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2008年10月21日 (火)

大決戦!超ウルトラ8兄弟(映画)

(八木毅監督)

昭和のウルトラマンシリーズ(初代・セブン・新マン・エース+平成最新作のメビウス)と平成シリーズ(ティガ・ダイナ・ガイア)の8人のウルトラマンが一堂に会するというお祭り作品です。
2006年の映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」と同様に、昭和平成の時代の違うウルトラマン達が(ウルトラマンに変身する前のハヤタ(黒部進氏)を始めとする往年の人物達も含めて)夢の競演を果たすと言うのが売りの、お子さんにも旧ウルトラ世代のお父さんにもアピールする世代間交流促進映画と言うわけですね。

ちなみに自分は、昭和シリーズは子供の頃に見ていて、平成のティガ・ダイナ・ガイアはほぼ未見。メビウスは全話視聴という状態で見ました。
そんな自分ですが、普通に楽しかったです。
ティガが未見でも、本作を見ていれば自然に映画の主人公であるダイゴ(ティガの主役)に感情移入出来る作りになっていましたし。

世界観の違う昭和シリーズと平成3作とをどう融合させるか、と言うのが本作の見所ですが、本作では「ウルトラマンも怪獣もいない(現実と同じような)世界」に暮らすダイゴの元に、ウルトラマンのいる世界からメビウスがやってきて…、という形になっています。
まあ、公開されて時間も経ちますし、今更という気もしますので説明はこの辺で。詳細情報は公式サイトを御覧下さい(丸投げ)
以下箇条書きで雑感(ネタバレ注意)

・主役3人は初代ウルトラマン本放送を1話から見ているなら、もっとおっさんになってるべきだなと思いました(笑)
・前のメビウス映画での出来事がちゃんと「有り」の前提になっているのが嬉しい。
・パンドンが正面を向いていてびっくり。
・合体怪獣はさすがにCG感が強すぎるなあ。でもゲスラ顔は良かった。
・集団バトルになると各ウルトラマンの個性が埋没しちゃうのは仕方ないけど、
 その中でも美味しかったのはセブンのアイスラッガーとガイアの土煙でしょーか。
・思い入れの為かやっぱりメビウスに注目してしまいますが、
 メビウスが中盤以降空気化すると聞いていましたが、
 事前に聞いていたためかそう酷い扱いとも思いませんでした。怪獣2匹倒してるし。
 兄さん達も存在感は大きいけど単独での目立つ活躍は無いしなあ。
・それでも別れのシーンでダイゴ以外に無視されてるミライはちょっと泣けた(笑)
・かつてのヒロイン達も登場しているのが今作の売りですが、
 兄さん4人と平成3人にはパートナーがいるのにひとりぼっちなミライがまた泣けた(笑)
 そもそもメビウスのヒロインってリュウだしな(間違い)
・オチは(声は出さなかったですが)爆笑してしまいました。有りなのかあれは(笑)
 ウルトラマンのいない世界と言いつつ、
 ウルトラ世界並かそれ以上の科学力があるじゃないか!(笑)
・身の回りの人々に「あなたがウルトラマンだ」と説得するダイゴは端から見るととても危ない人に見えそうですが、あまり引っ張らずにそれが証明されて良かったですよ(^^;

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