ステキな金縛り(映画)
(三谷幸喜監督)
妻殺しの容疑を賭けられた男の弁護を担当することになった三流女弁護士が、「事件のあった夜には旅館で金縛りにあっていた」という男のアリバイを証明して無罪を勝ち取るために、落ち武者の幽霊を法定に連れて行って証言をしてもらおうという話。
「幽霊を裁判の証言者にする」設定から思いつく限りのネタを詰め込んだ愛すべき馬鹿映画で、実に面白かったです。
普通の人には見えない幽霊に法廷で証言をさせるための工夫や、人を説得させるための手段が、「笑い」と「涙」の両方に上手く使われていて本当によく出来ていたかと。
とりあえず、犬は卑怯で泣き笑いしてしまいましたよ。
「幽霊が見える人、見えない人の条件」の設定の使い方も上手くて、最後の最後はホロリと来ました
エンディングの心霊写真の雄大さが笑えます。
心霊写真がポイント制ってなんだそりゃ(笑)
それ町でも心霊写真は有料だったりしたっけなあ。
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