今週のアニメ特撮感想・日分(5/25分)
■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 8話
高校生の喫煙は(黒塗りとは言え)描けても、ネコドラくんは無理だったか。超残念!
今回は呪いのデーボ戦。
仲間入りして以後特に活躍の無かったポルナレフのようやくの活躍回でした。それにしてもポルナレフの活躍回は下ネタ率が高いな!(笑)
第2部までだと、仲間キャラは基本ジョジョのサポート役や繋ぎ役や噛ませ役がほとんどだったのですが、第3部以降は仲間もちゃんと活躍出来るようになってるのがいいですな。
扱いづらくてリタイアしちゃう仲間キャラもいますけど。……まあ、フーゴさんが「恥知らずのパープルヘイズ」で補完されたのは良かったです。
今回の敵の呪いのデーボさんですが、彼がDIOに従った理由は普通に金なんでしょうけど、目まで潰されるとか、仮にポルナレフに勝てていたとしても全然割に合わない気がしますよ。
しかも、ポルナレフに勝てたとしても残り4人もいるわけで、1人1人をその都度挑発して、恨みを溜めて戦うつもりだったとしたら、物凄く効率悪いですな(^^;
まあ、1人でもジョースター一行を倒せたなら金をもらえる約束だと言うならまだ分からないでも無いですが。
それにしても、一行の部屋が決まったのは直前のことなのに、デーボさんはよく部屋に先回り出来たものですよ。それもたまたま1人で泊まることになったポルポルのところに。
もしデーボが待ち伏せたのが、承太郎&花京院の部屋だったりしたら、デーボさんは2人を相手にポルナレフ戦以上に苦戦するのは必須だったかと。
スタープラチナもハイエロファントグリーンも、どっちもスタンド自体が「目が見える」タイプのスタンドですし。
……と言うか、その2者はスタンドも目が見えて、スケッチ出来たり遠隔偵察が出来たりするのに、ちゃんと黒目がパッチリ付いてるシルバーチャリオッツが「目が見えない」と言うのは正直謎です。
とはいえ、「見えない」弱点を知られていることを逆手に取って鏡を使って逆転したポルポルさんは素敵でしたけどね。ポルナレフが珍しく頭脳派っぽかったですよ。
デーボVSポルナレフ戦は、えぐられたり刺さったりと、かなりの流血バトルでした。原作でもそうだったけど、足とか思いっきりえぐられてるのに、よくこの後平然としてるものですよ。第3部は回復役もいないのに(^^;
ポルナレフがなかなか部屋に来ないのは「敵に襲われているから」だ、とか考えないジョセフの頭のキレ無さっぷりがヤバいです。ギャグシーンとは言え(^^;
おじいちゃん第3部ではまだボケてないはずなのに(^^;;
あの場合、ジョセフの部屋でポルナレフが来るのを待つより、皆でポルナレフの部屋に向かうべきだったんじゃないかなと。まあ単独撃破出来たから結果オーライですが。
それにしても、今回もアブドゥルさんは裏のスタンド事情に詳しかったですな。「知っているのかアブドゥル」ですよ。
殺されたホテルマンの人は可哀想でした。飛行機といい船といい学校といい、第3部は本当に一般人の犠牲者が多いことですよ。
ホリィ1人を助けるために一体何人が死んでるのやら、と思わないでも無いですが、まあDIOを放っておいたら犠牲者が増える一方なのは間違いないのでホリィだけの問題じゃないということで。
ポルポルさんが逮捕されたのはオリジナル展開でしたが、原作を読んでいても、よくあれだけ周囲が死にまくってるのに犯人だと疑われないものだとは思っていたのでいいフォローでした。
今回のポルポルさんは、血まみれの部屋でホテルマンは死んでるわ、トイレで謎の男は死んでるわで、殺人を疑われても仕方ない立場でしたが、あれをチャラにするスピードワゴン財団有能の凄腕な事ですよ。
その凄腕で徐倫も助けてやれば、とか思わないでもないけど、それが出来たら第6部は始まらないしなあ。
花京院に気をつけろ、で次回に続いたのは良い引きでした。
■烈車戦隊トッキュウジャー 14話
いきなり逮捕で何事かと思ったら、「なんとなく逮捕」ってあーた、トッキュウジャーを陥れるためのシャドーラインの作戦ですら無いのかよ(^^;
ギャグ回だったのですが、警察の無能っぷりとか、カツ丼に負けて無罪なのに自白とか、現実を考えるとなかなか笑えないネタが多くて困ります(^^;;
ヒカリのけん玉刑事展開はとてもバカでした。
ライトやトカッチと比べると多少シリアス寄りのキャラかと思ってたけど、ヒカリも十分にバカですな(笑)
ところで最後に盗まれたキラキラ家電とかを返してましたが、敵の攻撃に使用されてボロボロになってたのでは無かったんですかね。
悲劇のヒロイングリッタ嬢に対してシュバルツの態度がなんとも胡散臭いです。グリッタはシュバルツなんて止めとけと思えてなりません。
映画予告でのパンダは一体何事やら(^^;
■仮面ライダー鎧武/ガイム 31話
今回もかなり激動な展開でした。つくづく先週の番外編のタイミングがざんね……いや、これ以上は言うまい。
シドはどう見てもラスボスの器では無いし、途中退場するんだろうなーとは思ってましたが、ついに退場しましたか。
「俺は人間をやめるぞ! 貴虎ー!!(意訳)」と言いつつより大きな力に潰される様は、小悪党の彼らしい最後だったとは思います。
結構話せるおっさんに見えた白オーバーロードさんでしたが、人類には知恵の実は渡さないと言ったり、シドをきっちり倒したりと、なかなか苛烈さもある人ですな。
とは言え、サガラの説得で人類にもチャンスは与えてくれたり、シドにしても元々命まで奪う気は無かったりと(あそこで引かなかったのはシドの判断だし)、やっぱり結構話は通じる人かなと。
白さんは「人類を犠牲にしても」「彼女を救うために」知恵の実を使おうとしていたわけですが、その「彼女」って誰なんですかね。やっぱり2Pカラー舞のことだったりするんでしょうか?
サガラは、やっぱり「フェア」であることに拘りがあるようで、サガラとしては、過程がフェアであれば誰が勝ち残ってもいいのかなと。なかなか面白いポジションではあります。
思慮深さのある白さんに対して、赤は破壊放題で弱い者いじめ大好き、緑は胡散臭い策士タイプでどうやら白さんが邪魔な様子らしいと、赤も緑も明快に悪役っぽいポジションですねえ(^^;
白はともかく、赤や緑とは戦いで決着を付ける形になりそうでしょうか。……と言うか、赤は3人の中で真っ先に消えそうです。オーバーロード側のシドポジって感じで。
赤を評しての戒斗の 「やはり力に溺れるタイプだったか」 には笑ってしまって、お前が言うか……(笑)、とも思ったのですが、
しかし、身を挺して紘汰を庇い、紘汰に対して「もっと強くなれ」と心からの言葉をかけ、(自業自得な)湊達のピンチの場に颯爽と駆けつけと、
格好良く株がぐんぐん上がっている戒斗さんを見ていると、「それくらい言ってもいいよ!」とも思いました。戒斗さんマジかっけー!
戒斗とザックのダブル変身も実にヒーローしていて格好良かったです。
でも、ゲネシスレモンなバロンに対して、ナックルは元々ロックシードのランクも低いので(C+)、ザックには無理せず生き延びて欲しいところです。
次回はグリドンやブラーボも参戦するようで、ユグドラ側以外のライダーが共闘する展開になりそうなので期待です。
ユグドラ側以外のライダーが株を上げていってるのに対して、ユグドラ側ライダーは、株を落としていってますねえ。(ミッチ含む)
現場に出ずにオーバーロード確保より紘汰排除を優先して、部下をこき使い、「解剖してあげるよ」とオーバーロードを嘗めて上から目線で支配者気分になってる戦極は、何と言うか、順調に間違ってるなあと。
前回ハカイダーの破壊衝動に呑まれたのもあらためて「さもありなん」と思いました(笑)
さて、次回は例の「鍵」で鎧武が白鎧武にパワーアップするようですが、なんだか凄い姿ですね。白い鎧武者と言うか白い魔法使いと言うか。
映画予告でのサッカーには爆笑しました。
ところで映画ではシグルドは普通に出ないんですかね。デュークもいませんが、こちらは別に7月までに退場するってわけでも無いと思いますけど。
黒影が2人いますけど、これはただのトルーパーでしょうか?(名有りキャラという可能性もあるけど)
■ハイキュー!! 8話
ノヤっさんと旭先輩本格登場の巻。
どちらの先輩もいいキャラですよ。ほんと本作は心理描写が丁寧で誰にも感情移入出来ていいなあ。
そして、自信を失って迷える旭先輩にド直球で熱い思いをぶつける日向がいい主人公です。
先生も熱くていい先生だし、登場人物みな気持ちいいですよ。
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コメント
>鎧武
シドは誰にも命令されたくないって色々鬱屈した事考えてたのね。
オーバーロードは同じ色のライダーと対応してるようで微妙にちがうのね。
恋人優先の白と人類優先の兄さん、バトル脳にみえて違う赤と戒斗。
戒斗は大事なものを守れなかったからこそ力をもとめてるんだし。
戦極はやっぱり上に立つ人間じゃないねー。湊からもみはなされそうだし。
黒影はノーマルが初瀬ちゃんでエナジーアームズがチームバロンのこりの一人らしいよ。
映画は死んだはずの裕也も出るそうだしレギュラーメンバー全員出演の模様。
投稿: くらげ班長 | 2014年5月26日 (月) 00時04分
ここ一週間のアニメで一番印象深かったのが、「綺羅星!」というのは困ったものだなぁ、と(笑)
>トッキュウ
欽ちゃん劇団ですか、今回は
「太陽に吠えろ」は今の子にはトンチンカンのような気もしますが
ヒカリが「真実は一つ!」とか言い出さないか心配だったり
パンダはサファリレッシャーで変身した5号のようですが
なぜ、着ぐるみ?なのかはわかりません
オレンジ色の戦士も出るようですが、映画限定なのか、追加戦士なのかわかりませんねぇ
一部ではゼットが6人目という噂もありましたが・・・・
もし、だったら、バース装着経験者なので、二人目のライダー→戦隊になったかもしれないのに
サファリレッシャーの車掌(どうみても運転手だが)は、まいんちゃん、だとか
でも、見てねー
>ガイム
戦極がデュークのまんまなのが気になりました(なぜ変身する必要が?)
シドもあっけなく
まぁ、フラグ立ってましたからねぇ
しかし、策士っぽかったのに、緑OLにコロッと騙されるとは、う~ん
ミッチまでは無理だったけど
つーか、ミッチまで行ったら、兄貴と衝撃の再会でした
タカトラ、これでゲネシス、ゲット!
でも、メロンエナジーが無いので、シグルトになる?
偽斬月・真VS偽シグルトになったりするのでしょうか
マリカもデュークのめちゃ振りについてけなさそうな雰囲気がチラホラと
あのタイミングでカイト登場となると、こっちに付きたくなりますよね
玩具的にはカチドキロックシードとほぼ同じ頃にネタバレしてたフルーツバスケットキー(?)ですが、極アームズのフォルムまでは出てきませんでしたが、でもアレですかぁ・・・・・
(ただでさえ登場機会の少ないカチドキなのに、アレにとって代わられると思うと残念でしかない)
一部では大阪のおばちゃんかよ、と言われているようですが
色は白というより銀でしょうか
「W」で銀のCJXを、映画でCG使ってゴールデンのCJGXにしたので、味を占めて、今回も映画で金色にしちゃうかも
「ウィザード」も夏の銀色のIDを、冬には金色のIDGにしてましたし
(「オーズ」と「フォーゼ」はラトラーターとエレキステイツがあったので、金色ではありませんでした)
リンゴは劇場版ライダーのマルスのようですね
歌舞鬼界、いや歌舞伎界からの刺客、片岡愛之助がやると知ったときは、オネェは鳳蓮がいるのに、と思ったんですけど、違うのかな
(獅童の悔しがる姿が目に見えるようです)
投稿: 通りすがりの・・・ | 2014年5月26日 (月) 01時36分
>鎧武
色の対応は微妙にズラしながら対比してますかね。白と兄さん、赤と戒斗、緑とミッチだとすると確かに面白いです。
戦極は湊からも切り捨てられそうですね~。
映画はユウヤも初瀬ちゃんも出るんですか。死者が蘇る的な話なのか、完全にパラレルなのかどっちなのやら。
黒影はゲネシスでも大して変わらないんですねえ。
シドのゲネシスは、見返すと爆発しちゃってるように見えますので、貴虎は使えないんじゃないかなと(^^;
映画では龍玄と斬月・真が並んでますが、この辺りの顛末も気になります。
新アームズは、確かにどちらかと言うと銀ですかね。映画とかで金になる展開は、すごく有りそうです(笑)
歌舞伎ライダーはリンゴなんですかね。リンゴは本編での重要ポジションかと思っていたのでちょっと拍子抜けです。
>トッキュウ
5号が何故着ぐるみかは分かりませんが、オチ担当なのはよく分かります。
6人目は、そろそろ出てきても良さそうですかね。
>綺羅星!
既に感想は書いてませんが、唐突で笑いました。
投稿: でんでん | 2014年5月26日 (月) 07時29分
>鎧武
極アームズは全体のフォルムは信長が使ってたと伝わる西洋鎧っぽい鎧がモチーフと思われます。ノブくん!
胴体のフルーツ盛り合わせは蒔絵イメージでしょう。実際ああいう感じの鎧があります。もちろん花や動物の絵ばかりでフルーツではないですけど……
個人的にはフルーツ部分や兜の形より両腕がよりにもよってヒマワリロックシードの白黒しましまになってるのが気になります。なんか葬式幕みたいで……
映画は「何故かダンスでなくサッカーで勝負するビートライダーたちやヘルヘイムの浸食がない街の様子にコウタが俺たちってこんなんだっけ?と疑問を持つ」というところから始まるようなので、ウィザードの映画マジックワールドと同じで本編のコウタが平行世界に迷い込む話だと思われます。
なにせ宣伝として出てる情報が裕也(一話で死んだ鎧武のリーダー)と初瀬(黒影)が何故か生きてる! ですし。
リンゴアームズは映画で使われてしまいましたが、レモンエナジーの事を考えると本編ではバロンが着るという展開があるのかなと思います。リンゴアームズは赤と金でバロンに似合いそうですし。
ちなみに、今週の戦極博士がずっと変身してたのは現実的には忙しくて撮影時間が取れなかったのでアフレコだけにしたのが理由だそうで、作中ではデュークの胴体に普段はないコードがいっぱい付いてた事からして、情報管制してたなんたらシステムの制御コアがデューク本体という事なのだと思われます。
投稿: | 2014年5月26日 (月) 11時21分
>鎧武
東映公式でもイメージは信長の鎧とありますね。なるほど。蒔絵イメージと言うのも言われれば納得です。
フルーツ全部乗せな絵はちょっと格好悪い気もしましたが、しかし、ライダー図鑑よりはマシな気がしないでも無いかも知れません。
ところでどうでもいいことですが、ヒマワリと言えば、前々回で貴虎がヒマワリをベルトに付けて「食事」した事を思い出そうとすると、脳内で「大すきなのはヒマワリのムネ」と流れてきて困ります。
映画はパラレルにせよ平行世界にせよ、本編とは全然リンクしない話なんでしょうね。
今回戦極が変身してたのはそういう理由でしたか。システム云々は苦肉の策だったのかも知れませんが、上手くやりましたねえ。
投稿: でんでん | 2014年5月26日 (月) 23時08分