アメイジング・スパイダーマン2(映画)
(マーク・ウェブ 監督)
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの2作目です。
事前の宣伝ポスター等からのイメージでは、エレクトロ、グリーン・ゴブリン、ライノで「三大怪人 ニューヨーク最大の決戦」みたいな内容かと思っていましたが、
実際の映画ではライノの扱いの小ささにちょっと笑いました。あそこまで出ないとは思わなかったぜ!
敵としての出番はエレクトロがメインで、グリーン・ゴブリンがサブ、ライノはおまけ程度でしたが、
エレクトロ、ゴブリンの2者が揃ってスパイダーマンを勝手に祭り上げた挙句に、自分の思い通りにならなければすぐ掌を返す逆恨みっぷりで、なんというかとてもクズでした。毒とかで正気を失ってたとかかも知れませんが。
あの掌返しっぷりは、先日の仮面ライダー鎧武でのミッチの行動と被って見えて困りまそた。あっちもこっちもミッチミッチです。
ストーカーってホントにタチが悪いと思いました。
戦い以外の部分では色んな意味で「親父」との対決という感じだったかなと。
1作目で死に際に「娘と付き合うな」と釘を差していったヒロイン・グウェンの父の残滓に、幼いピーターを残して消えた父に、ハリーに会社と病気等といった厄介事を残して死んだハリー父にと、
いずれも既にいなくなった父の存在との戦いという側面が強かったかなと。(立ち向かってるのはもっぱらピーターなんですが)
事あるごとにピーターの前に現れるグウェン父の姿はなんともやり切れないものがありましたが、その上でのあの結末というのがキツイですよ。
ヒロインのグウェンは今回も戦うピーターを作戦面でも支えたりと魅力的なヒロインだったのですが、ああいう展開なのがアメコミだなあと思いました。
ところで、エンディングの途中でのアレって、何かリンクがあるんですかね?
コラボさせるにはあまりに世界観が合わないと思うのですが。ただの新作の宣伝なのか?
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コメント
まあもともと体当たりしかできない劣化ケイン・マルコなチンピラですからね、ライノ
始めて見たスパイダーマンは例の67年アニメで、ライノと戦う話だった
そして原作では本編ストーリーでもピーター死んだ
末期癌のオクトパスが自分とピーターの魂を入れ替えたそうな
結果ピーター(オクの肉体)は死亡 オク(ピーターの肉体)はピーターの記憶すべてを受け継ぎ
結果改心して正義のスーパーヒーロー、スパイダーマンとして活躍してるらしい
ただ装備や戦い方がパワーアップ&ちと荒っぽくなってるとか
まあどうせすぐ復活するんだろうけどね
キャップもいつの間にか黄泉返ってるし
投稿: | 2014年4月30日 (水) 15時16分
原作でもチンピラなのですか(^^;>ライノ
ちょっと調べてみると原作だとアーマーと皮膚が融合してもっと生物っぽい人なんですね。
映画ではミサイル撃ってましたがそれは映画オリジナルなんでしょーか。映画ではただのパワードスーツで中の人の存在感は大して無かったですよ。
原作ではそんなことになっちゃってるんですか。魂がオクトパスって、別人じゃないですか(^^;
でもまあ、死んだり生き返ったり大事な人を失ったりとか、アメコミは本当に多いですねえ。
投稿: でんでん | 2014年4月30日 (水) 20時26分
>原作ライノ
ぶっちゃけチンピラというか小物
チタニウム製のスーツで防御・耐久・突進力がアップしたヴィランです・・・・・・・・・それだけが
ぶっちゃけるとアーマー着込んで正面ぶつかりのみがスゴいひと
原作では突進力というか体当たり力がスゴくてはじめはそれによりスパイディを圧倒してたのですが
ウェブを吹き付けられて「引っ張る力は弱い」という弱点が露呈しぐるんぐるんに拘束されて敗北しています
投稿: | 2014年5月 4日 (日) 22時38分
なんだか悲しい人ですねえ。
原作だとアーマーが二度と脱げないそうですが、なんだか凄くハズレ能力なような。
投稿: でんでん | 2014年5月 5日 (月) 00時28分