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2007年4月29日 (日)

鉄人28号 白昼の残月(映画)

(今川泰宏監督)

横山光輝氏の「鉄人28号」のアニメ映画化作品にして、
「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」や「Gガンダム」の今川監督が
2004年にTVで展開したアニメ版「鉄人28号」のコンセプトを生かして製作した映画ですが、

大阪では初日なのに「テアトル梅田」1館のみで、しかも朝1回上映のみ、
更には2週後以降の上映予定は不明という、かなり不遇な上映状況でした。

しかしまあ、見たところそれも無理もないのかなあ、とも(^^;
戦後の昭和30年代を舞台に「戦争の負の遺産」「戦中と戦後」「破壊と復興」という
2004年のTVアニメ版でも語られていたテーマをあらためて再濃縮して煮詰めたような映画で、
ひたすらに鉄のように重く、“白昼の空に浮かぶ残月”のように切ない映画でした。

今川TV版を見ていた身としてはそれなりに楽しめましたが、正直娯楽性や爽快感はかなり薄く、
少なくとも一般向けは難しいだろうなあ、とも思えました。
『玄人好みのあつかいにくすぎる映画(C斬)』とでも言いましょうか(笑)
戦中・戦後どちらの世代をも対象としている作品だとは思いますが、いずれにせよ完全に大人向けの内容なので、
親に連れられて劇場に来ていた子供が果たして楽しめたのかどうかは分かりません(^^;

ちなみに、今川TV版とは世界観は近いですが繋がってはいません。村雨竜作も生きていますし高見沢の役どころも違うのでパラレルワールドと考えれば良いようです。

それにしてもデビルガンダムと言いますか、TV版でも今作でも金田博士はロクなものを残してないな(苦笑)
村雨健次は今回かなりお馬鹿なキャラでちょっと悲しい(笑)、その分兄貴が渋いですが。
映画版でもやっぱり過去を嘆いてくれる敷島博士は期待通りの人でした。GJ!


かわいくないですねえ。反省してます(・e・;)

公式サイト

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2007年4月28日 (土)

週刊少年ジャンプ22・23号感想

■ONE PIECE
ナミゾウとローラの友情に感動したわーよう!!
読者としてもローラとアブサロムとの愛は応援したいと思いました(笑)
ところで、Mr.2は元気かなあ…

ブルックは“剣侠”とか呼ばれるほどの強者だった様子。
しかも“鼻歌三丁矢筈斬り”とは、サムライ・リョーマと技まで一緒なのですな。
ブルックとリョーマの関係(=影を取られた人とゾンビの関係?)もいよいよ語られそうですが、来週は休みなのね(^^;

ブルックはゾロと同じく“剣士”であるようですが(居合いで戦うようなのでタイプは違いますが)、仲間になった場合「世界一の剣豪」を目指すゾロとは衝突したりもするのでしょうか?

■NARUTO-ナルト-
…えーと、サスケが大蛇丸の元にいった辺りのことは、昔ジャンプ本誌で一度読んだきりで以後はアニメも単行本も見てないのでよく覚えてませんが、
ナルトって「サスケがイタチを殺すことを目標に火影を離れた」事は理解してないんでしたっけ?
そんなはずは無かったと思うんですが、私とナルトとどっちが健忘症なんでしょーか?

サスケの仲間集めはとりあえず完了したようですが、「イタチとの戦い」にまで協力する理由を(一応)持ってるのは水月だけのようです。
こんなんで大丈夫なのかサスケ。

■BLEACH
グリムジョーが織姫を助けたのは「左腕の借り」だそうで、なんてテンプレートな奴だ(^^;

石田は強さを「数字」で判断するのが好きなんだなあと、あらためて思いました。まあキャラに一貫性があるのは良いことか。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
10年前の京子達は消えたツナ達を探して10年後に来たそうで、
となれば、一緒に10年前ランボも来てしまっている以上、「10年前キャラ」が10年後にやってくるのはもう打ち止めですかね。(あまり入れ替わりすぎてもつまらないのでこれくらいで打ち止めにして欲しいです)
ところで、「みんなで探してたの リボーン君と獄寺君も…」という京子のセリフからすれば京子達は「10年前に飛んだはずの10年後獄寺」とは会ってないのでしょうか。
だとすれば、「状況が分かってない」人間が増えるだけで逆に迷惑な話だなあ(^^;

もっとも、ピンチに陥ったおかげでツナも獄寺も「リングの使い方」に目覚めそうですけどね。

今までギャング関連の動きとは無関係だった京子も、これで本格的に話に関わってくる事になるんでしょうか。

■アイシールド21
ヒル魔VS“黒”高見の頭脳戦を試合当初から期待していて、やっと巡ってきた騙し合いの回で満足でした。
一体どれだけ裏の裏を読み合ったのやら(^^;

泥門、ヒル魔攻撃をかけると心理攻撃
>走で進ませようとヒル魔が企んでると読んで王城は射手座で
>を読んでいた泥門がセナ・モンの2人で桜庭をマーク
>三次元の動きならセナのスピードにも負けないので王城は射手座続行
>を読んでいた泥門はツナで高見にブリッツ
>を読んでいた王城は進でセナをブロック
>を読んでいた泥門はモン太まで高見にブリッツ
>を読んでいた王城・高見は「高さ」で勝負すれば良しとパスを続行
>と思いきや泥門・モン太は長身の高見の足下を狙って見事転ばす事に成功

…と、8段階くらいの逆転劇ですか。「裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏」って感じか(笑)

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
冒頭の「2色カラー」、懐かしいです。
昔は巻頭のフルカラーに続いてそのまま赤黒の2色カラーという構成をよくやってましたが、いつ頃から無くなっちゃったんですかねえ。
まあ、アレって単行本になると黒くて見辛いんですけど(^^;

5ページ目以降は「デジタルペイント」なんだそうで、主に単色塗り風の塗り方ですが、コミックスタジオ辺りを使ってるのでしょうか?
コミックスタジオだと「線で囲われた部分」にラクに色を流し込めるので単色塗りはやりやすいんですよね。

本編は、「アマチュアの両津に対してプロ級3人にハンデを付ける」はずなのに何で両津にまでハンデがついてるねん(笑)、と思いましたが、面白かったです。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
ガネットVSラルスンス。
何でこの期に及んで戦う必要があるのやらという疑問は解け切れてないですが、決闘自体は面白かったかと。

「勝負に負けたら一緒に捕らわれた人間解放を手伝え」とのことですが、
ガネットが城に行って役割分担するというのも戦術的には間違いではないと思うんですけどね。ガネットが女王に勝てる算段があるのなら。
まあ、漫画的にはもしガネットが女王の元に先行していたら「かませ犬」になっていた可能性も高いと思いますが。
「特殊融合出来るカゲが残り3体いる」なんて「敵か味方が更に増えそうな」伏線も出てきましたので、まだまだ先は長そうですし。

■銀魂
土壇場で小宇宙を萌え、いや燃え上がらせて土方復活。
ギャグ的な妖刀の設定がどうしてもシリアス展開に水を差しちゃうなあとも思ってましたが、さすがにエピソードのクライマックスらし盛り上がってきました。
まあ、妖刀の支配が完全に消えたとも思えないので、エピソードのオチあたりでまた妖刀に呑まれそうな気もしますが(^^;

■D.Gray-man
シンクロ率が400%を越えました。 …じゃなくて、100%を越えてアレンがパワーアップの様子。
「新たな元帥になれる」と言いつつも、コムイの様子を見るとその当人にとって良い事とばかりも言えなさそうではあります。

「僕とお前(イノセンス)はふたりでひとつだ」と言ってますが、「剣」としてアレンの身体から離れてしまうと、イメージ的には「一体感」が減少したと感じるんですが、どーなんでしょ。

■エム×ゼロ
「魔法を使わなかったこと」まで相手に納得させる九澄の口先八丁ぶりが素晴らしい(笑)
しかし、柊への「俺のメッキがはがれちまったら」のセリフのように、そろそろ九澄の秘密がバレる展開があっても良さそうな気もするのですが(愛花だけにでも)、さてどうなるか。
試合も大詰めのようで次が楽しみです。(と、こんなところで来週休みなんですけど;)

■魔人探偵脳噛ネウロ
Xに続いて葛西も登場。
葛西の言う「真の悪」はどうもやっぱりXの事だった様子。ネット上では「読者への引っかけ」説も上がってましたが違ってたんですかね。

弥子については、小学生時代からの空気を読まない食欲っぷりが素晴らしい。
「海底の貝を息つぎ無しで」も実行済みとは、弥子も十分に人間の域を超えてますな。さすが『食欲魔神』(笑)

「眉間のシワ」を伸ばした吾代さんは癒しキャラでした(笑)

■ショルダータックル ヤスザキマン
うすた京介の読切。なんと読切は7年ぶりでしたか。
シュールギャグ路線のマサルさんやジャガーと違い、今回はヒーローギャグ路線で、武士沢レシーブの系統に近い…のだろうか?
オチはちょっと物足りなかった気も。

■サムライうさぎ
伍助、ちゃんと仕事も続けてたんですねえ。そりゃそーか。
後半は、完全に読者として伍助を応援したくなる展開でした。

■テニスの王子様
肉が額に載ったら脱落なのかーーー!?
シュールすぎて訳が分かりませんが、それも作者の術中な気がします(^^;

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
下っ端はとことん痛い目にあわねばならない、魔法律会は厳しい世界だなあ;

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
「王華を倒すなんて無理」と言う新キャラの女顧問。
部員達を試しているようにも、真意が混じっているようにも思えます。どちらの気持ちも嘘ではないのかも。
落ち着いているように見えた遊部も内心はかなり焦っていた様子ですが、
作品的にどういうスタンスを是とするのか、次回は結構大事な回のように思えます。

■太臓もて王サーガ
ピザ・モッツァレラ♪ レラレラレラレラ♪

新キャラ男三人衆の一人、モタはスピンちゃんにも出ていたロボットだった様子。
ドラキュラ・狼男・フランケンと言うことですか。フンガー

おいなりさんがいなりずしだけを表すと思ったら確かに間違いですね。
それは私のおいなりさんだ。フォォォォー!。

あいすの「大事な話」は、掲載位置を考えると不穏な予感がしてイヤンですよ?
うーむ;

■ピューと吹く!ジャガー
客に応じて味を変えるのは邪道だとエラい人に怒られる展開のラーメン漫画が昔ありましたが、タイトルが思い出せません。何だっけ…;

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2007年4月25日 (水)

週刊少年サンデー21・22号感想

■クロスゲーム
キャプテンに指名されたと言う「宮」って誰だっけ…と思ってしまいました。モノクロ1ページ目にいる人ね。
コウ、東、赤石、中西、千田以外の味方選手の顔は全然覚えてないなあ;
一回目の試合はほとんど描写もなく勝った様子。まともに試合描写がされるのは3回戦の竜旺学院戦からでしょうか。

■結界師
十二人会幹部に手も足も出なかったという無道。
無道の目的は結局“力を手に入れたい”ってことだったのでしょうか。そう言われれば分かりやすい。
「若返る」こととどう関係するのかはよく分からないままですが。
しかし、これだけ強さを見せつけた無道ですら歯が立たないとは、そんなに凄いのか十二人会幹部。

崩壊する神佑地に残った正守はどうするつもりかと思いましたが、そういえば“結界師”って時音祖母や時音みたいに異世界への道を開くことも出来るんでしたっけ。
正守が上手くソレを出来るのかは分かりませんが、ともかく次回が正守の正念場なんでしょうか。
この場で助かったとしても、無道の言葉を聞き、弟の「光」の強さを見てしまった正守は、本格的にダークサイドに落ちちゃう可能性もあるかもなあ…。

■MAJOR
投手不足のアメリカの次のピッチャーはギブソンって、ええーー?;
ここでギブソンに投げさせるのはさすがに駄目でしょう;
熱血漫画ならともかく、リアル寄りの漫画でそれをやっちゃあ。
米監督も責任問題にもなりそうだし、普通なら出場を認めるとも思えないんですけどねえ。
マウンドで立ち往生とかはマジで勘弁してください。

■金色のガッシュ!!
「みんなが仲良くできる魔界」
こんな牧歌的とも言える夢を持っていたとは、アシュロンは本当に『いい奴』だったんだなあ。強力なドラゴンであるが故に疎外される思いもしてきたのかも知れませんが。
ファウードに来なかった理由も納得出来ました。

そんなアシュロンが全てを賭けてクリアへの一撃を決めてくれたわけですが、
今回はクリアを倒しきる事は出来ないんだろうなあ。
クリアが怪我を癒している間にガッシュとブラゴが他の仲間と一緒に特訓したり、ゴーム対策をしたりという流れでしょうか。

■最強!都立あおい坂高校野球部
キタロー母にボール激突…ですが、この怪我は作中でどういう意味を持つのでしょうか。
キタローが母の怪我を見て奮起するわけでも無し(気付いてないですよね)、
どうみても「不幸な事故」なので有坂の悪役度を上げてるわけでもないし、
単に千秋とキタロー母の親密度が上がるだけか?

でなければ、伸之助のひざと激突した有坂が救護室に運ばれてキタロー母達と遭遇するとか?(何の意味が)

■お茶にごす。
回想シーンでの、ヤクザ相手に謝らなかった結果どうなったかが気になります。

茶道部には顧問の先生登場。この人自身に「礼」を感じられないのでただのセクハラに見えてしまうわけですが、さて?
西森先生の漫画はやはり先の展開が読めなくて楽しいです。

■ダレン・シャン
覚悟を示したダレンに成長したのだなあと思いきや、分かってなかったのかー!?(^^;
次からは新章ということは、試練だけでもかなり長く(一章分くらい)かかったりするのでしょうか。

■ハヤテのごとく!
ホワイトデー話。
西沢さん及びヒナギクの扱いの大きさに比べて、ギャグ的な扱いでしか出番が無いマリアさんが哀れに感じました。

■GOLDEN★AGE
決勝開始。
唯の目論見としては最初に最初に勢いを付けて、縮こまった味方の士気を高めようって事なんでしょうねえ、やっぱり。

■メテオド
アキさんがただの嫌な奴にしか見えないのがなあ;

■史上最強の弟子ケンイチ
ジークフリートの人外っぷりが素晴らしい。
こういう人間離れっぷりも“達人”には必要な要素かも知れないなあと思ったり(笑)

■イフリート ~断罪の炎人~
うーむ、見事なマッチポンプ。
「本当は悪人なのかと疑わせてやっぱりいい人」ではなくて「本当に悪い奴」でしたか
前のロボットのエピソードもあったので、自分としても半ば騙されてました。
次回は炎人VS消防士の灼熱バトルと言いますが、消防士はただの人間だし一方的にやられる姿しか想像出来ません(^^;

関東支部長については、
上からは威圧され、部下も素直に言うことを聞いてくれる訳でもない、中間管理職っぷりに加えて、依頼人にまで自ら会いに行かなきゃならない苦労性っぷりが泣かせるなあと思えてきました。

発火装置をわざわざケーキとすりかえた源三郎さんはマメですねえ。
わざわざすりかえなくても、盗み出すだけで良かった気もするのですが(^^;


■うえきの法則プラス
植木の新技炸裂。単なる「新しい能力」ではなく、これまでの能力の延長線上にありながらも斬新な能力の使い方でなかなか面白かったです。
モップの毛を伸ばした分だけ「質量が増す」って、質量保存の法則は?、とも思いますが、まあいーか(笑)
植木の能力は「ストーンオーシャン」のストーン・フリー的に色んな用途に使えるのかなとあらためて思いました。

ビャクの過去は、… … … 知りたくなかったですねえ(苦笑)

■MARΩ
ゲルダ復活。
ラストが間近なので、「やれることは全てやっておこう」って感じです。

■絶対可憐チルドレン
葵と紫穂はやっぱり積極的にパンドラにつくわけでは無かった様子。この2人が積極的にパンドラに与するとも思えなかったので納得です。

“現在”ではチルドレン達が進級。「時」が重要な大事な要素であるこの漫画ではちゃんと時間が進むのですね。
連載スタート時点から正確にどのくらい時間が経っているのかよく分かりませんが、連載があと10年以上続けば、リアルタイムで「未来」に追いついちゃったりするのでしょうか?
…まあ、しないでしょうが(^^;

オヤジギャグを「改め」ちゃった薫とか、「成長」してない葵とか、現在と未来のシンクロが切ないです。
不二子ちゃんの思惑のように、恋愛を成就させたからって未来が変わるんですかねえ…;
とりあえず、ちゃんとお祝いして欲しいという「明日」は、
誰かの誕生日とか、皆本が3人の担当を受け持って1年とかってところでしょうか?
今回、未来のシーンで出た「オルゴール」が皆本からのプレゼントだったりしそうだ(^^;

最後の兵部は『ヤング兵部』って感じだ(笑)

■RANGEMAN
錬児に振り回される風香がいじらしいと言うか不憫と言うか(^^;
錬児は悪くはないんですけどねー(バカだけど)

■ブリザードアクセル
「腕を天に突き上げての三回転半」って、「昇龍拳」って感じです(笑)
ブリザードが巻き起こる5回転半のハッタリは素晴らしいですな。

ちらっと口元が出てたのは花音でしょうか?

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2007年4月24日 (火)

ブラックブック(映画)

(ポール・バーホーベン監督)

ブラックブック

第二次大戦時のオランダで、家族をナチスに殺されたユダヤ人の女性“ラヘル”がレジスタンスのスパイとしてドイツ軍大尉“ムンツェ”を色仕掛けで落とすことになるが、
ムンツェの誠実な人柄に接し、苦悩していく…

…というのが予告等から読み取れる内容ですが、
こうした導入からは予想の付かない方向に流れていく話でした。
どんどん思いがけない状況に発展していって、見ながら「どこまでやるんだ?」とハラハラさせられます。

もうちょっと『普通のホロコースト物』なのかと思ってましたが、とんでもない。
ドイツ軍だけでなく、普通なら“被害者”であるオランダ人も巻き込んで、時代の熱狂の中での『人の醜さ』や『業』というものをこれでもかとばかりに見せつける、
かなり意地の悪い、毒まみれの作品です。
『人は綺麗なだけではいられない』と言いますか『因果は巡る』と言いますか。
しかし、それがエンターテインメント・サスペンスとして非常に面白いのがまたタチが悪い(苦笑)
後味はかなり悪いんですけどねー(^^;

エロとグロと皮肉と黒さに溢れた作品です。見る前に意識してなかったですが、『スターシップ・トゥルーパーズ』の監督なんですねえ。大変納得しました(笑)

次々と引っ繰り返される状況に引っ張られて、2時間超の長さが気にならない作品でした。
伏線の散りばめ方と回収がお見事。

ラストの『1956年』もまた何とも皮肉。

公式サイト

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2007年4月23日 (月)

週刊少年ジャンプ21号と今月のスティール・ボール・ラン感想

■To LOVEる−とらぶる−
一周年ゆえか、前回が「いい話路線」だった反動かで脱ぎまくり。まあいーか。
ララはリトの想い人が誰かまでは分かってなかったのね。てっきり分かってるものかと。
しかし理解した上での前向きな姿勢は好感。

■BLEACH
「目論見」とか言ってますが、ウルキオラは何か個人的な企みがあるのか?
織姫がクラスメートのヤンキーからリンチを受けてるところにクラスの不良がやってきたり、破面内部もゴタゴタしてきた様子。
ただ一護達が順番に戦っていったり(負けていったり)するだけの展開も正直面白味が無いので、敵内部で揉めてくれた方が面白くなりそうです。ソウルソサエティ編の終盤の内紛っぷりと被る気もしますが(苦笑)

■ONE PIECE
風船で月までいけるのか!?
すげえ。

「言ってる事がバカみたい」だからサンジ君と認定されてしまうあたりが泣かせます(笑)
しかし今回は犬ペンギンといいエロサロムといい「恋」の華が咲きまくってますな。

ロビンの羽根は綺麗なようなキモイような。
モノクロならともかくカラーで肌色が付いたら確実に気持ち悪そうだ(笑)

状況が混迷するなかでブルック登場。やはりサムライとは別の存在なのですな。
だとすればサンジやゾロも本人は無事そうです。「影」は取られてるかも知れないけど。
ブルックの登場で果たして状況が有利に働くのか?
ブルックが戦力になるかどうかはまだ分かりませんが、とりあえず状況説明はしてもらえそう?

■NARUTO-ナルト-
重吾はビッグオーの人でしたか。サドンインパクト。
コピー野郎呼ばわりされるサスケですが、呪印も重吾の能力なら、蛇も大蛇丸の能力だし、そもそも車輪眼がコピー能力ですからねえ。重吾の言葉は実に的確です。

それにしてもチームワークガタガタですな。サスケは苦労しそうだ。

■エム×ゼロ
小石川は単細胞バカではあるものの、「大門や観月の助言は正しいだろう」と認めた上で自分のやり方を通したいという部分だけは好感でした。
他は好感を持てる奴じゃないんだけど(笑)

魔法もルーシーも柊父も無しでひたすら頭と体力だけで戦う九澄が実に熱い。
もし今後九澄が魔法が使えないことがバレたとしても、その条件でここまで実績を出してきた九澄は十分周囲に認められそうな気がしないでもありません。

■魔人探偵脳噛ネウロ
弥子とネウロが戦う格ゲー… 見たい気はします。
弥子側のプレイヤーでもある意味楽しいかも。

醍醐以外の容疑者だった2人はいい人でした。
これなら睦月も『復習する事でしか幸せになれない哀れな人間』にはならずに済みそうで良かったですよ。
ネウロは人間への興味と信頼を増し、人材の使い方にも精通してきたようで、
数週前に、“他人を使い倒す”のが得意な望月さんが「自分に似た匂い」みたいな事を言っていたのはネウロの事だったんですかね。

で、先週の感想では前回までの話は「次の大きなエピソードの為の幕間的なもの」かもと書きましたが、当たりだった様子。
いよいよXが再登場するようです。しかもHAL(十分の一)の能力を取り込んで。
以前のアイと弥子の遭遇や、葛西善二郎なんかも絡んでくるんでしょうか?
(葛西のボスがXかどうかはまだはっきりしてませんが)

■銀魂
銀さん達も動き出してどうやら解決方向に向かいそう。
近藤さんや沖田はもう大丈夫と思いますが、一番気になってるのは山崎の生死だったりして。生き延びていてほしいなあミントン。

神楽の「ズゴッ」でちゃんと無線が繋がるあたりが凄い。

■アイシールド21
ベンチプレスで遙かに上回る者達と足と手に入れたばかりのテクニックでいなしていくセナが実に爽快。
しかしそんなセナにも追いついてしまう進の人外っぷりが恐ろしすぎます。
桜庭にボールを弾かれてしまったセナは、あそこではボールを抱え込むべきだったんですかねえ。

■サムライうさぎ
志乃に前夫がいたとは、少年漫画としてはかなり驚きの展開ですが、面白いから良し。
兄貴は暴力夫から妹を守ったって事だったのか?
だとしたら、このいい加減そうな兄貴にも好感がもててきそうな?(まだ仮定ですが)
第1話での志乃の涙の理由もこの辺りにあるのでしょうか。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
これだけの大所帯パーティー(キリコを除いて16人?)でも戦える人数は一握りだけ。
おそるべしバランスの悪さです。
これがゲームだったらやりたくないなあ(^^;

■家庭教師ヒットマンREBORN!
10年後のハルや京子が可愛い。京子は「ツっ君」の呼び方からすれば少しは進展してるのか?
ところで10年後のハルや京子達はまだこの時代のツナが死んだ(未だに明言はされてないけど)ことは認識してないようで、ボンゴレが襲われてから本当にまだ時間が経ってないんですかね。

最後は全員が「10年前」と入れ替わってしまって、状況を説明出来る人がいなくなってしまった。大ピンチじゃないですか;;;
もうちょっと10年後の連中と話しをしてみて欲しかったかなあ。あまり現時点で説明をされても作者的に困るのかも知れませんが(笑)

もしかしたら、今回入れ替わった「10年前の山本やハル達」が「10年前に飛んだ10年後の獄寺」から状況の説明を受けている可能性もあるかも?
「ん?」とか言ってる山本の様子を見ると期待できない気もしますが(^^;
とりあえず「10年前」に戻った未来の獄寺や山本が頑張れば歴史は自動的に変わるかも知れませんが。

まだ出てきていないクロームやヒバリも「10年前」と入れ替わってしまうかも知れませんが、せめて一度は「10年後」の姿を見せて欲しいところです。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
ようやく自分の至らなさを理解したラル。(理解させてもらったと言うべきか)
それなのにまだ「ガネットと勝負」とか言ってるのは、いい加減にしろと思いますが。とりあえず次回に注目。

ガネットはツンデレだなあ。

■D.Gray-man
ビジュアルは実に美しいなあと思います。
他に感想がなかなか書きにくいんですが;

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
ヘンタイだ。ヘンタイがいる(笑)
王華学園の相馬ガールズの面々もいずれはこうなっちゃうんでしょうか(^^;

最後の合宿スケジュールの意図はどういう事か?
岩熊やヒロムのようなオーバーワークは問題ですし、「練習時間をかければいいってもんじゃない」事は分かりますが、総合練習2時間半だけとは?
うーむ、分からん。

テニス焼肉の王子様
怪我を押して肉を食うタカさんや、四天宝寺のヘンタイメガネさんの活躍も見たかった気がします。

■太臓もて王サーガ
ジョジョ尽くし!(笑)
とりあえず、原作を知らずに映画版を見てしまった不幸な人も物は試しで原作を一度ちゃんと読んでみて欲しいところであります。

そういえばドラゴンガールの設定をすっかり忘れてました。パターンならモエるんやら陽子やらがドラゴンガールかも知れませんが。

■ピューと吹く!ジャガー
みるく最高―――!!!

■今月のスティール・ボール・ラン
ヘンタイだ。ヘンタイがいる! スカーーーレットッ!(笑)
「圧迫祭り」とか言っちゃうセンスが素晴らしい。
ルーシーはホットパンツから色々仕込みを授けられていたようですが、四面楚歌の大ピンチです。
どうやって乗り切るのか全く予想が出来ません。この場を乗り切っても正体はバレそうだし。

大統領夫人に対してだけなら「特殊なプレイ」だと言って誤魔化すことも出来そうな気もしますが???

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2007年4月21日 (土)

「時をかける少女」DVD発売

度重なる公開延長や上映館追加で延びに延びていたDVD化ですが、
ようやくDVDが発売されました。めでたや~
そんなわけで限定版で購入。
普段めったにDVDとか買わない人間なんですが(^^;

久しぶりに本編を見ましたが、やはりいいですよ。
あらためて見ても真琴はやっぱり気持ちいいバカだなあ(笑)
本編以外の部分はまだ見ていないのでゆっくり楽しもうかと。

特典で本編からの切り出しフィルムが付いていたのが上の写真。雲のシーンですね。

一見して、てっきり映画のラストシーンの雲かと思いましたが、
見比べてみると、どうやら果穂が老人ホームのおばあさんの話を真琴にする場面の雲のようです。

とはいえ、エンディングのラストカットがこの雲だったりで、それなりに印象深い雲なのでこれはこれで良し。
「夏の雲」はある意味作品の象徴ですから。

以前書いた感想やら絵やらネタやらは下のサムネイルからどうぞー


公式サイト

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2007年4月20日 (金)

春の新アニメ

関西でも今期の新アニメが大体揃ったので一言感想など。だいたいmixiで書いたものの焼き直しですが。
作品内容の説明はしてないので、作品を知ってる人しか分からない文章です。すんません(・e・)

■天元突破グレンラガン
今期新アニメで一押し。
いいですねえ。バカで無駄に熱くて。
3話まで見ましたが、話のテンションが落ちないのが良し。安心して見られます。

互いに自分に足りない部分を認め合い補い合うシモンとカミナの関係がいいですな。
他所でも見かけた意見ですが、先々には2人の別離(或いは独り立ち)もありそうに思えますがどうなるか。
1話冒頭に出たハーロック(違)が成長したシモンだとすれば、カミナの死亡フラグのように思えなくもありません;

3話での『合体』の無理矢理さは吹きました。
オモチャが出るなら、是非ともグレンの頭頂部は穴無しで、買った人が自力で穴を開ける仕様にしていただきたい。
いや、やっぱ嫌か(笑)

3話で村に残った村のリーダーの人はオープニングにも出てるし今後も出番があるのでしょうか?
村を離れてる間に村民全滅とかしなければいいけど。(あり得ないと言い切れないのが恐いよガイナックス)

  ■と、ベタ褒めした後で4話を見たら、…辛いっすねえ; 作画 …はまあ、80年代アニメを見慣れた身としては
   『まあ、こういう回もあらーな』程度ですが、脚本・演出が辛い; 兄貴がバカにしか見えないのは辛いなあ。
   公式にあまり感情的に突撃するのはどうかと思いますけどね;

ネタ絵『グエンロラン』


■エマ 2期
原作既読で1期アニメも視聴済み。
2期は最初はオリジナル展開ですか。今後は原作の展開に沿っていくことになるんでしょうか。

エマ本編よりも『コミックビームのCM』が1期の時とと変わらないことに異様な懐かしさを感じる。
いいCMだなあ。一輪のタンポポコミックビーム

■ロミオとジュリエット
「巌窟王」が“古典+SF”だったのに対して“古典+ファンタジー”?
巌窟王ほどにハッチャケすぎては無いけど、1話の感触は悪く無さそう。続けて見てみよう。

男装ジュリエットはまあ格好いいんじゃないでしょうか。
しかし、髪が伸びるのはどういう理屈ですか?
カツラの下に隠せる髪量じゃなかろうし、ペガサスがいるくらいだから魔法もあるのか?
(公式サイトとかで触れられてるのかも知れませんが調べてません)

この先どのくらいオリジナル要素が入るのかは知らないけど、結末は変わらないんだろうなあ。
と言うか、この題材でやるなら途中をいくら変えても悲劇的結末だけは変えたら駄目な気がしないでもない。
(シチュエーションコメディとかパロディとかならともかく)
(現代劇の映画もあったけど未見なので結末は知りません)

映像を見ていて何故か『ファイアーエムブレムがアニメ化したらこんな雰囲気だろーか』とか思ってしまいましたが(ペガサスとか剣戟とか色使いとか)、
ファイアーエムブレムって既にOVAでアニメやってたんですね。知らなかった。

■おおきく振りかぶって
原作は単行本も揃えてますが、なかなか良い感じ。継続視聴決定。
なお、関西では4/20時点でまだ1話まで。(土曜夕方でウルトラマンメビウスの後番組なのね)

1話を見た限りは原作から削られてる部分も多いとはいえ、描くべき事はちゃんと描いて上手くまとまっているのではないかと。
キャラクターのイメージも合っていて、三橋の「見ていてイラッとくる感じ」もよく出来てます(笑)
あの絵は動かし難そうに思えるのですがお見事。

1話時点では原作独特の「うんちく」が結構省略されていて、顧問の先生の存在感が薄くなってしまいそうだと思いましたが、
2話ではうんちく大爆発だそうで。

■ぼくらの
1話は見損ねたので2話から見ました。原作既読。
本来CGロボはあまり好きじゃないですが、この作品の場合は巨大感と異質感の表現が大事なので合ってるかも知れず。

作品としては堅実に出来てる気はするけど、今のところアニメ独自の魅力は少ないような気も。
終盤には(原作が完結してないので)展開が変わるはずなので、どうなるのかは興味があります。

■らきすた
原作未読。
本編は何も考えずに気楽にボヘーと見れば良さそうな話ながら、
OPとEDの『脳味噌に染み付いて離れない』っぷりが凄い。

EDは毎回変わるようで、
「2時間カラオケ」として、1曲5分×2クール24話で綺麗に2時間分なのね。
EDの為に続けて見ていい気がしました(笑)

■ギガンティック・フォーミュラ
関西ではまだ2話まで。

関東方面の人達からイマイチな評判ばかり聞いてたせいか案外普通に見られました。

や、確かにどっかで見た設定だし、どっかで見た展開だし、どっかで見たロボデザインだし、
キャラのバランスがリアルか漫画的かどっちつかずだし、赤丸ほっぺが浮きまくってるし、
CGロボに馴染めないし、話の見せ方も今一上手いとは思えないし、主人公変な奴だし、
エンディングと本編の剥離が凄すぎてある意味「らきすた」以上に衝撃的なエンディングだし、
どう見ても「人間が作ったただの機械のロボットです」というデザインで腕の“エ”な結合をやっちゃう違和感がすさまじかったりしますけど。

ひかれる要素が無い訳でもないので、とりあえず何話か見て判断の予定。

■おねがいマイメロディすっきり
3期目に突入。新番組と言っていいのか微妙ですが(^^;

おこさま向けアニメの皮を被った黒色混沌アニメですが、15分と短くなっても、ネタは相変わらず濃いので満足感はあります。
むしろ時間が短くなって作品設計を変革することは、マンネリ化の防止にも繋がりそうなので悪くは無いかもと思っていたりします。
これからもガンガン暴走して頂きたい。

■ムーンライトマイル
春というか冬の新作ですが、こちらでは感想を書いてなかったので一応。なお、原作は読んだり読んでなかったり。

宇宙開発物としてディテールも細かくて面白いですが、
毎回の事件事故の発生率が高い話だなあと。コナンくんばりです(笑)

■ロケットガール
これも冬の新作と言うべきですが、書いてなかったのでついでに。
原作は10数年前に既読。

宇宙開発物と言うとそれだけでツボなので、原作は割と好きでしたが、
あらためてアニメで見ると出てくるソロモンの大人のヒドさが凄いなあ(苦笑)
しかし、久しぶりに原作を読み返してみると、アニメでは燃焼実験の爆発事故を主人公に隠したり、マスコミに主人公の家族関係を隠したりと、
わざわざソロモンの連中の印象が原作以上に悪くなるように変更してるのに気付きましたが、
どういう意図での変更なんだろう。よく分かりません。

■仮面ライダー電王
これまた冬新作だし特撮だしですが気にしないでください。いーじゃんいーじゃん。
例年のライダーに比べて極めてギャグ度の高い展開と、気弱ながらも締めるところは締める主人公が好感高し。
モモタロスの「ごめんなさい」といい、子供番組としての筋の通し方も素敵だ(笑)

魅力溢れるタロス達といい、見ていて実に楽しいです。すげーじゃん。
『格闘する電車』とか素晴らしい。

タロスネタ絵

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2007年4月18日 (水)

週刊少年サンデー20号感想

今回も短縮版でー。今月さえ乗り切れば少しは楽になるはずー…(と先月から言ってるけど)

■結界師
表紙の犬小屋は斑尾のですかね。兄弟で作ったのか。
神祐地が閉じられれば無道ですら脱出出来ないとのことですが、果たして兄貴は本当に脱出出来るんでしょうか。ここで兄貴が退場なんて可能性も100%無いとは言い切れないような気がするのが恐ろしい。

■メテオド
部屋からデブリを出さずに退治しないといけないとか。
「まず部屋から出してくれたら退治します」という一休さん戦法は最初から封じられているのね。

■お茶にごす。
アニメ研の連中がいい奴らじゃないですか。こうしてどんどん文化部の輪が広まっていくのも面白いかも知れない。「文化系不良コメディー」だそうだし。

■金色のガッシュ!!
ファウード篇で真の力に目覚めたバオウでもクリアには届かず。
ファウードにぶつけた『ゼオンとの協力バオウ』でなら勝てたかも知れませんが、あれは一回限りと言ってましたしねえ。
絶体絶命のガッシュ達を救ったのはアシュロンですが、どうやらアシュロンはこのまま退場してしまいそう。
ゼオンのように「アシュロンの力をガッシュに託す」なんて事は出来るのか?

クリアの術に触れたガッシュはブラゴ同様に筋肉がそげ落ちたような腕になっちゃってますが、ティオのサイフォジオで直るんですかね;

■ハヤテのごとく!
カキに対しては『盗っ人』ではないことを証明するってのは駄目なんですかね。
まあ、あのカキが三千院家を主人と認識しているのかどーかは疑問ですが。
咲夜は序盤の存在感の薄さが嘘のようにいいキャラになったかと。

■ダレン・シャン
バンパイア元帥って複数いたんですね。安全のために総会には常に一人が欠席とか、確かに随分用心深いシステムの様子。
クレプスリーがダレンをバンパイアにしたのは、確かに必然性は無かったよなあ。
寂しかったからかと思ってました。

ダレンが試練を受ける事になりましたが、ダレンの「武勇」を示すのであればエラとの勝負で証明されたとも言えるわけで、もうちょっと総合的な試練になるんでしょうか。
迷宮を探索してくるとか。

■MAJOR
表紙、子供の頃の寿也ってこんな顔してましたっけ?
眼鏡キャラだったっけ。全然覚えてねえ;

■GOLDEN★AGE
近江に「もしお前が唯の技術を身につけたなら…」で言葉を止めてしまうトラ。
あまり近江を認めるような事も言いたくないんでしょうな(笑)
普通の少年漫画的には近江が完全に主人公ポジションなのだなあ。

■史上最強の弟子ケンイチ
一見で「一番の雑魚」と認定されてしまう宇喜田が悲しいですが、
雑魚と見られること自体が作戦なのですな。見事。
試合的には場外の溝に落とせれば失格に出来るんでしたっけ。

■クロスゲーム
次回からは本格的に野球漫画になるのか?

■イフリート ~断罪の炎人~
今度も「一見いい人そうな人がターゲットに」なる話なのでしょうか?
「見た目通りに本当にいい人」ではロボットの時と話が被りますが、さてどうなりますか。

■最強!都立あおい坂高校野球部
「クールなコーちんもエロ本に興味津々事件」が微笑ましい。
心底ハードボイルドな高校生もなかなかいないか(^^;

■うえきの法則プラス
怪我から復活した植木がパワーアップ。サイヤ人式と言って良いのか?
職能力も成長したりするんでしょうか。無印の時のように際限なく能力が増えていくのは緊張感が削げるので、どのような形でパワーアップしているのか注目です。

■MARΩ
凄まじい説明ゼリフの嵐。
これはもう伏線を消化するだけ精一杯という感じ。
急な打ち切りだったんですかねえ。(100%打ち切りと決まった訳ではないが)

■絶対可憐チルドレン
あんな谷崎にも一応は感謝してるとは、恐るべき純粋さにして癒し系だ。
走り屋達からもモテモテのナオミですが、
しかしまあチルドレン達の「根性悪さ」や「ふてぶてしさ」や「たくましさ」もそれはそれで魅力なんじゃないでしょうか。一応(笑)

■RANGEMAN
風香がここまでデレになるとは。いやあもう、可愛いじゃないですか。
「あた、あた、あた」の電話で風香と分かる錬児も良し。

■ブリザードアクセル
懐かしい顔がどんどん出てきてまさにクライマックス。
花音が出ていないのは何か今後に役割があるのか?
次の吹雪のジャンプは、やっぱり5回転なんでしょうねえ。インフレの到達点としてはそれしかないかと。

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2007年4月17日 (火)

ホリデイ(映画)

(ナンシー・メイヤーズ監督)

ハリウッドに住む映画予告編製作会社の女社長のアマンダ(キャメロン・ディアス)と、
ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。
それぞれに失恋した2人がインターネットを通して知り合い、互いの家や車をまるごと交換する『ホームエクスチェンジ』を行って、2週間のクリスマス休暇を取ることになるという話。
当然のように、訪れた異境の地でそれぞれ新しい出会いを得るというラブコメです。
予想を超える展開はありませんが、気軽に見て楽しめる映画でした。

しかしまあ、家を「明日から」といきなり交換出来るのは凄いです。散らかりまくりのうちでは絶対無理だなあ。
映画では、準備期間も無しで「カギの交換とかはどうやったのか」とか疑問に感じる部分もありますが、あまり細かい部分をつっこむ映画でも無いのでまあいいか。(新聞受けとか植木鉢にカギを隠して置いたとかだと不用心すぎますが、そもそもホームエクスチェンジ自体がとても不用心な事に思えるけど、実際に行われてることなんですねえ)
しかし、『ロンドンって飲酒運転OKなのか?』とは気になりました(^^;
アマンダの運転する車には絶対乗りたくありません(苦笑)
軽く検索してみると、イギリスは飲酒運転に厳しいという話もあれば、ビールならOKという話もありますな。ほほー)

異境の“青い隣の芝”に飛び込んで新しい人達と出会いながら癒され、成長していく女性達を描いた話だと思うのですが、
いい人間関係を築いていって、古い自分の殻も破ってみせるアイリスはともかく、
極端な言い方をすると「イケメンのグラハム(ジュード・ロウ)と出会って寝るだけ」とも言えるアマンダの方は、あれでいーのだろうか、とも思いました。
アマンダが『家族』というものにトラウマを持っている話を出したのだから、グラハムの娘達との交流にもっと重点を置いても良かったのでは、という気もします。

アマンダは、他人に接する際に予防線を張りまくりで自己防衛心が強い女性である事が示されますが(防衛機制と言うのか?)、なかなか自分のペルソナを外せないアマンダは、果たして最後に仮面を外すことが出来るようになったのだろうか、と少し疑問に思えてしまいました。
最後まで見ても、彼らの将来に対する問題点は何も解決してませんし、あの後のアマンダは本当に幸せになれるんですかねえ。
そういうことが気になってしまうのも、こういう映画に『めでたしめでたし』を求めすぎなのかも知れませんけどね。
むしろタイトル通りに『休暇期間中の癒し』だけに焦点を絞った映画と捉えるべきなのかも知れません。

ハリウッドのアイリスサイドでの元映画脚本家のアーサー爺さんのエピソードがいいですね。(あんなに短時間でリハビリができるだろうかとも思うけど、まあよし)
アイリスサイドの描写はアーサーや近所の人々との交流が気持ちいいですが、ラブコメとしては、肝心のマイルズ(ジャック・ブラック)との恋愛描写はやや薄めだったかも知れません。

要するに、
アマンダサイドでは恋愛要素が強すぎでそれ以外の人間関係が絡む余地が足りず、
アイリスサイドでは人間関係描写や女性の成長物語として楽しいものの恋愛要素はちょっと物足りないというわけですが、
しかし、そもそも2組のカップルの話を同時進行するだけでも『詰め込みすぎ』とも言える訳で、個々の描写に踏み込みが足りなくなるのは仕方ない事でしょうね。
アマンダとアイリスをそれぞれ印象的に、対称的に見せる手腕は上手かったと思います。

物足りないと言いつつ、ジャック・ブラックのキャラクターのおいしさ・面白さは健在でした。味のある人だなあ、ホント。

ファンの方には怒られそうですが、キャメロン・ディアスもケイト・ウィンスレットもいい年になってきたなあと思いつつ(すんません)、仕事をバリバリこなすベテランで恋愛遍歴もそれなりに経験を積んできた女性達を演じるにはとても相応しかったとも思えます。

映画予告編制作者のアマンダ絡みのネタや、元映画脚本家アーサーの古い映画ネタ、マイルズの映画音楽ネタなど、様々な形で詰め込まれた『映画ネタ』も楽しかったです。
古い映画はあまり詳しくないので分からない部分も多かったですが(^^;

アメリカとイギリスだったら言葉が通じるから旅行もしやすいかなあと思ったりしました。

ところで、『ラブ・アクチュアリー』といい、なんでクリスマスから時季を外して公開するかなあ。

公式サイト

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2007年4月16日 (月)

週刊少年ジャンプ20号感想

■NARUTO-ナルト-
「んじゃサスケの奴木の葉に帰ってくんだよなァ!」
は楽観的すぎると思いました。

『自分の都合で我が儘通して木の葉の空気悪くして、挙げ句里を抜けて、それで今更どうしろって!!? ホント僕は最低だよ!!!』
『そんなの謝ればいいじゃない!!』
…で済むわけは無いわなあ。

そもそも兄と決着を付けないとどーにもならんでしょうし。

■アイシールド21
『セナは うでをつかうことをおぼえた』

進のトライデントを真っ正面からガードしてた訳じゃなくて、先んじて弾いていた訳ですね。そりゃ普通のガードじゃ腕折れてますよね。なるほど。
先週号を見返しても正面から受けてるように見えるけど、まあそれはそれ。

モン太の猿知恵、もとい根性については、最初からバンプされる覚悟が出来ていれば違いも出るだろうと納得。
最後のヒル魔の“走で行く”はこの試合で久しぶりにヒル魔らしい策が見られて爽快でした。
そろそろ攻勢に出られるのか?

■ONE PIECE
「サイボーグ鋼鉄旅情」の余裕っぷりはナイスでしたが、余裕どころではない展開に。
ルフィまで捕まって、次はルフィもどきのゾンビが出てくるんでしょうか。
やっぱり抜いた影をゾンビに込めたらゾンビが動くようになるとかいう設定なのか?
このまま全員分のゾンビが出てくるんですかねえ。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
10年後の人々が次々出てきそうでちょっと楽しい。状況はシリアスですが。
とりあえず10年後でも京子ちゃんの名字が変わってないのは分かりました。ハルは不明ですが、そっち方面の進展はないのか?
10年後にはリングは廃棄済みだそうで、砕いてしまったならガンダムWのように太陽まで取りに行く訳にはいかないですな。

テニス焼肉の王子様
タカさん、全然元気そうじゃないですか。頑丈な人だなあ。

「立海との決勝は会場の都合上3日後に延びた」んだそうで。
会場はテニスの試合で爆撃を受けたような状態にでもなってるんですかね。
或いはまた照明でも落ちたのかもしれないし、そりゃあ整備に時間もかかるでしょう。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
決戦前のアイテム補充の回。重要性がある話かどうかはさておきRPG的な楽しさはありました。
出世払いで魔具袋を買ってもらったロージーですが、袋自体は形が特殊なだけの普通の袋っぽくてさほど高そうなものとも思えませんが、それでさえ買えないのだなあ。泣けます;;

「エンチューの書」が出てきましたが、必要になるかも知れないから、作っておいたとのこと。
合格者が決まってから発注すれば良さそうなものですが、無駄が多いというか不思議な話です。

エンチューがまた戻ってきて「書がいる事になるかもよ?」は極めて疑問ですが、リオ先生の例もあるから戻ってくるのも有りなんですかね。
『そんなの謝ればいいじゃない!!』
…で済むとも思えないですが;
(エンチュー自身はそんなに悪事をやってないんですかね。既に覚えてません)

■BLEACH
ウルキオラはナンバー4の人でした。えーと、前から分かってましたっけ(読者には)
ナンバー1が誰だか明かされていたか覚えていませんが、自分で「最強」と自称してたノイトラ(長髪眼帯)なんでしょーか。
今一最強キャラらしくないんですが。

■エム×ゼロ
各人の魔法描写がなかなか楽しい。
念珠、もとい「書家の魂」は応用性が高くて便利そうですね。
九澄はかなり本気で絶体絶命ですが、どう挽回するのか楽しみです。(勝つのが前提かい)

■D.Gray-man
ラビはタイムトラベラーか何かなんでしょうか。
「ブックマン」の秘密がやっと明かされるのか?

■銀魂
あああ、マジでどシリアス展開。山崎本当に死んじゃったんですか?
あの状態で生き延びてるというのも、「万一のために人質にして生かしておいてた」でも無ければムリっぽいですが。
沖田は近藤に手を出されて「逆鱗に触れた」のか、最初から裏切ってなかったのかどっちなんでしょう。

■魔人探偵脳噛ネウロ
七光り編決着。
ここまで描いて大丈夫かと思いましたが、
今回で「七光をもらう側の人間の大半は“だからこそ”の苦悩も努力も人一倍」とフォローも入れて一安心でした。(そうか?)

息子以上の豹変をするのではないかと期待…もとい心配した睦月は案外普通の(?)役回りでちょっと意外。

この話は吾代と笹塚を対比させるエピソードかと思ってましたが、2人の『初接触編』として終わったみたいですね。
ちょっと全体的に小粒な話だった気もしますが、大きなエピソードの幕間的な話だったと捉えるべきでしょうか。
とりあえず、石垣刑事の無能さはよく分かりました(笑)

■太臓もて王サーガ
鼻毛抜きを描かれるヒロインも珍しい。
宏海の男らしさが分かる話ですな。たとえ全裸でも。
しゃくはち式の正体は気になります。元ネタの方もねえ。

■恋の神様
読切。
ぶっちゃけ好みです(笑)
序盤でなかなか何を考えているか読めない“彼女”の内心が見えるあたりからが良いですな。

■サムライうさぎ
ゴチャゴチャ考える前にしっかり話せと思いますが、それが出来たら漫画にならんですか。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
ラルの独断で皆に迷惑がかかりまくり。(漁夫の利のガネット除く)
子供3人パーティーよりむしろミオ先生達が心配な気がしないでもありません。

■To LOVEる−とらぶる−
てっきり最終回なのかと思いました。
いい話じゃないですか。ただの微エロ漫画と思っていて悪かったですよ(おぃ)
ララもいろいろ考えてたんですねえ。
これで次回以降に人間関係が次の段階に進展すれば面白そうなんですが、どーなんでしょう。

ザスティンはいつも(オチ的に)おいしいですな。
ところでザスティンも仕事(アシスタント)で忙しいだろうに、ちゃんとまともにデビルーク王に報告が出来てたものですな。
記憶を無くしたザスティンがちゃんとアシに戻れるか心配です。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
む、また最下位位置(ジャガー除く)
とことん低空飛行だなあ;;
「6月に連休がない」ことはドラえもんで覚えたなあと思い出しました。
最後に登場した女性は、えーと顧問とか?

■ピューと吹く!ジャガー
本物だったのか。
サヤカちゃんもこの漫画のキャラらしく染まりましたな。

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2007年4月11日 (水)

週刊少年サンデー19号感想

■メテオド
新連載。面白くなっていくかどうかは今回だけでは何とも言えませんがとりあえず期待。
隕石による災害を「工害」と呼ぶのは違和感があるなあ。

■ハヤテのごとく!
>そういえば僕の生みの親はまだ健在でしたね。
のセリフにハヤテの中での親の存在の軽さがよく分かります。あの親だしなあ。
宇宙人騒ぎは今は亡きナギ母や伊澄の起こした奇跡だか幻だったのか、まあはっきりしないままでいいかと思います。バックステージでも書かれてますが。
お花見シーンでは、普段は割と省略されてるけど彼女等の周りには結構大勢のボディガードやら執事やらがいるのだなあと思いました。

三千院の爺さんは降霊術やら死者の復活やらでもやりたいんでしょうか。ハヤテが受け取ったペンダントにも悪い物が憑いてたみたいですしねえ。

■お茶にごす。
ふるえながらも「茶道が足りてる」部長さんが素敵ですが、話のヒロインは夏帆なんでしょーね。
しかし「茶道が足りる」はナイス表現です。この漫画では「茶道=クンフー」みたいな感じで(主人公に)扱われるのでしょーか

■結界師
人気投票発表。やはり志々尾は強いなあ。

本編は兄貴の複雑な心情が滲み出ていて読み応えがありました。
今回兄貴が口に出した言葉は作戦による虚言には違いないはずですが、どこまでが本心か捉え難いあたりが面白い。
で、良守はなにやら覚醒した様子。「負の感情」とは反対の方向の力なんですかね。
或いはこの場所の主が力を貸したのか?

■金色のガッシュ!!
清麿・ガッシュともに“エンジンがかかった”ようでクリアにもなかなか善戦。
これまで圧倒的な戦力差でどう足掻いても敵わなそうに見えたクリアも、早々に「頑張れば手が届きそうな存在」に落ちてしまった気がするのはちょっと残念な気もしますが、やはり主人公達が熱く活躍してくれるのはいいですね。
その分ブラゴが更に低く見えてしまって可哀想な気もしますけど(^^;

見開きで「どの魔物も消してはいかん者ばかりだ!!」と吼えるガッシュは実に正しく少年漫画の主人公でした。
清麿もアンサートーカーの能力が発動してるんでしょうね。

ガッシュのマントは“消滅”の力にさえ耐えられるようで、丈夫すぎる気もしますけど、単に丈夫と言うよりも「魔法が通じにくい素材」なんですかね。

これまでも気になっていた「この戦いの主催者」について、今回やっとクリアの口から語られて興味深かったですが、結局『謎』なんですね。これはもう、最終回になっても明らかにはならないかも知れませんねえ(^^;

■ダレン・シャン
ダレン、予想以上にエラに善戦。
と言うか、善戦出来すぎな気もしちゃいますが(^^;
ダレンの負けん気の強さはこれまでの展開から考えるとちょっと予想外でした。
外見が変わらないので分かり難いですが、彼も成長してるんですかね。

■クロスゲーム
『東に名前を覚えられる』ことが作品内での優秀な選手のステータスなのですな。
他人(主にコウ)のフォロー役としても優秀だし、東は便利なキャラだなあ(笑)
三木の再登場は嬉しかったです。出来ればプレハブ組で仲間に入って欲しかったですが、
こうなった以上は良いライバルキャラとして試合での再会を果たして欲しいところ。

■うえきの法則プラス
ビャクの「仲間の絆」が足かせのまま終わらなくて良かったですよ。ヘアサロン店長格好いいじゃないですか。
このまま彼達が勝ってくれてもいい気になってきましたが、植木の出番が無いままでは終わらないんだろうなあ。

「髪が固まるのなら毛根からひっこ抜くまで。」のコマの『ヒドイ。』が妙にツボですな(笑)

■MAJOR
やっぱり続くのかー。
そりゃそうですね。

■史上最強の弟子ケンイチ
ジークも新島も本領大発揮でオモシロ男すぎます(笑)、この戦いはジーク・新島・宇喜田・キサラ、それぞれのキャラの魅力を存分に見せてくれるのではないかと期待。

相手チームのターバンの彼は(恋に)頑張ってほしいと思いました。

■イフリート ~断罪の炎人~
ユウは“能力”は凄くても身のこなしは常人並みなのね。技術だけでユウとニナミを圧倒するプロの殺し屋とかも見てみたい気もします。
最後は、やっぱり幸せな終わり方になんてなるわけが無かったですね。ああなるしか無いか。
ハチさんを庇おうとした源三郎さんにお咎めがないかちょっと心配です。

■最強!都立あおい坂高校野球部
マサハルは理屈に固まりすぎですな。
とは言え、どんな球を投げても次回は打たれそうな気もしますけど。まだ4回表だし。ここは「必殺技が破られる」展開ではないかと。

「ここからはバットで語るとしよう」
などと喋る高校生を間近で見れば、審判も「私語は慎め」と言いたくなると思います(笑)
順番は逆ですが。

■MARΩ
なんだか着実に終わりに近づいてる気がしますね。無印アニメが終わったからか?(見てなかったですが)

■GOLDEN★AGE
だから初めから“シナリオ”を作って取材なんかするなっつーの。
まあ、こういう奴が主人公の実力に驚くところが定番的見せ場ではあるのですが。

■あいこら
ブチ切れでサッカー部の沖田達を圧倒するハチベエ。
今回の彼には『あくまーえだクン』の名前が相応しいと思いました。

■絶対可憐チルドレン
バベルの寮に住んでいる超能力少女バベル二世…もといナオミのレポート編。
今回登場のナオミ・奈津子以外の寮のキャラもそのうち登場するのだろうかと思いました。とりあえずテレポーターさんがいますね。

前回のシャワー谷崎といい今回の女装賢木といい、こういうものを描かずにはいられないのだなあ椎名先生は。
その調子でやっちゃってください(笑)

■ブリザードアクセル
前から何となく思ってたけど、セルゲイコーチって結構選手を大事にするいい人だなあ。
人相のせいで人生損してそうだけど。
吹雪は逆転は不可能だそうですが、点数で負けてもガブリエル同等に人々の心を打つ滑りが出来れば決着としては十分な気もします。

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2007年4月10日 (火)

サン・ジャックへの道(映画)

(コリーヌ・セロー監督)

会社社長ながら家庭には問題を抱え、ストレスで薬を手放せない長男、
夫が失業中で家計が肩に掛かった、好戦的な頑固オバサン教師の長女、
飲んだくれの無職で妻からも離縁された次男という3兄弟の母親が亡くなった。
極めて仲の悪い3人だったが、母の遺言により、遺産を相続する為にはフランスからスペインの聖地サンティアゴ(サン・ジャック)までの1500kmの道程を徒歩で約3ヶ月かけて旅する巡礼ツアーに3人揃って参加しなければならない。
そうして宗教心も無ければ美しい風景を楽しむ余裕も無い彼らは総勢9人のツアーとして出発する。
ツアーには、何故か目的地を「メッカ」と思いこんだアラブ系少年や、お気楽なハイキングと勘違いしていた女学生達といった面々が参加していた…


というロードムービーです。
仲の悪い自分勝手な人々や個々の事情を抱えた人々が、旅を通して心を通わせていくという話で、予想を超える展開はないものの、緩やかなユーモアの効いたいい作品でした。
強く印象が残るものでは無いですが気持ちのいい話だったかと。
フランスからスペインにかけての風景が美しいです。あれは行ってみたくなりますねえ。3ヶ月どころか1日の臨時休暇ですらなかなか取れない身が「所詮は映画序盤の長男と変わらない」部分を感じて悲しいですが(^^;
宗教に対してちょっと皮肉とユーモアの効いた視点が印象的で、
また、随所で挟まれる“夢”の描写が独創的で面白かったです。何を象徴しているのか解りかねる箇所もありましたが(^^;

公式サイト

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2007年4月 9日 (月)

週刊少年ジャンプ19号感想

■BLEACH
カラー表紙で十刃勢揃い。…というか九刃?
あと数週早ければアーローニーロも出られたろうに。
カラー2つ目の見開きは、一護の後ろにいる人が誰だか分かりません。石田?

本編では一護とウルキオラが接触。
戦おうとしてくれない一護に構ってもらおうと必死になっていると考えると案外可愛いかも知れず。そもそも織姫に対しても“かまってちゃん”だったしな。

一護は、「最初から必殺技を出したら負けるの法則」が発動すると思います。

■銀魂
堕ちまくる土方とシリアス展開の落差が凄いですな;
この漫画だと刺された山崎が本当に死亡という展開も無いとは言い切れなくて恐いです。

■ONE PIECE
アブ様は結婚おめでとうございます。…と思ったら未遂か。
まあ、婚姻届に押印しても役所に届けるまでは大丈夫ですよ。この世界でどこの役所に届けるやら謎だけど。
しかしローラを止めようとしてナミの写真を見せるのは「ナミを襲え」と言ってるのと同義語だと分からんのでしょうか(笑)

どうぶつ(ゾンビ)の庭には可愛いんだか可愛くないんだか分からん動物たちがいっぱいで嬉しくねー(^^;
パンダマンが混じってても全く違和感が無さそうな面々ですが、えーと、いないですよね?

最後は … … …
サンジーーーーーーーー!!!???
割と不幸体質だとは思ってましたが、こんなことになるとは;;;
元に戻るんでしょうね?
或いは、“サンジの影を取ってゾンビにサンジの影を入れた”とかなんでしょーか。
だとしたら、サムライ・リューマとブルックの関係も説明が付きそうだけど。
次はゾロ風のゾンビも登場しちゃうのか?

■家庭教師ヒットマンREBORN!
山本がすっかり頼もしい。さすがにもうマフィアの事もちゃんと理解してるんですねえ。
リボーンと再開できて久々に以前のノリが戻ってきた感じですな。
ここが「9年と10ヶ月」しか経ってない世界だとすると、リング争奪戦で10年後・20年後から呼び出されたランボはこの世界より後から来た事になるんでしょーか。
とりあえず、この世界のランボと会うことが出来れば、10年バズーカに関する謎は解けるんですかね。

■アイシールド21
阿含との戦いを思い出して積極的な防御に目覚めたという事でしょうか。
過去のライバルとの戦いを通しの進化はこれまでも何度も描かれてきた定番ながらの熱い展開ですが、
しかしセナの細腕で進のトライデントタックルを受けて骨折しないだろうかと心配にもなります(^^;

■エム×ゼロ
女子同士のバトルは終了。なかなか見応えがありました。
愛花達の転がり攻撃は下手すれば自分も怪我しそうですが(^^;
次は観月が相手のようですが、「敵なの!?味方なの!?」と言われても敵に決まってるわけで、
命懸けの戦いならともかく、ゲームでどちらかが手加減とかされても白けるので普通に戦って欲しいところです。

■アスクレピオス
カインの人ですか。また絵が変わったような。
「切り裂き魔」との名前でてっきりバトル物になるのかと思えば、意外ながらも上手い落とし所で面白かったです。
連載には向くかどうか分かりませんが。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
またマグロの話。調べたネタが余ってるんでしょうか。
「店のベスト3に入る食通の客」ですが、自分の舌で本物かどうかの判別が出来ないのなら、どこのマグロを食べても一緒なんじゃないですかね。
ヘリでマグロ漁というネタは面白かったです。10mのマグロなんて“主”みたいなモノは釣らない方がいいんじゃなかろーかと思いましたが(^^;

■サムライうさぎ
千代吉って12歳なんでしたっけ?
それくらいならこの短絡思考っぷりも分からないではない…のか?
このエピソードが始まったときはどんな話になるのやらと思いましたが、変に宗教的な話になったりバトル物になったりしなくて良かったです。このまま人情路線で進んで欲しいところ。
加代姉はいいキャラでしたが、当分再登場は無いでしょうか。
最後の「バカー」がまた興味を引くヒキですが、次は兄貴絡みの話なんですかね。

■To LOVEる−とらぶる−
パパか!?
流石に予想しなかった。

■魔人探偵脳噛ネウロ
本当に息子かーーーーーー!?
ああ、ヤバイヤバイ、某所からクレームが付かないかとても心配です(笑)
しかも魚って、某所の次回作は金魚でしたっけー;;(パクリ疑惑まで出てますが)
しかし、最後の見開きの主張はこの漫画にしてはちょっと露骨過ぎというか、そのまんますぎて、らしくないと思いました。
むしろ「絶望先生」のテリトリーという気が。

スペランカー先生を高いところにお連れするのは殆ど殺人未遂です。ヤバイですよ(笑)

■テニスの王子様
タイトルの出方の無意味なかっこよさは何ですか?(笑)

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
なんだかダークサイドに落ちてるなあ。

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
おお、かなり位置が上がっている。一安心してもいいのか?

考えすぎて雁字搦めになるタイプの人間にとってヒロムの真っ直ぐさは救いだなあ。物事を見抜く目の良さといい、実にいい主人公です。
いい話でした。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
救われなねー。
しかし、弟でかっ!

■太臓もて王サーガ
計ってる最中で気づけ!(笑)

■ピューと吹く!ジャガー
ラスト1ページの勢いが素晴らしかった。素晴らしく共感出来ました!

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2007年4月 4日 (水)

週刊少年サンデー18号感想

年度末は乗り切ったものの全く仕事が楽になりません。
たーすーけーてー
故に今回も短縮モード。

■お茶にごす。
久々の西森先生の新連載。
不良と異世界とか元男(?)美少女とか武士とか、様々な「異種格闘」的な組み合わせを描いてきた西森氏ですが、今回は「不良(?)と茶道」ですか。
まともな茶道が描かれるのかどうかは分かりませんが、どんな化学反応を見せてくれるか楽しみです。

■ハヤテのごとく!
前回「ほしのこえ」ネタで感想を書いたら今回のタイトルもばっちし「ほしのこえ」
引き裂かれた2人…と思ったらあっさり追いついてしまうのがこの漫画らしいです。
ナギ母はそんなにハヤテにもナギにも似てると思いませんでしたが、まあいーか(笑)
次回は割と大事なエピソードになりそうな感じ?

桂先生がUFOに忘れ去られていないか(一応)心配です。

■結界師
兄ちゃんがかつて無いほどの大ピンチ。
いつもなら良守の潜在能力が目覚めるところですが、烏森を離れた地ではそれも無理そうで、本気でピンチっぽいです。
このエピソードが始まった時点ではこれほど深刻な状況になるとは予想もしませんでしたが、案外本当にターニングポイントなのかも?

無道の目的は、やはり兄ちゃんが聞いても「訳が分からん」ものなんですな。そりゃそうか。

■ダレン・シャン
表紙のハーキャットがなんだか野球ボールみたいに見えてきました。
バンパイアは羊や牛や豚も食うそうで、コウモリばかりって訳じゃないのね。
“最強の女戦士”と勝負することになったダレンですが、正直今のダレンが勝てるとも思えないんですが、さて?

■金色のガッシュ!!
ここでアシュロンが退場する可能性も本当にありそうに思えてきました。
アシュロンを失った上で、クリアにまるで刃が立たなかった強敵にガッシュやブラゴが立ち向かうという展開になればなかなか熱そうですが、
現時点では多少ガッシュ達がレベルアップしても全く勝ち目が無さそうなのが辛いところ。
ティオやウマゴン達が加わってもあまり変わらないだろうし。

■イフリート ~断罪の炎人~
元咎人会員からの依頼ということで、何か裏があるのだろうかともちょっと考えましたが、
どうやら依頼内容に裏は無さそうな様子。
ただ、今度の犯人は今までのようにあっさりと殺せる相手では無いようです。
今までユウくんを手こずらせたのはロボットくらいだったと思いますが、今度は“バトル”が見られるんでしょうか?

■史上最強の弟子ケンイチ
一度は棄権を考えながら、無謀を誰よりも悟りながらも戦いの舞台に立とうとする新島が格好いいじゃないですか。
そんな新島の元に救世主が現れてくれそうですが、
しかし、ジークの独壇場となる前に、「新島の活躍」は無理でも「宇喜田」の活躍は出来れば見たいなあ。

■クロスゲーム
む、中西の相手はマネージャーでは無かったですか。
一葉姉ちゃんが大人ですな。

■うえきの法則プラス
仲間意識に目覚めた事が逆に足を引っ張るとは、皮肉な展開だなあ。
ビャクに割と手こずったハピネスの人は「無敵オーラ」は大分減少しましたな。

■GOLDEN★AGE
前回で東神学園の秘密兵器の存在には気付かないまま帰ってしまったかもめ中でしたが、
とりあえず「後半に11点を叩きだした謎のエースがいる」情報だけは入手出来た模様。(小波ちゃんが忘れずに伝えれば)
それだけでも知っていれば、まるで情報が無い場合よりはマシかも知れません。

近江を認めだした一色の態度に気持ちよさを感じつつも、
店長も人気のある靴なら複数仕入れるなりしておけば良かろうにとか、どーでもいい事が気になったりして(笑)
そんなに手に入りにくい代物なのだろうか。
ところで、近江と一色って靴のサイズ同じなんですね。背格好は大分違って見えるけど。

■最強!都立あおい坂高校野球部
有坂のヒール顔がなんかいいなあ。

■絶対可憐チルドレン
読み終わった時点でナオミよりも谷崎のシャワーシーンが印象に残ってるのは何故だ(笑)
担当に恵まれたチルドレンよりナオミの方がパンドラに寝返る危険性が高いのでは無かろうか(笑)

■MARΩ
よいラブコメ分でした。
ラブコメは恋心を自覚するところがある意味一番の盛り上がり所だなあ。

■RANGEMAN
よいラブコメ分でした。
ラブコメは恋心を自覚するところがある意味一番の盛り上がり所だなあ。(リフレイン)
殴ったり引っ張ったりする風香が実にいい。

■ブリザードアクセル
全身血だらけスケーティング。
氷が赤く染まる情景は恐ろしいと言うか…、かき氷イチゴ味風とか思ったら駄目駄目ですね。反省。
次回、あまりスプラッタな情景は見たくないですが;;;

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2007年4月 3日 (火)

蟲師(映画)

(大友克洋監督)

“生命の原生体に近いもの達”である「蟲」と人々の関わり合いを描いた、昨年にはアニメ化もされた漆原友紀氏の漫画の実写映画化作品です。

で、自分は原作ファンですが、…映画は辛かったですね。
『原作と違う』云々以前に映画として退屈で意味不明で辛かったです;
映画の日で1000円で見られて良かったと思いました。いや、1000円でもきついかと;

あまりに説明不足で『監督の世界』すぎて、
原作を知らない人にとってはイマイチ意味が分からず、
原作を知っている人にとってすら独自展開すぎて意味が分からないばかりか、ファンであればある程に腹が立つか脱力する映画なのではないかと思いました。
自分の場合は「ポカーン」としましたが、一緒に行った妻も「ポカーン」としておりました(苦笑)
あくまで私感ですが、この映画を楽しめるのは大友監督の“ビジュアル”のファンか、出演俳優のファンくらいかも知れないと思いました。実際は分かりませんが。

まあ、監督が大友克洋氏ということで、原作の雰囲気や展開がそのまま再現されるとはカケラも思っていませんでしたけどね。
『人々の心情や人生を、無情さの中にも優しさを込めて淡々と描いた』原作の漆原友紀氏の柔らかな作風に対して、
『超絶的に細かいディテール描写と圧倒的な絵の迫力で話を大局的に押し進めて、「個人の心情」はそれほど重視しない』大友氏の無機質な作風とでは、創作者としての資質や方向性が真逆だと思いますので。(どっちが良い悪いという事ではありません)

原作は漫画ファンにとってはそれなりに有名だと思いますが、一般的な知名度は低いと思いますので分かりやすく例えようとすると…
…えーと、「寄生獣の作者がドラえもんを実写で撮る」とか「北斗の拳の作者が少女漫画を描く」とかぐらいの資質の合わなさなのではないかと。
あまり上手い例えじゃないですが(^^;

と、見る前に一応覚悟はしていたはずなのですが、覚悟以上に“独りよがり”な映画になりすぎてしまっていたかと。
これに比べれば「スチームボーイ」の方がまだ観客の方を向いていた気もします。

なお、私は大友克洋氏については、
漫画家としてはともかく、正直映画制作者としてはあまり評価していませんので念の為。
「スプリガン」も「メトロポリス」も「スチームボーイ」も映像はともかく話はどれもイマイチでしたし。(まあ、スプリガンは監修でメトロポリスは脚本なんですけど)
大友氏には漫画家に戻るにせよ映画を作るにせよ、次は是非「オリジナル」で勝負して欲しいと切に思います。

映像は綺麗で「漫画原作実写映画」にありがちな「画面の安っぽさ」こそ少ないですが、
しかし、大友氏の漫画やアニメに比べれば「大友氏でなければ作れない」という独自性は感じませんでした。
やっぱり実写よりアニメの方が合ってるんじゃないですかねえ…
脚本は他の人に任せて欲しい気もしますが。(今回脚本も大友氏)

さて、映画にストーリーついては、
一話完結の短編である原作のエピソードを組み合わせて一本の映画を構成するというスタイでした。最近では映画版「どろろ」が近いスタイルだったかと。
原作が短編だから仕方ないですが、こういうやり方って映画として「一本の筋」が通しにくくてイマイチだと思うんですけどね。
そもそも長編の「映画」に向いてる原作では無いんですよ;

エピソードとしては「柔らかい角(真火の話)」「筆の海(淡幽の話)」「雨がくる虹がたつ(虹郎の話)」「眇の魚(ぬいの話)」という4つの話を選り抜いています。
「柔らかい角」を導入部として“蟲師”がどういう仕事かを紹介して、他の3編をベースに組み合わせて一本の話としているのですが、
ぶっちゃけ最初の「柔らかい角」以後は『原作をぶつ切りでベースにしただけ』の、ほぼオリジナル展開に突入します。
ここで話や人間関係を理解させる為に必要な事項の説明をすっとばしまくった上でオリジナル展開を加えた為に、基本的な事項が非情に理解し難くなってしまってる訳ですね;
そして最後には超展開で原作読者の理解すら拒むという。
原作と話が変わっても構わないんですが、映画としての筋は最低通して欲しいところです。

以下は感想というより原作ファンとしての愚痴で。
・人にとって良いものでも悪いものでもない“奇妙な隣人”であるはずの「蟲」が、映画ではほぼ「害を為す存在」として描かれていて一面的だなあと思いました。マシだったのは「虹蛇」の扱いくらいか?
・蟲の描写がほとんど「ホラー的」なんですよね。音楽の使い方とかもほとんどホラー映画。
・原作で感動的に終わったはずの出来事の“その後”を無理矢理作ってしまっていて、なおかつおどろおどろしい奇怪な扱いをしてしまっているのが非情に嫌悪感を感じました。「ぬい」の扱いの酷いこと。これには大事な物を汚された気分になりました。
・「淡幽とギンコの繋がり」も、何故に淡幽がギンコに惹かれているかの部分が描かれていないのが何とも残念。
・虹郎の出番がやたらめったら長いのは、単に「力仕事要員」が必要だったんでしょうか?、その力仕事が発生する理由も説得力が無いんですけどねー。
・出番が長いはずの虹郎ですが、彼が何故虹に拘るかも、その解決も満足には描かれていません。何のために登場させたんだろう。
・最初の「柔らかい角」のエピソードにしても、原作であった母親との絆といった要素は切り捨てられ、即物的にギンコが変異を解決するだけ。「蟲師」という仕事の紹介編としてはそれだけで十分だと判断したんですかねえ。
・ところで真火って女の子だっけ? 原作で「おれ」と言ってるのも、実は「ボクっ娘」みたいなものなのか? 知らなかった!(笑)

とりあえず、俳優については悪くはなかったと思います。
オダギリジョー氏のギンコは、どうもビジュアルが鬼太郎っぽいとは思いましたけど(笑)
淡幽役の蒼井優も、原作とのイメージは違いますが綺麗でしたし。

本作といい「ジョジョ」といい、『原作もこんなものかと思われてはやりきれない原作付き映画』が続きますね。
原作ファンにとっては受難の年でしょうか。
まあ、去年は去年で大物の「ゲド戦記」とか、「笑う大天使」とかありましたけどね。

公式サイト

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2007年4月 2日 (月)

週刊少年ジャンプ18号感想

■ONE PIECE
ブルックと同じ笑い声の「ヨホホ」の人はサムライだそうで。
ブルックと何らかの関係がありそうだけど、ブルックと「サムライ」と言うのが今一イメージが繋がらなくて、ますます謎が深まります。

行方不明になっても「サンジはいいか」ですまされるサンジが可哀想というか、まー信頼されてるのでしょう。サンジと言えば単独行動だし。

将軍ゾンビとやらがわらわら出来てましたが、あまり時間をかけずに倒されていって欲しいなあ。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
わざと罠にかかった可能性もあるかと思ったら、本当に引っかかってたんですね。
しかし、敗北を糧に成長というのも少年漫画の王道です。最後のページとか妙に線が太いし。
ガネットは口は悪くても結構いい奴のような気が。

■To LOVEる−とらぶる−
やっぱりバレてもこんなもんか(笑)

■サムライうさぎ
結局少年漫画としては戦いで決着になってしまうんですかね?
話の方向性も含めて、次回を見ないとなんとも言えないなあ。
ところで脈絡のない脱衣はテコ入れなんでしょうか。
面のヒゲは…もしかして大事な伏線なんですか?

■アイシールド21
セナ&モン太のダブルタッチダウン。
一瞬「このプレイでセナは貢献してたっけ?」と思ってしまいました。先週ラストで協力して押し込んでたのね。すまん(・ω・;)
「肩を組む進」は見られませんでしたが、進も気持ち的には肩を組んだと思われるので良かったです(笑)
最後の混戦っぷりが迫力です。

■BLEACH
アーロニーロの敗北に色々反応する破面の人達。
ぶっちゃけまだ全然顔も覚えてない人達ばかりなのでどう反応すればいいのやらという気もしましたが、スタークの人の反応は妙に意味深げです。
まあ、意味深な描写だけして以後放置というパターンはそもそもこの漫画では多いわけですが。
一護の元には破面の中でも重要キャラらしいウルキオラが登場。そろそろ話にも動きがあるんでしょうか。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
やられたと見せかけて美味しいところを持って行くパケロがエンターテイナーだと思いました。

■D.Gray-man
ロードの能力は精神攻撃っぽい様子。雰囲気的にはラビの勝ち目が見えません。
「ブックマン」という重要そうな伏線を背負っているからして、ここでラビが死ぬとも思いにくいですが。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
10年後の世界はリングやら匣やらのアイテム使い方が鍵になる様子。
なんだか、カードゲームとかが作り易そうな設定ですね(笑)
「力より相性」が大事らしいところも。

ツナのポカでピンチというところで10年後の山本登場。
獄寺の10年後と比べても、元の山本とあまり変わってない気がします。少し背が伸びたくらい?
元々はマフィアのこともロクに理解してなかったはずですが、もうすっかりマフィア稼業の人になっちゃってるんですかねえ(^^;

■銀魂
やはりまだ妖刀の支配は続いていましたか。まあ、のろいのアイテムが簡単に手放せるような物ならシャナクの呪文なんていらないですな。
いつも以上にギャグだかシリアスだか分からない展開だ(^^;

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
猿マラソン。着ぐるみネタも結構多いですね。
着ぐるみで階段の登り降りでは10倍どころじゃないほどハードな気がします;
しかしほとんどテロですなこれは。

■魔人探偵脳噛ネウロ
弥子に下剤が効くのだろうかと思いました。胃腸は果てしなく丈夫そうだし。

で、事件の方ですが、
「兄は凡庸な人」なのかー、そうかー(苦笑)
これでもし醍醐が犯人だったら大変なことになりそうですな;;;
孫娘の方も順調に怪しさを増してはいますが。
来週くらいには解決してしまいそうですが、「吾代と笹塚さん」との絡みをもっときっちり描きそうな気もするので後2週くらいはかかるかも?
「あいつ(笹塚)はやばすぎる」のコマの絵が説得力があって素晴らしい(笑)

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
やる気に燃えるヒロム…はいいのですが、オーバーワークは身体を壊す元だと岩熊も証明してしまっているのだから、休む時はきっちり休んで欲しい所です(^^;
乙女ちゃんはよくヒロムの事を見てますね。ちゃんとトキメいているあたりが名前に偽り無しでいい感じです。

掲載位置は低空飛行ながら巻末(ジャガー除く)は脱出。(代わりに太臓が;;)
なんとか生き延びてくれるのでしょうか?

■太臓もて王サーガ
学校に入ると言っていた陽子と一緒にアイドルの萌えも新入生として登場ですか。
間界人の男も加えて新キャラを強化してきましたね。
矢射子達が卒業して漫画の行き先がどうなるかと思いましたが、まだまだ話は続けられそうな様子。掲載位置は不安ですが;;

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