X-MEN ファースト・ジェネレーション(映画)
(マシュー・ヴォーン監督)
映画W-MENシリーズの前日譚で、プロフェッサーXことチャールズやマグニートーが若かった頃の話です。
シリーズの過去の話であるため、結末がどうなるかは分かっているのですが、「何故彼らの道が現状のようになったのか」が心情的にも納得出来る、よく出来た作品でした。
キューバ危機を舞台に描いているので、虚構と現実の入り交じった架空歴史物としても面白かったです。
以下ややネタバレ。
1~3でチャールズとマグニートーがかつて友人だったことは語られていましたが、彼らが道を違えるまでの道筋がよく分かる話でした。
「分かっている結末に進む話」という意味ではスターウォーズep3に近い感触もあったかも知れません。まあSW3ほど悲劇的では無いですが。
それぞれの生い立ちや性格、社会情勢からすれば、道が分かれるのも仕方ないと思えました。
決して憎み合った結果では無く、互いの事は大事に思い合っていたままだったのが切ないですよ。
後の作品に繋がる大小様々な設定もニヤリと出来ました。
例のヘルメットが本作の物より1~3の方が色が地味になっているのは持ち主の趣味の問題なんですかね。
チャールズとマグニートーの関係は元々分かってたけど、ミスティークもかなり親しい間柄だったのが興味深かったです。(映画独自設定かも知れないけど)
しかし、この頃のミスティークとマグニートーの交流を見ると、3での捨てられっぷりが本当に台無しだったなと。(3はそもそも全体的にキャラクターの扱いに不満点が多いのだけど)
テレポート使いで尻尾もあるアザゼルと、2のナイトクローラーは血縁なのだろうかと思ったら、wikiってみるとアメコミ原作では親子なんですね。映画でもその設定なのかは分かりませんが。
胸からビームの人も、サイクロップスと何か関係があるのだろうかと思ったら、これもwikiってみると「サイクロップスの弟」なんだそうで。
…って、兄じゃなくて弟?
サイクロップス何歳なんだよ(^^;
まあ、これもあくまで原作での話なので、映画でもそうなのかは分かりませんが。
1~3に出ていて今作にも出ているミュータントは、分かった範囲ではチャールズ、マグニートー、ミスティーク、ビーストの4人ですが、それ以外の人達は1~3ではどうしていたのだろうかと気になります。
まあ、所詮はこちらが後付けなんですが。
(ちなみにウルヴァリン主役の映画は未見です)
マグニートが実に「磁力つっこんで奥歯ガタガタいわしたる」でした。
あれは痛そうすぎる;;;
ウルやんもちょっと出てたよーな。
あそこで参加していればサイクロップスに先輩ヅラ出来たのにねえ。
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コメント
はいはいアメコミスキーとしてこの話題には参加せねば まだ見てないけどねっ
サイクの弟はビーム放つ以外に特殊能力:敵に洗脳される ってのがあります
もういったい何回洗脳されたのやら・・・・・・・・・
あとウルヴィの特殊能力として「死なない」があります
もしついうっかり死んでしまった場合冥界で死を司る天使と戦って勝ったら生き返る、というメイドガイのような能力まで持ってます
まあ先日無くしたそうですが
個人的にサイクの扱いがアレ過ぎて泣けたので3は無かったことに!
投稿: | 2011年6月13日 (月) 07時50分
特技:洗脳されるですか(笑)
今回登場していて1~3で出ていないと言うのは、まさか洗脳されたんじゃないだろうなあ(笑)
ウルヴァリンの不死身っぷりは映画1~3でも表現されてましたが(特に3)、天使と戦って云々は知りませんでした。なんて漫画的な能力だ(笑)
アメコミには詳しくないですが、天界から落ちてきた人なんてのもいるようなので、普通に天使とかも存在してるんですかねえ。
3でのキャラの扱いは色々酷かったですねえ。
サイクロップス然り、ジーン然り、マグニートー然り、ミスティーク然り…
投稿: でんでん | 2011年6月13日 (月) 12時21分
>まさか洗脳されたんじゃないだろうなあ
ありえます
ハボックは・・・・・・そうですねぇ、ピーチ姫がさらわれた回数よりも多く洗脳されてますから
そういえばウルヴァリンがカナダ政府の仕事やめてX-MENに入ったのはハg・・・・・・エグゼビア教授が洗脳したから
ちなみに「死後の世界」もきっちりあるので死者はかなりお気楽極楽(笑)に復活します
先日キャプテンアメリカもあっさり生き返ったとか
投稿: | 2011年6月15日 (水) 11時39分
ピーチ姫で例えられるとは(笑)
死んだはずの人があっさり帰ってくるというのはどこかで聞いた気がしましたが本当でしたか(笑)
投稿: でんでん | 2011年6月15日 (水) 19時08分