週刊少年ジャンプ21号感想
■バクマン。
表紙の中井さんと並ぶ蒼樹さんの目が…養豚場の豚でも見るかのように冷たい目だ。残酷な目だ…“かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先に並ぶ運命なのね”って感じの!
中井さんの青ひげのカラー描写がリアルで嫌だなあ(笑)
そろそろ展開的にもカラーのタイミング的にもサイコー達主人公組は連載出来るだろうと思いましたが、福田さんと中井・蒼樹組が両方落ちるとは思いませんでした。何のかんのと言って金未来賞の結果から見て福田さんがいけるだろうと思いましたので。
でも、福田・雄二郎との電話のやり取りを見ると、「3話目まで1話と同じような話」になったのは雄二郎さんの指示だったようで。最近ちょっと雄二郎株が上がってたんですが、また落ちたよ。(苦笑)
でも、福田さんも指摘はちゃんと一つ一つ聞こうぜ。
「担当の差」と福田さんは言いますが、「雄二郎さんが無能」かどうかはともかく、服部さんが有能・或いは“熱意で勝った”と言えるのは確かだったと思います。
連載決定した新人のもう1本は「ラッコ11号」の平丸さんというわけですね。
そのうち本人も出てくるだろうと期待します。
恋愛側でゴタゴタがあったらサイコーは思いっきり漫画に影響が出そうだなあ。
最後の編集2人は、服部さんから担当が移っちゃうのかどうか?
■トリコ
あのトリコが「食べ物どころじゃない」と言われると事態の緊急性がよく伝わります。
トリコとしては少しでも食べて体調を回復させるべきとも思うのですが、副料理長と出会ってしまったらそれくらいではどうにもならないって事なんでしょうねえ。
ココはやっぱり副料理長にスルーされて無事でした。
「誰かが殺される」は、リーガルマンモスの事… ではないか。体内侵入組の誰かに死相が出てると言ってたし。
■BLEACH
ヤミーは0番だそうで。(予想してる人も他所でおられたような)
最強のはずなのに、なんでお留守番なの?
■べるぜバブ
>「石矢魔住んでて姫川さん知らねーわけねーだろ」
先日「俺のこと知らんのか」と役所職員を殴った無職70歳がいたなあと思いだしました。
スタンガンをビルズショックとか名付けてる姫川の小者っぷりがある意味楽しかったですが、結局しょぼい不良しか出てこないのかなあというガッカリ感もあります。
とりあえず、ヒルダさんが人間の不良ごときに捕まってたのは演技だったようで安心しました。
■血風学級怪
読切。新人とのことですが、絵もストーリーも達者な人だなあ。赤マルやジャンプ the REVOLUTION!で掲載されたことがある人なのね。
都市伝説的存在と戦う学園ヒーロー物で、決して目新しい設定ではないですが語り口とキャラの魅力で面白く読めました。「設定は目新しくない」と書きましたけどアシキリのビジュアルは新鮮でした。
主人公もハタ迷惑ながらも憎めなそうなキャラで、ツッコミ役の赤マントとのコンビや、同じくツッコミなヒロインとのが結構いい感じかと。
連載したとしても話は作りやすそうですし、この先も見てみたいと思います。
■黒子のバスケ
自分は文化部だったので分かりませんが、一日2試合というのが凄くきつそうなのは分かりました。
過去回想でとは言え、早速イエローがかませ犬になってるのが哀れ(笑)
次に戦う津川は“爽やかに嫌な奴”という感じで(端から見るには)面白そうなキャラだ。
■銀魂
銀さんの過去回想もそろそろやるんですかね。
■こちら葛飾区亀有公園前派出所
そういえば来年は2010年だなあとタイトルで思い出しました。
いよいよプラネテスの時代も近づいてるなあ。
■SKET DANCE
特にひねりなくめでたしめでたしかと思ったけど、まだ何かあるんですかね。
■魔人探偵脳噛ネウロ
最終回。驚くような所は無かったけど、気持ちいい最終回でした。ジャンプ作品で予定通り的に円満終了っていつ以来だろう。(最近だと… デスノか?)
弥子は探偵…というかネゴシエーターになったんですね。弥子が作品を通して成長したとは言え「謎を解く」能力がずば抜けて高まったとも思わないので納得の行く仕事ぶりでした。
犯罪という“悪”をただの悪いことで終わらせずに人の心のエネルギーとして解いたのがこの作品らしい切り口だったのだなあと再認識させられる最終回でした。連載開始当初は正直全然期待しなかったんですが、本当に面白い作品になってくれたかと思います。
松井先生の今後にも期待します。次はSQで読切ですか~
葛西さんは生き延びていたようで、やっぱりこの人は魅力的な悪役ですよ。
あかねちゃんもちゃんと生き延びているようで何より。
ネウロの復活もお約束ではありますが、やはりこうでなくてはなあ。
人物紹介での「口に入れば大体好き」がさすが弥子でした(笑)
■PSYREN-サイレン-
マリーはいい感じに成長したなあ。
「トリックルーム」というとヤミ金融金庫事件の人もちゃんと仲間になってるのね。
雨宮とも無事に再会出来ましたが、やはりヒリューと朧の行方は謎のまま。エルモアを当てにしてしばらくは未来に留まって2人を探すことになるのでしょうか?
エルモアは車椅子とはいえ健在でしたが、アゲハ達の事情をすっかり掴んでいるという訳でも無さそう?
成田空港でのひったくり=アゲハとは結びつけていないような言い方をしてますが、本当に気付いてないのか、察していながらとぼけているのか、どちらもありそうだなあ。
どちらにせよ、次週はアゲハ達の今後の身の振り方が決まる大事な話になりそうです。
■ぬらりひょんの孫
読者も誰も信じなかったであろう兄の嘘にきっちりあっさり騙されてるゆらが可愛い。
■アイシールド21
先週に続いて「こういうのが見たかった」な展開です。
セナ+阿含+進にヒル魔の戦略が合わさればそりゃあ強いよな、と思われてくれるのがカタルシスが高くて良かったです。
■フープメン
こちらを舐めてる相手の鼻を実力で明かすお決まりの展開なのですが、爽快感はありました。
しかし鐘の実力が高く描かれるほどに、主人公には追いつけないなあとも思ってしまったり。試合になるとやはり主人公の影は大変薄くなってしまっていますが、この状況で主人公をどう描いていくかが課題だなあ…
というか、掲載位置と話数的にとてもやばそうなんですけど;
突き抜けちゃうのかなあ;(ぼっけさんも終わりそうですが)
■ピューと吹く!ジャガー
こいつら普段全然自炊してなかったのかー。
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コメント
■ぬらりひょんの孫
純水は大変有害で、1リットル位飲むと死ぬ。と何かで聞いたのを思い出しました。
投稿: | 2009年4月21日 (火) 00時49分
真偽は知りませんがwikiの「超純水」のその他の項目で飲用について書いてますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%B4%94%E6%B0%B4
投稿: でんでん | 2009年4月21日 (火) 08時15分
バクマン
最後服部さんと並んでたのはアシスタント候補ともとれますが・・・さて
トリコ
久々に小松が目を輝かして肉を堪能してる描写に和みます。
トリコも一緒に舌鼓打つような部分がこの漫画の楽しさだと思うんですが。
緊迫感はありますがそろそろ平和になって欲しいなあと。
べるぜバブ
しょっぱなから雑魚がチェーンソ出してたので、今さらスタンロッドとか
あんまり怖くないんですが。しかし目の前でアランから出てきたの見ても
手品と思い込んでるんですかー。それはそれですごいかも。
黒子
足がつりそうだったら無利に出ちゃ一生モンの故障になりかねないですね。
しかしお父さん余裕で撃退してもなかなか楽には勝ち進めないのですね。
スケット
うーん、現代パートに戻ってきたときヒメコの絵柄がちょっと変わってた
気がします。まあ絵柄以前に衣装がアレですが。
ネウロ
あれだけ悪意やブラックジョークを満載させた漫画で、ここまでスッキリ
爽やかなエンディングが観られるとは。でも「謎」を喰うってとこからす
るとHAL編が最高だったなあと思います。次号からネウロがないってなんか
不思議な気がします。
サイレン
空中に放り出されて生死不明のヒリューに比べてアゲハのこの優遇はなんで
しょうか。ヒリューが何か悪いことをしたのでしょうか!
マリーにも雨宮さんにも抱き疲れるなんてこのこの!
フープメン
派手さはないもののとても好感の持てる作品だった(もう過去形!?)んで
すけど、掲載位置が微妙ですねえ・・・
投稿: Masa_nus | 2009年4月21日 (火) 15時03分
>バクマン
どうなんでしょうねえ。今まで編集部で出てた顔かどうか確認してみようと思いましたが、
読んだジャンプは溜まると捨ててるので先週号と単行本2巻でしか確認出来ませんでした。
その範囲では(見落としてなければ)出てないと思うのですが。
編集部員じゃなければアシ候補かも知れません。
歳は、大人のようにも若いようにも見えるなあ。分からん(^^;
>トリコ
バトル展開が続いてますので平和も恋しいですが、これからどのくらいバトルが長引くかでしょうねえ。
この作品のバトルはそう何週も何週もはかけないと思うのですが。
>ネウロ
本当に綺麗に終わりましたねえ。ジャンプだと本当の本当に快挙だと思います。
次回から載ってないのは寂しいですね。
>サイレン
ヒリューは悪いことはしてないと思うんですが、ホント不遇ですねえ。
ある意味読者には愛されてる気がしますが。
>フープメン
好感が持てて実直でいい作品だと思うんですが、ジャンプだとそれが生き延びることにはなかなか繋がらないのが辛いですねえ。
投稿: でんでん | 2009年4月21日 (火) 19時36分