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2015年4月29日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(4/27~29分)

■響け!ユーフォニアム 4話
先生への不満を溜めながらも少しずつ噛み合ってきたように見えて、達成感のある回でした。
まあ、今回噛み合ったのは「打倒、先生」という一時的な連帯感にすぎないし、まだまだ問題点は出てきそうなんですけどね。
ポニテ先輩とか、幼馴染み先輩とか、高坂さんが先輩に目を付けられてるとか、まだまだ火種はありそうだし。

久美子と高坂さんの校舎裏での会話シーンは良かったですよ。やっと言いたいことが言えた久美子はよく頑張ったと思いましたよ。
「凄く元気出た!」で、高坂さんの方も無表情ながらも嬉しそうに見えたのが良かったですよ。「ご清聴ありがとうございました!」と照れて逃げてしまう久美子がかわいいなあ。

高坂さんは先生を凄く崇拝してる感じですが、結局先生はどのように「凄い」人なんですかね。ちゃんと説明してやって欲しいところです。視聴者的には「なんか凄そう」だというのは分かるのですけど。

スポ根特訓を経ての最後の合奏は、素人耳で聞いても、明らかに前回の演奏とは違っていて聴き応えが有りました。
ところで、本作に限ったことではないですが、アニメの収録のための演奏って「下手に聞こえるように」演奏したりとか、幅を持たせて演奏しないといけないあたりが大変そうだなあと思います。

どうでもいいことですが、パーリー会議と言われると、レッツパーリィ会議とか言いたくなりますね。戦国BASARAよく知らないですけど。

副部長は、頼もしいキャラに見えてたけど、「頼もしい」というよりは「マイペース」と言う方が相応しいキャラかなと思いました。
面倒見もいいけど、人のため部活のためというよりは自分の興味の赴くままに動いている感じで、リーダー向きかどうかはよく分からない感じです。

先生はなかなかにヘイトを貯める人ですが、今回ラストは少年のようで可愛げがありました。実際純粋な人なんでしょうね。
「皆さんが普段若さにかまけてドブに捨てている時間をかき集めればこの程度の練習量は余裕でしょう」なあたりは、見ていてもこのやろー(^^;という気分になりますけど。

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 40話
ダービー弟戦前編。なにこのゲームバトルアニメ。
今更ですが、1戦1戦にいろいろと趣向を凝らしてくるものですよ。

ダービー弟が人形を出してくる辺りはえらく人形描写に力が入っていた気がしました。ダービー弟の異常性がより強調されていましたよ。
ところでダービー兄弟の顔の模様は何なんですかね。兄はまだ「ヒゲの剃り残し」だと思えなくもないのですが、弟の方とかおでこにまで模様入ってるしなあ。

アブドゥル達との別離はあっさり過ぎて切ないものがありますよ。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 4話
今回は折本達とのダブルデートから、雪乃・結衣の立候補決意まで。
以下、直接的な言動は避けますが、ネタバレにご注意ください。

結衣の立候補宣言シーンは8巻最大の山場と言っていいシーンなので、細やかな芝居にも演出にも力が入っていて大変見応えがありました。
結衣がリュックの肩紐を強く握る手や、「そうかな…」の儚げな表情や、2回繰り返しての「……好き、なの…」での目の芝居や、その後の照れ隠しして明るく振る舞おうとするところや、「……だから、ゆきのんに勝つよ」の決意に満ちた表情や、「ばいばい、ヒッキー」の消え入りそうな覚悟の悲壮さやと、
一連のシーンが素晴らしくて切なくて儚くて見ていてたまらない気持ちになりました。
そして、BGMの「Hello Alone」がまた切なさを後押ししてくれて泣けますよ。修学旅行の買い食い餌付けシーンでの「ユキトキ」も良かったけど、良いシーンでいい曲を使ってくれるのが嬉しいですね。

ただ、八幡のモノローグがほぼフルカットだったのは残念ではありました。
そもそも1期時点から八幡のモノローグはアニメでは大部分が削られていて、アニメだけを見ている人には八幡の考えが見えない仕様になっているわけですが、
結衣と別れた後の、雪乃と結衣の立候補に関する一連のモノローグは何とか入れて欲しかったですよ。
「素敵な女の子だ」が削られたのは残念ながらも仕方なくはありますが、しかし、
「何かを犠牲にすることなくして、青春劇は成り立たない。そう知っていながら。」
「自分は犠牲なんかではないから憐れみも同情も必要ない。そう偉そうにのたまっていながら。」
「なんてひどい矛盾だろう。」
との、八幡の価値観が大きく揺さぶられるこの部分は何とか入れて欲しかったですねえ。
詰め詰めで尺が無いから仕方ないのかも知れないですが、1期5話で「優しい女の子は嫌いだ。」が拾われたのは今にして思えば本当に幸運だったなと。
せめて、次回の  との会話後の「ただ、(略)」のモノローグは拾って欲しいものです。

ラストを小町が入ってくるところで切るのは、実に「いいところで切りやがって」と思えてナイスでした。真っ暗けな中で立つ小町が怖くていいですよ。
あと、序盤での小町に電話を投げられるシーンも「喧嘩中感」が出ていて良かったかと。つーか小町ナイトキャップ付けてるのか、と笑いましたが、読み返したら原作でも付けてるじゃないですか(笑)

葉山の自己犠牲もどきの行動には苛立つだけだった八幡が、結衣の感情全開の行動に揺さぶられる辺りは、対比的な構成だったかと。
これまでにも示唆されてきたことですが、理詰め理詰めで頭でっかちに考える八幡には「感情」が凄く効くんですよね。

ところで、葉山の「誰かに助けられたいと願ってるからじゃないのか」は、八幡には当てはまらないみたいなんですけど、雪乃の方には当てはまりそうかなと。まだよく分からないんですけどね。

前半のダブルデートは、葉山の自爆が何とも痛々しかったかなと。葉山の、何とかしたいと思いながら空回りしている感が痛いですよ。
しかし、八幡にとっては辛いだけだったダブルデートにしても、「始まってもいなかったものを、今になってちゃんと終わらせることができた気がした。」のは八幡にとって良い事だったんじゃないかなと思います。やっぱり気持ちの「区切り」は大事ですよ。
映画館での折本との「距離感」は印象的だったかと。

折本の「そっか」は、結局何に納得したのか気になるところです。(意識的か無意識的かは別として)低く見ていた八幡がきっちり交友関係を持っているのを見て少し反省した、とかなんですかね。
ともあれ、折本は次の出番も期待したいところです。

冒頭で、葉山が八幡をデートにさそったところでは(←言い方に語弊がある気がします。ぐ腐腐腐腐)、葉山が頭を下げるところを結衣や海老名さんが見ていたのがちょっと驚きました。はやはち的にブレないなあ海老名さん。

ダブルデート時での三浦との遭遇シーンでは、三浦のピンクにも赤面するのかよと思いました。ホントに結衣以外にはすぐ赤面するな、2期八幡。
それにしても、ここで三浦・海老名に出会い、直後で戸部・いろはに出会いと、知り合い遭遇率が高すぎですな(^^;

戸部・いろはとの遭遇シーンでは、いろはの「字幕」に笑いました。
戸部が気を使っている様子も、戸部の気苦労が見えて、戸部のいい奴っぷりが出ていたかなと。

1期でカットされた葉山の「イニシャルY」は一応ここで拾ってきましたか。修学旅行の新幹線の時点でやっておいても良かったんじゃね、と一瞬思わないでも無かったですが、まあ散漫になるだけか。

サイゼに対する風評被害に苦笑しましたが、予告で頑張ってサイゼ上げしているのにも笑いました。

陽乃に関しては、八幡達が入った店に入ってたり、小町を通して電話してきたりと、ストーキングっぷりが怖ろしいと思いますが、どれだけ妹に構いたいんだよというか、ホントに困った人ですよ。

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2015年4月27日 (月)

週刊少年ジャンプ22・23号感想

■ONE PIECE
ギア“4”発動。うーむ、なんて歌舞伎なスタイル。
格好いいとは言い難いしスマートさの欠片もないですが、奇想天外で面白くはあります。こんな姿だとは予想もしなかったですよ。
詳細はよく分からないところもありますが、ゴムゴムの特性を武装色の覇気と掛けあわせて極限まで強化したって感じですかね。それに動物絡みの技を絡めている、と。

さすがにこれですんなりドフラミンゴを倒せるとは思いませんし、まだドフラミンゴのターンもあるかと思いますけど、早く決着して欲しいところです。

■暗殺教室
だいぶ殺せんせーらしいキャラになってきたなあ、この死神。
あぐり先生と死神のやりとりが微笑ましいやら切ないやら。髪の毛の触手の手での触れ合いは極上のラブロマンスでしたよ。
そしてこれが「6時間前」だとは。次回辺りには破滅が来ちゃうんですかねえ…。

あぐりのプレゼントは、殺せんせーが普段身につけてる何かだろうかと思いましたが、何ですかね。
帽子…が入ってるサイズじゃないしなあ。首ものが冷えないものってことですが、ネクタイとか?(死神のあの反応がピンと来ないけど)

■ハイキュー!!
牛島が日向に感情的になってるのが面白いですな。

■火ノ丸相撲
相撲部屋編でハイに上がっていたテンションを、通常営業のテンションに戻す話だと感じたりしました。
今回の鬼丸は久々に学生らしさと感じましたよ。
チヒロの新ライバルがなかなかに馬鹿でいいコンビだなあと思いました。

■僕のヒーローアカデミア
仮に勝ってもこれ以上どう戦うのだろうとは思っていましたが、ストレートにここで敗退ですか。
残念ではあるものの、納得のいく展開ではあります。
来年こそは能力を制御出来るようになって上を目指して欲しいところです。
それにしても、ボロボロのデクの痛々しいことですよ。

一方で轟の方は付き物が落ちた様子ですが、さてこれからの彼がどうなるのか。
とりあえずは決勝は轟VSかっちゃんでしょうけど、どう描くか、どれくらい描いてくれるか気になるところです。

■斉木楠雄のΨ難
ツチノコすげー。

■食戟のソーマ
・~華麗なる晩餐会~
えりな様、ヒロインみたいじゃないか(笑)
アニメ化作品のヒロイン揃い踏みな内容でしたが(作品のヒロインかどうか疑問な人もいるけどビ(略)、まあ置いといて)、6作品それぞれのヒロインがなかなかそれぞれのキャラらしくて楽しかったですよ。
ビッチ先生のへっぽこぷりとか(この作者が描くと触手がヤバすぎる)、ナミの割り切りサービスっぷりとか、神楽のヨゴレっぷりとか、千佳のロリっぷりとか、千棘のゴリラっぷりとか、潔子さんの清楚エロっぷりとか、お見事でした。

・本編
スタジエールは結局4箇所いったそうですが、さすがに残り全てを描写はしなかったですか。そりゃまあ、四宮先輩のところ以上に盛り上がる研修先もあまり思いつかないし、よい飛ばしっぷりだったんじゃないかと。

それにしても、モブでクズな生徒もまだ残ってたんですね。さすがに今回のスタジエールでこういうモブも一掃されたのでしょうか。総帥の言葉を信じるなら。

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2015年4月26日 (日)

今週のアニメ特撮感想・金~日分(4/24~26分)

■Fate/stay night [UBW] 16話
ランサーの兄貴っぷりが格好いいですよ。味方に付くとホント頼もしいなあこの兄貴。出来ればもうちょっと長く漫才を楽しみたいけどそうもいかないのが残念です。
一旦惚れたと認めたら全然照れずにブレない士郎もある意味凄いですな。凛も大変だ(笑)

ギルガメッシュのハートキャッチ描写が控えめだったのは、ご時世やら規制やら考えればまあ順当かなと。

次回にはカタルシス展開が来ますかね。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 4話
神様出番少ないな!

ベル君がハーフエルフのお姉さんにプレゼントをもらったり、酒場の只者じゃ無さそうなお姉さんに助けられたり、ちみっこのサポーターを雇用したりする話。
ちみっこは現時点でナイフ目当てとしても、なにこの出会いだらけ空間。(ダンジョン内で出会ってないけど)
とりあえずベル君が(神様含めて)お姉さん系キャラにモテまくってるのは弟ショタ的なオーラのせいなのかね。

お姉さんと言ってもハーフエルフの人とかまだ19らしいけど。ハーフエルフなら若く見えても数百歳とかかと思ってましたよ。
どうでもいいけど、エルフと聞くと自動的に「エルフ→ディードリット→山本弘」と連想してしまって困ります。

サポーターのちみっこは、OPでは犬耳じゃないみたいだけど、種族ごとチェンジでも出来るってことなんですかね。
それにしてもなんでダンジョンに入るのにあんな大荷物がいるのやら。日帰りだし大所帯でもないし、リュックの荷物を使ってる描写もないので全然ピンと来ないですよ。

■血界戦線 4話
今週も旦那がボケボケだったり格好良かったりで満足でした。
期間限定公開で原作2巻まで読みましたが、吸血鬼の手下サイドの事情はバッサリカットでしたね。後々絡む人物なのかどうかは知らないですが。

エイブラムスさんがハタ迷惑でいいキャラでしたが、周囲に呪いの悪影響をまき散らす描写が後半ほとんど無くなってしまったのが残念でした。シリアスな決めのシーンでやってくれたら台無しで素敵なのに。

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 9話
キンニンジャー、もといスターニンジャー本格登場回かと思いましたが、中の人も含めての本格登場は次回ですか。
普通に味方キャラかと思いきや、いきなり爺さんに斬りつけていましたが、どういう立ち位置なのやら。まあ、爺さん自体はあれくらいで死ぬわけも無いですけど。

今回の「終わりの手裏剣」騒動にしても、どうせ偽物なんだろうなあと思ったらその通りでした。あの爺さんがそんなポカするとも思えないし、まあ当然の結果ですな。
「魔法の一反木綿」の発想には笑いました。

スターニンジャーがどういうキャラかはまだなんとも言えないものの、いかにもな似非外人忍者キャラで、忍者物に外人の世界忍者は付きものやね、と生暖かい気持ちで見ていたのですけど、
キャラ名は「キンジ・タキガワ」て、普通に日本人なんですかね?
フクロウ男爵ポジってわけでも無いんですかね(笑)

新ロボのバイソンキングの頭の変形は吹きました。

■仮面ライダードライブ 27話
警察協力者の脳見さんに吹きました。
あの皆がいる前であれはロイミュードだと暴露すればよかったろうに、2人きりになって戦うからみすみす罠にかかってしまうことに。
まあ、暴露しても躱されたんでしょうけどね。
それにしても、この状況で「警察の上が怪しい」という発想に行き着いてないのが不思議です。

剛のロイミュードへの異常な憎しみが、「父がロイミュードを生み出したから」だったのは分かりやすい理由でした。進兄さんともに「父親」がキーワードだったのね。
しかし、「時間が無い」は何なんですかね。普通に病気設定なのか?

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2015年4月23日 (木)

今週のアニメ特撮感想・木分(4/23分)

■響け!ユーフォニアム 3話
3話にしていよいよギスギス鬱展開の時間がやってきましたよ。ウェーイ!
なんだか凄く楽しくなってきました。
おかしい、自分はどちらかと言えばほのぼの畑の人間かと思っていたのですが、とんだ誤解だったようですよ。ガハハ!

涼しい顔して辛辣な先生のトークが冴えわたっていて素敵でした。澄ました笑顔で冷静に相手の駄目さ加減を指摘するスタイルが恐ろしいですな。
「私の時間を無駄にしないで頂きたい」とか、一度言ってみたいセリフですね!(無理)
先生の言ってる事自体は超正論なあたり、お気楽高校生が対抗するにはキツイですねえ。

これで先生が屑なら話は簡単なんですが、(一部の)部員の方が屑に見えるバランス配分が絶妙に嫌な気分にさせてくれますね。
気弱な部長に責任をなすりつけてる連中の醜いことですよ。

この部の2年生は去年「全国を目指したいガチ派」と「適当に楽しみたいダラダラ派」の対立があって、結果ガチ派の方が出て行ってしまったと言うあたりは妙なリアルさを感じました。
演奏が素人耳で聞いても下手だったのも、部長が妙に気弱なのも、幼馴染先輩の前回の挙手も、そのあたりの事情が分かれば納得感がありましたよ。

煮え切らない系主人公の久美子も、れいなの真っ直ぐな演奏に感化されてやる気が出てきたようでしたけど、さてこれからどうなるのやら。
主人公+仲間数人がやる気を出すのは割と簡単に描けるだろうけど、やる気のないメンバーをやる気にさせるってのは至難の業でしょうしねえ。

ご都合主義でもなければ簡単に解決できる話とは思えませんよ。
やる気の無い奴らを追い出して、去年やめたガチ派を呼び戻すと言うのも一つの可能性ですが、それはそれでまたスッキリしない展開にも思えますし。そもそも「やる気が無い奴は部活をやるな」なんて乱暴な話だしなあ。

先輩達もギスギスしてたりダークになったりしている中で、明るくサバサバしたメガネ副部長が癒し要員ですが、これからギスギスが激化した際にこの人がどういう立ち位置になるのかがちょっと気になります。

吹奏楽部のパート練習を校舎のあちこちでやっている事情は初めて知った気がします。なるほどなあ。

久美子がユーフォを持ち帰っていましたが、かなり重そうですね。形状的にも、背負えるギー太より運びにくそうだなあと思いました。

■放課後のプレアデス 3話
あおいの猫口マグカップがいいな!

当初あまり期待してなかったけど、何と言うか劇的な内容は無いけど見ていていい感じの気持ちになる作品かなと。何者でもない青い悩みが初々しかったですよ。
映像的には結構見応えがあったかと。まさか下は海中から、上は竜の巣(違)を超えて宇宙の入口あたり(?)まで行ってしまうとはビックリでした。
宇宙(未遂)に水着で飛び出してるのに緊張感無くふわふわ浮かんでる映像が妙におかしくて面白いですよ。

ところで、割とぼんやり見ていたので今更ですが、すばるって、みなとと「エンジンを狙ってる彼」が同じ人物だと気付いてないんですか?

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2015年4月22日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(4/20~22分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 39話
ペット・ショップ戦決着。
水中どころか地中まで追い詰めてくる鳥の恐ろしいことですよ。
よくあんなターミネーターに勝てたものだと思いますが、ペット・ショップの敗因は直接顔を出したことですかね。
それにしても、片脚を失ってスタンドの力も使わずにあれだけ穴が掘れるイギーは凄いですな。

怪我だらけのイギーに駆け寄ったのがポルナレフだったあたりはちょっとホロリと来ました。いいやつだよポルポル。

そして、花京院も復活して5人+1匹勢揃いで館に突入ですが、フルメンバーが揃ったタイミングは本当に貴重だなあと思いました。
次回は謎のホバリング執事の出番なので楽しみですよ。

ところであのホバリングって結局どうやっていたのやら。普通にスタンドで身体を支えていたのなら承太郎達にも見えそうなものだけど…、スタンドだけ見えなくなる幻覚でも使わせてたんですかね。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 3話
例によって原作ネタバレ有りなので御注意ください。

3話にして原作8巻部分に突入ということで、いよいよ本格的にギスギス鬱展開の時間がやってきましたよ。ウェーイ!(^^;;;
おそらく軽く5話くらいは鬱展開で引っ張られるかと思いますので、アニメ初見の人に引かれなければいいなあと思います。
本来癒し要員のはずの小町とまで喧嘩に突入してしまったのが小町的にダメージ高いですよ。

冒頭の小町との会話から喧嘩までの流れは、痛かったですねえ。あれだけの会話でも八幡が普段の状態じゃないのがよく分かります。
ここでもしも小町と喧嘩せずに済んでいたらどうなっていたのやら…、とは考えてしまいますが、喧嘩しなかったとしても八幡が素直に相談は出来なかっただろうし、あまり変わらないかもなあ。

OP映像が変わりましたが、変わるとしても1~2話バージョンに少しずつシーンを足していくくらいかなと思っていたのですが、まるっと変わりましたね。
警察に捕まってる平塚先生に吹きました。なにやってんだあんた(笑)
思わず「スピード違反 教師」でググってしまいましたが、それだけでクビになったりとかは無さそうですかね。

部室でうとうとしている感じの結衣の後ろ姿が可愛いと思いましたが、あれは音楽を聴いているわけですね。
紙コップからして「修学旅行前」のシーンだと分かりますが、本編があんな状態になってしまった回でこのOPと言うのが「幸せだった頃の情景」そのもので泣けてきますよ。
走っていった結衣が八幡に追いつくところは、飛びのく八幡のリアクションと合わせて良いシーンでした。

OPラストで、雪乃と結衣が別の方向に歩いていくシーンが印象的でしたが、普通に考えれば「8巻」の内容の暗示しているのだろうと思うところですが、何故か雪が降ってるんですよね。
8巻=作中11月として、雪の降る季節で対立…はしてないはずなんですが、どういうことなのやら。
ただのイメージなのか、実はまだ発売前の11巻(作中おそらく2月)の内容だとか言わないだろうな(^^;
とりあえず、11巻は6月18日発売らしいので楽しみです。

本編では、八幡が部室に入る時に聞こえてきた結衣達の会話が予想以上に明るい感じで意外でした。
原作では「中からは話し声が漏れてきた」としか書かれていないので、あんな楽しそうな様子だとは想像外でしたよ。まあ、無理して明るくしていたと言うことなんでしょうけど。
あれだと、「……何考えてるのかよくわかんなくなっちゃった」と葉山グループを指して言った結衣がそのまま同じことをやってるという事になって皮肉ですな。

雪乃の「お互いを知っていたとしても、理解できるかはまた別の問題だもの」は、6巻にして1期ラストの「今はあなたを知っている」の後だけに痛さ倍増ですな。
あそこで結衣が止めなかったら、平塚先生が来ていなかったら、雪乃が何を言っていたのか気になるところですよ。

第3のヒロインと言えなくもない(小町を入れて第4のヒロインと言うべきか)(戸塚も入れて第5のヒロインと言う説もあるけど)(川…(略))の一色いろはが遂に登場しましたが、
声と動きが付くと想像以上にあざとウザいなこいつ!(笑)
現時点ではひたすらあざとくてウザいだけなので、早く本性を見せて欲しいところです。
選挙については、立候補を下りられない理由がカットされてましたが、どのみち納得のいかない説明だし、この学校のモブは屑ばかりだなあという感想は変わらないなと思いました。

八幡による「最悪の応援演説」作戦を聞いての結衣の表情が、タメの長いシーンで表現されていて印象的でした。
前回の八幡の行動に対して「結衣が何を嫌がったのか」がよく分かります。

一方で雪乃が「何を嫌がったのか」は、「うわべだけの回避」や「欺瞞」を嫌がったということのように今回の発言からは読めますが、信念や理想の食い違いというだけの話なのかは何とも言えないですね。
ぶっちゃけ最新刊時点でも雪乃が7巻で怒った理由の説明はされていませんし、10巻ラストの陽乃発言もあって未だに雪乃の心理は読めないですよ。

八幡の応援演説作戦については、実行したとしても失敗の可能性が高そうな気がしますよ。仮に首尾よく落選しても普通にいろはにもダメージが行きそうな気がします。
これまでの八幡の作戦は、裏ワザメインでこそあれ、自己犠牲度の高いものばかりでは無かったはずですが、今回時点の八幡はヤケになって自暴自棄になってるように見えて仕方ないですよ。
前回以降の八幡のダメージの深さがよく分かります。

平塚先生の「君は優しいからなぁ」や「君のやり方では~」のシーンは、珍しく平塚先生が先生らしい良いシーンでした。
それにしても、先生は普段からどれくらい奉仕部内の出来事を把握してるのやらと気にはなります。これまでの活動とか雪乃がその都度報告してたんですかね。

朝、八幡が来るのを結衣が待っていたシーンは切なげで泣きそうになりましたよ。
八幡と雪乃の対立に挟まれる形になるわ、葉山三浦グループも考えが見えない状態だわで、ホントに気苦労が多そうで可哀想ですよ;

奉仕部内での関係性悪化については、雪乃が難物なせいで余計に悪化している面はあるものの、大体は八幡が悪いのですが、
ミスド的な場所での陽乃+折本との接触シーンでは、さすがに八幡が一方的に可哀想過ぎました。陽乃がマジ悪魔ですな。
好きなものはかまいすぎて殺すわ、嫌いなものは徹底的につぶすわ、関心を持たれない以外に救いの道が無いじゃないですかー(^^;;;

折本については、いささか無神経だとは思いますが、良くも悪くも普通の女子だと思うのでそんなに嫌いではありません。
でも、8巻部分だけだと嫌われるんだろうなあ。

陽乃とのシーンで八幡の赤面照れ描写が入っていたのは納得いかねーと思いました。
何故結衣への照れ描写は原作の表記を無視してカットするのに陽乃に照れさせるのやら。
照れ描写は戸塚限定で女子への照れは(今後の展開のために)描かないというなら演出意図もまだ分かる気がしていたのですが、2期スタッフが何考えてるのかよくわかんなくなっちゃった。

予告がCパート化しているのには笑いました。やっぱり尺がカツカツなのね(^^;

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2015年4月20日 (月)

週刊少年ジャンプ21号感想

■僕のヒーローアカデミア
動かない指を口で無理矢理動かすデクの戦い方が痛々しいなあ(^^;

父の呪縛に囚われた轟を解放するあたりは実によい主人公っぷりでした。轟が炎を使ってクソ親父が喜んでる辺りはちょっとムカつきますけど。
しかし、全力を出させちゃって果たして勝てるのやらどうやら。

■暗殺教室
あぐり先生との交流で人間らしさを会得していく元殺せんせーがいい感じですが、そろそろ悲劇が近そうですね。

人の手や指が触手化していくところはちょっとエグいですな。手足の指が触手化して今の姿になったわけですかね。
つまり、ルフィもそのうちあんな姿になると(おぃ)

■食戟のソーマ
四宮先輩、…もとい四宮師匠は本っ当に良いツンデレだなあ。
結局四宮は朝まで指導してくれたようですが、店のスタッフばかりか日向子さんや他の先輩に先生まで一緒に朝まで付き合ってくれたようで、みんないい人過ぎて凄い微笑ましさですよ。

最後に「自信を持ってオススメ出来る料理が」と言ってくれるのが、当初創真をやや疎んじた目で見ていたアベルさんだという辺りがまた嬉しいですな。アベルさんもいい人だ。

■火ノ丸相撲
もしやと思いはしたけど、咲ちゃんの兄はライバル枠でしたか。
別れ際の咲ちゃんはちょっと得体の知れない巻が出ていて良かったですよ。

久世以外にも強敵は一杯いそうで緊張感が出てきていいですな。

■斉木楠雄のΨ難
無敵のエスパーに見えて斉木は弱点多いですな。今更だけど。
ところで斉木にも薬がちゃんと効く辺りがなんだか新鮮でした。

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2015年4月19日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(4/18~19分)

■Fate/stay night [UBW] 15話 
1話まるごとかけてギルガメッシュVSバーサーカー戦と、イリヤの過去をがっつり描写。
見応えはあったし、結末も分かり切ってたけど、これは辛い…;

先週のセラリズの殺し方も惨かったけど、ギルガメッシュもあんな酷い殺し方をしなくても良かろうに。あんなものを見せられたら士郎じゃなくても切れますな。
まあ、ハートキャッチはしなかったけど…、次回やるんですかね?

そして、現代描写の顛末も辛かったですが、過去描写もハードでしたよ。
処分されるホムンクルス達との会話とか、誰も信じられないヤサグレモードのイリヤとか、そして泥かぶりな聖杯アイリがホント救われないなあ。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 3話
前回ラストから今回中盤くらいまでずっと「早くナイフ渡せよ」と思いながら見ていましたが、武器を装備するには儀式が必要だったようで、
「ぶきや ぼうぐは そうびしないと いみがないぞ!」
と言う事ですか。つくづくゲーム的な世界だなあ。

どう見ても神様がメインヒロインにしか見えないけど、なんか違うらしいとかでビックリですよ。

■血界戦線 3話
絵面としてはおっさんとクリーチャーがチェス的なゲームを延々しているだけなのに、なにこの格好良さ。
クラウスさんが理想の上司過ぎて惚れますな。こりゃあ眼帯ねーちゃんも泣いて尽くすわけですよ。

そのチェス的なゲーム、プロスフェアーとやらは、どんなルールなのかはさっぱりでしたが小さな盤面がどんどん増える不思議ギミックは面白かったですよ。
たかがゲームだけどされどゲームで、命がけでさらには99時間耐久とか、絶対当事者にはなりたくないですな。

謎の少女ホワイトはアニメのオリキャラだったようで。
つまりレオくんには本来ヒロイン役はいないんですかね( ノД`)(妹除く)

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 8話
シロとキ2人は高校生で、モモは大学生と。
だとすると、アカとアオって今はプーなんでしょうか。アオの魔法学校時代の話とかは次回出そうですけども。
ところで、モモが大学にはいかなくていいんですかね。

シロの友達に正体がバレる話でしたが、友達2人が物分かりが良すぎてなんだか癒やされました。

次回はいよいよ本格的に6人目が出るようで。名前は「スターニンジャー」ですか。「キンニンジャー」じゃないのね。
シンケンゴールドっぽいなあ。

■仮面ライダードライブ 26話
チェイスが遂に仮面ライダーチェイサーに。
まあ、まだ完全に吹っ切れたとは言い難そうだし、完全に「仲間入り」するにはもう1ステップいりそうですけど(次回でマッハと和解…するんですかね?)、
とりあえず、チェイスの選択を受け入れるハート様が格好良かったですよ。
理想の上司過ぎて惚れますな。ゆくゆくはチェイサーとハート様の男泣き直接対決展開も来そうですねえ。

大々的に正体が公表されちゃった進兄さんは、父親の事で動揺して暴走して怪我してしまったりと今回はちょっといいところが無かったですが、まあ今回はチェイサ-に花を持たせる展開も仕方ないかなと。
恋愛的には本当にチェイスに持って行かれちゃいそうですけども。なんか進ノ介本人はあまりそういうのは気にし無さそうだなあ。(むしろ剛がヤバイ)

仮面ライダーチェイサーの姿はこれまでのゴテゴテデザインからスッキリデザインに変更になって洗練された感じが良かったですが、しかし、シンゴウアックスは無いだろ(^^;
デザインと名前が馬鹿っぽいだけならまだしも、信号待ちが必要だとは、扱いにくいにもほどがある武器ですよ。ドア銃のリロードなんて問題にならないレベルですな。
あれは、一応エネルギーチャージしてる状態ってことなんですかねえ。

ロイミュード事件を警察が知らなすぎるのは不自然だと思っていましたが、おかしいとは思ってたけど、ご都合じゃなくて伏線だったのですね。
まさか国家防衛局長官で参議院議員が001だとは、これは手強そうですね。警察上層部との対立しての孤立展開とかも本格的にありそうだし。

ラスボス候補はハート様なのかと思ってたけど、ハート様は002だそうだし、001の方がラスボスですかねえ。
ハート様に関しては、ドライブないしチェイサーとの直接対決で逝ってくれるなら泣ける最後になりそうだけど、001に殺されるみたいな展開は勘弁な!

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2015年4月17日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(4/16~17分)

■響け!ユーフォニアム 2話
まさか二週間経ってもれいなと話せていないままだったとは。小心な主人公だなあ(^^;
最初は「同じ部活なのに話してないのか」と思いましたが、1年だけでも22人いるそうで、それだけ大規模な部活ならメンバー間の交流が薄いのも分かる話ではあります。
自分は美術部とか割と少人数の部活にばかりいたのでピンと来てなかったですよ。

久美子がれいなに対して謝るべきかどうかと煮え切らない態度でいるのは、そもそもが「別に悪いことをしたというわけではない」という意味では分からないでも無いし、うじうじ悩む気持ちも分かるのですけど、
あれだけ後ろめたさを感じてしまうのはやっぱり失言に負い目を感じているわけで、やっぱり謝っちゃえばいいんじゃないですかね。れいなの方は気にしているのかどうか謎ですが。

それにしても、れいなの件にしても、全国を目指す(本気でやる)かどうかのスタンスにしても、ホントに煮え切らない主人公ですよ。
気持ちも分かるし共感出来てしまうところもあるし、リアルだと思いますけど、物語の主人公として延々この態度を見せられるのはなかなかモニョりますよ。面白いっちゃ面白いんですけどね(^^;

先生は、胡散臭いと言うか、怖そうと言うか、黒そうな人だなと。天然でやってる可能性もありますけど。
全国を目指すかどうか選ばせると言っても、あの流れじゃ場の空気に誘導されて大体結果は見えてますね。ずるいと言えば、まあずるいかなあ。
幼馴染先輩の言う「アリバイ作り」は、目標を達成できなかった場合の言い訳づくりって意味なんでしょうか。何というか、後ろ向きではあります。分からんでもないけど。

久美子を低音に引き込もうとする副部長には笑いましたが、副部長が久美子にこだわってるように見えた理由みたいなものがあれば良かったのにと思いました。
まあ、画面外で誰に対しても同じことをやってたのかも知れませんけど。
久美子が鞄につけてたマスコットに目を付けていた、とかなら自然に久美子に目を付ける理由になりそうなんですけどね。

■俺物語!! 1話
新番組。物語シリーズの新作、ではないですな(・e・)
原作未読ですが、前にジャンプでニセコイとコラボしてた漫画は読みましたが、既によく覚えていません(^^;

結構面白かったかと思いました。男からも慕われる主人公が良い奴ですな。
当面は勘違いラブコメが続きそうな感じですが、あっという間にひっつきそうでもあります。

■放課後のプレアデス 2話
意外とさくっと異世界設定明かしてくるのね。
てっきり緊急時だけドアを通して異世界から呼び出されるようなスタイルかと思っていたら、常時世界線が混線した状態とはなんて時空振動弾。
家族の認識とかもおかしなことになってそうだし、元の世界線では主人公は行方不明扱いなのかとか細かく考えると大変そうだけど、クラスメイトの様子からするとその辺はファジーにボカすみたいですかね。

本編はとりあえず、ナイスゆりでした。
仮免とか車要素がちょっと楽しいですな。

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2015年4月15日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(4/13~15分)

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 38話
喋った! イギーが喋った!

今までも地味に一行を(結果的に)助けたりしていたイギーがついに本格的に活躍。犬好きの子供を見捨てられないイギーが格好いいですよ。この姿が見たかった。

ペットショップの動きはアニメ映えしますね。高速飛行しながら氷ミサイルをぶっ放す姿が実に戦闘機です。
喋りまくるイギーとは対照的に、何も言わずにひたすら機械的に攻撃してくるターミネーターっぷりがホント怖いですよ。

もしも、防御に長けたイギー以外のメンバーがペットショップと遭遇していたら、大苦戦は必須だったでしょうね。
スタンドの性能に加えてペットショップの機動力が凄すぎて、とても人間では対処出来無さそうです。

スタープラチナの「素早さ」ならペットショップの攻撃にも対処出来そうですが、射程が無いですからねえ。第4部で使ったベアリング弾や銃弾でも持ってれば何とかなりそうですが。
あと、アブドゥルの炎なら能力的にも射程的にも相性は良さそうですけど、攻撃しても避けられそうだなあ。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 2話
修学旅行終了。
奉仕部3人の仲良しさをいい雰囲気で見せておいて、最後に重く苦々しく沈めて落とすところが実に俺ガイルです。
原作で展開は分かっていながらも、ああ、本作はこういう作品だった…と目を覚ませられる思いでした。
本編を見てからのエンディングの「誰も皆傷ついていく」が苦くて痛いですよ。このもどかしくもままならない様が本当に青くて面倒くさくて、青春だなあ……。

京都の街を八幡が結衣に餌付けされながら歩いていく3人の後ろ姿は、その後の展開を知っていると泣けました。あの、何ということのない日常シーンが何と幸せそうでかけがえのないことか。
このシーンでのBGMがユキトキなのがまた…

高速展開で場面が飛び過ぎだったり、もうちょっと余韻が欲しいといった細かな不満はありますが、
表情や手の芝居などが実に細やかで、それぞれの感情が透けて見えて、見ていて苦しいながらも満足度の大きい回でした。
特に、偽告白シーン前後の海老名さんの一瞬諦めたような表情や、嫌悪と痛ましさが滲んだような表情の葉山や、後ろめたさで雪乃や結衣から目を逸らしてしまう八幡や、無理して笑おうとしながらもこらえきれず思いが溢れてしまう結衣など、
それぞれの表情の描き方や芝居は目が離せなかったですよ。
「これは詭弁だ」と自分の手を握りしめてしまう八幡や、八幡の裾を握り直す結衣の手の芝居もいいなあ。

結衣の「……なんで、いろんなことわかるのに、それがわかんないの?」は、自分的にはもうちょっと感情を抑えたイメージだったのですが、思っていたより激しい感じでしたね。
しかし、堰を切ったように悲痛な思いが溢れる様はそれはそれで有りかと思える見ごたえのあるシーンになっていたかと思います。

今回のすれ違いは、八幡の欺瞞が許せなかったとか、八幡が自らを傷つけるような方法を取るのが嫌だったとか、戸部の本気の思いをごまかして無かった事にしてしまったとか、問題点は色々あるでしょうが、
結局のところは八幡が結衣や雪乃に心を開けていなかったのが大きいのかなと思います。
前夜に三浦から得た海老名さんの不穏な情報を2人に相談していれば、展開も変わったんでしょうけどね。2人に相談せずに1人で抱え込んで突っ走ってしまったあたりが、八幡の抱える一番の問題なのかなと。
まあ、それが出来ないのがこの時点の八幡だし、そういう男がどう変わっていくかって話なんですけどね。

戸部と八幡の会話がほとんど削られてしまったのは残念でした。戸部がどれくらい海老名さんに本気だったかとか、戸部が八幡に感謝していたシーンとかがバッサリだからなあ。
まあ、アニメだけを見ていても、あの偽告白に怒らない戸部のいい奴っぷりは伝わるかとは思いますけどね。

海老名さんは、病みっぷりが怖いですな。1期時点でも洞察力の高さは伺えましたけど、ここまで闇を抱えているとは思っていませんでしたよ。
そして、屋上での「だから、私は自分が嫌い」が痛ましいなあ。

冒頭で、戸塚・八幡・材木座が川の字で寝ていたところは笑いました。仲良しだなお前ら(笑)

お化け屋敷のシーンでは、結衣に手を差し出すシーンがニヤニヤでした。それにしても2期の八幡は徹底的に女子相手に顔を赤らめないなあ。エンディングくらい赤くなってくれればいいのに。
お化け怖さにダッシュで逃げ去る川崎には笑いました。

タクシーのシーンの八幡と結衣の会話がカットだったのは、削られるのは納得ながらもちょっと残念でした。ディスティニィーの伏線なのに!

雪乃と枯山水で遭遇したシーンでは、J組の面々がえらく怪訝そうだったのが印象的だったかと。
この人達って八幡が悪名高いヒキタニだって事は分かってないんじゃないかと思うのですが(噂は知ってても八幡の顔までは知らないだろうし)、何故あんなに怪訝な顔なのやら。
単に憧れの雪乃が目付きの悪い男と話してるのを訝しんだわけですかね。

三浦との会話は、三浦が八幡の事をどう認識しているかが気になるシーンではありました。特に「結衣がヒキオと付き合うわけない」のあたり。カマかけなんだろうと思ったんですけどね。
教室で八幡と話す結衣を見ている様子からして、三浦はこの時点で結衣の気持ちに気付いているだろうし。

ここから当分は鬱展開ですが、アニメ初見の人からは叩かれそうかなあ。
ともあれ、この状況から次の週には続きが見られるのは有難いことですよ。原作だと7~8巻で8ヶ月も空いてるし;

次回予告の小町には癒されました。
てか、かまくらのデザインが変わり過ぎてすっかり別人、じゃない別猫になっていて吹きます。せめて模様は1期に合わせてもいいのに(^^;


ところで、「続」のBD特典ではまた特典小説が付くようですが、1期では奇数巻だけに付いていた小説が今度は毎巻付くことになるみたいですかね。まだ詳細はよく分かりませんけど。…わたりん先生大丈夫なのか?(^^;
毎巻付くのなら、さすがに1期の時より1冊あたりのページ数は減るでしょうけどね。

今回の特典小説の表記は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(a)」だそうで、1期の時のような「○.25巻~○.75巻」表記ではないんですね。
7~9巻の間の期間だと別の話を挟める隙間も無いし、今度は空白を埋めるような大きな連続エピソードにはならない…のでしょうか?
考えられるとしたら、別キャラ視点の話だとか、毎回バラバラの時期を書いたショートエピソードになるとか、かなあ?

【おまけ】
昔書いた「八幡が海老名さんの事情を雪乃結衣に話していたらどうなったか」のシミュレーション(馬鹿)SSを晒してみます。
その1→「ずっと前から好きでした。私と付き合って下さい」
その2→「ずっと前から好きでした。私と付き合って下さい」分岐編

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2015年4月13日 (月)

週刊少年ジャンプ20号感想

■暗殺教室
過去の殺せんせーも十分冷酷無比そうですが、過去のシロが思った以上にクズいですな。
今のところの情報だと、元凶って全部シロ何じゃないかと思えてきます。

■ONE PIECE
ようやくドフラミンゴと1対1のタイマン状態に。このまま余計な展開なしに最後まで決着を付けて欲しいものです。
ルフィの新技“ギア4”も出て次が楽しみですが、ここで一週休みですか(^^;

「みんなを頼んだ!!!」→「麦わらはぼくのファン…!!」となるキャベンディッシュの思考回路が素敵。

■ハイキュー!!
ノヤっさんかっけーーー!

■僕のヒーローアカデミア
劣勢な状況であえて全力でこいと叫べるデクが熱いですよ。
ゴキャグチッと擬音を出してる指は痛々しいですが、デクは能力を使いこなせるコツもこの戦いで何かを身につけて欲しいところです。

轟の個性の限度については、以前に冷凍の力を長時間使い続けると凍傷になるって紹介されてましたっけ。

■食戟のソーマ
積み上げたものが昇華されていく様子が心地いいですよ。次回が楽しみです。
親父のバックにアニメ2話で出た人達がいてベストタイミングでした。

■斉木楠雄のΨ難
照橋さんぱねえ。

■火ノ丸相撲
うう、親方の気持ちがありがたすぎて泣けます。応援したくなる主人公ですよ。
ところで親方のパジャマがかわいくて困ります。

謎の女子高生、咲ちゃんはプロ入りを目指す兄に変わって相撲部屋を調べて回ってるそうですが、その兄が大会に出てきたりなんてことは無いんですかね。プロ入りを目指して動いてる兄ということならもう少し上の世代なんでしょうか?

■血界戦線
まさか週刊少年ジャンプで内藤泰弘作品を読む日が来ようとは。
本作は未読でしたがアニメ1・2話は見ました。1話は分かり難かったですが2話のノリは面白かったので楽しめそうかと思っていましたけど、今回の読み切りもかなり軽いノリですね。技名かぶりに笑いました。

レオの頭の魔獣は、とっとと割って小さい内に倒せば良かったんじゃないのですかね。何か見落としてるかなあ(^^;

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2015年4月12日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(4/11~12分)

■食戟のソーマ 2話
ちょっと前の連載でも出てたけど、創真親父の「自分の料理の全てを捧げたくなるような女に出会うこと」のセリフはここで出てたのね。すっかり忘れてました。
しかし、その「女」とは誰のことなのやら。話の流れ的にはえりな様なんだろうけど、そう言われても今のところはピンと来ないなあ。「全てを捧げる」とまで大仰に言われると田所ちゃんでもピンと来ないけど。

それにしても、プライド優先で自分の舌に嘘をつく初期のえりな様はホントにヒドいですな。創真の挑発っぷりも大概ヒドいけど。

ベンチで出会って創真が話してた金髪男子は、展開を忘れてたので一瞬「タクミか?」と思ってしまいました。ごめんよタクミ。

■Fate/stay night [UBW] 14話 
キャスターの元マスターの話が描かれましたが、(ウロ覚えながら)原作では細かい描写は無かったかと思いましたが、こんな人物でしたか。うん、クズい。何から何までクズい。
こういう描写を見ると、キャスターにも同情心が湧いてきます。

吹っ飛ぶ凛と「親方、空からワカメが!」な慎二には笑いましたが、そこから先はシリアス一直線でした。
このルートでのアインツベルンは辛いですよ。士郎が来るのを嬉しそうに待ってるイリヤが切ねえ…;
慎二と一緒に来た金ピカの存在が厄すぎて鬱になります。セラとリズの酷い殺され方がまた…;

最後のヒキは超気になる終わリ方でしたけど、次回は「謎のサーヴァント」改め「ギルガメッシュ」とバーサーカーの戦いがガッツリ描かれるんですかね。
そこのところは楽しみですが、しかし次回は今回以上に凄惨な展開になると分かっているので素直に楽しみとは言い難いですよ;

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 2話
ネットで話題になるまで紐の位置のおかしさに全然気付いてなかったよ…orz

それにしても神様だらけなのね、この世界。神様と言っても能力は制限されてるみたいだし性格も俗っぽいし、あまり超越した存在では無さそうですけど。
ラストでベルが神様を守ると言ってるあたり、神様でも普通に怪我したり死んだりするんですかね。
ともあれ、ジャンピング土下座には笑いました。

ラストのピンチは、「ナイフ渡せよ」と言わざるを得ません。次回活躍するんでしょうけど。

■プラスティック・メモリーズ 2話
前回感想でも書いたけど、アイラがポンコツなのは本当にガタが来てるからだったんですね。
寿命が残り僅かなのも予想通りでしたが、2000時間=約83日=約12週=1クールですか。何と言うか、露骨過ぎです。

主人公以外のメンバーは平社員も含めて全員アイラの寿命の事を知ってるんですかね。
特に主人公に噛み付いていたミチルは「知っている」のか「知らない」のかで大分印象が変わりますが、描写からすると知ってそうでしょうか。

■血界戦線 2話
それぞれのキャラが見えてきてだんだん面白くなってきました。
極悪に見えてツンデレなザップも、割とボケてるクラウス旦那も、クールビューティーっぽくみえて割とポンコツなチェインも良いキャラですな。

ザップさんは序盤であっさり病院送りにされて頼りねえと思いましたけど、きっちり血で追跡してたあたりが格好いいじゃないですか。ピザ泥棒はヒドすぎるけど(笑)
あれだとレオナルドはすぐにピザ屋を首になりそうなものですが、ライブラからは給料とか出ないんですかね。

ラストに出てきたのはヒロインなのかと思ったけど、マジで幽霊なのか?

EDのノリが好きだなあ。

■長門有希ちゃんの消失 2話
古泉がいないと男女比のアンバランスさが際立つなあ。

クリスマスイチャイチャは良いものですが、長門らしさ、キョンらしさはホントに全然感じないですな。
ハルヒの登場は懐かしくて良かったかと。

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 7話
良いニンジャの日にカクレンジャーとハリケンジャー登場。
出てくるのは分かってましたが、先輩忍者としてごく普通に呼ばれるとは思ってませんでした。緩い地続きっぷりが安心感を感じます(笑)
忍ばないニンニンジャーへのツッコミはお約束ですが、やっぱり言ってもらわないとですね。

分身と身代わりを教えてもらってましたが、「魔法はダメ」だとは(笑)、視聴者的には忍術でも魔法でもどっちてもいーじゃんと思うんですけどね。
魔法繋がりならマジレンジャーも出てきて欲しいところです。

過去で死ぬと言われたアカがあっさり帰ってくるオチは笑いました。馬鹿は強いなあ(笑)

アカレンジャーまで出るとはさすがに予想外でしたがよ。

■仮面ライダードライブ 25話
ついにドライブと、ついでにマッハが派手に正体バレ。やっぱり溜めた上での正体バレイベントは燃えますね。現さんと究ちゃんと、入院してた同僚の人が派手に驚いてくれて満足でした。
ドライブの姿で犯人に手錠をかける姿がグッと来ましたよ。
まあ、正直これまでそこまで正体バレに気を使ってたようにも思えないんですけど(^^;(子供にはバラシてたし)

課長が最初から協力者だったのもニヤリとしましたよ。ただの無能なおっちゃんじゃなかったんですね(ぉぃ)
まあ、正体をニュースで大々的にバラしちゃうのは、それでいいのかよとも思いますけど。それで困ったことにならなければいいですけどね。
ともあれ、これで警察との協力はやりやすく…なるんですかね。今回出ていた嫌味っぽい人がどういう立ち位置になるのかに注目です。

ここまで派手に正体がバレてるライダーも珍しい気がしますが、まあ鎧武も正体はバレてましたっけ。

チェイスは今回も良いツンデレでした。
次回でいよいよライダー化するようなので楽しみですよ。
チェイスと霧子が会っている場面を見たのが究ちゃんなのが感慨深いですよ。てか072の最後の真相はやっぱりちゃんと伝えてやって欲しいなあ。

チェイスの味方化でマッハが退場しないかと心配になりますけど、前回で退場フラグは折ったと思いたいところです。
伊達さんみたいに一時退場した後に復活ならいいんですけどね。

■アルスラーン戦記 2話
告死天使(アズライール)がかしこくて可愛いよ。

次回にはナルサスやエラムは出ますかね。

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2015年4月10日 (金)

今週のアニメ特撮感想・金分(4/10分)

■ミカグラ学園組曲 1話
新番組。予備知識なし。
「考えるな、感じろ」という感じでした。
勢いはあるけど、面白いかどうかは1話だけじゃなんとも言えないなあ。

あまり熱心に見ていたわけでは無いので見落としてるかも知れませんが、
動物先生(?)が主人公にばかり構ってるのが不思議でした。

■パンチライン 1話
新番組。予備知識なし。
「考えるな、感じろ」という感じでした。
勢いはあるけど、面白いかどうかは1話だけじゃなんとも言えないなあ。

とりあえず人類滅亡オチ(2回)はちょっと笑いました。
幽霊だから時間も関係無しでやり直せるという意味不明ないい加減さが、深く考えたらいけない作品なのだとよく分かります。「なんかゲームみたいだなあ」のセリフが凄くしっくり来ますよ。

2回興奮したら人類滅亡とか、主人公はこれまでどうやって生きてきたのかと思いますが、こんな体質になったのはごく最近だったりするんでしょうか。

主人公はずっと幽霊状態で進めるんですかね。

■進撃の巨人 悔いなき選択 -後編-
リヴァイ過去編の後編。
大体予想通りの展開で、あの2人から離れる時に「これが最後なんだろうなあ」とは思いましたが、その死に様が思った以上に唐突で衝撃的でしたよ。あああ…;

リヴァイが現在のリヴァイになったのも何となく納得出来るような話でした。
それにしてもリヴァイは思いっきりエルヴィンの影響を受けていたのだなあ。

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2015年4月 9日 (木)

今週のアニメ特撮感想・木分(4/9分)

■寄生獣 セイの格率 24話
最終回。
内容は分かっていましたが、やはり感慨深いですよ。
ミギーの「心に余裕(ヒマ)のある生物 なんと素晴らしい」が好きですね。
最終回で人間のマイナスな面もプラスな面も捉えているのがいいですよ。

ところでやっぱり、この後警察への説明とかどうなったんだろうとは思っちゃいますね。正当防衛でも人一人殴り殺しちゃってるしなあ(^^;

村野は髪を下ろしてるのが良かったですよ。
「おっめーは! 受験生の気持ちをすっかり忘れてしまってる!」が無かったのはちょっと残念ですが、アニメの村野は「なはは」は似合わなそうだしなあ。
シンイチが浪人してるのは、勉強どころじゃなかっただろうし、まあ当然かなと。

オリキャラのアキホはどういう役割を持ってるのかと思ったけど、特に何もしなかったなあ。

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 37話
ホル・ホースボインゴコンビー!の後半戦。

ポルポルの必死のベロ矢印に気付かない仲間達が鈍すぎる、と言うか思った事をそのまま口に出しちゃうアヴドゥルがヒドいな!(笑)
基本的にこの人達敵の攻撃や仲間のピンチに無頓着過ぎですよね。本人達的には警戒してるつもりなのが質が悪い(^^;

配管工の人達とホル・ホースのやりとりが実笑えました。てか2分どころじゃないよあのコント(笑)
ボインゴに小銭入れを預けてるホル・ホースに和みます。

面白かったですが、ちょっと引き伸ばしが多くて冗長さを感じなくも無かった気はします。
これだったら省略した「くすぐりーの」を入れてポルナレフをくすぐる描写を増やしても…、てまあ、上手く絡めるのも難しそうか(^^;
ともあれ、ホル・ホースもボインゴも良いキャラだったので、これでサヨナラなのはちょっと寂しいですな。

次回はついにペットショップ戦ですか。喋るイギーが楽しみですよ。

ところでトト神の本って、ページが漫画で埋め尽くされたらどうなるのかね。別のまっさらな本を用意すればなんとかなるんだろうか。
そのそのあの本自体がスタンドかどうか怪しいんですよね。一般人の漫画家も読めてたし、本に穴が空いてもボインゴはダメージ受けないし。

■放課後のプレアデス 1話
新番組。昔配信版を見ましたが、あれが2011年でもう4年も前ですか。
SUBARU×GAINAXでスバラックスという感じでしょうか。(なんだそれ)

CMで「天保山にワルプルギスの夜が来る」とか言い出して吹きました。
魔法少女物でそんなCMを流されると不穏さしか感じられなくて困ります(笑)
まあ、ローカルCMかも知れませんが。魔女の秘宝展、面白そうではあるなあ。

昔見た配信版の記憶は正直ぼんやりとしていて、青い子と言い争ったり、男と戦ったりしてたことくらいしか覚えてなかったですが、今回の1話もだいたいそんな感じでした。

ピンクと青い子の言い合いで意識の齟齬があって「おや?」と思いましたが、
…なんだか公式ツイッターがネタバレをやらかしてしまったようで、なるほどそういうことだったのですね。
そういう話なら、ドアのこっちとあっちで天気が違うのも納得です。

しかし、そういうことなら、今回の件で青い子と仲直り出来ても、実際には仲直り出来てないってことになるわけですかね。切ないなあ。

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2015年4月 8日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(4/6~8分)

■攻殻機動隊ARISE 1話
新番組。
劇場版4本をTV用に再構成したもの(+新作)らしいですが、「空の境界」みたいな方式ですかね。
劇場版は見ていなかったので今回が初見です。

公安9課が出来る前の話で、宣伝などから「バトーが素子の仲間になる前の話」かと思っていましたが、今回の話で主要メンバーは既に揃っているようで、
どうも劇場版の順番通りでは無いようで。時系列通りってわけでも無いんですかね。今回の話は4作目っぽい?

それにしても素子がなんだか若いですよ。単にキャラデザインの問題かも知れませんが、全身義体なのに成長とか老いとか再現させてるんですかね。

タチコマの前身らしいロジコマとバトーさんの会話が相変わらずいいなあ。

素子にセクハラされてるバトーさんに和みました。

■美少女戦士セーラームーンCrystal 1話
新番組。
CMがカードキャプターさくらで時をかけたような気分になりました。

■響け!ユーフォニアム 1話
新番組。京アニと言う以外は予備知識なし。
最近は京アニへの期待値が下がっていたのですが、悪くはなかったんじゃないかと。
ところで、本編ではあまり感じ無かったけど、EDで一気にけいおんっぽさを感じました。

煮え切らない…と言うか煮え切れない系の主人公かと思いましたが、1話のうちに入部を決めてくれて良かったです。
しかし、ラストの中学で気まずくなった子との挨拶シーンはちゃんと見せて欲しかったですよ。次回で見れるんでしょーか。

「ダメ金」という言葉は「SOUL CATCHER(S)」でも使ってましたが、意味をよく分かってなかったですよ。本作のおかげで理解しました。

駅で淀屋橋方面とか表記が出てましたが、本作の舞台は宇治ですか。あまり馴染みは無いところだなあ。

■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 1話
新番組。2期開始。
うちのサイトに溢れる絵やSSからして言うまでもない気がするけど、1期視聴済み&原作既読。
関東から5日遅れでやきもきしましたが、こちらでもようやく始まりました。

以下、直接的表現は避けますが、どうしてもネタバレがあるかも知れませんのでご注意ください。

制作会社やキャラデザインが変わったことで不安感がありましたが、なかなか悪くなかったんじゃないかと。
特に「部室のプレートのシール」やBGM等、1期の要素をちゃんと踏襲してくれていたのは好印象で、「俺ガイルが帰ってきた」と思えました。

1期ラストの文化祭の様子を新しい映像で再現してくれたのも良かったですが、
あれだと文化祭以後の八幡がずっとシリアスを引き摺ってきたかのように見えますが、実際その間に嫁度みたいな馬鹿エピソードが挟まってることを思うとちょっとホッコリします。
(まあ、文化祭のアレは八幡のやり方を示す端的なエピソードだし、2期の最初で示しておくのも分かりますけど)

しかし、この時期の八幡は学校やクラスでの立場は最底辺ですが、奉仕部内の空気は1期時点に対しても最良と言える時期なんですよね。
現時点では。(←強調)

現在かなり仲良くなってる奉仕部の関係性がどうなるかというのが2期のキモなので、次回以後の描写が楽しみです。
鬱展開が続くので初見の人には叩かれそうですけどね。

今回の1話の印象は概ね良かったですが、やっぱりと言うか、カットしまくりで凄いハイペースですね。
次回2話で修学旅行(7巻)ラストまで行ってしまうみたいだし、8巻部分は3回でやるみたいな話を(真偽のほどはともかく)見かけたりしたし、この分だと9巻部分を3~4回と想定すると、2+3+4で9話時点で9巻まで終わっちゃいそうでしょうか。

俺ガイル原作はこれまで1~3巻、4~6巻、7~9巻と3巻単位で話に区切りを付けてきていたので、てっきりアニメの2期は7~9巻プラスアルファ(ク●パくらい)までだろうかと予想していたのですが、この分だと1クールで10巻まで行っちゃいそうですね。
人気が見込めなくて1~6巻分をカットしまくりの超高速展開で1クールに収めなければならなかった1期と違って、人気も十分に出た2期ではじっくりやる余裕があるだろうと思っていましたけど、
1話を見る限り、やっぱりカットしまくりの高速展開で、ちょっとビックリでした。
妄言録最新刊を読んだ時点で一応予感はしていましたけど、八幡のモノローグが1期同様にバッサリカットなのはやっぱり残念ですよ。

これでもし本当に10巻まで行くなら、すごく中途半端かつ不穏なところで2期終了となっちゃいそうですね。
また、仮に10巻分までで終了の場合、予想される通りに「12巻で原作が完結」となった場合、11巻・12巻の2冊で3期1クールをやるなんて歪な事になっちゃいそうですよ。まあ10.5巻話を入れる手もありますけど。
でなければ、原作が完結してからラストエピソードを6~7回分でWEB配信なんてことも有り得るかも知れず?

そのあたりは不安ですが、まあ考えても仕方がないのでとりあえず2期を楽しみたいかと思います。
以下箇条書きで。

・OPは今後の展開を暗示してる感じが良かったかと。ラストで結衣と雪乃が消えてそれで終わりになってるのが不穏ですが。
・先にも書いたけど、部室のプレートのシールが14枚まで増えていて笑いました。1期最終回の提供で雪乃に叱られてたのにやめてないのかよ(笑)

・結衣と雪乃が使っているマグカップとティーカップが原作準拠でニヤリとしました。でも結衣のカップの色って黄色・赤系だったんですね。前に青背景で描いちゃってましたよ。(この絵
・結衣の「かっちーん」が好きです。
・結衣のノートの「\(>▽<)/ イェイ」がかわいい。

・修学旅行は結衣とのイチャイチャが多くて良かったですが、やっぱり八幡の内心がカットなのは残念ですよ。新幹線ではちょっとだけモノローグもありましたけど。
・しかし新幹線で結衣にボディタッチされた八幡が全然赤くなってないのが残念です。原作でも「赤くなっていそうな頬を誤魔化すためにも説教しておこう」と書いてるのに。
・「寝過ぎ」カットも残念でした。
・そして、妄言録でもカットされてたけど、ツーショット写真撮影が無かったのが超残念です。
・柄杓ガハマさんは良かったですね。

・新幹線では、八幡の座席と海老名さんの座席がたった2列しか離れていなかったのがビックリでした。あんな近距離で結衣と戸部の話をしてたら聞こえかねないんじゃないですかね(^^;
・胎内めぐりは、ずいぶん明るいなあと思いました。実際は何も見えないくらい暗いんですけどね。
・暗さで結衣が八幡の服を掴んだりしてないので、「ぜんぜんいしきとかしてないし、ちょうよゆう」が無かったぜ。

・ぢゃらんのんが微笑ましいですな。
・CM直前の、八幡をいぢってる雪乃がいい笑顔過ぎる(笑)
・雪乃が土産売り場で見ていたものは、原作では名言されてなかったですが、公式に京都限定パンさんになりましたか。妄言録でもそうでしたけど。

・戸塚がえらい美少女になってて困ります。
・戸塚との会話で、1期でカットされてた千葉村の戸部告白は回想でフォローしましたか。10巻をやるなら、同じくカットされた葉山の「イニシャルYトーク」も回想で拾うんですかね。
・出番カット祭りの川崎さんが泣かせます。まあ原作でもあまり意味のある役割が無いしなあ。
・材木座は喋ってすらいなかったけど、まあいいか(笑)

・大岡や大和のデザインがえらく印象が変わったような気がしますが、まあこの2人はどうでもいいか。
・7巻でのキーキャラな戸部ですが、ウザさと明るさとやかましさがいい感じです。相変わらず「ヒキタニ君」呼びだけど、戸部はそもそも「ヒキガヤ」が正しい呼び方だってことを知らないんじゃないですかね。
・戸部が海老名さんのどこがいいかを語るシーンや、八幡に感謝するシーンが無いのは残念ですな。あれで戸部の好感度も大分上がるのになあ。
・戸部の「シャス シャス」がうぜえ(笑)
・葉山の「その辺は上手くやるよ」がまったくもってアテにならねえ。
・海老名さんの奉仕部襲来は、あんな言い方で察しろってのが無理だよなとあらためて思いました。

・八幡の回想で「かおり」の名前が出たのにニヤリです。EDにもいたけど、登場が楽しみですよ。8巻部分だと嫌われそうだけど。

・EDが結構好みでした。「誰も皆傷ついていく」が本作らしいですよ。
・EDに相模がいるのが意外でした。6.5巻の体育祭の裏側がカットされたので、2期では出番は一切無いはずなんですけどね。名有りキャラを全員入れてるってわけでもないしなあ。大志いないし。
・EDは、結衣が八幡と雪乃の腕を抱きかかえてるカットが実にいいですね。結衣は接着剤だなあ。このシーンでは八幡の照れ驚いている表情も実にいいですよ。

◆今週の週刊少年サンデー
・なのは洋菓子店のいい仕事
若木先生新連載。てっきり兄が主人公かと思いました。

面白くなりそうかどうか、1話時点だとちょっと掴みどころが無いかなあ。

・だがしかし
可哀想過ぎて何も言えねえ(^^;

・サイケまたしても
「人間には失敗する権利」があるのも正論だし、サイケがクレイジーなのもごもっともですが、落とし所はどうするんですかね。
ところでサイケはビルの屋上で縛られたまま放置なんでしょうか(^^;

・ヘブンズランナーアキラ
「どの腰だよ!!?」に吹いた。

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2015年4月 6日 (月)

週刊少年ジャンプ19号感想

■僕のヒーローアカデミア
「とんでもないヒールっぷりだったわ爆轟ちゃん」と言うけど、エンデヴァーの方がヒールっぽいなとお思えた今回でした。ヒールと言うか外道と言うか。
「ウチの焦凍にはオールマイトを超える義務がある」とか言いますが、義務も何もただのこの糞親父個人の妄執に過ぎないし、そんなものに付き合う義理は息子を含めて誰にも無いですな。
かっちゃんの方は「か弱ェんだよ」が認めた様子で良かったです。

■ONE PIECE
しつこかったトレーボルがやっと倒せそう、でしょうか。次回できっちり倒れてくれるといいんですけどね。
とりあえず、最初に顔を狙っておけば良かったんですかね。

爆発は、まあ問題ないんじゃないでしょうか。

■食戟のソーマ
やっとスタッフとして四宮先輩の仕事についていけるようになった創真ですが、スタッフとして働く以上の「成果」なんでどう出せるのかと思ったら、なるほど新作コンペですか。
果たして四宮先輩を認めさせる品が出せるのか、楽しみですな。

日向子先輩の登場はホッコリしました。やっぱり四宮先輩が出たなら日向子先輩にも絡んでもらわないとですね。

当初創真に対して嫉妬モードだったのに、きっちり教えてくれるアベルさんはいい人だなあ。

■銀魂
まさかの山崎オチ(笑)
昔はワルだったのねマウンテン殺鬼(笑)

■暗殺教室
八分目シャツ…(笑)
「死んでも誰も文句を言わないモルモット」扱いって、茅野姉はどういう立場だったんですかね。次回で分かるんでしょうか。この時点で姉は「先生」なのやらどうやら。

昔の殺せんせーは本当に死神だったようですが、血も涙もない無機質なキャラだったようで、今の殺せんせーとは大分性格が違う気もします。
まあ、過去の殺せんせーよりもマッドサイエンティストな過去のシロ・柳沢の方が外道っぽいですが。

人間の頃は千人以上の人を殺したという死神が、殺せんせー化してからは人を殺してない(少なくとも連載開始後は)というのが皮肉ですな。

■火ノ丸相撲
はるかに格上の相手に実力を本気を認めさせる展開が気持ちいいですよ。
そしてここで険しい道ながらもプロへの可能性を示してくれるところが熱いです。

厳しさと度量を併せ持った関取がいいキャラですよ。

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2015年4月 5日 (日)

今週のアニメ特撮感想・土~日分(4/4~5分)

■レーカン! 1話
新番組。予備知識なし。
話の繋がりがやけにぶつ切りなあたり、四コマ原作なんですかね。

どうもレーガンとかレーニンとかに空目して困ります。
主人公の顔がよく伸びるなあ。

■食戟のソーマ 1話
新番組。原作既読でジャンプ感想済み。
冒頭の「ふふ…笑うわ…」が、記憶が新しい磯兵衛作者のソーマの方が脳裏に浮かんで困りました。

あらためて1話を見ると、最近の展開よりも馬鹿らしさが3割増で笑いました。地上げ屋の姉ちゃんがチョロすぎる(笑)
あと、創真の世界がまだ狭い事を親父が気にかけていたと言うのが選抜後に1話を見るとよく分かります。
ところで幼馴染みの子は、最初はヒロインなのかと思ったなあ。
次回からは遠月入学ですが、あの学校ってあんな山の上だったんでしたっけ。すっかり記憶にありませんでました。

OPは、四宮先輩の顔が凶悪で素敵でした。その後ろの堂島先輩の笑顔も同じく凶悪で素敵…。
何クールやるのか知りませんが、少なくとも合宿まではやるんですかね。あの辺りから本格的に盛り上がっていくのでちょっと安心しました。
裸先輩の股間を隠すふみ緒さんの頭がヒドい絵面だ(笑)

EDは、横一列に並んで座って踊ってる皆がなんか決まっちゃってる感じでヤバイです。
てかなんだ、あの裸祭り。まあこの作品らしいけど。

今後も見るつもりだけど、感想は書かないんじゃないかなと、多分。

■アキの奏で
アニメミライ作品。実直な作品でした。
和太鼓は普段馴染みが薄いですが、実際に見ると格好いいですな。昔演奏会を見に行ったのを思い出しました。
太鼓奏者のプロってあるんですねえ。

■境界のRINNE 1話
新番組。原作既読。
ゆるく気楽に見られるのはいいですな。
高橋留美子にNHKって案外悪くないかも知れません。

桜が原作よりはっきりジト目ってるような気が。

■Fate/stay night [UBW] 13話 
分割2クール目開始。
アーチャーの裏切りと、士郎・凛の青春ラブコメ回でしたが、原作の展開は要所要所は覚えているものの細かいところはかなり忘れているので結構新鮮に見れます。
後半はいいボーイミーツガール展開でした。「男の子に泣かされた」がイイですね。
凛がしっかりヒロインしてるのが何だか新鮮な気持ちになります。

それにしてもキャスターは何故セイバーにわざわざあんなエロドレスを着せて拘束しているのやら。趣味か?

ペンダントの件は、凛はこの時点まで「分かってる」わけではなかったんでしたっけ。デートの時にも分かってる感じだったけど確信はなかったとかなんですかね。

■ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 1話
新番組。予備知識なし。
ラノベ原作なんですね。アニメのキャラデではそれっぽさを感じなかったけど、原作での絵はヤスダスズヒトなのか。

とりあえず主人公はすぐ逃げる癖をなんとかした方がいいと思いました。

ゲーム的過ぎる世界観だけど、別にSAOやログホラみたいなゲーム世界物ってわけではないのね。
神様がヒロインっぽいですが、この世界って神との恋愛は有りなんですかね。

■プラスティック・メモリーズ 1話
「ロボットじゃないよ。アンドロイドだよ」

新番組。予備知識なし。
てっきりプラスチックの模型が粒子で動く話かと思ってました。(おぃ)
アンドロイドが電気イキガミの夢を見る話だったんですかね。

何と言うか、泣かせるためだけの設定という感じでした。まあ最後はホロリと来ましたけど。
9年4ヶ月が寿命のアンドロイドを売る社会も、仕事の説明を何もせずに新人を入社させる部長とやらも、新人の配属を周知してない上司も、先輩にタメ口を叩く新人も、非のない事で新人を脅す上司も、あらゆる面で理不尽で見ていてイラッと来ます。

まあ、ソニーのサポートが終了して、動かなくなったAIBOの合同葬儀が行われたなんてニュースもあったし、その延長と考えればリアリティが無い世界観とは言いがたいかも知れませんが。

最後にアイラの寿命が切れるんだろうなあと言うのはよく分かりました。むしろそこで安易に延命法が見つかったりしたら全てがブチ壊しになりそうです。
ベテランのはずのアイラがポンコツなのはガタが来てるんですかね。

■普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。特別編
久々でしたが良いほのぼのでした。
なにゃこが「噛む方」で認識されてるのに笑いました。

■終わりのセラフ 1話
新番組。原作未読。先週の週刊少年ジャンプでの番外編は読みました。昔にも番外編が掲載されてた気がしますが、そっちの話は内容を忘れてます。

ところでミカって男だったんですね。
ジャンプの番外編だと右腕が飛んでなかったですが、あっちは単に描写が省略されてたんでしょうか。

終わりのGセラフ…。
言ってみたかっただけです。ごめんなさい(・e・)

■血界戦線 1話
新番組。
トライガンは既読だけどこっちは未読。

何となくは面白かったですが、やってることは微妙に分かり難いですな。
今回の騒ぎがどのくらいの危機的状況だったのかとか、何故特殊部隊がライブラを襲ってきたのかとか、ライブラのこの世界での立場とか、
何となくのニュアンスは分かる気がするけど、具体的にはよく分からないですよ。

糸目主人公が普段糸目なのは押し付けられた目のせいで、普段は目を閉じていても見えていると言う事かと思ったのですが、見返してみると過去回想シーンでも糸目じゃないですかー。

あの世界、「元ニューヨーク」は霧で包まれてるらしいけど、外部との行き来は出来るわけですね。多分。
■長門有希ちゃんの消失 1話
新番組。
ハルヒ本編は視聴済み&既読。
こちらの原作はある程度既読ですが、漫画ならともかくアニメで動いてみると、キャラの違和感が凄いですな;
長門もだけど、キョンの違和感が大きいですよ。モノローグはキョンっぽかったですけど。

とりあえずポンコツな長門はまあ可愛いので、別物として見ればいいんじゃないかなと。あまり感想で書くことは無いですが。

学校や駅の風景が懐かしいですよ。

■手裏剣戦隊ニンニンジャー 6話
4月12日はよいニンジャの日!
そうだったのか!(笑)
放送開始が一週遅れたおかげでスタートが「ニンニンニン」だったり、コラボ回が「よいニンジャの日」になったりと、結果オーライと言うか逞しいなあ。

ツノ折りはアルデバランを思い出します。
この先も折れたままなんですかね。

■仮面ライダードライブ 24話
マッハが無事に死亡フラグを叩き折ったの巻、…ということでいいんですかね?
チェイスの味方化と入れ替わりで退場するんじゃないかとまだ心配なんですけど。

最近あまりマッハが活躍できなかったのは「心の問題」ということでしたけど、ドライブのパワーアップには確かに「心」の要素もあったけど、アイテムでのパワーアップとも合わせてのことだったので、
別に心だけの問題では無かったはずなんですか。
ラストは、パワーアップ出来るならしとけばいいのにと思いました。

しかし、デッドヒートを乗り越えてより強くなったあたりは熱かったんじゃないかと。
触発されたハート様も同じくデッドヒートを乗り越えちゃいそうですけどね。

デッドゾーンに突入して毒を吹き飛ばしたあたりは、身体が爆裂して結果的に毒が吹き飛んだ後藤を思い出しました。

それにしても、剛の子役が似てましたねえ。ポイントは眉か。

次回はどうやら大々的にドライブの正体バラシをやるみたいで楽しみですよ。

■アルスラーン戦記 1話
新番組。
原作小説ははるか昔に既読。
と、確認してみたら1巻が出たのは1986年ですか。自分が最初に読んだ時点が何年だったか覚えていませんが、それでも25年くらいは前かなあ。
漫画版は1巻分だけ読んだような。

原作小説は13巻(2008年)までは(たしか)読みましたが、調べてみると去年14巻が出てたんですね。気付いていませんでした。
当初は全14巻予定だった気がしますけど、どうも終わってないようで。今は全16巻完結予定になってるみたいですね。いつ出るのかは謎ですが。
正直刊行期間が開きすぎで、すっかり話を忘れていて、テンションも落ちていますけど、果たして読むべきかどうか迷うところです。最終16巻がちゃんと出たら、そこで14巻からまとめて読もうかなあ。

冒頭の大規模戦争描写では、思わず魔女が戦いに来たらとか想像してしまったですよ。
この時点でのアルスラーンは善人ではあるけど実にぼんぼんだなあ。

次回で原作スタート時点ですかね。

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2015年4月 3日 (金)

今週のアニメ特撮感想・木~金分(4/2~3分)

■寄生獣 セイの格率 23話
後藤戦決着。
今更ですが、原作のナレーションを無理にモノローグにしているあたりは大変そうだなあと思いました。

シンイチと劇的な再会を果たしたミギーの「あ、そう」が実にミギーさんですよ。

シンイチがピンチに陥ると美智代さんの回想が出てくる辺り、出番は少ないのに超重要人物ですよ美智代さん。

■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 36話
DIOの悪のカリスマに圧倒されたホル・ホースが、ゲロを吐かれたり鼻に指を突っ込んだりする話。
アバンと本編のギャップがヒドいな、おい(笑)

ホル・ホース対DIOと、ホル・ホース&ボインゴ戦の間には本来ダービー戦が挟まっていたのですが(だから今回の「報告」にダービーの情報が入ってない)、
このエピソードを繋げたのはホル・ホースの行動を描く上で分かりやすくなった、とは思いますけどやっぱりギャップがヒドいよ、おい(笑)

ポルナレフの鼻の穴に指を突っ込む描写にやたらと力が入っていて笑いました。
そして安定のボインゴエンディングが素敵です。

そういえば「くすぐりーの」がカットされてたけど、原作でもくすぐってないし、まあいーか。

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2015年4月 1日 (水)

今週のアニメ特撮感想・月~水分(3/30~4/1分)

■夜ノヤッターマン 12話
最終回。
どうなることかと思ったけど、ラスト1話できっちり話を畳んでくれました。中盤は正直中だるみに感じる回もあったけど、いい作品でしたよ。
作画はちょっと使い回しが多くて、万策尽きてた気もしますけど(^^;

最後まで引っ張っただけあって、ガリナとアルエットのヤッターマン1号・2号への覚醒と、ドロンボーとの共闘は熱かったですよ。新旧OPが実に熱いです。
アルエットの目が見えなかったのは、つまりは「現実から目を逸らしている」ことの象徴だったわけですね。それですぐに視力が戻るのは現実的とは思えないけど物語としてはオッケーかと。

ドクロベエとの決戦は、ちょっとドクロベエがあっさりやられすぎな気もしますけど、そもそも何度も何度もヤッターマンに負けてきたわけで、本作で世界を支配出来ていたのはあくまで策が上手くハマったからで、ヤッターマンがタイマンで戦えば何とかなるレベルってことなんでしょう。多分。
そのうちまた復活しそうな気もしますけど(^^;

ガリナとアルエットがヤッターマンになったのは人々に真相を伝えて、かつ立ち上がる勇気を与えるためだったわけですが、勇気づけられて奮起したはずの人々が特に何もしていないのはちょっと残念な気もしました。
人々がヤッター兵と戦ってるところとか、ドクロベエと戦うヤッターマンを応援するところとかがワンカットでもあれば良かったんですけどね。

最後にこれまであった人々が少し出てきましたが、ラベンダークマおじさんが生きていてくれて良かったですよ。バンザーイの奥さんも無事出産出来ていたようで良かったです。

ドロンジョとヤッターマンが別れ別れになってしまったのは寂しいですが、綺麗な結末ではあったかなと。
ドロンボーはこれまでずっとマスクをかぶって活動してたのだし、マスクを外して普通に一緒にいれば大丈夫なんじゃないかと思わないでもな…、いや、トンズラーの体形とかで普通にバレるか。

最後の元祖ドロンジョ様の声はグッと来ました。さすがに年齢を感じますが、それはそれでレパードに呼びかける声が孫娘に対してのものみたいな感じられていいんじゃないかと。

■弱虫ペダル GRANDE ROAD 24話
最終回。
5クールの激闘を走り抜けて、伝説の地“アキバ”に辿り着くの巻。
原作でも読んでいたけど、アニメで、しかも最終回として見ると、想像以上に痛々しいな!(笑)
歌っちゃってる田所さんが素敵でした。

インターハイの決着は、さすがに長期間戦ってきただけの重みがありましたよ。
小野田小野田としか言えなくなってる金城さんが良かったです。

さて、ここから先は果たしてアニメでやるんですかね。
濃い3年生達が抜けた穴は正直かなり大きいのですけど。

■ユリ熊嵐 12話
良い最終回だったんじゃないでしょうか。
色々とよく分からないところは大変に多いですが、細かいツッコミをしても意味のない作品だし、おとぎ話的にめでたしめでたしと捉えればいいんじゃないいいのかなと。
紅羽&銀子も、るる&みるんも、なんだか死後の世界に行っちゃってる気もしますけど;

抽象化・ファンタジー化して極端な形で描かれていますけど、それにしてもエグイ世界観でしたよ。
理解・同調出来ない者を排除して、排除されたものは別の場所に逃げ出すことしかできなかったと言う結末は大変哀しい話でありますが、
そんな状況下でも大事なものを得ることが出来ると言うのは希望のある話だと言うことも出来るのでしょうか。

最後、紅羽と銀子は、別に「クマの世界に行った」わけでもないんですよね。クマの世界に行っても2人でクマから排除されるだけだろうし。
仮に行き先が死後の世界だとしても、心は救われたと考えればいいんですかね。たぶん。

過去にユリ裁判したのは銀子ではなく紅羽だというのは意外ながらも納得できる真相でした。それなら紅羽が記憶を無くしてるのも自然な話です。

クマリア様が純花の顔をしていたのは、別に純花の正体がクマリア様だったというわけではなく、見る人によってクマリア様の姿も変わるということなんでしょう。たぶん。

クマ紅羽はなかなか可愛かったです。出来れば銀子とるるとで3匹で並んでみて欲しかった。(最後のクママークでは並んでるけど)

紅羽がいなくなっても学校の差別社会っぷりは何も変わらないようで、負の連鎖は止まらなそうですよ。

ゲス子、もといメカこのみがツインテールさんに救われたのはほろりと来ました。まさかメカこのみに泣かされるとは。
ただ、こちらも新たな悲劇の始まりに思えてならないんですけどね。次に排除されるのはツインテールさんだろうしなあ。

■ガンダムビルドファイターズトライ 25話
最終回。
ひどい馬鹿回だった(笑)(褒め言葉)

大会の決勝は正直ちょっと物足りなかったですが、今回は楽しめました。こういうのが見たかったんですよね。お祭り感たっぷりな良い締めくくりでした。
それにしても師匠がそのまんまドモンだったとはビックリでしたよ。ラルさんみたいなものなんですかね。

冒頭のザクVSケンプファーのアメイジング対決を見て、トライに足りなかったのはモノアイ分だと分かりました。敵も味方もガンダムだらけで、しかもオリジナルだらけでしたから。
公式サイトのメカ一覧でモノアイってR・ギャギャとガバイのザク3期と、ラストで出たドムR35しかいないものなあ。(ハイモックはモノアイと言っていいのか微妙)

ドムR35はいい感じでプラモが欲しくなりました。ランバ・ラルがドムに乗ってた可能性は普通にありますからー。

巨大ラフレシアなカリマには笑いました。と言うか、ラフレシアって全高37.5mだし、1/144でもせいぜい26センチくらいのはずなんですけどね。

サザキ弟には笑いました。やっぱり本作にはサザキ一族が必須だなあ。更にあと1人いるとは、ホントにどんなザビ家だ(笑)

そして、なんといってもミナトのすーぱーふみながヒドかった(笑)
しかし考えてみれば、あのエロ師匠の弟子なんだから、ミナトが美少女フィギュア方面にも造形が、…じゃない造詣が深くても納得ですな。
ミナトが審査で負けた理由が「本人に許可を取ってない」なのはいい落とし所でした。

ラブコメの決着についてはどうにもなってないですが、とりあえずギャン子はシモンが相手でもいいんじゃないですかね。

メイジンとラルさんの大人気ない対決が素敵でした。なんて少年の心を忘れない大人達だ(笑)

スガは最後まで良いキャラでしたな。
エンディングの「走り出すまでが怖くて 走り出したら止まらない」にスガの運転シーンが重なるところが爆笑でした。走り出しても怖いよ!

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