図書館戦争(映画)
(佐藤信介監督)
映画「図書館戦争」を観てきました。
有川浩原作小説の実写映画化です。ちなみに原作シリーズは読了済み、アニメは映画も含めて視聴済み。
メディア検閲が合法化された世界で図書館側が検閲機関と戦う話ですが、表現規制の流れがまた強まってる昨今ですし、こんな世の中にならなければいいんですけどねえ。本当に。
内容はシリーズ1冊目の「図書館戦争」の部分でしたが、原作を生かしつつ1本の映画としてよくまとまっていて結構いい映画化だったかと思いました。
正直それほど期待していなかったのですが満足出来て良かったですよ。
気付いてなかったですが、ドラマの空飛ぶ広報室(有川浩原作)の脚本の人だったんですね。
少し違和感があったのは、クライマックスが格闘アクション作品になっちゃっていた事くらいかなと(笑)
「分かりやすい悪役」をああいう形で出さなくてもいいんじゃないかとは思いました。あの腕輪って日野の悪夢と同じ人って事なんですかね。
20年前の事件の人にしては若すぎるので、単に「組織が同じ」というだけの意味かもしれませんが。
稲嶺司令が故人になっていて、車椅子の基地司令が「仁科」となっていたのがビックリしましたが、
有川氏にとって、稲嶺役は亡くなられた児玉清さんしかあり得ないとので、稲嶺の遺志を継いだ別キャラクターという形になったとのことで納得しました。
有川氏のブログ
両親関係や手塚の出番が少なめだったのは2時間程度の映画としてまとめるのは妥当だったと思いますが、
ただ1点、クマ殺しが削られたのは残念でした(笑)
いやまあ入れたら冗長になるだろうしいいんですけどね。
郁のドロップキックは綺麗でした(笑)
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