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2008年10月24日 (金)

漫画感想(カブのイサキ・からん・おおきく振りかぶって)

■芦奈野ひとしの「カブのイサキ」1巻を読む。雑誌は未読。
「ヨコハマ買い出し紀行」同様に世界がイナカ化しちゃった近未来(らしい)話。
ヨコハマが「海面が上昇した世界」だったのに対して、こちらは「世界の土地が広がった世界」ということでちょっと珍しい。(ドラえもんで土地を膨らませる話があったっけ、実際に日本が膨らんだら洪水が起きそうだと思ったものだ)
ヨコハマの方は温暖化が原因かと思うけど(明言はされてなかったっけ?)、こちらの設定はかなり謎っぽい。あまり突っ込んでは描かれないと思うけど。

話自体はのんびりとしたいつもの作者らしい話(おぃ)ですが、今回は飛行機(プロペラ機)が主テーマで“フック”などのギミックを生かした展開が結構面白い。
ところで、最初主役2人の見分けにちょっと迷いました;

■木村紺の「からん」1巻を読む。
「神戸在住」→「巨娘」の時にも随分作風が変わったと驚いたけど、今回もまた前2作とは随分絵柄・作風を変えていてビックリ。まあ“作者らしさ”はちゃんと感じられるんですけど。
今回は京都を舞台にした高校生女子柔道の話。この人が格闘技物を描くとは、昔は思わなかったですよ。(巨娘ではアクションもあったけど)
女子柔道物だと自分はYAWARA!より帯ギュが思い出深いです。どうでもいい事ですが。

最初の「0話」では一気に大量のキャラが出てきて、誰が主要人物かも分かり難くてちょっと混乱しましたが(そもそもページの情報量が多い人だし(前述の「カブのイサキ」は20分で読めたのに、こちらは1時間かかりました))、
そこを乗り切ると以後はすんなり読めました。面白かったです。
前2作以上に主人公の成長(或いは変化)が描かれそうかなと。

大石先輩のキャラがすげえです。と言うか、大石先輩が成長すると巨娘のジョーさんになりそうだ。

■「おおきく振りかぶって」11巻を読む。
基本的にいつも通りだけど、阿部の問題やその家族描写に踏み込んできたのが面白くなりそう。
しかし、島国さんも記事で書いてたけど、作品としてのピークは確かにそろそろ過ぎている気がしないでもない。
漫画はどこで話を畳むかが大事だけど、この作品はどこまで描くつもりなんだろう。
この作者の事だから全体構成も練り込んでるとは思うんですけどね(ヤサシイワタシにはやられましたし)。
甲子園出場決定までか、或いはそこで負けるか、いずれにしても地区大会決勝辺りが締め所という気がします。
この作品で甲子園優勝まで行っちゃったら無理がある気がするなあ。(もしもそこまで描こうとしたら、とてつもなく長くなるだろうし)

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» カブのイサキ 1 (1) (アフタヌーンKC) [◆小耳書房◆]
カブというと新聞屋さんが配達につかっている、昔から変わらない、とっぷりのっそりとしたあのバイクを思い浮かべる。 この本の場合はスーパーカブというヒコーキ。旅客機とか戦闘機の類じゃなくて、調布や桶川から飛んでるような、これまた古めかしい感じのヒコーキ。 「どーゆーわけか?地面が10倍になった広大な世界ではヒコーキがアシ代わり」 カブは古いけれど名機で、近所のシロさんって女性のもの。お金のないイサキはしょっちゅうこれを借りて、他所の地や、シロさんの話にきいた「塔」を観にいったり、シロさんの代わ... [続きを読む]

受信: 2008年11月 7日 (金) 20時46分

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