今週のアニメ特撮感想・月~火分(8/20~21分)
■TARI TARI 8話
前回の紗羽の落馬は軽傷で済んだ様子。頭から落ちたように見えたけど頑丈で良かった。
紗羽の悩みは分かってたけど、やっぱり競馬学校の体重制限でした。
体重制限はそもそもは馬の負担軽減の為だろうし、こればかりはさすがにどうにもならないだろうなあ。実際入学条件もかなり厳しいみたいだし。
「銀の匙」でも出ていた「ばんえい競馬」ならむしろ体重が重い方が(調整用重りが少なくて済むから)有利らしいけど、紗羽の希望には沿わないか?(^^;
ちょっと調べれば分かりそうな体重制限の事を知らなかったのは正直考えが浅いとも思うけど、まあ高校生では仕方ないですかね。
自分が騎手は軽い方がいいと知ったのも所詮漫画知識ですし>じゃじゃ馬
紗羽を叱る親父さんの言葉は正論なんだけど、言い方が下手だなあとは思いました。あれは怒らせるわ。
…とか思っていたら後半に親父の凄いツンデレが発覚して笑ってしまいました。
いい話だけど競馬学校の人には迷惑なバカ親だー(笑)
落ち込む紗羽に対して、先に落ち込みから抜け出した和奏の成長が印象的でした。すっかり頼もしくなって実に主人公ですよ。
紗羽の落ち込みに対しても教頭の横暴に対しても自分の言葉で立ち向かえるようになった和奏がとても心地良かったです。
まあ教頭への呼び出し電話は強くなりすぎな気もしますけど(笑)
あれ、教頭に怪しまれてもおかしくない気がします。
成長していく若者組に対して、教頭はいつまでも子供のままで困ったものです。「教育に私情を挟むんじゃねーよ」と思わざるを得ません。
最後に馬で颯爽と駆けつけるのは紗羽は格好良かったけど凄くシュールでした。
一応自転車と同様の軽車両扱いで公道も走れるらしいけど、教頭にバレたらまた難癖を付けられそうですよ(^^;
応援ソングを歌ったり抱きついてOK発言したりの来夏は実に来夏らしくて微笑ましかったかと。
男子組は、そろそろウィーンの事情が出てきそうですかね。
レッド人形は、いつかの冒頭で出てた病気の子のところにいるんでしょうか。
■氷菓 18話
ホータローの中学時代の先生のヘリ好きの謎に迫る話。
先生がヘリ好きだったというだけの思い出からここまで話が広がるとは凄いですな。
これまでの話を通じてホータローも随分と変わったと思える話でした。
元々「やるべき事なら手短に」とは言っていて、最低限の「やるべき事」はやる人間ではありましたが、ここまで能動的に動くようになったとは。
ホータローが動いた理由が「自分のため」とも「先生のため」とも一言で言い切れないのが繊細で味わい深いです。千反田さんが上手く言えないというのもいいなあ。
「人の気も知らないで」とは、かつて先生の思いに気付かず単なるヘリ好きだと思っていた自分を指しての自戒なのかと思いますが、
もう会うことも無いかも知れない先生の真意を知るためという、本来そこまでしなくても良さそうな事のためにここまで動くとのはなかなか出来る事では無いかなと。他人をより知ろうとする行動はやはり優しさなり気遣いなり成長なりを感じます。
自分も上手く言葉に出来ないのですが。
ともあれ、今回は千反田さんがホータローをより知った話だったかなと。
過去の遭難事故の結末が結局助からなかったという辺りが例によってビターです。本作の謎は徹底的にほろ苦さを含んでるなあ。
それにしても、ホータローの「気になる」発言に対する古典部3人の反応がヒドいな(笑)
ところで文化祭でもグロッグやAKの名前を把握していましたが、今回もAGMやらの名前を分かってたあたり、武器方面にやけに詳しいなホータロー(笑)
図書館デートはほのぼのでした。帰りも送っていけばいいのに。
雷に3回撃たれた話は、また嫌なタイミングでした;
ところで雷に7回撃たれた男の話が映画であったかと思ったけど、確認してみるとベンジャミン・バトンだったか。
◆氷菓 ドラマCD VOL.1
ジャケ絵のポーズが素敵。
ギャグらしいということは分かってましたが、ギャグとは言っても本編の裏話的・番外編的なものを期待したのですが、
メタネタ・パロディも含んだ完全に本編とは連動しない内容で、その意味では正直拍子抜けでした。
「えるはリップのL」とかS◯S団とかは笑いましたが。
シンデレラ話での江波さんのやる気の無いキャラがなかなかヒドいです(^^;
本編で低テンションだったのは、本郷さん脚本リタイアの件で思うところがあった為だったのかと思っていたのだけどなあ。
それにしても、どれだけ脱ぎたいんだ里志。
■人類は衰退しました 8話
妖精さんのドラえもんだらけ状態と絡めて、自分というものを持たない助手さんの自分探しな話だったようですが、
助手さんが不可思議状況を理解してそれを行なっていたのかはよく分からないなあ。不思議な感触の話でした。
不確実、不明瞭で存在感が薄い助手さんは、バスケを始めたら黒子として活躍出来そうですよ。
それにしても助手さんの過去が予想以上にハードでした。のほほんとして見えるけど、やっぱり滅び行く世界観なのだなあ。
ワイルドな助手さんドクは、こんな助手さんは嫌だという感じでした(^^;、…と思ったけどあれは爺さんか。
助手さん探し自体は6周目で終わったようですが、森のお茶会は6人どころじゃない大人数。
「助手さんの事を知っていて・腕時計をつけてなくて・服装も違っている」わたしは、やっぱり未来から来たってことなんでしょうね。
つまり未来においても妖精さんのお菓子作り要求が繰り返されたと言うことなのか?(^^;
犬は何かと思っていたらタイムパラドッグスですか。駄洒落か(笑)
■ココロコネクト 7話
ヒャッホーイ!(笑)
ヒャッホーイくらいならまだいいけど、自分を制御出来ない欲望開放は厄介ですなあ。実害があり過ぎる;
問題がこじれる程に怒りやイラツキが起きる頻度も上がるわけで、解決しようとしてもあがくほどに悪循環してしまうという。
普通の状態でさえ、伊織と口論していたクラスの女子のように、口論でテンションが上ったら普段口にしないような事まで口走ってしまいがちだと言うのに。そこに欲望開放が加わったらホント恐ろしいですよ。
唯に怒鳴ってしまった稲葉も、稲葉に怒鳴ってしまった太一も、別に本気で相手を罵倒しているわけでもないし、
言われた側にしてもテンションが上がりすぎただけだと理屈では分かっても、一番触れられたくない「痛い」言葉なのだろうから、そりゃあ後も引きますな。
唯もだけど、怒鳴り怒鳴られの両方をやってしまった稲葉んのダメージがでけえ;
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コメント
>TARITARI
紗羽のある種理不尽な暴言だが、あの声楽部の部長の腰巾着がポカ~ンとなって、少しスッキリしましたわ。
それにしても教頭、陰湿です。
いっそのこと、紗羽の一言の影響とかで、声楽部、選考会落ちないかな。
>氷菓
この話は単行本にはなってないようで、BDのオマケになるとか。
「気になるんだ」はおかしかったですね。
その後の里志等の対応は確かにヒドイ(笑)
チャリの二人乗りの想像がホータローにしては普通でした。
やはり、二頭身のえるをカゴに乗せるとか・・・
えるの家は街中からかなり離れてそうですね。
もし、ホータローがえるを送っていったら、婿入りロード一直線になってしまうかもしれません。
なんて。
まぁ、しいたけいっぱいの持ち帰りは避けられそうにありませんが・・・
ふと、思ったのですが、ヘリコプターって珍しいものなんですか?
昔からヘリとかは割りと無縁じゃないので。
引越前は子供の頃は家が米軍キャンプの近くだったもんだから、空軍のヘリやら飛行機は年中飛んでたし。
基地の大半が返還されてからは滑走路がなくなって、大分減ったけどヘリは飛んでた。
引っ越してからは、今度は空自で、ヘリの編隊飛行なんで、それほど珍しくもないし。
(タンデムローター機ばかりなので、スマートではないですが)
来週も短編から、のようで、とりあえず今期は「遠まわりする雛」までですかね。
とはいえ、ストックが「ふたりの距離の概算」しかないので、二期が早々あるとは思えませんけど。
(劇場版か?)
>人類は衰退
女医さんの対応我がヒドイ。
繰り返しに気づいたとはいえ、いろいろと端折りすぎですわ。
助手の印象もヒドイ。
でも、バスケなんかやると成功しそうです。
「幻のシックスマン」イケるんじゃないですかね。
関係者で、わたし以外増殖しなかったというのは「バナナを食べて転ぶ」という事は何かネタ元があるのかな?
投稿: 通りすがりの・・・ | 2012年8月22日 (水) 13時04分
>たり
紗羽暴言による腰巾着後輩の反応はたしかにスッキリしました。
人を貶していいのは貶される覚悟があるやつだけですね。
声楽部は選考会免除じゃなかったでしたっけ?
>氷菓
千反田家は前に氷菓編で行った時も遠いような描写があったような…?(うろ覚え)
しかし、これまでは自転車通学はしてなかったような気もした(タロットの時とか)ですがどうなってるんですかね。
ホータローは千反田さんと付き合うことになったらやっぱり「婿入り」して農業やらないといけないんですかね。
まあ、ホータローが職業探偵や刑事になったりする未来図は無いだろうし特に問題は無い…か?
氷菓の時や文化祭打ち上げで最低2回は千反田家に行ってるはずですが、家の人とはまだ会っていないままなのか私気になります。
ヘリが珍しいかどうかは地域によるんじゃないですかね。
こちらも関西圏で特に珍しくは無かったです。
アニメは小説4巻分で終わりそうですね。5巻目(まだ未読)も見てみたいんですけどね。
>じんたい
わたしだけが増殖していたのが不思議ですが、そもそもわたし(おかし担当)を増やすための計画でしょうしねえ。
やっぱり重要なのはバナナでしょうか。
投稿: でんでん | 2012年8月22日 (水) 19時39分
>通りすがりの・・・さん
>やはり、二頭身のえるをカゴに乗せるとか・・・
絵に描いてみたくなりましたが良いでしょうか?
投稿: でんでん | 2012年8月23日 (木) 07時20分
>えるの件
是非!(熱烈歓迎!!)
>5巻
やっぱ、そうなりそうですよね。
アニメ終ったら読もうと思うのですが、「GOSICK」も「ダンタリアン~」も積読になってしまったからなぁ。
とはいえ、読み出したら、絶対、5巻読んじゃうので悩みどころです。
投稿: 通りすがりの・・・ | 2012年8月23日 (木) 09時28分
「とある所に名探偵がいて、その若き日の姿が奉太郎、というイメージ」と原作者かアニメスタッフのどなたかが言ってたと思うので、案外将来は探偵を職業とするかもしれませんよ、奉太郎。今はヤング・ホームズやヤング・インディー・ジョーンズみたいな感じ? 後の奉太郎の活躍を『百姓探偵』とかいうタイトルで、月刊ウィングスに連載したりして(笑)。
投稿: ふよん | 2012年8月23日 (木) 18時50分
>通りすがりの・・・
ありがとうございます~。では週末くらいに描きたいと思います。
>ふよんさん
百姓婿探偵…、有りかも知れない(笑)
俺、実がなります!
投稿: でんでん | 2012年8月23日 (木) 19時47分