週刊少年ジャンプ18号感想
■ONE PIECE
思いの外あっさり戦争が終了。
実際の昔の戦争の終わり方がどんな感じかは(漫画や映画で見たりはするものの)正直あまり詳しくはないですが、一方が滅びるまでの殲滅戦でもなければトップが終了を宣言すれば終りになるのもありかも知れません。
勝った側(海軍)が敵が逃げるのをおとなしく見逃すかどうかは、どうなんだろう。状況によるでしょうか。
今回の場合、海軍にしても負傷者の収容など後始末だけで手一杯になるでしょうし。
シャンクスになら白ひげ達の遺体を渡してもいいという、センゴクの特別扱いがちょっと不思議ですが、シャンクスの立ち位置というのは海賊(四皇)の中でも特殊ということなんでしょうか。
白ひげとエースの遺体はシャンクスに引き取られたようですが、リトルオーズはどうなったんだろう。
結局死んだのかどうか曖昧だった気がしますが、海軍の元に置き去りにされちゃってるし、次のコマでモリアが喜んでるし、ゾンビにされちゃうんですかねえ;;;
黒ひげ達も引き上げるようですが、巨大戦艦サンファン・ウルフの巨体が見当たらないですが、どこに行ったんだろう。実は体の大きさを変えたり出来るとか?
シャンクスは帽子をどうするのかと思ったら、バギーを通してルフィに会わずに返すとは、さすがに粋なことをしてくれます。
確かにあの帽子はルフィからシャンクスに返さなきゃいけませんよね。
七武海としてルフィを追うというハンコックの大義名分の確保っぷりがナイスでした。実際は「必ず仕留める」と言うより「必ず射止める」でしょうが(笑)
■BLEACH
親父が爺さんより強かったりしたらさすがに萎えるなあ。
■PSYREN-サイレン-
この段階で一気に戦争突入とは、思った以上に展開が早かったです。
鬼瀬ことヴィーゴの能力はかなりやっかいですね。隠れても侵入されるし防御しても意味がないし遠隔攻撃もすり抜けるしと。
マリーの鉄柱(鉄かどうか分からないけど)攻撃は無効化されましたが、念動力による干渉やバリアまで無効化出来るかは怪しそうな気も。フーの炎やアゲハの暴王や雨宮の精神攻撃などは相性が良さそうながします。(フーは屋内では炎を使いにくそうな気もしますが)
■トリコ
前回復活した敵2人はあっさりヘルボロスに食われて死亡?
あっさりすぎて見落としそうでした(^^;
前回干からびてしまったトミーロッドは、結局どうなったんだろう。戦いの決着としては怪獣大決戦に発展して有耶無耶になってしまった感じでした。
前回ラストで倒れていた小松は、ヘルボロス復活に巻き込まれてたって事でしょうか。
再生屋の回復スキルが凄い。トリコはともかくヤクザ3人まで助かるとは思ってませんでした。
それでも失ったトリコの左腕までは無理なんでしょうか?
■ぬらりひょんの孫
つららの血はなめるだけでも凍るのか、まさに血も凍るような話。
ここで夜雀とは。また魔王の小槌が絡んでくるんですかねえ。四国妖怪に続いて羽衣狐までもが山ン本に利用されているということになるのでしょうか。
■いぬまるだしっ
大塚寧々
一発変換してくれるあたりがさすがGoogle日本語入力!
■SKET DANCE
「何をするんだ貴様」と見ると、「何をするだァーッ」と自動変換しちゃうよね。
スイッチの「オレはさしずめ五エ門と言ったところだな」はすごく分かりやすい例えだと思いました。立場的に「先生」って感じだし(ヤクザ映画的に)。
「おれがあいつであいつがおれで」になってしまったボッスンとヒメコですが、ここのサーヤが絡んでややこしいことになるのね。
まあ、この状態をオープンにしちゃえばいいんだろうけど。(しかし男女が入れ替わってるから部屋割り的には大変そうだ。)
■保健室の死神
表紙の女性は誰なんだろう。兄の昔の彼女?
事件は解決したけど、藤の問題だとか今一解決しきっていない気がしますが、
次回でもその辺りは描いてくれるんでしょうか。いきなり別のエピソードになったりしたら、凄く消化不良感が残るんですが。
■銀魂
「たった四人」
他の3人はともかく、新八がここまで頑張れる子になるとは!
■HUNTER×HUNTER
コムギの猜疑心を刺激するとは、ここでコムギが目が見えない設定が生きてくるのがまた上手いです。
キルアとプフ分身ではオーラ量ではまだプフ分身の方が上だろうと思うのですが(多分)、分身ということで身体の密度が薄くてスカスカな分、キルアの電撃は有効に効くんですね。
ゴンのグーみたいな物理的な攻撃なら(今回のPSYRENでマリーに攻撃されたヴィーゴみたいな感じで)あまり効かなかったのでは無いかと思いますが、電撃とか炎みたいな細かい細胞自体に直接ダメージを与える攻撃は今のプフには相性が悪かったのでしょう。
そのプフも、コムギよりも「王がもうすぐ目にするであろう軍議の盤やコマ」の隠蔽を優先せざるを得なくなってしまって、すっかり余裕が無くなっています。
これはもうプフとしては「積んだ」状態なんじゃないですかね。コマの一つでも残っていれば王の記憶回復のきっかけになってしまいそうですし。
まあ、王が記憶を取り戻した場合にどうなるかは、まだ読み切れないのですが。
■バクマン。
実にハイテンポ。締めに入ってるんでしょうか。
ここで「この世は金と知恵」を出してくるとは、回り道をして力を蓄えた上での原点回帰というわけですね。
静河くん連載ゲットは良かったですが、描写があっさりすぎて物足りないかも。
しかし、ここでサイシュー側の描写を優先するのは漫画としては正しいかも知れません。
連載会議に落ちても「これでいい」というのは、
以前の服部さんと吉田氏の会話での「わざとボツ出し続けてもっと凄い作品描いてくるの待つかもな 末恐ろしいの“末”を…」の発想でしょうか。
その時に言われていたサイシューの作品の「何かひとつ足りない」という伏線をここで活かしてくるんでしょうね。多分。
これまではよく描かれていた連載会議の様子が今回はあえて描かれていないのが気になるところです。
静河くんの作品が先に連載ということですが、エグイ作品が「両方連載はない」と言う事ですが、同時連載開始は無いと言う事か、開始がズレればありなのか、どっちなんでしょう。時期をずらして作風が被る作品が始まることは実際にあるので前者か?
それとも服部さんの「まずは邪道でいくべきだろうな」の「まずは」の部分からして、次の連載会議用には作品自体変えることも想定してるんでしょうか?
とりあえず、静河くんには次の連載会議時に打ち切り入れ替わりにならないように頑張ってほしい。
静河くんとの競争は一段落として、リミットまであと2回ある連載会議のどちらかでは高浜さんと競う事になりそうかなあ。
シュージンは結婚しててまだ風呂も一緒に入っていないのかー。
■めだかボックス
感想なう(違)
こちらも展開早―!
ツッコミどころを全部自分でツッコんでくれるあたりが素敵だ。
(読んだのは化物語だけだけど)このあたりの会話センスは西尾氏らしいかと。
■賢い犬リリエンタール
ぽくぽく壁を殴るリリエンタールを見ていると泣けてきます。早く助けてあげてーーー!
キャラが集まってきてまさに集大成的な展開。
シュバインさんや令一郎は味方になると頼もしいですよ。決定打にはなってないけど。
ここで1話のバスが使われるとは驚きました。タイミング的には、てつこの心に反応したのでしょうか?
シュバインや令一郎やさくらや紳士(?)が活躍してくれるのは嬉しいけど、やはり最後は兄やてつこの思いが決め手になってくれるのが嬉しいので、そうであって欲しいのですが。
博士は意外と若いなあ。
もう完全にクライマックスのようですが、せめて心残りの無い良いラストを描いて欲しいものです。
■ピューと吹く!ジャガー
初めから想定済みなのか後付けなのか分かりませんが、素晴らしいツッコミ合戦でした。
画期的な演出だ!
翼くんはSDの概念とは最も遠いキャラだと思いました。
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コメント
小松>前回の倒れてるシーンで鼻と耳から血を流していた事と、スープを持って立ち去ったミクロGTロボの事をあわせると、体内進入で脳をボコられたように見えます・・・
まあ、普通に立ち上がれてるので実際には別のやられ方だったのかもしれませんが、悔しげに窪みを見ているので、GTロボが持っていたスープは小松がそこからすくったもので、それを持っていかれる時にやられたと見てよいのではないでしょうか
なお、今回はスープそのものは持っていかれてかまわないんですよね。あくまでトリ小松の目的はセツ婆のスープの「あと一味」を知る事ですから。
これまでの描写からして、一滴でもいいから小松がオリジナルを口に出来ればミッション達成できそうなんですが・・・
投稿: 通りすがる | 2010年4月 5日 (月) 09時20分
なるほど、先週ラストから4ページ前でボックスが飛んでるのがGTなんですね。トーンで潰れてて見逃してました;
GTロボにやられた上で今回動いてたのだとしたら、小松は案外頑丈だなあ。
まあ、GTロボにとって小松はどうでもいいから軽くあしらっただけかも知れませんが。
投稿: でんでん | 2010年4月 5日 (月) 21時42分
サンファン・ウルフは”フネフネの実”の能力者で、モデル”戦艦”だと予想してみます。
通り名がまんまですし…移動の問題も解決できますしね。
そこらへんで船形態になってるんじゃないでしょうか。
投稿: 通りすがり | 2010年4月 8日 (木) 19時06分
戦艦と言うからには本当にそのままの能力の可能性はありますね。
投稿: でんでん | 2010年4月 9日 (金) 00時57分