今週のアニメ特撮感想・水~木分(12/19~20分)
■となりの怪物くん 12話
夏目さんが遂に店長への想いを自覚させられるの巻。恋愛的にポンコツな主人公2人より夏目さんの方が少女漫画の主人公っぽいですよ(笑)
男の子なんて嫌いだと言ってるような頑なな女の子が恋に目覚めていく展開ってのは王道ですね。
そんなわけで今回は実に夏目さんが主役でした。雫に頼られて目を輝かせてるあたりが可愛いですよ。
同世代のガキっぽい男を嫌がって大人っぽい店長に惹かれるのはまあ分かりますが、しかし店長も本当に大人かどうかは微妙な気もしますけどね。それでも学生組よりお兄さんなのは間違い無いか。
雫にイカ焼きを奢らせてすらもらえないヤマケンが泣かせます(笑)
まあ今回一番泣かせるのは、当人は別に悪く無いのに夏目さんに敬遠されたササヤンの友達の男子なんですけど。(名前も覚えてなくてスマン)
■PSYCHO-PASS サイコパス 10話
槙島とCYBORGじいちゃんの罠にハマって狡噛さんと巻添えの朱の友人がハンティングされるの巻。
狡噛さんを誘うためにわざわざ実際に人質(足手まとい)を用意したり、わざわざ助かるチャンスを与えたりしてるあたりが嫌らしいですよ。
足手まといの娘さんについては「彼女を助けるか助けないか」を試しているらしいですが。
狡噛さんや朱はこの段階で死ぬわけはないけど、巻添えの娘さんについては次回でどうなるか心配です。凄っっっく死にそうですよ。
助かったとしても、朱を恨む展開にならなければいいですけどね。
ところでアニメとして分かりやすくするためかも知れませんが、前半で狡噛さんを誘導する朱(偽)の通信ボイスが大変に不自然で「気付けよ」と思いました。
CYBORGじいちゃんは、こっちも槙島の掌の上な感じでどこまで生き延びられるやら。切り捨てられる時がちょっと楽しみです。
ツンとデレが交互に出て忙しい宜野座さんは今回は狡噛さんを脱走呼ばわりしたりしてとびきりツンでした。
朱イビリがホントに陰険でしたが、狡噛さんから通信が入った途端にイキイキして見えてちょっと可愛い気もしました。
■ROBOTICS;NOTES 10話
昴がロボ制作に結構積極的かつ協力的なのが意外でした。そもそも基本的にロボとか好きなのかね。一方失敗を失敗と認められないアキは困ったものだなあ。
最後にはアキも折れて試作2号機制作が決まりましたが、ところで5人のうち3人は高校3年なんじゃ…。今が何月なのか知らないけど受験勉強とかいいんですかね。製作期間とかどのくらいかかるんだろ。
ともあれ、ようやく皆で協力して結束する展開になったのは何よりです。
ロボの外観をARで再現する件は、ちょっと違うけど静岡に等身大ガンダムがあった時にガンダムの横に等身大シャアザクのARが見えるiphoneアプリがあったなあとか思い出しました。
まあ当時はiphoneを持ってなかったので自分は見てないですが。
最後のAIに対しての「消えてくれない?」は、SAOのユイなんかは10年後、20年後にどういう扱いになるのだろうとか考えてしまいます。
ところで「チート狩り」ってこの先ストーリーに絡むんですかね。ロボ造りは進展したものの話の軸はまだよく見えないなあ。
磁石のNかSが単独で存在するのがモノポール。つまりマグネットステイツのN・Sスイッチ2つはそれぞれモノポールだったのか!
仲間になりたそうな目でこっちを見ているアキが笑えました。カイってキルバラ以外のゲームも分かるのね。
■中二病でも恋がしたい! 12話
最終回。
綺麗に収まったけど、やっぱり前半のほのぼのコメディ路線の方が良かったかなと。中二病にシリアス展開を絡ませようとすると、もうそれは「中二病」とは違う何かだと思いました。
とりあえず、ラストの後で六花のその後の学校生活や、結社の皆の様子を1~2分程度でも映して欲しかったです。
特に凸守があの後「どっちのモード」で落ち着いたのか気になるデスよ!
この話の教訓としては「やっぱり子供に親の病気を下手に隠すもんじゃない」という事でしょうか。前にTARI TARIでも思ったけど、下手な隠し事はロクな事になりません。
六花が勇太に引っ張られて中二病になったというのは視聴者的には既に分かっていましたが、勇太は知らないままだったんですね。割れ鍋にto…、もとい、最初からお似合いだったんですねえ。
ところで過去描写でLiteと繋がる場面があってニヤリとしました。
最後にこれまで出さなかった「勇太のパニッシュメントディスワールド」で締めたのは良かったかと思います。
中盤以降は寝っぱなしでイマイチ存在感の薄かったくみん先輩が、最後は割と目立っていました。(中二病の物真似は別として)ちょっとキャラが違う気もしましたが。
しかし、今まで普通(?)だったキャラが急に中二病ごっこをされると痛々しさが倍増で辛かったです(^^;
眼帯、包帯だけでなく、さり気なく右手にアイテムも増えてるし。
六花の実家にまさか全員で来るとは予想外でした。凸守家の車が一晩でやってくれました!、つか、凸お嬢かよ!
モリサマーは今回も面倒見が良かったですが、痴漢冤罪をかけさせられた一色の扱いがヒドい(^^;
最終回の凸守は、色々凄かったです。
「髪は女の命」てお前が言うか(爆笑)
まあしかし、凸守はやっぱり「普通」にしようとすれば出来る子だったんですね。やっぱりモリサマーと近いタイプなのですな。
爺さんが不審者(勇太)を発見してから警察が来るまであまりに早すぎますが、あの警官はたまたまパトロール中だったとかなんですかね。
特に悪くないのに悪役みたいになってる爺さんはちょっと可哀想でしたが、あの後和解出来てるといいんですけどね。
最後にパトカーに追われてる勇太達はとてもルパンでした(笑)
勇太、前科者になっちゃったんですかねえ。…つーか捕まえにと言うより保護に来ただけか?
爺さんはともかく、あの後どう母親を説得して勇太の上の部屋に戻ったのかが気になります。
作品的には父への別れを言えた後の六花が「親の前で自分を押し殺すことを止めて、どう周囲(特に母親)と折り合いをつけるのか」が大事だったはずなので、
そこを省いてしまったのは正直かなり残念でした。やっぱり、ほんの数分でも「乗り越えた後」の六花の様子を描いて欲しかったですよ。
ところで、屋根落ち事故以来使っていなかった「バルコニーのロープ」をまた使っているわけですが、そこはトラウマにならなかったのかね(^^;
■新世界より 12話
覚祖母若っ!
早季は「人格指数が高い」ために目をかけられていたようで、「サイコパスが濁りにくい」みたいなものですかね。まあ確かに早季は精神的に打たれ強そうです。
過去の事件では「悪鬼」のために1000人もの犠牲者が出たり、「業魔」のために周囲が変貌して当人が(実質的には)自殺する羽目になったりと、呪力への振り回されっぷりがきっつい世界ですよ。
こんな事例があれば大人達が子供を徹底的に管理しようとするのも仕方ないのかとは思えてしまいます。業魔になった瞬も今頃はもう死んでるかも知れないですかね。
鎖は一番弱いところから…ということで今度は守が酷いことになりそうな様子;
■ガールズ&パンツァー 10話
プラウダ戦は相打ちで白旗の時間差での勝利になるのかと思ったら、バレー部は逃げ切ってましたか、バレー部頑張った!
あと、雪でIII突を埋めていた歴女チームはスコップとかの手掘りで埋めてたのですか。歴女チームも頑張った!
勝利のシーンでは1年生+風紀チームの計9人でバンザイしているとことがかわいかったです。
相手を舐めて生意気だったカチューシャも、最後には大洗を認めてくれてほっこりしました。
しかし西住母は、準決勝まで勝ち抜いても認めないですか。それでもその場で「勘当」を言い渡さなかったのは、ほんの少しは認めたと言えなくもない…のか?
姉の方は結構妹を評価しているようですが、それでも試合では容赦しないだろうなあ。
一方で、華と華母の方は割とあっさり戦車道を認めてもらえて和解したようで良かったですよ。
20台用意してくると思われる黒森に対して今回も戦車の補充・補強がありましたが、3式は駐車場に置きっぱなしで粗大ごみ扱いて(笑)
1年生もずっと置きっぱなしなのは認識してたのに、無意識に除外しちゃってたんですねえ。
しかし、まさかラストで一発退場とは思わなかったですよ。結果的にはフラッグ車を守ったので決して無駄死ではないぞ。ですが。
しかししかし、アリクイさんチームは公式サイトのキャラ紹介にすら載っていないのが可哀想ですよ。自動車部は自動車部チームとして載ってるのに。
自動車部はやっと本格参加で運転テクに期待したいところですが、乗る戦車は埋まったり炎上したりとかなり扱いが難しいようで。
本当に売れ残り…、いや癖のある戦車ばかりなのね。
決勝前夜の各チーム描写は、チームごとに皆仲が良くて微笑ましいですよ。
西住殿に告られて喜ぶ秋山殿がいいね!
決勝前ではこれまで戦った3チームが激励に来てくれたけど、えーと、どこか1チーム足りないよーな気がしなくもありません(笑)
黒森にはちゃんとみほに感謝してる子がいてくれて良かったですよ。どうせなら助けられた戦車のメンバー皆で来ればいいのにと思うけど、まあここだけのキャラでそこまで描くのも大変か?(^^;
エンディングは自動車部…だけど、服がオレンジのツナギじゃないと誰だっけと思ってしまいますよ。
で、次回は総集編でしばらく待たされるようですが、とりあえずキリはいいところまで行ったと言えなくもないので、8・9話終了時の状態で数ヶ月待たされるよりはマシだったと思うことにします。
■しろくまカフェ 38話
気づいてなかったけどいつの間にかOPにペーパー版笹子さんがいますな。
冬眠中なのに大掃除を暴力的かつ丁寧に手伝ってくれるグリズリーさんが良い人過ぎる。
後半は総集編みたいでした。
借りぐらして…(笑)
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コメント
>ガルパン
黒森峰本気すぎ。
数だけじゃなくドイツ戦車オールスターで質もすごいよ。
あの重い戦車で先回りしてるのはすごいですが。
スピードに関しちゃバレー部もそんな出ないはずですしねー
部品の精度が上がってるとかで納得しとこうw
アリクイさんは紹介がない分まだ何かやる可能性も…あるんかな?
まあアンツィオよりはマシということでw
生徒会の38t改造は結構無理やりらしい。
実際は後継機種のシャーシ利用したものだそうなのでまた自動車部の魔改造かも。
つか自動車部はあの重いP虎でドリフトするんかいな。
名前の元になってるレーサーネタだけなのかもしれないけど。
雨が降って去年の再現とか!
エリカがデレるにはみほに助けられるくらいじゃないといかんので犠牲になってもらおう。
延期は残念ですが中途半端なものよりちゃんと完成されたものでみたいですし
監督もCG班もがんばれー
投稿: くらげマギカ | 2012年12月21日 (金) 01時27分
戦車知識はありませんが戦力差が凄いのはよく分かります。一応WW2終了時時点までの規定なのに何故こんなに能力差があるのやら。
他所感想を見ていると「大洗:ボールやトリアエーズレベル 黒森:ハイザック移行のZ世代レベル」くらい差があるとか見ましたが合ってるんですかね?(^^;
アリクイさんは白旗が出ちゃいましたから、少なくとも試合中の活躍はもう望めないかなと。規定がどうなってるか分かりませんが、普通に考えたら負けた車両のチームはもうプラウダ戦での偵察任務みたいなことすら許されなさそうなイメージなんですがどうなのやら。
生徒会の改造は見るからに魔改造でした。あれって上半分をまるごと換装してるんですかね?
チョバムアーマーみたいに被せてるわけでは無い?(それだと重くなりすぎるだろうし)
エリカがデレるかどうかは分かりませんが(あの様子だとみほの黒森時代から嫉妬してたんだろうなーとか)、
サンダース戦で悪い顔をしていたアリサも激励時には穏やかな顔をしていたのが印象的でした。
延期は残念ですが、「最終回1話だけ」延期よりはクライマックス2話分延期の方が話のまとまり的には良かったと思います。
どうせ11話も「次回が気になるところ」で終わるのだろうし。
投稿: でんでん | 2012年12月21日 (金) 07時45分
サンダースのシャーマン戦車がジムに例えられてたしねー
ファイヤフライがスナイパーカスタムとわかりやすい。
ただし大洗の方が小回りがきくので9話の生徒会みたいな戦い方になったりします。
性能差は大戦中に使用目的が変わってきたからかと。
当初は歩兵支援がメインでした。これはナウシカに出てきた戦車がわかりやすいかと。
次第に戦車同士の戦いに移行。より高火力、重装甲になっていったのが黒森峰の使ってる戦車。
大洗は設計思想が古いものや試作機だったりで売れ残るのも仕方ないのよね。
生徒会のはエンジンとかはそのままで上を載せ替えてる感じー。
フルアーマー化は四号ちゃん。側面と砲塔周りに追加装甲。
ルール全文みると判定が出た後でもアピールしてみとめられれば復帰も可能らしいです。
でもこれはポルシェ・ティーガーでやるのかもね。
自動車部が一晩でやってくれました。
投稿: くらげマギカ | 2012年12月21日 (金) 20時17分
なんだかえらく送信に引っかかっていたようですみません。何が引っかかっていたのやら本文を見てもよく分からんなあ;
大洗の戦車はやっぱり小回りは効くんですね。生徒会の戦車がかぶせもの変更で長所が失われて無ければいいですが。
戦車の性能は国やちょっとした年代差でも大きく差がついたりするわけですね。1年戦争も最初と最後でえらく違うし(例が適当かどうか不明)
四号は色が変わってるとは思いましたが形状もそんなに変わってましたか。微妙にゴツくなってる気はしましたが。
ルール的には復帰も有りでしたか。ルールはまた確認しますが、果たして今回のケースで通るんですかね。
自動車部は本当に優秀すなあ。
投稿: でんでん | 2012年12月21日 (金) 20時52分
>くらげさん
禁止ワードをチェックしてみましたがやっぱりそれらしいワードも無いようで謎です。
スパムに分類されちゃっていたわけですが、毎日朝晩にスパムの振り分け分もチェックしていますので、送信失敗になった場合、何度も送信しなくても大丈夫ですよ。後から復帰させますので。
ご迷惑おかけしました~;
投稿: でんでん | 2012年12月21日 (金) 21時31分
お手数おかけしました~
生徒会のは残念ながら機動性は落ちてます。
砲が右よりだからバランス悪いとか。
性能的には小型の三突みたいになってます。
投稿: くらげマギカ | 2012年12月21日 (金) 22時58分
今度は問題なく書き込めたようで良かったです(^^;
生徒会のはとりあえず防御力・攻撃力は上がってるんですかね。
プラウダ戦では火力の低さで苦労していた感じでしたし。
投稿: でんでん | 2012年12月21日 (金) 23時01分
主砲は四号や三突と同等
装甲はちょっと薄めですがななめになってるので弾が逸れやすくなってます
よくみたら運転席が右から左側に変わってる?
自動車部すげえ
右よりでバランス悪いって桃ちゃんの砲撃が当たりやすくなるのかしらん
投稿: くらげあわあわ | 2012年12月22日 (土) 12時14分
装甲の形状的に見るからに弾を逸らす事を意識した感じですしねー。
運転席が反転してるのは気付きませんでした。
砲手は今回も会長がやるべきじゃないかなと。
投稿: でんでん | 2012年12月22日 (土) 13時56分
>中二病
1クールで、この展開で納めるのはちょっとなぁ、ってかんじですか
2クールなら、もう少し余裕が出て、個々のキャラが立ったかもしれません
特にモリサマー
「とらドラ」の亜美みたいになるかな、と思いきや、変に物分りがいい役になって、空気感が濃くなったというか
期待はずれのキャラになってしまいました
「氷菓」の後だっただけに、ハードル高くなってしまったのはしゃー無しですが・・・
投稿: 通りすがりの・・・ | 2012年12月23日 (日) 14時00分
後半は詰め込みすぎな感じでちょっと勿体無かったですね。確かに2クールならもっと色々出来た気もします。
確かに氷菓の方が評価は高いですねー(ぉぃ)
やたら面倒見が良いモリサマーは自分的には嫌いじゃなかったです。三角関係とかも無理にしなくていいですし。
投稿: でんでん | 2012年12月23日 (日) 15時06分
凸守変化、面白ー。さいこーデス。くみん先輩の六花モノマネ、似てるなぁ。モリサマーは、当初予想してたより良いキャラになった、というのが私の感想。
今期では、『中二病』が一番面白かったかなー。さすが京アニというべきですかね。
その次に良かったのがガルパン。あんなにシュールな世界設定なのに、予想をこえて面白い。
ロボティクスは、なんか話がとっちらかってますね。ゲーム→アニメ化の変換がうまくいってないという感じ。これはリトルバスターズもそうだなぁ。複数のルートのシナリオが、うまくまとまってないのでしょうかね。
投稿: ふよん | 2012年12月30日 (日) 09時04分
モリサマーは最初はよくある主人公の憧れポジションとか三角関係ポジションかと思いましたが、予想外にいいキャラでした。
凸守も良かったですよ。
ガルパンは、1話時点では自分には合わないなあなどと思っていたのが嘘のようです(笑)
ロボティクスは、とっちらかってますねえ。未だに何を描きたいのかが見えてこないですが、最後まで見たら納得出来るんでしょうか。
リトバスも、感想は書いていないながらもまだ見てますが、正直どこを楽しめばいいのかよく分かりません。
投稿: でんでん | 2012年12月30日 (日) 10時37分