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2011年3月14日 (月)

今週のアニメ特撮感想(3/7-11分)

被災によって亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りすると共に、被災された方々のご無事をお祈りします。
11日夜以後サイト・ブログの更新をしていませんでしたが、こちらは関西圏ですので被害はありません。
Twitterでは書き込みもしていましたが、御心配頂いた方は申し訳ありませんでした。

時間が経つごとに途方も無いほどの程の状況の酷さが分かり、
阪神淡路での経験も思い出して心が重くなりますが、
そろそろ前を向いて、出来ることからやっていこうと思います。

外部の人間が何が出来るかというのもなかなか難しいですが、
一応、募金情報まとめのURLを張っておきます。

節電については、関西電力によると、関西での個人の節電はあまり意味が無いんですね;
節電自体は悪いことじゃなさそうですが。
東京電力
関西電力

娯楽を自粛ばかりして暗くなっているのも良くないかと思いますので、
更新も再開していこうと思います。

■君に届け2 8話
長い冬を超えてようやく雪解けの時代がやってきたと思えた回でした。
ここまで長かったなあ。
ラストのじわじわと高まっていくカタルシスが素晴らしい。
頑張れ爽子

健人やくるみがいい仕事をしてました。

ところで、誕生日に皆で祝ってくれるとは、いいクラスじゃないかとほっこりしました。

■GOSICK 9話
着物に素直に喜ぶヴィクトリカは可愛かったかと。
ところで図書館の上とは別に住むところがあったのね。当然だろうけど。

久城はコナン君並に妙な事件に巻き込まれる天才ですな。
事件を解決する才が無いのが辛いところ。

■放浪息子 7話
二鳥くんの惚れっぽさがリアルです。
ともあれ安那ちゃんは可愛い。

■魔法少女まどか☆マギカ 10話

★以下、ネタバレにつき「続きを見る」で

「魔法少女まどか☆マギカ 第10話」もしくは「魔法少女ほむら☆マギカ 第0話」、5クールに及ぶ大作でした(違)

ほむらに関する多くの謎が明らかになった回でした。
まさにほむら主人公。で、助けるべきヒロインはまどか、と

今回描かれたほむらのループ略歴を整理すると、

●1巡目 既に魔法少女だったまどか・マミと出会い、ワルプルギスの夜にキュゥべえと契約してタイムリープ。
●2巡目 ほむら・まどか・マミで魔法少女トリオを組むもワルプルギスの夜に全滅、魔法少女→魔女化の秘密を知る。
●3巡目 ソウルジェムの秘密を皆に信じてもらえない挙げ句に同士討ち。(さやかの契約は過去には3巡目だけ?)最後はほむら自らまどかを殺す羽目に。
●4巡目 まどかの魔法少女化を阻止して孤独に戦うも、1人ではワルプルギスの夜に勝てずにまどかが契約→一気にまどか魔女化
●5巡目 今に至る

というところですか。苦労してきたんだなあ…。(もしかしたら省略されたルートもあったかも知れないけど)
これまで、ほむらがもうちょっと上手く立ち回れば悲劇もある程度は回避出来るのではと思ったりもしたけど、その辺も実践済みだったのね。
ほむらが昔は気弱なメガネドジっ娘だったのは意外だったけど、あれだけ不条理に弄ばれれば性格が変わるのも分かります。
ほむほむ頑張れ、マジ頑張れ…。
ちゃんとした描写は無かったけど、病気の方も視力同様に魔力で直したんでしょうね。

爆弾は自作で銃も本物だったとは。
どうりでマジカルさの欠片もなかった訳だ(^^;)
ヤクザ事務所から武器を調達するシーンはシュールでちょっと笑ってしまいました。あの後大変なことになってそう。(4巡目で行ったのは米軍基地ですかね?)
そしてほむスピナー(盾)は四次元ポケットだったとは(笑)
魔法少女としては弱かったのに、努力して頑張ってきたのがまた泣かせます。

ところで、ヤクザ事務所で盗んだドスを使うほむほむも見たかった。

ところで2、ほむらの時間停止はかなり長い間時を止められるのね。6話のトラックを追いかける描写だと止められるのは十数秒程度なのかと思ったけど、ザ・ワールドよりかなり高性能だったわけだ。(攻撃力さえ補えば)

ところで3、魔女って現代兵器で倒せるものなのだなあ。それならワルプルギスの夜でも自衛隊なら勝てるかも、と思ったけど、
そもそも魔女は一般人には見えないか。(街を壊滅させているワルプルギスさえ見えないのかどうか不明ですが)

『ワルプルギスの夜を倒す』『まどかも守る』。
“両方”やらなくっちゃあならないってのが“ほむら”の辛いところだな…(辛すぎる)


昔(1~3巡目)のまどかは今と随分違うなあ。
今(5巡目)のまどかは心にダメージを受けまくってるからキャラが違うのも当然だけど、かなり凛々しく、心も強い様子でした。
今のまどかにしてもすぐ自分を犠牲にしようとするし、いざという時は覚悟も決めそうなので根本は変わらないのでしょうけど。自分が役立たずだという悩みが払拭されていたからでしょうか。

3巡目まではまどかは、魔法少女としては「普通」の強さだったのね。
今の、キュゥべえが欲しがるまどかの異常な才能は、4巡目(1話アバン)のラストで超強力化した状態を引きずっちゃってるからでしょうか。
ループしても完全に影響が消えるわけでは無いのかも知れません。
だとすれば、ほむらのタイムリープは「パラレルワールド移動」ではなくちゃんと「過去」に巻き戻ってるんでしょうね。
まどかには記憶の残滓も残ってるようだし。
もしかして、まどかが描いた魔法少女の服装の絵も記憶の残滓があったからこそ同じデザインなのか?

まどかの素質が超強力化したのは、4巡目ラストでのまどかの願いはそれだけ強かったんでしょうね。
ほむらを助けたいだとかワルプルギスを倒したいだとか。「超強力魔女ワルプルギスを倒す程の力をまどかに与える内容の願い」だったわけだ。
1~3巡目でまどかが普通の強さだったのは、願いが大したこと無かったからでしょうね。さすがに「ケーキ」かどうかは謎ですが、(笑)
3巡目までは、まどかはまだ普通の少女だったから、4巡目ではキュゥべえに特に目を付けられなかったのだとして、
現在の5巡目では、その力の為にキュゥべえから強力に目を付けられるようになったのなら皮肉です。

それにしても、「地球が壊滅してもノルマは達成したのでOK♪」だとか、ふざけんなキュゥべえ。
前回まどかに「やがては人類の為にもなる」みたいに言っていた事すら方便かよ。
「後は君達人類の問題だ」とかどの口が言うか。…って、口で喋ってないけどな!


マミさん再登場は嬉しかったけど、錯乱して杏子を撃つ姿は見たくなかった…。ああなるのも無理もないけど。
マミさんも真実には耐えられないのだなあ。実際魔女になる前に死ぬ方がマシだろうし。

さやかも、どうあっても魔女になっちゃうのか;
3巡目以外では魔法少女になっていなかったみたいだし、それゆえにほむらの注意も弱かったんですかね。
それ以前に仲悪そうだったし(^^;

さやか魔女の使い魔が仁美そのまんまで吹いたと言うか何というか;
やっぱり仁美はマジ告白だったのか;

ともあれ、マミさんにもさやかにも、ほむらが容易に真実を告げられなかったわけだとよく分かりました。
告げたところで絶望しか無いものなあ。

ほむら視点故か、マミさん・さやかとも株を下げる場面が多かったですが、杏子は特に何事もなくいい奴でちょっと和みまし…た、とは言えないか;


こうループ毎に毎回展開が変わるのでは、未来を知るはずのほむらが、3話でのマミさんによる束縛も、6話でのまどかのソウルジェム投げも事前には知らないわけですね。
ほむらの行動次第でこうも展開が変わるとは、なんてバタフライ・エフェクト。

10話の段階でここまで様々な悲劇の形を描ききったからには、逆に最後のバッドエンドは防いでくれる…のでは、と思うのですが、残り2話でどうなるのやら。
一応虚淵氏は「夢と希望の物語で終わらせる」とか言ってるようですが、さて信じていい物やらどうやら(^^;
他の魔法少女が死んでほむらしかいなくなった現状では「4巡目」のラストと同じ展開になってしまいそうなんですが、実際どうすれば打破出来るのか疑問です。
ほむらだけではワルプルギスの夜に勝てないのは実証済みだしなあ。今度は戦車やミサイルでも盗んでくるしかないか?

まどかの魔法少女化を防いだままでワルプルギスの夜を越えられれば(既に死んだ3人は救われないとしても)最悪の展開は回避と言えるだろうけど、
そうなっても、ほむら自身は救われないと思うと哀しいです。ほむら自身は魔法少女である限りは最後は死か魔女化しか無いものなあ。

あと、1巡目~4巡目までは、結末は不幸でも、ほむらも少なくともまどかとだけは仲良くやってこれたのに(4巡目は怪しいけど)
5巡目の現在だと、まどかとすら良好な関係とは言えないのが辛いですよ。ほむら自らまどかから距離を取ってるわけだけど。
次回予告のまどかの言葉が不穏ですが、その向き先がほむらじゃないことを祈ります。これ以上ほむらの心を折らないで欲しい…。(キュゥべえ相手だったらノープロ)

オープニングのコネクトはほむらの歌だったんですね。ラストにOPが流れる演出にはシビれました。
ラストカットで5人揃っているカットがまた! まあ、今になって5人が変身姿で揃っても哀しいんですが!
ところで、OPでのまどか変身シーンで映っているのは「成長したまどか」かと思っていましたが、もしかしてほむらなのか?
髪の色は違うけど長さは合ってるし。…とは言えほむらが「まどかの変身を祝福する」のも変なので違いますかね。
ほむらにしては胸もでかいし(おぃ)

ところで、伏線はほぼ回収されたけど、オープニングの「黒猫」は特に意味は無かったんですかね。

ほむらがキュゥべえと契約した際に、「まどかを生き返らせてくれ」と願っていたらこんなややこしい事にはならなかったんだろうなあ。
まあ、その場合もいつか2人揃って魔女になるだけなんですけどね;

外伝マンガでもマミさんが出るという話がありますが、今回「少なくとも5巡している」事が分かったため、外伝マンガが多少本編と食い違う事になっても「本編とは別ルート」ということに出来るのね。

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コメント

たいしたことも出来ませんが被災者の無事を祈るばかりです。
しかし一番ヤバイといわれ続けてる東南海がさっぱり…まあ来ても困りますが。

>まどか
杏子参戦はさやか契約がフラグなのか。
前回ばらばらで死んだから今回は一緒なのか。
さやかも杏子にはもてもてなのにねー。

マミさんは毎回死にっぷりがすぱらしい
2巡目はいつのまにかいないし。

投稿: くらげうんたん | 2011年3月14日 (月) 21時25分

今回の地震の刺激で連鎖しなければいいのですが…

>まどか
杏子召喚はマミさん退場が条件なのかと思ってたけど、魔法少女が4人もいても来ちゃうんですね。
どういう状況で来たのかがとても謎です。とりあえず、さやかとセットということか(笑)

さやかは、4人も仲間がいても魔女化してしまうとは困ったものです。
さやか魔女化が破局へのスイッチの一つのようだし、ほむらとしてはやはりさやかも魔法少女にさせないように注意しておくべきですねー。
マミさん・ほむら(現バージョン)・杏子の3人でワルプルと戦えればいいんでしょうけどね。

マミさんは、どうあっても死ぬのね(^^;
死が直接描かれなかった2巡目、4巡目でも死んでるんだろうなあ。

投稿: でんでん | 2011年3月14日 (月) 22時27分

 ほむほむーほむほむー、ほむ、ほむん、ほむー(挨拶)。

 たとえば『魔法少女まどか☆マギカ』をゲーム化した場合、どう考えてもほむほむがプレイヤーキャラクターですよね。第10話だけでなく、作品全体が実は『魔法少女ほむら☆マギカ』なんだなぁ。OPもほむほむの歌だし。作品タイトルからしてひっかけだったか!

 ループするたびに技が向上するというか武器がエスカレートしていくほむほむが、たのもしいと同時にせつないですね。自分だけしか頼るものがない、と追い詰められていくのだから。そして目的はただただまどかのためだけになっていく。

 ワルプルギスの夜がまどか超絶魔女化の原因ならば、ワルプルギスの魔女発生を未然の段階で断つ、という手も考えられるけど……。ほむほむは退院日以前にタイムリープできないんですかね。ほむほむの願いが「鹿目さんとの出会いをやりなおしたい」だったから難しいか。なんとも鉄壁の条件設定で固めたシナリオですなー。

 もしかしてワルプルギスの魔女って、ループしすぎて大魔女化したほむほむってこともありえる? もしそうだとすると、ほむほむを時間の牢獄から解放する事に、シナリオクリアの鍵が潜んでるような気もします。

投稿: ふよん | 2011年3月18日 (金) 00時05分

ほむほむの目的がどんどん「まどかだけの為」になっていくのは切ないですよねえ。
3巡目は「みんな」にキュゥべえの事を知らせようとしたのに。
今のほむらのあり方は、「約束」をした3巡目のまどかも望んでいなさそうなのが哀しいです。

ワルプルギス自体にはまだ描かれていない謎があるんですかね。
ワルプルギス自体の解決も含めて、たったひとつの冴えたやりかたで締めてくれれば見事なのですが、さて。

投稿: でんでん | 2011年3月18日 (金) 01時12分

最高のハッピーエンドは何かということから考えていくと、5週目(?)というのはとても絶望的な状態だと思いました。

①ワルプルギスの夜を倒すこと、②まどかが魔法少女にならないこと・自己犠牲をしないこと(ほむらをグリーフシードで助ける行為等含む)、③QBを退散させること(彼のノルマ達成が条件成就に必要?)と言った要素がハッピーエンドに必要な要素だと考えられますが、魔法少女3人でも倒せなかった(あるいは相討ち)ワルプルギスの夜を10話の終わった状況ではほむら一人しかおらず、そもそも①を満たすことがとても難しいですよね。

仮に達成してもでんでんさんがおっしゃるように、「その後」のことを考えるとますます絶望的・・・。ほむらはいつか魔女にならざるを得ないですから。ほむらがまどかのためにかけずり回ったことを知ったら彼女はすぐ自己犠牲スキル発動しちゃいますよね。

にしても考察がほんとに楽しいですね、このアニメ!


>>娯楽を自粛ばかりして暗くなっているのも良くないかと思いますので、更新も再開していこうと思います。

「不謹慎」という言葉によって表現が萎縮させられる様子は、本当に怖いものがありましたね(;^ω^)もちろん被災者の方の安否を気遣うのは当然ですが、不必要に不謹慎という言葉が一人歩きをしていた気がします。
不幸にも今回の大地震で犠牲者となった方々のご冥福をお祈りします。

投稿: いつも楽しみにしてます! | 2011年3月18日 (金) 11時24分

 第10話を見てから第1話を見返すと、まどかに対するほむほむのしぐさの一つ一つ、言葉の一つ一つが重い重い、せつないせつない。初めは何気なく見てたシーンに、すっごい意味が込められてるのに気づかされます。

 ワルプルギスって、モチーフが歯車なんですよねー。ほむぅ、ほむほむっぽい……。

 宇宙を根底から創りかえるほどの「願い」があれば……キュゥべえをオープニングに出てくるただの黒猫へと変化させてしまうほどのパワーがあれば、シナリオをクリアできるかも。ループを重ねるたびにまどかとほむらのパワーがガンガン上がってるから、あるいは。ほむほむの力は歴史改変だけど、宇宙の改変はその延長上にあると考えることもできる。ほむほむの能力にまどかのパワーを乗せたら、どうだろう。ワルプルギスを倒すことに力を使うのではなく、キュゥべえを含めてそういった存在そのものを無かったことにする方向に力を使う、とか。

投稿: ふよん | 2011年3月18日 (金) 21時25分

状況が絶望的すぎて、すっかり詰んじゃってますよね。ホントどうするんだろう。
11話のタイトルから希望を感じさせなくもないですが、これまでも希望に満ちたタイトルと裏腹だったりしますからねえ。もう何も恐くない。
キュゥべえの裏をかければいいのですけどねえ。

ちょっと疑問ですが、ワルプルギスの夜は1巡~3巡目では「倒せて」るんですかね?
特に1巡目ではまどか1人で戦ったわけで、相討ちにもっていけたのか、単にワルプルギスは立ち去っただけなのかが気になります。

不必要に不謹慎という言葉が一人歩きしているのは、ネットでも(ネタでの発言かも知れないけど)あちらこちらで不謹慎不謹慎という言葉を見かけてうんざりとはします。
不謹慎だから放送途中終了なんてことにならなければいいのですが;

1話とか4話とかを見ても、ほむらのまどかへの思いは所々に滲んでいるように見えて切ないですね。
ワルプルギスがほむほむっぽいというのは、気のせいであって欲しいところ。前は「さやかっぽい」とも言われてましたし大丈夫なんじゃないかと。

投稿: でんでん | 2011年3月18日 (金) 22時15分

まどか:「ほむらちゃんと私の代わりに、キュウべぇが魔女になってよ」
これで解決!

投稿: Sweet | 2011年3月20日 (日) 01時10分

ほむらちゃんとの出会いをやりなおしたい!
彼女に守られるわたしじゃなく彼女を守るわたしになりたい!

ふたりで永遠に戦い続けるってウロブチ的にはハッピーエンドだしなあ。
契約まどかの男前っぷりからすると腹すえたら何するかわかんないねー

投稿: くらげうんたん | 2011年3月20日 (日) 07時32分

魔女も魔法少女も使い魔も全部キュゥべえがこなせばいいよ!

永遠の戦いというのもありえなくも無さそうで恐ろしいですな。
契約まどかの腹の据わりっぷりは同意~。

投稿: でんでん | 2011年3月20日 (日) 10時32分

 主にジェイムズ・P・ホーガン『未来からのホットライン』の時間理論を参考に、10話の描写から、以下の仮説を立ててみました。

 暁美ほむらの願いは、
「鹿目まどかとの出逢いをやり直したい。鹿目まどかを守れる者になりたい」

 この願いは、鹿目まどかと出会う直前の自分を魔法少女にする、という形で実現しました。

 魔法少女ほむらの魔法は、時間停止と四次元ポケットと、過去の自分への記憶転送、ではないかと思います。

 そして、記憶転送の魔法は暁美ほむらの魔女化で発動する、もしくは、記憶転送の魔法の発動が同時に暁美ほむらの魔女化である、と思えます。
 前述の、キュゥべえとの契約時の願いは、魔女化エネルギーのエントロピー変化を、鹿目まどかと出会う直前の自分を魔法少女にする奇跡の実現に使ったのではないか・再現に使われるのではないか、と。
 だからこそ、繰り返される時間線の変化にもかかわらず・キュゥべえとの再度の契約をすることなく、暁美ほむらは、過去の特定の時点で魔法少女化し、記憶を積み重ねてゆく、ことができるのだろうと。

 魔女の性質は、魔法少女の願いを反映したもの。暁美ほむらの場合は、鹿目まどかへの献身の陰画でしょう。たとえば、鹿目まどかを強くしようと、闇雲に魔力を貯め込み送り続ける、的な。

 魔女ほむらは鹿目まどかを求め、暁美ほむらが魔法少女化するより以前の、たとえば鹿目まどかの生れた過去の時間付近に出現し、魔女の一体として存在を始める。それがやがて、ワルプルギスの夜と呼ばれることになったのだろう、と思います。

 本当の始まりの時間線では、ワルプルギスの夜は、未来のいつかに暁美ほむらが魔女化するまで存在しなかった、のではないでしょろうか。

 この、本当の始まりの時間線で、暁美ほむらが魔法少女になった時の願いは、前述の時間操作系の魔法を使えることから考えると、たとえば、
「鹿目まどかといつまでも生きたい」
的なものだったのではないか、と思います。

 暁美ほむらが未来のある時点で魔法少女になり、やがて魔女化すると、それは鹿目まどかを求め、鹿目まどかが生れた時点の過去にワルプルギスの夜として出現し、時間線を変えてしまった。
 つまり10話の最初の世界は、最初の魔女ほむら=ワルプルギスの夜によって変わった時間線だった。
 その結果、暁美ほむらの願いは、鹿目まどかを焦点とするものではありながら、本当の始まりのそれから変わってしまい、その結果、魔法少女ほむらと魔女ほむら=ワルプルギスの夜による、終りの見えない繰り返しの時間線が始まってしまった、のではないでしょうか。

 もしかすると過去に出現する魔女ほむら=ワルプルギスの夜は、時間線の繰り返しの数だけ、増えているのかもしれない・積み重なり・強化されているのかもしれない。
 そして、その度に鹿目まどかも強化されている、のかもしれない。

 この呪縛を解くには、根本的な過去の改変しか思い付きません。
 インキュベーターの出現の阻止、あるいは、インキュベーターの性質の変更。
 地球世界でキュゥべえが魔法少女を作らないように過去を変えれば、この世界からキュゥべえも魔女も魔法少女も、最初からいなかったことになるでしょう。

 具体的な展開・段取りは、全く考え付きませんが。orz

 長文、失礼いたしました。

投稿: SFラノベ偏食者 | 2011年3月20日 (日) 15時32分

 すいません、追記です。

 この仮説は、ある時点以降の時間線の変化は、衝撃波的に・一瞬で未来へと伝搬する、という考えに基づいた仮説です。
 つまり、魔法少女ほむらが時間改変を始める時点より前に魔女ほむら=ワルプルギスの夜が始めた時間改変は、魔法少女ほむらの時間改変より「前」に有効になっているのではないか、ということです。

投稿: SFラノベ偏食者 | 2011年3月20日 (日) 15時42分

実際どうなのか、残り2話でワルプルギスの正体までが描かれるかどうかは謎ですが、色々想像出来るのが本作の魅力ですね。
ワルプルギスがほむらかどうかは分かりませんが、あの時間に出現することには何か意味はありそうに思えます。
(深く描かれずに、ただ天災みたいなものとしか描かれない可能性もありますが)

ほむらの過去への移動については、自分としては、まどかまで記憶が(かすかにでも)残っていたり、4巡目で得た強大な力が残っていたりするあたりから、
自分だけが過去に戻っているというよりは世界(宇宙)丸ごと「体験」は残したままで過去の時点に一巡して上書きしているようなイメージかと思っていました。
ジョジョの奇妙な冒険・ストーンオーシャンのメイド・イン・ヘブンみたいなイメージかなと。(記憶や力が残っているのはほむらとまどかだけとして)

ともあれ、根本的な解決策としては、やっぱり作品が始まる時点より過去のインキュベーター自体に干渉するような方法じゃないと駄目なんでしょうねえ。
もっとも、インキュベーターの存在を消せとか、インキュベーターに感情を与えるとかみたいな「願い」をまどかがしたとして、それをキュゥべえが叶えるかどうかは疑問ですが。

投稿: でんでん | 2011年3月20日 (日) 19時33分

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