週刊少年サンデー50号感想
雷句先生、小学館と和解成立。
金額が請求額から減ったとはいえ、原稿にある程度の価値を認めさせ得たことは第一歩として良かったと思います。
今後同様の事態を防ぐルール作りまでは成せなかったのは残念でしょうけど、確かに個人では難しいことは難しいのだろうなあ。
前例の一つには間違いなくなったはずなので、今後にも影響は与え得る裁判だったとは思いますが。
■ハヤテのごとく!
200話(約4年)で作中では約4ヶ月しか経っていない本作ですが、ナギの発言通りに『300話はたぶんない』としたら、作中時間で約6ヶ月以内で物語の決着が付くということになるのでしょうか?
個人的な思いこみですが、この作品の終わり所は、物語スタートから1年後のクリスマスだったら綺麗かな、などと思っていました。
まあ、300話までに終わると明言したわけでも無いですし、話のペースがこれまで通りかどうかも分かりませんけどね。(大体、過去回想も挟んでますし)
巻頭の人気投票募集にて『優勝したキャラが脱ぐ』とのことですが、
『ハヤテが1位になる未来図』が脳裏に浮かんで仕方がありませんよブルブル(゚д゚;)
(第1回の人気投票では、えーとヒナギクが1位だったようですが)
あと、あり得ないと思いますが、仮にタマ(裸)とかが1位になったらどうするんだろ。
本編は、「元・総理の孫」と言われても今日日は随分価値が(以下略)
あと、薫先生は頑張れと思いました。
■結界師
地下に修行場まであるとは、秘密基地というか忍者屋敷めいてきたなあ。
■神のみぞ知るセカイ
ここまで攻略に手こずる…と言うより嫌がる桂馬も珍しい。
ちひろに論破されまくりの底辺っぷりに擁護の余地のひとカケラもないあたりが、読者的には実に笑えました(ヒドイ)
このピンチの中で歩美が再登場というのは意表を付かれました。
ここまで本作は物語の定石パターンをなぞる事で展開してきた訳で、それを引っ繰り返した今回の展開は方向性が読めなくなって面白いです。
それに、基本的には1エピソードが終わったらヒロインとの縁が切れてしまう本作(エルシィ・ハクアを除く)で、単行本のおまけ等以外の形で本格的に過去のヒロインが再登場してくれるのは単純に嬉しいですよ。
歩美の場合は元々から桂馬と知り合いなので、個別エピソードの終了後も話に絡めやすいだろうと思ったことはありましたが、実現の可能性はあまり高く無さそうと思っていたので良い誤算でした。
■史上最強の弟子ケンイチ
中華街の話が櫛灘千影の話に影響するのかどうかと考えていましたが、
結果的に『ケンイチの修行』に繋がるのかも、とくらいしか予想していなかったので、連華の転校は予想してなかったですよ。
予想以上の急展開で面白くなってきました。
■月光条例
前回に続いて今回も1話完結とは。これからしばらくこの調子で連戦するのでしょうか?
月光条例激闘編?
で、先週の女の子はあれで出番終了なのか!?
腕を貫かれた月光は痛そうです。
この作品の場合は獣の槍や生命の水による治癒力とかは無さそうですし、普通に病院で治療するしか無いんでしょうか?
それとも執行者は治癒力も上がっているのか?(足も人外並に速くなってたし)
あるいは、月打された登場人物を倒したら街の被害と同様に執行者の怪我も治るのか?
エンゲキブに続いて天道も月打による被害の記憶が消えないのは何故なんですかね。
積極的に自体に関わってる人の記憶は消えないのか?
■絶対可憐チルドレン
薫の思考回路が相変わらずおっさんなのはよく分かった(笑)>バースデーケーキ
最後に出て来たイヤリングは、“大人になった薫”がつけてるものですかね。
なんのかんのと“未来”に着実に近づいてるのだなあ…
■アラタカンガダリ~革物語~
漫画で処刑ではなく流刑となると、絶対舞い戻ってくるフラグだなあ(笑)
最後は革も主人公らしく積極的に目標に目覚めてくれて何よりです。
■金剛番長
なんて怪獣映画な登場シーンかと思ったら、ばっちょ先生自ら怪物襲来呼ばわりじゃないですか(笑)
あまりにあまりな強引な復活っぷりも
『だって金剛番長だもん』
で納得させられてしまうのが素晴らしい(笑)
金剛番長じゃ仕方ないな。
おまけ
先週の金剛番長より
『こんなLが見たかった』
■アーティストアクロ
あのリンゴ、ちゃんと食えるのか。とどうでもいい所に驚く。
牢にいる謎の人物は、ヴルーか、はたまたアクロが探している他のアーティストでしょうか。
■お茶にごす
先生は随分丸い、味のあるキャラになったなあ。この作品のキャラは憎まれ役的に出て来てもだんだん憎めなくなってくるのがいいですな。
自殺を止めようとして(?)、「自分の方が親切ではない」と言い合ってる2人も妙に楽しい。
まークンの「優しい人の役に立つ」理論は、まあ間違ってはいない気がするのでいいんじゃないでしょうか。
■トラウマイスタ
アーモンドのトラウマ
… … … ありえねーーーーー
何故にわざわざケースの中の幼虫をピンポイントで食うのかとかツッコミ所満載ですが、とにかく『ありゃトラウマになるわ』という感覚だけは嫌というほど伝わりました。
ピカソの作戦は、「食べたものを原始変換して打ち出せる」ゲルニカの能力を使ってちひろとバケモノを分離しようと言うのでしょうか?
だとしても、自分まで一緒に食われる理由がちょっと分かりませんが。
■お坊サンバ!!
仮設トイレが戻ってホッとしてしまいました。
欠けていた重要なピースがガッチリ噛み合ったような感触(我ながら、そこまで言うかと思います)
■ダレン・シャン
ダリウスとの間の誤解は解けたかと思いきや、またしても意地の悪い展開。
アニー自身もスティーブのことは危険人物呼ばわりのようで、やっぱり「(表面上でも)まともな恋人関係」などでは無かったのだろうと思えました。
本当に、新たな事実が出てくれば出てくるほどスティーブの最悪っぷりが明らかになっていくなあ…;
■魔王
おおおっ!?
あまりの展開に呆然としてった。これはさすがに予想出来ません;
潤也としてはこれで復讐への重要な手掛かりを失ってしまったわけですが、次は直接犬養を狙おうとするのでしょうか?
“押し屋”にマスターを狙わせたのは誰なんでしょう。犬養に敵対する勢力なのか、案外グラスホッパー内部からの動きってことは無いか。
ところで、この“押し屋”は普通の人間なのか、それともこちらも超能力者なんでしょうか?
潤也以外の誰も押し屋を認識していないという辺りが気配を消すような超能力なのかも知れず?
(車椅子を押していた乳マニアの島ですら気付いていないようだし)
この押し屋、最初に姿が出た時は一瞬『ちょっと成長してやさぐれた安藤』のように見えて、「まさか生きてたとか?」と一瞬戸惑ってしまいました。
■オニデレ
いいね!
■呪法解禁!! ハイド&クローサー
先輩達3人がやられまくっている中で、無敵モードで突入してきて実に頼もしい春瓶とハイドですが、
そのシチュエーションの一つ一つに『最終回直前っぽい匂い』を感じて仕方ありません;
| 固定リンク
コメント
>魔王
自分も『押し屋』が安藤に見えました。
実は生きてたのかと一瞬感動したのにー!
投稿: | 2008年11月12日 (水) 23時54分
やっぱり似てますよねえ。
投稿: でんでん | 2008年11月13日 (木) 00時45分
あ、私も安藤だと思っちゃいました。しかしマスターもあの戦いを生き延びて
こんな舞台の去り方とはちょっと可哀そうな気もしました。
ハイド&クローサーもいい味出てきた所なのに最終回臭が漂ってるのが残
念。これからも続投が決まっているにも関わらず「修行」をあっさり済ませた
のだとしたら好感度高いんですけど!
投稿: Masanus | 2008年11月13日 (木) 19時57分
>マスター
あれには本当に度肝を抜かれたと言っていいです。これからどうなっちゃうのか読めないですねえ。
>ハイド
割と好きなんですが厳しそうに見えますねえ。
「ガッシュの亜流臭」が抜けきっていないためなのだろうかとも思いますが、ルサンチマンの誕生秘話などはかなりいいムードも出していましたし、独自に光る部分もちゃんとあると思うんですけどねえ。
投稿: でんでん | 2008年11月13日 (木) 21時37分