今週のアニメ特撮感想・月~水分(5/27~29分)
■惡の華 8話
延々長々と2人で歩いて行くシーンが凄いですな。教室に着くまでの緊張感がまた。
最後の佐伯さんの眼の色がまた印象的でした。
ここからどうなっちゃうのやら。
■翠星のガルガンティア 8話
船団長の死で船団はいよいよバラバラになり、レドもピニオンと共に離脱。
苦悩しながらも最後に「周囲を頼ること」を選んだリジットと、(ピニオン達と一緒とは言え)実質1人で戦い続ける事を選んだレドが実に好対照でした。
ベローズの「あの馬鹿どもが」のセリフが哀しいですな。
船団を離れたフランジ・ピニオン側からは少なからず死者が出そうですよ。(全滅の線も濃厚かと)
救難信号が届くのは6000年以上も先で、銀河同盟に戻ることは不可能と分かったことで、レドは半ばヤケになっている部分もあるかも知れませんが、
戦うのも「エイミーを悲しませたくないから」という辺りの気持ちのズレが切ないですな。一応互いを心配しているのにすっかり平行線だなあ。
■ちはやふる2 19話
遂に瑞沢優勝。
運が無い無いと言われてきた太一が最後の最後で(寝ていた)勝利の女神を呼び込んで運命線を掴む流れが超熱いですよ。
千早が先に勝利を決めて太一と肉まんくんのダブルフィニッシュで勝負が決まったのは意表を突かれました。
富士崎側に北央との準決勝の疲れが効いているとか、運命線の札合わせで以前の瑞沢VS北央戦の経験が生きていたりとか、北央の存在が地味に効いていたのもニヤリと出来ました。
北央VS明石第一女子の3位決定戦がどうなったかの結果は出てませんでしたが、勝ててるといいですが。
敗北を自分の責任と潔く認める富士崎の監督がなかなか潔かったです。
理音に対する言葉もいい監督っぷりでしたが、アイアンクローがヒドい(笑)
■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 8話
夏のキャンプ編と言うかぼっち小学生編終了。いやー、後味の悪い解決…もとい問題破壊ですよ。とは言えあの手の問題は綺麗事では上手く解決しなかったのも確かだろうし、効果はあったんですかね。
あの後の小学生達がどうなるのか気になるところですが、さすがにそこまでは今後も描かれなさそうかなあ。
今回のエピソードはゆきのんのこれまで語られなかった事情が見えてきた話だったわけですが、最後の雪ノ下姉及び「車」の登場で一気に話が進みました。
6話でゆきのんが「被害者」「加害者」云々と言った時点で察しはつきましたが、やはり自分はあの事故の加害者側だと言うことだったわけですね。まあさすがに本人が運転していたわけでは無いのでしょうが。
同じ6話で「比企谷」の苗字に反応していた雪ノ下姉もそれに気付いていないとは思えないのですが、しつこくヒッキー・ゆきのんに交際を勧めるあたりはどういうつもりなのやら。ただの冗談にしては由比ヶ浜さんに威嚇までしてるしなあ。
正直気分の悪い人だなと。ヒッキーがゆきのんと付き合おうとも、由比ヶ浜さんと付き合おうとも、戸塚ルートに進もうとも(ぉぃ)、先生を嫁にもらうことになろうとも(ぉぉぃ)、応援や冗談やからかい程度ならともかく第三者が口を出すようなことじゃないですわな。(アニメではほぼ省略されてるけど小町の企みくらいなら可愛げがあるんですけどね)
さすがに姉が「由比ヶ浜」も被害者の1人であると認識してるかどうかは謎ですが、ヒッキーに対してだけでも、自分達が加害者側で相手が被害者と認識していれば普通は距離を置こうとしそうなものだけど、何を考えているのか分からないですが悪意を感じてなりません。
とりあえず、先生までもが雪ノ下姉と繋がりがあったのは予想外でした。こうなるとますます「先生も事故におけるヒッキー・ゆきのんの関係性を知った上で奉仕部に集めた」と考えるのが自然な気がしますが、どうなんでしょうねえ。(由比ヶ浜さんの事まで把握してたかどうかはさすがに疑問だけど)
ともあれ、次は3人の関係を再度捉え直す大事な話になりそうですが、タイトルからしてヒッキーはまた「引き返しちゃう」んでしょうか?(^^;
当初はあまり現実味・人間味を感じなかった出来杉くん…もとい出来過ぎ爽やかイケメンかと思えた葉山の内面が垣間見えたのは印象的でした。葉山は今後も作品的に重要なポジションになりそうですかね。
ずっと「ヒキタニくん」とヒッキーの名前を間違えていた葉山の最後の「ヒキガヤくん」はドキッとしました。まあゆきのんも「ヒキガヤくん」と呼んでいるのだし最初はともかくずっと勘違いしっぱなしなのはおかしいのですが、途中で気付いても「わざと」直してなかったわけですね。
葉山はやっぱりゆきのんを意識しているようだし、「ヒキガヤくんとは仲よくできなかったろうな」は、ライバル宣言と考えればいいんでしょうか。
まあ恋愛感情的な事だけでなく、自分とは考え方が真逆なヒッキーが時折見せる“ある種の”有能さに対して負けたくない思いや、あるいは劣等感も感じているのかも知れません。
冒頭の戸塚とのメアド交換は、由比ヶ浜さんとの時と反応が違いすぎるヒッキーがヒドいです(笑)
まあ、男である戸塚相手なら恋愛してフラれて傷つく心配も無いからって事なんですけどね。まったく難儀な男ですよ。
「八方美人」と言われて喜ぶ由比ヶ浜さんが泣かせます。もうちょびっと勉強しようよ(^^;
肝試しのシーンは、違う意味で小学生達にとって肝試しになっていて緊張感がありました。そりゃあ小学生が高校生のヤンキーに絡まれれば怖いやね。それにしても三浦は悪役演技が似合いますな(笑)
三浦は女子の陰湿事情に疎かったりするあたりも「らしい」と言えばらしかったかと。さすが裏表のない女王様ですよ。いいキャラです。
【以下少しネタバレ】
アニメの後に原作4巻を読み終わりましたが、やっぱりかなり飛ばされてるのは残念ですね。特に由比ヶ浜さん関連の描写が、遊びの約束とか優しさの理由とかがガッツリ減っていて残念ですよ。
夜の好きな女の子談義なんて、珍しくヒッキーの由比ヶ浜さんへの意識が垣間見えるいい場面だったのに。
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コメント
>>ガルガンティア
一話で部隊の殿を自ら買って出たり、ヒディアーズに捕まった仲間を助けようとしたり、
レドは仲間を思う心が強いんだなと感じますね。
それだけに、ガルガンティアを仲間や家族のように認めた上での行動だと思うと
これからの展開に救いがあることを祈るばかりです。
投稿: | 2013年5月29日 (水) 19時15分
>ガルガンティア
善意が裏目に出そうに思えてなりませんが、白淵であることを願いたいところです。
投稿: でんでん | 2013年5月29日 (水) 20時48分
>ガルガン
3人娘が分裂したわけですが、これがフラグとしか思えんのですよねぇ
ウロブッチャー、だもんなぁ
>はまち
いじめ側の共犯関係をぶった切ったわけですが、ああいうのは、結構、トラウマもんでしょう
いじめ側の3人も今後、友人であろうとも、互いに気を許せない存在になったろうし
まぁ、自業自得なわけですが
それにしても、あの恐喝の後、どういう説明があったか気になります
変った形の肝試しの一環で済むかなぁ
投稿: 通りすがりの・・・ | 2013年5月30日 (木) 09時42分
翠星のガルガンティア 8話
バンダイチャンネルで「ぷちっとガルガンティア」8話を見ましたが、先頭の船から最後尾まで約4kmを、リジットさんは喪服姿で高速移動、ですか。位置エネルギーとか、エイミーとかが使ってる翼とか、垂らしてある綱でブランコ移動とか、空中に張ってある鋼線を滑車でとか、建物の屋根や壁を伝ってとか、色々と想像できますね。(w
閑話休題。
離れていった船団は、それ自身がガルガンティアみたいに固有の船団名を名乗る(持っている)のでしょうか。
あと、クジライカは触らぬ神になんとやらでしょうに、ピニオンや大船主氏は、まさか船団引き連れてクジライカ領域へは行かないと思いますが、そうすると、ピニオンとレド/チェインバーと有志数人くらいが、一隻~数隻の小型船で行くのでしょうか。
投稿: 四国の者 | 2013年5月30日 (木) 16時46分
>ガルガン
この後3人娘が一堂に会する事は二度となかった…、
とか普通にやりそうですよね;
4キロとは、そんなに距離があるのですか。リジット恐るべし(^^;
ピニオン達はさすがに全船団を率いてクジライカの巣に出かけはしまいと思いますが、前回の話を見るとクジライカが船団に直接お礼参りに来ても不思議ではないかも知れません。
>はまち
普通の教師や関係者ではとても実行出来ないだろう方法で、小学生組にとっては本当トラウマでしょうね。自業自得ですが。
まどか母が言っていた「間違っってしまえばいい」を思い出します。
あれは特にあの後当人達や教師達に説明とかはしてないんじゃないですかね。
平塚先生は「一歩間違えば問題になっていたかも」と言ってましたが、実際問題が発生するとしたら、子供達が家に帰った後でしょうね。親や教師に言うなと釘は指していましたが。
とはいえその辺の話を膨らますと作品の方向性ともズレちゃうでしょうし、問題には(作者が)しないと思うのですが。
投稿: でんでん | 2013年5月30日 (木) 23時01分