今週のアニメ特撮感想・土日分(1/28-29分)
◆宇宙戦艦ヤマト復活篇ディレクターズカットを見る。
元々ヤマトには詳しくない事に加えて、復活編の元バージョンも見ていないのであまり語れることは無いですが、ラストも含めて相当変わっていたらしいです。
とりあえず本作だけを見ての感想としては、意外とトンデモ度が低くて素直と言うか無難な感じでまとまっていたのかなと。(唐突な場面は多かったけど)
いや、モニターから立体的に出てくる悪魔っぽい敵の人はかなりトンデモだったか。電影少女と言うべきか貞子と言うべきか。
おっさん古代が娘に冷たくされる中年の悲哀は面白かったですが、ヤマト搭乗員の新人キャラ達はあまり魅力は感じなかったかなあ。
新キャラ達の左右非対称の制服は側面から見ると白1色になったりして今一なデザインだった気が。ファングヒートと言うかファングサイクロンと言うか。
古代の娘救出劇は定番的な和解シーンでそれはそれでいいのですが、娘1人だけ助けてそれでOKかよ;
■へうげもの 39話
最終回。放送は木曜だったけど見るのが遅れました。
原作は未読のままなので読んでみたいところ。
利休の切腹で終わるのは想定出来ましたが、実に見応えのある最終回でした。
最初は割とスチャラカな感じだったのに、ここに至ってとても重厚な終わり方で圧倒されました。
むしろスチャラカだったからこそ、そして最終回にも笑ってしまう部分が多くあるからこそ重いシーンも映えていたかと。
利休も織部も独特の価値観でなかなか共感はし難いのですが、その人物像は魅力的でした。
それにしても最終回の上半身裸利休の無体な強さは吹きました。多数の侍を物ともせず突き進む姿がどこの世紀末救世主かと(笑)
■日常 4話
ヘッドライト・テールライトがNHKでハマり過ぎです。
■偽物語 4話
羽川の前で格好を付けられない阿良々木さんが楽しい。
あと、髪を切ってメガネをやめた羽川さんが別人過ぎる。
二重音声と言うか音声と字幕での二重説明が斬新でした。字幕は早すぎるので録画を一時停止しながらでないと追えなかったけど。
今回はOPも無かったし詰め込みに苦心したのだなあ。
阿良々木家のステンドグラス付き薔薇風呂がすげえ。つーかなんという広さだ。シャフトの演出優先美術に言っても無意味だけど(笑)
忍がやっと喋ったけど
こうしてみるとやっぱり傷物語を先に公開すべきだったと思えてなりません。
■モーレツ宇宙海賊 4話
宇宙海賊船長候補の件が仲間にオフィシャルに。事実を知っても特に動じない女子高生達が頼もしい。
仲間が一丸になって協力する展開はいいやね。
■海賊戦隊ゴーカイジャー 48話
バスコとの結着。
マーベラスは重症とは言え五体満足なのにサリーはバラバラに吹っ飛んでしまったのだろうかと思ったら、
サリーが自ら爆発を取り込んだおかげでダメージが抑えられてたとは。泣かせるよサリー…。
そして、最後の結着もサリーのお守りが決め手になるとは、仲間を裏切り続けたバスコとしては因果応報な最後でした。
アカレッドは地球のためにキーを集めていたということですが、最後までに(回想以外で)本人の出番があるかどうかが気になります。
海賊版ゴーカイジャーは、隠れるのを失敗したナビィを見つめるゴーカイレッドが怖いです。レンジャーキーなのに知恵が回るのね。
偽グリーンの動きもハカセのまんまだし、基本的に本物の動きのトレースなのだなあ。
■仮面ライダーフォーゼ 20話
メテオとしては「お前らの敵だ」とか言ってたくせに、かなり積極的に共闘してしまう流星が楽しい。ライダー部に振り回されて案外気苦労キャラだなあ。
弦太郎と賢吾の喧嘩編の後編でしたが、「犬も食わない喧嘩編」と言う感じでした。なんてラブラブ両想いっぷりだ(笑)
陸上部の彼女の当て馬っぷりが凄い。
陸上部の彼女と言えば、ドラゴンの正体は結局部長の方で良かったです。あまり悪女に増えられても風都になっちゃうし。
今回のメインは弦太郎・賢吾・流星の3人でしたが、美羽・友子・大文字もいい味を出してたなあ。ところで3年生組は受験とかは?
ユウキについては、いつものユウキでした(笑)
「宇宙キター」でユウキの姿はちゃんと見えないのに声はちゃんとユウキの声も聞こえてきたのが笑いました。
ところで、賢吾説得班とマグネット捜索班を分けた時のイラストは誰が描いたんだろう。これもユウキ?
マグネットステイツは実にロボでした。ガンキャノンと言うかバイファムのオールオーバーと言うか、宇宙服デザインなフォーゼに更に宇宙服を被せた感じが面白い。
フォーゼのスイッチをメテオも使えたのはちょっとしたサプライズ。本格的に共闘するようになれば、こういうスイッチの交換もまた見られるかも知れないと期待します。
そう言えば、警察も一応動いていたのだなあ。校長にあっさり騙される親ばかりでも無いだろうし御近所の苦情もあるだろうし当然か。
■機動戦士ガンダムAGE 16話
前回から25年経過して2世代目開始。
いきなり男全裸でそっち方面へのサービスで始まって吹く。
富士山(?)が描かれたヴェイガン温泉にも吹きましたが、まあ「地球への憧れを表してる」とかなんですかね。
つーか、もしかして冒頭で風呂に入ってた赤髪のおっさんって、デシル?
何故コールドスリープしてたのかと思ったけど、火星からの移動中にスリープしてたってことですかね。
25年経ってるのに新型量産機の性能がAGE-1レベルなのか?
…と最初思ったけど、AGE-1自体(バルガス曰く)性能はアップしてるのね。フィルムからはそれは読み取れないと言うか、戦闘シーンでの動きは良かったけど、それが性能アップによるものなのか2世代目1話目だから描写に気合いが入っていただけなのかはよく分からなかったけど。
とりあえずモビルスーツデザイン的には、現時点では25年分進歩してるようには見えないなあ。
まあ、宇宙世紀の短期間での異常な進歩っぷりを見てるせいで余計にそう思えてしまうんでしょうけど(^^;
「馬小屋にモビルスーツが隠してるくらい言ってくださいよ!」のAGE-1ですが、絵としてみると期待したほど変な絵面にはなっていなくてちょっと残念でした。
つーか地球連邦の司令官が最強のモビルスーツを、まともに操縦訓練もしてない子供に託すなよ。やむを得ない理由があったわけでも全然無いのに。そもそも何故隠してるんだよ!
恐るべき身内人事だと思ったけど、まさかAGE-1は軍の資産じゃなくてフリットの私物扱いなのかね?;
ところで、AGE-1が馬小屋からバーニアをふかして出ていくあたりは、あの位置だと馬小屋が燃えないかね。
戦闘シーンでのジェノアスの足つかみは良かったです。名もないパイロットなのか、はたまたレギュラーキャラが乗ってたりするのか?
25年経ってもコロニーの警備は安定のザルっぷりでした。
今度のヒロインはヒロインっぽいみたいで、その点は良かったかと。
スパイの人(デシルの息子?)との三角関係をやるつもりなんですかね。
フリット自身は復讐に燃える頑固親父になったようですが、息子の方は予想したほどには親父に反発はしてないのね。意外と素直な感じか。
フリットにしても息子の事を大事に思ってるらしいのはいいんじゃないかと。ガンダムに乗るのを強いてるのはどうかとも思うけど。
| 固定リンク
コメント
>偽
確かに誰?って、思っちゃいましたね、羽川さん。
それにしても阿良々木家、暦の自室も風呂もでかいなぁ。
阿良々木君ちは一般家庭なのか、それとも、新潟ではアレが当たり前なのか。
まぁ、旧家をそのままリフォームしたら一室一室が広くなる可能性はあるが・・・
あの具体的過ぎる言い訳で、納得しちゃうのか下の妹?
>ゴーカイ
サリーは死ぬ寸前で裏切り返してたんですね・・・・・・・・・・、泣ける・・・・
それにしてもバスコ、侵入したジョーたちにゴーカイジャー(式神的な奴)倒されて、その後、赤戦士チェンジしたところを見ると、あっけないくらいにレンジャーキーまるごと取り返されてるんですね。
サリー始末してしまって、結局、自分しか信用しない性分でなってしまった人手不足が、こんなところに仇になってしまうとはねぇ。
(ラッパラッターでは5人までしか実体化できないんだろうか?)
>フォーゼ
リブラとドラゴンの師弟関係で敗れましたね。
それにしてもU字磁石の大砲とは、ガオガイガー的なギミックです。
>あげ
いきなり大浴場で、頭にタオルとは。
スベリ過ぎです。
それにしても、たった一週間でここまで変わるかフリット。
姿形というより、心情的にですが。
アンバット戦後に連邦による事実歪曲、おまけにグルーデック収監まであったのに。
ユリンの死の影響といえばそれまでなんですが、なんともですねぇ。
エミリーも報われていないような・・・・
仮にユリン・ツーとか出てきたら、あっけなく崩れそう。
素直すぎる主人公もなぁ・・・・
カミーユほどひねくれろ、とは言いませんが。
投稿: 通りすがりの・・・ | 2012年1月30日 (月) 00時57分
>偽
まともに考えると、家の外観からして内部まるごと風呂になってても不思議じゃないくらいの広さでした。
これが吸血鬼の空想具現化というものか?(吸血鬼違い)
>ゴーカイ
人を切り捨てすぎると結局誰も残らないんですね。どくさいスイッチ理論です。
ラッパ実体化は今回ゴーカイジャー6人を実体化してましたが、単に2回に分けたんですかね。
>フォーゼ
バルゴがメインになった時に不死鳥座回があったら笑えそうです。
>あげ
フリットとエミリーがどういう経緯で結婚したのかが気になります。
投稿: でんでん | 2012年1月30日 (月) 07時54分
>AGE
公式ページとかの説明のみで劇中説明されてないんですが、ガンダムそのものは誰にでも使えるんですがAGEシステム(新しいパーツの設計図作る部分)はアスノ家の遺伝子がないと動かせない仕組みなので専属機であるガンダムもアスノの血族が前線に居ないと出す意味がないようです。
そういう設定にしては最初にラーガンを乗せようとしてたのが引っかかりますが、ともあれそういう理由なのでフリットが偉くなって前線に出ない今はAGEシステム抜きのガンダムである量産機を作り、ガンダムそのものは引っ込めてた模様。
尚、妙にガッツをみせてたジェノアスはカラーリングからしてラーガンじゃないですかね。あの色は標準カラーの筈ですけど第一世代では実質彼の専用色みたいになってましたし、あの人七十歳とかまで前線に居座るらしいですし。
投稿: 通りすがる | 2012年1月30日 (月) 17時01分
そんな設定がありましたか。
1話でラーガンを乗せようとした印象が強かったので血縁にこだわる意味は無いものかと思っていました。
今回のジェノアスはラーガンだったら嬉しいですが、公式サイトのキャラクターページではいないんですね。
出番は無いんですかねえ。
漫画版では老人なのに現役なラーガンが出るらしいですが。…ウモン爺さんですか;
投稿: でんでん | 2012年1月30日 (月) 17時27分
>ヤマト復活編
いかにも続きをっぽい終わり方でしたが第三艦橋のスタッフは全滅したのでしょうか
投稿: | 2012年1月31日 (火) 16時11分
第三艦橋の人は元バージョンでは死んでたらしいですが、ディレクターズカットでは生きてるみたいですね。
投稿: でんでん | 2012年1月31日 (火) 23時27分