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2009年6月 3日 (水)

週刊少年サンデー27号感想

■マギ
新連載。「すもももももも」の人ですか。
面白かったです。ウーゴくんのキモさが素晴らしい。このままずっと顔を出さないんですかねえ。
主人公も何を考えてるか分かり難い勝手キャラではありますが、一応好感は持てそうな感じです。
ライラはいい感じのヒロインかと思ったら、1話こっきりなんですか?
だとしたら残念ですが、基本的には(ウーゴくんとの)2人旅なんですかね。

■史上最強の弟子ケンイチ
千影の逃げっぷりが動物的で可愛い。果たしてまともに対決する日は来るのでしょうか。

■結界師
地上の対まじない班の動きが描かれましたが、やはり雪村の婆さまは別行動の様子。何か美味しいところを持っていきそうとは思うんですけどね。
無道さんが超懐かしい。

■境界のRINNE
来世が「サバ」という事をあっさり受け入れる、妙に緩く達観した感覚が面白い。
りんねはハーフじゃなくてクォーターなんですね。そこまでは早々に明かされたけど、雰囲気的に両親の秘密が明かされるのはもうちょっと先でしょうか。(と言いつつ次回であっさり登場したりして)
りんねはクラブ棟に住んでいるとは、家すら無いようで、少なくとも親も金に縁が無いのは間違いなさそう。

黒猫は本作のマスコット担当ですかね。テンちゃんや七宝的に。

■MAJOR
自己犠牲で感動的に盛り上げようとしているのかも知れませんが、
すみませんがやっぱり完全に自業自得としか思えません。
ブルペンが出来てないのだって吾郎自身が「こうなった場合のチームの危険性」を無視して症状を隠した為で、今回の続投も自己満足でしか無いですし。

フランダースの犬よりも、こんな人の迷惑を無視した無責任かつ自分勝手な大人の姿の方が「子供に見せちゃいけないもの」なんじゃないかなあ。

■神のみぞ知るセカイ
ホントにちひろのバンド続けてたんだ。ドラムはいないのね。
ティッシュ箱を見るとカイジを思い出してホント困ります(笑)
児玉先生は、「全員100点」とは、99点でも補習とはまた厳しい。
桂馬みたいな「あいつ」が100点を取ってしまっていることで、一般生徒にも要求水準が上がってしまってるのではなかろうか(^^;

かのん登場が懐かしいというか、1ページ登場のインパクトがさすがです。
ラストはちゃんと桂馬登場。もしかしたら今回が出番無しかと思ったですよ(笑)

今回は、以前若木先生のブログの4/14の日記で、「けいおん!」を見てのバンド活動の思い出を語っておられたのを思い出しました。
今回の話も若木先生自身の経験が色々詰まってるんだろうなあ。

■ハヤテのごとく!
西沢さん頼りになるなあ。
しかし、因数分解をするには「問題」が必要なので、やっぱり落ち着くためには素数を数える方が有効だと思うよ神父。

■絶対可憐チルドレン
カズラの「分かってなさ」が可愛い。
兵部の“罠”は薫へのトラップではなく、薫の情報を得るバベルへのトラップですか。
あの船が飛んでるのは技術ではなく配置された念動力のようですが、ずっと飛ばしっぱなしと言うわけにもいかないと思うんだけど。交代で飛ばし続けるのか?
単に「海以外」に移動するだけか。

薫は小学生時代ならバベルにパンドラの拠点を伝えることを迷ったかも知れないけど、大分さくっと決断するようになりましたね。
澪との友情は良かったです。
最後にナマの「教科書の外国人」が出るとは思わなかった(笑)

■オニデレ
今までただの悪役にしか見えてなかった覇王巣の好感度が一気に上昇。バカはいいね(笑)
ここにいたということはモモも異性が苦手なのか?

■アラタカンガダリ~革物語~
カンナギの裸の王様っぷりが楽しい。なんでこの状況であんなに偉そうなんだあの人(笑)

■はじめてのあく
表紙左奥が先週出たアヤ姉ちゃんで、右奥がギガグリーンのフミですかね。
ところで幹部は要大卒と言ってるけど、フミはギガグリーンで17歳高校生当時から女幹部でしたよエーコお姉ちゃん?
あと、組織の跡取りのジローに最近まで高校に行かせてなかったのはいいのか?、とちょっと気になったけどお姉ちゃんの言ってることだから気にしなくてもいーか(笑)

この不況下で「この」エーコお姉ちゃんがあっさり就職出来ても、やっぱり就職出来なくても、どちらの場合も複雑な気持ちになる気がしました(^^;

■お茶にごす。
いい話だーーー>ハンカチ返し
場合によったら気持ち悪がられそうな気もするけど、相手のお姉さんがいい人で良かった。

もう季節は冬のようで、だんだんと、確実にラストに向かっているようです。
西森先生の作品って、結構「いきなり終わる」印象がありますが、まさか「次号、必読」でいきなり終わったりしないだろうかとちょっと心配。
本作にはまだ語るべき事が残ってると思うので、次でいきなり終わりなんてことはまだ無いとは思いますが。

■アーティストアクロ
ヴルーまさかのボスキャラですか?
スバルを騙すための偽物や幻覚と考えるのも不自然な気もしますし、マジで敵の黒幕だったりするんですかね。
次回は怪獣大決戦か?

■月光条例
筋骨隆々のネロ怖っ!!!!!(笑)
地獄の番犬みたいなパトラッシュ怖っ!!!!!(笑)

今回は『フランダースの犬』
“かわいそうな子がかわいそうな事になる”『マッチ売りの少女』に怒っていたという藤田先生らしく、やっぱりこの話も嫌いな様子。

個人的には悲劇や不条理な話も子供が読む意味はあると思うんですが、藤田先生が嫌ってそうなのは分かります。
この話も前向きに改変されるんだろうなーと思いますが、まあ月光条例はそういう作品なのでそれはそれでいいんじゃないかと思えてきました。いろんな意見があればいいんですよ。
しかし、最後が浦島太郎なのは意表を付かれました。全然フランダースと共通項も無さそうだけど、どう絡むのやら。

猫(イデヤ)が何の説明も無いままに普通に月光達に協力してるのが笑ってしまいました。
いつのまに仲間みたいになってるんだよ(笑)
“ツクヨミ”については組織の人間側のキャラも出して、もうちょっとまともに掘り下げて欲しいんですけどねえ。

■魔王
令嬢、壊滅。
と言いつつ比与子が残ってるんですが、放っておいていいんですかね?
あの人絶対恨みに恨んできそうなんですけど。

ダークサイドにドン底に墜ちた潤也ですが、そんな潤也をも“安藤”が包み込むとは…
今の潤也を見ていたら安藤も悲しむと思っていたのですが、例え悲しんでいたとしても、決して見捨てはしないのだなあ。
単純に感動したとばかりも言えないのですが、実に感慨深かったです。

あの安藤の声は、やっぱり「あの世からの腹話術」なんでしょうね。
以前犬養の前で「巨乳大好きと言うつもりだった」と語ったのも、やはり潤也の能力とかではなくて安藤の意識だったのだなあ。

狙撃手を殺したのも押し屋だったのね。なるほど。(地震は偶然?)

■金剛番長
確かにヒキョーな強さだー。

■トラウマイスタ
どうやら救いのあるラストに着地してくれそうな雰囲気です。スジャータさん自身はさよならだとしても。

…しかし、ダヴィンチは消えたみたいですけど、ピカソがテロリストとして逮捕されるな
んて可能性もあるので、最後まで油断は出来ませんが(^^;

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コメント

マギ
 主人公が世間知らずで天然なのにはからずも毒舌になってるのが
 笑えました。この先いろんなジンとその契約者が出てくることに
 なるんでしょうかね。
ケンイチ
 決闘の前に長老との修行でケンイチまた死ぬかも!?
結界師
 良守がペースもどってきて本領発揮、というカタルシスもそろそ
 ろ読みたいところ。
りんね
 いろいろ思わせぶりなのにずっと軽妙な調子なのが楽しいです。
 人間と死神の間の孫、という重い設定も「まあっいい男」という
 いい加減さ、来世サバと言われて「味噌で煮るとうまい」とかい
 う掛け合いとかも絶妙でした。
MAJOR
 冷静に考えると「少年誌」の主人公としては熱血で限界を超えて
 力を尽くす、というのはそれほど異常な展開というわけでもない
 のですが(ファンタジーとかなら)、個人競技ならいざ知らずチ
 ームプレーですからねえ。どうしてもそこが気になってしまいます。
神知る
 私はけいおんは観てないのですが、今人気のようで。心のすき間
 が埋まって生き生きとしている彼女たちを見て、けーまの心境に
 変化があったりこの先の駆け魂狩りのモチベーションになったり
 という展開なのかもですが、個人的にはけーまはダメ人間のまま
 であってほしいような(ひどい)気がします。
ハヤテ
 「家の中」で「証人がいる」なら裸の女の子相手でも戦える!?
 石を取られて必死なんでしょうけどハヤテの純情はその程度か?
 と思ってしまいました。ニヤニヤしながら。
チルドレン
 カズラもいろんな意味で可愛いキャラに育ちましたね。澪はもち
 ろん、パンドラの面々がどんどん魅力的になってきています。
 次回いよいよテスト編ですか。勉強に目覚めた(遅)薫の成果は!?
オニデレ
 征服の理由があまりにも馬鹿馬鹿しくて笑いました。
 難儀な奴らだなー!
はじあく
 師匠が男前過ぎます。ジローじゃなくてもついていきたくなる。
 ところでジローは「次郎・二郎」だとすると次男、なのに跡取り
 というところに訳あり長男の存在を匂わせていますよね。
 征服後も住民に憎まれない活動ってキルゼムオールすげえ!
お茶
 いい話の直後に暴力展開、部長と距離を置こうとしてるまークン
 が見てて辛いです。作品的にも「春」が来るのでしょうか。
アクロ
 スバルとアクロが実は双子の兄弟だった!
 という夢をみそうです。椿とボッスンが思い浮かびました。
ゲッコー
 トショイインさんはすっかり仲間になってますね。イデヤが犬役
 で代理してるのは心を入れ替えたのか!?ゲッコーたちに巻き込
 まれてこき使われてる内にいいキャラに育ってくるかもですね。
 しかしネロの代役は笑えました。
 たぶん浦島太郎も「最後ジジイになっちゃダメだろ!?」という
 改変の対象に。
魔王
 劇団は現場の後始末までするんですね。しかし令嬢と蜂以外の裏
 稼業の大手全部をいち高校生が雇って戦うって実際いくらかかっ
 たんでしょうね。安藤(兄)は死んでも潤也を見守ってるのでし
 ょうね。ちょっとだけ爽やかでした。
金剛番長
 かなり鍛えられた肉体してますからね、素手でも強いって普通だ
 ったら卑怯とは正反対なんですが、それを隠して大仰な武器を使
 っていたあたりが卑怯番長らしいですかね。
トラウマイスタ
 ダビンチあれで終わり!?抜け殻になって満足しちゃうって最後
 まで変態でしたね。今までのダークサイドのピカソは何だったん
 だってぐらいの正統派少年誌的なまっすぐさでした。次回最終回
 でしょうが、「大団円」とあるからには……でも油断は……

投稿: Masa_nus | 2009年6月 3日 (水) 23時04分

>りんね
「味噌で煮るとうまい」はそうそう出てこないセンスですね。素晴らしい(笑)

>MAJOR
これが普通のバトル物だったり、
現実路線でも主役が学生なら少々の馬鹿も無茶もまだ気にせず見られるのですが、
プロ選手の有様として描かれると、あまりのプロ失格っぷりがイラついて仕方ありません。
まあ結局、ムカつくのは個人的な思いで、
『社会人としてこんな奴に巻き添えで迷惑をかけられるのだけはたまった物じゃない』
『こんな奴と一緒に仕事するのだけは勘弁願いたい』
とリアルな嫌さを感じてしまうからですけどねー。

>オニデレ
理由のくだらなさが素晴らしいですよー

>はじあく
先週は「女ばかりでジローが唯一の跡取り」と言ってましたが、
長男は出奔しちゃってるのかも知れませんね。案外正義側に行ってたりして。

>月光条例
あのネロにはいじめや虐待なんて絶対無理ですね(笑)

>トラウマ
ダヴィンチみたいなキャラは戦いで敗れるよりも、自分の勝手な納得で退場する方が“らしい”気もします。

投稿: でんでん | 2009年6月 3日 (水) 23時43分

>はじめてのあく
フミはギガレンジャーに捕まっててグリーンが24時間体制で監視とかだったら鼻血もの。
当然リーダー命令といういやがらせ。

投稿: はじめてのくらげ | 2009年6月 4日 (木) 20時46分

悪の組織が壊滅してるから普通にグリーンの家に転がり込んで同棲ラブコメしてる可能性も低くないですよ。
読みてーー!

投稿: でんでん | 2009年6月 4日 (木) 21時05分

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