今週のアニメ特撮感想・月~金分(5/28-6/1分)
■黄昏乙女×アムネジア 8話
ここでタイトルが出るとは。
そう言えばアムネジアって忘却とか健忘って意味でしたっけ。
大昔に「風の名はアムネジア」を読んでたのに忘れてましたよ。アムネジアだけに(上手くない)
夕子さんが記憶を無くして割とシリアス気味な展開だったのにタッチ一発で復活とは、こんな時どんな顔をすればいいか分からないよ(^^;
■氷菓 6話
「大罪を犯す」
大仰なタイトルでシリアスな事件でも起こるのかと思ったけど、いつもどおりの日常ミステリーでした。セブン、もとい七つの大罪の事だったのね。
今回の千反田さんの注文は「何が起こって怒らなければならなかったか」って、また捉えにくい依頼だなあ。
「自分が泣いた理由が知りたい」だった前の依頼に近い気がしないでもありません。。
ホータローも大変だけど、千反田さんの疑問に付き合える人もそういないだろうから、まあ頑張れ。
普段怒らない千反田さんが怒った事件というのが今回の発端だったわけですが、
「人が何に対して怒るのか」は、確かにその人を理解する上でとても分かりやすい指標になるわけで、
千反田さんがどういう人間か、ホータローが千反田さんをどう見ているかを掘り下げる話だったわけですね。
「千反田さんが怒らないのは、影千反田さんに負の感情を押し付けているから」という理由じゃなくて良かったですよ(おぃ)
千反田さんの「気になります」攻撃がやたらとバリエーション豊かになっていて楽しいです。
群体レギオンに絡みつかれるガメラのように、ちび千反田さんにまとわりつかれるホータローの図も笑いました。
あれは小鳥遊くんだったら天国のようなシチュエーションですな。
今回の謎解きは「小文字のaとdの勘違い」と言うことで、簡単だったので今回はさすがに途中で分かりました。
汚い字や他人には読めない字を書く人はどこにでもいるものですが、そういう人は他者に送る文書ではワープロを使って欲しいものです。
なんでわざわざメールで手書き文書をスキャンしてPDFで送ってくるんだよ;(私怨)
ところで今回のマネキン演出、ヅラがズレたところは実際にあった事なのか、ただの演出のお遊びだったのかどっちなのやら。
先生はそれが原因で怒りっぽくなってたのかと思ってしまいましたよ。
次回タイトルは「正体見たり」
枯れ尾花の方でしょうね。まさか前世魔神ではあるまい。
■アクエリオンEVOL 22話
シュレードがどこまで生き延びるかが最大の見所になってきたような(笑)
何のかんのいって登場人物の中で一番長生きしたら面白いんですが。
今回のシュレードの「エレメントスーツを敢えて着ないことで感覚を研ぎ澄ませるけどダメージは大」な戦い方は、
なるほど紫龍戦法ですね。これで上半身の服まで脱いだらサザンカ大喜びですよ。
アマタとカグラは同一人物から分裂したそうで、
何故そんなことになったかと言うと…、やっぱり原因はミカゲかよ;(具体的に言及はしてなかったけど分裂シーンで羽根が出てたし)
ところで表と裏、陰と陽で性格が真逆なのは分かりますが、「逆さまの力」と「飛ぶ力」と能力が逆どころか何の関係も無いのは何故なのやら。
真逆であることは「逆さまの力」で表していて、「飛ぶ力」は普通にアポロニアスやら太陽の翼やら絡みと言うこと?
アマタとカグラの戦いのことが「痴話喧嘩は犬も食わない」と言われてましたが、痴話喧嘩と言うか自分喧嘩なんですよね。
ドラえもんだらけとか、のび太の影と本体の対立とかを思い出します。元が自分だと相手の欠点がより顕著に見えて余計に揉めるのかも知れません。
とっととフュージョンしてしまえばいいのに。
ゼシカはBパートでようやく登場…、なのにミカゲしか相手をしてくれない扱いがヒドい。
そして最後には「ゼシカ無事だったのか」の一言で済まされるあたりがまたヒドい。最後までゼシカのこと忘れてただろうアマタ。
神話型アクエリオンもミコノもアルテアに持っていかれましたが、ミコノも男には…ならないんでしょうねえ。この流れでミコノがハズレと言う事も無いでしょうし。
アルテアに行ったミコノもゼシカもMIXも全員が男になったまま完結したら、それはそれで伝説になりそうですが。
■ちはやふる 21話
暗唱で全札を読み上げる太一に対して、頭だけじゃなく身体も使わないと駄目だという肉まんくんが真摯で仲間思いでいいね。
須藤さんの挑発に簡単に乗ってしまう千早が本当にチョロくて困ります(^^;
本当にどちらかが坊主になっちゃうんですかねえ(笑)
小6のスピードスターとの対決は、かつての千早に似た相手との戦いということで、千早にとって以前の自分の弱点がよく見える展開になっていました。
早さだけでは駄目と試行錯誤を重ねた積み重ねが効いています。
負けたスピードスターの子も今回の負けを糧にして欲しいものです。
それにしても無責任な発言を垂れ流す連中はどうにかならないものやら。
■さんかれあ 8話
れあ観察記録を撮影し続ける主人公が、れあの糞オヤジと近い事をやってる気がしないでもありません。服の有無の差はまあ大きいけど。
オヤジの「偽りの自由!」には吹きました。
最後はれあ誘拐かと思いきや主人公誘拐とは、次回は主人公と糞オヤジの変態対決が実現か。
■銀河へキックオフ!! 9話
最初に見たのが土曜放送版だったので、何となくそのまま土曜で見ていましたが、BSプレミアムだともっと早く見られるので今回からこちらで視聴。
前回は三つ子の暴走もあってゴタ付いていましたが、チームが徐々に噛みあっていくところが良かったです。一度波に乗り出すとすごい勢いですよ。
そんな中で玲華ちゃんだけは最後まで動けなかったわけですが、
試合や練習を重ねて度胸付けるしか無いかと思ったら、自分からコタくんに頼んで練習とは頑張ってるじゃないですか。
順調にコタ君とのフラグも育っていました(笑)
犬のザックは警察犬でも無いのに「玲華ちゃんの匂いを追え」なんて指示が分かるとしたら凄いなと思ったけど、実際捜索に役立ったのかどうかは分からないですな。
しかし、翔と一緒におじぎするザックはかわいかったです。
■坂道のアポロン 7話
薫と千太郎の喧嘩に始まって、千太郎は淳兄を殴るわ、百合香さんとも気まずくなるわと負の連鎖が大変な事になっていましたが、
それらのわだかまりが文化祭のセッションで一気に解消されていく流れが素晴らしいカタルシスでした。(淳兄の件は解決してないけど、そこはまた後の話なんでしょう)
演奏シーンも素晴らしく、何度も見返してしまいましたよ。
選曲もりっちゃん、千太郎にそれぞれ馴染みが深い曲で、3人の絆を感じられて良かったです。
特に最後のモーニンはこれまで何度も演奏してきた曲で、これまでのどの演奏とも違っているあたりがセッションの即興の面白さも感じられて面白かったかと。
素直に音楽っていいなと思えました。
薫と千太郎のセッションに生徒が大挙して集まってくるあたりは少々大げさなほどでしたが、現在より娯楽が少ない時代と考えれば有り…なんでしょうか?
ところで生徒ばかりで教師が全然出ない気がしますよ、この学校。(意識から漏れてるだけかも知れないけど)
演奏とともに2人のわだかまりが解けていくところは実に爽快でした。
でも、お前らどこに走っていくんだよ。卒業かよ!(笑)
あまりホモホモ言うのはどうかと思うのですが、これは言われても仕方ないと思いました(笑)
千太郎もロックバンドの方をすっかり忘れちゃってますが、感極まっちゃったんだろうなあ。
まあ、ロックバンドの星児も「かっこいい…」とか言っちゃってるからいい…のか?(^^;
ところでホモというなら主人公2人より星児の方がよほど素質がある気がします。
あの後、電気は復旧したんですかね?
復旧したとしてもドラムは逃走してるし、完全に客は食われてるし、あのセッションの後で演奏するのはかなりキツイですな。
■つり球 7話
釣り駄目絶対!
海に近づくことを恐れるハルですが、やっぱり前回の暴走は本来のハルの意思では無かったみたいですね。
実際江ノ島の海は大変なことになっているようで、最後の皆で踊り狂っている漁船の群れが軽くホラーです。
ふつうのおじさんがエンカウントモンスターになっている状態と思うとちょっと「MOTHER」っぽいかも知れず。
友達に対してはすっかりいい笑顔を見せるようになった夏樹も親子関係の解決はまだまだのようで、皆の目の前での親子喧嘩はなかなか辛いものがありました。
そう簡単に解決出来る問題でも無いかも知れないけど、しかしあそこで妹をビンタするのは大間違いですよ;
江ノ島の異変についてはこのまま最後まで突っ走りそうですが、兄妹の和解は出来るだけ早く解決して欲しいものです。
■しろくまカフェ 9話
原作が無期限休載とか大変なことになっている様子。
Togetterまとめ・『しろくまカフェ』無期限休載。アニメ化されるも1円も入ってこない
Togetterまとめ・しろくまカフェ無期限休載へ
現時点ではまだ作者からの情報だけなので100%鵜呑みにすべきではないかも知れませんが(小学館が謝罪してるならあまり間違ってなさそうだけど)、
2つめのまとめからすると、アニメ会社と作者のパイプ役になるべき小学館編集部がやるべき仕事を全くしていなかったのが問題みたいですね。
雷句騒動から小学館が何も学んでいなかったのだとしたら、全くもって気が滅入る話です。
まだ契約が結ばれていないという点については、あの業界がどういうタイミングで契約をするのが一般的なのかが分からないので触れませんが、
キャラデザインのチェックすら作者にさせないとか、取り返しが付かない事で酷すぎますな。
アニメ自体の出来には感謝しているというのは救いです。なるべく丸く納めて欲しいところ。
で、今回の本編について。
前半は、花屋のリンリンのストーカーっぷりがすごいです。変態だーーーーーーー!!!(笑)
これではパンダくんから気持ち悪がられるのも無理はないところですな。
ところで先日「猫は猫好きな人間より猫に関心が無い人間を好む」というような記事を読んだのを思い出しましたが、パンダはどうなんでしょうねえ。
一応大熊“猫”だけど(笑)
それはそれとしてパンダ妹やコパンダは実に可愛かったです。
パンダくんについてはもう見ていても既に「パンダの野郎」と言うような思いしか湧きませんが、無邪気なパンダはいいね!
後半は、ペンギンさんが「駄目だこいつ、早く何とかしないと」状態でした。もう今更ですが。
店長は店を放置しすぎだよ(笑)
■エウレカセブンAO 8話
今回はややこしい話や謎成分は控え目なシンプルな一話完結な話。エヴァ中盤っぽい雰囲気で激闘編って感じですかね。
珍しく普通に面白かったです。前回までの流れから分断してる気もするけど。
冒頭以外アオがナルのことを忘れてる気がするけど、まあ表に出してないだけなのだろう。多分。
胡散臭くタヌキな社長をバカ社長と憤りつつ、実は社長が上手でアオもフレアも掌の上だったあたりがおかしかったかと。
フレアが社長を嫌う原因の話は、あれで嫌うのも可哀想な気もします。フレアもアオも子供なのだとはよく分かる話でした。
それにしてもアオとフレアは一気に仲良くなったなあ。ちょっと前はえらくギスギスしていたのに。
撤退命令に対してアオが無断出撃するかと思ったら、普通に歩いて出ていっただけだったのは、勝手に出撃しても発進前に止められると冒頭で分かったからですかね。
ナマケモノが町に忘れられないかとちょっと心配しました。
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コメント
>銀河へキックオフ
ザックはただ散歩してくれると思っただけかもね
完全縦社会の犬からみると翔くんは飼い主エリカの子分ポジション
確実に自分より下!
玲華ちゃん謎ダンス。MP減るよ。
投稿: くらげマギカ | 2012年6月 1日 (金) 22時37分
どう見ても翔はエリカと同等以上には見えないでしょうねえ(笑)
玲華ちゃんステップはとても謎でした。
投稿: でんでん | 2012年6月 1日 (金) 23時01分
>氷菓
氷菓編はなかなか良かったんですが、こんな短編が続くとなんだかなぁ。
次回も短編か・・・・
>エウレカ
ナルの事の忘れっぷりがドイヒーです。
社長の娘がヒロインなんですかね。
あまりのラブコメ王道展開というか・・・・
PS
「夏色キセキ」
前回の後、舞台が下田であることを思い出しました。
で、あれば八丈島なら移動時間を1/3くらいまで圧縮できるんですよねぇ・・・
まぁ、交通費は倍以上に跳ね上がるので、中学生にはキツイか。
投稿: 通りすがりの・・・ | 2012年6月 3日 (日) 22時29分
>氷菓
原作を読みだしてますが、4巻が短編集で時系列順に短編を挟んでるみたいですね。
(なのでアニメでやった1巻と4巻の2本だけ読了)
>エウレカ
取り押さえられて探しに行くことは出来ないにしても、もうちょっと悔しがる場面なり入れて欲しいものです>ナル
社長の娘は、良くてサブヒロインの匂いがしますがどうなんでしょう。
投稿: でんでん | 2012年6月 4日 (月) 00時08分