パシフィック・リム(映画)
(ギレルモ・デル・トロ監督)
巨大ロボVS巨大怪獣なプロレスアクション映画です。ハリウッド映画ですが日本の巨大ロボ物に毒されまくった内容を本気で映像化してしまう馬鹿っぷりが最高ですな。
ストーリーについては、正直ロボアクションを実現させる状況を整えるためだけの最低限のもので特に言うことは無いですが、真面目に馬鹿をやるって素晴らしいと思いました。
以下箇条書きで。
・コクピットはモビルトレースシステム的なものですが、GガンダムやダイモスやジャンボーグA等で疑問だった「パイロットの足元」の処理が面白かったです。
「コクピット内でパイロットがちゃんと歩いたり走ったり出来る」システムになってるのが良ですよ。長時間操縦してるとかなり疲れそうですが。
・更にコクピットは「2人で操縦」するわけですが、とてもエヴァのシンクロ回と言うかラブラブ天驚拳でした(笑)
・巨大怪獣に対して「防護壁」で対抗しようとするも、進撃の超大型怪獣にあっさり破壊される役立たずっぷりが泣かせます(笑)
・各国のロボが出てきますが、メインはアメリカと、後はオーストラリアが少々でした。中国の三本腕とロシアの噛ませっぷりが泣かせます。
・日本ロボのガンキャノン…じゃないコヨーテ・タンゴはどこで出てたのかがよく分からなかったですが、回想でチョロっと出てたのがそうなんですかね。(事前にデザインをちゃんと確認してなかったもので)
・武器がロケットパンチにアームパンチにガリアンソードにシャイニングフィンガー(違)て…(笑)
・タンカーソードに笑いました。
・街中や海での戦闘シーンは迫力がありましたが、割と暗い場面が多いので「怪獣」の全貌が分かり難いのが少し残念です。不気味さは悪くないんですけどね。
・街中の戦闘では、怪獣の被害もだけどロボに殺されてる人も結構いそうですよ(^^;)、車とか潰しまくってるし。
・作中での時間の経過はきっちりとは分かりませんが、高高度から落下して、割とすぐに最終決戦に向かってるけど、なんという頑丈さか(^^;
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コメント
いいバカ映画でした。
字幕だったので吹き替え版も見てみたい。
あんな高いところから落ちても無事なのにKaijuにはあっさり破壊されるのね。
Kaijuの子供が生まれたシーンは「腐ってやがる…早すぎたんだ」とかつぶやいてしまいました。
飛び道具使えよと思いましたが有毒な血液が飛び散るからダメなんだとか。
殴り合いでもあんまりかわらんと思うけどねー
二人でシンクロというとギア戦士電童というロボットアニメでやってました。
小学生ふたりでロボット版バロム・1な感じ。
投稿: くらげもがみん | 2013年8月14日 (水) 09時24分
いいバカ映画でした。
>落ちても無事なのに
それだけ怪獣の破壊力が凄いってことなんですかね、単純に。
>血液が飛び散る
殴り合いの被害の方が下手すりゃ大きそうな気もしますねー(^^;
>電童
未見でしたがそういえばスパロボではそんなだったような気もします。
投稿: でんでん | 2013年8月14日 (水) 12時14分
なんか怪獣映画とロボットアニメの最終回付近の話を合わせたようなストーリーでしたね
正直中国ロボとロシアロボは噛ませにもなってなかったような•••
もうちょっと主人公機以外の活躍も見たかったなー
CGのアラを隠す為に夜や海中シーンばかりなのかと思いましたがシドニーのシーンは普通に白昼でしたよねニュース映像でしたけど
日本のアニメや特撮では当たり前のkaijyuやイェーガー達の見栄っぽいポーズ、必殺技名をわざわざ叫ぶなどをこんなハリウッドのブロックバスター映画でやってくれるとは•••
いやー本当にいいおバカ映画でした!
投稿: | 2013年8月14日 (水) 22時49分
やっぱり昼のシーンの方がごまかしが効かないってのはあるかもですね。ともあれいいバカ映画でしたよ。
中国ロボとロシアロボの扱いはホントにガッカリでしたねえ。活躍させられなかったのは予算の為という話もチラと見ましたがどーなんでしょう。
しかし何故三本腕だったのやら。バランスを考えたら4本腕だろうにと思いますが。
投稿: でんでん | 2013年8月14日 (水) 23時48分
「ロケット パーンチ!」には、思わず吹き出しそうになりました。真面目な場面のはずなのに。
日本人キャラが謎めいたヒロイン枠で、操縦パートナー兼任なのも実に分かってますね!
中国の三本腕は何か見せ場が欲しかったところ。見た目がなかなか面白格好良く、唯一の三人乗りって特色だってあったのに。
画面にほとんど映ってなかったせいで、パイロットが三人いることすらあんまり印象に残らないという。
ロシアはギリギリかろうじて、熟練鉄壁夫婦の貫録と意地くらいなら醸してたように思いますが。中国いくらなんでもいい所なさすぎです。赤いのに……。
投稿: kanata | 2013年8月14日 (水) 23時51分
三本腕は面白い特色なので、負けるにしてももうちょっと見せ場は欲しかったですね。
ところで中国&ロシアが負けた後で「パイロット2名死亡」みたいに言ってた気がしたのですが(記憶違いでなければ)生き残ったパイロットっていたんですかね。
投稿: でんでん | 2013年8月15日 (木) 00時10分
あれ多分、ロシア機がやられた直後の台詞で、例の夫婦が「二名」じゃないかなと。
中国合わせて五名のうち、三名が生き残ってたなら浪漫ですけど……両機とも確か、明らかにもう駄目っぽい描写だったような。
少なくとも操縦席が、パイロットもろとも思い切り水没してたのだけは間違いありませんし。
てか生存者いるなら、その後のシーンに混ぜてやれよって話でもありますし。(実は混ざってた……?)
投稿: kanata | 2013年8月15日 (木) 02時15分
やっぱり5人とも死んでますかねえ。
パイロットが生き残ってるなら最後に司令が乗らなくていいって話になりかねないし。(いやまあ、生き残ってても重症とかにすれば矛盾しないけど)
投稿: でんでん | 2013年8月15日 (木) 08時26分
3本腕はバスケやってた印象しか残りませんでした。
投稿: | 2013年8月15日 (木) 12時25分
自分は回転ノコりか印象に残ってないです。
投稿: でんでん | 2013年8月15日 (木) 13時30分
杉田さんは1ヶ月ほど前に頭からレド少尉を追い出したと思ったら、もう違う人を頭に入れてしまうのですね、と
薄い本向けのネタを考えてしまった不謹慎極まりない俺。
投稿: | 2013年8月15日 (木) 13時47分
吹替版で見つつも声が誰かは気にせず見てましたが、チェインバーの人でしたか。
見ていてアムロの声くらいしか認識出来てませんでした;
投稿: でんでん | 2013年8月15日 (木) 17時25分
作中ではなんの説明もなかったんでわからない話なんですけど、第一世代機であるロシアのには脱出装置がなく中国機は脱出装置ありなので、機体はボコられたものの中国三兄弟は脱出できたのだと思われます。
なのでロシア二名だけ死亡、と。
投稿: | 2013年8月16日 (金) 12時48分
なるほど、旧型だとは説明してましたね。やっぱりコアファイターは大事ですなあ。
投稿: でんでん | 2013年8月16日 (金) 19時13分
この前は時間が合わず字幕だったので今日吹き替え版も見てきたよー
玄田哲章かっこいいー。
博士がアムロでストライカー父がシャアとか。
ロシアロボとチャイナロボが負けたのはKaijuがそれぞれに対応して進化してたのね。
電磁波攻撃もストライカー対策だし
二人死亡は元々2クルー壊滅とか言ってたのを翻訳時に間違えてる模様。
投稿: くらげもがみん | 2013年8月17日 (土) 18時42分
怪獣進化してましたかー。2回目を見ると分かりますかね。
二人死亡はあの場面ではしっくりこない気もしたので、誤訳というなら納得です。
投稿: でんでん | 2013年8月18日 (日) 23時58分