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2008年5月28日 (水)

週刊少年サンデー26号感想

雷句先生はもうサンデー&小学館に戻る予定は無いそうで、詳しい事情は現時点でまだ分かりませんが、寂しいなあ…

■クロスゲーム
すっかりあかねとも打ち解けたようで、青葉のことも含めて地道に変わっていってますね。

■結界師
夕上さんは先週のラストでやられた印象があまり無かったので、冒頭でいきなりダウンしているのを見てなんだか笑ってしまいました。
その後のつり下げられっぷりといい、時音とのイチャつきっぷり(笑)といい、色々とおいしい人だ。
今後は合流した良守を相手に戸惑われたり嫉妬されたりを期待します。

やっと時音チームと良守が合流出来たと思ったらラスボス(?)の夜城登場。どうせ炎上寺姉もすぐに復活して追いついてくるでしょうし、人数は3対3とは言え夕上さんはほぼ戦力外で時音も消耗が大きいとなれば苦しいですね。刃鳥さん達は、足場から飛び降りる…わけにはいかない高さなんでしょうか(^^;

■絶対可憐チルドレン
葵が泣かせます(笑)

今回は普通の超能力事件かと思ったら、いきなり皆本が攻撃(?)されて結構大事になりそう。
椎名先生の完成原稿速報によると暫定最終回な話になるようですね。
制服のエピソードなどでチルドレン達の成長やチームとしての絆が強調されているのが、後々なんだか切なさに繋がっていきそうに感じました。

■月光条例
襲ってきていたのが鬼ではなくて姫の方だったとはビックリ。確かに(1話に出た鬼は素顔だったのに)何故仮面をかぶっているかは不思議ではありました。
姫自身に憎まれるとなると一寸法師側も辛いだろうし、女相手だと月光としてもますます戦い難いでしょうねえ。

しかし、そんな一寸法師と月光を諭すのが「姫」と同じ女である鉢かづきだというのが上手いです。
女を振り回せるかと拘る月光を納得させる役目も確かに鉢かづき自身が背負うべきものでしょう。
次回は鉢かづきの覚悟を受けて月光が戦う覚悟を決める話になるのでしょうか。月光の判断をどう見せてくれるかに期待です。

ところで着物で美脚アクションをこなす鉢かづきが素晴らしいですね。

■金剛番長
素晴らしく男塾的な舞台設定だなあ。
「最強最悪の兵士が誕生した」というのはあくまで噂だということですが、それが金剛の親父なんてことは無いでしょうか。ただの「噂」では終わらなそうな気もします。

カブキ番長VS卑怯番長戦は凄まじくあっさり終了。って、これで終わりですかー!?(笑)
まさに「最初から勝負はついていた」というやつですね。いいのかこんな奴が仲間で(^^;
卑怯番長の勝利宣言に「なんという卑怯者」と汗を流している居合と念仏はまあ常識的な反応として、全然気にしていなさそうな剛力がさすがだ(笑)

■ハヤテのごとく!
まだ四ヶ月なのかー。

■ダレン・シャン
まさかまさかのクレプスリー生存!!!???
…かと思わせて、あくまで現実は過酷だった…

うわー、キツイ。普通にただクレプスリーが死ぬだけの展開よりも、読者的にも数段キツイ…。
「バンパイア山までは夫りっとしても2、3日はかかるはずじゃ…!」
「細かいことは言いっこなしだ」
に違和感は覚えたけど、一瞬本当にクレプスリーが無事だったのかと喜んでしまったですよ。
喜び駆け寄るダレンとクレプスリーの次のページの見開きは時間が止まったかのように見えて本当に効果的でした。やられたなあ…

■お茶にごす
「合宿を乗り越えた後には(中略)同じ地獄を耐えきった仲間には強い絆が生まれるんだよ!!」
確かに、同じ霊に恐怖させられた茶道部の仲間達にはある意味強い絆が生まれたと思いました。(怖がってないまークン以外)

とりあえずアニ研部長は人間レベルは高いと思いますが、川を流れてくるよーなまークンも高いですよ(笑)
溺死体まークンを救助した人が言った「コレあげるからサ」が何かと気になりましたが、
あの浮き輪(と言うのか?)をもらったのね。

■最強!都立あおい坂高校野球部
気持ちいい展開です。これを待っていました。

■史上最強の弟子ケンイチ
しぐれは師匠達の中でも一番若い分、まだ未熟さと成長の余地を残しているのかと思いました。

■神のみぞ知るセカイ
ゲーム女子事情には疎いのですが、立体になるのは果たして進歩なのでしょーか?

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2008年5月26日 (月)

週刊少年ジャンプ26号感想

■ONE PIECE
ルフィ達を出し抜くとは、人攫いは計略に長けているのかと思いましたが、
ルフィ達が単にマヌケすぎだった様子。
まあ、パッパグも「人攫いの可能性」をルフィ達にちゃんと伝えていなかったようなので仕方ないかも知れません。

ケイミーが送られたオークション会場には天竜人やキャプテンキッドやトラファルガーやらが大集合。ここにルフィ達が乱入すればもめ事にならないわけがありませんな。
と、このタイミングでルフィ達が探すコーティング職人が登場、…って、ロジャーの副船長ですか。これは確かに滅茶苦茶大物じゃないですか。ルーキー達より強いというのも納得しました。
しかし、「巨人」の隣に座っているというのは「競りにかけられる側」に入ってるわけですか?
本当に誰かに捕まったとも思えませんが、道楽なのでしょうか?

■アイシールド21
石丸ロデオドライブはなかなか驚きでした。(例え完全じゃなくても)
甘く見ててごめんよ石丸さん。
しかし、助っ人なのにここまでやってくれるとは、本当にいい人すぎるよ石丸さん。
ヒル魔の腕は治っていたそうですが、果たして完調なのでしょうか?
完全に治っている場合も治っていない場合もどちらもありそうですが、
「完調では無いフリを続ける」可能性もありかも?
それなら大和に「左腕一本で戦う」を続けさせられるかも知れませんし?

■BLEACH
後の仮面の軍勢の皆さん大苦戦。
虚化によるパワーアップがそれだけ凄いということか。
白の仮面はちょっとヒーローっぽいかなあ。(むしろ戦闘員か?)

隊長のローズにタメ口なリサが印象的でしたが、まあ、ひよ里も白も上司にタメ口か。

■ダブルアーツ
一体どうやってこの窮地を乗り切るのかと思っていましたが、正解は「敵が気まぐれで見逃してくれる」でした。
最初に手加減して後で後悔する悪役って多いだろうなあ(おぃ)
しかし、キリの能力を知ってなおこの場でキリを見逃すと言うのはどういう意図なのでしょう。キリのフレアは必ずしもシスター達にとって「希望」にはならないのだろうか、とも考えられるのかも知れません。
まだ分からないことだらけですが。

■PSYREN-サイレン-
夜科の能力はPSI相手なら敵だろうが味方だろうが自動攻撃ですか、ヤバー;;;
主人公の能力としては素晴らしく使い難そうな能力ですが、ゆくゆくは使いこなせるようになるんでしょうか。…案外最後まで使いこなせないままと言うのもそれはそれで有りかも知れません。

腹の「玉」をやられたタツオくんですが、果たしてタツオくんは死んだのかどうか。
玉が単なるコントロール装置ならタツオ本人の意識も戻るかも知れませんが、あれが生命維持も兼ねていたとしたら駄目かもなあ。

■ぬらりひょんの孫
雪女もカラス天狗もきっちり文明の利器(携帯)を使いこなしてるなあ(笑)

今回の件は牛鬼の計画通りだったようで、ある意味清継くんの望み通りの展開ですな。
つららが熱い温泉に入れさせられて困る展開にならなくて残念でした。

■銀魂
先週時点では、他サイトさんの感想を読むまで「神楽の兄」の伏線を忘れていました。そう言えば星海坊主の片腕を潰した兄ってのがいたのですね。
それも夜兎が1人だけでなくこんなにゾロゾロ出てくるとは、
今のシリーズが始まった時点では予想もしていませんでしたが、しかし「光に嫌われた一族」である夜兎がこの常夜の世界で一大勢力になっているというのは言われてみれば至極納得のいく話です。
かなり大きな話になっていきそうですが、案外星海坊主まで出て来たりするのでしょうか。

■サムライうさぎ
>「私達が頭の中に思い描く“侍”はうさぎ同情とはどうしても重ならない」
『自分が会った侍がたまたま悪人だった=侍は全員悪人に違いない』の論理が狂ってることにようやく気付きましたか。
流人編はこの辺がどうにも受け付けなくて読んでいてちょっとイライラしていました。

まあ、簡単に相手にレッテルを貼って決めつけては駄目ゼッタイというメッセージなのかも知れませんが。

■魔人探偵脳噛ネウロ
吾代さん串刺し。
普通のジャンプ漫画ならそれでも吾代は死ぬようなキャラじゃないと思いますが、(この漫画では)アイのあっさりした死にっぷりを思い出すと「死なない」とも言い切れないのが恐ろしい。
串刺しに見えて脇で挟んでいますというオチの可能性も(この漫画だからこそ)ありそうな気もしますけど。
ところで、自分はせんとくんは有りだと思います。

■SKET DANCE
スイッチの過去話。
モノローグの主観が「兄」だったので、兄の方がスイッチだろうかと一瞬混乱してしまいました。(顔はどう見ても「弟」がスイッチなんだけど)
先週号を確認すると「スイッチ14歳」で「兄が高校生で弟が中学生」なので弟がスイッチで間違いないと分かりましたが。

これで兄弟仲が破綻してスイッチはしゃべらなくなるんでしょうね。
…スイッチがしゃべらないのは五感の一つを閉じることで小宇宙を高めているのかと思った。(って、味覚と喋る能力は別だと星矢連載当時から思ってましたが)

■ピューと吹く!ジャガー
ハンサメン
今後は日々ヒット数も増えていくことでしょう。

畔寒さんはONE PIECEのハンサムにもハンサミティのレクチャーをしてやって欲しいと思いました。ハンサムーン

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2008年5月21日 (水)

週刊少年サンデー25号感想

■魔王
一ヶ月後…、
一ヶ月の間“腹話術”を使ったかどうかは不明ですが、今の安藤はここぞと言う場面でしか使わない(使えない)だろうと考えると、「使わないまま」でも体調は回復しないと考えるべきでしょうか。
犬養に対する対抗策も、ひたすら街頭演説の場を見張るような事しか出来ていないあたり、ホントにいつまでたっても追い詰められ感が高いなあ。

蝉の方は立ち直れたようですが、これから(おそらく)クライマックスに入るとして、蝉と安藤の行動が交差する時はあるのでしょうか。
蝉は鯨と絡んでいきそうな気はしますが。

■結界師
この手を離さない。僕の魂まで離してしまう気がするから!
手を繋がれ抱きかかえられと、時音のお姫様っぷりの急加速具合が凄い。もうヒーローは夕上さんでいいよ。

ラスボスは炎上寺姉かと思いましたが、夜城の方でしょうか。時音は最初から「洗脳か始末の二択」だけだったとは、タチ悪―。

■MAJOR
吾郎の内心は書かれてもギブソンの内心は書かれないのが上手い。読者としてはそこにこそ興味津々だからなあ。

■月光条例
金棒の攻撃で人類滅亡直前!?
まだ作品としても始まったばかりだと言うのに、ここまで大規模破壊な話になろうとは、
相手を倒せば元通りになると思って素晴らしい思い切りの良さですよ。

昔話での印象では「嫌な奴」だった一寸法師の内心をこういう形で見せてくれるのは上手いです。一寸法師のやったことを肯定は出来なくても感情移入は出来ますから。
しかし、昔話の中にはどう解釈しても本当に身も蓋もない物もあると思いますけど、今後出てくる昔話の扱い方がどうなるか興味深いです。

■金剛番長
対決を前にしてのインターバル回かと思って油断しました。
な、なんですかこの素晴らしいギャグ回は。腹が痛いです…;
助っ人で終わらずにまさか転校してくるとは。しかも執事付き(学生服着用)!
グツグツグツグツグツグツと、いかにも「出来たてで御座います」というチャンコを一体どこで調理してきたのですかこの社会人学生は(笑)
外の車の中かはたまた家庭科の教室か?

『なにコレ?』の場面にて机の上に刀を置いている居合番長の図だけでも笑いましたが、さり気なく剛力番長のハンマーも教室の後ろに置かれているのが素敵すぎる。
持ち物検査もへったくれもないね!

■ダレン・シャン
あああああ、クレプスリーがあああ!
しかし何という格好いい死に様だ。クレプスリーは本当にイカした男でしたよ。
これで、「実はスティーブがバンパニーズ大王でした」と来たとしたら、やりきれなすぎるのですが。

■神のみぞ知るセカイ
素晴らしく阿呆だ(笑)
しかしギャルゲはそんなに沢山出るものなのか?

■クロスゲーム
予想以上にしょうのない顛末でしたが(褒め言葉)、
平和でいいんじゃないでしょうか。

■史上最強の弟子ケンイチ
音超えの斬、ハイレベルすぎる戦いは既にギャグにしか見えません。と言うかギャグですよね。

■お茶にごす
霊、物理的なパンチ力の前に敗北!
人間身体を鍛えれば霊も恐くないよね!(馬鹿な)
内っサンの方も(一応)丸く収まって良かったです。

そう言えば、顧問の先生はまるっきりフォローされずに終わったけど、別にいいか。

■呪法解禁!! ハイド&クローサー
春瓶も格好良くなってきたなあ。

■イフリート ~断罪の炎人~
光の姫君は知らなかったわけですか、なるほど。

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2008年5月20日 (火)

富士山周辺旅行

5月17・18日で富士五湖周辺に行ってました。

最初は山中湖に行きましたが、天気がイマイチで富士山は見えませんでした。残念。
この辺りではまだ桜が咲いていました。

次に行ったのが八つの湧水池からなるという忍野八海。
昔は一つの湖だったものが溶岩流で分かれたり河に浸食されたり枯れたりで今の状態になった様子。


湧池


底抜池


濁池から繋がる川

場所にも寄りますが透明度が高く綺麗でした。
濁池は水深10Mでもよく底が見える美しさでしたが…


しかし、金を入れるなと書いてるのに入れてる人が多いのは困ったものです。
魚が食べて死んじゃうことがあるのだとか。
一見青い水の中で光る1円玉は綺麗なのですが…;

初日に天気の為に湖から富士山の姿を見られなかったので、二日目は五合目まで登ってみることに。
河口湖側から車で登りました。昔、表口側からは登りましたがこちらは初めてで新鮮でした。
五合目近くまで来てもなかなか雲の為に山頂は見られませんでしたが…

五合目から脇にそれた奥庭自然公園に入ったところ、タイミングよく雲が切れて山頂を望む事が出来ました。


こちらは携帯のカメラの「パノラマ写真モード」で撮ったもの。
自分で回転しながら撮影するのですが、ちょっとブレてますね。


五合目にあった店では「富士山メロンパン」なるものが。こんなものがあるとは~
売っていたの店は「日本一高いところにあるパン屋さん」だそうです(笑)

自転車で登ってる人もかなりたくさん見ました。
6月には富士山ヒルクライムレースもあるようなので練習でもあるのでしょうか。
「シャカリキ!」は熱い漫画だったなあと…

一合目付近だけでですが、ごく普通の自転車でチャレンジしてる人もいました。
さすがに上まで行くのはキツイだろうなあ。

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2008年5月19日 (月)

週刊少年ジャンプ25号感想と今月のスティール・ボール・ラン

今週は蝶忙しいので短縮モードでー

■ONE PIECE
冒頭で「人攫いチーム」が登場して、おや?と思いましたが、
ハンサム&トビウオライダーズは思ったより早く再登場する様子。
蛇の道は蛇ということで、人攫いらしい活躍を見せてくれそうです。
ルフィ達が一緒にいながらケイミーがさらわれてしまったという辺りが、はっちゃんがケイミーを遊園地に入れさせようとしなかった理由でしょうか。
人攫いの連中は、強いというより計略に長けているんでしょうねえ。
(と言うか、一緒にいたルフィ、チョッパー、ブルックと言えば、一味の中でも特に騙されやすそうな気もします)

ゾロは一人で行動させると危なっかしいなあ、戦いの場でなら頼もしいのですが;
ジュエリー・ボニーは、ゾロが「ガキ」と勘違いしたということは身長を変えたり出来るのでしょうか?、能力者なんですかね。
ルーキー海賊達はまだ誰が敵で誰が味方になるか分かりませんが、ジュエリー・ボニーはどちらかというと味方側になる…のでしょうか?

次回で500話ですが、あまりキリのいい展開にはならなそう?

■銀魂
月詠さんはホントにいい人だった!
好きになりますよ?

■BLEACH
えーと、これで後の「仮面の軍勢」の面々が全員事件現場に行ってしまったわけですね。
そして彼等は普通の死神ではいられなくなってしまう、と。
現代の状況を知っていると、今回の人選は死亡フラグそのものですね。
現代でひよ里は死神を嫌っていましたから、これがきっかけで尸魂界を追放されちゃうんでしょうか。
「信じて待つのも隊長の仕事」という享楽のセリフが痛い。

フツーに考えれば事件の原因は藍染一派なんでしょうけど、
仮面の軍勢と同様に虚化が出来る一護(及び一護パパ)との関係はどうなんでしょう。
今回の昔話で描かれるのか、或いは別のエピソードになるのか。

■ダブルアーツ
一度は逃げたもののキリの情熱にほだされて現場に戻る2人、
気持ちは分かりますが、選択肢としては最悪だったかと。これなら最初に全員で手を繋いで戦うか逃げるかした方がマシだったでしょうけど、まあ結果論ですね。
しかし「少年漫画の主人公」としては正しい行動だと思います。

で、その結果はやはり最悪の展開で、反撃のアイデアも思いつきませんが、
ここはやはりアレでしょうか。
1.ハンサムなキリは突如反撃とエルー救出のアイデアがひらめく。
2.スイが来て助けてくれる。
3.反撃出来ない。現実は非情である。
出来れば1に期待したいところですが、さて?

■To LOVEる
特に好みに拘りがなければどうなるのだろうと思いました。
自分はあってもなくてもいいですが。

■アイシールド21
>「同い年かよありえねー!」
確かに、モン太とセナとマルコと峨王と筧が全員同じ1年生とは思えません(そういう事じゃないと思います)

何故真のアイシールドのはずの大和の背番号が22なのかと思っていましたが、自分なりのこだわりで封印していた様子。
その詳細は、試合中に回想で描かれたりするのでしょうか。

■PSYREN-サイレン-
「ヒリューのことかーーーっ!!」

というわけでアゲハが覚醒。見た目のイメージからするとヴァニラ・アイスの暗黒空間のような能力でしょうか。主人公の能力としてはなかなかエグそう。
こんなので攻撃したらさすがにタツオくんも死ぬ…というか消滅してしまいそうです。

刺されてしまったヒリューですが、これまで無慈悲にどんどこ人が死んでいったこの漫画でも、流石にヒリューのようなキャラはそう簡単には死ぬまい…と、思いたいんですが、そうとも言い切れないのが恐いところ。

ヒリューが助かる展開があるとすれば、速攻でこの場で決着をつけて現代に帰り、八雲に助けてもらうくらいしかないでしょうねえ。
しかし、未来世界での「カブトのおじさんのジャーナリストの家」の伏線がまだ残っていますし、すぐに現世には帰れないような気も。

ところで、タツオから奪い取った「タツオの唾液たっぷりの笛マスク」は誰が使うことになるかと気になりました。(無事だったとして)ヒリューやアゲハは雨宮には使わせないだろうと思いました。
むしろ(無事だったら)ヒリューが使って一部の人に喜ばれるような展開になるかも知れません。

■ぬらりひょんの孫
カナちゃんのつららへの追求が始まって楽しいですが、つららって、「学校に来てる」だけでどこかのクラスに在籍してるわけではないのでしょうか?
それで4年間も誰にも疑われなかったのなら凄い話だ。
或いは、疑われるたびに全滅させてごまかしちゃってたのか?(笑)

リクオはやたらと妖怪カードをひいたり、他の誰も読めなかった遠くのほこらの文字が読めたりと、妖怪化が進んでるんでしょうか?
まあ、あの妖怪ポーカーに妖力だの霊力だのが本当に関係するのなら、つららが勝っていないのが不思議ですが。

つららはずっと学校に行っているのに、最初はいたはずの青田坊がいつの間にか消えてるのが不思議でしたが、謎が解けました(笑)

■魔人探偵脳噛ネウロ
どんどん吾代とフラグを立てていたオカマ警官が素敵だ。回想だけでなく本編でも出て来てくれないかなあ。

■SKET DANCE
ここでスイッチの過去話に入るとは、ちょっと予想外。
スイッチは面白いキャラなので興味深いです。

■エム×ゼロ
最終回。
掲載位置的にはそれほど悪い印象は無かったので、この連載終了は急に感じて驚きました。
巻末コメントからすると、打ち切りではなく作者希望の方が濃厚か?
まあ、惜しまれるうちに終われるのが花なのは確かですね。特に、人気があれば際限なく引き伸ばされてしまうジャンプでは;

急に感じたとは言っても、綺麗にはまとまってくれたいい最終回だと思います。
少し物足りなさも感じてしまいますが、それも余韻と言えるかも知れません。
九澄は気持ちのいい主人公だったなあ。

個人的には、愛花には九澄の秘密はバレて欲しかったですが、「帰ってきたら話したい大事な事」でもって話すのでしょう。

ここで終わりでも綺麗なのですが、その後を少しでも見られればとは思ってしまいますね。赤マルなり描き足しなりは無いかなあ…

■ピューと吹く!ジャガー
しょうもないきっかけで元に戻るのではとも思いましたが、
予想以上にしょうもないきっかけだぜピヨ彦。

■今月のスティール・ボール・ラン
少しだけ。
レースもクライマックスで、ルーシー側の状況もかなり差し迫ってきました。
スティール氏はとてもいいキャラなので出来ればルーシー共々生き延びて欲しいところ。
ところで大統領があんないい身体だったとは。てっきりデブかと思っていました。

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2008年5月14日 (水)

週刊少年サンデー24号感想

■月光条例
一寸法師の行いは間違いなくサイテーなのですが、それに対して月光がどう動くかがポイントでしょうか。
話を聞いてるとつい「鬼ガンバレー」という気分になっちゃいますからねえ(^^;

かと言って、鬼を放置すれば「一寸法師のお話」だけでなく人間世界にまで大被害が出てしまうのですから、放っておくわけにはいかないでしょうけど、どうしてもモチベーションは下がりそうなものです。普通なら。
月光は必ずしも「フツー」な判断はしないと思うんですけど、さて?
おとぎばなしって、原典では結構ダークな話もあるわけで、それをどう藤田氏が扱うのかに注目です。

前回“鬼”がエンゲキブの側に現れたのは御都合主義ではなく理由があったのですね。さすがに便利だなあ>打出の小槌

ハチカヅキが電話を持ってるとは!、と言うか、古いサンデーを捨ててしまって確認出来ませんが、1話で裸の王様と電話してましたっけ?
スピーカーホンモードまであるとは、クラシックなナリでえらく高機能な黒電話だ(笑)
エンゲキブが携帯を使うシーンでは「からくりサーカス」で涼子が後ろ手で携帯を操作していたのを思い出しました。
エンゲキブといい、見ずに操作出来るとは器用だなあ。自分には出来ません(^^;

本屋のジーさんバーさんが懐かしい顔で和みました。スターシステム?

■結界師
夕上さんのノリノリ脱走作戦。なんてイキイキしてるんだ夕上さん。
その上で時音への助言と忠告と気配りも忘れない。惚れるぜ夕上さん。
ワカメ呼ばわりされる髪も含めて好きだなあこの人(笑)

■ハヤテのごとく
トメさんにも
「私は何かを成し遂げるために乳母をやってきたわけじゃない!!
すべてを手にして燃え尽きたなど、私に対する最大の侮辱だよ!!」
とか言って頑張ってほしかったです(無茶言うな)
そして咲夜に引導を渡されたりする(駄目じゃん)

■金剛番長
千人の舎弟とは…
たとえば1クラス40人として1学年で10クラスとすると3学年全員で1200人ですか。
5人で1つの高校の生徒ほぼ全員を相手にするイメージと考えたら凄いですね。校庭が舎弟で一杯ですよ。
居合の「羨ましい…!!」は、やはり唐鰤は不肖の舎弟なのか(笑)
次回からは1~2週ずつ戦っていくことになるのでしょうか。

■ギャンブルッ!
当初あまり趣味ではないと思って、全然感想を書いてなかったのですが、
ロシアンルーレットの辺り以降面白くなってきました。黒い黒い。

■絶対可憐チルドレン
素足学ランはいいんじゃないでしょうか。

本編は、一段落はしましたが、未来は今のところ“予知”の方向に向かっているのだろうか…と思えた今回でした。
兵部にとっては今回の件は(今回の件も)未来への布石だったのだなあ。
薫が澪達と仲良くなること自体は双方にとっても悪いことではないでしょうに、皮肉だ…。

■ダレン・シャン
クレプスリー後ろ!!

戦いの後に後方への注意が薄まるのは紛れもなく死亡フラグだよクレプスリー;;
ラストで落下したクレプスリーですが、この作品の場合本当に死にそうだしなあ…;;;

今回“バンパニーズ大王”はあっさり死んでしまいましたが、やはり本物ではないのでしょうか。(しかし、本物の大王じゃなかったとしてもクレプスリーと何かしらの因縁はありそうだったんだけど)
やっぱりスティーブが大王なのか?(全然「誇り高き長」じゃないけど)

■史上最強の弟子ケンイチ
武術家にとっての恐怖の意味、ケンイチの抱いた“恐怖”の正体と、上手く意味と展開を繋げてくるものだなあ。
武器使いのしぐれが師匠の中で最も恐怖に精通しているというのも納得のいくものでした。
今回でケンイチのトラウマの件は一区切りとして、最後は派手な達人対決が見られるかと期待。

■クロスゲーム
そば屋の仕事はどうするのだろうと思いましたが、ちゃんと理由を説明してきましたね。

■呪法解禁!! ハイド&クローサー
やはり仲間が増えてくると楽しくなってきますね。髪でバットを振るトミコがナイス。
呪具はブラックプレートぽいですが(^^;

■お茶にごす
ブルー、既に当初の目的を見失ってるよ(笑)
脅かすことに快感を感じてしまったら、もうどんな格好いいことを言っても無駄だと思います。

まークンと部長の肝試しは、なんというか、いいね!!
しかし、まークンの霊に対するリアクションの薄さはなかなか予想外。ガンバレ霊!

■魔王
安藤がどんどん格好良くなっていきますが、同時に悲壮感も上がっていきます。
安藤が無事に生き延びられるエンディングが見えないですよ;

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2008年5月13日 (火)

最高の人生の見つけ方(映画)

(ロブ・ライナー監督)

自動車整備工として実直に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)と、傲慢に生きてきた大金持ちの実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)、
性格も人生も正反対の2人は、入院した病室で同室になり、互いに余命6ヶ月と診断される。
2人は「人生でやり残した事を記した“バケットリスト(棺桶リスト)”」を通じて意気投合し、人生最後の冒険に出発するのだった…

と言った内容のハートフルなヒューマンドラマです。
決して意外性のある作品ではありませんが、主演2人がそれぞれ魅力的で楽しめました。

余命があと僅かと知れば何をするか、とは誰しも一度は考えそうなテーマに思えます。
そして、この映画を観るとやはり「自分だったらどうするか」とは考えてしまいますね。
実際その時どうするかは、その時になってみないと分かり難いものですが、これまで出来なかったことや我慢したことをやってしまおうとは考えると思います。それが家族の思いに必ずしも沿わないとしても。
(しかしまあ、ぶっちゃけ「奥さんも付いていけばいいんじゃない?」と思ってしまったのは秘密です)

そして、「スカイダイビングをやりたい」とか「壮大な景色を見たい」とか、その他諸々の無茶な夢を、この映画ではエドワードの“財力”でもって強引にやってしまう辺りが映画としておかしく楽しいです。
で、当然のように“財力”だけでは幸せにはなれないのもお約束で、ジンとさせてくれます。
“バケットリスト”のやりたいことを達成するたびにリストにチェックを入れていくのですが、このリストの使い方が(特に終盤になるほど)気が利いていいですね。
「キスをする」や「笑う」下りなどは上手いこと扱うものだと感動しつつニヤリとしました。
いい映画だったと思います。

自分も死の間際で笑える人生を送りたいものだと思いました。

公式サイト

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2008年5月12日 (月)

週刊少年ジャンプ24号感想

■BLEACH
表紙の一護が次に本編に出るのは何時のことだろうと思いました。
本編はサスペンスじみてきましたね。ひよ里や拳西や白といった“この一連の事件で被害者になった(なる)連中”が後に仮面の軍勢になるのでしょうか。

マユリ様は誰と組ませても面白い一流の芸人だなあ。

■銀魂
月詠さんのいい人っぷりに目頭が熱くなります。

■アイシールド21
阿含は結局帝黒に入ったのかどうか、どっちもあり得そうですが、規定は「なんとか」なっちゃうもんなんですかね?
…この漫画だとなんとかしちゃいそうだけど、本当に出られたらちょっと嫌。

■ダブルアーツ
予想以上の急展開、護衛の人が真っ先にやられて相当にピンチです。
ここにいる全員でキリと手を繋げば身体能力はかなりアップするでしょうが、力が上がっただけでは勝てはしないでしょうし。(今週のサイレンのタツオのように)
エッダ及び他の子らが死ななければいいですがー;

ガゼルがトロイを広めてるってことなんですかね。

■ぬらりひょんの孫
雪女のドジッ娘率が上がってるなあ。カナちゃんが2人の関係に疑惑を持ったりしてなかなか楽しいです。もっとやれ。
と言うか、カナちゃんは「あのあと無事に帰れたんだ」のセリフの方に疑惑を持つべきですが。

雪女のことは「実は従兄弟」とか言ってごまかせばよかろうに(笑)

■HUNTER×HUNTER
ナックルに走馬灯が!
と言うか、走馬灯が「これから迫る死のピンチ時」に出るというのも不思議な気もしますが、まあいーか。(以前のゼノの“心滴拳聴”の説明の時にも走馬灯を持ち出してましたっけ)

ナックルは本気で死んだかも、と一瞬思いましたが、このタイミングでキルアの落雷と来ましたか。電撃でユピーを倒すことは出来なくても一瞬動きを止めることは出来るわけで、確かにキルアが出来ることとしては最良の一手でした。
メレオロンの力で姿を隠しながらタイミングを待ってたんでしょうねえ。

これで見事ナックルは一発を入れられましたが、「三発入れる」とか言ってないでこの一発で満足してすぐに離脱すべきだと思います。調子に乗っているとユピーはすぐに復活しそうだ。

で、ここでまた連載ストップ。今回で10週目だったんですねー。
とりあえずは、一応キリのいいところで終われたとは思います。
次の再開がいつになるか分かりませんが、長くかからないことを願っておりますー。

■魔人探偵脳噛ネウロ
密室ホテルからの脱出と弥子のネウロへの信頼感をあわせて見せてなかなか爽快でした。
ところで、あの窃盗したバイクは直結でもしたんですかね?
吾代も笹塚もナチュラルにそのくらいのスキルはありそうだ。(最近のバイクでは出来ない場合もあるようですが)

■PSYREN-サイレン-
単純な身体能力では相手が上、喧嘩の経験値はこちらが上と、有利不利がいい感じにバランスが取れていて緊張感が心地よいです。
ヒリューも到着して流れはこちらに向いているように思えますが、
ド天然系アイドル朧のおかげで良くも悪くも計算が狂いそうで、また楽しくなりそう。

■SKET DANCE
いい話でした。しかし目が開くだけで随分可愛くなるものだー。
校長もスケット団に孫をあずければああなるのも予想出来そうだけど、案外スケット団のことを気に入ってるのでしょうか。

■サムライうさぎ
鳳を見ていると「ど…どんだけ疑い深いのこの人―――!?」と言いたくなります。
人間ハマーになったら終わりですよ。

■エム×ゼロ
ネット上では連載終了話が出ていますが、ホントにラストに向かってる感じですねえ。うーむ、やっぱり終わっちゃうのかなあ…;
結構好きなんですがー。

■ピューと吹く!ジャガー
ハマーの自滅っぷりが…(笑)
ピヨ彦の筋肉も数週経ってネタを使い尽くしたら戻ってそうな気もします。
(あるいは来週にでも戻ってるかも)

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2008年5月 7日 (水)

週刊少年サンデー23号感想

■金剛番長
今回は少年漫画的様式美に溢れていました。全編“お約束”としか言えない展開ですが、ガッツリした描写で結構満足感が高かったり。
しかし、居合、剛力、卑怯の3人は助けに来るのは予想していましたが、…まさか念仏が来るとは。てっきりサソリが来ると思っていたんですけどね。
念仏が味方になるとは本当に本当に意外でしたが、金剛に倒された時に何かに悟っちゃったんですかねえ。

敵番長5人のうち道化番長の攻撃が一番謎ですが、単に見えにくい刃で攻撃してるんですかね。(言葉通り“手品”で)
さり気なくカブキ番長の攻撃が金剛に何の打撃も与えていないですよ。やはり自分の力でなく「コーポレーションの技術の水を結集させて作った(作らせた?)」アームでは金剛の敵では無いということか。

■結界師
容赦なく攻撃する刃鳥さんが素敵だー。
良守は「だと思います」と言ってるけど、本物の人間が混じっている可能性もあるだろうに。

■月光条例
子供の頃に読んだ(見た)一寸法師の話はもっとマイルドだった気もしますが、御伽草子の原文では確かに今回のお話のようで、一寸法師は非道い奴だなあ(笑)
漫画内での一寸法師もなかなか邪悪にヒネた性格のようで、あからさまに月光とは噛み合わなそうなので今後の月光との掛け合いが楽しみです。

演劇部の彼が本当に登場するとはー(まあ、本当に「彼氏」という存在かどうかはまだ謎ですが)

(家業の手伝いだとしても)仕事中にヒーローとして呼び出されるのは大変だろうなあと、社会人をやっているとしみじみと思います。
スパイダーマンも苦労してるしねえ。

■ハヤテのごとく
マリアって自称17歳でしたっけ。
なるほどR-18

■史上最強の弟子ケンイチ
ケンイチとしぐれの師弟描写は普段少なめなので結構新鮮に思えます。素直に楽しいです。

■絶対可憐チルドレン
パンドラ側としてブーストすると「天使の羽」ではなく「悪魔の羽」になるわけですか。今日もどこかでデビルマンレディというかデビルチルドレン。
薫の葵と紫穂への助けを求める声がちょっとギャグ的に流れてしまいましたが、これが後を引くことにならないか心配です。

■ダレン・シャン
自分はまだ「スティーブ=真のバンパニーズ大王」の可能性を疑っていたのですが、スティーブのバンパニーズ内での邪険な扱われ方や、バンパニーズ大王が顔見せしたことで、それは無いかなとも思えてきました。

で、遂に顔を見せたバンパニーズ大王ですが、えーと、これまで登場済みの人物…では無いんですかね?、少なくとも覚えてはいないのですが、クレプスリーと因縁がある人物なのでしょうか。
クレプスリーとバンチャはいつ死んでもおかしくない状況設定なのでなかなか緊迫感があります。

アリス刑事が味方になってくれたのは単純に嬉しいですね。

■お茶にごす
あの山田と夏帆まで怖がらせるとは、最強すぎだぜブルー霊ズ。
次回のまークンVSブルーの対決が楽しみです。三連覇してブルースリーになれるのか?(そんなものはブルーさんも目指していないと思います)

夏帆は何気に人をよく見ていると思いました。
軽くなる体重は21グラムですね。

■最強!都立あおい坂高校野球部
本当にあそこまでショックを受けるとは、伸之助の純粋さが(チームメイトには迷惑だけど)眩しいような気もしてしまった擦れきった私。

■GOLDEN★AGE
チームメイトと共に読者にまで「実はいい奴だったのか」と思わせる倉地が渋い。

■魔王
蝉の作中での立ち位置って少年漫画的にはちょっと定義し難いと思っていましたが、
彼の真価が問われる展開になっていくのでしょうか。
(そもそもこの漫画自体「一般的な少年漫画」のテンプレートに収まる作品では全然無いんですけどね)

■イフリート ~断罪の炎人~
他の面々はともかく、赤銅さんが一番ヤバそうだなあ。
まあ、ギャグキャラ補正で「そう簡単に死ぬわけ無い」とも思いますが。

■LOST+BRAIN
昨今はテレビは殆ど見ないという人も多いだろうなあと思いました。視聴率も減る一方らしいですし。
この事件での被害者って、人口比率的には結構少ないんじゃなかろうか。

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電脳コイルスペシャルステージ in NHK大阪会館

■ゴールデンウィーク最終日の5月6日、大阪のNHK大阪会館(NHK大阪ホール)でのイベント『BKワンダーランド』の中で行われた『電脳コイルスペシャルステージ』に行ってきました。(ちなみに時間は11:15から12:30)(ちなみにNHKの案内ページはもう消えてしまったようです)

以下、ウロ覚えな部分もありますがレポートなど。

普段は電脳コイル関連の文章やイラスト・漫画は『今日のこいるその1その2その3その4』の方でまとめていますが、そちらには後で文章を整理してから置くとして、とりあえずこちらで速報的に書いてみます。(追記:今日のこいる4に入れました)

■ステージの内容は、磯光雄監督、フミエ役の声優の小島幸子さん、OP・EDを歌われている歌手の池田綾子さんをゲストに迎えてのインタビュー、歌のライブ、クイズといったもの。
司会の方は名前をきっちり覚えていないのですが、コイルのプロデューサーの方で、ゲストの方々への質問にも進行にもコイルへの深い愛情と理解が感じられて、インタビューも予想以上につっこんだ内容で、とても満足度の高いイベントになっていました。

NHK主催ということで、お子様~ファミリー層向けのイベントなのですが、チビッ子から大きなお友達(笑)まで幅広く楽しめるいいイベントになってくれていたと思います。
ちなみに、会場は200席ほどで、子供:大人で1:3くらいの割合で埋まっていて、大人は見た感じでは“子供連れの親”と“大きなお友達”とで半々くらいの割合だったのではないかと。
ちゃんと“チビッ子が番組を楽しんでくれていた”と感じられて良かったです。

会場は座席自体は200席程度でしたが、周囲は開放されていて、ホールに訪れていた人達も自由に見られる開放的なイベントになっていて、和やかな雰囲気で心地よかったです。

■イベントの流れとしては、最初に総集編のVTRを15分ほど上映。
22話くらいまでの内容で、現在の再放送のタイミング的にも適切だったかと。
その後にゲストインタビュー、会場からの質問募集ときて、プレゼントがもらえるクイズが行われました。

インタビューについては後述しますが、
クイズはチビッ子向けの簡単な問題(「黒い生物の名前は?(答え:イリーガル)」とか、「ウイルス駆除ソフトの名前は?(答え:サッチー)」とか、「普通の30倍の値段が付くというメタバグの名前は?(答え:キラバグ)」)から少し難しめの問題(電脳メガネを最初に作った会社は?(答え:コイルコイルス社、コイルスでも正解))までの計8問。

そのうちの1問、「アキラが嫌いな食べ物は?」というクイズがあって、答えは「納豆」でしたが、これについては納豆が嫌いなのはむしろフミエではないかなあと思いました(^^;
あと、「ダイチの父がダイチに教えたスポーツは?」は答えは「柔道」でしたが、最初に答えが出ていた「卓球」も決して間違いでは無いのではないかなあとかー(笑)
いや、細かくてすみませんすみません(^^;

で、クイズ正解者へのプレゼントは『デンスケぬいぐるみ、オヤジぬいぐるみ、サイン入りのロマンアルバム、サイン入りの小説1巻』から選べるようになっていましたが、
何故だか「オヤジぬいぐるみ」を選ぶ正解者がいなくて、人気が無くて悲しかったです。
かわいいのに…素敵なのに…なまめかしいのに…。
フミエ役の小島さんも「オヤジが一番好き」と言われていましたので、残念がっておられました。
やはりオヤジのオヤジ的魅力が分かるのはチビッ子よりも大人なのか?、大人の魅力なのか!? (笑)

クイズは手を一番早く挙げた人が答える形式になっていましたが、自分は大きなお友達ですので自重しました(笑)、オヤジぬいぐるみは欲しかったですが~。
やはりこういうイベントは子供が主役であるべきかと思いますので~。

■クイズの後は、池田綾子さんによるOP「プリズム」、ED「空の欠片」のフルコーラスライブでした。
生です。感動です。
司会の方も「空の欠片」は昨年で最も好きな曲ということでした。いい曲ですよねえ。

で、最後に、先のクイズでのプレゼントの「オヤジぬいぐるみ」が(大変に残念なことに)余っていたので、即興のクイズ2問にて終了。
最後の問題(磯監督による「サッチーの正式名称は?」という問題(答え:サーチマトン))に手を挙げたのはお子様…だったのですが、どうも実際に答えていたのは「お父さん」だったっぽい様子…
お父さんが「オヤジぬいぐるみ」を欲しかったのか!?
もしそうだとすると、気持ちはよく分かります(笑)

■さて、インタビューについては、これまでに聞いたことが無かったお話も飛び出して聞き応えがありました。
以下、列挙してみます。(記憶が間違っているところもあるかも知れませんが)

■磯監督によると、
コイル作中でヤサコの部屋やオバチャンのカバンのストラップなどの形で各所に登場する“ブリーフをはいたぬいぐるみキャラ『惑星ココイル』”は、実は最初の構想ではちゃんと作品内で活躍する予定のキャラだったとのこと。
そもそも最初はオバケのような電脳生物がメインで活躍する『~えもん』的な番組になるはずだったそうです。
コイル本編でもポスターとして登場した『惑星ココイル デカパン帝国の逆襲』は、皆がブリーフをはいている惑星ココイルに、皆がトランクスをはいているデカパン帝国が侵略してきて、無理矢理にココイルの皆にトランクスをはかせてしまうが、それに主人公が立ち向かっていくという話になるはずだったとのことでしたが…
…って、全っ然コイル本編の内容とカケラもかすってないじゃないですか!(会場爆笑)
どうしてそこから電脳コイルが出来たのやら、本当に監督の脳内が不思議です。(褒め称えています)

ちなみにその構想では、デンスケも登場する予定で、おっさんぽい口調でココイルを慰めるキャラになるはずだったとか。
…デンスケしゃべるのか!?
驚愕の事実でした。

デンスケもブリーフをはくはずだったんですかねえ? (笑)

ココイルはココイルで作品として見たい気もしますが、DVD最終巻の特典とか映画化の同時上映とかで実現出来ないものでしょうか?(難しいと思います)
オマケ映像的なものでもいいんだけどなあ。

■「フミエとダイチは今後つきあうのか?(結婚するのかだったかな?)」といった内容の質問に対して、
フミエ役の小島さんは「ダイチは将来有望」というように答えられていたと思います。たしか。
「ダイチとなら結婚もあり」と言う感じで答えられていた…かと、ちょっとウロ覚えで記憶に自信が無いですが。

「フミエはダイチを好きか?」に対して磯監督は「(フミエは自分がダイチを好きだと)気付いていないだろう」と言われていたかと。(たしか)
「気付いていない」ということは、「実際は好き」と捉えて良い物でしょうか?、ワクワク。

■「好きなイリーガルや電脳ペットは?」の質問に対して磯監督の答えは「ヒゲ」でした。ナイスです。
それに対して小島さんが「オヤジが一番好き」と答えられていたかと。

■「オヤジ=沢庵説」浮上(笑)

■磯監督によると、
「サッチーは最初は顔がついていないデザインで、声も出さずにビームを放つ恐い存在」だったが、それだと大黒市民に怖がられて嫌われてしまうと心配した空間管理室室長のヤサコパパがサッチーに顔をつけて「ボクサッチー」のセリフを喋るようにしたとのこと。
その結果、サッチーは笑顔で朗らかに「ボクサッチー」と言いながらビームをぶっぱなす、余計に恐い存在になってしまったのだという事でした。

もしも本編でも顔無しで出ていたら、ホントに恐いキャラになっていたでしょうねえ。
その場合、おそらくサッチーは今ほど愛されるキャラにはならなかったのではないかと思います(^^;

■当日の磯監督の格好は、コイルロマンアルバムの写真でもかぶっていた白い帽子に、大黒黒客のシャツでした。さすがです。
磯監督がノースリーブの黒シャツで現れなくて良かった…(おい)
客席が黒いノースリーブのお客さんで埋め尽くされていなくて本当に良かった…(おいおい)

と、こんな感じで、本当にいいイベントでした。
来て下さった磯監督、小島幸子、池田綾子さんに司会及びスタッフの方々は本当にありがとうございました。

■御一緒させていただいた、ゆすらさんによるレポートはこちらです。↓
磯光雄@NHK大阪のレポ、開始します『電脳コイル』(きなこ餅コミック)

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