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2007年12月26日 (水)

週刊少年サンデー4・5号感想

■呪法解禁!! ハイド&クローサー
新連載。
ガッシュと入れ替わりで、雷句先生の元アシスタント(らしい)で、更には後ろ向きな少年がパートナーと出会って成長していく話でと、何かとガッシュと比較されそうで大変そうではありますが、
数多いとは言い難いサンデーの“少年漫画”として頑張ってほしいかと思います。
とりあえず、黒さとマヌケさを併せ持ったハイドのキャラは良さそうかと。

ハイドのダメージは主人公が針と糸で直していかねばならないわけですか。主人公に求められるスキルが裁縫というのも珍しい(笑)
まあ、先々では主人公自身が呪術を使っていくようになるのかも知れませんが。

■結界師
的確なツッコミに情報収集にと、影宮が頼りになるなあ。
やはりパーティーには戦闘要員だけでは事足りないなと。
お地蔵さんが広げる「黒い陣地」がまるでチェス盤のようですが、流石にチェスとは何の関係も無いでしょうねえ。(囲碁や将棋ならなんとなく“お地蔵さん”とも合いそうだけど)

■ダレン・シャン
唐突に見えたバンパニーズとの出会いがこれほど意味と因縁を持っていたとは、ダレンと一緒に意表を付かれました。残り3回のチャンスも結局は最期かその目前まで行ってしまいそうかなと。

■ハヤテのごとく!
夜の学校に入るのも、麻酔銃で先生を眠らせればチョロチョロかなと思いました。
ダイの大冒険のその後があり得るなら読みたいような。旧連載以上には盛り上がらないと思うけど。

■金色のガッシュ!!
最終回。素直に気持ちのいい最終回でした。
大人になることに希望を感じられる、最期まで実に真っ当な少年漫画でした。やはり少年漫画誌にはこういう作品は1本はいて欲しいですよ。

最終回で語られたのは、ガッシュの手紙を通しての魔界のその後の姿。
人間界の出番の無かったパートナー達の様子も正直見たかったですが、まあ、描きすぎないのもまた正解でしょうか。

魔界に帰った魔物の子供達の様子は、凶悪だった連中までも含めて微笑ましいものでした。
『僕の名前はベルギム・E・Oです!!!』は『僕の名前はエンポリオです』に並ぶ名セリフですよ(笑)
バリーやロデュウやキースの不良学級には笑いました。こいつらのクラスにクロ高の神山を放り込みたいものだ。
メロンの種もちゃんとガッシュは持ち帰っていたようで良かったです。

ガッシュは王になったとは言ってもこれからが勉強のようで、本格的に魔界を治めるのはもっと成長してからなんでしょうね。
「この戦いが正しい物」かどうかは正直異論も感じますが(ガッシュが勝てたから良かったものの、“本”はかなり黒いこともやってましたし)、しかし辛い戦いの中でも真っ直ぐ立ち向かっていく尊さは確かなものかと思います。

心に残るいい作品でした。雷句先生には英気を養ってまた戻ってきてもらいたいものです。御苦労様でした。

■LOST+BRAIN
学年の主席がいきなり「君は選ばれた」だのと言ってきたら、ギャグか“頭おかしい”としか見えないよなあ(^^;
この作品は(まず無いと思うけど)実写になったらギャグにしかなり得ないと思いました。
催眠術で世界をどう変えるのかと思いましたが、とりあえずは爆弾テロですか。思ったより短絡的だなあ。

■金剛番長
どんなカラクリかと思ったら、空気かよ!?(^^;
金剛番長の勝因は『空気を読んだ』事と言えるかも知れません。
や、まだ決着は付いてませんが。

■史上最強の弟子ケンイチ
固形物ならともかく、ボルシチを食しながら歩くとは難しそうだ。さすがYOMI。

■クロスゲーム
この微妙な距離感があだちワールドだなあ。
そば屋の娘も結構したたかなキャラのようでいい感じ。

■GOLDEN★AGE
いっそ格闘バトルロイヤル編に入るのならそれはそれで見たかった気もします。

■お茶にごす
「走るの大好き」とか言ってると夏帆も爽やかに見えるものだ(笑)
竹ヤリ魔も普通は「助けようとしてる」と思われそうなものなのに、哀れ。側に部長でも付けておけばまだ周りの見方も変わるだろうに。

■イフリート ~断罪の炎人~
そもそもネットに源三郎の手下(ユウとニナミ)のデータも無さそうな気がします。

■魔王
とりあえずハチ女がどうなるか気になります。

■絶対可憐チルドレン
全編さぷりめんと。
長編よりも遙かにネタ出しが大変だろうに、一度始めたり思い付いたことはやらずにいられないのだなあ椎名先生(^^;、ご苦労さまです~~。
葵はあれくらいあれば十分じゃないでしょうか(笑)
「休載した直後」は当時そういえばそういう流れだったような覚えがあるようなないようなカナ~(タ)

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