南極観測船(砕氷艦)しらせ
◆神戸に南極観測船(砕氷艦)しらせが来ていたので見学に行って来ました。
日本の南極観測船としては4代目で、かつ1983~2008年に活躍していた「初代しらせ」とは違って2009年就役したばかりの「2代目しらせ」だったそうです。
てっきり古い方のしらせかと思っていたので(^^;)、思った以上に綺麗な船体&設備に驚いてしまいました。面白かったです。
南極の氷を割って進む船ですが、どうやって氷を割るかと言うと、
1.5m厚未満の氷は推進力で割り進み、1.5m厚以上の氷は、一旦艦を200~300mほど後退させてから突進して氷に乗り上げて自重で割るそうで、
パワフルな豪快さがなかなか浪漫です。
他に融雪用散水装置なんかもあるのですが。
オーストラリア南あたりから南極までは氷を割りながら進むので1ヶ月くらいかかるそうで。南極料理人の本でも触れられてたけどかなり大変そうでした。
ちなみに、日本からオーストラリアまでは1週間くらいだとか。
船の見学は昨年も「地球深部探査船ちきゅう」を見に行きましたが、今回のしらせも「ちきゅう(全長210m)」よりは小さいけどかなり大きな船で(全長138m)迫力がありました。やっぱりでかい船はいいですね。
今回のしらせは艦橋がかなり広かったのも印象的だったかと。
下は写真です。人が写っているものは除外したので少なめですが。
しらせ船体
搭載機のヘリCH-101
操縦士がステキ
歴代の南極観測船模型
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