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2013年6月 4日 (火)

今週のアニメ特撮感想・月~火分(6/3~4分)

■惡の華 9話
あれで別れないとか、凄いな佐伯さん。
そのまま大声で体操着の事も暴露とか、凄いよ佐伯さん。
特に春日を貶めてやろうなんてつもりが全然無さそうなあたりがまた凄い。
被害者の佐伯さんが許してくれたとしても、親にもバレたし、もう転校でもするしか無さそうな状況ですが一体どうなるのやら。

■翠星のガルガンティア 9話
ショック! ヒディアーズは元人間だった!
やはり黒淵でしたか…(^^;
「人間が造った生命体だった」くらいは想定しましたが、元人間そのものとは思わなかったじゃなイカ。
触手の奥の口の部分にまんま顔が付いているのはなかなかシュールでエグかったです。イカに宇宙で生き延びるためとはいえよくあんな姿になることを許容できたものでゲソ。

そんな真相を知ってしまったら、さすがのレドも前半みたいに無邪気に殺戮者ではいられないようで。
「人間の海賊だって平気で殺してたじゃなイカ」と思わないでも無いですが、やっぱり「人類そのものの天敵」だと思っていたものが人間だったと言うのはショックがでかいんですね。2話以後のレドの変化の影響も大きいのでしょうが。
こうなったらいよいよ共存共栄エンドしか無さそうな気もしますが、さてどうなるか。
現在のクジライカが知性を持っているのか、意思の疎通が出来るのかどうかも気になるところです。

それにしても今回のチェインバーさんはなかなか怖かったです。パイロットが殺すなと命令しても容赦なく殺すとか恐ろしや。その相手が無邪気に近づいてきた子供にしか見えない辺りもエグいですよ。

■ちはやふる2 20話
団体戦は優勝したものの、怪我もあるし千早の個人戦は辞退だろうと思ったら、出るのかよ!?
左手で取ると言ってもそうそう上手くいくわけもないし、さすがに勝ち抜くのは厳しいんじゃなかろうか。

千早の怪我は「剥離骨折…かな?」ということで、どういう怪我なのか病院でもきっちり判明しなかったのが凄く不穏なんですが。治療困難な大怪我とか大病とかのフラグじゃあるまいな;(ありそう)
片腕を壊して以後は反対の腕で戦っていく野球漫画みたいな展開が先々有り得そうで嫌ですよ。

北央は団体3位に勝ち残っていたようでおめでとうございました。

東京の大学を目指すと言う新に対して太一は敵対志望ですか。「お前とは仲間になるよりライバルとして戦いたい」みたいな少年漫画思考、というより器が小さい男に見えてしまうのが困ったものです。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 9話
夏休み終盤、結衣と花火デートしていたら雪ノ下姉と遭遇するの巻。
まあ八幡本人はデートだと認めやしないんですけどね。ここまでストレートに好意を示されていても予防線を張りまくって拒絶するあたりが本当に面倒くさい男ですよ。
自分が誰かと付き合っても上手くいくわけが無いと思ってるし、失望させるのも傷つくのが嫌なのだろうけど、そもそも自己評価が低すぎるんですね。
八幡を優しいと言い、事故が無くてもいつか助けられていただろうと言う結衣は、端から見れば「デレッデレじゃないですか~」と微笑ましくも結衣の真っ直ぐさが眩しい、凄くいいシーンなのですが、
八幡的には自分は信頼されるような人間じゃないと重荷に感じるんだろうなあ。やれやれ。
結衣が直球で好きだと告白すればさすがに「え?なんだって?」みたいに逃げられはしないんじゃないかとも思いますが、実際もうちょっと八幡本人が成長してくれない事には付き合っても上手くいかない気もします。時間が解決してくれるといいんですけどね。

結衣的には今は長期戦覚悟で繋がりを保ち続けるのが得策という気もしますが、待ちすぎても掻っ攫われるそうだなあ;
どんな決着になるにしても最後には八幡の成長を見せて欲しいところです。

花火大会で会った結衣のクラスメイトは妙に「モブらしくない」キャラでしたが今後も出番がありそうですかね。どちらかと言うと結衣の立場とか引っ掻き回す意地悪役になりそうですが。
つーか、予告で文化祭実行委員として八幡の名前が書かれていたのって「そういうこと」なんですかね。デートをあの女子に見られたために八幡が変に目立つ事になってしまうとしたら、何というか「小学生か」という感じですが。
それはさておき、結衣的にはクラスメイトに「ヒッキーと2人で出掛けているところ」を見られる事自体はオッケーなのだろうかと、結衣の内心が気になりました。

雪ノ下姉は、妹・雪乃の事を大事にしているように話しますが、まだまだ本心が読めないし、実際どうなんですかね。雪乃が本当に「姉を追いかけている」のかどうかもまだ分かりません。
とりあえず雪ノ下母親が物語的に難敵らしいのは分かりました。姉が中ボスで母親がラスボスなんでしょうか? パンツァー・フォー!
ところで八幡相手に雪乃を推しまくる姉ですが、雪ノ下家的には娘のお相手が庶民でも問題無いんですかね?

結衣が語る「ちょっとボケかましたところがかわいくて分かりづらいけど優しいゆきのん」評を「最初は皆がそう言う」と言う姉でしたが、姉が知る雪乃と現在の雪乃が齟齬がありそうなのは気になるところでした。
現在の「氷の女王」な雪乃に対してそのような事を言えるくらい踏み込んだ付き合いをしてるのは結衣くらいだろうし(次点で平塚先生か)、結衣は姉の言う「皆」は本当に雪乃の実際の姿を捉えていた「皆」なんでしょうか。
少なくとも、八幡に「雪乃を助けてくれ」と言える結衣は「最後は雪乃に嫉妬して拒絶した皆」とは違うと思うんですけどね。

とは言え、もし今後恋愛面で三角関係が表面化でもしたら、その時3人の関係がどうなるかは気になるところです。
前に「ヒッキーとゆきのんが付き合ってる疑惑」が出た時の結衣を思い出すと、姉の言うとおり「雪乃に嫉妬して拒絶」するかどうかはさておき、距離は出来ちゃいそうだしなあ。

「雪ノ下の車=事故の車」だとはっきり判明しましたが、事故後に運転手や弁護士とはやり取りしているらしいのに八幡が加害者をよく知らなかったのはちょっと不思議な気もしました。あくまで運転手個人として対応したからってことですかね。
その手の事故に直面したことが無いのでその辺の流れはよく分からないですが。

雪ノ下姉には「事故の事を気にしていない」と言いつつ気にしてるのが明らかだった八幡でしたが、どこの部分を気にしているのかと思ったら「“雪ノ下雪乃ですら嘘をつく”ことに勝手に失望しちゃっている自分が嫌いだ」だとは。そこですか。
確かに「雪ノ下は嘘をつかない」事でこれまで信頼感を感じていたようだったけど、本当に面倒くさい思考だなあ(^^;、まあそんな八幡が主人公だからこそ面白いのではありますが。

「三度、彼は元来た道へ引き返す。」と言いつつも、以前に結衣を拒絶した時とは違って“表面上は”いつもと変わらない態度を選んでいましたが、それはいいことなのか悪いことなのか、どっちなんでしょうね。
大事なことに触れないってのはそれはそれでソフトに相手を拒絶してるとも言えますしね。
結衣はこれから雪乃の事情に踏み込んでいきそうですが、知らぬ存ぜぬモードの八幡が最後までその態度でいられるのかどうかが次の見どころかなと。

で、アニメを見て上記の感想を大体書いた後で原作5巻を読み終わりました。今回1話だけで本1冊分進めてたんですね。早っ!
6割近くバッサリ削られていたもののアニメだけを見ていると特に違和感は無かったし、削っても話の進行上支障は無い部分だったとは言えますが、「身近な関係者それぞれの雪乃評」は大事な部分ではあるのでやっぱり惜しい気分になりますね。
そして、そのシーンでもですが原作だと「八幡が結衣を良い奴だ、凄い奴だと相当認めている事」がアニメでは省略され気味なのは残念です。
アニメのスピード感は有りだと思いますが、とりあえず本作は「アニメ→原作」の順番で見るのが正解かなとは思います。原作先行だと「そこ削っちゃうの?」というのが普通の作品以上に気になりそうですよ(^^;

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コメント

>ガルガン
こんな姿でも宇宙空間で生きていけるなら、いいじゃなイカ!

じゃ、ねーよ!

やっぱりマックロブチでした

クジライカの巣で、透明な幼体の中に胎児みたいのが見えたときに嫌な予感はしましたが
正確には元人間というより、ヒトDNAを持った別のナニか、まぁ、亜人というか、イカの姿をしたコーディネーターってことなんでしょうね
(初めてブルーコスモスの気持ちがわかったというか・・・・)

>はまち
妹はいい子ですねー
それに比べて八幡はなんとメンドクサイ野郎ですわ
近寄れば、引くという、なんというノラネコ体質

結衣は原作は目が青なんですか
髪が青じゃなくて良かった(笑)

投稿: 通りすがりの・・・ | 2013年6月 5日 (水) 01時43分

>ガルガン
まっくろくろぶちでておいでー!
…黒淵でしたねえ(^^;
ここで黒淵発動なら最後は白くなりそうな気もしますが。

コーディネイターは普通人と姿が変わらないだけに差が際立ってそれはそれで対立しやすそうですが、
こっちはこっちであまりに異質すぎてやっぱり対立するのも無理はないかなあと思います。

>はまち
妹はいい子ですね。調子もいい子ですが(笑)
八幡は、ホントに野良猫ですねえ。そういうところがキャラの魅力でもあるのですが、実際ひたすらに面倒くさい。
結衣が八幡に惚れるのは分かるのは分かりますが、よく気持ちを維持できるものだともちょっと思います。

目はともかく髪まで違うと印象が変わり過ぎますね(^^;

投稿: でんでん | 2013年6月 5日 (水) 07時26分

 ヒディアーズと和解共存するために、ヒロインの声がイカ娘だったんですね。恐るべき伏線じゃなイカ!Σ(゚Д゚) 地球のヒディアーズは、原種っぽいから、人類にだいぶ近いんですかね。宇宙で戦ってたヒディアーズは、すっかり戦闘型へと変化していたようですが。

投稿: ふよん | 2013年6月 5日 (水) 19時09分

声は気にしてなかったですが、そうだったのか!(・e・;)
ヒディアーズは宇宙に住んでる方が長い年月で戦闘型に進化しちゃったんですかね。表に出てこない一般形もいるかも知れませんが。

投稿: でんでん | 2013年6月 5日 (水) 20時13分

翠星のガルガンティア 9話
昔の、イボルバーがコンチネンタル・ユニオンのワームホール・ドライバを狙っていた画面も、あの記憶媒体に入っていた情報なのでしょうか。あの流れだと、そう見えますが、とすると、あの情報は元祖ヒディアーズの同胞に向けた演説、としか。
ヒディアーズが銀河に広がったのは、彼らもワームホール・ドライバを得たのか、それとも、途中の情報であった感じに、光速以下の早さで地道に宇宙を移動して行った結果なのでしょうか。
太陽系の、木星や土星にヒディアーズの巣は無いのか、とか、海に生きる人々がクジライカの幼生体に変化してしまう「病気」が無いのか、とか、色々と想像してしまいます。

投稿: 四国の者 | 2013年6月 6日 (木) 16時37分

太陽系がどうなってるかとか興味はありますが、さすがにそこまでは描かれなさそう…ですかね?
海の人々とクジライカのそれぞれの祖先が「ヒディアーズ化しなかった人々」「した人々」だとすれば、普通の人がいきなり先祖返り的にクジライカ化することは無さそうな気もしますが、
描かれたことが全てでも無いでしょうし分かりませんねえ。

投稿: でんでん | 2013年6月 6日 (木) 22時02分

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