装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版(映画)
(高橋良輔監督)
2007~2008年に発表されたOVA6巻12話分を1本の映画として再編集した作品ですが、自分はOVA版は未見。
昔のOVA「野望のルーツ」の後でTVシリーズの前の時点の話です。
劇中話の繋ぎが微妙に悪かったりしますが、総集編映画だと理解して見れば「そう言う物だ」で済むと思います。
この作品を見ようとするのは元々ボトムズを知ってる人だけだろうから、これ以上の解説は省略。
以下ネタバレ注意。
ストーリーは「キリコは今回も不死身でした」の一言で終わる気もしましたが、それで済ますのもあんまりなのでもう少し書くと、
“異能者野郎Aチーム(モナドだけはかんべんな!)”に選抜されたキリコを含む5人のメンバーが、あちこちの生存率の低い超過酷な戦場に叩き込まれてどのくらい不死身かを試される話です。
基本的には同じ展開の繰り返しで、正直ちょっと見ていて途中で飽きたりしましたが、
“零下200度のダウンバースト”のエピソードは面白かったかと。
実のところストーリーよりも、もっぱら3DCGで描かれたATがどんな感じかを目当てに見に行きましたが、
「違和感が強いだろう」と覚悟していた為か、思ったより悪くなかった気もします。
ただ、アニメ塗りな人物とATが同じ画面で出るとやっぱりCGは浮きますし、“ゲームくさい”映像だとは思いましたけどね。
個人的に手描きとCGとどちらが好きかと言ったら断然手描きですが、大量にATを登場させるにはCGも有りかとは思いました。
それにしてもたった5機のATに蹴散らされまくるバララント軍の弱いことよ…。(キリコ達が強いと言うより、そう感じちゃいますよ)
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