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2011年7月17日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土日分(7/16-17分)

■TIGER & BUNNY 16話
伝説のヒーロー・レジェンドの隠された秘密と、ルナティックとの関係が、力を失いつつある虎徹の現状とも絡んで明らかに。
重い、重すぎる。
衝撃的な事実でした。

憧れのヒーローの汚点を知らされ、能力も失いかけ、一般人犯罪者も捕らえられなかった上に、それをルナティックに殺される…
虎徹がボロボロですよ(ノД`)
ルナティックの過去もキツいなあ。

現状の虎徹の能力持続時間は3分45秒。大丈夫、まだウルトラマンよりは長いよ!
…というのは冗談として、そこまで減っているとは驚きました。ペース早いよ。
この分だと次はウルトラマンレオ並になりそうだ…

マーベリックさんは、バーナビーが信頼感を語るほどに胡散臭さが増していきます。
その信頼を盛大に裏切られそうで恐い。

そんな重い展開の中で、美容室に月2回行くバーナビーさんが癒し系でした(笑)

レジェンドの記録映像を少年のような瞳で見ている虎徹が思い返すと切なかったです。
ところでどうでもいい事ですが、最初入力した時「少年のような仁美」と変換されて吹きました。
ボーイッシュなのはむしろさやかだから!

■海賊戦隊ゴーカイジャー 21話
今回はボウケンジャー編。こちらも自分はあまり知らないのですが(^^;

映画で大いなる力をゲット済みの戦隊も出番があるという事で、端折られそうだった他の戦隊にも希望が持てて良かったです。
ちゃんと鎧にサインしてくれるボウケンレッドがいい人だ。

前回ギンガマンの大いなる力が出ないままだったので、ボウケンジャーの力も出さないまま終わるんじゃなかろうかと心配しましたが、ちゃんと出してくれて良かったです。

ボウケンジャーとアカレッドがVシネマで共演してたというのは知っていましたが、本編でも最後に触れてくれたのは良かったかと。

前回のバスコのせいで今回はマーベラスが苛立ってましたが、その分ルカのフォロー役として優秀さが目立っていたかと。

「海賊版」には笑いました。

■仮面ライダーオーズ/OOO 42話
映司のグリード化が本格的に語られて一気にシリアス展開に。
明るい作風の本作でここまで重い展開が来るとは思ってなかったですよ。

未見でしたが、平成ライダーでは剣や555も人外エンドで終わっているそうだし、グリード化エンドも無いとは言い切れないのが恐ろしい。
まあ、それを言ったら改造人間だった昭和ライダーも大概日常には戻れないエンドだった気がしますが。(よく覚えてないけど;)

今回で一気にロストアンク消滅まで行くとは思いませんでした。
ラスボス候補としてはロストアンク、カザリ、真木さん(あと会長もか)が考えられていたけど,毎回のように状況が動くので目を離せません.
真木さんはすっかりグリード化が進んでいるようだし、現時点のラスボス候補としては真木さんが筆頭かも?

「グリードの五感はくすんでいる」だそうで、
前回、比奈ちゃんの料理を食べた映司の描写はやっぱり味覚がおかしくなっていたのね。
前は、グリードが完全体になっても人間の欲望はグリードにとって必要だから人類全体の脅威にはならないのでは?
とか考えたこともあったのだけど、真木さんによればそうでもないわけですか。100%正しい説とも限らないですけど。
アンクのアイスやガメルについても説明してくれていて丁寧でした。

ともあれ、そんな事を言われれば映司としては戦いを辞めることなんて出来ないよなあ。
映司の人外化(神様化)を止めたい比奈達との人間ドラマの見応えが盛り上がってきました。
しかし、そんな当事者達に対して、やけに満足そうな会長が嫌な感じだ(^^;

冒頭、もうすぐ上司の出勤時間だと後藤さんが言ったとおりに里中くんが来てくれましたが、
後藤さんは里中くんの「着替え時間」や「移動時間」も見込んでいたんですかね。
仮に出勤時間が9時だとしたら、現場に到着するのは10時くらいにはなってそうだけど、それとも里中くんの現場直行だったのか?

バイクで走りながらベルトにコインを投入する後藤さんが凄すぎる。どれだけ練習したんだ後藤さん(笑)

パンツ丸見えなキヨちゃんがナイス(笑)
それを見た「アオッ」な真木さんもいいマイケルでした。

プトティラになるのは避けて欲しいけど、ロストアンクに対抗しようとするにはやっぱりプトティラなのね。
炎には氷だし、空を飛べるコンボも手持ちではプトティラだけだしなあ。

ロストアンクのコアを3枚破壊してしまいましたが、壊れたのがアンクの入ってるコアじゃなくて良かったですよ。
ロストアンクが持っていたコアが8枚だったので、アンクのメダルが壊される確立も1/8はあったわけか(^^;

そしてアンクは復活出来ましたが、現時点でのアンクのメダルは5枚+映司が持っている1枚で計6枚ですか。
3枚が破壊されたのでアンクはもう完全体にはなれないわけですが、どう思っているのやら。
そして、お兄ちゃんをどうするつもりなのやら。もう体も作れてるのだし、お兄ちゃんの体は必要無いはずなんだけどなあ。
それとも、アイスを味わう為に必要なのか?
ロストアンクの意識も混ざってるとかだと嫌だなあ。

ウヴァさんは忘れられてなかったようで良かったです。おかえりウヴァさん!

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コメント

>000

グリード化以外にも
「変身」言わなかった=既に「変身」でない?
とか、
映画が今のとこif扱い=本編でどうなっても問題ない?
とか色々なところで不安を煽られます。会長も相変わらず胡散臭いですし(笑

伊達さんの時みたく、ギリギリのラインで解決ハッピーエンド……トゥルーエンド?ならいいんですけど。

今回はコアメダル破壊にも驚きです。コアのさらに本体を破壊した上でのメダル保有も可能みたいですし……ウヴァさん逃げた方がいいんじゃ……

間違ってコンドル3枚破壊とかやらかさなくて何よりです。

投稿: ラトラタ | 2011年7月17日 (日) 22時46分

見返してみると確かに「変身」は言ってないんですね、今回。

映画も見るまでは特に調べてませんでしたが、今回はifなんですか。
もしそうでも、本編がどシリアスをやってるところであまりブッ飛んだ話をやられても困る気がするので、今後の展開と合わせて映画の扱いをどうするか気になるところです。

始めからシリアスな作風ならともかく、本作でバッドエンドをやられると大変にキツイです。
テーマ的にも、映司の滅私な姿勢が肯定されて終わってしまってはいけないとも思いますし、なんとか救われて欲しいところです。

コンドル3枚…(笑)

投稿: でんでん | 2011年7月17日 (日) 23時22分

すみません、書き方が悪かったので念のため補足を;

「ノブナガの野望」とか40周年記念とか、明らかに本編の展開から乖離したものについてif扱いしました。
夏映画のワンダフルーについてはまだわからないので悪しからず;

今回の映画脚本は小林さんらしい(Wiki情報)ので、Wの時みたく、適度にTV本編に絡んだ内容期待です。

投稿: ラトラタ | 2011年7月18日 (月) 00時27分

誤記あります。
×レジェンドに殺される…

○ルナティックに殺される…

むしろレジェンドは殺されちゃった方ですね。

投稿: | 2011年7月18日 (月) 07時32分

>映画
そうでしたか~。ノブナガとかは完全に本編と繋がらないですしねえ。
今回は伊達さんも出るようだし、どういう形になるのか楽しみです。

>誤記
うおお、誤記ってました。
修正しました。ご指摘ありがとうございます~。

投稿: でんでん | 2011年7月18日 (月) 10時01分

>>重い、重すぎる。衝撃的な事実でした
王道アニメということで正直油断していました。
有無をいわさず犯罪者を殺害するルナティックとレジェンドの関係もさることながら、まさかレジェンドにこのような暗黒面があったとは。
偉大な人物のプライベートに影があるという設定は、かなりリアリティがあると思います。

>>虎徹がボロボロ
タイガーは実家に帰るようですね。どうにか乗り越えて欲しいです。
彼がレジェンドの活躍に憧れてヒーローをしているのは紛れもない事実。
レジェンドの悪い面を知ったとしても、レジェンドに教わったヒーローとしての矜持でもって、ルナティックのトラウマを克服させるような活躍をしてほしいものです。
タイガーとルナティックはともにレジェンドの「光」としての側面を知っているはずなのでやってくれると信じてます。

マーベリックさんは……良い事してるはずなのにどうして胡散くささが消えないんでしょうなぁ。黒幕説は杞憂であってほしいです。
これからのタイバニもますます目が離せません。


>>少年のような仁美
さやかに正々堂々と恋の戦いに挑んだ姿は少年どころか勇ましいもののふでしたww
女性らしさの中に湛えられた力強さこそ彼女の最大の魅力なのでしょうね。

投稿: | 2011年7月20日 (水) 14時09分

>タイバニ
虎徹の能力消失はまだしも、レジェンドの暗黒面は完全に予想外で衝撃でした。
しかし、おっしゃるように確かにリアリティも感じます。

虎徹とルナティックはレジェンドを挟んで好対照な関係とも言えるので、
是非虎徹の頑張りでルナティックの心を解かしてやって欲しいところです。

マーベリックさんはホントなんであんなに胡散臭いんでしょうねえ。
フラグ等に縛られがちな視聴者を逆手に取ったミスリードであれば、それはそれでいい気もしますが。

>仁美
確かにそう言われれば武士っぽい(笑)
タイミングが少し違っていれば「河原で殴り合って笑い合う2人」みたいな展開も有り得たかも知れないんですけどねえ。

投稿: でんでん | 2011年7月20日 (水) 19時02分

>タイバニ
ルナティックの顔に手形というデザインがレジェンドが掴んだ事で付いた火傷の後を象っていた事が明かされ、
「顔にグローブ付いてんぞ」という虎徹の軽口が実はガツンとトラウマを抉る一言だった事が明らかに(笑・・・えない)

投稿: 通りすがる | 2011年7月21日 (木) 09時39分

レジェンドがああなってしまったのが人々からの期待というのがまた…

>都合の良い神様
このセリフを聞いたとき桂正和短編「ZETMAN」を思い出しました
主人公がラストで機械的に困った人を助ける存在になってしまうんですが下手したら映司もそうなってしまいそうで怖いです

投稿: | 2011年7月21日 (木) 14時08分

>タイバニ
理解してなかったですがルナティックのマスクって手形だったんですねえ。
本人がわざわざそんなデザインにしたのは、怒りを忘れないようにとか、或いは親を殺してしまった事の証とかでしょうか。

>神様
ZETMANはちゃんと読んでいなかったですが、そんなラストだったのですか。
自分を捨てることを肯定して終わっては欲しくないですが、さて。

投稿: でんでん | 2011年7月21日 (木) 21時54分

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