今週のアニメ特撮感想・月~水分(4/22~24分)
■惡の華 3話
どんどん挙動不審になっていく春日が哀れよのお。
視聴者視点だからこそ思うことだけど、よく怪しまれないものだと思ってしまいます。まあ都合よく30代くらいの不審人物もいてくれたようなので目眩ましになっちゃったんですね。
昨今の普通の一般人が簡単に通報されてる状況から考えるに、その不審人物とやらもただの一般人なんじゃないかと思えてなりません。
春日を無理矢理剥いて体操服を着せる仲村さんが恐ろしい。この辺りの動きを見てるとロトスコープは正解だったとも思えます。仲村さんの怖さを見ているとキャラデザインもこれでいいやという気に。
図書室であんなに暴れていてよく人に見つからないものです。見つかったらそこでゲームオーバーなんですが。
それにしても春日を追い詰める仲村さんのイキイキしてることですよ。変態仲間が出来てテンション上がってるのね。
給食費盗難は、当人の勘違いだったりしそうな気も。これでカップル認定されちゃったりするんですかね。
■翠星のガルガンティア 3話
異文化コミュニケーションは難しいですねえ。
最初にボタンを掛け違えると大変ですが、今回はまだ取り返しが付いた様子。何にせよ「やり過ぎ」はロクな事にならないという話ですな。
ベローズの殺人否定論は理想論気味とは言え分かる話ですが、海賊側の好戦っぷりや船団の非力っぷりを見ると「よくこれまで無事だったなあ」と思わなくもありません。
とは言え、SATSUGAI上等ヒャッハーな人に見える海賊のエビ女帝にしても今回の襲撃ではガルガンティア船団のリーダーを標的にしていたようにも思えるので、案外それで手打ちにしてそこからは「交渉(という名の脅迫)」をするつもりだったのかも知れませんし、
海賊側にしても別に殺人狂というわけでは無いんでしょう。多分。殺しちゃったらそれ以上搾取出来ないわけですし。
ともあれ、不殺…と言うか極力殺傷を避けるやり方は、あまりに現実味が無かった種よりは納得力があって自然に見れました。
後半の、チェインバーのチート性能を極力抑えて戦う戦法はなかなか面白く見れたかと。敵の砲塔を力技で引き抜くような戦い方も久々に見た気がします。ゴーグの戦い方を思い出したりして。
ここから先もチェインバーと同格の敵は早々出ないでしょうし(宇宙怪獣が地球に来る展開でも無ければ)、当面は同じような戦い方になるんですかね。
そもそも今後「敵」がいるのかどうかも疑問ですが…、復讐に燃えた女王様がまた襲ってくるとか、別の海賊に狙われたりするんでしょうか。
海賊が悪役になってくれて今後も襲ってくるならレドにとっては用心棒としての役割が出来てある意味助かりそうですが、船団にとって「レドがいることが当然」になると後々不味いでしょうね。
レドはいついなくなるかも分からないのだし、頼りすぎるとレドが去った後ですぐ全滅しそうですよ。
女帝の波乗りロブスターはなかなかいいデザインでした。ジオンの水陸両用型に通じる楽しさがあります。やっぱりツメやハサミはいいね!
海賊側の半魚人っぽいユンボロも味があったかと。
最後は降伏回転アタックで「やな感じ~!」に投げ飛ばされちゃった女帝でしたが、ギャグ物じゃなきゃアレって普通に死ぬんじゃないですかね?(^^;(良くて重症)
次回以降で再登場するかどうかに注目です。無傷で出てくるか、包帯グルグルで出てくるか、このままフェイドアウトかで今後の方向性が決まりそうですよ。とりあえず海賊女帝が石化能力を身に付ける展開は無いだろうと思いますが(・e・)
女帝の人犬(バイオレンスジャック)の2人は奴隷として虐げられてるのかと思ったら、ノリノリで戦闘に参加していて吹きました。君らもしかして普段は趣味で繋がれてるのか?
最後のレドの片言ありがとうは普通にいいシーンだったかと。エイミーはともかく他の船員達の笑顔はなかなか現金だなとも思いますが。
ところでエイミーのあの羽って2人分の体重も支えられるんですね。ああ見えて結構なテクノロジーなんでしょうか。
■ちはやふる2 14話
準決勝・明石第一女子戦決着。
熱い名勝負でした。しかし、この大勝負で成長を感じさせながらも千早が負けるあたりが「らしい」と言うか、まだ発展途上なのだと感じさせます。
勝負の行方を決めるのが机くんだというのが実に熱かった。かるたを初めて1年ちょっとだと言うのに机くんは本当に成長したものですよ。
それも自分が強くなるだけでなく、チームを支える一員としての成長が著しいのが素晴らしいですよ。
それに対して肉まんくんは哀しいなあ。東京予選でも大事なところで負けちゃったし最近いいところが無いですよ(^^;
かなちゃんは机くんにならんで金星でした。1、2回戦と惜しい勝負と続けてきてここで勝つのが素晴らしい。
さすがに疲労が頂点のようで決勝は筑波くんに託す事になるようですが、悔しいだろうに筑波くんに任せたほうがチームのためと判断したわけですね。こうなると筑波くんにも男を見せてもらうしか無いですな。
それにしてもこれだけの勝負をして次の試合が15分後と言うのがなかなか凄いです。
ところで千早は全国的にはまだ全然無名だったわけですね。一応クイーン相手にちょっと食らいついたこともあったけど、それくらいではまだまだなのだなあ。
■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 3話
テニス部少年を手伝うの巻。
先週ラストやOPではテニス部の人は男女のどっちかよく分からないなあと思っていましたが男でしたか。
ただ、この人が今回のメインゲストかと思いきや後半殆ど目立たなかったし、依頼の問題も特に解決してないような(^^;
今回の話が原作1巻の最後の話だったみたいですが、あまりキリの良さとかは無かったですね。
ヒッキーの過去やら由比ヶ浜さんの思いやらをちょっとずつ進めつつ、基本的にはスケット団的に個々の依頼に対応する形で進むんでしょうか。
ヒッキーは入学式の事故とかで「ぼっち」に拍車がかかったっぽい様子(2話でも意味ありげに車を見てたし)ですが、由比ヶ浜さんも「ヒッキーと入学式」になにやら思うところがあるようで。
入学式で困ってるところをヒッキーが助けたりしてたんでしょうか。
それにしても今回はヒッキーのぼっち描写に力が入ってました。本人が望んでそうしてるとは言え切ないな、おい。
カースト上位グループの爽やかサッカー部君に絡んだりもしてたけど、爽やか君の方はグループの中でも割と「いい奴」っぽいし、ヒッキーの方が悪役に見えて困ります。
カースト上位の黄色い人はいかにもな悪役ですが、それはそれとしてヒッキーの性格は今後少しでもいい方向に向かうんですかね(^^;
由比ヶ浜さんがまだ奉仕部部員じゃなかったのは笑いました。届け出してなかったのかよ。
テニスの練習でアリを数えてるヒッキーが…(笑)
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コメント
>ガルガン
本当に「引くわぁ・・・・・・」ってなカンジでした
しずめちゃえ兄ちゃんが短絡的過ぎて、船団の幹部クラスの集会にいるべき人なんですかねぇ
チェインバーの無双振りみたら、ヘタしたらガルガンチュア船団自体が無人のまま海を漂う幽霊船になること考えないかな?
(ベローズは考えてたようだけど)
船団長とかの考え方はきれい事過ぎるというか
海賊との関係で持ちつ持たれつ的なものだったら、多少は納得できるが、搾取される一方でしょ
実際、武装してるし、撃ち合いになったら、どちらに死人の出る可能性はあるしね
(「三日の掟」とかあれば別ですが)
無駄な血、流してるとしか思えん
つーか、チェインバーのアレ見て海賊に怯えるというのが理解できんし
海賊側にしてもそれにどういうところまで報告されたか不明ですが、得体のしれない物に瞬殺されたわけですから、直ぐに徒党組んで反撃ってのもなぁ
鎖の2人は公式だと奴隷ってことになってますが、どうみてもプレイですねぇ
投稿: 通りすがりの・・・ | 2013年4月24日 (水) 13時10分
解体兄ちゃんは短絡キャラですねえ。ザブングルの世界に行っても似合いそうです。
チェインバーの脅威を見ても幹部達が割とまだ強気でいるのは、まだ常識の枠に囚われてるからとか、怖いことを半無意識にでも考えないようにしてるとかでしょうか。
今回の戦闘でも死人が全く出てないことは無いと思いますが、数人の死人が出るのと全滅とではやはり大きく違うのでしょう。
あの人口が少なそうな世界では、海賊にしても基本的には大量殺戮は避けるんじゃないかとは思います。殺し過ぎたら後が困るわけですから。
あの2人は普通に奴隷ですか。どう見ても趣味にしか見えませんでした(^^;
投稿: でんでん | 2013年4月24日 (水) 21時38分