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2007年5月30日 (水)

週刊少年サンデー26号感想

■イフリート ~断罪の炎人~
次回で殺しの現場で警部と鉢合わせする展開になるんですかね。
ターゲットと一緒に真嶋警部まで死んでシリーズ完結…とは思いませんが、
ユウ達の正体がバレるという展開も“早すぎる”気もしますし、
「顔はバレないけど警部がユウを怪しむきっかけが出来て終了」って所が無難でしょうか。
とりあえず、ユウ達は“仕事”の際に顔を隠すとか考えるべきだと思います。

■結界師
時折思い出される志々尾の描写が切ないなあ…
閃達が「良守達の」監視役として転入とは、
弟と少し仲良くなったんじゃなかったんですか兄貴―
まあ、前回のエピソードで主にされた、良守に関する忠告のことを考えてるんですかね。

細波さんは「少しくらいの制裁」で済むと考えていたなら甘いと思います。本人も甘かったと言ってるけど。

■金色のガッシュ!!
あっという間に時間が過ぎ、特訓に励む皆ですが、
やっぱり増長してしまったキャンチョメはロクに特訓もしていないようで。
紙粘土の件は特訓という訳じゃないだろうなあ(^^;
久々に登場のパピーも相変わらずの様子。
とりあえず「最後の一人になるまで隠れている」という発想自体は分かる事は分かります。
「残りの魔物全員で協力してクリアを倒す」と言ってた清麿もパピーには結局声をかけていなかったようで、もしかしたら忘れてたんですかね(笑)

さて、次はキャンチョメ(とパピー)がゴームに襲われて“目を覚まさざるを得ない”展開になるのでしょうか?
何の苦もなくキャンチョメがゴームに勝ってしまう展開だけはかんべんな。

学校の日常描写はもうやらないんですかね。ちょっと寂しい。

■ダレン・シャン
「針の道」は見るからに痛そうな試練でした。ひー
熱心に和平を解き、ダレンのことも本当に気遣っているカーダがいい奴です。最初は「実は裏切り者」なキャラかと怪しみましたけど(笑)

■メテオド
リンの言うことはまあ正論ではある。
それはさておきカエルは可愛いんじゃないでしょうか。

■史上最強の弟子ケンイチ
猫だ、お前は猫になるんだ!

■ハヤテのごとく!
こっちのカエルはあまり可愛くないなあ。
前回に続いて意味が少なめの回だったかと。(今後の伏線はあったけど)

■お茶にごす。
まークンは悪魔と言うより善悪の概念に欠けているんですかね。素直なことは素直なんだ。
あの“火付け”を見て、むしろまークンに傾倒し始めている(?)夏帆が面白い。あくまで端から見ている分にはですが。

ところで不良くん達は『君子危うきに近寄らず』という言葉を知らないんでしょうか?
…知らないかもなあ。

■絶対可憐チルドレン
葵は成長してないんですかね(笑)
皆本の元彼女の人は幽霊付きだとか二重人格だとかだったりするんでしょうか。紫穂が勝てなさそうなキャラとは珍しい。

■最強!都立あおい坂高校野球部
現在4対0で勝ってたのがこれで同点になるわけですか。
せっかくのライバル対決なんだからそれくらい強敵でないとつまらないですからねえ。

■GOLDEN★AGE
残り前半で近江が一色を抑えられるようになったところで、東神が秘密兵器を投入というところでしょうか。

■RANGEMAN
とりあえず名前は別の適当な偽名を使えばいいんじゃないでしょうか。
風香の内心はやはり面白すぎる。

■うえきの法則プラス
出て来たときから“曰く付きの品”という感じだったモップの秘密が語られましたが、
本当に“無意味なガラクタ”なんですかねえ。
「無意味な代物で大事を為す」も「無意味に見えて実は秘密の力があった」もどっちもありそうなんですが。

プラスの人はどうもラスボスとしての“格”を感じないなあ。

■アーティスト・アクロ
読み切り。
絵柄も話も表現もなかなか独特で面白いです。
最後がちょっと尻切れトンボにも感じますが、連載にも向きそうな話なので今後に期待です。

■MARΩ
ゲルダの目覚めと共にクライマックスでしょうか。本当に正ヒロイン扱いだなあ。

■ブリザードアクセル
「俺より強い奴に会いに行く」
実に正しい少年漫画だったのだなあ。
ところで雷造さんはセリフの説明だけですまされるのか。哀れだ(^^;
花音の分身の術は確かに凄かったです。

そして一気に四年後に。
最後に時間を飛ばすのが好きだなあ、ばっちょ先生は(笑)
金メダルを「2個」ってのは、シングルとペアでそれぞれって事でしょうかね。

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2007年5月28日 (月)

週刊少年ジャンプ26号感想

■ONE PIECE
3人組がDr.ホグバックの“蘇生”の秘密を知ったり、
チョッパーがウソップの“武器”を見てそげキングの機密に気付きそうになったり(?)、
エロ、いやアブサロムの能力が“他人まで透明に出来る”事が分かったりと、
大小様々な情報が明かされていく回でした。
ゾンビ達の弱点が“塩”だという情報も共有化されて、次回からはいよいよルフィ一行の反撃がはじまるのでしょうか。

自らも医者であり、Dr.ホグバックを尊敬していたチョッパーが“蘇生”のからくりを知って怒るのは当然でしょうね。
これでチョッパーとホグバックの因縁が成立したと言っていいでしょうか。
ホグバックと決着を付けるのはチョッパーの役回りになるのか?
(ホグバックが戦闘するキャラかどうか分かりませんが、バトル以外でも何らかの形で対決するのではないかと)

ウソップ達を“弟分”と言うフランキーが実に格好いいアニキです。
一番の新参者のはずなんですが、つくづく“アニキ体質”なんだなあ。

■NARUTO-ナルト-
犬の背中のへのへのもへじが気が抜けるような和むような。

■BLEACH
気持ち悪い回復薬ですなあ。「やくそう」や「ポーション」があんな姿だったら…それはそれで楽しいかも知れず。
ザエルアポロとの戦いはまだ続けるんですか。正直こんな所で時間をかけてくれなくてもいいと思う。

で、グリムジョーは一護を直しに来たんですか?

■銀魂
伊東はやはりこの場で死ぬしかないんですかねえ。
次回こそ決着か?
山崎の生死がずっと気になってるんですが。

■To LOVEる−とらぶる−
「センパイのおかげで心に決着がついたっス」と言いつつ「また(リトに)お願いしまっス」とかほざく後輩くんの依存心バリバリっぷりがちょっと不快。

■アイシールド21
最後はパスかデビルバットダイブか?
この流れだとパスになりそうな気もしますが、さて?

ところで「残り1センチ」の場合、どこから最後のプレイを始めることになるんでしょう。本当に「あと1センチ」押し込むだけでいいならダイブの方が確実そうな気もしますが。

■魔人探偵脳噛ネウロ
飛行機に毒ガスをしかけて自分はどう逃げるのだろうと思ってましたが、落とすのは「帰りの便」でしたか。なるほど。
Xはアイ(イミナ)をスカウトにでも来たのかと思いましたが、「中身を見に」来たのでしたか。こうやって世界中の人の中身に飛び回ってたわけですか。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
ラル・ミルチによる指導を受けることに。
さすがに彼女まで「10年前」と入れ替わりはしないでしょうし適任かと。
ラル・ミルチの回想や写真で出てくる「大人(?)に成長しているコロネロ」は果たして「この10年間の間」のものなんですかね?
ラル・ミルチがコロネロを育てたと言うことは「10年より前」の写真(回想)という可能性もあるのか?

■D.Gray-man
ラビによる過去回想だったり悪夢だったり。
葬儀中の場面は2年くらい前ってことですかね。アレンが教団に来る前でしょうな。
昔から人死にが出まくってたんだなあ;

■瞳のカトブレパス
カトブレパスがアフリカの幻獣でアラクネがギリシャ神話の娘ですか。
その設定でなんで“K都”なんだろ。

アニメについては「録画しろよ」と思いました。
“テレビの時間”を止めても番組までは止められないですかね、やっぱり;

■サムライうさぎ
松山は切腹から逃げて指名手配だそうで、命が軽い時代だなあ;

兄貴はちゃんと助け出されていたようで良かったです。
ナナ菜は「やくそう」にもなるとは。ドラクエの「やくそう」もこうやって使ってたんですかねえ(笑)(ポップはやくそうを“食べて”ましたが)

次はいよいよマロの話のようで、結構いいところのお坊ちゃんだったりするんでしょうか。

ところで借金は?

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
“型”で悩むヒロム。
憧れの人とやり方を合わせたいと言うのも分からないではありませんが、自分に合ったやり方を選ぶべきだと思いますけどね。
で、「小さくても強いカットガール」がアキラというわけですね。
身体が小さくてもやりようがあると言うことか?

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
決着はついたようですが、なかなかにエグイ展開だこと。
これで三兄弟は救われることになるんですかねえ…

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
ラーメン缶って既に出てますけどね。しかも最近。
二重蓋構造ではないようですが。

分かっていて描いたならそう書くだろうし、偶然なんですかね。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
「(姿が変わっても)俺は心がある人間
心を捨てたおまえこそが人間じゃない」
…なんだ、分かってるじゃないですか。
そんなラルの姿を見て自分も特殊融合を決意するガネットが熱いですな。

■エム×ゼロ
ちゃんと誤解が解けてよかったですねえ。
主人公が誤解されたままの展開はストレスが溜まりますから。

■ピューと吹く!ジャガー
じ、実写かーーー!?
期待出来ないような出来ないようなちょっと見てみたいような。うーむ。

敗者復活祭は、とりあえずアレクサンドロシェフチェンコビッチ郎に一票。(絶対ない)

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2007年5月25日 (金)

今月のスティール・ボール・ラン

『新妻ルーシーの大統領宅どきどき潜入レポート・圧迫祭り』だったはずが一転して血飛沫飛びまくる惨劇に。ここまで血みどろの世界になるとは誰が予想したでしょうか;
「11人いる!」との戦いといい、バイオレンス率が上がってますよね。第3部の頃には考えられなかった世界です。
非戦闘要員のルーシーの流血っぷりでも驚きましたが、ホットパンツ戦もなかなか緊迫感があった世界でした。
なにしろ、これまでにも結構重要なサブキャラかと思われたマウンテン・ティムやサンドマンがあっさり死んで来た世界ですからね。
ジャイロ&ジョニィをも含めて誰が死んでもおかしくない世界です。

最後にはルーシーが更に追い詰められた世界になってしまいました。ぶっちゃけ少年誌では描けないような世界も心配もしてしまいます;
青年誌だからマジでヤバイ世界か;;;

全ての罪を被ったホットパンツですが、自分の名前を出させてしまうのはパンツ本人だけでなく彼女の雇い主にとっても不味い世界になりそうに思えます。
少なくとも「レースへの復帰」はもう出来ないでしょうし、「国際的犯罪者」として扱われかねない世界かも。

ところで、大統領邸にあっさり来てしまうホットパンツですが、レース行程との位置関係はどうなってる世界なんでしょう;

なかなかいいキャラだったマイク・Oさんの世界の終焉がちょっと残念な世界です。

http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC

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2007年5月23日 (水)

週刊少年サンデー25号感想

※後から追記
このサンデー感想を上げたのは水曜夜なのですが、
どうも私のミスでトップページの更新略歴では水曜朝の時点で「サンデー感想」を更新したことになっていたようです。
(確かにそうなっていたかどうかは既に確認出来ないのですが)
感想更新の前に来られた方がおられましたら申し訳ありません。

■ハヤテのごとく!
表紙は言われてみれば確かに微妙に恥ずかしいような気がしないでもありません。
平気で電車で読んでましたけど(・e・)

今回の本編については、えーと、
とても無駄な回だったと思います。いい意味で!(フォロー)
“むかし三千院家で飼っていたラッキー”は果たして今後の伏線だったりするのか?
…違うような気もするなあ。
ワタルが動画研究会部長なのはレンタルビデオ屋だからですかね。

■金色のガッシュ!!
ガッシュはデュフォーに『頭で指に何か』されてないんですかね?
てっきり「前回の話の前夜」あたりでやってるのかと思ってたけど、今回デュフォーが「ティオ達4人の頭をさわった」としか言ってないのでちょっと気になりました。

「頭悪いな頭悪いな」と、思わぬ性格の悪さ(と言うか無神経さ)が露見したデュフォーですが、それは「こいつも変わったんだ」だからなのか、それ以前からなのか気になります(笑)
どちみちいい方向に変わってるとは思いますが~
今のデュフォーは案外シェリーともいいコンビに見えます。

キャンチョメはおっそろしい程に強い力に目覚めたようですが、
「力を持つと変わってしまうものもある」ってのは『増長してしまう』って事なんでしょうね。
キャンチョメは分かりやすく増長してくれそうだ(^^;

■結界師
先週こいんさんの感想を読むまで気付いてませんでしたが、
閃とNo.3の細波はよく似てるのですな。特に目が。
本当に親戚か何かなのかも知れません。

今回は愁いを含んだ人妻の秘めたる悩みがツボでした。

裏切りがバレている事も承知していた細波さんも、ここまで正守の怒りが深いとは思っていなかったんでしょうか。
ただクビになれば済むと思っていたのであれば、人の心を読むのを得意としている人間としてはいささか甘すぎる気もします。いくら正守が「全く読めねぇ奴」なのだとしても。
正守の丁寧な口調の恐いことよ。

■お茶にごす。
さっそく消火器をもって駆けつけてる山田がさすがよく分かってらっしゃる。
とりあえず北沼には全く同情しませんが、
しかしさすがにかなりの大事ではないかなあ;;

■MAJOR
「スピードは速くないのに打てそうな雰囲気がない」ってのはアレですね、
『凄み』や『覇気』とでも言うしかないですな。

■GOLDEN★AGE
一色の格と好感度が鰻登り。ライバルが手強く魅力的なのはいい事です。
唯の言う、一色を止める「誰か」とは誰を想定してるのか?
“一色に相対する人物”と言うのなら近江なんだけど、さて?

■史上最強の弟子ケンイチ
カポエイラリーダーが実に冷静沈着。面白みは無いキャラですが。

■ダレン・シャン
顔に手を当てるのは応援のポーズだったのですね。荒木っぽいポーズという訳ではなかったのか(おぃ)
水の迷路は何とか突破。ダレンも成長してるのですな。

■うえきの法則プラス
「早いもんじゃのう、繁華界を旅立ってからもう三ヶ月か」
「ああ、こうして生きてメガサイトに辿り着けるとは思いもしなかったぜ」

な、なにこの超光速展開――――――――――――――――!!!???
この漫画も“巻き”が入っちゃってるんですかね?
無理矢理な「ハピネス四枚刃編 完」は笑っちゃいましたけども。

プラスの目的は「全ての世界の人々に自分一人を“大切な者”にすること」だった!!
… 絶句するようなアホな目的だ。

ところで森はどうしたのやら。
このプラスもどこかもフェイク使いのボスみたいに
『森は私の物だ… 返せぇ!!』とか、情けないことをほざいてくれる事になるんでしょうか。

■イフリート ~断罪の炎人~
新キャラの警部の人は本当にいい人の様子。
裏の顔を持つキャラが多いこの漫画ではまだ油断は出来ませんが、ユウ達とイデオロギーのぶつかり合いをさせるのなら、警部は呆れるほどに真っ直ぐな“正義の人”であるべきなのでしょうな。

今回人質親子をかばってナイフをつかみ取りしたユウ君は、興奮してナイフを熱で溶かしちゃって警部に目を付けられたりするんでしょうか?

■ワイルドライフ
えらくケバくなったなあ;

■最強!都立あおい坂高校野球部
コーちんとの直接対決の中でキタローが一皮むけちゃう展開でしょうか。

■絶対可憐チルドレン
見えてなかったとは!!
さすがにこの展開は読めませんでした。しかも最後まで気付かないままだし。

兵部と一緒に何故紫穂までテレポートなのか、と思いきや、
濡れ紫穂が実に可愛かったじゃないですか。葵ちゃん、グッジョブ!!

さて、ここまで皆本を信じている薫が「ノーマルを」、或いは「皆本を」将来裏切る事になる為には、兵部が言うように「皆本自身が薫を傷つける」事態にならなければ、という気もしますけど、どーなんでしょう。
とりあえず、今回ラストの“オルゴール”が確かに“未来”に繋がっているならば、
現時点で全然“明日”が変わっていないとも言えるかも知れません。
うーむ、明日はどっちだ;

“オルゴール”を壊しちゃえば、とりあえず未来は変わるんじゃないかと思った。(悪い方に)

■RANGEMAN
「一緒にいたかっただけなのに」な風香が可愛いなあ、まったくもう。

女装錬児は多分可愛くなるだろうと思いましたが、
ホントに可愛いから困る(笑)
思い立ってからの行動力の高さは流石だ。

■MARΩ
マジックストーン新技の大安売りという感じ。
残り2つですから、全部ここで使っちゃわないといけないんでしょうねえ。

■ブリザードアクセル
親父は、例え病に倒れても変わらない、見事なツンデレであった。立派だ。(ある意味)

親父との和解が最後の山かと思ったら、ここにきて遂に花音を大きく取り上げる様子。
“テクニック”と言う意味ではインフレの頂点まで行った感がありますので、今度は“芸術の頂点”を見せてくれるのか?
どういう事になるのかさっぱり読めないので期待。

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2007年5月22日 (火)

主人公は僕だった(映画)(+微妙に「天元突破グレンラガン」第8話感想)

(マーク・フォースター監督)

12年間変わらない規則正しい生活を送ってきた国税庁職員のハロルドは、
ある日自分の行動や心理を“小説のように”語る“謎の第三者の声”が脳裏に聞こえてくることに気づく。
そしてその声の語る内容が、“主人公である自分の(文字反転)”を暗示している事を知ったハロルドは、なんとか“ストーリー”を変えられないかと苦闘するのだった…


…という話。
プロットを知った時点で面白そうだと思いましたが、
期待通りに面白く、奇をてらった展開では無くベタすぎもしない、傑作とまではいいませんが、ほどよく満足度の高い気の利いた良作でした。
“アイデアの勝利”とも言える作品で、一つのアイデアを上手く映画化した作品としては去年の「もしも昨日を選べたら」に感覚は近かったかも知れません。内容的には全然違うんですけど。
メタ的な構造という意味では「トゥルーマン・ショー」なんかも思い出したりして。

ネタバレ無しではなかなか語りづらい作品ですが、ホント面白かったですよー。

■てなわけで、以下はややネタバレモードで。注意のこと。

いいですか?
さて、
ぶっちゃけ、ハロルドは自分が「小説の主人公」となっていて、「これまで全ての小説作品で主人公を殺してきた悲劇作家」の手により「自分が作品内で殺されようとしている」のを知る事になります。
この『創作作品の登場人物の死』というテーマが色々考えさせてくれて面白い。

現実世界ではもちろん殺人は許されることではないのは言うまでもないですが、
小説・映画・漫画・ドラマといった創作では作家(創作者)ってのは、作品の為に必要なら登場人物をきっちり殺せるべきなんですね。
たとえどれだけ読者や視聴者から「●●を殺さないで」「復活させて」と懇願されようとも。
しかし、この作品では“実際に生きている主人公から”「自分を殺さないで」と懇願されてしまうのがミソであり、面白いところでした。そりゃあ、創作と現実では違いますわな。
そして、その後の主人公を含めた各登場人物の苦悩と決断が実に面白いところでした。「それでいいのか?」と突っ込みたくなるような所も含めて。

フィクションで“死を描く”という事は読む(見る)人に影響を与えかねない、色々な意味で責任の大きい行為で、大事な登場人物をあえて“殺した”上で“何を語るか、見せるか”こそが作品としては大事な所ですよね。
殺すべきところで殺さなければ、傑作であるはずの作品も凡作や駄作と化して“台無し”になってしまうのもよくある話ですし。 特にジャンプ漫画とか (笑)
(「る剣」とかねえ(^^;)、「リングにかけろ」くらいホイホイ生き返ると既に『芸』とも言えますが(笑)、「ワンピース」なんかも好きなんですけどね(笑))

■以下さらにラストネタバレ、文字反転注意。

今回の映画では結末も“こうなるしかない”と思えるものでしたが、それが決して安易なものとは感じられないのがいいですね。
結末の“理由”も気の利いたものになっていたと思います。
基本的にコメディ作品ですが、なかなかに真面目で前向きな結論が気持ちいいです。
自分も人生の主人公として、些細な日常を大事にしたいと、自然に思わせてくれる描写の積み上げも効いていて良かったですよ。
私の人生の中では私が主人公だと、さだまさしも歌ってますしねえ
(笑)

ところで、
妻が言ってましたが、『小説の主人公の名前』を変えるなんて裏技もあったのではないかとも思えますが、それをやっちゃったら台無しですかね(笑)
ワープロならともかくタイプでは簡単には直せないだろうし。

とりあえず、今後はあの作家は『小説の舞台を過去に設定』すればもう問題は起きないかと思います(笑)

映画公式サイト

■しかしまあ…
よりにもよってこういう映画を

『天元突破グレンラガン第8話』

の放送日(20日)に観てしまったと言うのが数奇というか、
映画公開は19日からだったわけですが、タイミングが良すぎです(^^;;;

カミナの死は第1話の冒頭からすでに暗示されていたと思いますが、さすがにここまで早いとは本当に予想外でした。全26話として約3分の1ですか。
しかし、きっと『第9話』以降こそが制作者が描きたい部分なのだろうと思いますので、
中途半端な行方不明や生死不明ではなく、こうまできっちりカミナを殺してくれたのは作品的に真摯な姿勢だと評価したいところです。
まあ、最後までいかないと分からないんですけどね。
(「こんなこともあろうかと」「実はリーロンがカミナをコールドスリープしておいた」なんて温い展開だけは勘弁して下さい。アニキは大好きですがそんないい加減な事をやったらマジで怒りますんで(あり得ないと思いますが))

グレンラガン公式サイト

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2007年5月21日 (月)

週刊少年ジャンプ25号感想

■瞳のカトブレパス
以前載った読み切りの新連載化。
バトル描写が荒木氏っぽいと思いましたが、巻末コメントからするとアシスタントだったりしたんでしょうか。軽く検索したけどよく分からないですわ。
話自体は割と典型的な第一話という印象。
ヒロインが少々うるさくて鬱陶しいですが、事情を理解すれば落ち着くでしょうか。

「K都」って、別の当て字を使った方がアルファベットよりはマシだった気がします;

■ONE PIECE
ゾンビを倒すには“塩”を使うそうで。
「ホントにお清めかよ」と思いましたが、“悪魔の実に対して海の力を使う”と聞けば、確かに話にスジが通ってやがります。ホネだからスジは無いんですけども!
だったら全ての能力者にも塩が弱点になるかというと分かりませんが。

フランキーがブルックに聞いた「もう一つだけ」の質問とは、ブルックの「仲間との約束」のことでしょうか。そういうキーワードにフランキーは弱そうだしな(笑)
ブルックの将来の仲間入りは確定っぽいですかね。

ゲッコー・モリアは新世界で「カイドウ」に敗れたそうですが、誰でしょう。
普通に考えれば四皇の一人でしょうか?

ルフィの影は伝説的な凶戦士に入れられてしまうようですが、身体がゴムでなければ“ゴムゴムの技”は使えないような。まあ、使えなくても十分強そうですが。

■アイシールド21
スタミナ切れでへろへろ。
泥門プレイヤーの両面に出ることでの負担というのはこれまで殆ど描かれていなかった気もするので少々唐突な気もしました。
本庄選手が“野球少年”を覚えていたのもちょっと有り得ないと思えてしまうなあ(^^;
まあいーか。
次回は合体技で決着でしょうか。

■NARUTO-ナルト-
カーテンを巻いた上にマントを羽織るってのもなかなか凄いファッションですな。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
新たに10年間から来た連中は何も事情を知らないようで、
背後から10年バズーカを撃ったのは誰なんですかね。
G文字の指令書が「10年後獄寺による10年前メンバーへの指令書」だとすると、過去に戻った獄寺が守護者を未来に送るために撃ったと考えるべきか。

普通なら「過去」を変える事で未来が変わるはずですが、このケースでは「未来」を変えることで全てが元に戻る事になるとか?
うーむ、分からんなあ。入江正一が鍵なんでしょうけど。

■BLEACH
ザエルアポログランツとの戦いよりペッシェとドンドチャッカの漫才の方がワクワクするのはどういう事ですか?(笑)

ザエルアポロは、とりあえず「知らない攻撃」をぶつければ効くはずでしょうが、
それでも一撃だけで倒せるんですかね。
もし倒せてしまったらますます十刃の価値が暴落してしまう訳ですが;;

■サムライうさぎ
伍助を不意打ちした松山は真剣で斬りかかってたんですかい。よく死なないものです;
意外に素早く決着がつきましたが、これで解決したんでしょうか。
…借金はどうするんだろ。次の話の伏線になるのか?

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
おおおおおっ!? なんだ?、えらく前の方に。
人気が出てきたのなら良かったですが。

本編は、乙女ちゃんが水泳部であることが初めて生きましたな。他の部員はいないのか、と思ったけどプール開き前か。なるほど。

練習のお題目は「動きの最適化」、通勤・通学ルートは馴染んで最適化するとそれなりに時間短縮出来ますよね。なるほど。

ところで乙女ちゃんは「あんたの彼氏」の部分は否定しないのな。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
死んでいいようにこき使われる三兄弟が不憫だなあ。
ヨイチの策は、三兄弟に自分達がブープにされたことを自覚させるって事でしょうか。

■エム×ゼロ
お見事。
柊・九澄と二重の意味で“相手よりも弱い者”が協力して相手の裏をかくバトルで実に見応えがありました。
スピーディーな決着も、広がる木の葉など絵的な美しさも印象強く、ホントに見事でスッキリしました。

崖から落ちた柊が無事で良かったです。前回のイメージほどには高い崖でこそ無かったようですが。

■銀魂
落ちかけた伊東に手を伸ばすのはやはり土方ではなく近藤さんの役割でしょうね。
それでも伊東は死んでしまいそうな気がしますが。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
「女はもう全員セカンドやサードになってて」は無さそうですね。そもそも人間のまま闇女王の元に連れて行かれるはずだし。(たしか)
なんだか「失敗したディアナ様」みたいな、カゲに味方する人間が出てきましたが、改心をするようなキャラには見えないかなあ。

ミオ先生の「あんたなんか人間じゃない」がラルの胸にまで刺さっていそうでイヤンですな。
ミオ先生は特殊融合であるヤヤの“姿”に対してではなく“心”に対して言ってるはずなんですが。

スンス悲惨。死にはしないと思うんですが;

■テニスの王子様
もうテニス漫画に戻ることはないかと思ってました。まあ、いきなり「軽井沢で不在」とか「ヘリでお迎え」な時点で普通のテニス漫画じゃないですが。

乾は平気なんですかね?(股間が)
テニスプレイヤーにはあの程度のダメージは大したことはないのかも知れないですが。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
両津もヒドイがマスコミもヒドイ(苦笑)

■魔人探偵脳噛ネウロ
サンダルが汚れていない事から被害者が拉致されたことを推測するネウロですが、
「運ばれてる途中でサンダルが落ちなかったこと」の感嘆を感じました(おぃ)
大地主さんの足が汗ばんでいてよくサンダルが引っ付いていたのだろうかと重うとイヤーンだ。

アイの正体と、Xとの馴れ初めが語られました。
アイは何というか達観した人生を送ってきた人だったのですな。
地道に一コマずつ顔が変わってるのが芸コマ。

■D.Gray-man
アレンの剣、ホントに最終兵器ですな。人気敵キャラを殺さずに無力化出来て都合が良すぎですがー;

ラビにアレンの剣を突き立てればラビを傷つけずにラビの中に入ったノアの能力だけを殺せないですかね。

■ピューと吹く!ジャガー
前回の引きからまさかこんな熱い展開に持ってくるとは!
感動をありがとうジャガーさん!!(ハマーじゃねーのかよ。)
ギター科がどうなったかなんてどうでもいいね!

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2007年5月17日 (木)

サイトバトン

mixiでもらった『サイトバトン』をやってみる。

■貴方がHPを作ろうと思ったきっかけは?
1999年当時、絵や漫画をあまり描かなくなって数年が経っていて、また何かを描きたい気分が高まっていたのですね。
気軽に描くならHPを作るのがいいかと思ったのが一つ。

あと、クローン病にかかって1年経った所で、知名度の低い病気だったので病気の情報を一般向けにまとめてみるのもいいのではと思ったのがもう一つだけど…
今ではすっかりただの“馬鹿まっしぐらサイト”に。
人は変わるのね…

■何個HPを運営していますか?
1つのつもり。
『たれ感日記(ブログ)』は自分的には「サイト内の1コンテンツ」ですが、
こっちをメインで見られてる人もいるでしょうね。

■今のHPはどこの会社の使ってる?
サーバーという意味なら『BiG-NET』
もっと安いところもあるけど容量が1GB使えるのと、今さらURLを変えるのも面倒なのでこのままいくつもり。
ブログは『ココログ』

■この機能便利!この機能不満!
BiG-NETの方は特に不満無し。
ココログの方は他のブログ検索に引っかかり難いのがちょっと難点。
あと「英語トラバを一括禁止」とか出来ればスパム対策が楽になるのだけど。
(と言いつつ、最近は外国語スパムは減ってきた気も。フィルタが強化されたのか?)

■HP作りでどこが一番苦労した?
作成ソフトに頼りきってるので特に苦労はなし。
…いやまてよ、「なりゆきさん」をフルカラー漫画として始めちゃったのは後悔してるか(^^;
モノクロにしてればよかったですよ。手間が、手間が…;

■逆に作ってて楽しかったところは?
いい反応がもらえればやはり嬉しいですね。
やりたいことしかやってない自己満足サイトですが、少しでも楽しんでくれる人がいてくれると嬉しいです。

■では、今のHPに落ち着いた経緯を、分かる範囲で
◇1999年6月開設
・「今日でん」と「えいが道」と「クローン病」でスタート。
・この頃は自画像のような低頭身のディフォルメタッチの絵ばかり。
・たれ感日記は「さるさる日記」にて1999年7月から開始。最初はかなり雑多な内容。ジャンプやサンデー感想をまともに書くようになったのは2003年頃。
・一時期「宙」が流行ったりした。

◇2000年
・資格試験の為、約半年サイト休眠

◇2001年~
・「つちのこ」絵板に通うようになり、数年来描いていなかった“普通の頭身のキャラ絵”や“風景のある絵”を再び描くようになる。
・“web漫画描き”の人達との交流で刺激を受ける。
・ティアに行って『自画像と似てない』と驚かれる。あんな2頭身で下ぶくれの人いませんて(・e・)ノ
・2002年2月、絵板設置
・2002年6月、「なりゆきさん」開始(5年もやってるのか)
・2002年7月、「殺人魚雷」絵板に描き込み。以後「フンボルト板」も出来て高校時代以来描いていなかった“メカ絵”を再び描くようになる。

◇近年
・たれ感日記をココログでブログ化。トラバとか殆ど使ってませんが;
・web拍手を設置して某ルト氏に荒らされたりする(笑)

■貴方のHPは何が基準になってますか
絵日記やら漫画やらパロディやらロボやらキャラやら映画やらジャンプやらサンデーやらクローン病やら…
一言で言うと『混沌』でしょーか(笑)

とりあえず『漫画』が芯のつもりですが。

■その中で特に自慢したいことは
「キッズgoo」で表示してもらえず有害サイト扱いされることとか(尻塚のせいで)、
「カミナギの尻」でぐぐるとトップに来ることとか、
ぱんいちであることでしょうか(・ω・)

■HPを運営していて嫌だったこと、良かったことを教えてください
嫌なことは大して無いですね。
親にサイトバレしたのはノープロブレム(・e・)ノ

良かったことは、一時は描かなくなっていた絵や漫画を再び描くようになった事や、
絵描きや映画好きや漫画好きの人達との交流が持てた事でしょう。

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週刊少年サンデー24号感想

うーむ、水曜中に間に合わなかったですよ。また忙しくなってきたー;;;

■ダレン・シャン
ダレンは半バンパイアなんだから、試練にも少しはハンデが欲しいところと思っていましたが、ちゃんと救済措置はある様子。良かった良かった。
物語的にも“準備期間”がある方が色々仕掛けを作りやすそうですしね。

■結界師
前回の事件はやはり兄弟の仲を良好な方向に進めるものだったようで、
兄貴の事を語る良守を見る時音の嬉しそうな顔が印象的でした。

春日さん久々に登場。
出てこないなーとは思ってましたが単独行動してたんですね。
ヨキも戦いが出来るほど回復してるかどうか怪しいし、前線に出てこないのは不思議ではなかったですが。
「裏切り者のNo.3」は今回登場した細波なんですかね。
一瞬、読者へのミスリードか、とも思いましたが、他にNo.3と呼ばれた人も(たしか)いないし間違いないか。

やっぱり主人公周辺より兄貴や裏会周辺の話になった方が面白いのだなあ(苦笑)

■金色のガッシュ!!
クリア対策会議。
クリアに対抗出来るほどの力を得るなどどうすればいいのやらと思いましたが、デュフォーのおかげで光明が見えた様子。
真面目キャラに見えたデュフォーもシェリーを怒らせたりティオを怒らせたり秘孔をついたりと、この漫画のキャラらしい芸を見せてくれてなかなか満足でした。
メロンヘタが飛び出したようなティオの怒り方が良いですな(笑)

盾と回復の術を持つティオはともかく、キャンチョメ・ウマゴンは正直完全に戦力外かと思っていましたが、彼らもタダでは終わらないようなので期待。
ところでアフリカに引っ越すのもいいけどサンビームさんは会社はいいのか?

片方が消し飛んだはずのシェリーの縦ロールが元通り戻っているのはちょっとガッカリでした。髪型が変わるかもとも思ったので。

こういう状況でナゾナゾ博士やアポロにお呼びがかからないのが寂しいなあ。決戦ではまた出番があるかも知れませんが。

パピプリオには声をかけなかったんですかね。
少なくとも敵に回らないように交渉はしておかないといけないと思いますが。
「時差ボケで寝てる子」がパピプリオなのかと最初思ったけどデュフォーのことだったようだし。

とりあえず、みんなで呼吸を極めて波紋法に目覚めるといいと思いました。

■ハヤテのごとく!
様々な喫茶(どころじゃない)メニューを切り回すハヤテの凄さよりも、
ちゃんと喫茶にサバミソとかの材料があることに驚きを感じました。

「ハヤテ呪われてる説」は本当に当たってそうな気がします。
じー様からもらったペンダントの呪いは伊澄に解いてもらったはずですが、そもそも最初から呪われてるんですかね。

■メテオド
あ、ホントにマスコットキャラになった。
思ったよりでかいですな>カエル

■史上最強の弟子ケンイチ
盾にされてもそれほどダメージが無さそうなジークが素晴らしい。血ははいてるけど。
相手の女戦士はキサラが倒すとして、リーダーを倒すにはやはりジークに起きてもらわないとどうしようもないですかね。

■お茶にごす。
だんだん市民権を得ている(ような気がする)まークンをめぐる人々の会話が微笑ましい。
次回は漫画の仇討ちに行った(であろう)まークンと夏帆が鉢合わせすると思われますが、どう科学反応が起こるか楽しみです。

■クロスゲーム
しっかり足を引っ張ってしまっている動きの重いサードさんがちょっと悲しい。
減量が上手くいってないのはさておき、ファウルを判断出来なかったのはなあ。

■GOLDEN★AGE
東神の選手がみなスポーツ刈りで区別が付きにくいであります。よく見れば顔はみな個性的なんだけど。
蓮葉やナリアちゃんも一色には敵わないのか?

■イフリート ~断罪の炎人~
咎人会の存在を疑う警察に動きが。
と言うか、正直これまで警察に咎人会の事がバレてなかった事の方が意外でした。
ユウ達の参入こそ最近でしょうが、咎人会自体はずっと昔から活動しているだろうに。
或いは、ユウとニナミの殺し方が派手すぎるから警察に疑われるようになったのか?(笑)

万引き高校生に殴りかかるユウは、流石にちょっとキレるのが早すぎる気もします。
まあ「熱」は出してなかったようですが(^^;
新登場の警部さんは今後も末永く登場するのでしょうか。(実は裏の顔を持つ悪人で早期退場とかでなければ)

wii欲しいなあ。

■最強!都立あおい坂高校野球部
高校野球での金属バット禁止なんて話も昔あったような気がしたけど、ニューヨークの話なんですか?

■うえきの法則プラス
ナガラまさかの死亡。ええーーーー!?
ターニングポイントになりそうな展開だとは思いましたが、まさかここまでするとは。
無印の時もコバセンや犬丸が途中でリタイアしたりはしましたが、あれは「死んだ」訳じゃなかったですから、重みが違います。
ナガラの能力がああいう能力だったのも意表を突かれました。
今まで散々能力の秘密を焦らしてきたので、「易々とは使えないけど最強の能力」ってな物だろうと思っていましたが、こんな切ない気分にさせられる物だったとは;
成る程、たびたび姿を消してたわけだ。
これからは植木・ハイジ・ソラの3人きりで旅をしなければならないとは、厳しい道程になりそうです。

森はやはり騙されて連れ回されている様子。
何の為にハピネスが森を連れ歩くのかも謎ですが、次の再開まではまた時間がかかりそうですね。

■絶対可憐チルドレン
過去の兵部の目の澄んでいる事よ。
純粋だったゆえに裏切られた反動が大きかったんでしょうなあ。
兵部を撃った隊長と皆本とは確かに違うと思いますが、事が大きくなれば「人それぞれ」のレベルで収まらなくなるってのも真理ではあります。
次回は兵部と皆本の直接対決(舌戦?)になると思われるので、皆本が何を言うか注目です。
今の皆本では感情論以上の事を言ってくれるか心許ない気もしますが。

■RANGEMAN
錬児の自己中的にブーたれる態度に「やっぱりダメだこいつ」という気にさせられながらも、最後には「オレ女の子のフリする」とまで言ってしまう(馬鹿な)いいやつっぷりも見せてくれる。
錬児のダメさと魅力がよく出た話だったかと思います。まあ、7:3くらいで「ヒドさ」の方が印象が強いんだけど。

次回はせめてカツラくらいかぶって欲しいと思いますが(笑)

■ブリザードアクセル
結局得点はつけられなかったようですが、正式記録の得点には残らなくても、人々の記憶に残る試合になった様子。落とし所としては良かったんじゃないでしょうか。
マッケンジーやセルゲイとの和解も気持ちよく見られました。良かったねえセルゲイコーチ。

そろそろクライマックスかと思いますが、親父と和解で締めくくりでしょうか。
吹雪が5回転半を飛んだことで興奮しすぎて倒れたんじゃないだろうな、親父(^^;

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2007年5月15日 (火)

「ジューゴ」と「電脳コイル」

■劇団『TEAM発砲・B・Zin』の15周年記念&解散公演の「ジューゴ」を見る。

バーチャル仮想空間の閉じこめられた10人の男女が現実世界への帰還を目指して奔走する話。

TEAM発泡・B・Zinの公演は「トランスフォーム・リフォーム」「カケルX」「ゴメンバー・デ・ショウ」などを見に行ったことがありますが、
ここ数年の自分は演劇自体から離れ気味だったので、本当に久しぶりでした。
そして、数年ぶりに見た発砲も以前と変わらず、
ヒーロー的魂、あるいは少年漫画的魂の溢れる熱い話でありました。面白かったです。
今作は特に全編走りまくりでパワフルさに溢れていたかと。(体力の消耗が凄そうだ)

今回で解散とのことですが、いずれ『Z発砲・B・Zin』として公演を行う可能性もあるかもとか、
(その場の思いつきっぽかったですが)
実現したら面白そうですが、7年くらい経ってからかも知れないですなあ(^^;)

TEAM発砲・B・Zin

■「電脳コイル」1話を見る。
前評判が高そうで楽しみでしたが、期待に違わぬ出来。
“映像を見る事”ソレ自体がとても面白い良作でした。

公式サイト

“電脳世界”が舞台の物語、なのですが、
『攻殻機動隊』のように「人が脳に電極を挿してジャックイン」したクールな電脳世界ではなく、
ごく普通の日常の中に電脳世界が自然に融合していて“めがね”を介して人々がそれに接すると言う世界で、
不思議な懐かしさと温かみと恐さのある、そんな近未来世界に生きる子供達を描いたアニメです。
(とりあえず、自分としては身体を機械化したいとは思いませんので、コチラの未来像の方がいいなあ(^^;))

1話を見た限り、子供の視線で、小難しい説明無しに、あくまで“映像で”自然に世界観を見せてくれる演出が実に楽しく心地よく、
“アニメーション”としてとても正しい作品かと思いました。

人間・電脳共々の柔らかく温かみと面白みのあるキャラデザインがいいですねえ。線の少ない“動くことで魅力的になる”キャラかと思います。
(“ジブリっぽい”という意見も出そうですが)
ノスタルジックで“アナログ”なガジェットと最先端テクノロジーの“デジタル”の組み合わせがこれほどしっくり来るとは。
「世界を魅せる」アイデアの練り込みが実にいい。

子供達の素直さやナマイキさもかわいくていいのではないかと。
作中に漂う“子供の隠れ家感”が良いですな。

5月18日(金)午後7:18からNHK教育テレビにて「1話だけ再放送」があるらしいので、興味を持たれた方にはお勧めです。

ところで…  …  …「オヤジ」がいいわあ。尻のエクボが素敵。
「メガホン」を胸にぶら下げているシーンでは「履いてないのにネクタイしてるのか?」と一瞬思ってしまいました(笑)

犬の「でんすけ」は… なんだか呼ばれてるような気になります(笑)

↓はラクガキ絵

電王コイル


ぱんつを履かせた方が卑猥ですなあ


1枚の絵だけで描いた「第2話の分かりやすいあらすじ」
なんか間違ってる気もします(・e・)

★電脳コイル絵 『今日のこいる』 (継続中)

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2007年5月14日 (月)

週刊少年ジャンプ24号感想

■ぼくとわたしの勇者学
「これ…続くの?」
続きますかねえ?

クラス全員がツッコミかと思ったら主人公以外のクラスメートはボケなのか?
展開の都合次第で変わりそうな気もするけど。

■BLEACH
けっこうなピンチのはずなのに「十刃の恐さ」を感じなくなってるのはアーロニーロのおかげでしょうか。

■NARUTO-ナルト-
サスケの行動ってあちこちにバレバレですな。忍者って忍ぶものだったのでha…(禁句)
まあ、派手に動いてるし水月も宣伝工作してたし当然か。

■ONE PIECE
ルフィ遂に影を盗られる。
これをどうにかするには“のび太のママの影”に頼むしか無いのか?(違)
まあ、ルフィの場合はじーちゃんの影ですかね。

ブルックのおかげで「影」と「ゾンビ」の関係が説明されました。つまりゾンビは「生前の性格や能力」は残ってないわけですな。今のシンドリーちゃんの性格もあくまで「入ってる影」の性格なわけだ。
シンドリーちゃん(肉体)の過去は今後の話に絡んできそうなんですが、さて。

やっと姿が明かされたゲッコー・モリアですが、人間離れした体型の人が多いこの漫画の中でもまた格段に人間離れした姿ですな。ホラーテイストのスリラーバーク編のボスとしては相応しいですが。

■銀魂
新八の魂のリズムはやっぱりお通ちゃんのアイドルソングだったりするんですかねえ。
話は逆転につぐ逆転という感じですが、あと1~2週くらいで決着か?

■魔人探偵脳噛ネウロ
ネウロにとっては雛見沢村ガス災害も天国みたいなものだろうなあ。
弥子の方は、いくら食欲魔神でもさすがに障気はダメなのか(笑)
まあ、村ではお供えもしてもらえるのでやっぱり天国なんじゃないでしょうか。

警察サイドでは新キャラが出たり、アイさんが目を付けられていたりと、こちらでも結構話が動きそうな様子。

■サムライうさぎ
現時点ではどうも感想が書き辛かったり。
とりあえず質屋の人はやけに存在感がありますな。今後も出てくる人なんでしょうか。

■To LOVEる−とらぶる−
まあ、お約束かと。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
ツナもすっかり零地点突破を使いこなしてますな。
次回あたりでやっと状況が説明されるんでしょうか。

■アイシールド21
ここにきて展開を飛ばしてきましたね。
「最後の3分」で全てが決まる展開になる様子。長い3分間になりそうです。
泥門VS王城戦は、VS神龍寺戦よりも実力が拮抗したもの同士の戦いという様相ですな。

■BLUE DRAGON ラルΩグラド
味方のカゲ軍団結成。
まあ、今回の時点では今後レギュラー各で活躍出来そうなキャラは見あたりませんが。
どうせならミオ先生もカゲをもらえばいいのに。

■こちら葛飾区亀有公園前派出所
確かに子供の頃に乗っていた電車ってのは懐かしいでしょうね。
自分は山陽電鉄が懐かしいです。

■D.Gray-man
キレテナーイ!
実にアレンにとって便利な能力に目覚めましたな。便利すぎる気もしますけど。
「伯爵と真逆の剣」ということですが、伯爵が剣を使ってたところが思い出せません;

テニス焼肉の王子様
比嘉中は本当にあれでリタイアですかい。
とりあえず乾の火傷が本気で心配です。
一校あたりで約25万の出費ですかー
しかし、これって不祥事にならんのですかね。まあ火が出たわけじゃないけど。

■ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
アイビーは「ゴリョーに殺された」と思ってるのね。
ブープがそう思わせてるのかも知れないけど。

■エム×ゼロ
意思の疎通って大事だなあ…
九澄が言いたいことをきっちり伝えられないばかりに柊がピンチに。
転落した柊は“エムゼロ”では助けようが無いだろうし、九澄が身体を張って助けるしか手が無さそうか?

■P2!−Let’s Play Pingpong!−
オーバーワークが是か非か?
要は“練習のやり方次第”なのかも知れませんが、コーチもやる気になってくれたようなので、身体を管理も両立する手を見せてくれるんでしょうか。
ところで針をくわえて歩くのは超危険ですよ(^^;

新連載が2本と言うことは、今回も打ち切りは乗り切ったんでしょうか。心臓に悪い連載だこと(^^;

■太臓もて王サーガ
最終回。残念です…
メゾペンが最終回だったのでこちらは終わるにしても1週後かと思いましたが、「OVER TIME」と「斬」以降連載を同時に終わらせる方針になってるんでしょーか。

残念ですが最終回としては綺麗にまとまったかと。
ラスト3ページを見る限りまだまだ続けられそうではあったんですけどねえ。

■ピューと吹く!ジャガー
次回がどうなるのか楽しみです。
主にハマーのCDの行方が。

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2007年5月 9日 (水)

週刊少年サンデー23号感想

■うえきの法則プラス
見開き表紙の植木の緑色に水滴が落ちたような表現は効果なのかカラーの失敗なのかどっちなのだろう(^^;

ミリーの「もう二度と出番が無いような気がして…」じゃなくて、「もう二度と羊飼いさん(植木)に会えないような気がして…」は、順当に考えても可能性が高そうな気も。
「皆の記憶を戻す」目的が達成出来れば(植木が望む望まないに係わらず)その時点で帰還という展開は普通にありそうです。

で、1話からの長い伏線がやっと果たされたようで、“記憶を失った(はずの)”森が遂に登場。
やはり当面は敵対する立場になるのかも知れませんが、どうなるか楽しみです。

ビャクの「おまえのおかげで“仲間”の大切さを知ることができた(意訳)」や、ハイジ達との「“一期一会”ってヤツ」といったやり取りで『仲間の絆』というものをあらためて強調した後に、仲間の記憶を失った今の森を出してくる構成が上手いかなと。

■結界師
兄貴どうにか帰還。
無道に植え付けられた“黒い感情”が残っていって今後に影を刺すことになるのかと思ってましたが、良守の『天然』っぷりの前に兄貴の心も救われた様子。
もっとドロドロした展開になるかと思っていたのでちょっと拍子抜けに感じる部分もありますが、それでも気持ちいい終わり方だったかと思います。
何を考えているか掴み辛い正守の内面がよく分かるエピソードでした。

色々考えすぎてしまうタイプの人間ってのは、良かれ悪かれ“天然型”の人間に振り回される運命なんだろうなあ。

■金色のガッシュ!!
アシュロンの決死の一撃も、やはりクリアを完全に倒すことは出来ませんでした。
これで“時間稼ぎが出来る”事までは予想出来ていましたが、『10ヶ月』も稼げるとは予想外。随分長いですね。

清麿が現在中学3年生の春から初夏くらいの時期かと思いますので、ちょうど清麿の中学卒業あたりで完結という流れになるのでしょうか。受験もあるだろうに清麿も大変だ。
まあ、こういう風に期限を区切られた場合は大概予定より早くなりますので、素直に「10ヶ月」待ってもらえるかは疑問ですが。

さて、クリアとゴーム以外に「急いで戦わなければならない」相手も当面いないはずですし、清麿達としてはブラゴや仲間達と共に修行して対策を練っていればいいのでしょうが、
漫画的に延々10ヶ月修行描写だけで済ませはしないでしょうねえ。

ところで清麿達は軍隊に拘束されたりはしないですかね。ちと心配。

■ハヤテのごとく!
ヒナギクのような常識人は話をスムーズに進める為には大事だなあ。
まあ、常識人の協力も非常識人達の前には無力なわけですが。

■メテオド
たぐちのシャツによる前振りや、最後のページのシルエットからすると「ジュースを狙うデブリ」はカエル型でしょうか。
マスコットキャラにでもなりそうな感じだ。

■お茶にごす。
不良にとっては「正座=悪いことをして怒られる時」なのか!?
不良文化と一般文化とのギャップがなかなか楽しい。
こうしてだんだん茶道部にも受け入れられていくんでしょうね。

■MAJOR
ええーーーー!!
投げさせるのーーーーーーーーーーーーー!?
って、そりゃ無いだろう、いくらなんでも。

■史上最強の弟子ケンイチ
スーパージークフリート大活躍。凄すぎる(笑)
理屈もへったくれもない訳の分からない強さが素晴らしいですな。今ならケンイチも勝てないかも知れません(^^;
ここで寝てしまう無軌道さも素敵だ。
スーパージークが寝てしまったことで、次回にはキサラにも目立つチャンスが来るのか?

■クロスゲーム
敵にも味方にも意識される、東のキーパーソンっぷりが凄いなあ。

■イフリート ~断罪の炎人~
あっさりと「1000度まで耐えられる新型特殊防火服」という便利アイテムが出てきてしまってちょっと萎えましたが、
実際の防火服って何度くらいまで耐えられるもんなんですかねえ。軽く検索しただけじゃ分からなかったですよ。

■最強!都立あおい坂高校野球部
ヒザを顔面にくらっても無事とは、頑丈だなあ有坂。有坂とキタロー母との遭遇の機会は無くなったようで残念です。

■RANGEMAN
コンセントが抜けただけで作業がふりだしとは、データのバックアップとかは無いのですか博士?(^^;
しょぼいなあと思いつつ、ポケモンを受け渡ししようとしてミュウのデータを消してしまった友人の顔を思い出したりしました。

かつての愛子用のデートプランを見てちゃんと「ヒドイ」と思えるようになったとは、錬児も少しは人間的に成長してるんですかね。

「考えてみたらリキさんのことを何も知らないぞ」と言うのは読者にとっても言えることという気がします。リキさんのキャラの魅力も内面もほとんど描かれてきていないと思えるので。
余所の家のカレーの匂いをかいでカレーが食べたくなってしまう錬児ってのは、まさに錬児の「恋に恋してる状態」を示しているわけで、
それを錬児に自覚させる為にも(まだ自覚できてないけど)、リキさんの描写はあえて薄くしてきたのだろうかとも思いました。

■どんぶらこ
読み切り。なかなか読みやすく絵もかわいく魅力的なので、今後が楽しみです。

■MARΩ
ゲルダ、敵にも味方にもモテモテ。
とりあえずアトモスはただのロリコンにしか見えんですなあ。

■絶対可憐チルドレン
相変わらず兵部と桃太郎はいい漫才コンビだなあ(笑)
兵部が変態であることは全面的に賛成です。それでもMARΩのアトモスよりマシに見えるのは人徳と言うか、単にキャラの魅力か?

食い気に弱い紫穂と物欲に弱い葵が良いですな。

■ブリザードアクセル
ブリザードアクセル!!
ブリザードアクセル!!!
ブリザードアクセルーーーーー!!!
3回も繰り返されると完全に『必殺技』の名前のようです。破壊力も凄いらしいし(笑)

それにしても、あんなブリザードが沸き起こる状態でよく『5回転半』と回数を数えられるものです。自分なんて4回転半でもスロー再生じゃないと数え切れませんよ。
すげえや観客達。

ところで、連載中に実際のフィギュアで「5回転半」が実現されなくて良かったですねえ。
(まあ、万一実現されていたら、漫画では「6回転半」を出せばいいのですが(無茶))

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2007年5月 5日 (土)

スパイダーマン3(映画)

(サム・ライミ監督)

「スパイダーマンヨ」(←友人談)ではないらしいですよ?(笑)
今作も「2」と同様にオープニングで前作の主要な展開が描かれる親切設計で導入から入りやすくてグーでした。

さて、ニュー・ゴブリン、サンドマン、ヴェノムといった3体もの敵と戦う今作は、さすがにやや詰め込みすぎにも思えましたが、
シリーズで通して描かれてきた“等身大の青年ヒーローの成長物語”の姿勢は本作でも一環していて、きっちり楽しめました。

「なんで実験施設に外部の人間が簡単に入れるねん」とか「あの実験施設は監視とかしてないのかよ」とか「ペンダントは何故に(略)」とか「知ってるなら早く言えよ(反転)執事」とか、
今作でもやっぱりツッコミ所は多いですが、そのへんはご愛嬌で(笑)

今回のテーマを一言でぶっちゃければ『人を呪わば穴二つ』と言いましょうか、
真面目に言えば『復讐と赦し』ですね。
「2」で主人行・ピーターが父を殺した敵だと知った(誤解だけど)ハリー・オズボーンを初めとして、3つもの『復讐』が絡み合う話になっています。
ピーター自身も、とある理由で「黒スパイダーマン」という新たな力を手に入れたタイミングで、1作目での“おじさん殺しの真犯人”を知ったりして、「復讐」と「強大な力」に囚われていくわけですが、
…このあたりの「復讐か、赦しか」の話は、911後の戦争を体験したアメリカに向けて語られているんだろうなあと思いました。

また、出てくる人物がどいつもこいつも自分勝手なあたりも、とてもアメリカ人らしいなあとも(笑)
特に前半のMJの「自分のことしか考えてません」っぷりはやっぱりヒドイ(笑)、中盤以降は彼女にも同情してしまったりもしましたけどね。
ハリー・オズボーンはまだしも、とある敵の逆恨みっぷりもヒドイし、「力」に呑まれたピーターの浮かれポンチっぷりも中々のものでした。
そんな映画の中で、“ピーターのおばさん”と“家主のおっちゃん”の2人だけがオアシスだったかと(笑)

アメコミアクション物としては、序盤・中盤から惜しげなく“VSニュー・ゴブリン戦”“VSサンドマン戦”が本作らしい縦横無尽のアクションで描かれて、まさに「俺は最初からクライマックスだぜ!(Cモモタロス)」という感じ。
最後の戦いもジャンプ漫画的な展開が実に熱かったですな。フェニックス一輝と言うかヒュンケルと言うか(笑)

ただ、詰め込みすぎゆえに、個々の要素の掘り下げはどうしても物足りなくなってしまったとも思いました。
特にサンドマン周りの描写と決着の付け方はちょっと納得がいかなかったかと。
悪意がなかったのだとしても罪を償う事は必要だし、現金輸送車やらを襲ってる時点で「俺は悪人じゃない」と言われてもなー 思ってしまいました。
サンドマンになった時点で(ヴェノムのように)性格にまで影響を受けてる…わけでもなさそうだったしなあ。

しかし、三部作として色々な因縁にも決着がついて満足度は高かったです。(ハリーは殺さなくてもいーじゃんとも思いましたが、原作通りなんですかね?)
と言いつつ、なんだか六部くらいまでやるという話も見ましたが、続くんですかね?

公式サイト

1・2作目感想

「2」のえいが道

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2007年5月 1日 (火)

白浜パンダコパンダ

■4/30は白浜アドベンチャーワールドでパンダコパンダ見てきました。
去年の12月に生まれた双子でかわいい盛りでウハウハってやつですよダンナ。
白浜パンダ


通路からパンダ室内がちょっと距離があったり、立ち止まって写真を撮れる状況じゃなかったり、デジカメが7年前の物で性能的に辛かったり、そもそも腕が悪かったりで写真はイマイチですが(^^;

現在体長が40~50センチくらい。
あまり活発に動いている時間帯には見られませんでしたが、
ヨタヨタしてグンニャリして眼福でした。

ちなみに白浜には全部で8頭パンダがいるそうで日本最大だとか。知らなんだ。


よく分からない物体その1


よく分からない物体その2


ちゃんと活発に動いてる方もいましたがー(笑)

パンダ後はイルカ&クジラショーやらサファリやらで満喫~

飛ぶ飛ぶ凄い飛距離

園内でパンダのぬいぐるみも随分沢山の種類が売ってましたが、
しっぽが黒いやつとか、そもそも下半身が全部真っ黒なやつとか、配色を間違えてるものがチラホラとあってちょっと笑いました。
わざとやってる訳じゃなくて、素で間違ってそうな気がする。

ちなみに前にやった奴

■で、一泊して5/1は海中展望塔やら三段壁洞窟やら京大白浜水族館やらで観光。


水中展望塔より。雨で水が濁るかもとの事でしたが、割と魚が良く見えてラッキーでした。


三段壁洞窟より。ドラマ映えしそうな風景でした。

昨日は一日良い天気でしたが今日は雨で寒くてちょっと辛かったですな。
帰る間際に白浜駅に着いたところで晴れたのが悔しゅうございました…orz
三段壁洞窟は海が荒れていた分洞窟内にも波が飛び込んできて大迫力だったとも言えますが(^^;

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