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2009年3月25日 (水)

週刊少年サンデー17号感想(クラブサンデー・サンデー超含む)

サンデー超の月刊化とクラブサンデー(WEB)が始動。
と言っても量が多すぎて追い切れないので、うちで感想を書くのは基本的には週刊サンデーだけだと思います。(余裕がある時には多少書くかも知れませんが)
しかし、水曜に一度にサンデー本誌とクラブサンデーがぶつかるのは正直辛い。マガジンもあるし;
「更新カレンダー」によると今後は火・金で更新されていくようでホッとしましたが。

■結界師
「まっすぐな奴や、面白い奴が烏森に好かれる」と言うことですか。正に“烏森のおきにいり”
良守の主人公たる資質がそんなところにあったとは。

捻くれていて非エンターテインメント的な正守は烏森のタイプじゃなかった訳ですかね。
しかし、そう言うことなら“選ばれなかった”からといってあまり落ち込む必要も無い気がしてきました。

そうこう言ってる内に烏森もどうやら重大な局面が来てしまったようです。
良守は「管理者」をまだ出せていないのですがどうなるやら。
管理者制作は冷静に行うべき作業ですし、異常事態の中で「イヤボーン」的に作れちゃうものでも無さそうな気がしますし、予言や閃の懸念からしても不安要素の方が大きいか。

黒幕の人と夢路は対立してるんですかね。

箱田くんは頑張れ。

■アラタカンガダリ~革物語~
カンナギ敗北(っぽい)
完全にボスキャラポジションからは外れちゃった感じです。
ところで革は姿を現しちゃってますが、カンナギもアカチもまだ気付いてないんですかね。

■神のみぞ知るセカイ
エルシィの呪いがちゃんと効いていたとは。やるじゃないかエルシィ、一応駆け魂を弱らせるのには貢献していたっぽいし。
桂馬も(今回だけでなくこれまでの経験を通して)徐々に現実に向き合い始めているようですが、急に変わるのではなくゆっくりゆっくりの変化なんだろうなあ。

身体があのサイズで対面したらネコは恐いだろうなあ。あちゃくらさんも恐れるわけだ。

■ハヤテのごとく!
遺跡こえー。あれだと上にある家まで倒壊してるのでは。
海水はキズには消毒になるんじゃないですかね?

涙は心の鼻血ですね。

■史上最強の弟子ケンイチ
「一般人を踏み台にした!?」
…と言うか、アレ“一般人”では無い気もするなあ。

解除失敗後にすぐ爆発する爆弾じゃなくて良かったと思いました。なにせディエゴ・クオリティーだからな。
美かどうかはともかく、あくまでボディプレスに拘るディエゴはいい敵キャラです。

■絶対可憐チルドレン
バレットやティムには出来ればいい男に成長して欲しいものですが、バレットの過去も絡めてシリアスに進んでいたと思ったら、アニメで説得されるのはどーよ(^^;

ファントム・ドーターの方は、“指”からしてもチルドレン達に正体がバレてしまう(少なくとも疑いのきっかけになる)可能性は高そうに思えます。

■最強!都立あおい坂高校野球部
最初は右京が投げてキタローを出来るだけを休ませるというのは順当な判断かと。
まあ、多分鈴ねえの想定より早くキタローを使わざるを得ない状況になるんでしょうけどね。

■月光条例
(過失ではあれど)放火で死んでしまった本の持ち主の恨みってところなんでしょうけど、
そうだとしてもやっぱりおとぎ話キャラクターがその恨みを晴らすってのも不思議です。
赤ずきんが読者の子に拘る強い理由がきっとあるんでしょうけど。

オトナだって間違いまくりますよねえ。世の中を見ても身近なところを見ても超納得ですが、子供の時には分からなかったりしますね。

■魔王
令嬢にターゲットにされた潤也の関係者4人、彼女と先輩は分かるけど、他の2人が分かりません。誰だっけ(^^;(1人は詩織の友達か)

4人のピンチを潤也がまだ認識していないのが不安感を高めますが、アンダーソンが護衛を付けてるんでしたっけ?、先週より前の号を捨ててしまって確認出来ませんが。

■クロスゲーム
病名は分かりませんが、一過性のものではなくて元々身体が弱いんですかね。
嫌なフラグだなあ;

■はじめてのあく
今回は作品タイトルが実にしっくり来る話でした。
ポチが頼もしいなあ。改造済みの胸にまで精通しているとはなんて犬だ。
悪のくせにきっちり善良なジローが良かったです。

エレクトリックサンダー(両手を擦り合わせて摩擦電気を発生させゲームの回路を狂わす技)はともかく、炎のコマなんかはゲームパッドでは意味がない技だろうなあ。

■金剛番長
サソリ番長の技、強制的ブーストとは、味方に使うなら一見頼もしいですが、敵に対しても相手をパンクさせる手段として有効そうですね。敵がパワーアップする1~2分を凌ぎきらないといけないですが。
ある意味ナックルの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」に近いかも知れません。

噛噛番長ですが、次週の1ページ目で既に昏倒してそうな気がします。

■アーティストアクロ
「悪役にもそれなりの事情があったんだよ」という描写は、割と陳腐な表現になりがちでシラけてしまうことも少なくないのですが、
今回のバロックについては結構悲哀を感じられた気がします。何が良かったのかは上手く説明出来ませんが、先に小出しにされていた情報が効果的に繋がってサプライズを見せてくれたとか、悲劇が割と等身大に感じられるものだったからかも?
そりゃあ作った作品なら見てもらいたいですよね。

「光だから誰にも見えない」について、(最低限の光を入れて)薄暗くした中で見せると言うのでも上手くいかないんですかね。
まあ、それくらいはとっくに試してるでしょうけど。

■トラウマイスタ
冒頭で不吉を感じている3人に加えて、スジャータさんの本体であるシエナまでが泣いている描写で、「スジャータさんは間違いなく死んだのだな」と思えました。(やっぱりアートマンに何かあったら本体にも分かるのだなあ)
見開きの表紙といい、ハシラの文章といい、スジャータさんの手が崩れ去る描写といい、絶望感が凄いですよ…;

スジャータさんが爆発したのは、ダヴィンチが「爆破スイッチを入れた」とかじゃなくて、夜明け前に来ちゃう事で“予言が外れてしまったから”と言うことだったのね。
確実にそれを分かっていながら行動したダヴィンチのタチが悪すぎる;;;
漫画の敵キャラとしては凄く魅力的なんだけど、全く度し難すぎる変態だ;

◇クラブサンデー
■呪法解禁!! ハイド&クローサー
ノロウェ戦終了。かなりの強敵で見応えがありました。
神藤先輩の見開き蘊蓄攻撃が先輩の真骨頂という感じで面白かったです。しかしエグイ勝ち方だ;
あれ、元には戻らないんですかねえ?;(ノロウェにロウにされた人々も含めて)

■幻影少年
万乗先生のWEB連載。
心を読める少年によるヒューマンドラマなんですね。人情路線の話が多くなるのでしょうか。
サイコメトラーな能力の持ち主は紫穂くらい図太くならないと辛いだろうなあ。

◇サンデー超
■タッコク!!!
以前サンデー本誌に載った福地先生の読切の連載化。
読切は面白かったので楽しみにしていました。

1話を見たところ、卓球で勝たなければ相手と付き合えない“卓球告白法”という無茶な法律と、主人公・ヒロインのキャラ設定は読切版と変わりませんが、
主人公に惚れる事になるらしい第2の少女や、法の番人・政府の犬ジャッジマンなど、
連載向きに設定を強化してきたのが分かります。(主人公達が法を守らざるを得ない強制力は必要でしょうね)
表紙からすると他にもキャラが増えそうな様子。
元々話は広げやすそうな設定なので楽しみです。

ところで、サンデー超の方を先に読んでましたが、タッコクってクラブサンデーの方にも載ってるのね。それも1話だけじゃなくて今後も載るみたい(阿鬼羅も)
…って、サンデー超の足を思いっきり引っ張ってませんか?
まあクラブサンデーも「今だけ完全無料」とあるので今後は有料化していくのかも知れませんが。

■魔法行商人ロマ
程よいブラックさがいい感じ。
ミィノのデザインがグロ可愛い。

■阿鬼羅
レイさんが可愛かったです。

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