Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS(映画)
(山口祐司監督)
90分程度で収まる話だとは思ってなかったですが、やっぱり凄いダイジェストっぷりでした。
聖杯戦争についても魔術についても説明は殆ど無しで、ストーリーも間を飛ばしてどんどん進みますが、
まあ、この映画を見に来るような人は、ゲームなり前のアニメなり漫画なりで、少なくとも基本設定くらいは知ってる人が大部分だろうから大丈夫…、なのだろうか…?、うーむ;
絵は綺麗でよく動くので単純に「名場面集」と割り切れば楽しめなくもないかも知れません。
ともあれ、一本の映画として成立しているとは言い難いかと。
物語であるべき「緩急」の「急」の部分だけを繋いで仕立てているので、本来緩急両面の場面で描かれるべき各人物のキャラクター性も、人間関係の描写もほとんど描かれず、見ていて感情移入はし難かったです。
もし予備知識の無い人が見に行ったら、何故に士郎がいきなり魔術を使えるようになるのかとか、10年前の話は何だったのかとか等々、疑問符が大量に残るのだろうなあ。
とりあえず、藤ねえが幸せそうに寝てるところは良かったです。
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