ゲット スマート(映画)
(ピーター・シーガル監督)
分析官としての高い能力ゆえに憧れのスパイになれなかった男・スマートが、とある事件によって晴れてスパイに昇格するが…、というスパイコメディ映画です。
元々は1960年代の海外ドラマ(それ行けスマート)だったようですが、自分は名前は聞き覚えがありましたが見たことは無かったと思います。多分。
1980年に映画にもなっていたらしいですが、こちらも未見。
次々開く扉をくぐって最後に電話ボックスから基地に入るとか、靴が通信機になっているとか、今回の映画でも元のドラマの内容を結構反映しているようです。
スパイ物のお約束に満ちた作品で、典型的な『見た後に特に残る物は無いけど、見ている間は気楽に楽しめる』作品だったと思います。2時間弱、素直に楽しめました。
お馬鹿なギャグも多いのですが、しかし予告からの印象と比べて割と真面目にストーリーが進展する作品だった、とも思いました。
40代の主人公に加えて爺様もアクションで頑張ってくれるのが、見ていて応援したい気分になれて良かったです。
ただ、繰り出されるギャグがやたらと肉体的に痛々しいものが多いのですが、この辺りは元のドラマの持ち味に倣ってるんですかねえ?
この辺りはちょっと苦手でした(^^;
| 固定リンク
コメント