週刊少年サンデー35号感想
■ハヤテのごとく!
コミケの準備をしてる受験生がいるとしたら、「終わってる」以前に始まってもないと思う。
3千円を笑う者は3千円に泣きますので、ナギが労働や金の価値を知るのはいい展開なんじゃないでしょうか。まともに終わればですが。
しかし最終目標が11月ってのは大分先ですよね。作中ではまだ春くらいじゃなかったでしたっけ?(よく把握してません)
ドタバタして結局バイトは数回で止めてしまうという展開よりは、長期的にバイトが続いた方が話の幅も広がりそうですので、そちらを期待したいところ。西沢さんの出番も増えますし(笑)
■結界師
警告を受けたと言っても、あんな曖昧な警告では何を気をつければいいのかとは思います。
「気をつけろ。 烏森に… 危機がせまっているぞ。」
「ゆ… 有効な情報がひとつもない…」
という感じだ。(C あ~る)
予言の事を正守に伏せろという細波さんの言は、まあ妥当なんですかね。
もう裏切るつもりは無いと思いますが。
■金色のガッシュ!!
「家を出たときから遠足」と言いますが(言いません)、
正に飛行機に乗った時から戦闘は始まっていた様子。
クリアの元に近づくだけでも一苦労という状況で、個々の能力や知力を総動員する燃える展開でワクワクします。
デュフォーの立てた作戦も、いかにも「ミッション」と言う言葉が似合いそうで、ワンダバです。
冒頭の「これまで出会った魔物のパートナー達」の様子は嬉しいものでした。全員が最終決戦の知らせ(手紙)を受け取ったわけでも無さそうですが、パティやビョンコのパートナーにも手紙が行っている様子なのは嬉しい。重要キャラとは言い難いはずのモヒカン・エースまで出ちゃってるのには笑いました。
でも、彼らのうちの何人かはもしかしたらこれが最後の出番かも知れないなあ…。
ところで、クリアの格好はどこの悪の魔王ですか?(笑)
「最後の戦いにふさわしい舞台」と言い(自然を破壊してるんじゃありません)、クリアって随分演出に凝る奴だったんですねえ。
ラストページのサンビームさんとウマゴンがえらく格好いいですよ。ワクワク
■ダレン・シャン
ダレンが傷を癒しつつバンパイア・マウンテンへの帰還を先延ばしにしている間に、どんどん事態が抜き差しならなくなっている緊張感がなかなか凄いです。
バンパニーズの目的を看過し(間違いないとは限らないけど)、処刑されることを承知しながら覚悟を決めるダレンが紛れもなくヒーローです。
そしてこれまでの描写の蓄積から「ダレンを応援せねば」と読者に思わせてくれるのがまた上手い、本当に。
それにしてもオオカミ達の賢く可愛いことよ。
■GOLDEN★AGE
やはり近江は性格的に防御には徹しきれないんだなあ(笑)
でも、近江は大事なところでポカをしてなんぼという気もしてきました。
■DIVE!! -ダイブ!!-
「白秋ダイナソーズ」にでもいるのが似合いそうなやたらと野性味溢れる強力そうな新キャラ登場。
要一の言葉もあって、自分の立場に敗北感を感じる主人公ですが、むしろ危機感を覚えるべきは主人公以外の2人なのだろうなあ。
先の大会では意地を見せられたものの、これから果たしてまともな活躍があるのか?;
■MAJOR
最後は実にあっけなく敗北。
てっきりこのワールドカップベースボール編がこの漫画の最終エピソードに違いないと思ってたんですが(テーマ的にも集大成と思えたし)、
なんだかまだまだ続きそう。それもなんだかよく分からない方向に。
吾郎は目標を見失ってしまった状態なのか?
ギブソンとの因縁もひとまずケリがついて、これから先に何を描くんだろうと思ったけど、
目標を無くした吾郎が再起する展開になるんでしょうか?
力石を失ったジョーのように。
なかなか「終わりどころ」が難しそうな気もしますが、どうなるのやら。(漫画は“どう終わるか”が大事だと思うのですね)
■イフリート ~断罪の炎人~
EVとダストシュートを利用して脱出成功。
ユウが足下から炎を噴出して空を飛んで逃げるなんてことは無かったか。そりゃそうだ。
ところで、EVの内側の扉をあんな風に溶かしちゃって、よくちゃんと開閉するものです(^^;
真嶋の殺人請負を糾弾する言葉に「そうかもしれない」と言うユウのセリフは良かったのではないかと。
“殺し”を肯定しちゃマズイですし。
■魔王
冒頭は一瞬違う漫画かと思いました。
主人公はどうやら本格的に犬養に狙われる身になってしまった様子。やっぱり喫茶なんかで話してたのが失敗だったんですかね。
せめてどちらかの家で話すべきだったろうに、迂闊だなあ。
■クロスゲーム
志摩野を貶めて三島を持ち上げる演出がそろそろちょっと鼻につく。
志摩野だって(性格に問題はあれど)真面目に野球に取り組む選手だろうに。
■史上最強の弟子ケンイチ
これは!、“忍法カラダ手裏剣”か!?(C 炎のニンジャマン)
他人のカラダだけど(笑)
達人達のムチャクチャっぷりはやはり楽しい。
しぐれも戦車ごときに負けはしないでしょう。
問題は、達人から話された新白連合ですが、そろそろ(大会では結局出なかった)谷本が活躍する頃ではないかと。
■お茶にごす
まークンと夏帆は同レベルで似た者同士だなあ(笑)
かなりお似合いなのかも知れん。
■最強!都立あおい坂高校野球部
初めて東王側に感情移入出来た気がします。
■絶対可憐チルドレン
「黒い幽霊」の殺し屋は操られてたのですか。しかもノーマルの悪の組織に。
これは、本格的に『薫達が』『ノーマルと対立する』芽になる話のように思えてきました。
…もっともそれなら、兵部的には『ノーマルのやることの汚さ』を薫達に見せつける行動を取っても良さそうかも知れないですけどね。
ラスト前ページで、落ちそうになって薫に助けられてる紫穂の絵が良いですな。
■メテオド
もしかして主人公は『偽物かも知れない』と全然疑いもしなかったのか?
精神的な問題をクリアしても、あまりにアホすぎても問題ではあると思う。
■LOVEオートメーション
えーと、マガジンで描いてた人ですか。よくは知らないのですが。
恋愛支援用アンドロイドが美少女であるという時点で間違ってるとは思う。
まあ、電影少女とかありましたけどね。
■RANGEMAN
クライマックスへのお膳立てが着々と積み上がったますな。やはり錬児は風香と思いが通じたところで風香を忘れる危機に陥るわけか。
そこを錬児が「真の愛の力」で乗り越える事になるか、或いは忘れてしまった錬児と風香が一から関係を作り直すことになるか、といったところでしょうか。
ブルーさんは切ないなあ。
ブルーさんもリキさんも変身出来なくて大ピンチになりそうだ。
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