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2014年6月11日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(6/9~11分)と週刊少年サンデー28号感想

■一週間フレンズ。 10話
藤宮さんの小学生時代の彼氏(他称)九条の登場により、藤宮さんの記憶が痛恨のフルリセット。
今回はどれだけの鬱展開が来るかと覚悟していましたが、想定したほどには酷い状態にはならかったとは言え、かなり痛い回でした。
それでも、長谷の前向きさや友達を思う山岸さんの行動で「爽やかさ」を維持して見せてくれるあたりはさすがのバランス感覚かなと。

記憶を無くした藤宮さんも、日記はちゃんと読んでくれたようで良かったですが、そこからの余所余所しいぎこちなさが取れないままのやり取りが辛いですな。
あれなら出会ったばかりの1~2話あたりの方がはるかにフレンドリーで交流に温かみがありましたよ。リセットというよりむしろ「マイナススタート」な感じでした。
長谷を友達だと認識しても余所余所しさが抜けないあたりは、1~2話のころと比べても明らかに後退していると思えますが、
あれは九条に関わる小学生時代のトラウマで、「友達」というものに対する気持ちが無意識化でマイナス方向に向いてしまっているためとかですかね。

「18がつく日の記憶」まですっぽり消えているのは辛い描写でした。公式サイトでの日記がまた辛い;
まあそれでも、「長谷のことは忘れて九条の小学生時代は思い出した」みたいな展開よりも(長谷的には)救いはありますけどね。
ともあれ、九条の登場で藤宮さんの記憶が揺さぶられたことで「俺の存在よりあいつの存在がでかい」とか女々しいことを抜かす長谷でしたが、最後には男らしい成長を見せてくれてよかったですよ。

九条は、長谷目線で見れば意地悪でムカつくな言動が目立ちますが、九条にしてみれば長谷に嫌味の一つも言いたくなるのは分からないでもありません。ジェラシー入ってますねえ。
それでも実際に口に出すあたりはガキっぽいし女々しいと思いますけど。

藤宮さんのトラウマは、小6の時に藤宮さんが「抜け駆け」をして他の女子から責められたということみたいですが、そんな辛い思いをしたタイミングで事故にあってしまって記憶が飛んだって事でしょうか。
ところで、あの小6時代の同級生の子たちは、事故の事は知っていたけど記憶喪失の事は知らなかったのだろうかと少し不思議に思いました。
以前の回想の様子からすると記憶を失ったこともクラスメイトには伝わってるのかと思ってましたが、そうでも無かったんですかね。

あの同級生たちは小6時の抜け駆け自体は別にいいんじゃないという認識だったようですが、今回の長谷と九条の様子を見て「藤宮さんが男2人と三角関係」みたいな噂が広められないかと少し心配しました。
まあ、仮にそんな噂が出たところで、同小ネットワーク内で広まるだけなら何ら問題ないですけどね。

ダウナー展開だった今回でしたが、山岸さんと将吾には癒されました。ほんとに君達がいてくれて良かった…。
「藤宮さんから好き好きオーラが出ていた」と語る山岸さんは、「ああ見えて」年相応の女の子なのだなと思えました。前に長谷をからかってる時にも思いましたが、恋愛感覚とか普通に年相応なんですね。

そして、そんな見た目の割にちゃんと恋愛感情を分かってる山岸さんから将吾への渾身のプロポーズが実に良かったですね!
「桐生くんとだったら家族になれる」とかプロポーズ以外に呼びようがありません(笑)
将吾は山岸さんに対してつれない態度なままでしたけど、きっちり顔が赤くなってるところはポイント高いです。将吾はいいヒロインだな!
その後長谷に見つかってあわててる山岸さんも、今までに見せたことのない様子で実にかわいかったかと。

アニメとしてはそろそろラストスパートでしょうけど、気持ち良く終わってくれることを切望します。がんばれ長谷!

■弱虫ペダル 35話
ピンチの中で格好良さを見せて株を上げる金城さんと、ピンチにタイトル通りの弱虫っぷりを発揮して株を落としまくりな弱泉くんがとても対比的でした。
このタイミングで予告でまでオタ泉くんを弄るのはやめてあげて!( ノД`)
おまけにCMは嫁泉くんの嫁コレ紹介だわ…、まあどんなものなのかよく知らんのですが。

御堂筋VS新開のスプリントバトルは、御堂筋の精神攻撃がエグくて、とても御堂筋らしかったです。
しかし、こんなエゲツナイ攻撃を受けながら「御堂筋くん」とくん付け出来る新開がなかなか凄いですよ。

新開の鬼走法はとても初号機でしたが、とりあえず舌えお出して走るのは危ないと思いました(^^;

◆サンデー感想
■銀の匙Silver Spoon
いよいよ3年生編に突入したけど、タイトルは「四季の巻」のままなんですね。
今回が「8」で、2年生1年間が7回で終わったことを思えば、3年生編もあっという間に過ぎ去りそうですよ。現時点で既に6月だし。

八軒の起業については、現時点ではタマコ兄妹や吉野や西川といった仲間たちに大きく支えられていますが、卒業後もそういうパイプをずっと保っていられればいいなと思いました。
今の八軒なら大丈夫だと思いますが。
資格については、将来的には2人とも取っておいたほうがいいでしょうねえ。1人しか資格者がいないといざという時にえらいことになりますし。

吉野による先生の脛かじりっぷりは笑いました。なんて駄々っ子泣きが似合う女だ(笑)

1年から2年に上がってた馬術部の後輩女子は、時の流れ方が普通だったらもっと出番があっただろうにと思えてちょっとかわいそうな感じです。

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コメント

>弱虫ペダル
さわやかイケメンが、いきなり人外に
夜トレで峠とかで出くわしたら、都市伝説になりそうです

投稿: 通りすがりの・・・ | 2014年6月12日 (木) 07時01分

それにしても、新開といい御堂筋といい小野田くんといい、妖怪だらけですね。

投稿: でんでん | 2014年6月12日 (木) 07時12分

>藤宮さんの記憶が痛恨のフルリセット

ファミコンの如く、猫に頭のリセットスイッチを押される藤宮さんの絵が思い浮かびました(^^;)

投稿: Sweet | 2014年7月20日 (日) 21時14分

「おきのどくですが ともだちのきおくは きえてしまいました」

ファミコンで例えられると、すごく「消えても仕方ない」と思えてしまいますね。カセットフーフーせねば!

投稿: でんでん | 2014年7月21日 (月) 08時44分

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