機動戦士ガンダムUC・1話
(古橋一浩監督)
OVA1話の劇場上映があったので見てきました。
宇宙世紀世代直撃の作品と言う事もあって、個人的には満足出来ました。
あの長い原作1・2巻を1時間程度でまとめられるのだろうかと思っていましたが、
それなりにまとまっちゃう物ですね。
勿論かなり話を端折ってはいますが、話が分からなくなるほどでは無いですし、テンポ良くアニメの文法に落とし込んでいたと思います。
原作を知らずに見ても「ガンダム物の1話」として違和感無く見られるのではないかと。
まあ原作を知らない場合、バナージの出自絡みの描写はちょっと唐突に思えそうな気もしますけど。
もう少しだけでもバナージの記憶絡みの事には触れておいて欲しかった気はします。
ともあれ、あれはいいシーンです。ガンダム物だと不遇な親子関係が描かれることが多いので余計にグッと来ます。
原作小説10巻分をアニメ6話で終わらせられるのだろうかと思ってましたが、
アニメ1話につき原作1~2冊分を消化するなら、何とかなりそうでしょうか。
原作は1巻ごとの「区切り」がやや強いので、変な所でブツ切りにならないかがちょっと気になりますが。
グリグリ動くMS戦は見応えがありました。これは確かにBDなりDVDなりでじっくり見返したくなります。
CMでクシャトリヤが色違いのサーベルを使ってたのはああいう事だったのね。
袖付き側のコクピットが「アームレイカー」じゃなかったように思えたけど、どーだろ。
リゼルは動いてみると、本当にZ系と言うよりメタス系だなー。
素直に続きも楽しみです。
多くのキャラクターが1話では顔見せ程度の出番だったのですが、
とにかくおっさん達が熱く輝いている原作なので、アニメでも頑張って欲しいです。おっさん達に!
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