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2014年2月23日 (日)

ゼロ・グラビティ(映画)

(アルフォンソ・キュアロン監督)

12月の上映開始から随分経ってますが、1~2月でバタバタしていた状況が落ち着いたのでようやく観て来ました。
宇宙空間での船外活動をしていた宇宙飛行士が事故で宇宙服だけで宇宙に1人放り出されて孤立する話です。

ストーリーは至極単純で、最後までの展開を説明しようとすれば数行でもまとめられてしまう話ですが、宇宙空間の映像と臨場感が素晴らしかったです。
宇宙で孤立する恐怖や、シャトルや宇宙ステーションに取り付くという地上なら容易く出来そうな移動が全く思い通りにいかないもどかしさや、刻々と減っていく酸素残量の緊迫感などなど、
身に迫る思いで楽しむことが出来ました。3D版だったこともありますが、ほとんどアトラクション的な体感ムービーですよ。

作中でまともに登場している登場人物は実質2人くらいですが、男の宇宙飛行士“マット”が頼もしくて実にいいキャラでした。彼があそこであのように出てくるのは「もしや」とは思いましたが、やっぱりそうだったあたりは泣かせます。

ところで、本作を見ていると、宇宙でモビルスーツ戦をやるのがいかに大変かというのが実感出来ます(笑)
射撃戦ならまだしも、宇宙で格闘戦とかありえないと思えてきますな。つーか真っ先に思うことは「宇宙でデブリ増やすな」ってことですが(笑)
プラネテスみたいなデブリ掃除業っていつかは実現するんですかねえ。人間がやるのは相当危険だし非効率的だし難易度が高そうだしで、やっぱり掃除用衛星とかになるんでしょうか。

逆に、こんな大変な状況でモビルスーツがあればなあとも思ってしまいました。Zでもあれば大気圏突入&着陸まで自力で出来て楽勝でしたよ。

それにしても宇宙で1人取り残されるというのは本当に恐怖ですな。テム・レイやファラ・グリフォンやケイト・ハザウェイがおかしくなるわけですよ。すぐ救出されたセシリーは本当に幸運だったと思いました。

公式サイト

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コメント

先月友人と見てきました。

一言で説明するとドジっ娘ががんばって地球に帰還する話よねー

3Dは思わず飛んでくる破片よけるお約束。

吹き替えはぜひ伊武雅刀と小林克也で
「こちら宇宙船チャンピオン号」

投稿: くらげ班長 | 2014年2月23日 (日) 22時31分

ほんとドジっ子でしたねえ。一児の母だけど(^^;
一言で説明出来るシンプルさでした。

投稿: でんでん | 2014年2月23日 (日) 23時45分

予告とか映画紹介見ただけですが、これで種のキラの不殺主義って畜生だよなぁ、とか思ったりしました

投稿: 通りすがりの・・・ | 2014年2月26日 (水) 02時29分

壊れたMSで銀河漂流とか勘弁して欲しいですよ。

投稿: でんでん | 2014年2月26日 (水) 07時30分

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