ゾンビランド(映画)
(ルーベン・フライシャー監督)
ようこそ、悪夢と腐臭の王国へ!
…と言うわけで「ゾンビランド」に行って生還してきました。
お隣にはゾンビで溢れかえった海「ゾンビシー」とかもあるかも知れません。(ねーよ)
今、アニメで「学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド」をやっていることもあって、最近は個人的に結構ゾンビづいてたりします。
世界がゾンビで埋め尽くされた世界で、独自の「生き残るための32のルール」を駆使して生き延びてきた引きこもりゲーマー青年が、道中危ないマッチョガンマン親父・タラハシーや怪しい少女達と出会いながら旅をするという、ロードムービー的ゾンビ映画です。
いやー、楽しかった。
見た後に特に何も残らない、スカッと爽快で、実に正しく気持ちいいB級ゾンビ映画でした。
いや…、ゾンビ映画的には「気持ち悪い、いいB級映画だった」と言う方が誉め言葉として正しいか?(笑)
OPでの乳揺れとかが悪趣味で汚くてヒドいヒドい(笑)
ゾンビ映画のお約束を逆手に取ったような、生き残るためのルールの扱いが面白いです。いちいち主人公が該当する行動を取るたびにルールを画面上で提示してくれる辺りが親切かつ馬鹿でナイスでした。大事なことなので二度撃ちますよ。
ゾンビ映画…なのですが、出てくる登場人物達がやたらと頼もしいので悲壮感はほぼ無く、戦闘シーンでも妙に安心感がありました。特にタラハシー親父の頼もしさは素晴らしく、クライマックスの戦いは実に見事でした。
以下、ややネタバレ
「頭の切れる姉妹」は悪女っぷりが良かったですが、あれだけ大規模にライトアップをしたらゾンビも寄ってくるって気づこうよ(笑)
カメオ出演のビル・マーレイの扱いがヒドいヒドい(笑)
まあ、アレは自業自得だし、御本人は喜んで演じていそうですが。
予告でも出ている「ピアノの罠」を仕掛けたおばあちゃんのエピソードももっと知りたかったところです。老人の細腕でどうやってアレをセットしたのやら。
ところで「ゾンビがいない遊園地の“噂”」って、人がほぼ全滅した世界で、主人公達はどこから噂を入手したんだろうかと疑問でした。
まあ、普通に映画開始以前の時点で何人かの生き残りと行きずっていたんでしょうけど。
しかし、あの状況だとゾンビからは生き延びられても、すぐに食べられるものが無くなりそうですよ(^^;
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