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2010年2月 1日 (月)

週刊少年ジャンプ9号感想

■バクマン。
静河本人がカラーで満を持して登場。美形か醜男かの二択かと思ってましたが前者でしたか。
山久さんの「マンガ家は皆天才だと思っている」はどこまで本音なのかは分かりませんが、どちらにせよ山久さんは人使いが上手そうかなと。
分析眼もあるし仕事熱心だし、(蒼樹さんには生理的に駄目とか言われたけど)編集者としてはいい編集者じゃないですか。

見開き表紙は、一見シュージンも絵を描いてるような構図だけど、これは文字を書いてるんだな、きっと。
しかし、正直タントにはどうにも魅力を感じられないですが、こちらの思い込みのせい?

そもそもタントって「ドラえもん系列のありがちな発明漫画」以上の魅力の部分がさっぱり見えてこなくて、新鮮味をまるで感じないんですよね。
逆に岩瀬さんの作品は面白そうに感じられるわけですが、それは新鮮味云々の話だけじゃなく、「2話目3話目もジリジリと盛り上げていく」などと、作品がどういう風に面白いかが本編中でちゃんと描かれているからかと思います。
タントについての面白さの描写って「港浦さんがワハハと笑っている」位なので、読者として面白いと感じにくいのかなと。
要は作品自体の魅力を感じさせる描写が足りないと。
…やっぱりバクマン的には捨て駒扱いなのかなあ>タント
前の連載会議で落ちた後に大して改良されたとも思えないし。(港浦さんが褒めてるとは言え)

今のままだと、タントは打ち切られて3回目の連載で三度目の正直的に成功するのかなーと。ジャンプ的に「3回目の連載」は最後の勝負どころでしょうし。

ところで、「走れ大発タント」みたいなモロに実在する名称のモジリ・パロディなタイトルを使う場合って、メーカー・会社の許可とか取るんですかねえ。(漫画中での一部の小ネタならともかく、タイトルでモロだからなあ。)

港浦さんとの打ち合わせ光景を見ていると、港浦さんがギャグの沸点がとても低いのが分かります。読者としてはともかく編集者としてはこれは頼りにならないわなあ。
港浦さんは前回、漫画家から見限られかけた事を特に何とも思っていなさそう。新人だから視野が狭いのもある意味仕方ないかも知れませんが、もうちょっと頭を使ってよく考えて欲しいものです。色々と。

岩瀬さんは元々は漫画をバカにしていたけど、服部さんが言うように客観的に漫画を見る目もあるようで、好感度が上がりました。
まあ、岩瀬さんの恋愛観・結婚観はどうかと思いますけど(^^;
ところで、シュージンにそこまで岩瀬さんにこだわられる価値・魅力があるのだろうか?

港浦さんと服部さんの打ち合わせ光景のページを並べてるのは、言うまでもなくわざと対比的に描いてるわけですが、こう並べられると港浦さんの株がどんどん落ちて服部さんの魅力がどんどん上がっていきますよ。
大場先生達は最終的には港浦さんをどうしたいのかなあ。
服部さんがサイコー達の担当から離れたことについては、服部さんみたいな有能キャラは味方陣営よりもライバル陣営に置いた方が面白いと判断したってことではないかと思うのですが。
野球漫画で主人公の父親や恩師が敵の監督になるようなものですね(・e・)

エイジの二本連載は無茶だと思いますけどやっちゃうんですね。
これでエイジが「ジャンプ1」の漫画家になって、例の「権利」を使ってタントを打ち切るなんて展開も想定出来るのかも?
まあ、今のエイジが人の連載を打ち切ろうとするとも思い難いんですけどね。

加藤さんは蒼樹さんと上手くやってるようで良かったかと。

■ONE PIECE
「インペルダウンから無茶の連続…」
それをやってしまうルフィが本当に、実に主人公です。
天運にも協力者にも恵まれていて、それにも納得が出来る良い主人公ぶりかと。

エースが解放されていよいよ撤退戦に入りました。長かったこの戦いもいよいよ終局のようで、次回は白ひげの最後の戦いが描かれそうでしょうか。
ただ、黒ひげもそろそろ動きを見せそうなので、まだ最終的に何がどうなるかは予想しきれません。
ネット上ではルーキーズが出てくるのではという予想もあるようですが、ルーキーズって本当に「この戦場に」向かってるんですかねえ?、どちらとも取れる描写だった気がするけど。

並び立って戦うルフィとエースは燃える絵でした。(メラメラだけに)
ただ、燃えてるエースの向こうで倒れている(ロウ人間の)Mr.3がツラそうだー(^^;
だれか、海兵に「こいつはなりすましの囚人だ」と狙われてるMr.3を助けてあげて(^^;;(スクアードの乱入でどうにかなりましたかね?)

火拳のエースVS青キジは見てみたい対決でした。メドローア!(違)

しばらく姿を見せなかったドフラミンゴは何をしているのかと思ってましたが、エース達を逃がした方が面白いなどと言っているあたり、少なくとも「必死」では戦っていなかったんでしょうね。
水牛アトモスを逃がしたりしている辺りも本気で戦っていなかったからかと。

スクアードは、きっと白ひげを助ける為に最後に見せ場があるだろうと思っていましたが、この段階でやっと登場。本人は死ぬ気で白ひげや皆を助けるつもりだったようですが、白ひげ自身に止められてしまいました。
これはスクアードは生き残るかも?

次回の白ひげの(たぶん最後の)戦いに期待です。
センゴクとやりあって欲しい所ですが、どんな散りざまを見せてくれるか。

■NARUTO-ナルト-
サスケがダンゾウにかけた幻術。
説明無しでも分かるし、説明するにしても2~3コマもあれば説明出来そうなのに、2ページもかけてしまう過剰な親切っぷりがこの漫画らしいなあと。

■べるぜバブ
巨大ロボット物をロボットプロレスと呼んだりすることがありますが、
あまりにプロレスすぎて吹きました。
この作品はこれくら無茶苦茶な方が面白いです。

■BLEACH
日番谷が最初かと思ったけど、わんこ隊長の方が先でしたか。>倒される順
まあ、噛ませ代表としては日番谷隊長も駒村隊長も元々同格ですしね。

ギンはどうしてるのかと思ってましたが、解説役をやるためにここまで残っていたのか。

■トリコ
他の人の戦いに巻き込まれて「仙骨」があっちに行ったりこっちに行ったりしてボギーウッズさんがオロオロするギャグ描写を、今週1週くらいかけてやってくれても良かったのにと思いました。

次はマッチVS肉だるまの人。
この人はマッチョで油で常にヌルヌルテカテカしているわけですか。ボディビルダーになるために生まれてきたような人だ。

亀の甲羅を鎧にしているそうですが、甲羅アーマー部分以外はほぼ全裸でありながらも、股間にはちゃんとパンツをはいているようで良かったです。
ここが、いぬまるくんがいる世界だったら危なかった!(股間を氷やペンギンや遠近法で隠すことに!)

■ぬらりひょんの孫
なかなか面白い戦いでした。
もしあの子供を斬ったりしてたら、余計に酷いことになっていたんだろうなあ。

秀元とリクオの対面は素直に楽しみです。
最後のコマにゆらはいませんが、来てない…のでしょうか?(秀元がゆらからそんなに離れられるのか謎ですが)

■銀魂
やはりこういうグダグダネタは上手いなあ。
「健康より原稿」には吹きました。
九兵衛と桂は別にカブッてないと思います(笑)
あんぱんを今週号でも見ることになるとは(^^;;;
「南アフリカです」が正解だったのか!?

■PSYREN-サイレン-
黒宮さん、と言うより最後のアオリに合わせるなら裏宮さんと言うべきか?
表の雨宮さん以上に危ないぶっ飛んだ性格のようですが、殺しまではやらないのね。(倫理観があると言うよりアゲハに嫌われたくないからという理由のようですが)(当のアゲハは遊坂を躊躇なく撃ち殺そうとしてましたけど)

裏人格たる裏宮さんがこれだけアゲハラブだとすると、やっぱり表宮さんも内心ではラブラブなんでしょうか?
裏宮さんは裏宮さんで可愛いような気もしてきたので、消えたりせずに表宮さんと共存なり融合するなりでもいいような気がしてきました。
相手をボコボコにするけど一線は弁えた良いキチガイです。

“優しくて可愛い表宮さん”はトランスが得意と言うことは、これまでタブーやネオ天草の三宅相手に鳳凰幻魔拳(違)を使って相手をボコボコにしてきたのは、やっぱり表宮さんの方なのね。
表宮さんも裏宮さんに劣らず十分に危険人物で間違いないということで、
なんだか安心しました。

アゲハの新技は星の軌道的なイメージですか。父親の研究にも繋がっていて、ビジュアル的にも面白いかと。

次回はいよいよ遊坂との決戦の様子。トンファーVSバールのようなものに期待したいところです。
アゲハが裏宮さんを見てどう反応するかも期待。

■SKET DANCE
序盤の羞恥プレイダンスから最後のキャプテン無双まで、輝きまくってるよキャプテン!
まさにキャプテンの為にあるような大会でした。ハーイハーイハーイハーイ
ボッスンからキャプテンの座を奪い取る辺り、この娘は生まれついてのキャプテンだぜぇ。
デフォルメ顔で強調される太眉もいいね!

■賢い犬リリエンタール
む、位置が上がっている。

リリエンタールの行動が泣かせます。いい奴すぎる。
てつこも、すっきり解決出来たとは言えませんが、最後の最後でリリエンタールを助けられたのは良かったかと。
てつこの問題はこれからじっくり解決していかないといけない問題なんでしょう。まあ、うさみちゃんへの説明は今日中にやってしまって良かった気がしますけど。

■いぬまるだしっ
「流行りなど意識してはイカン」と、いぬまる先生も言っておられるのに…(^^;
それはともかくいぬまる先生は風の声とかを感じやすそうです。(主に下半身で)

■HUNTER×HUNTER
な、なんと。
悲劇的な展開になると思い込んでいましたが、まさかパームが「きれいなパーム」になって帰ってくるとは。
他の漫画でこういう展開なら驚きませんが、この漫画では驚きました。
我ながらどれだけこの漫画に信頼感を持っているのか(ダーク方面に)

ゴンの変調に心を痛めていたキルアの心が折れてしまったのには気持ちを揺さぶられました。
久しぶりの「上向きな」展開でしたが、この漫画のことなので、更に別の悲劇に繋がらないかと警戒してしまいます(^^;

■保健室の死神
何このジョジョポーズ(笑)
花巻さんの出番も欲しかったところです。
山田さんは部長に暴力を受けながらも部を辞めたりはしないのか。本当にMだなあ。

■ピューと吹く!ジャガー
地味な痛さがリアルに伝わってくるぜ…;;

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