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2011年3月 4日 (金)

今週のアニメ特撮感想(2/28-3/4分)

■君に届け2 7話
互いにフラれたと思ってるとは、それぞれの思い込みで全然伝わってねー;
そりゃあ、くるみも怒るわ。
それにしてもくるみは格好いいわあ。

ピンは「爽子がフラれたと思ってる」事を言ってやれよと思うけど、言ってやらないあたりもまたピンらしい。
本来自分で解決すべき話だしなあ。若者は大いに悩めと言うところか。

健人の空気読まなさ炸裂がヒドイ(^^;
せめてギャラリーがいない場だったらねえ。

■GOSICK 8話
怪しいメイドが本当にそのまんま犯人だったとは。
一見して怪しいキャラだったので候補から外してましたよ。

■放浪息子 6話
まこちゃんがんばれな回。
文化祭の雰囲気が懐かしかったです。

■魔法少女まどか☆マギカ 9話
「やがて魔女になる君たちのことは“魔少女”と呼ぶべきだよね」だったら魔少女サヤティーでした。(←前回感想追記)

★以下、ネタバレにつき「続きを見る」で


さやかは救われず、杏子と相討ち。やっぱりこうなるよなあ;
さやかに友達(まどか)の声を届ければ何か反応があるのではという杏子の考えは、普通の作品なら「試してみる価値がある」物だし、
普通の作品ならそれで助けられる展開も十二分にあるのだけど、やっぱり本作でそんなに甘い考えが通じるわけは無かったか。
無情です…。

さやかは確かに色々間違っていたし甘かったけど、ここまでの代償を払う程のものではなかっただろうになあ。…普通なら。
思い込みで暴走してしまう性格も、普通の人生なら大人になってから若気の至りだったと赤面するくらいで済むものだっただろうに、
あんな悪魔に引っかかってしまったが故にこんな末路になってしまうとは、あまりに不憫すぎます。
今回、“魔女”からは結局「さやかの意識」がまるで感じられなかったのがまたキツイ。
その一方、魔女の結界内では音楽だの上條さんだのの痕跡が溢れているのがまたまたキツイ。

杏子は、ここまでいい奴になるとは、登場当初は思いもしませんでした。
今や(ママとか大人を除いた)主要キャラの中で一番の常識人…というか普通の感覚を持ってる人という気もします。
(まどかの感性も結構ぶっ壊れているので、最早「普通の感覚の持ち主」とは言えないしなあ)
(まあ、杏子も食べ物とかは相変わらず盗品かも知れないんですけどね)

杏子はさやかに自分を重ねたが故に入れ込んじゃったのだとしても、ここまで献身的になるとは思わなかったですよ。
人のために魔法を使わないと言った杏子が、否定した理想に殉じた形で倒れるのが切ないなあ。
最後は自爆のような形になってしまって“らしくない”とも思いましたが、「やがては自分も魔女になる」という絶望もあったからなのでしょうか?
いつか魔女になるよりは、魔法少女として死ぬ方がまだマシという思いがあったとか?
ともあれ、杏子とさやかは人生も願いも色も、正に表裏一体なキャラだったのだなあ。

まどかと杏子の接触は見所でした。この2人は何度も会っているのに全然会話してなかったんですよね。
魔法少女になんて、そうするしか他に仕方ない奴だけがなるべきだ、との言葉が印象的でした。
ほむらのこれまでの説得と合わせてこの言葉がまどかにキッチリ届けばと思うけど、まどかもすぐに「選択肢が無い」状態になっちゃうんだろうなあ。残り3話だし;

でも、ほむら主観ではおそらく何度も魔法少女になる道を選んできてしまったと思われるまどかが、最終回で「魔法少女にならない」選択をして完結したら、それはそれで評価出来る気がします。
むしろ最後まで契約して欲しくない。
どれだけオープニング詐欺、タイトル詐欺なんだよって話になっちゃいますけど(苦笑)


最後の「(さやかを助ける方法が)不可能に決まってるじゃないか(笑)」なキュゥべえのセリフが酷すぎでした。この台詞の最後には(笑)の文字が見えましたよ、ええ。ああ、無駄と分かっていても捻りてえ…;
杏子に対して「魔法少女は無理を通して道理を蹴っ飛ばす」…じゃなくて「魔法少女は条理を覆す存在だ」とかぬかしておいてコレかよ。
感情が無いとしても、これを悪意と呼ばずしてなんと呼ぶのか。

それにしても、キュゥべえは悪魔かと思ったら宇宙生物だったとは。
『対有機生命体コンタクト用マスコット・インターフェース』ってところでしょうか。キュゥべえに比べたら朝倉涼子のナイフなんてかわいいレベルに思えてきますが!
正体の「インキュベーター」(孵卵器)の名前にはインキュバスの意味も入ってるんじゃないの、と思ってましたが、インベーダーの意味も含んでたのかも知れません。

まどかとキュゥべえの会話は、いきなり話のスケールが違いすぎてちょっとポカーンとしてしまいましたが、もしかしたらまどかと同じ気分を共有出来たと言えるかも知れません。
一言で言って「何言ってんだこいつ」としか思いようがないよなあ。誰がこの説明で納得出来るかよ。

「希望と絶望の相転移」云々という話は、つまりは「持ち上げてから叩き落とす」って事ですか。なんという悪徳詐欺。
あの勧誘でどうすればまどかが魔法少女になる選択をするんだよと思いますが、
ワルプルギスの夜に街がめちゃくちゃにされたら契約しちゃうんですかねえ。たとえ自分がワルプルギス以上の魔女になるかも知れないとしても。


前回あれだけ感情を露出させたほむらは、一転して今回は普段以上のクールさでした。
前回の反動なのか、いつも以上にあえて感情を抑え込んでるように見えましたよ。
さやかの魔女堕ちをまどかに告げる非情とも言えるあの言葉は、やっぱり“(まどかの事以外を)色々諦めちゃってる”からだろうなあ。

今回で魔法少女は遂にほむらだけになってしまったわけで、“ほむらの物語”はここからが本番と思われますので、どうなるか注目したいところです。

ところで、「ワルプルギスの夜」はやっぱり1体の超強力魔女って事だったんですね。
昔はまどかみたいな「超強力な魔法少女」だった、とかなんでしょうか?

魔法少女1人では太刀打ちできないということですが、他の街の魔法少女に助けを求めるってわけにもいかんのですかね。
そもそも、ほむらにはもうツテが無いのかも知れません。


魔女化してもさやかの身体は残っていたのがちょっと意外でしたが、キュゥべえ曰くのただの「抜け殻」だからってことですかね。
しかしこのままだと、さやかの遺体はホテル(?)で発見されることになるのか…。
(杏子の部屋は廃屋って感じじゃなかったし普通にホテル暮らしだったんじゃないかと。金の出所は盗んだものかも知れませんが)
部屋の借り主が失踪して遺体だけが残っていたって事になると、ワイドショーとかのネタにされそうで、あの後の展開が物凄く嫌です;

仁美は、前回の上條との会話が意味深にサイレントだったので、今回でその辺りが明かされるのかと思ってけど、
それが無かったって事は、普通に告白しただけだったんですかね?
だとしても、さやかの遺体が発見されてしまったら、仁美も上條も到底幸せにはなれなさそうですが。

ところで、まどかはどうして線路なんか歩いてたんだろう。ある意味今回一番の謎でした。

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コメント

インキャバス=インキュベーターというのも
うちも予想していましたが
クトゥルフまでいくとはお思いませんでしたよ・・・・

さやかもせめて意識は取り戻す・・・だろうという淡い幻想さえも以下略orz

投稿: ナナスン | 2011年3月 5日 (土) 13時09分

クトゥルフは昔TRPGで少し齧ったり、矢野健太郎の漫画を読んだり、栗本薫作品で少し触れた程度なのでそれほど詳しいわけではないのですが、
宇宙スケールで確かにそれっぽいですねえ。

さやかの扱いは、普通の作品的な「救い」を決して描かないあたりがある意味実直な気もします。

投稿: でんでん | 2011年3月 5日 (土) 18時07分

まどか続編はループでちょっとずつ違うけど毎回失敗で終わり。
8期までやります。

投稿: くらげうんたん | 2011年3月 5日 (土) 21時57分

まどかの願いは「宿題を手伝って!」ですね。
あたし宿題で魔法少女に!?

投稿: でんでん | 2011年3月 5日 (土) 22時47分

キュウベェの思考形式からそこに「悪意」はないというけれども、それは人類からすればよけいなお世話なのです。「感情の不存在」と「正義や悪」という概念は十分に両立しうるものなので、あとはインキュベーターらの考え方を正義と呼ぶかどうかでしょうね。彼らからすれば自分たちが全くもって正義なのでしょうが・・・。

にしても、そのうち君たちが宇宙に進出するときに枯れた宇宙を手渡されても困るよねって。おい!明らかにまどかという道理を覆す強力な力をもった人間が魔女になったら、人類が本格的に宇宙に進出する前にまどか達の住む町、国、星はなくなってしまう可能性も十分にあるでしょうに・・・。結局キュウベェは甘言でもって言葉巧みに少女を誘惑し、人類を滅亡へと導く認識(未必的なもの)があるのでしょうから、とてもじゃないですが擁護できません。

あと杏子があのような形で散ってしまったのは残念で仕方ありません・・・。物語がどのような終わりを迎えるとしても、さやかと一緒に安らかに眠ってほしいものです。魂が魔女化したり、砕け散るということの意味があの世界ではどう言った意味を持つのか定かではありませんが・・・。

投稿: | 2011年3月 6日 (日) 16時30分

感情が無いとかわけがわからないやとか言いつつも、的確にまどか達の心理を追い詰めて計画通りに持って行こうとしている辺り、
悪意があろうが無かろうが「悪質」としか言いようが無いですね。
まどかが魔女になって、もし人類滅亡なんてことになったらキュゥべえ的にもエネルギー源が失われて困るはずなのですが、、どう考えてるんでしょうねえ。

この作品で「死後」の概念がどうなっているか分かりませんが、さやかも杏子もマミさんも、あと元魔法少女だった魔女達も、死によって苦痛が終わっていることを願ってやみません。

投稿: でんでん | 2011年3月 6日 (日) 18時17分

 うわー、キュゥべえの目的はマクスウェルの悪魔かぁ。感情という情報を燃料にして熱力学第二法則を打ち破ろうというわけですね。情報をためこんだままでエントロピー増加を抑えるために魔法少女が要るとするなら、情報の消去=記憶の消去を行なうことで、マクスウェルの悪魔を破綻させることができるとか? 記憶を完全に消去するには、時間を元に戻すのも一つの手。ほむほむの出番だ!(本当?) でも、それだとひたすらループする永久機関になってしまうから、何か一工夫必要なのかなー。それか、頭を殴って忘れさせるとか(笑)。

 ワルプルギスの魔女の正体が魔王なのはさんだったら、凄いよ! まどか自身ってことも有り得るよ!

 最後に「杏子」と呼んだほむほむさん。杏子とほむほむが友達になってたパターンも以前にあったんでしょうね。でも、さやかと親しくなるパターンは無かったっぽいなー(だから盲点だった)。

投稿: ふよん | 2011年3月 8日 (火) 18時17分

永久機関と言えば、
2人の少女が交互に「Aが魔法少女→魔女になる」「Bが願いでAを人間に戻して魔法少女になる」「Bが魔法少女→魔女に(略)」と繰り返させればキュゥべえ先生的に永久機関が完成しないだろうかと思いました。
そんなのに誰が従うかって話ですが!

ほむらは杏子の事は最初からフルネームで知ってたのに、さやかの事はスルーしすぎでしたね。
さやかが魔法少女になるパターンはやはり初めてだったのだろーかと思いますが、分からんですねー。

投稿: でんでん | 2011年3月 8日 (火) 21時29分

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