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2008年6月17日 (火)

アフタースクール(映画)

(内田けんじ監督)

実に面白い作品ですが、
実に感想の書きにくい映画です。
見た後の後味がいいのか悪いのかも、映画のジャンルすら、重要なネタバレ無しでは記しにくい…;
この映画は『内容を何も知らずに見る』のが一番正しい楽しみ方ですよ。
だから何も書きません。面白いから見よう。以上!

…で、済むわけがないですね。すみません。

元々「運命じゃない人」の監督作品ということで楽しみにしていました。(ちなみに両作品とも監督・脚本とも内田氏です)
「運命~(略)」は、話が進行する毎に映画の様相自体がどんどん変わっていく、見る人に『騙される快感』をとことん味合わせてくれる映画でしたが、
今作もまた、“出来事の意味合い”がどんどん変化する、笑えてひやひやして、面白く刺激的な、様々な感情を味合わせてくれる上質なエンターテインメント映画でした。
ああ面白かった!
ラストに向かって全ての意味が収束していく様の快感なこと。

ちなみに「運命~」は一つの事件を複数の人間の視点で繰り返す『時間いじくり映画』でしたが、今作では時間操作の手法は(ほぼ)ありません。
映画全体で一つの流れを追っていますので、割と小品だった「運命~」よりもボリュームがあります。
そういうわけで『演出手法のトリッキーさ』は前作より減っているはずなのに、
しっかり騙されたぜちくしょう!(笑)
勿論、騙されるのが楽しいのですが~。

そして、本作にしても「運命~」にしても、気持ちよく騙してくれるシナリオや演出のテクニックのみならず、人間の見せ方も見ていてニヤリと出来る魅力を感じさせてくれます。

しかし、ちゃんと面白さを伝えようとして、まともに感想を書こうとするとネタバレに触れざるを得なくなって本当に困ります。
とりあえず物語の出だしだけを記しますと…


人の良い中学教師の神野(大泉洋)の元に元同級生の探偵・北沢(佐々木蔵之介)が現れる。
神野の親友の木村(堺雅人)が妻を残して失踪したとのことで、神野は北沢と一緒に木村を探すことになるが、調査を進めるうちに神野は親友である木村の意外な一面を知っていく事になる…


という風に始まりますが、前振りしたように話はどんどんどんどん意外な方向に進んでいきます。
でも、これ以上は書けねえ;

とりあえず、●●が本当にいいキャラでした。
●●と●●との最後のやり取りが印象的でした。「アフタースクール」というタイトルの意味もここでよく分かります。
そして、オチの●●くんは本当に可哀想だ…(笑)
また是非再見したい映画です。
ああ面白かった!!

ところで、内田監督の次回作はどうなるんでしょうねえ。
前述したように、決して「裏切られる展開」だけが魅力の監督ではないですが、
そういう展開を求められるのは確かでしょうけど…、
技巧だけに走るようにはなって欲しくないなあと。いらぬ心配だと思いますが。

公式サイト

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