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2007年6月 6日 (水)

週刊少年サンデー27号感想

■魔王
原作未読。同作者の「ラッシュライフ」は以前読みました。
漫画は多分原作を知らないままで読む方が楽しめそうなので、連載が終わるまではこのままでいようかと。
少々電波的な主人公の性格や、人に物を言わせるという珍しい能力など、独創的で先が読めない話で面白くなりそうです。
痴漢のおっさんは第三者的に見ても加害者にしか見えないと思うなあ。

■結界師
正守はやっぱり『正当継承者』にこだわりが捨てられないんですかねえ。最終目的が何なのか、正直分かりません。
“正当継承者の条件”等といったことは、おそらく正守自身が長年調べようとしてきたことでしょうし、今更他者が監視したところで新しい事実が出るのだろうかとも思いますが、
閃を派遣することで、墨村や雪村を知りすぎている自分では気付かなかった“新しい視点で見えてくる物”が無いかと期待しているんでしょうか。

良守の日常時のぬるさに苛立つ閃ですが、結局良守は天然というか、後ろ暗いものが無い奴なんですな。
“考えすぎる”タイプの人間(正守や閃)が良守みたいな奴と接しようとすればペースを乱されるんでしょうねえ。
とりあえず、閃による監視の成果が描かれるのは大分先の話になるかも知れないなあと思いました。

ところで、『力を使うときに閃の目が変わる』事は普通人が見ても分かる位明白な事象なのですね。
それを言ったら、普段の閃の『猫目』の方が目立ちそうな気もするなあ(^^;

■金色のガッシュ!!
紙粘土、ちゃんと柔らかくなったのか。すげえ。
フォルゴレの「私の一番好きな動物はカバさんだ」は、現時点では明確には意図が分かりませんが、後々凄くいい展開に繋がりそうな様子。
具体的には分かりませんが。
とりあえず、キャンチョメはカバに似てるっちゃ似てるとは思いました。

キャンチョメのパピプリオへの「アイスクリーム買ってきてよ」は、むしろキャンチョメのちゃっかりした部分を表した、どちらかと言うと“しょーがないセリフ”なのですが、
それを受けて「友達だ」と喜ぶパピーの嬉しそうな顔が実にいい顔でグッと来ます。
そして、同時にその先の不穏な展開を予感させまくってくれて切ない;
ぶっちゃけ“死亡フラグ”そのものですが、どうにか生き延びて欲しいなあ…。
キャンチョメと協力してゴームを撃退とまで行ってくれれば最高なのですが、厳しいかなあ;;;
(或いは、パピプリオとキャンチョメの友情にゴームが心を揺さぶられるなんて展開はあり得ないものだろうか?、アシュロンのゴームへの「ガッシュを見てる方が気持ちいい」のセリフもあったことだし)

■メテオド
他所様で「ナルトとサスケっぽい」との感想を見ましたが、
言われてみればそうとしか見えなくなってきて困ります(^^;

■ダレン・シャン
祝祭の間は喧嘩も断れない、喧嘩大好きなバンパイア一族。
何というか、少年の魂を無くさないままで大人になったような人達だ。良い言い方をすれば(笑)

山には“血の番人”という人間達がいて血を与えてくれるんだとか。
バンパイアの人数も相当な人数なのに、その食事分を賄う為には“血の番人”は何人いるんでしょう(^^;
或いは、祝祭の為に前々から少しずつ血を冷凍保存で貯蓄してるとか?

■MAJOR
ギブソンが投げることの是非はともかく、こうなってしまっては吾郎を筆頭に、日本の選手もアメリカの選手も燃えざるを得ないでしょう。
(おそらくは)作品的に集大成とも言える試合の最後で盛り上がってきました。

■お茶にごす
夏帆がいい奴だ。夏帆の友達の調子の良さは笑うしかないですが。
北沼君にとっては今回の件はとてもいい勉強になったのではないでしょうか(笑)

■ハヤテのごとく!
ナギって今13歳でしたっけ?
『中1が小4くらいの子供達に隊長と呼ばせている』と考えれば、微笑ましいと考えるべきか恥ずかしいと考えるべきか、確かに微妙なところですね。

さりげなく『金髪ツインテールの』と迷子放送されてる三千院ナギさんですが、
作中でも「金髪」って扱いなんですねえ。漫画のキャラだから黄色で塗ってるとかじゃなくて。

■GOLDEN★AGE
近江を挑発する一色が楽しそうだなあ。
攻撃側の思考をトレースするってのは確かに有効そうだし、攻撃的な近江にも向いてるかも知れません。
それで本当に自軍ゴールにシュートまでしてしまうのがさすがですが(笑)

■史上最強の弟子ケンイチ
猫化したからと言って言葉まで猫になることもあるまいに、困ったもんだニャー(笑)
ネコンドーのネーミングはさすがに駄目だと思います。猫が寝込んだアナコンダ。

ファルトナは人身売買なり脅迫なりでもして欲しい人材を集めてると言うことでしょうか。

■イフリート ~断罪の炎人~
警部に多少はユウ達を疑わせるような展開があるかと思いましたが、それは無し。
警部と咎人会との接触編としては本当に最初のプロローグだけという感じでした。
まだ先は長いんでしょうね。

ユウは殺しの際に顔を隠すべきだと思う、と先週書きましたが、自然に炎で見えなくなってる訳ですか。便利だなあ。
しかし、車ごと燃やしてしまったら引火して側にいた警部もただじゃ済まないと思いますが、その辺はニナミの氷でフォローしてるんですかね。

■クロスゲーム
コウは10年に一度の投手だそうで。
3回戦で戦う予定の竜旺学院で、存在を押しやられている三島ですが、果たして三回戦で出てくるんですかね?
今年は最後まで出なくて1年引っ張るという可能性も、あだち氏だったらありそうな気も

■うえきの法則プラス
どう見ても終わりそう。
ブリアク、MARΩに続いて、あと2回あればきっちり終われてしまいそうです。新連載も3本だし。惜しいなあ。

記憶を無くしているからと言って、人を(弟を)あっさり殺す奴の言うことを森というのも違和感があるなあ。
状況的にしょうがないですが、森のアクティブな魅力が影を潜めてしまっているのは残念です。(その分とても“ヒロイン的”ではあるのだけど)
しかし、プラスは何故に森にこだわってるのだろう。その辺りは描かれるのだろうか。

■ワイルドライフ
「あなたはひらめきの天才なんですよね!?」
…プロの飼育員が素人に頼ってるじゃねーよ;;;、徹生に頼るならまだしも。
最後は急展開ですがこちらも終わりが近いのか?(うえきが生き残る可能性もあるのか?)(ちょっと無理そうな気もするけど)

■絶対可憐チルドレン
キャロラインと言うとラジオの「基礎英語」を思い出します。
さて、皆本の元恋人はキャロラインの別人格のキャリーの方だった様子。
確かに付き合うのが難しそうな相手だなあ。
「サカキ何するー!?」とかが可愛いですが、
大人っぽいキャロラインに対してキャリーはかなり幼いようですね。案外“誕生”してからあまり年月が経ってないのかも知れません。
となると、『皆本子供にモテモテ』説がまた補強されることになってしまうのか?(笑)

薫を見たキャリーの「この子だ」は何なんでしょう。単に情報として現在の皆本の担当エスパーを知っていたと言うことなのか、予知能力か何かで薫を知っていたと言うことなのか?

薫と葵の「サイキック・コスチュームチェンジ」
今度は後ろ前にならずに済んだようで、葵も練習や準備を重ねてきたんですねえ(笑)
しかし、「Bの5」って、何種類準備してるんだよ(笑)

「なんか楽しそうな気配」と気絶から目覚める紫穂が楽しい。

■RANGEMAN
「くさくて凶暴でAカップのプウカ」
とりあえず、“凶暴”の部分だけは否定出来ないんじゃないでしょうか?(笑)
レンコは“声”でバレないのが不思議ですが、外人だからバレずに済んでるんですかねえ。

東京タワー編としてもうちょっと続くのかと思いましたが、あっさり1回で終わってしまって正直物足りないです。
ところで最近全然戦ってませんねえ。

■MARΩ
「最後のマジックストーン」のこととか、色々と張っていた伏線がちゃんと回収出来たのは良かったかと。
色々性急すぎて、いきなりバッボを「父さん」と呼ばれたりしてもノリきれ無かったりするのは残念です。もっとじっくり描きたかったんでしょうけどねえ。

■ブリザードアクセル
最終回。
最後まできっちりツンデレを通している親父さんは(ある意味)男らしいなあ(笑)
どうなったかと気になっていた雷造さんも出てくれて嬉しかったです。アイスダンスの相方は“まちかちゃん”でしたか。1話で出てた娘ですな。
花音は大人になって随分顔が男らしく変わりましたね。名前が出てなければ誰か確信が持てなかったですよ。連載当初は『実はヒロインでは』とも思われただけに、時の流れは残酷です(・e・;)
オリンピックの大舞台で解説役をゲット出来た黒塚さんは天職を得たようで良かったです(笑)
五反田も努力が報われているようで良かったなあ。
まさに大円団で気持ちの良い最終回でした。ばっちょ先生は連載御苦労様でした。

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コメント

「ブリザードアクセル」ついに終わってしまいましたねえ。まあ、同じフィギュア漫画の「週刊少年マガジン」で連載されたばかりの「キス☆クラ」で楽しむことにしましょう(笑)

一番面白かったのは「ハヤテのごとく!」ですね。ってか、携帯電話、電気店で買うより専門のショップで買った方が専門的なスタッフが多いので安心なのですがね。

「魔王」はまだ始まったばかりなので何とも言えませんね。

投稿: 大河阪急 | 2007年6月 9日 (土) 16時19分

マガジンで読んでいるのは半分くらいなのでそちらは読んでいませんでした。すいません(^^;

携帯電話は自分も専門店で買いますね。特に必然性は無かったんですが。

投稿: でんでん | 2007年6月 9日 (土) 22時43分

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