す」という新キャラのカーダさん。
「バンパニーズ大王の夜」という不吉さを感じる伏線から考えても、死亡フラグを背負っていそうとか、或いは裏切りフラグがありそうとか、どうにも不穏な匂いがプンプンするなあ(^^;

■MAJOR
それまでどれだけ抑えていても一発打たれれば地獄落ち。
クローザーの立場の厳しさがよく分かる回でした。

■史上最強の弟子ケンイチ
てっきり美羽ごと殴り飛ばして我流Xにぶつける手かと思ってました。美羽が目隠し役になってたのね。
“我流X二十歳じゃ出場出来ないんじゃ説”は前にも思いましたが、忘れずに指摘してくれて良かったです(笑)
これで我流Xの出番が終わり(?)かと思うと残念ですよ。機会があれば次にはピンクや他のメンバーも一緒に出て欲しいところ。(いるのかよ>ピンク)(そのうち師匠達全員が顔を隠して我流戦隊を名乗ってくれないかと期待)

覆面兄弟のジェミニと潰しあってトーナメントで消えるには惜しいキャラに見えていたサラリーマンの人は棄権だそうで、もっと先の展開で関わってくるんでしょうね。今回は顔見せだったのだなあ。

で、壊滅寸前の新白同盟に頼もしい助っ人・ラッラ~の人が遂に登場の様子。
なるほど、皆の居場所を分かってなかったんですねえ。新白がピンチの美味しい場面で駆けつけるんでしょうか。

ところで全然関係ないですが、白浜アドベンチャーワールドにパンダの赤ん坊を見に行こうと計画しているわけですが、
そういうことを考えてこの漫画を読んでいると『白浜ぱんいち』と無意味に思いついて困ります。

■イフリート ~断罪の炎人~
無敵と思われた(辛さに対して)ニナミも汗をかくんですな。冒頭からナイスな勝負でした。
そんなニナミに負けたラーメン屋店長の助けに鍼灸師の人登場の流れがスムーズで良かったです。
で、その鍼灸師のハチさんは針を使った殺し屋をやっていた様子。ユウやニナミに比べて実に『仕事人らしい』殺し屋だったわけですね。
そんなハチさんが今回の依頼人ということは、「息子夫婦」が殺されたとかなんですかねえ。
(場合によっては裏があって、ハチさんと敵対とかもあり得るか??)

ニナミとユウが来るとすぐ帰ってしまうという鈴蘭さん。ニナミとユウが「咎人会」の組織で浮いていると見るべきか、或いはそもそも鈴蘭が「ニナミとユウが殺しの実行役」だと知らない可能性もあるんですかねえ。

■クロスゲーム
水輝を「痛い」と見るべきか「涙ぐましい」と見るべきか迷います。

■あいこら
先生がナイスアシストですな。
ハチベエの裏表の無さは確かにいい所なのかも知れません。
ところで、80話だけどまだ高1だったんですね。この時期にクリスマス話をやってるからして、単に作中の時間の流れが遅いだけか。

■GOLDEN★AGE
物事は最後まで見ないと分からないという話。しかしまあ、唯の存在が圧倒的すぎるのだから、これくらい不安材料があった方が面白くなりそうな気はします。

■最強!都立あおい坂高校野球部
個人的な思いこみで熱くなりすぎな古谷が、なんだか迷惑な痛い人とも思いますが、
しかし、見ていて面白いのでもっとやれとも思います。

■MARΩ
カイ達の主目的の「町」が解放されちゃったり、カイとバッボが親子だと分かったり(子孫とかじゃなくて?)(カイはコールドスリープでもしてたのか?)
ここにきて妙に展開が早くなったような気も?

■ネイキッドモンキー柚希
一瞬マガジンかと思いました。
脱げば脱ぐほど強くなる。一発ネタとしては面白いですが、それ以上のものは無いかなあ。
とりあえずヒロインの内心が読めないのがいいのやら悪いのやら。

■絶対可憐チルドレン
今回は重要な場面で象が活躍してくれて良かったです。象は重要ですから (笑)
セラさんと殿下の年齢差は7つもあったのですね。確かに姉さん女房ですが、まあ問題なしでは。

「恋愛を成就させれば未来が変わる」…は本当なんですかねえ?
4巻の「サイコ・ダイバーズ」の悪夢を思い出すと、恋愛が成就していても事態は変わらなそうな気もしてしまうのですが;;

>間違イ探シ
探してみると、「やめろ…!! 薫―!!」(1巻)が「よせ!! 薫―!!」に変わっている?
と言うか、4巻の悪夢の時点で既に「よせッ!!」か。
どちみち本当に誤差の範囲ですな。
兵部が「予知」を見ている機械(?)はイルカさんの能力を複製した物でしょうか?
というか、イルカのじーちゃんは「伊九号」だから、じーちゃんの先代的な何か?(のーみそとか)

■RANGEMAN
想い想われニキビの相関関係が面白し。全く蚊帳の外なピンクが(笑)

■ブリザードアクセル
こッ…このッ!! この破壊力はッ!?
いや、フィギュアで大事なのは破壊力じゃないってば(^^;;

人間コンピュータなデビルの人も、無理矢理感情を排しているだけで、完全に人間を止めてるわけでも無さそうですね。
「貴様の幻影は破壊した」と言いつつも、強く吹雪を意識している時点で彼に「救いがある」ようにも思えます。

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2007年3月27日 (火)

秒速5センチメートル(映画)

(新海誠監督)

ほしのこえ」の新海誠監督の新作です。
長編だった(と言っても91分だけど)前作「雲のむこう、約束の場所」に対して今回は63分と短めで、
離ればなれになった男女の再会と行く末を、小学生時代から年代を追って3つの短編として描いた連作です。
個人的にはこの人の作風には、これくらいのスケールがちょうど良かった気はします。
「映画」としては小粒すぎてちょっと物足りないかも知れませんが、初めから小品と分かっているので問題なし。

新海氏と言えば、まずは『背景の美しさ』ですが、今作も、何でもないはずの日常的な街の風景や駅や空などの描写がやはり美しいです。自分の周囲の見慣れた街並みも新鮮な目で見直してみたいという気持ちになります。
今作では、雪や夜の風景に加えて、今まであまり描かれた印象が無かった「南国や海の風景」も描写されていたのが新鮮でした。

で、話についてですが、ネタバレ無しでは語りようが無い作品なので、以下少々ネタバレありで。注意のこと。

美しい思い出を持ちながら離ればなれになる男女という、これまでも新海氏が繰り返し描いてきたテーマで描かれていますが、
今作ではSF的な設定も戦闘も無く、ひたすら彼らの日常とその心情を掘り下げて描写していく内容になっています。
前作までが割と(恋愛の経過も含めて)「ファンタジー」だったのに対して、今作はある意味とても「現実的」でした。
ファンタジーを望んでいた層にはもしかしたら受け入れにくいかも知れないとも思いましたが、どーなんでしょうね。
いずれにせよ、3編それぞれに大変に切ない、これまでの作品以上の「身近な切なさ」を感じる作品でした。

特に、「男の心情」の描写がなんともリアルで、「分かる、分かるわあ…;;」と感情移入させられる、ある意味でとても恐ろしい作品でした;
「思い出」というものに対する「男の」ロマンチックさ加減やセンチメンタル加減が、何とも心当たりをグサグサと突かれます(苦笑)
見る人によっては物凄くダメージを受ける作品なのではないかと(^^;

第1話の「桜花抄」の美しさと感情移入度は珠玉でした。
大人にとってはどうという事の無いながらも「中学1年生」にとっては大きな困難であろうと実感として強く感じられる、子供の“不自由さ”がとことんリアルに感じられて頷けます。
しかし…

(以下は本気で超ネタバレなので、それが嫌な人は以下は読まない方がいいです)

こんな体験をしてしまえば『思い出に縛られる』のも仕方ないのかなあとも。
身も蓋もないですが、最後まで見ると、彼は一生幸せになれないのではないかと思えてしまいました。
男よりも女の方が地に足を付けてるなあとも…(^^;
ラストシーンでの彼の笑顔が、彼が吹っ切れて新たな人生を歩ける証しであればいいのですが。

山崎まさよし氏の「One more time,One more chance」がテーマ曲としてとても印象深い使い方をされていました。第3話の“タイトル”の入り方などはハッとさせられる素晴らしい物でした。ただ、それゆえに「プロモーションビデオ」的にも見えてしまうのはちょっと否定出来ないかなあと。

当日は、タイミング良く新海氏と作画監督の西村氏の舞台挨拶も見ることが出来ました。
西村氏の「半年で終わる仕事のはずが1年半に」という話が印象的でした(笑)

公式サイト

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2007年3月26日 (月)

週刊少年ジャンプ17号感想と今月のスティール・ボール・ラン

■ONE PIECE
見開き表紙、ゴシック風味(?)なドレスアップに和風の背景の組み合わせが意外性と艶やかさがあって良いですな。

本編は、フォスフォスにヨホホにホロホロホロにと、変な笑い方をする人たちが大集合。
「ヨホホ」の人はブルック本人…かどうかはまだ分かりませんが、ウォーターセブンでのカクたちの正体露見と同じような「いい人かと思ったところで裏切る」展開を続けてやるともちょっと考えにくい気もしますし、
「ブルックと何らかの関係はあっても別の存在」であることを希望。

最後は「敵」になりそうな人たちが揃い踏み(4人+ヨホホで5人?)で、最終的にはまた個々に対決していく展開になるのでしょうか。あまり長々とはやって欲しくないですが;
「ネガティブネガティブ」のゴーストを使うペローナが一番強敵に思えなくもありません。

■BLEACH
「アーロニーロの身体に海燕の心はない」と気付いて土壇場で逆転。
いくら圧倒的な力の差があっても頭を貫かれれば“普通は”倒せるんでしょうけど、どーなんでしょう。この漫画は“普通”が通じない奴もチラホラいそうですが。
アーロニーロの人も頭は2つあるしなあ。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
襲ってきたラル・ミルチはアルコバーレのなりそこないで今のツナ達の事情も分かってそうな様子。
えーと、前にも出ていたような気がしますが今一きっちり思い出せません;;
前回の「写真の男」も連載の序盤で出ていたようですが、顔はなんとなく覚えがあるような気もしたけど、やっぱり思い出せねえ… うーむ;;;
でもまあ、今の話を楽しむには思い出せなくてもとりあえず問題は無いかと?(多分、きっと;;;)

■銀魂
防水だったり音楽が聴けたり掃除も出来たり、すごいなあ日本刀。
夜道を照らしたり傘立てのついた日本刀とかもあるかも知れない。
妖刀の妖力は凄まじいですな。ゾロの三代鬼徹がこういう妖刀じゃなくて本当に良かった良かった(笑)

新キャラの伊藤君が登場後はシリアスな流れになりましたが、土方さんはまだ妖刀を持ってるんでしょうか?

■NARUTO-ナルト-
そーかー
サクラも腐の人なのかー。

■アイシールド21
巻頭のポスター、いいですねえ。
表は、ダイナミックな構図と細かい描き込みの組み合わせが楽しい。さりげなくセナに飛ばした風船を取ってもらった女の子がいますな。(多分)
裏は、
アメフトって「鎧球」とも書くのですね。(wikiでも書いてました)
知らなかったー。

本編は、
ここで本庄さん登場ですか。さすがに予想外。モン太最高の見せ場ですね。
勢いに乗ってめでたくタッチダウン成功ですが、次の攻撃時には王城ももっと進化した対策を打ってくるでしょうねえ。

以前は「全部地上戦で」と言ってたヒル魔もあっさり前言撤回ですが、臨機応変さこそが重要なのでとても正しいですな。

■D.Gray-man
今回、絵がいつにも増して凝っていてアーティスティックに面白いです。
その分ちょっと分かりにくい気もしますが(^^;

表紙や一部ラビの絵が鉛筆描きなのは、間に合わなかったのか効果なのかどっちなんでしょう。(どっちもあり得そうで)

■魔人探偵脳噛ネウロ
宮迫爺さんの死因は落下死だそうで、これまでのように「物が落ちてきた」のではなく自分が落ちちゃった(落とされた)んですね。いずれにせよ「落ちる・落とす」というのが今回の犯人のキーワードなんでしょうか。
吾代は態度はどうであれやはり義理堅いというか情や責任感はきっちり持った人ですな。笹塚さんからも歩み寄りがありそうで、なかなかワクワク出来る展開になりそう?

爺さんを亡くしてしまった子供にかける言葉として「事件は解決できるよ」で安心出来るのかなあと思わないでもありません。

■サムライうさぎ
三人残った弟子を一人ずつ掘り下げる展開になる様子。
そのうち一人は「義兄」だそうで、なるほど、出ないわけは無かったですな。
で、今回のメインは「千代吉」の話。
…何というか、今回だけではコメントに困る展開だなあ(^^;

■太臓もて王サーガ
宏海の事だから、告白されればちゃんと真面目に考えてくれるだろうとは思いましたが、めでたくカップル成立の様子。
矢射子には素直におめでとうと言いたいですが、
付き合うことになっても奇行は止まらないのだろうなあ。
むしろ加速しそうだ(笑)

卒業したら学校話では矢射子の出番も減るだろうけど、家族と絡めたりで今後も話は作りやすそう。と言うか、作者的にもいぢりやすそうです。

うさぎがー(^^;

劇場版のタルカスとブラフォードは… 雑魚でしたねえ… orz

■エム×ゼロ
圧倒的に不利な状況でも前向きに全力を尽くし、仲間のことは見捨てない。
本当に九澄はいい奴だなあ。
F組の2人がカップルだったのはなんだか微笑ましいですな。しかし“風船”の彼女はどうしてあんな魔法を習得したのだろう(^^;

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
ラルにとってミオ先生の存在意義は乳だけというのがよく分かりました。いや、眼鏡もあるか。
「乳離れ」の言葉が文字通りすぎです。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
アイデア自体は面白く見られました。最後に破綻するのはお約束として。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
ケロロ…じゃない、パケロのいっちゃった目がいいですな。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
試合終了。
ヒロムはともかく、他の面々はやはりかなり消沈していますね。
川末にしても、岩熊の事にチームの事にヒロムの事と、内心は相当考える事が多すぎる状態ではないかと。アキラへの「楽しみだ」の言葉も本心には違いないんじゃないかと。
相馬の見送りは、来ますねえ…

最後は超久しぶりに乙女ちゃん登場。
「STEP19」で、確かに「もしや」と思わないでは無かったですが、本当に来ていたんですかい(笑)
ヒロムとアキラがいちゃついてるのも見てたのね(笑)(いちゃついてません)

■ピューと吹く!ジャガー
宇宙と笛の意外な共通点は由ですね。
「夢ノート」は話には聞いた覚えはあるような。
「未来日記」なら3巻が出ましたね。

■今月のスティール・ボール・ラン
遺体を「使い切る」為には結局手放してしまうしか無かったわけですか。ジョニィの慟哭が胸にしみますが、ジャイロを見捨ててしまったら主人公失格ですしねえ。(ジャイロとジョニイでダブル主人公と認識してます)
「全てを敢えて差し出した事」がこの先どう影響するのか見守りたい所。
一方では遂にルーシーが動き出しました。
これまでのジョジョでも様々な形で「能力を持たない者(或いは弱者)の戦い」はいつも燃えさせてくれますので今回も期待。
そして荒木漫画では珍しい「女性的な戦い」も見られるのか?(ジョリーンとかはあまり「女性らしさ」は無かったですし(おぃ))

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2007年3月21日 (水)

週刊少年サンデー16号感想

年度末で大忙し状態継続中―、20日中には間に合いませんでした。
来週くらいまでこんなかのう、明日(もう今日か)も休日出勤だし;;

■ダレン・シャン
ハーキャットがだんだん可愛く見えてきました。耳の場所を確認されてる表情が良し。
ところで大変に今更ですが、この話におけるバンパイアは「一般的な」それとは随分違うものですね。さりげなくこの世界でのバンパイアの特性が色々見えてくる話でした。
やけに「クモ」にこだわる辺りとか、この後の展開にも生かされてくるんですかね。

■結界師
良守が死んだら正守は喜ぶか?
正守の真意はなかなか読めないので何とも言えませんが、無道の言葉は妙に重みがあっていやらしいですな。
良守は思い通りに力が出せないようで、黒芒桜の時にも「力を借りていた」事に思い至ったように、確かに烏森の外では独力で大きな力は出したことが無かった気もします。
それを自覚した上でこの先良守がどうするのかが注目です。

■金色のガッシュ!!
ブラゴ、シェリーと共に消滅 …なのか?
この漫画で遂に“敗北者”ではなく“死者”が出てしまったのでしょうか。しかも魔物と人間諸共に。
直前で清麿達が救出したということも無いとは言い切れませんが、ラスト3ページの絵面からはとても助かっているようには見えないですが、さて;
仮にブラゴ達が助かっていたとしても、恐るべき絶望感には違いありません。こんな奴にどうすれば勝てるのやら;

クリアの力は「消滅」だそうで、名前のまんまの能力ですな。
『クリアノートに名前を書かれた者は消滅する』

■MAJOR
やはり敵はこれくらい手強くなってくれねば。

■イフリート ~断罪の炎人~
支部長恐るべし。普段口調が丁寧な人を怒らせるものでは無いですな(そういう問題か)
人体切断の能力は、よくある手段としてはワイヤーとかでしょうが、もっと超常的な能力かも知れません。
で、小田に殺されていた本物の吉川さんは人を恨むような人ではなく前向きな好人物だった様子。数週前に「逆恨み野郎やんけ」とか思って悪かったですよ。

■ハヤテのごとく!
大人っぽくなりたいらしいナギですが、その脳裏に浮かぶ悩殺ボディの理想像はアレですか。それで本当にいいのか(笑)

ナギにヒナギクにと、地道に同姓相手にモテだしてる西沢さんが素敵。

■GOLDEN★AGE
新登場の記者さんは、いずれ試合で実際にかもめ中を見て、存分に驚いて読者を楽しませて欲しいところ。
ブリアクのランダル氏みたいに自分の固定観念だけに取り付かれてくれる必要はないので。

■史上最強の弟子ケンイチ
次回にはこの試合(つーか修行)も決着でしょうか。
下手に普通の試合より今の展開の方が面白いのが良いのやら悪いのやら(^^;

■うえきの法則プラス
植木達にルチャ区長も含めて揃ってかなりの絶体絶命状態。相手の能力はテレポートとか幻覚とかでしょうか?
ソラのスピード2倍とかが使えればもう少しどうにかなったんですかね。
で、ここでビャクが登場なんですが、…ナガラは今どうしてるんでしたっけ?

■クロスゲーム
出番の少ない東のセリフが妙に印象的だったりする。

■あいこら
パロスペシャルに突っ込んだら負けな気がする(笑)
ところで、ウォーズマンは「ベアークロー付きの手」が手首ごと外れた状態でもパロスペシャルを決められていたのが子供心に不思議でありました。

■MARΩ
うさぎかと思ったら犬なのか?

■絶対可憐チルドレン
魔美は出てましたね (笑)、チョロっとですが。

歴代おばばさま会議が椎名先生らしいなあと思いました(^^
最後の「女らしい勝ち方」は、
子供の身体のままなら何をやってもギャグですんでいたのだなあと、逆説的によく分かりました(笑)

■RANGEMAN
見事に隊員+風香で5角関係が出来てますな。外れてるのはアユミンだけかい(笑)
とりあえず風香に惚れる(惚れられる)分には「隊内恋愛禁止」は破ってないわけだが。

■ブリザードアクセル
だんだんカエルの人とか、その他大勢だった選手達が味が出てきました。彼ら自身の活躍はそれでもちゃんと描かれるとは思えませんが(^^;
陣や村雲ですら危ない(^^;;

■妖逆門
最終回で大団円。いい展開ではあるのですが、あまりにも駆け足すぎるのが残念です。
もう数ページ分、余韻が欲しかったなあ。

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2007年3月20日 (火)

ナイトミュージアム(映画)

(ショーン・レビ監督)

年度末を控えて仕事が猛烈に忙しかったため、頭を使わずに気楽に笑える映画が見たいと思って行きました。
で、期待通り、見た後に後に残るものはありませんが、見ている間は十分に楽しめる作品でした。満足~

バツイチで無職のダメ親父が自然史博物館に夜警として勤める事になったところ、
博物館は夜になると展示物達が好き勝手に動き回る異様な世界になっていたという話。

目新しい設定とは言えませんが、しかしこういうアイデアを実際に映像として見せてもらえるのはやはり楽しかったです。
展開も“お約束”の域は出ませんが、安定感がある展開とも言えるわけで、気軽に楽しめるファミリー娯楽映画としては十分なものだったと思います。劇場の子供達もよく笑ってましたし。(なお、上映時間の関係上、吹き替え版で鑑賞)

展示物に対する小ネタもチラホラ挟まれて、ネタ元を知らない人にもネタ元への興味を促進するいい映画だったのではないかと。(映画の描写がどれだけ公正な認識に基づいているかどうかは何とも言いませんが)

ところで、この映画、恐竜マニアなweb友達の間では、
公式サイトの宣伝画像を見て、
『ティラノの指が三本あるやんけ疑惑』が巻き起こっていましたが、
実際の映画ではちゃんと二本だった…のではなかったかと思います。
劇中では激しく動き回ってるし、指が印象的に拡大される場面もあまり覚えがないので確信を持っては言えませんが、多分(^^;
まあとりあえず、この映画のティラノに関して私が言えるのは次の言葉でしょうか。

>ティラノかわいいよティラノ

ちょっとだけ気になったのは、
この手の映画にしては「子供」があまり活躍しないなあとか(あくまで親父が主人公なのね)、
某キーアイテムが万能すぎて、問題解決の際に『なるほどその手があったか』的な満足感には欠けるというところでしょうか。
十分楽しかったですけどね。

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2007年3月19日 (月)

週刊少年ジャンプ16号感想

3時間近くかけて書いたジャンプ感想が突然バックアップもろとも消えました。
もうWordなんて信じない( つД`)
同じ文章量を再度書く気にもなれないので簡略モードで。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
1948年から1974年にあったという上野動物園のお猿の電車の話。
知識としては知っていましたが具体的な事は知らなかったので興味深かったです。
ちょっと検索してみると、猿が鎖で繋がれていた時期もあったようで、それなら虐待と言われても仕方ないんですかね;
また、実際に猿が運転した期間は最初と最後の数年間だけという文章も見ましたが、
とすれば「両さんはいったい何歳やねん」とも思ってしまったり(笑)
30年もやってますからねえ(^^;

■NARUTO-ナルト-
大蛇丸は死んだんだそうですが、サスケとナルトが対決してるところで顔を出したりとかしそうだなあ。
ナルトの螺旋手裏剣は思った以上にエグイ技だったようです。こんな技をサスケに使ったら本当に殺してしまいそうなので封印した方がいいんじゃないでしょうか(^^;
まあ、漫画で「あの技は使うな」は使うことになる伏線ですが。
「自分の体のことは自分が一番分かってる」というナルトですが、なにせナルトなので本当に分かってるのか不安。
カカシ先生はナルトがなんと言おうとちゃんと説明すべきだと思うなあ。

■BLEACH
アーロニーロは誰にでも自在に変身出来る訳ではなかった様子。
出会った敵がルキア以外だったら単に力押しで戦うしかなかったんですかね。
そもそもルキア相手に海燕の姿で迫ったのも、戦いを有利に進める為と言うより、完全に趣味の嫌がらせなんでしょうねえ。

相手が海燕でなければ容赦なく斬れると言った直後で、「ごめん、やっぱ無理」と言ってしまうルキアはバトル漫画のキャラとしては、やはりどうしてもヘタレて見えてしまいます(^^;
現実的に考えれば仕方ないんでしょうけど。

33650体の虚を喰ったというアーロニーロ氏には
『お前は今まで食った虚の数をおぼえているのか!?』
と驚いてしまいました。ドギャーン

■To LOVEる−とらぶる−
エロに力を入れ過ぎた為か、普段以上に内容が薄い気が。
作者達の手先と化しているマロンが哀れな気がしないでもありません。

■アイシールド21
モン太必殺技に開眼。「見えないけど見える」という無茶な理屈ながらも、これまでの積み上げが効いて強引な説得力があるようにも思えます。熱いので良し。
かなり危険なプレーだとは思いますが(^^;

ヒル魔の「9999回」は一応ハッタリでしたが、ヒル魔なら本当にきっちり回数を数えていそうなのが恐ろしい。それにしてもヒル魔は人使いが上手いなあ(笑)

鬼兵はもう何を言っても立場を落とすだけなのでしゃべらない方がいい気がします(^^;

■銀魂
裏の裏をかく知略戦が素晴らしい。
「狩り」の下りはハンター×ハンターを思い出すなあと思った瞬間に自白されてタイミングの良さに吹きました。
ハンターはいつか戻ってくるんですかねえ…

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
そろそろ終了かと思いきや、今回は掲載位置が持ち直してますな。
1ページ目は「走りながら本を読むのは大変だなあ」と思いました、「歩きながら」ならまだしも。
五嶺が呼び出したオタマジャクシの人はなかなかインパクトのあるビジュアルです。こういう奇妙な怪しさの描写は上手いなあ。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
グラドはバトル漫画のキャラとしてはあまりにも大きすぎて画面に収まらず、イマイチアクションが分かりにくかったりするのですが、
海上を舞台とした今回の戦いは絵的にもその全容が分かりやすく、迫力もありました。

最初は足手まといキャラに見えたスンスもちゃんと活躍出来て味も出てきましたが、陸地に上がったら活躍も難しくなりそうだなあ(^^;
忍者戦士飛影でも水中戦担当の海魔爆竜の出番はたった2話でしたし。

■サムライうさぎ
このまま貧乏道場繁盛記路線になるんでしょうか。
大量の入部(違)希望者が消えて少数だけが残るのは定石ではありますな。
弟子が多すぎても描写仕切れませんし(身も蓋もない)

■D.Gray-man
そういえばアレンもイノセンスのおかげで助かったんでしたっけ。
作中の雰囲気ですっかりリナリーのイノセンスが「ハート」なのかと思ってましたが、
実際はアレンとリナリーのイノセンスでバロムクロスなんでしょうか。もしくはウルトラタッチ。

ティキとロードは作者に気に入られてるような気がします。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
先が読めなくて、面白くなりそうな予感を感じられて良いですな。
ゆくゆくは「現代」に戻って「写真の男」と決着を付ける展開になるのでしょうが、
まず現代に帰るまでに結構かかりそうな感じです。
獄寺(小)と2人でしばらくは10年後の世界で謎解きや「指輪」を使うための修行なんかをやるのでしょうか。
獄寺の他にも10年後キャラが出てくるんでしょうかねえ、期待。

10年後の獄寺(以後、獄寺(大)と表記)は大人びて(当たり前ですが)落ち着きが出た様子。
この獄寺(大)が獄寺(小)と入れ替わって現代に来ているとしたら、獄寺(大)が現代の他の守護者と協力して「写真の男」を捜す展開もあるかも知れません。

■魔人探偵脳噛ネウロ
宮ざ…、いや宮迫爺さん今回も這って動いて絶好調(笑)(最後死んじゃいましたが)
そんな彼にとっては弥子ですら「初老」だそうですが、よく結婚出来たなこの爺さん(笑)(実の孫がいるのだし)
孫もよくこの爺さんの元で素直にまっすぐ育てたものです(^^;)
まあ、裏の顔が無いとは限りませんが。この漫画だし(笑)

笹塚さんに太鼓判を押されながら、爺さんを死なせてしまったのは弥子達にとって痛いですが(ネウロは全く気にしないだろうけど)、
やはり漫画の探偵は事件を未然には防げないのが宿命なんですねえ(^^;
まあ、この漫画は探偵漫画ではなく「推理物の皮をかぶった娯楽漫画」ですし、
そもそも「護衛」を依頼された訳ではないですが。

笹塚さんと吾代さんの対峙がこのエピソードの軸かと思いつつも早々に笹塚さんは退場しましたが、
人死にが出た以上は笹塚さんも本格的に前面に出てきますよね。
その一方で吾代さんはお役ご免な気もしますけど、まあこのまま立ち去りはしないか。

■エム×ゼロ
だんだんルールが複雑になってきましたねえ。
まあ、描写自体は分かりやすいので問題はないと思いますが。

■太臓もて王サーガ
コール コール コールじゃない、コーミな矢射子に吹きました。
本当に矢射子は容赦なく崩されまくりだなあ(^^;

卒業を控えた以上、この旅行を逃せば作中では告白のチャンスは無いかも知れない、と思ったところで遂に告白達成。
告白シーンなのに『ドン』というワンピース的な擬音が似合ってしまうあたりが実にこの漫画らしくて素敵。

正直あいすと三角関係にならないかと思ってましたが、その線は無さそうですね。まあいーか。

巻末コメントでのジョジョ映画に対するコメントを裏読みしてしまうのは間違ってますか?(^^;

■テニスの王子様
他にも命懸け(文字通り)でテニスをやってる人がいましたよ。ああいうのもこの世界では当たり前の光景なんですね。
そんな世界の外国では、小学生ですらも超テニスの使い手なのだそうですが、ただのハッタリと思えないところが恐ろしい。
そんな外国人もヴィクターには敵わないようですけどね。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
雌伏期間が長かっただけあって、ヒロムの覚醒が実に爽快です。面白い面白い。
アキラの予想すら超えてくれる辺りがゾクゾクしますね。
この試合に「勝てない」ことは既に分かっていますが、次回決着をどのように締めくくってくれるのか、どう魅せてくれるのか大期待です。
…ついでに連載自体が締めくくられないかと、とても不安なんですけど;;;
以前、14号の感想でした計算だと、次回あたりがヤバイような気がして本当に不安です。好きなんだけどなあ。

「お前の卓球をすればそれでいい」という眞白の親父は、指導者としては筋の通らない人では無いようで少し好感。

■ピューと吹く!ジャガー
コミュニケーション能力が無いことの恐ろしさがよく分かります。くわばらくわばら(^^;;;


書き上げてみるとあまり簡略じゃないなあ。
一度書いた文章だけあって、今度は1時間で書けました。良かった良かった。

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2007年3月15日 (木)

週刊少年サンデー15号感想

仕事がもの凄い状態になってるので今回は短縮モードです。すんません(・e・;)

■史上最強の弟子ケンイチ
叫ぶだけで必殺技になってしまう長…、いや我流Xが恐ろしい(笑)
「流水制空圏」がケンイチが新たに会得すべき技になるんでしょうか。

■結界師
主と無道のどちらの味方をすべきなのか、良守には判断材料が少ないだろうと思いましたが、本当にシンプルに行動を決められるのが良守らしい。やはり正守と良守は対照的ですな。
無道は面倒を避けようとしたと言いつつも、既に良守を殺す気満々の様子。兄貴が到着するとしたら次回の後半くらいでしょうか。

■金色のガッシュ!!
ブラゴ超ピンチ。逃げてーーー!
クリアの本の持ち主は不在なのかと思ったら、ちゃんと一緒にいたのね。
赤ん坊とはまたタチが悪そう死神13、シルエットもある意味ヤバいし(笑)
クリアの術にやられたブラゴの腕が、スナスナの能力で掴まれたルフィのような状態に。
水分を与えれば直ったりしないか?;;

■イフリート ~断罪の炎人~
「手足の感覚がない」ことが虚言なのかと思ったら、当人では無かったとは。
指紋まで変えてるとはさすがに思わなかったですよ。
咎人会の調査能力を疑ってましたが、騙した方も割と常識を越えた(マンガ的な)手法を取ってたのですな。
ここまでやってくれるなら素直に「いいぞもっとやれ」と思えます。
咎人会の本部もかなりの人外っぷりのようですし、どんどんトンデモ度が上がっていくのか?

■クロスゲーム
東兄と一葉さんが微笑ましいなあ。

■ダレン・シャン
ダレンに対しては保護者としての威厳を示そうとするクレプスリーのツンデレっぷりが素晴らしい。

■ハヤテのごとく!
女にはならんのか。ちぇっ
マヤは今週のガッシュ(赤ん坊)に引き続いてシルエットがやばい人ですな(笑)

■うえきの法則プラス
久々登場の森達が嬉しくも切ない。
本格的に“敵”の存在が現れ始めて、展開に勢いがついてきたようで期待。(一気に終わったりしないだろうなあ)
ところで、既に植木よりもハイジの方がダメージが大きそうな;

■GOLDEN★AGE
宮内が頑張るほど、唯の「仲間の力の引き出し力」の高さを感じる不思議(笑)

■最強!都立あおい坂高校野球部
お役ご免かと思った有坂にはまだ出番がある様子。
案外いい“嫌な奴”キャラなので歓迎。

■MARΩ
ゲルダを思うカイを見るエリサの表情が良いですな。

■妖逆門
ラブラブ天驚拳モードに思えるのは間違いでしょうか(笑)
三志郎が人間に戻れなくても「きみどりと幸せに暮らしました」エンドも有り得るかもしれない。

■RANGEMAN
初恋(?)に振り回される風香が実に可愛いおもしろいですが、
もしも錬児と風香がつきあうことになっても、互いに恋愛経験値が低すぎて絶対上手くいかないだろうなあ。

■絶対可憐チルドレン
やっぱり男の武器といえばガンダムハンマーですねw(女の子です)
葵はともかく、正面対決でのガチバトルでは紫穂は(本人も「何もできないしー」と言うとおりに)出番が無いかと思いましたが、武器をゲットしてきっちり活躍出来て良かったですな。
いっそこのまま2人の専用武器に、と思ったけど、子供の身体にすれば大きすぎるか?
いや、今も「見た目が大人に見えてる」だけでしたっけ。

■ブリザードアクセル
当初の(勝手な)シナリオばかりにこだわるランダルには「空気読め」の言葉を贈りたい。
吹雪の滑りは今までの物語の集大成と見えて実に良かったですが、やはりクライマックスが近いのだろうかとも思えてきます。

ところで、資料率ってそこまで「テレビの中の状況」に応じて極端に上がったり下がったりするんですかね?
「つまらなくなった」からテレビを切る人がいるのはよく分かるけど、
「面白くなった」のをどうやって感知してテレビをつけるのだろう。
よくある描写なので突っ込んでも仕方ないですが(^^;

■ネコなび
自業自得で他人も愛猫も巻き込みかけて『企画のせいで命を落とすところだった』ですか。
甚だ不愉快。

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2007年3月13日 (火)

ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い(映画)

(寺本幸代監督)

去年の「のび太の恐竜2006( 感想)」に続く新体制ドラえもん映画の第二弾にして、大長編ドラえもん5作目のリメイクです。
ちなみに、自分は原作の大長編は読んでますが、旧映画版は未見という立場ですが、
素直に面白かったです。満足~

今作はタイトルに「新」とついているだけあって、原作からかなり変わっていました。
話の大まかな流れ自体は変わりませんが、感情移入度を高めてドラマチックに盛り上げられるように新要素を追加していたり(特に美夜子さん周辺)、
伏線を追加して唐突感を無くしてスムーズに見られるように努めていたり(ドラミの登場とかメジューサの存在とか)、
極力矛盾点を減らそうと工夫していたり(魔界歴程とほんやくコンニャクの辺りとか)と、
映画として盛り上げ度をアップさせ、各要素を有機的に繋ぎ直した、かなり練り直された脚本になっていたかと思います。

そして、去年の「のび太の恐竜2006」同様に、よく動くこと動くこと。見ているだけで面白く、また原作絵をかなり意識している絵面で満足感も高かったです。
去年の「恐竜」では一部作画が安定しない所もあったのですが、今作は安定度も高かったかと。
ドラえもんが去年以上に“柔らかそう”でグニョグニョだったのはちょっとやり過ぎな気もしましたが(笑)

ただ、全体的に(絵的にも話的にも)“緩急とメリハリ”には少し欠けた気はします。
ハイテンションのまま延々と話が続くので、集中力を持たせるのが少し辛かったかと。
特に幼い子供は集中力切れを起こしている子がチラホラといたように思えました(^^;

原作からしてそうですが、しずかちゃんはともかく、ジャイアン・スネ夫の出番はやや少なめです。
ぶっちゃけゲストヒロインの『美夜子さんの為の映画』ですねえ。
美夜子さんが格好いいこと、可愛いこと、いじらしいこと。(人間の時もネコの時も)
女性陣は全体的にかなり力を入れて魅力的に描かれていました。美夜子さん・しずかちゃん・ドラミはもちろん、ママまでも、いやホント。
女性監督である事も関係しているのか、女性陣の心理描写も力が入れられていて印象的でした。

藤子先生の原作は視点がやっぱりクールなのですが、映画はかなり情感を刺激するように出来ていました。
原作との差異は色々ありますが、こういう部分こそが最大の違いかも知れません。
私としては藤子漫画のクールさは勿論好きですが、しかし映画もこれはこれできっちり楽しめたのでOKです。
泣かせ方が『くどすぎる』と言う意見にもきっぱり同意はしますが(笑)

映画でのオリジナル要素として美夜子さんをかなり掘り下げているのですが、
自分としては『現実世界での美夜子さん』を描いてくれたのが嬉しかったです。
原作でも気になっていた部分でしたから。
のび太達が戦っていた頃、現実世界では、アルマゲドン状態になっていたのかなあ(^^;

道具の使い方の変更では、原作での「石ころ帽子」が「モーテン星」に変えられていたのが特に印象的でしたが、石ころ帽子だと相互のコミュニケーションが取れないから変えたかったんでしょうねえ。

「もしもボックス」は恐ろしい道具だなあとあらためて思う話でありました。
あれって、当初は「世界を作り替える道具」かと思っていたのですが、今作の解釈からすれば「パラレルワールドに移動する道具」なんですかね。
もし後者なら未来からタイムマシンで来たドラミが「魔法世界の現在」に到着するあたりが不思議なんですが、まあ、考えて答えが出る話でも無さそうな(^^;
「世界を作り替える」けど「作った世界はパラレルワールドとして続く」のなら、なんとも罪作りな道具ですなあ。

些末な疑問ですが、なんで「満月牧師」だったんでしょう。原作では「満月博士」ですよね。
悪魔と対立する存在だから牧師にしたんでしょーか?
牧師が魔法使いなのもどーかと思うけど(^^;(どーでもいい話だ)

来年も映画はやるようですが、どうなるんですかねえ。またリメイクなのかオリジナルになるのか。
このクオリティでオリジナルも見てみたいと思いますが、個人的に思い入れの強い「宇宙開拓史」はやっぱり見たいなあ。(去年も言いましたが(笑))

公式サイト

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2007年3月12日 (月)

週刊少年ジャンプ15号感想

■バレーボール使い郷田豪
新連載。面白いかどうかは微妙ですが、この手の低年齢的ギャグ漫画はジャンプでは意外に生き残るのかも知れません(?)
初期のうすた先生の作風にビミョーに近い気も。切れ味は劣ると思いますが。

■BLEACH
随分長々と引っ張るので、もしかして違うのかと思いましたが、やっぱり“リュムナデスのカーサ”だった様子。
定番の偽物ネタでしたが、海燕の偽物っぷりの描写は細かく割と楽しめたかと。
次回の解説が楽しみです。(恋次のパートに移ってたりして)

■ONE PIECE
ロボだったのかーーー!?>表紙
アニメ版は見てないですが(映画も)、“カラクリ島”って映画版とリンクしてるんですかね?

で、本編。
「ベースは変態」で喜んだり、「生まれてきてすいません…○| ̄|_」だったり、生き生きゾンビだったりとギャグが絶好調です(笑)
「あーーー」と言いながら土に戻されるゾンビコントが最高。

と、笑わされた後で、ブルックの影を奪ったのが“七武海の一人”だと判明。
てっきりこのエピソードは幕間的な話かと思っていたのでビックリです。
案外大きな話になっちゃうのか?

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
カラー1ページ目最後のカフカで吹いた。
カラーを見事に生かした青ざめた顔が素晴らしい(笑)
こういう美形キャラ(後頭部はアレだけど)はいじられてこそ華かも知れません。

船の舳先に立って喜ぶラルは、メリー号の船首に座って喜んでいたルフィを思い出します。

名前がコロコロ変わる勇者の人は今週も「ガネット」で表記。もうこれで決定なんですかね?

■NARUTO-ナルト-
回想シーンが短く終わってくれて良かったです。
最後は、普通ならここでサスケが消えるとも思えないですけどね。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
「我 欲する 汝の バズーカを…」

というわけで、異世界には行かなかったですが、未来に行っちゃった様子。
10年後にはリボーンもツナも死んでしまっているんでしょうか。
もしそうなら、ツナも元の時代に戻れなくなるんですかね。
そして、10年後の世界でもリボーンとなかなか再開出来なくて、その為に今回「死ぬ気丸」を入手させたのかも知れません。
なかなか面白くなりそうで期待です。

「10年バズーカ」はもっぱらギャグ設定という印象でしたが、“10年後の自分”が死んでいれば、ソレが分かってしまう訳で、なかなか恐ろしい道具だなあ。

■太臓もて王サーガ
意外に阿久津と矢射子の仲は進展しちゃうんでしょうか。最初は絶対上手くいかないと思ったものだがなあ(笑)
今までの阿久津に対する態度の“説明のつかなさ”っぷりが素晴らしい。

あいすとの三角関係なんて展開には…、なるのやら、ならないのやら。

■サムライうさぎ
意思の疎通にはやっぱり言葉が大事ですな。まさに仕事でも恋愛を含む人間関係でも。
そういう事を少年誌的に分かりやすく伝える話に好感。

■アイシールド21
進に全てをぶつけようと燃える面々。バレバレすぎてバカなんですが、
しかしやっぱり熱いじゃないですか。それを認めるヒル魔も嬉しいですな。
進にセナが勝つとしたら最後の最後でしょうけど、モン太の方は果たしてここで勝てるのか?

■銀魂
あれだけ太っても、みんな顔だけは変わらないあたりが、実にコント的だ(笑)

■To LOVEる−とらぶる−
この漫画で「目がいっちゃってない犬」を初めて見た気がします。

■エム×ゼロ
決勝を前に、マンドレイクネットワークが使えない九澄がピンチに。
主人公にはほどよいピンチが必要なので良い展開です。
単にエムゼロ頼みでの勝利だと面白くないので、九澄には知恵を使って頑張ってほしいところ(酷)

■魔人探偵脳噛ネウロ
何が「キリが良い」のかと思ったら、100回ですか。目出度い。
表紙で弥子・ネウロにとって近しい人達(犯罪者含む)が揃ってますが、アイさんの左の「ズボン」はなんでしょう。やっぱり「燃え~」の穂村ですかね?
どうも「この先も出番がありそうな人達」が描かれているように思えるので、穂村にもまだ出番があると言うことなのか?(葛西絡みあたりで)

本編では五代と笹塚さんが遭遇。そういえば面識無かったんですねえ。
相性は、やっぱりいい訳はないか(^^;

で、この漫画では大変に珍しい幼女が登場。ついでに変態爺も登場(笑)
今度は“性犯罪者”で来ましたかー …って、爺は別に“犯人”ではなかったでしたっけ。まだ。

この漫画のことだから、実は幼女が犯人と言う展開もあるかも知れません。何の事件のかはともかく。

本当に、変態か変人しか出ない漫画だ(笑)

■D.Gray-man
恐怖への思いを吐露する船乗りの人が印象的でした。(死亡フラグじゃなければいいですが)

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
こっちのマグロには人面がついてなくて良かったです。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
巻末一つ前(ジャガー除く)で「対決の刻は目前に-!!」と言われると妙な説得力がある気も;
五嶺とエビスは美味しかったですな。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
ヒロムはやはり「小っちゃ可愛い」好き女子には受けた様子。良かった良かった(笑)

で、ヒロムは遂に“才能”が開花。
単行本で改めて読み直しましたが、動体視力については1話時点から細かく伏線が張られてるんですねえ。野球でのバッティングといい、「絵に躍動感がない」事といい、
時計の針がカチリと動き、相馬の球を打ち返す最後の絵はまさに“パラダイムシフト”、23話をかけて待たされ続けただけに、“殻を破る瞬間”の描写が実に心地いいです。

ところで、単行本で改めて気付きましたが、アキラが女の子である伏線もきっちりあったのだなあと。「容赦なく男子の股間蹴り上げ」は男にはそうそう出来ねえっす(^^;

■ピューと吹く!ジャガー
いやあ、よかった、よかったなあ、お前ら…
…よかったのか?(^^;;;

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2007年3月 7日 (水)

週刊少年サンデー14号感想

■MAJOR
吾郎がデッドボールを笑ゴマしちゃあ駄目な気も(^^;

■結界師
「正守は追いながらヤツと闘う、良守は守りながらヤツと闘う、つまり、ハサミ討ちの形になるな…」

無道は、若い果実を育てては摘み取るのが好きなド変態のようです。
相手を身体の内部から殺すやり方もエグいこと;
無道が“同類”と呼ぶ正守の中の心の闇を照らし出すような展開もありえるのでしょうか。
そこを良守と対比させたりとか。

■金色のガッシュ!!
先週エリーまでズタボロにやられてしまって、清麿とガッシュに話を伝えられるのだろうかと思いましたが、伝達自体はスムースに出来た様子。これから手術もするようで、エリーの作中での出番はここまででしょうか。

清麿が得た情報は早急に仲間の皆に伝えなければいけない内容でしたが、ブラゴ達には伝達が間に合わなかったようです。
ゴームだけが相手ならまだしも、ラスボス本命の“クリア・ノート”まで遂に登場してしまって、今度は“あの”ブラゴまでがのかませ犬にされてしまうのでしょうか?
現時点でのブラゴの退場もあり得ないとは言い切れないのが恐いですが、ブラゴまでやられてしまったら、敵と正面切って渡り合えそうなのはガッシュとアシュロンだけになってしまいそうな;;;

遂に登場した“クリア・ノート”はゴームには無かった“ラスボスらしさ”に満ちあふれてますな。見た目はただの人間と変わらないあたりがまた不気味です。

■ダレン・シャン
レフティ改めハーキャット・マルズの素顔が判明。人造人間みたいなものなのですな。バンパイアに対して呼ぶならフランケンみたいと言うべきか?
「バンパニーズ大王の夜」の意味はよく分かりませんが、封印されてきた化け物が目覚めるとか?

■JUNGLE JUICE! ジャングルジュース
「新暗行御史」の人達の読切。サンデーGXでの連載も続いているので、「連載を見越しての読切」と言うわけではなく、純粋に読切なんでしょうか?
本編は週刊少年サンデー的にはなかなかエグい話。(チャンピオンならこのくらいのエグさは普通ですが)
ヒロイン的存在に見えた女性キャラまで本気で死んでしまっているあたりの容赦なさが作者らしいです。
昆虫と人間との融合ということで、先日短期連載を終えたばかりの「マリンハンター」の「魚と人間の融合」設定を少し思い出しつつ、設定の反映っぷりはさすがにこちらが遙かに上かなと。

ところで、「爆弾甲虫」という名前にあまり馴染みが無いと思いましたが、要は「ヘコキムシ」ですな。
でもまあ、シリアスな漫画の強敵キャラを「ヘコキムシ」とは書けないですよねえ(笑)
韓国ではこんな呼び名では無いんでしょうか?(調べてません)

■史上最強の弟子ケンイチ
何故かこれまでのあらすじ解説。
アニメが始まった時もやりましたっけ。今回はゲームやDVD発売に合わせての新規読者対策でしょうか。こういう所マメだなあ、この漫画。

我流Xは0.0002%の力を更に半分に分けたので、ケンイチ・美羽のそれぞれにとっては「0.0001%」の我流Xと戦うことになるのか?
理屈もへったくれもない無茶苦茶さがいっそ清々しいですな(笑)

■ハヤテのごとく!
ナギの母親ちょっとだけ回想で登場。ハヤテと同じ顔してるわけですか。想像しやすいようなし難いような(^^;
謎のステータス「フロ力」が登場。星野鉄郎には備わってなさそうな能力ですね。
「人ならざる者」の登場は次回以降なのか?

■うえきの法則プラス
追いガツオに戻りガツオ!
素晴らしいバカだーーーーー!
好きだなあ、こういう人。
最後は口の中でカツオが爆発しちゃいましたが生きてるでしょうか(^^;

ソラの「2倍」は3パターンだそうで、「腕だけ2倍」とか「視力を2倍」とか無限にバリエーションがあるわけじゃないのね。まあ3パターンもあれば漫画的に使い勝手もよさそうだし十分か。
最後のソラの表情が実にソラらしくて良い。

■イフリート ~断罪の炎人~
『咎人会は依頼内容に嘘や間違いが無いかチェックする』なんてことを言ってましたが、
そのチェック機能もあまり信頼出来そうもないと露見するエピソードなのでしょうか。
そもそも万全にチェック体制を敷いたつもりでも所詮は人間のやることはミスも起こり得るものなのですから、不■家は気合いを入れて安全体勢を立て直して頑張って欲しいところ …って、何の話だ(^^;

咎人会のチェック機能がかように甘いものであるならば、適当な判断で人を殺す会の危険性はより強調されますね。
『人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね』(C本間丈太郎)
って、この言葉を使うべき状況としては真逆なんですが(^^;

■最強!都立あおい坂高校野球部
2コマ目で「アゴの無さ」を強調されまくる有坂が凄いと思いました。
その有坂もそろそろお役ご免でしょうか。

■GOLDEN★AGE
宮内の浮き沈みっぷりが端から見ていると面白い。
その宮内の失敗も上手く生かしてDF陣の結束を見せてくれる展開は上手いですね。
蓮葉が一人で黒いけど(笑)

ところで、ラーメン修行も「結束力の強化」には役立っていたんですかね?(笑)

■MARΩ
それぞれの特性を生かしてのチームプレイ。実にまっとうなバトルですな。

ところで、やはり本命ヒロインはゲルダなのかなあと思ったりしました。“カイ”と“ゲルダ”だし(雪の女王)、エリサはインガと仲良くなってきてるし。

■RANGEMAN
風香はツンデレと言うより「サドデレ」とでも呼ぶべきでしょうか。悩みっぷりが実におかしくも可愛い。
そして錬児の脳内イメージでの風香の凶悪さも良し(笑)

■絶対可憐チルドレン
攻撃してきたレベル7エスパーの中の人は不二子ちゃんの知り合いだった様子。さすが年の功だなあ(^^;)
しかし幽霊になっても延々働かせるとは、人間側にも幽霊側にもしんどそうな制度だなあ。

セラと殿下の年齢差がどのくらいかは分かりませんが、皆本とチルドレンほどには離れてなさそうだし、全く問題無いんじゃないでしょうか(笑)
幽霊におびえまくる紫穂が可愛いですな。

■妖逆門
どうも本気でクライマックスみたいです。
(見てないんですが)アニメの終了に合わせて終わらせるってことなんですかね。
三志郎が最初に「変身」のしたときは、主人公らしからぬ化け物っぷり全開な姿に驚きましたが、
「妖怪でも友達だ」とする展開のためには、おっかない姿でなければいけなかったのですな。

■ブリザードアクセル
花束一つで観客陥落でハアハア。チョロすぎるぜ観客(笑)
これはいわゆる「マスコミとかに簡単に踊らされる一般大衆」を揶揄してるんでしょうか?(^^;(違うと思うけど)

一コマ目をよく見ると、色々飛んでますね。

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2007年3月 6日 (火)

ドリームガールズ(映画)

(ビル・コンドン監督)

これまでも何度か書いてきた事ですが、
ネタバレや先入観なしで面白い映画と出会いたいが故に、自分は映画を見る時には出来るだけ前情報を入れずに見るようにしてる訳ですが、
こういう見方をしていると、「予習が必要なタイプの映画」で失敗することがちょくちょくあります。今作がまさにソレ(笑)

1960年代に実際にアメリカで活躍した人気レーベル“モータウン”の黒人女性ボーカルグループ“シュープリームス”をモデルにしたブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した作品です。
映画自体も歌と音楽を重視したミュージカル的な作品になっています。

音楽グループが商業主義に走り始め、実力あるメンバーよりも容姿で勝るメンバーが重視されて仲間割れしたり離反したり成功したり挫折したりする話で、
実話だということを知らずに見た為、正直『よくある話だなあ』と思って見ていましたが、
よくあるも何も、“よくある話の元祖的な話”だったわけです。なるほど。

黒人音楽が大衆化していく過程を描いた、アメリカの音楽史を背景にした作品なのですが、
この辺りを理解するには、やはり映画を見る前に予習が必須の映画ではあります。
当時の業界の再現性は高いらしいですが、『映画を観ることで当時の音楽史を学べる』という程に親切な作りにはなっておらず説明不足気味で、背景事情はかなりあっさりした描写で流されてしまっていますので。

最低限『当時の黒人音楽家達にとって音楽に込めるソウルやメッセージがいかに大事だったか』を認識した上で観た方が良いと思われます。
正直自分は黒人音楽や洋楽はおろか、邦楽すらあまり聞かない人間ですので、表面的な歴史はともかく“彼らが何故それほど音楽にこだわるのか”は映画を観ているだけでは少し伝わりにくかったです。

音楽に疎い私ですが、それでもジェニファー・ハドソンの歌声力は素晴らしく、随所で入るミュージカルシーンは見応えがありました。
ストーリー自体はシンプルすぎるほどシンプルで、描写も(作中で10年近い時間が流れることもあって)かなりダイジェスト的で、“大河感”はあるものの深みには欠ける気もしますが、
音楽シーンで十分それなりの満足感は得られる映画かと思います。(ミュージカル自体が苦手な人にはダメでしょうが)
最後は爽やかな感動がありますが、ただ、“実話”ではあんな爽やかな最後にはならなかったらしいんですけどね(^^;

公式サイト

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2007年3月 5日 (月)

週刊少年ジャンプ14号感想

■サムライうさぎ
新連載
「ハゲてしまったら素直に隠居しよう」、の気持ちが出発点なのか!?
と思ったら、本当にそういう話でビックリしました。
少年漫画らしからぬちょっとしたシビアさと、少年漫画的な荒唐無稽さのバランスがいい感じで案外面白いかも、と思いましたが、アンケート層に受けるかどうかはちょっと不安な気もします。
これからどう展開するのか読みにくいですが、期待はしたいかと。

■NARUTO-ナルト-
サスケVS大蛇丸開始。
鱗の一つ一つが蛇になっているビジュアルはなかなか気持ち悪くて良いかと。
この場でサスケも大蛇丸も消えるとは思っていなかったので、どうせカブトが乱入するなりしてどちらも生き残ると思っていましたが、
大蛇丸の回想シーンが始まった所を見ると、案外ここらで大蛇丸が退場する展開もあり得るかもと思えてきました。
サスケが退場という線は無いでしょうが。

■ONE PIECE
「ほらね、恐くない…。おびえていただけなんだよね?」
とて、あっという間にテト、もといケルベロスを懐かせることに成功しました。
ナウシカほど優しくなかったけどな(笑)
ケルベロスが仲間に入るのもそれはそれで良さそうかも知れません(?)
木やユニコーンまで入ると収集がつかなくなりそうですが(笑)

ホグバック達はルフィ達が賞金首だと知った上で狙ってる様子。この島に一行を取り込んだ時点でルフィ達のことを把握してたんでしょうか?

ウソップが「この世に同じ能力は2つ存在しない」と気になる発言。
1種類の悪魔の実は1つしかないと言うのでしょうか?、そんな設定ありましたっけ?
その割にはヤミヤミの実の例のように、食べる前から能力が分かってたりする例もあるのだけどなあ。

ナミ達を狙う連中の描写は、お化け屋敷的なギミックを駆使してきますねえ。
敷き物グマとか、カトゥーン的な(?)ビジュアルが楽しいです。
最後に出たのはシンドリーちゃんの「生前の」写真でしょうか?
意外と重要な役どころなんでしょうか、シンドリーちゃん。

■BLEACH
「一度しか言わない」って言ったクセに、今回も名乗ってるよ。ザエルアポロ・グランツ!
嘘つきーーーー!

まあ、1ページ目は先週と同じシーンを繰り返してるだけと言うことにしておこう。
…と思ったら、本編内でも「もう一度だけ」名乗ってくれてるよ!、ザエルアポロ・グランツ!
案外親切だーーーー!

先週名乗った名前はすっぱり記憶から抜け落ちていたので、繰り返してくれるのはありがたいです。ドンドチャッカも親切にも何度も「ザエルアポロ様」と繰り返してくれるし。さすがに覚えられたと思います。たぶん(・e・)

で、ザエルアポロ・グランツの兄が、恋次が前に戦った破面“イールフォルト・グランツ”だったそうで。えーと、姿とか能力とか忘れてますが、ウルルを倒した奴でしたっけ?

ザエルアポロ・グランツはマッドサイエンティストにしては顔は「普通」でつまらないと思ってましたが、刀には内蔵っぽいものや何だかヤバイ形状の物もひっついてるので、戦闘方法はマッドサイエンティストらしく異常な戦い方をしてくれそうです。期待。

ルキアの技をよく知ってるらしい海燕っぽい人は、本当に海燕の身体なり記憶なりを持ってるんですかね。
だったら結局あの“マスク”は何の意味があったんだろう。破面内で顔を隠す必要もなかろうし、読者を驚かす事「だけ」が目的ならシルエットにでもしておけば良かったろうに。

■To LOVEる−とらぶる−
いつもながら弄光先輩が美味しい(笑)
もしかしたら先輩本人よりも「さすがセンパイ」の取り巻き連中の方が美味しいかもしれないが。
センパイのダメな部分をそのまま受け入れている辺りは、DMCのファンよりも現実がよく見えていると言えなくもない(笑)

新キャラの美少女(笑)は、レンが登場した頃に期待した展開だったと言えましょう。
気の長い伏線だなあ。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
もう一人の勇者ガネットのパーティー、早速登場。もっと引っ張るかと思ってましたよ。
…ん、ガネット?、先週号では「ガレット」と描かれてましたが。
先週似顔絵に描かれてたアルファベットも「Galtte」だったし、顔に太陽っぽい模様も今週のガネットには無いし、
もしやガネットとガレットは別人?(そんなことも無かろうと思うけど)
或いは、どこかからクレームでも付いたんでしょうか?、「ララァ専用モビルアーマー」みたいなものか?
…と思ったら、最後の見開き右のページでは「ガレット」と読んでいる。
どっちやねん;

ところでガネットのパーティーはどう海を越えたんでしょう。
波紋を出して水面でも歩いてきたのかと思いました(^^;

船は町の人が提供してくれました。町を助けたならそれくらいはして欲しいと、RPGをやっていると思います。人として間違ってる気もしますが(笑)
新キャラのスンスは、アイア以上に足手まとい感が漂いますが、活躍するんですかね?
「アイア」に「カフカ」に「スンス」と来れば、次に仲間が増えるとしたら「タ行」でしょうか?
チンチとかトントとか。

■テニスの王子様
「肋骨3本にヒビ」「大腿骨損傷」「踵骨損傷」「頸部挫傷に右足首の捻挫」
…テニスのダメージじゃねえ(笑)
「腕一本の骨折」とどちらがダメージがでかいのやら(^^;

■家庭教師ヒットマンREBORN!
ランチアの助け、もとい「お礼」もあって決着。
「助勢」より「お礼」の方が遙かにデレ度が高いよランチア(笑)
ツナ家でランボや年少組に懐かれてるのも和みました。

戦いも打ち上げも終わったと思ったら、
リボーンが「この世から」いなくなるそうで、
驚きました。
まさか、来週はツナもろとも異世界に飛んじゃうんでしょうか?
「夜明けの炎刃ボス」が始まっちゃうのか!?

■アイシールド21
後半戦開始。
作戦は「進がトップスピードを出す前にぶつかる」ってことですか。
腕力というより体当たり勝負になりそうな気もしますが、さて?
これまで戦った強敵達を思い返すセナは、これまでの戦いの総決算という印象で感慨深いです。
このシーンに葉柱や熱海もいたのは嬉しかったです。胸肩がいたのにちょっと笑ってしまいましたが、太陽の選手がいないのはちょっと寂しいか。(独播は、出て無くていいや(笑))
これで勝てたとしたら、決勝を王城戦以上に盛り上げられるのか心配です(^^;

■銀魂
ハ、ハイジ恐えーーーー!
そんな恐るべき化け物ハイジに勝てるのはクララだけであったか。なるほど!
お奉行の粋な判決が泣かせるええ話です。たとえどれだけDVDが見たくとも。
ハツさんの顔見せが結局無かったのは残念ですが、ちゃんとバスターをかけられて良かった… のか?(笑)
より危険な「長谷川ドライバー」じゃなかっただけマシかと思いますが(^^;

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
未完の書の意味が分かりました。
新しい本は持ち主がちゃんと名前を書いてこそ完成すると。(大分違います)
とりあえずは久しぶりにカタルシスはあったかと。

■魔人探偵脳噛ネウロ
「マグロが消えてしまう!!」
確かになあ、弥子では万一マグロを釣り上げられたとしても、2コマ目の如くその場で食べてしまいますわな(笑)
マグロ漁船編が無くなって次は治験編なのか、と思ったら治験編にも突入せず。
しばらく口からバッテリーがぶらさがった弥子が見られるのかと期待したので、ちょっと残念です。
まあ、弥子なら胃カメラでも消化しちゃいそうですが(笑)
今回は強引な展開の面白さに“やかねちゃん”の格好いい活躍も見られて満足度が高かったですよ。ちゃんと最後は雑巾にもされたし(おぃ)

■エム×ゼロ
ビッグドンパッチとビックバンパンチは似てますね。全く関係ないですが。
「昇天使」は以前に出たときはどういう能力かよく分からなかったですが、単に対象を持ち上げる能力なんですな。

■太臓もて王サーガ
矢射子も木嶋もちゃんと卒業するんですな。
それどころか色々進展があって驚きました。一口と乾は泣かせるじゃないですか。
木嶋は… まあいーや(笑)

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
ううむ、こう来ますか。
ヒロムが岩熊を継ぐ展開になるだろうとは思ってましたが、この練習試合でヒロムの出番があるとは思ってませんでした。
最後を主人公が締めるいい展開になってきましたが、
その分「この試合終了と共に連載も終了」のビジョンが見えてきたような;
単行本1巻に7話分収録されてるから、あと6回やると4巻でちょうどいい話数なんですよね…;;;

 ◆後日追記:考えてみれば1話は増ページだから2巻以降は多分9話入りますね。
  7+9+9=25で現在22話だから、3話でヒロムの試合が片づくとすごくキリがいいことに、うーむ;;;
  今期の新連載が2本で打切りも2本だからP2は大丈夫そうだと思うんだけど;;

相馬を「ちっちゃくて可愛い」と応援する女子達がヒロムにどう反応するか気になったりして(そこか)

岩熊は公式試合を戦い抜くまでは腕が持たないと分かったからこそ、この練習試合を通して後を託せる仲間が現れることに賭けたんですかねえ。
爽やかな笑顔がよけい切ない。

■重機人間ユンボル
最終回「そして建設へ-」
最後までいいセンスで飛ばしてくれるわあ(笑)
終わりなのが実に残念です。好きだったんだけどなあ。

で、最終回ですが、
…時間すっ飛ばしたーーーー!!!
まあ、いきなり爺さんになったニッパが出てきて「あの勇者が世界を守ったのじゃ」とか言い出すほどの時間飛ばしじゃなくて良かったですが。
ゲンバー大王も人々の為に戦ってたんですねえ。
「過剰工事の代償でな 以前から儂の身体はボロボロだったんじゃ」なのは残念ですが、自ら率先して働いたり、バーゲンをやったりといい強敵でした。

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